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◆インヴェルズの侵略!激闘ガスタvsリチュア!◆
1
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/19(木) 19:40:52 ID:???
DT第10弾記念作品
「インヴェルズの侵略!!」を題材とした遊戯王小説。
【ストーリー】
またある地域・・・
風と共に生きる「ガスタ」たちは原生獣と共闘することでミストバレー湿地帯を守っていた。
特に、邪悪な儀水鏡の儀式に手を染める「リチュア」族は彼らの脅威であった。
繰り返される戦いの中、突如として新たなる脅威が両者に襲いかかる。
彼らの戦いを深い闇より見つめていたものたちが地上に姿を現したのであった。
太古の世界、闇に封印されし「インヴェルズ」が再び侵略を開始する・・・
(遊戯王wikiより)
【登場人物】
〈ガスタ一族〉
・ガスタの巫女ウィンダ(主人公)
《風霊使いウィン》の従姉妹。魔法訓練所に行ったウィンの代わりに
「霧の谷 温室地帯」を守っている。ウィンの仲間とは知り合いである。
・ガスタの賢者ウィンダール(主人公の馴染み:年上)
ウィン、ウィンダの幼馴染である。ウィンとは同年齢。
魔法訓練所に行かず故郷を愛し、守り抜く熱血漢。ウィンダより上。
・ガスタの静寂カーム
「霧の谷 温室地帯」のなき町長に代わって治める者。
ウィンダールとウィンとは同年代。ウィンダとは姉と妹のような関係。
・その他のガスタ。
ガルドやイグル、サンボルト。「霧の谷 温室地帯」に住む動物。
ウィンダの相棒はガルド。ウィンダールはイグル。
それぞれ「ダイガスタ」の力を与え〈リチュア〉一族から守り抜いている。
〈リチュア一族〉
・リチュア・エリアル
元《水霊使いエリア》。ある事をきっかけに〈リチュア〉一族に入る。
何が原因で魔の手に落ちたのかは不明。ウィンとは仲がよかったため、
ウィンダとは知り合いである。
・リチュア・ヴァニティ
エリアルの側近的な存在。(リチュア)一族の二番手。
魔力もエリアルより上である。何か企んでいる。
・シャドウ・リチュア
〈ガスタ〉一族に戦争に陥れた張本人。
「霧の谷 温室地帯」がほしいがために儀式により伝説の海竜《イビリチュア》を
召喚しようとしている。ヴァニティとは手を組んで何か企んでいる。
・その他のリチュア及びイビリチュア。
その他のリチュアは主に戦闘員として動く。が、儀式のために
呆気なく《シャドウ・リチュア》に使われ命が消えていく。
《イビリチュア》とは太古、海を制した《海竜ダイダロス》と
一番を競ったモンスターであり、海の聖戦士にて封印された。
そして・・・
〈インヴェルズ〉軍団
詳細は次レスにて発表!
2
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/19(木) 19:48:05 ID:???
〈インヴェルズ〉軍団
・《インヴェルズ・ガザス》
〈インヴェルズ〉の総司令官。戦闘能力は最高クラスにてトップ。
その力は破滅の力を持ちかつて〈ヴァイロン〉との闘いに破れ
銀河の彼方に封印された。はずだったが・・・。
・《インヴェルズ・ギラファ》
《インヴェルズ・ガザス》に続く部隊司令官。主に戦闘員の指導・命令に尽くしている。
同じく太古《インヴェルズ・ガザス》と共に銀河の彼方の遺跡に封印されたが。
・《インヴェルズ・モース》
三番隊のリーダー。仲間からは「死の毒蛾」と呼ばれ恐れられている。
彼のもつ毒により数多の戦士を殺してきた。同じく封印された。
・《インヴェルズ・マディス》
二番隊リーダー。仲間からは「モンスターキラー」と呼ばれている。
鋭い刃による連撃から逃れた者はいない。同じく封印された。
・その他のインヴェルズ
斥候に門番、更に魔細胞と呼ばれる人工的に造られたモンスターを兵士として使う。
彼等の能力は味方の命を使ってパワーを得ること。
斥候や魔細胞は人工的に作られているので絶えることはない。
封印された〈インヴェルズ〉を呼び起こしたのは、多分アイツである。。。
3
:
サンダー@ジェムナイトの使い
◆2rcyXwTZ4s
:2010/08/19(木) 19:59:09 ID:7fNtKpVs
楽しみにしてるぜ!!!!
