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ねこ日誌/ねこ技/ねこ情報スレ

223H・K:2016/12/01(木) 13:55:46
子供の頃、忍者の本を持っていた。
忍者の道具や、忍術のことが色々書いてあった。
忍者は寝ているときも、敵に襲われないように半分起きてると書いてあって、
すごいなあ、さすが忍者だなあと感心したものだ。
僕は隠密と言いながら、今まで何度か寝坊してきた。
時間がずれ込むと命取りなのだが。
今日は本当は鶏肉を茹でてあげたかった。
でも寝坊したから急遽カリカリだけに変更。
普段は小さなタッパーにウェットフードを小分けして
少し温めてから持ってゆくし、そこにカリカリを添えるのであるが、
今日は始めてカリカリのみにしたのである。
でも座頭市はカリカリよりもウェットフードが大好きなので
何だか可哀想に思えてきたから、彼だけには子猫用のアルミパウチされた
ウェットフードを一袋持って行き現地でむにゅっと出してあげることにした。
座頭市は5〜6歳にはなっている猫だけど、子猫用のフードを好む。
タウリンが成猫用よりも多い。飼い猫だったら年齢に合ったものを選ぶべきなんだろうけど、
この子は栄養不足の野良だから、好物の子猫用を選んで買っている。

座頭市は雨が降っていたからか、少しクシャミをしていていつもより元気がなさそうだった。
影美は来ない、僕が来る時間が普段より30分ほど遅れたからかもしれない。
事故ったりしていなければいいのだが。
ピョコタンは道路の反対側の車の下から素早く登場。
ピョコタンは元々カリカリ派だからそれだけでも十分喜んでくれる。

家に帰ると朝の6時にもなっていないのにチビ黒がご飯をねだった。
夜中に与えたばかりなのに・・・太りたいのだろうか・・・・
カリカリを少しあげたら、タンスの上に飛び乗って、カリカリが入っている
タッパーに鼻を近付けてくんくん、僕を見てニャーと鳴く。
もっと?!そんなにお腹すいてるの?
仕方ないから追加してあげた。

その時に、今まで考えなかったある事が思い浮かんだ。
僕は今までカリカリ派、ウェット派というのは猫ちゃん達の味覚や食感の好みによる
ものだとばかり思っていた。
確かにそういう側面もあるのだと思うけれど、もしかして「腹持ちの良さ」というものが
絡んでいるのではないかと初めて思ったのだ。
野良猫でガタイの良い座頭市や影美はウェットフード派で、
小柄でやせているピョコタンはカリカリ派。
座頭市はウェットフードをお目当てにしているような雰囲気があって、
いつもそれが美味しかったかどうかで、顔や仕草から満足度が観察できるのだ。
でも、それは彼がカリカリは腹持ちが悪いと分かっていて、ウェットフードを食べておくと
一日経ってもそんなに超腹減ったーってならないで済む、みたいな理由があるのかもしれない。
カリカリは人間の食事で例えれば食パンあるいはシリアルみたいなもので、
ウェットフードは普通のご飯とか、パスタみたいなものだろう。
ふつうに考えて、後者の方が腹持ちは良いだろう。
野良猫という過酷な食事情の彼らにとって腹持ちのいいウェットフードがどれほど
満足感があるものか、猫になった気持ちで考えると何となくわかる。
いつでもねだればカリカリが食べられる飼い猫とは違うのだ。


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