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魔法少女SSスレッド
1
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:09:44 ID:nhECWfK60
いろんな人の過去話や創作SSなどを綴る、
陵辱とは直接的な関係はないスレです
でも一応エロSSとかもアリ 重いシリアスな話もアリ
とにかくSSなら大体なんでもアリ
まったり行きましょう
2
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:12:05 ID:1LyIXK7.0
スクリーンショットスレです♪
3
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:13:00 ID:wHvChmWUO
黒魔法少女さん乙です
俺も書けたらそのうち書かせてもらうかも知れません……?w
4
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:15:06 ID:nhECWfK60
>>2
えっ
5
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:15:23 ID:JN4uQEEQ0
黒魔法少女たん、乙ですw
6
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:18:30 ID:nhECWfK60
この中で今現在SSを書きたい人は居ますか
居ないならわたしが書いちゃうぞー
7
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:25:17 ID:wHvChmWUO
>>6
書いちゃえ書いちゃえ
他人の文章読むのも勉強になるし
何よりSS読みたい〜
8
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:26:25 ID:1LyIXK7.0
書いてー!
9
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:28:05 ID:nhECWfK60
>>7
有難う
もうあんまし時間ないけど、書けるとこまで書くぜぇ
駄文の塊の過去編なんだけど設定もあまり固まってないんだけど
なんとか行って見せるぞ!
10
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:30:51 ID:nhECWfK60
>>8
にも㌧
以降黒魔法少女の過去編 開始
注 エロ要素は 無 し
厨二病全開
それでもおkなら書き出すよー
11
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:35:50 ID:1LyIXK7.0
どうぞどうぞー!
12
:
名無しさん
:2010/07/18(日) 23:37:31 ID:wHvChmWUO
+ +
∧_∧ ∩ +
(0゚´∀`)彡 wktk!wktk!
(0゚∪⊂彡 +
と__)__) +
13
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:49:23 ID:nhECWfK60
(ある日、魔法少女が魔法少女になった時、彼女は…そう、)
(黒魔法少女は生まれた…)
(ただ、魔法少女は変身したときの感覚にまだ慣れておらず、)
(その不安定さから黒魔法少女も不安定な存在となってしまったのだ)
(現在のようにしっかりとした人の形ではなく、それこそ液体のような…)
(人ではなく、感情の塊として生まれ出でたのだった)
14
:
黒魔法少女
:2010/07/18(日) 23:56:04 ID:nhECWfK60
(そのときの黒魔法少女の色や姿かたちは、ときおり感情が高ぶると)
(発生する、制御のしきれない赤紫のオーラと同じであった…)
【VIPからきたおスレ
>>928
参照】
「…ここは…どこ…??」
「わたしはいったいだれなの…?」
「ねぇ…誰かっ!」
15
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:03:23 ID:nDODsdDM0
見てる人いるのかな…?ww
(黒魔法少女はこのとき、簡単に言うと体がなく、心だけで生きている存在
なので、体の一部が消えかかっていた)
「やだ…生まれたばかりなのに……死ぬの…なんて……い…や……っ…」
(ほとんど消えかかっていた黒魔法少女だが…)
『…どうしたの…?』
(ある男の声に導かれ、精神体が元に戻る)
16
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:14:17 ID:nDODsdDM0
応答せよ 誰かいるなら応答せよww
「あなたは…いったいだれ……?」
『…ん? 僕は… いや、僕も僕自身がだれか、分からないんだよ…』
「わたしと…同じ…?」
『ああ、そういうことになるかもね…』
(男はさわやかに黒魔法少女に笑いかける)
17
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 00:18:51 ID:taTR8oCU0
いるお
なんか途中に入ったら悪いかと思って
18
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:23:55 ID:nDODsdDM0
(黒魔法少女は、男に保護される事となり、二人で男の家へ向かった)
「ねぇ…どうしてあなたは自分が誰だか分からないの?」
『ん? 僕は… …記憶喪失なんだ』
「…? 何も覚えてないの??」
『ああ…いつどこでそうなったのか…何がきっかけなのかも分からない…』
「…ふ〜ん……」
【補足 このときの黒魔法少女は超ロリ体形です】
【でも液体ですw】
19
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:32:21 ID:nDODsdDM0
>>17
ああよかったwww
ここまでの話、理解できます?
