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ねこ日誌/ねこ技/ねこ情報スレ

88H・K:2016/11/02(水) 14:19:04
数日前の夢
チビ黒がねずみを捕まえた
夢のなかで
それはねずみと認識されている
でもその姿は
小さな小さな
ねずみサイズの

その子はモグタンに似ていた
否、モグタンだった・・・

モグタンとのお別れが来たのだと思う
彼は僕とチビ黒を引き合わせてくれたのだ
モグタンが居なくなり
座頭市たちにご飯をあげたあと
近所を探していたとき
偶然、弱りきったガリガリのモグタンに出会った
モグタンは衰弱して
意識も朦朧
炎天下なのに
畑のビニールシートのなかで
丸まっていた
僕を見ても目の焦点は合わず
ただ威嚇してあっちへ行けと
牙を見せてきた
いつもの可愛い童顔は
そこにはなかった
それでも、その時点では
僕が差し入れた卵黄と生の牛肉を
むさぼるように食べた
その後、またどこかへ消えて
数日後
ひょっこり現れたのが
猫おばさんの庭
猫おばさんは彼のことを
十年以上前から時折面倒みてくれていたそうだ
木の花台にちゃっかり座って
ただ静かに
そこに集まってくる他の猫たち
エンジェルなどの子供たちが飛び跳ねるのを
まるで孫を見守るおじいさんのように
見つめていたモグタン
やっと出会えた
今がチャンスと思い
牛肉を鼻の前に運んでも
それが食べ物であるという認識さえも
無くなっているのではないかと思うくらい
無関心だったモグタン
食いしん坊だからモグタンと名付けたのに
何も食べなくなったモグタン
毎晩僕にご飯を求めていた彼の目は
あの綺麗なエメラルドグリーンの瞳は
もう僕の顔を見ていなかった
それなのに
不思議と静かで平安な表情をしていた
モグタン探しをしていなければ
僕は今横で寝ているチビ黒と出会っていなかっただろう
モグタンが逝き
チビ黒へと
生命がバトンタッチされた
そのことを物語る夢なのだろう

モグタンへ

『チビ黒のことは
まかせて
僕が大切に育てるから
ありがとう
そして
さようなら』


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