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【大正冒険奇譚TRPGその6】

39◇u0B9N1GAnE:2013/09/02(月) 22:11:59
左手の鉄杭から剣状結界が静かに伸びる。

――結界とは基本的に、特定の場所への出入りを禁じるもの。
すなわち空間を制圧するものだ。
そしてその『制圧」という事に関して、剣状結界は最高峰の性能を持つ。

例えば一匹の羽虫が飛んでいたとして。
それが自分のすぐ傍にいたら、その動きを目で追う事は困難だ。
だが離れた場所を飛んでいたのなら、動きを追う事は容易い。
その軌跡を指でなぞる事だって出来る。
羽虫だろうが、黒豹だろうが、鳥だろうが、全て。

つまりツァイはただ、君達をなぞるだけでいい。
鉄杭の先で――射程自在で、質量のない、剣状結界で。
もう先ほどのように、剣状結界に乗って移動などさせない。
当たらない、防がれると思ったら、結界を消す事だってツァイには出来る。

外周の結界を消した為、並行して地面からの結界壁を作り出す事も可能だ。
結界壁は逃げ場を塞ぎ、また相手の足元に出せば相手は移動せざるを得ない。

結界壁で追い詰め、剣状結界で断つ。
逃げ場などない――必殺の結界術だ。

それが今――――閃いた。



【結界壁で逃げ場を塞ぐ&回避を強制して体勢を崩す。
 そこを剣状結界で滅多切り。
 剣の射程が自在で質量がなく、かつ距離がある為、ツァイからすれば「なぞる」だけでいい。
 止めたり防いだりしようとすれば一瞬消して再び出現させる。
 
 優先順位は頼光≧ブルー>>>>>>倉橋
 倉橋に対しては、ぶっちゃけ二人に向けて剣状結界を斬りつけている内に死ぬだろうし、それでいい程度】


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