大丈夫? 分かりにくくなってないか?
(男の家に入る)
(なんだか質素な木の小屋だが、中は広く、豪華で、住み心地はよさそうだった)
「あなたはここに住んでるの?」
『ああ 狭くて悪いねwww』
『適当にその辺 座ってていいから』
(男はそういうと、二階の本棚へ本を取りに行った)
20
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 00:38:16 ID:RBX8SldQ0
【SSは、文章まとめて1レスに書いた方が読みやすい…かも】
ε=ε=┏( ・_・)┛
21
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:42:23 ID:nDODsdDM0
(男は、ある魔道書を手にして、ページを開いた)
『…あった… 変身分離…これが彼女に起こった現象か…』
(魔道書に書かれていた変身分離というのが、黒魔法少女及び魔法少女に
起きた現象…)
(名前のまんまで、変身を初めてしたときに、自分が二人発生してしまう…)
(それが変身分離であった)
『彼女らを元に戻す方法はないのか…?』
『…!!』
(変身分離の項目の、元に戻す方法を見ると、)
(全く違う自我を持ってしまった人間を元通りにするのは不可能で、
どちらかの自我を完全に消さなくてはならない…)
(そう書いてあった…)
『…つまりこれは…』
『どちらかが…消えなくてはならない…?!』
22
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 00:44:14 ID:a8wvKyjU0
・・・フヒッ!
23
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:50:27 ID:nDODsdDM0
>>22
…なんだよwwww
(男は珈琲と牛乳を持って階下に下りてきた)
『…ほら これでも飲んで… ってか飲める?』
「…」
(牛乳を飲もうとすると、顔の辺りを突き抜けて後ろに牛乳がこぼれる)
『…あ〜あ… やっぱし無理か…ちょっと待ってて』
(男は牛乳を雑巾で拭きながら魔道書のある項目を読み始めた)
24
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 00:51:54 ID:a8wvKyjU0
いや・・・。なんか知らんがさっきから2828が止まらなくてな・・・ 兎に角!
オナニーだろうが完遂するまで続ける。それが君に与えられた任務だろう?
25
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 00:55:16 ID:nDODsdDM0
(男は感情だけの存在を、実体化させて体を作る方法を探していた)
(そして、あるページにそれが載っていた…)
『早速はじめるか…まさかこんなに簡単で…』
『変なやり方だったとはね…はは…』
(黒魔法少女を奥の、魔法実験の部屋へ連れて行く)
26
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 00:56:08 ID:s.gAjLrUO
支援!!
でも眠いので寝る、明日仕事の合間に読ませてもらいますね〜
27
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 01:01:12 ID:nDODsdDM0
>>24
…ああ…その通りだ…やれるだけやってやるさ…
そのかわり… ちゃんと見てろよ…?
