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【大正冒険奇譚TRPGその6】

14鳥居 呪音 ◇h3gKOJ1Y72:2013/09/02(月) 21:52:36
土俵の円として作り上げられた炎の神気は、
鳥居の遠隔操作で激しく燃え出し周囲に炎の壁を生み出している。
そんな中、鳥居に向けて繰り出されるのはダーの重い連撃。

>「テメェさっきからいちいち生意気なんだよ糞ガキが!
 だが安心しな!俺は心が広えからよぉ!それでもちゃーんと守ってやるよ!
 ――なにせテメェは!これから自分の身も守れねえくらいに、めったくそになるんだからなぁ!!」

「わあ!」
わあわあと悲鳴をあげながらも鳥居は何とか攻撃を避けていた。
ダーのそれは一発一発が岩をも砕く破壊力。しかし円の動きならばその軌道は読みやすい。
おまけに鳥居には吸血鬼の身体能力がある。
それにその動きは、先ほどマリーの刺突を避けた目にも止まらない動きではなかった。
今までのダーの行動、組んだときの重さ。マリーの刃物に乗るその身体の身軽さから
彼は自分の重さを操っているのだと鳥居は理解していた。
それならば何故、この連撃の速さは僅かながらに遅いのか。

(……遅い理由が理解できたら、もっと遅くする方法がわかるかも)

暗殺者のマリーとは違い、鳥居に対してはそんなに速さを必要としていないからだろうか。
それとも連撃技の特性からか。そのほかの理由か。
今の攻撃は回避や突撃の動きとは違い、高度な重心移動を必要としているからこそ遅いのだろうか。
そもそも遅いということはどういうことなのか。

(もしかして…、あの巨体で軽くなるってことには僕たちには分かりえない何かしらのデメリットがあるのかも。
もしかしたら空気抵抗がすごくなるとかです。でわ、少し試してみましょう)

「ふっふっふ。僕に致命傷を与えるためにはもっと速さが必要ですよダー。
それともそれ以上の速さは出せませんか?マリーさんの攻撃を避けたときみたく
恐ろしく軽くなってみてはいかがですか?」
そう言って両手を突き出し、練りだした炎の神気で火炎の竜巻を生み出す鳥居。
それは周囲の炎の壁と相成って、上昇気流とともに激しい気流の乱れを地上に生み出した。

「自作自演で人を守って喜こぼうとするなんてまるでオボコの人形遊びです。
立派な大人のすることじゃありません。精神的に未熟なもののすることです!」

【攻撃を避けながら、火炎の竜巻をダー君に放ちました】


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