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大正冒険奇譚 臨時避難所
387
:
鳥居呪音
◆h3gKOJ1Y72
:2015/01/06(火) 22:50:01
(……あれれぇ?倉橋さんは僕たちと一緒に来ないのでしょうか?)
と、倉橋を尻目に鳥居は不思議に思う。なぜなら少しはわかり会えているもの同士のほうが鳥居の場合は安心出来るからだ。
サーカスの空中ブランコも、呼吸が合わなければ真っ逆さまに地上に落ちてしまうのだから……。
(でもこれが倉橋さんの一期一会なのかもしれません……)
>「んまぁ、わだすは阿呆ですんで。けどわだすよりしっかりしてると思えますね」
「しっかり……。やっぱり倉橋さんはしっかりものだったんですね!
……ですが京香さんはどうして自分を阿呆と思うのですか?誰かに言われたことがあるのですか?」
鳥居は京香と共有できる倉橋の一面があることに自己肯定でき嬉しく思っていたが
京香が何故自分を阿呆と表現するのか不思議でならない。
彼女は視点も真っ直ぐであるし涎とかも垂らしていないのにだ。
>「……おい、やめろガキンチョ。絶対開けんな。
質問なら答えてやる。アイツはただの他人で、ただの女だ。これで満足か?
満足だろうがそうじゃなかろうが、とにかくその扉は開けんなよ」
(……ただの他人。ただの女。それって海を海っていう感じにも似ていますねぇ。彼は飲んべえのくせに哲学的な表現をしました。ぷくく)
>「鳥居はん、無暗に近づかんほうが… 」
>「話しかけんのもやめろ。関わるんじゃねえ。今すぐそこから離れ……」
>「君もおいでよ。来れば分かるよ」
そんななか、聞き耳を立てていた鳥居の耳朶に自身の声が触れる。
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