「ちょっ…何するの…?」
(動揺して動けない黒魔法少女)
『いいから… 大人しくしてろって』
(男は珈琲と、新しく注いだ牛乳を魔法でブレンドさせ、空中に浮かせる)
『牛乳が元の姿…珈琲がもう一人の自分…』
『それをイメージしろ…自分の体がほしい…そうイメージすれば…』
『君の体が見つかるはずだ』
28
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 01:03:23 ID:a8wvKyjU0
>>27
勿論だ、ダンボールを制するものが世界を制するものだ
詰まりダンボールの最高の使い手になった奴が世界の覇者だ そして書き溜めてから投下しれwwww
29
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 01:06:40 ID:nDODsdDM0
>>26
ありがてぇ
駄文極まりなくてすみません…
(ブレンドされた珈琲牛乳はカップの中に落ちた)
(と同時に、黒魔法少女には魔法少女と同じ姿が手に入った)
【※ただしロリバージョン】
(勿論、衣装の色は黒く、目は赤、衣装のふちは赤い線、レオタード横のスカートは
本物よりも丈が長い)
『強い負の感情が…この子の体を…』
30
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 01:11:41 ID:nDODsdDM0
>>28
そうだね、明日からそうするよwwww
「これが…わたしの体…?」
『…いや…厳密に言うと君が分離する前の人の体をまねてるだけ…に
過ぎない』
『だから君に命令を下す、魔法少女の知識をある程度共有する君なら
分かるはずだ』
『…そう、君と同じ体をもった人間を探し出して…』
『一つに溶けあうか… 殺してしまえ』
31
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 01:15:48 ID:nDODsdDM0
「…殺す…?わたしが…??」
『ああ…きみが彼女の意識を飲み込む形でもいいが…
下手をすれば君が押し負ける…』
『だから、彼女の体とを確実にのっとるために、殺してしまうんだ』
『そのためには旅をする必要がある…が…その前に…』
『修行をしなきゃな、魔法の修行』
32
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 01:17:53 ID:a8wvKyjU0
おやすみwwwwwwwwwww
多少解説を必要とするよーな箇所が目立つので、質問TIMEを作ったほうがいいかも?
33
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 01:22:13 ID:nDODsdDM0
>>32
完走し終えたらかな、それは
まだ起承転結の起の段階だしね
お休みなさい
34
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 01:24:52 ID:a8wvKyjU0
うわお、それはそれは・・・
俺の現行で尚且つ未完のSSにも勝るとも劣らずな・・・
兎に角、おやしみwwwwwwwww
35
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 18:24:20 ID:nDODsdDM0
誰かいるかな?
戻ってきたんで書き始めます
もうこれはSSではないのかもしれないが知ったこっちゃないね
「魔法の修行…」
(そうして、およそ10年の修行を重ね、黒魔法少女の体も
成長し、今の四分の二ばかりの数の魔法が使えるようになった)
「今まで…有難う御座いました…」
『いや、お礼を言うのはこっちのほうだよ…』
『今まで楽しい時間を有難うよ…
魔法少女への復讐…きっちり果たすんだぞ?』
「ええ…あの子さえ居なければ…わたしはもっと…人間に近い存在で居られたのに…」
「絶対に……… 許してはやれない…」
(こうして黒魔法少女は修行を終え、旅に出ることとなった)
36
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 18:26:35 ID:nDODsdDM0
念のための訂正
〜10年後…〜
「今まで…有難う御座いました…」
『いや、お礼を言うのはこっちのほうだよ…』
『今まで楽しい時間を有難うよ…
魔法少女への復讐…きっちり果たすんだぞ?』
「ええ…あの子さえ居なければ…わたしはもっと…人間に近い存在で居られたのに…」
「絶対に……… 許してはやれない…」
(こうして黒魔法少女は修行を終え、旅に出ることとなった)
37
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 18:37:58 ID:nDODsdDM0
