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ねこ日誌/ねこ技/ねこ情報スレ

144はる:2016/11/19(土) 09:21:30
りり嬢に捧ぐまさ子日記

まさ子はおそらく3歳くらい
八割れ頭と肩甲骨辺りのまあるい模様だけが茶色でしっぽは茶色虎柄の、あとは真っ白の
瞳がブルーの女の子
鼻や肉球が気恥ずかしいほどにピンクで
鼻にかかるような鳴き声えには若干甘えん坊の資質が見えかくれしている
人間でいえば、彼女にはまだ腐女子と呼んでもよさそうな瑞々しさがある(オバハンは貴腐人と呼ぶらしい)

そんな、まさ子
警戒の仕方がおもしろくって、かわいくて
入居から3日、やっと背筋にフロントライン的なものを滴下することができ
ベッド下から這い出て、そわそわしながらもわたしの間近でごはんを食べてくれるようになった
その後、見た目とはかけ離れた可愛くない排泄物をご披露してくれたわけなんだけれど
その間もずっと、移動中までにゃおにゃお、鳴きっぱなし
しかもそのまんま鳴きながらごはんやお水を口にするおヴァカさんだから
「にゃお…〜んん、ん・がッ・ぐッぐ」
と、いちいちわたしを笑わせてくれたりする

でも、夜になると
やっぱり切なく遠吠えをしはじめる
しかもそれは、もともと鳴きやすい子の遠吠えなもんで…
腹の底からの、腰の入ったオペラ歌手のような遠吠え
やめろやまさ子
でもお気持ち、多少お察しできるしなあ…

遠吠えまさ子の背後には、たいてい目を半開きにして香箱を作っているマルコスがいる
時折伸びをし、四肢を投げ出したその体勢のまま腹を開いてリラックスしてくれるまでになった


でも、まだまだまだだ
まだまだ、クロのおっさんさまの捨て身の甘えっぷりには、遠く及ばない…

けれども、そんなささくれた子たちがデレンデレンになった、その時…
ひとり、えもいわれぬよろこびを感じてナルシスト・ナルキッソスのようにうち震えているこのわたしが
今からでももう、想像できる……


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