4
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/19(木) 20:13:18 ID:???
第一章「リチュア襲撃!暗黒の予感」
〜ミストバレー温地帯〜
その名のとおり周辺は濃度が高い霧により村は守られている。
これは《ガスタの賢者ウィンダール》の魔力によって霧が常に出ているのだ。
『ワァン!ワンワン!』
ドアの外で何か騒いでいる。そう感じた《ガスタの巫女ウィンダ》は目が覚めた。
「何よ・・・朝早く・・・ふわぁ・・・」
眠そうな面構えでドアノブに手をより、ひょっと顔を出す。
「起きたか。さぁケイコの時間だぞ」
ウィンダールが《ガスタ・サンボルト》を連れて家の前に立っていた。
サンボルトはウィンダの顔を見るや尻尾を振って嬉しがった。
「あ、忘れてた!今日ケイコだった!」
少し呆れた顔でウィンダールが腕を組んで待った。
数分後ドアを荒々しく開けてウィンダが出てきた。
「ごめんウィンダール!さぁ行こうよ!」
ケイコをするのは小さな丘を越えた野原だ。
丘から煙が立っていた。
「ウィンダ、ウィンダール来たのね。さ始めましょう」
《ガスタの静寂カーム》が火を起こす魔法を発動していた。
煙が発生するが霧にまぎれるので位置が断定されることはないのだ。
「カーム、今日は何のケイコをするの?」
「今日はね、ウィンダに是非知ってもらいたい魔法よ」
笑みを浮かべてカームが言う。
「これからは必要になってくるから是非と言わず必ず覚えてほしいな・・・」
ウィンダールが口を挟む。
ケイコをしたりお話をしているとついつい、時間が過ぎていく。
「あら、ガルド!どうしたの?」
霧の微かな隙間から《ガスタ・ガルド》が出てきた。
続いて《ガスタ・イグル》も後についてきた。
「どうした、イグル!」
「どうやら、時が満ちたみたいね・・・」
少しマジメな顔でカームがウィンダールに言う。
首を縦に振ると、ウィンダールはイグルに何か言い渡して羽ばたかせた。
「カームもしかしてまた〈リチュア〉一族が攻めてきたの?」
「そうよ。今回は規模が大きいとガルドが言っていたわ」
「ウィンダ、ガルドと共に西を頼む!オレはイグルと東を!カーム、サポートよろしく!」
そう告げるとウィンダールは早々と東の入り口へ向った。
「ミストバレー温地帯」は大きな海峡のようになっていて、東と西に入り口がある。
主に谷は小さく、周辺は水で囲まれているためどこからでも攻められる。
「〈リチュア〉一族。本当にしつこいわね!行くよガルド!!」
右手首にガルドを止まらせると西へと向った。
一方「海」では・・・。
「準備はできたであろうな、エリアル!」
「・・・」
〈リチュア〉一族の里のある「海」の一エリア。
《リチュア・ヴァニティ》は《リチュア・エリアル》に部屋の前で呼びかける。
しかし黙り込んだままだが、エリアルが中から出てきた。
「さぁ、〈ガスタ〉の奴等に今日こそ引導を渡してやるぞ!いいな?」
「闘いはあまり好かないけど・・・頑張るわ」
「お二人さん、道が開いた!出撃するぞよ!」
二人の会話に《シャドウ・リチュア》が現れた。
移動方法は時空の歪みにより水中から水中へとどこでも移動できる。
「我ら〈リチュア〉一族!奴らの谷を水で埋めてやるのジャァ!!」
「ウォオオオオ!!」
そして上空には「ダークゾーン」が発生し・・・
怪しい物体がこちらを見つめている。
はたして彼等の正体は?!
To Be Continued
5
:
名無しサンダーッ!!
:2010/08/20(金) 16:55:41 ID:xLW7GKRs
キター!!!!
6
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/20(金) 22:52:46 ID:???