(男は黒魔法少女を、笑顔で見送ったが、そのあと家に戻ると彼に異変が
起きる)
『…っ!』ガッシャーン
(急に目眩がして、本棚にぶつかった)
(すると、背表紙に【魔法少女に関するデータの一覧】…と書かれた
本が、男の前に落ちてくる)
『これは…?』
(本を開くと、たくさんの図式、計算式、イラストなどが記されていた)
(そして、最後のページに、魔法少女本人の全体図が載っていた)
『ぐあぁっ!』
『…急に…頭が…… っっ!!!』
(いきなり立ちくらみ、目眩、頭痛が男に襲いかかる)
『…僕は… この子と直接対峙したことが…ある…?』
『けど…おかしい…僕の記憶は……』
『!』
(男の脳裏に、過去の記憶がフラッシュバックする)
38
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 18:50:22 ID:a8wvKyjU0
読むほうも書くほうもオナニーだってことわかってるからSS風黒魔法少女の過去談ってことでいいんじゃね?ww
39
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 18:58:16 ID:nDODsdDM0
…男の記憶の追憶…
(男が初めに見たものは、降りしきる雨の中、魔法少女と対峙する際の記憶だった)
(しかし、魔法少女の顔はぼやけて、しっかり見えては居ない)
『うりゃぁぁぁぁああああああ!』
(男は、巨大な薙刀を持って、魔法少女に突撃していく)
(しかし、風を発生させる魔法で、いとも簡単に跳ね飛ばされてしまう)
『うぐ…クソ、まだまだぁ!!』
(男は諦めず、今度は薙刀からカマイタチのようなものを放って攻撃する)
(が、逆にそれを絡め取って、攻撃エネルギーとして男に返す)
『ぐああああっ!!』
(男は大きく跳ね飛ばされる)
(そして、秘めていた真の形態を解き放つ)
40
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 19:09:35 ID:nDODsdDM0
『はぁぁぁッ!! ……はあ…はぁ…』
(禍々しい蟷螂のような姿かたちへと変化し、薙刀も先ほど以上に巨大化する)
『覚悟しろ…魔法少女…ッ!』
(巨大化した薙刀を何度も大きく振り、あたりに旋風を巻き起こす)
(だがしかし、それでも魔法少女は涼しげに立っており、まるで効いていないようだった)
『う…嘘だろ…? くそ… ここでこいつを倒せなきゃ…』
『あのお方に…潰されっちまうのに…!』
『おおおおおりゃあああああっ!!』
(竜巻をまとって、魔法少女に突撃していく)
41
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 19:24:50 ID:nDODsdDM0
(しかし、炎を纏ったロッドによってのカウンターで、呆気なく弾き飛ばされてしまう)
『くっ…まだ駄目なのかよ…畜生…畜生…くっそぉぉぉぉおおお!!!』
(全ての力を集中して特攻するも、魔法のレーザーで返り討ちに遭う)
『…がはっ…魔…法…少……女…』
(ついに男は倒れ伏してしまい、魔法少女もレーザーを放った後に消えていってしまった)
(すると、ある男が機械に乗って飛んでくる)
(蟷螂の男が言っていた、【あのお方】という人物である)
『コーカサス…様…』
東条 断【とうじょう だん】…それがあなたの名前です
しかし…君のような役立たずは私の側近に必要ありません…
『なっ…ちょっと…待ってください!私は…まだやれます!ですからどうか…』
…何も殺すつもりはありません…役立たずとは言っても君の戦闘スキルは
かなりのものだ…
…私が言っているのはね、 側近には 必要ないということですよ…
『えっ…それは…どういう…?』
42
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 19:34:28 ID:nDODsdDM0
…ふん…まだ分からないか…? だから君は役立たずなのだよ…
…いいだろう 馬鹿は教えてやらないと分からないしな…
…貴様の…名前と!過去と未来と!全ての記憶を消して…
一からやり直せという事だ!!
『…なっ…まさか…っ!』
(コーカサスという化け物は記憶消去魔法を…東条に放った)
『ここは…一体…どこ…だ…?』
43
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:04:23 ID:nDODsdDM0
『…っ!』
(追憶が途切れ、意識が戻る)
『コーカサス…? 魔法少女に負けた…? 僕の名前は東条 断…』
『…そして…僕が、 化け物……!?』
(先ほどまでの映像を思い出し、背筋が寒くなる)
…はははははははははっ!!
全て思い出しましたか…東条 断…!
