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大正冒険奇譚 臨時避難所
408
:
鳥居呪音
◆h3gKOJ1Y72
:2015/01/19(月) 19:55:55
あとは倉橋冬宇子。死王との戦いのあと、鳥居は守ると誓った。
久礼の目的が勝利することだけなら間髪入れずに倉橋に斬りかかるはず。
でもそれは余計な心配事でもあるかもしれない。
久礼が剣客でもない者を斬る理由もないはずだ。
それにこちらには京香がいる。
鳥居はむっくりと起き上がると倉橋の前に立ち神気の鞭を身構えた。
万が一にも、想い出を共有している者を失うわけにはいかないのだ。
「この久礼さんのお話(怪異)を終わらせるためには終わるという認識が大切なのだと思います。
例えば久礼さんが納得すること。美しいを知ること。
倉橋さんは手段を選ばず生き残ることが大切なことですよね?それって貴女が子供を産む女だからです。
それと同じく久礼さんは八千死流という命を守り続けてきました」
「でもそれを彼女は醜いことって思っているようです。ではそれならどうするかです。
……僕は殺しあいを醜いことと考えない者と意思を疎通すれば良いと思うのです」
それは京香だ。ここで、二人の意志疎通によって、富道の知りたいと思っている士道というものが浮き彫りになるのだ。
「あの二人の住む過酷な世界は、僕みたいな生成りや、ぶちきれるまでのんべんだらりな倉橋さんにはわからない世界と思うのです」
【京香さんと久礼さんの戦いを、勝手に見守ろうと言う鳥居】
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