[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
大正冒険奇譚 臨時避難所
324
:
鳥居呪音
◆h3gKOJ1Y72
:2014/10/26(日) 00:06:54
お話はまだ続きます。
夜になってS地区に着いた僕は、さらに驚きます。
そこには僕の夢に出てくる街の景色と同じ場所があったからです。
そこで僕は思い出しました。
夢のなかで助けたうら若き乙女の姿を。
まさか、夢のなかで人助けをしていたなんて……。
すると、驚いている僕の背に白山さんの声が投げかけられました。
「なるほどねぇ。私はかぐや姫みたいなもんかぁ……ありがとね坊やたち」
振り向いたら白山さんは消えていました。
妖しい月光のなかで僕たちはたたずんでいました。
今思えばそれって、この世の法則から外れた僕の産み出した呪のようなもので
そこで死んでしまう運命の白山さんを、ずっと路地裏は待っていたのだと思います。
本来の運命に修正するためにです……。
話終え、鳥居はフーとその恋人のことを思い出す。
本来は、鳥居もこの世に存在しないはずの存在なのだ。
そんなものから命を助けられた者がいるとしたら、運命はその者を許すのだろうか。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板