『あんたは…コーカサス…ッ!?…』
(いつの間にか、コーカサスが生んだ黒いアカシックレコードに入り込んでいた)
44
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:08:40 ID:nDODsdDM0
…いいだろう…全て分かったお前になら…全てを教えてやってもな…
『…どういうこった…? あんたは一体誰なんだ…!』
私はコーカサス…【バグ】という名の虫の組織を統括する…
ボス…それが私だ…
そして…君もその組織に所属していたのだよ…
45
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:12:03 ID:nDODsdDM0
超いまさらだけど
「」→黒魔法少女の台詞
『』→東条の台詞
カッコ無し→コーカサスの台詞
【】→その他
()→文章
っていう風になってます
46
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:16:31 ID:nDODsdDM0
続き
『バグ…?だと…??』
そう…私達は擬態を得意としている…君が本来の姿だと思い込んでいた
その姿も…ただ擬態していただけに過ぎないのだよ…
『馬鹿な…そんなはずは…』
…なら教えてやるよっ!
(コーカサスが手を上にあげると、勝手に擬態が解け、蟷螂のような化け物の
姿に変わってしまう)
47
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:26:13 ID:nDODsdDM0
『うわっ… これが…俺の…本来の…?!』
本来の…といえば、このことを教えておいてやらねばな…
『何…?』
私達バグの目的は…魔法少女を消す事だ…
だが…最近になって魔法少女の代が引き継がれたのは貴様も知っていよう?
『な…? そうだったのか…あの
>>37
の写真は…今現在の代の写真なんだろうが…』
『僕が追憶の中で見たものは…先代の魔法少女…だったか…』
『ん…? 待てよ…』
『この本棚は黒魔法少女には弄らせていない…つまり本に触った事が
あるのは僕だけ…』
『でも僕は現在の代の魔法少女を見た事はない…』
『なのにどうしてこの写真が…?』
48
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:37:56 ID:nDODsdDM0
『うわっ… これが…俺の…本来の…?!』
× 俺の ○ 僕の
ははは…いいところに気がついたな!
そうだよ 私がこの写真を貼り付けたんだ…
『何…?! いつの間に!』
いつだっていいだろう…? いつだって隙だらけだったのだから…
『………!』
『…じゃあ一体何のために…こんな意味の分からない真似を…?』
ふん…決まっていようて!お前の敵を思い出させるためだ!
さっきの話の続きとなるが…
魔法少女の代が代わったことで…不安定な物が生み出されてしまった…
何か分かるよな…?こればかりは…私よりも貴様が詳しいはずだからな…
『黒魔法少女…』
そう…その通りだ… やつは魔法少女の半身…
魔法少女と黒魔法少女…両方消さねば…私達の勝ちとはならないからな…!
『待て…お前らは…魔法少女を消して一体どうするつもりだ…?!』
49
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:51:33 ID:nDODsdDM0
何…?
『僕が黒魔法少女ともっとも近い位置に居た…だから僕を利用しようとするのは
分かる』
『だが魔法少女や黒魔法少女を倒して…一体どうする気なんだ!?
教えてくれ』
…ははは まぁいい…
それはな…やつらの存在が我らバグの計画に支障を及ぼすからだ…
『計画…?』
そうだ…我々は虫の帝国を築くために…大地のエネルギーをあるマシンを
使って吸い取っている…
そして大地は肥料を欲しがる… 人間の血肉が、我らにとって最も
手軽な肥料なわけだ…
『それを魔法少女は放っておかない…お前らを止めに来る…』
『だから邪魔だ…ってことか…?』
…まぁそれが半分ほどだが…もう半分の大きな理由がある…
それは、魔法少女が変身中に発する特殊なエネルギーだ…
やつが変身している間は、大地のエネルギーを吸う作業が何故だか
止まってしまうのだ…
我らはこの得体のしれんエネルギーを、大地の対…
空のエネルギーと呼ぶ…
50
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 20:59:50 ID:nDODsdDM0
『空のエネルギー…? 待て…それは本で読んだことがあるが…
少々ばかり特殊な魔力の塊だってだけじゃないのか…?
