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幻の桜コメント35

148H・K:2016/11/24(木) 01:30:31

142:名無しさん様

これは僕の素朴な感想です
あくまで私見ということでお読みください。

>猫島であれ多頭飼いであれ自然のままの猫ならどこまで繁殖するのか?

とても興味深い疑問ですね、僕も同じ疑問を抱いております。
猫の研究者に尋ねてみたいところです。

>家の戸も開けられない状態、畳が見えない状態になっても、それは共生なのか?

飼い主としては、餌を与えているという部分でかろうじて生存を保障しているという事なのでしょう。
しかし飼い主と家族自身が実生活に支障をきたす程に困ってしまっているのであれば、
最早うまく共生できているとは言い難いでしょうね・・・。

>そもそも人間のために猫は去勢するものなのか?

イエネコを人間が干渉する動物(ペットや家畜)として捉えた場合、
他の家畜やペットと同様に去勢や避妊という手段を以って絶対数をコントロールするわけですが、
猫側がそれを歓迎しているかどうかは、猫にしか分からないと思います。
予想としてはyoutubeでよく見かける飼い猫たちの表情を見る限りでは
愛情をたっぷり受けて暮らしている分には幸せそうに見えます。
人間側の政策として、増えすぎて育てられなくなったり、家が猫で超満員になったり
しないように去勢するという目的があります。
また他の家のイエネコを孕ませる等のトラブル回避としての側面もあるでしょう。
そもそも去勢や避妊は人間側の判断と、人間側の都合でそうしているわけです。
それが理想と考える人もいれば、去勢をする権利は人間には無いと考えている人も
いると思います。実際そういう意見も耳にしたことがあります。

>本当は昔から増え過ぎることに困っていたのではないのか?

住環境の変化、都市の近代化に伴って、猫の繁殖に対する世間の感覚は
変化してきているのだと思います。
家屋を自由に出入りできる大雑把な飼い方が主流であった時代には、
増殖することの実害的なリスクが比較的少なかったのではないかと思います。
昔は猫が増え過ぎて大変だったよ、という話は個人的にはあまり聞いたことがありません。
犬も猫も昔は砂利の庭に放ったらかし、求められればご飯を出すみたいな
家が結構あったでしょうし、今でもちょっと田舎な地域に行くとご年配層を中心に
そういう家庭はあります。
土地の地域性にも左右されるのではないでしょうか。
「野良猫と飼い猫の中間」のような猫を、地域の住人達が緩やかに世話するような
風潮や寛大さが恐らく昔はあったのだと思います。
あるいは一定のメリット(害虫やネズミを獲る)がその寛容さの背景にあったのかもしれません。
農村というものが減り、都市化が進んだことにより、猫の家畜としての需要も激減し
猫の繁殖そのものが疎んじられる傾向に移り変わって行ったと推測できます。
昔の農村部においては、田んぼにいるネズミと家屋や米倉にいるネズミをターゲットに
猫は自由に放任されていたと思います。
貴族階級は平安時代からペットとして可愛がるという愛玩動物的な飼い方を
していたそうです。厳格な室内飼いであったかどうかはわかりませんが。


>猫を飼うということは、自分の好き勝手に猫を選ぶということ

ペットの場合、まさにその通りだと思います。
ペットとはそういうものですから。
ある時、庭に逃げ込んだ猫が深傷負っていたので医者に連れて行き治療してあげて、
そのまま飼う事にしたというおばさんが近所に住んでいますけど
そういうパターンもあると思います。

>選ばれない猫は 野生のままで不幸なのか?

そればかりは確かめようがありません。
不幸ではなく、悠々自適に野良猫生活、野生生活を満喫できる猫もいるでしょうね。
実際、そんな感じで生きている猫を見たことがあります。
でもよく観察してみると、人間たちのなかに必ずある割合で野良猫に
餌をあげたりする人がちらほらいるのです。(というか僕もその一人なのですが)
飼われていなくとも餌をくれる家や人間を記憶していて
たまにそこから貰って、自分でも公園で虫を捕らえたりして生活するというのが
人間の住宅地を生活拠点としている野良猫の通常の暮らし方のようです。
個人的には必ずしも野良猫が不幸であるとは思いません。
飼われている猫だって、酷い飼い主に貰われてしまえば、虐待されたり
逆に餌をくれずに飢えたりするケースだってあるからです。
一概に言えることではないと思います。




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