第二章「召喚!リチュアの邪悪なる儀式」
「ミストバレーの原生獣達よ、危険な<リチュア>が迫っているわ・・・力を貸して!」
カームの一声で「ミストバレー温地帯」に住む全ての原生獣がカームの元へ集う。
「お願い、皆の力で私達の村を守りたい!<リチュア>の侵攻を止めるわよ!!」
原生獣は縦に一回とうなづくと蜘蛛の子を散らすように散開した。
一方ウィンダは西へと向っていた。
「嫌な予感がする・・・ガルド、準備はいい?行くよ」
ガルドとウィンダが目を合わせる。
肩に止まっていたガルドを上空へと羽ばたかせたかと思うと、
ウィンダは杖をガルドに向けた。
「ミストバレーの大聖獣<ダイガスタ>よ!私達に力を!!」
杖は青白く白光し、ガルドの姿を見る見る変えていく。
小さな体がじょじょに巨大化していく。
そして《ガスタ・ガルド》は〈ダイガスタ〉の力を授かり、
《ダイガスタ・ガルドス》となった。
「頼むわね、ガルドス!」
「コォ〜〜ッ!!」
ガルドスは背にウィンダを乗せると、上空へと羽ばたいていった。
「危険な予感がするの。気をつけてね」
ウィンダは優しくガルドスに言い聞かせるように告げると、
西の入り口に着いた。
「まだ、敵の気配はないわね・・・」
そう呟いた瞬間、背後から怪しい気配を感じ取った。
図体は大きく、巨体だと思われるその霧に写る黒い影は近付いてくる。
のっそ、のっそと動きながら。
一方、ウィンダールの方では・・・。
「く、もうこんな場所まで・・・」
東の入り口ではすんでのところまで侵攻していた。
「ククク、ガスタの賢者のお出迎えとは・・・皆の衆、攻撃開始じゃァ!!」
「行くぞ、イグル!我らに力を!!!羽ばたけ!《ダイガスタ・イグルス》」
イグルを空へと飛ばせ、〈ダイガスタ〉の力を与え《ダイガスタ・イグルス》へと変化する。
「退け!ウィング・シュート!!」
イグルスの羽根が出される、無限の鋭い羽が〈リチュア〉の動きを封じる。
「く、《ダイガスタ》の力だ!」
「我々にも力はある・・・鏡を・・・鏡を用意せぇーッ!!!」
ウィンダの方は。
迫り来る黒い影に目をこじらえて見る。
「誰?〈リチュア〉一族??」
影に問うが返事はない。
そして、影はじょじょに正体を見せる。
「!!」
霧から姿を見せたその影は、巨大な魚の顔面。
その巨大はとうとう前進を見せる。
虫のような足をした魚。目は白く。まるでピラニアのような面構えだ。
「あ、あなた・・・は・・・」
ウィンダの見たものとは・・・。
霧から出てきた魚の背にいたのは《リチュア・エリアル》だった。
「エリアさん?」
「・・・」
元《水霊使いエリア》のエリアルはウィンダの言葉に返事をせず黙ったままだった。
「か、体が・・・」
そのエリアルの下半身は魚と一体化していた。
よく見るとエリアルの体にも侵食が進んでいた。
「エリアさん!」
「わ、私はエリアじゃないッ!!!!」
突然エリアルは気迫でガルドスと共にウィンダを揺さぶらす。
「私は〈リチュア〉一族の名誉ある儀式モンスター・・・そう・・・」
「《イビリチュア・マインドオーガス》!!!!」
To Be Continued
7
:
名無しサンダーッ!!
:2010/08/21(土) 22:03:45 ID:xLW7GKRs
期待してる
8
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/21(土) 22:32:47 ID:???