魔道書にはそう書いてあったぞ…?』
ふん…その魔道書はバグが出版したものだ…
そうだよ…ただ謎が多い魔力エネルギーというだけだ…
しかし、謎が多い…というのが一番厄介なところなんだ…
お前には分かるまい…
『…』
【簡単にいうと、大地=地球の持つ魔力 空=魔法少女が放つ魔力】
51
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:07:28 ID:nDODsdDM0
さぁ…我らがどうしてやつらを狙うか分かっただろう?
『いや…だったら…魔法少女に変身できない魔法をかければいいんじゃないのか…?』
…ああ… 以前までは私達もそれによってエネルギー吸収の妨げにならないように
その場しのぎをしてきた…
だが…黒魔法少女…やつがとことんイレギュラーなんだ
『何だと…?どういう…』
『! …まさか…?』
そう…そのまさか…黒魔法少女がイメージによって手に入れた肉体は…
あろう事か魔法少女の変身後の肉体なわけだ…
つまり…やつは常に変身状態を保っている… やつが生きている限り…
我らの計画は先に進まない…
魔法少女以上に厄介な存在なんだ…先に潰すべくはあいつだ…
52
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:26:24 ID:nDODsdDM0
『…出来ない…僕には…あんたを手伝う事なんて…』
『黒魔法少女を消すなんて…出来るわけない…』
…ははははは!どうせそう言うと思っていたよ…
けれど…貴様の意思などもはや関係ない…!
一番動かしやすい駒は…東条!お前だけだからな!
『な…何を…言って…』
(コーカサスは洗脳魔法を東条に向けて放った)
『うわ…やめろ… やめ…ろ…』
(意識が失われる中で、東条は呟く)
『記憶を失っても…僕は…その上に出来た…さらに楽しい日々を…』
『僕は…忘れたくない…』
『もうこれ以上! 壊したくないのにッ!…!!』
『どうして…』
53
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:33:14 ID:nDODsdDM0
(黒魔法少女が荒野を歩いている)
(その目の前に、擬態した人間の姿の東条が立ちふさがる)
「… どうしてあなたがここにいるの…?」
『…問答無用だ…貴様の存在は…我らの計画に邪魔…』
「…!! …様子が…おかしい…っ!?」
(薙刀を呼び出し、勢いをつけて黒魔法少女に突撃する)
54
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:38:06 ID:nDODsdDM0
「…ッ!?」
(薙刀での一閃に、大きく吹き飛ばされる)
「…なんとかして…止めなくちゃ…!」
(無属性の魔法弾を連射するが、威力が弱く、いとも簡単に吹き飛ばされる)
「…そんな…っ!」
(烈風を起こす技によってまたも吹き飛ばされてしまう)
55
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:43:55 ID:nDODsdDM0
「うう…ねぇ…どうしてわたしを…襲うの?」
「一体何があったの…?」
「ここは…わたしと貴方が…最初に出会った場所…」
「わたしの…生まれた場所…」
「どうして…始まりは…ここだったのに…」
「もう…こんなの…」
(と、そこにコーカサスが飛んでやってくる)
ははは…会うのは初めてだよな…?
黒魔法少女…
「誰…? 貴方…」
ふふ…どうして彼が君を襲うのか…教えてあげようか…?
「…知っているの…?」
56
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:50:35 ID:nDODsdDM0
ああ…知っているとも… だって…彼をそうさせたのは…
この私であるから…★
「………え…?」
ふはは…分からないか…?
貴様が邪魔だから…私がそいつをけしかけて…お前を殺させようと仕向けたのさ!
「………………」
大体全ては魔法少女のせいなんだ…
代替えなんてしなければ良かったものを…
君はやつのせいで生まれてしまった…
生まれるはずのないイレギュラーだったんだ…
だから…おとなしく消えてくれないか…?黒魔法少女…!
