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ニュースのスレ9
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故・中村哲医師が語ったアフガン「恐怖政治は虚、真の支援を」:日経ビジネス電子版
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/120400219/
https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/120400219/?P=2
>2001年10月22日号『日経ビジネス』の記事を再録いたします。
>…
> 北部同盟はカブールでタリバン以前に乱暴狼藉を働いたのに、今は正式の政権のように扱われている。
>彼らが自由や民主主義と言うのは、普通のアフガン市民から見るとちゃんちゃらおかしい。
>カブールの市民は今、米軍の空爆で20人、30人が死んでも驚きません。以前、北部同盟が居座っている間に、内ゲバで市民が1万5000人も死にましたから。
> 今もてはやされている北部同盟の故マスード将軍はハザラという一民族の居住区に、大砲や機関銃を雨あられと撃ち込んで犠牲者を出した。
>カブールの住民の多くは旱魃で農村から逃げてきた難民。22年の内戦で疲れ切っていて、「もう争いごとは嫌だ」と思っている。
> 逆に言うと、厭戦気分が今のタリバン支配の根っ子にあると思います。各地域の長老会が話し合ったうえでタリバンを受け入れた。
>人々を力で抑えられるほどタリバンは強くありません。旧ソ連が10万人も投入して支配できなかった地域です。
>一方で市民は北部同盟は受け入れないでしょう。市民は武器輸送などでタリバンに協力しています。
>北部同盟に対しては、昔の悪い印象が非常に強いですから。
>…
> 例えば、女性が学校に行けないという点。女性に学問はいらない、という考えが基調ではあるものの、日本も少し前までそうだったのと同じです。
>ただ、女性の患者を診るために、女医や助産婦は必要。カブールにいる我々の47人のスタッフのうち女性は12〜13人います。
>当然、彼女たちは学校教育を受けています。
> タリバンは当初過激なお触れを出しましたが、今は少しずつ緩くなっている状態です。
>例えば、女性が通っている「隠れ学校」。表向きは取り締まるふりをしつつ、実際は黙認している。これも日本では全く知られていない。
> 我々の活動については、タリバンは圧力を加えるどころか、むしろ守ってくれる。
>例えば井戸を掘る際、現地で意図が通じない人がいると、タリバンが間に入って安全を確保してくれているんです。
>…
> 米国の食料投下は全く役立っていない。日本時間の10月12日夜に聞いた話によると、現地の人は気味悪がって食べずに、集めて焼いたそうです。
>タリバンが焼いた場合も、民衆が自発的にやった場合もある。例えば干し肉が入っていたら、豚肉の可能性もあるので、イスラム教徒は食べられない。
> 本当は小麦を送るのが一番いいんです。
>今行われていることを総じて言うと、イスラム社会の都合や考えを無視して、西欧社会の都合が優先されている。
>ものすごい運賃をかけて物を送ったり、自衛隊を出すかどうかで大騒ぎして、結局役に立っていない。
>…
> だから、日本がテロ対策特別措置法を作ったのは非常に心配です。
>アフガンの人々はとても親日的なのに、新たな敵を作り、何十年か後に禍根を残します。
>以前は対立を超えてものを見ようとする人もいましたが、グローバリズムの中で粉砕されていく。危険なものを感じます。
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