第三章「猛撃のイビリチュア!隠されたエピソード-前編-」
遂に霧から全身の姿を表し、その正体を明かしたエリアル。
彼女の姿と言動にウィンダの目は丸く、しかしマインドオーガスを見つめていた。
「沈め!ガスタの巫女よッ!!」
上半身のエリアルは《リチュアの義水鏡》を模様した杖を振りかざす。
振りかざした先から魔力による攻撃でウィンダを目掛けて放つ。
「う!」
ガルドスの首輪をぐいっと引っ張り緊急的に回避した。避けたかと思うとエリアルの猛攻は止まらない。
「水に呑まれろ!」
「あぁッ!!」
マインドオーガスの口内から吐き出される溶解液。ギリギリで避けたガルドスとウィンダだが、
直進した溶解液が岩に当たると、岩は見る見る溶けていく。
「何で?!元の優しいエリアさんに戻ってッ!」
「ウルサイッ!!」
マインドオーガスは全身をぐいと捻ると足で地面を蹴り、空中にいるガルドス目掛けて尾を力の限り振り回す。
「言ったハズよ、私はエリアじゃない・・・《イビリチュア・・・」
「エリアさんだよ!!」
その言葉にマインドオーガスの攻撃は一瞬止まった。
「あなたは邪悪な《リチュア》に落ちる程、心は乱れてはいないハズだよ!」
「・・・」
「だって、どんな苦しい訓練にも耐えたんでしょ?魔法訓練所ではエリアさん、すごっい頑張ってるて・・・」
エリアルはうつむきながら、その過去を振り返る。魔法訓練所での出来事を。
「次だ!私に魔弾を当ててみろ!」
「はいッ!」
《ブラック・マジシャン》教官は杖を構えてエリアを誘う。エリアは杖を振り、魔弾をマジシャンに当てようとする。
「甘いわッ」
飛んでいった魔弾はマジシャンによって弾き返され、エリアへと向ってきた。
「・・・」
「休んでいる暇はないぞ!!」
次々と魔弾が複製され飛んでくる。
そんな訓練を《風霊使いウィン》と《地霊使いアウス》は遠くから見ていた。
「さっすがエリアね・・・」
「うん、私昔からエリアと一緒にいたけど全然勝てないもん!」
キズだらけになりながらもマジシャンに魔弾を撃つ。何度弾き返されようと、次々と魔弾を作り出し放つ。
この繰り返しだった。そんな厳しい訓練を日々をエリア、エリアルはふと思い出した。
「ね?ウィンお姉ちゃんも言ってたよ!エリアさんは頑張り屋さんだから勝てないっていつも言ってた!」
ボソッと一言呟くエリアルにウィンダは耳を傾けた。
「そんなこと忘れたァアアッ!!!」
マインドオーガスは再びガルドスの体目掛けて突っ込む。同時に上にいるエリアルは杖をかざし魔弾をウィンダに叩き込む。
ウィンダも杖を振り魔法のバリアを作り出した。
エリアルも次の対策にマインドオーガスの尾で再びウィンダの背後を取る。その攻撃に気付いたウィンダ。
「しまった!」
『ドゥウン!!!』
風を切るような音をしながら轟音をとどろかせ地面に叩きつけられた。
上に乗っていたウィンダは放り投げられ、ガルドスが横に倒れている。
「はぁはぁ・・・ガルドスは休んでいてね・・・」
ガルドスはうめき声を上げると体が見る見る小さくなり元のガルドに戻った。
「そんな小さな体で私を倒せると思っているの?」
「倒そうとは思わない・・・」
その返事にエリアルの心は動揺した。
「あなたを・・・エリアさんを救おうとする!」
「ざれ言を!抜かして!いるんじゃないわッ!」
三段階にマインドオーガスはステップし最後にフィニッシュとして
尾を思いっきりスイングし、一回転しながら攻撃する。咄嗟にウィンダはバリアで防ぐ。
「やぁ!」
ウィンダも魔弾でエリアルを狙うのではなく、下のマインドオーガスを攻撃する。
ウィンダは何発も何発も魔弾を撃ち続ける。
「・・・」
To Be Continued
9
:
名無しサンダーッ!!
:2010/08/22(日) 00:27:43 ID:???
勝手な推測だけどガガギゴが関わって・・・・ないか
10
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/23(月) 20:55:01 ID:???