(東条が黒魔法少女を襲う)
57
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 21:59:43 ID:nDODsdDM0
(しかし、黒魔法少女は東条に見向きもせず、コーカサスの方を向いたまま)
(薙刀での重い一閃を防いだ)
「おかしいよ…こんなの…」
…何だと?
「始まりの場所と終わりの場所が同じであるなんておかしい…」
「わたしは誰からも嫌われる異常な存在かもしれない…」
「だけど…何もせずに死ぬだなんて…何の証も残せずに消え行くだけだなんて…」
「始まった場所が…死に場所なんて…そんなの………」
「誰であっても許されない…!」
「何よりも認めたくない事実だ!!」
「そして…わたしの…大切な人を…操り人形にして…ただの玩具にして…」
「人間は!玩具じゃない…!」
「人は!!終わりが来るまで…生きなくちゃならないんだッ!!!!!!」
58
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 22:10:57 ID:nDODsdDM0
【厨二病全開サーセンwwwwww】
(ロッドで防いだ東条の攻撃を弾き飛ばし、カウンター攻撃を加える)
(すると、東条の洗脳が解ける)
『黒…魔法…少女…?』
「はぁ…はぁ…よかった…」
(しかし、黒魔法少女の背中からは、黒いオーラが立ち上っていた)
…何…?私の洗脳が解かれるなど…ッ!
…いや…それよりも…一体何だ…その姿は…!?
「これは…?」
『恐らく…君に感情が芽生えた証拠だ…』
「感情…?」
『ああ…君は生まれたときにはありとあらゆる負の感情…つまり
悲しみや怒り、憎しみなどが全て混ざり合った破裂寸前なほど
不完全な姿をしていた…』
『それが、その形態では純粋な怒りの感情のみが引き出されたため、
そうなったんだ…』
59
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 22:18:26 ID:nDODsdDM0
…くっ!なんだかよく分からんが…ここは一時撤退か…!
(コーカサスは遠くへ飛んでいった)
『…逃げられたか…』
『…まぁいい…ところで黒魔法少女…頼みがあるんだが…』
「…?」
『僕の…最期の頼みだ…』
60
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 22:25:02 ID:nDODsdDM0
「最期…って…」
「物騒なこと言わないで…」
『いや…これは君が強くなるためには必要な事だ…』
『君が完全に力を制御するためにな…』
「……」
『…じゃあ…言うぞ…』
『君の全力で…』
『僕を殺してくれ』
61
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 22:43:14 ID:nDODsdDM0
「…な…どう…して…?そんな…」
『僕が居る限り…またコーカサスに洗脳されて…また君を襲う事になって
しまうかもしれない…』
「だったら…先にあの化け物を倒してしまえば!」
『…いや…今の君ではバグを壊滅させるなんて不可能だ…』
『けど…僕を倒す事ができるなら…きっとコーカサスをも倒せる…』
『僕を倒す事で君の実力だって上がるはずなんだ…だから…』
「…分かりました…必ず…コーカサスを倒してみせる…」
(豪雨が降り始める)
「貴方を…超える事で!」
62
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 22:53:06 ID:nDODsdDM0
『…この雨は…先代魔法少女と戦ったときと…同じ雨だ…』
『僕たちの出会いの…始まりの場所が…終わりになるかもしれないなんてね…』
「…それは…貴方次第なのかもしれない…」
『…えっ…?』
「貴方にとっての始まりと終わりが違うなら…わたしのように徹底的に
死に場所を選ぶはず…」
「けど…貴方が始まりも終わりも気にしないなら…死に場所なんて
関係ないのかもしれない…」
『ずいぶんおかしなことを言うね…』
『どうしたんだ?』
「だって…終わりが来たとしても…誰かが覚えている限り…」
「人は…誰かの心の中で…生き続けていられるのだから…」
『…泣いてるのか…?』
「そっちこそ…」
「『違うよ…これは…涙なんかじゃない…』」
「『雨だ』」
63
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 23:06:34 ID:nDODsdDM0
