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ねこ日誌/ねこ技/ねこ情報スレ

230H・K:2016/12/12(月) 14:40:20
座頭市はアコレに売っているBLACKとかいう安いウェットフードが好き
それを買いにいった帰りに団地の公園にくまたんを発見した
くまたんは一度だけ同じ場所で会ったことがある
その時、彼はモンプチ三缶を全部食べてしまった!
見た目がくまのように黒っぽくてちょっと太っていて丸っこいのでそのあだ名をつけた
そのくまたんは生きていたのだ
僕がニャン♪で呼びかけるとすぐに反応して付いてきた
BLACKを食べさせていると一人の女性が手にカリカリと水を持って現れた
「こんにちは」
お互いに隠密であると一目瞭然
でもこの団地の近辺は結構オープンに
猫好きな人たちが適当に猫に餌をあげている
猫好きが多くて猫飼ってもOKな団地だとそうなる傾向がある
くまたんはカリカリも食べてお水も飲んだ
「死んじゃったんじゃないかと思って心配してた」
「やせ細っていて」とその人が言った
そこに一匹の大きなアメショの猫ちゃんがやってきてくまたんを威嚇し始めた
「これうちの子」「性格悪いの」
顔は美人なのだが、お腹がすごく出ている^^:
僕が言った「(くまたんのこと)太ってるから、きっと誰かがあげているんだろうなと
思っていたけど」
その女の人が言った「たぶんそうなんでしょうね、ここ最近朝カラスが
凄いんですよ、たぶん餌の食べ残しでしょうね」
「僕は普段こういう(お皿無しでコンクリの上に出すやり方)ことしないんだけど、
この子はきっと全部平らげると思って(以前3缶を一気喰いした前例がある)」
「逆にカラスとかスズメとか、虫とかがいたほうがいいんですよ、
ぜんぶ片付けてくれるから」「残ってるとバレちゃうから・・・」
「僕はいつもお皿であげてビニール袋に入れて形跡を残さないようにしてるんです」
その女の人には隠密という意識はあまり無い様子だった。
この古い団地では、猫の餌あげにクレーム言う人が少ないのかもしれない。
ペット規制が寛容なのだろう、団地のまん前にペットフード店が居を構えていて
犬猫の色々なフードが売っている。
野良猫も飼い猫も一緒に歩き回っているような地域なのだ。
この団地にはもう一匹、プリンちゃんと呼んでいる三毛猫がいる。
この子も丸っこいおデブさんで、人懐っこい。
ぷよぷよしたまるでプリンのような身体で、初対面なのに甘えてくるような子。
プリンちゃんには、いつも駐車場に車を留める夫婦がお皿で餌をあげて、食べ終わると去って行く。
彼らも自分達が借りている駐車場で煙草を一服する間にさり気なく与えるというテクニックを持っている。
猫にとってはパラダイスみたいな団地なのかもしれない。
団地の掃除は高齢者の清掃事業会のような集団が朝から張り切って仕事をしている。
もしもこの団地が野良猫規制が厳しい綺麗でピカピカな団地だったら、あの人たちの職も減るだろう。
あれだけの人数の高齢者にお給料は出せないだろう。


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