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ニューススレ

29名無しさん@避難民:2011/06/08(水) 07:53:39 ID:xOzAAHR.
・現場の足を引っ張る総理

このメモの記述について、経産省幹部A氏が解説する。

「福島第一では全電源が失われたことで核燃料が溶融し、地震発生からほぼ1日後の12日15時36分に1号機で水素爆発が起きた。
とにかくすぐに水を入れて燃料を冷やす必要があったが、注入できる淡水はまもなく底を尽き、そのあと注入できるのは海水しかない。絶体絶命の危機に陥ったんです。

実は海水注入について、もっとも判断が早かったのは、福島第一の吉田昌郎所長でした。
メモによると、水素爆発の40分前の14時54分には、福島第一の対策本部から『準備が整い次第、海水を注水します』という報告が東電本店に届いています。
東電本店からは15時18分に原子力安全・保安院にファックスが届き、海水注入の準備に入ったと連絡してきた。
つまり、1号機が水素爆発を起こす以前に、現場は『海水を入れるしかない』と腹をくくっていたんです。

ところがここからが問題だった。海水注入の是非についてすぐに判断できず、官邸が大パニックになっていたんです」(A氏)

A氏のメモにも、〈現地が混乱、海水注入の準備中断。この後、2時間ほどは、各所の動きが不明〉となっている。
現場が準備を整えていたにもかかわらず、「空白の2時間」を浪費したのである。

なかでもとくに混乱していたのが、菅総理だった。

「菅総理は、海水注入の是非について海江田(万里)経産相に検討を指示し、班目氏ら安全委員会の専門家に『海水を入れて大丈夫なのか!』と聞いた。
ところが、『再臨界の可能性はありません』という答えに満足せず、執務室にこもり、知人の科学者に電話をかけまくって自分で調べようとした。

その間に、海江田経産相ルートで、いつのまにか『海水注入』の指示が出てしまっていたんです」(A氏)

 この経緯の意味するところは重大だ。官邸スタッフが「機能停止」に陥った菅総理を半ば見限り、
「これ以上放置すれば炉心が持たない」と見切り発車で海水注入を指示したということだからだ。




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