(黒魔法少女が闇のオーラを身にまとう)
(同時に、東条が蟷螂の形態に変化する)
『…僕は!東条 断だ!』
『いくら化け物だって蔑まれようと…役立たずとして捨てられようと!』
『僕はもう二度と…何かを忘れたりはしない…』
『信じ続けたものは…決して!忘れはしない…』
「…東条 断…それが貴方の名前…? そう… これなら…
ちゃんと覚えていられる… じゃあ…わたしもっ!」
「わたしは…黒魔法少女…」
「もしわたしが世界の邪魔だとしても…不完全なイレギュラーだとしても!」
「わたしはもう二度と…泣いたりしない…」
『なんだ、泣いてるんじゃないか…ははっ』
『僕の分の思い…しっかり背負って生きてくれよ…?』
『じゃないと…泣いちゃうぜ?』
64
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 23:11:18 ID:a8wvKyjU0
>>58
いwwwwwwwwまwwwwwさwwwwwらwwwかwwwwwwwwよwwwwwwwwwwwwwww
65
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 23:16:47 ID:nDODsdDM0
(二人が一斉に走り出し、雨が打ちつける中、ロッドと薙刀での激しい
打ち合いが開始される)
『黒魔法少女…!』
(蟷螂形態の東条が黒魔法少女の頭を叩きつける)
「東条…さん…!」
(闇のオーラが渦巻きロッドに宿って、黒魔法少女が東条の腹に一閃をかます)
「『うああああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!!!!』」
(東条が起こした風のエネルギーと黒魔法少女の闇のエネルギーとが
思い切りぶつかり合って、周辺に衝撃波が発生する)
66
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 23:34:03 ID:nDODsdDM0
>>64
いやでも一応最初に書いてあるんですけどねwwww
(エネルギーが重なり合った後、二人とも戦場に立っていたのだが、
どちらの武器も折れて使い物にならなくなってしまった)
『まだ…終われないよな…』
「はい…まだ…貴方を超えてない…ッ!」
『よし…行くぞ…?』
(今度は雨の中、強烈な殴り合いが開始される)
67
:
名無しさん
:2010/07/19(月) 23:39:04 ID:a8wvKyjU0
なwwwwwらwwwwもいちどwwwwwww言うなwwwwwwwしwwwwwwwww
68
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 23:40:13 ID:nDODsdDM0
『あああああああっ!おりゃああぁぁあ!!!』
(風のエネルギーを纏わせて黒魔法少女の頬を思い切り殴る)
「はぁ…はぁ…せやぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁああああああああ!!」
(闇のエネルギーをまとって東条の顔面にパンチを喰らわす)
『次で…どちらかが倒れる…行くぞ…!!』
「『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』」
(凄まじいエネルギーをお互いの拳がお互いに向けてぶつかり合う)
69
:
黒魔法少女
:2010/07/19(月) 23:50:59 ID:nDODsdDM0
>>67
うるせぇよwwwwいいからwww
(最後に立っていたのは…)
(黒魔法少女だった…)
『…強くなったな…君は…』
「…貴方の…おかげです…東条さん…」
『僕じゃあない…これは君自身の強さだ…』
『自分のためじゃなくて…誰かのために…憤れる…』
『強くなれる…そういう人に…なれ…よ…』
(バグのアジトの地図を黒魔法少女に託し、彼は事切れた)
「…! 東条…さ…」
「………………」
「…もう泣かない…泣くもんか…だって…そう決めたはず…だから…」
「彼はわたしの心の中で永遠に生きる…忘れてなるものか…絶対に…!」
(黒魔法少女はバグの本拠地へ…コーカサスの元に歩き出した)
70
:
ポニョの代わりにこれ流せよ、ジブリ
:2010/07/19(月) 23:55:39 ID:a8wvKyjU0
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