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ほらっちょたちのバンド演奏8曲目
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シナリオのヒントに
『AIR 』や『CLANNAD』といった作品にシナリオライターの一人として参加した涼元悠一は自著[3]において、このようなゲームジャンルで用いられている「萌やし泣き」という手法を紹介している。これは物語の前半部分で時間をかけて主人公とヒロインとの他愛もない日常描写を描き、ヒロインをかけがえのない存在として印象付けて(萌やして)から、後半で二人を一気に不幸な展開に突き落とすというものである。手法として重要なのは前半部で描かれる楽しげな日常描写と後半部との落差であり、不幸な展開の結末は悲劇でも逆転による大団円でも構造に大差はなく、いずれにせよ、失われてしまったかけがえのない日常への郷愁に打ちひしがれ、不幸な展開に疲弊しているプレイヤーに対して、予め前半で敷いておいた「最後の一押し」のための布石[注 4]を用いて落涙によるカタルシスを促すのだという。このような手法は、いわゆる泣きゲーの基本手法としては広く認知され確立されているものであると説明されている[3]。
つまり、このような類型の「泣きゲー」では、主人公にとって分かちがたい存在となった恋人に降りかかる不幸や、時間をかけて築き上げた日常が永遠に失われる悲しみ、あるいはそれを取り戻すことにより得られる安堵を描くことが物語の主題となり、プレイヤーはそれに涙するのである。
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