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大正冒険奇譚 臨時避難所
427
:
鳥居呪音
◆h3gKOJ1Y72
:2015/03/09(月) 22:05:00
>「だから私は、戦うんです。勝てば今より強くなれる。負ければ……きっと私は強さに向かってまっすぐのまま、死んでいける」
鳥居は立ち上がっていた。
己の血で真っ赤に染まった顔面。
両の眼だけが光っている。
(なんて潔い人なのだろう)
久礼はなんとなく京花に似ている。
…視線の先には再び八千死流の構えを取る怪異。
と同時に鳥居は思う。
あの人は知的で繊細な剣をふるう。
だとしたら鳥居が吸血鬼と理解している次に狙ってくるのは…
>「――八千死流」
>「『榊葉』」
跳躍してくる久礼に対しうしろむきにしゃがみこむ。
例えるならカポエイラのような構え。
武道にはじゃんけんのように優位に対抗できる構えがあるという。
ちなみに強いお相撲さんは自分の構えになると負けないという。
だから直ぐに立ち上がりそれをしようとしたりさせないようにするのだ。
鳥居は久礼の迫りくる刀をぎりぎりまで待ち、
強い腕力を足の代わりに使い跳躍する。
そして足で蹴りあげたのだ!
「あなたの心は真っ直ぐで純粋です。
だからこの僕にも次の攻撃が読めました。あなたの心は純粋に汚れていました」
(決め台詞、ありあとあんしたぁっ!って言ってみたいです)
そのセリフは圧し殺し鳥居は空漠な物思いにふける。
人間は皆心根は同じなのではないだろうかと。
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