第四章「猛撃のイビリチュア!隠されたエピソード-後編-」
何度も何度も魔弾を打ち込むが巨大な体には効き目がない。
しかしエリアルの目には何度倒れようと立ち上がり魔弾を打ち込むウィンダの姿を、
魔法訓練所での厳しい日々を過ごした自分と重ね合わせていた。
「何故だ・・・」
何故意味のない魔力の弾を撃ち続ける。
まだエリアルを助けだそうなど馬鹿なことを考えているのか。
何故。。。
「何でだ!何で、無駄だとわかっているのに!無意味なことだとわかっていて・・・どうして・・・」
エリアルの頬から涙が絶え間なく流れている。
その瞳は先程までの洗脳されているかのマシーンのような目は潤いを取り戻し、
「無意味じゃないよ」
「!」
何度も魔弾を撃ちつづけるウィンダが呟いた。
「エリアさんを助けることは無意味じゃないよ!!」
「・・・!」
今までの邪悪な〈イビリチュア〉の化身となっていたその顔は
元々の日々の過酷な訓練に耐え、自分自身に誇りをもっていた《水霊使いエリア》のようだ。
「今助けるから待っていてね!ガルド!お願い、もう一度力を貸して!」
ウィンダの一言で倒れていたガルドが再び羽を左右に動かし立ち上がる。
そしてウィンダの再度魔力を集中しガルドに与える。
「・・・ッ!!」
突然エリアが苦しみ始めた。更にエリアの体がマインド・オーガスと一体化していく。
「助け・・・て・・・あぁ!!」
とうとうエリア自身でマインド・オーガスを動かすことができなくなった。
完全に精神は〈イビリチュア〉にコントロールされてしまったのだ。
「エリアさぁーんッ!!!」
体の侵食が進まるエリアは現在までの過程を振り返る。
ふと記憶が蘇り、目の前にあるかのようだった。
〜数ヶ月前〜
「ギゴバイト、どうしたの!ギゴバイト!ねぇ、起きてよギゴバイト!」
魔法訓練所を卒業してからエリアのパートナーの《ギゴバイト》が病により倒れた。
それはモンスターの間で流行っていた疫病だった。当然助かる方法は難しく、ほぼ不可能と言われていた。
「エリア・・・ギゴちゃんの事は残念だったけれど・・・アナタもそんな顔してないで、ギゴちゃんも喜ばないわ」
悲しみに暮れくらい顔つきで日々を過ごしていたエリアの元に魔法訓練所を出る前の仲が良かった
《水の精霊アクエリア》が話しかけてきてくれた。
「ギゴバイト・・・アナタも私の元から・・・」
魔法訓練所を出るとそれぞれの進路に向っていったウィン達もエリアとは別れた。
もう1年になるが全く会っていない。一緒に旅してきたギゴバイトも今はいない。
途方に暮れるある日の出来事だった。
「ギゴバイトに会えるぞ」
突然エリアの元に〈リチュア〉一族の《リチュア・ヴァニティ》がきたのだ。
その言葉は死んだギゴバイトを蘇らせる事ができるという事だった。
「ギゴバイトに会わしてやろう!その代わり私達の元へ来い!そこへ行けば会えるぞ!」
「私行く!ギゴバイトにもう一度会えるなら」
ヴァニティに言葉にすぐに乗った彼と共にエリアは〈リチュア〉一族が潜む危険な海峡へと向った。
海峡の周辺には危険な魚族がうようよしている。それだけでなく邪悪な爬虫類族も潜んでいたのだ。
「ようこそ。我が巣窟へ!」
「只今帰りました、長・・・」
出迎えたのは〈リチュア〉一族の長を務める〈シャドウ・リチュア〉だった。
エリアはやっと着いたかと思うと冷たくて寒くて暗い部屋へと招待された。
最初は信じていたが時が経つに連れて、
「ヴァニティ、何時になったらギゴバイトに会えるの?どうしたらいいの?」
「もう少し待っておくれ!準備が必要なのだ!」
同じ言葉ばかり聴かされ続けた挙句、エリアは正式に〈リチュア〉一族に入ることにされた。
一族に加入すれば準備が整うとヴァニティが言う。
「今日からおぬしは《リチュア・エリアル》じゃぁ!!準備は整ったぞぉ!「ミストバレー」の奴等をつぶしに行くぞ!」
そして今に至る。
「絶対にエリアさんを助ける!!!」
To Be Continued
11
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/24(火) 19:56:58 ID:???
第五章「エリアの願い!ヴァニティの策略!」
「フフフ、フハッハッハッハッハッ!!」
ウィンダとマインド・オーガスが激闘を繰り広げているなか岩陰からヴァニティが不敵に笑う。
「ガルドス、アイツの背後に回って!エリアさんを助けるよ!」
ガルドスは素早く旋回してマインド・オーガスの背後を取る。
ウィンダが杖を振り魔弾で尾びれを攻撃する。
「グギャァアアァァ!!!」
マインド・オーガスが悲鳴をあげるも、尾で薙ぎ払おうと大きく振り回す。
ガルドスは後ろへ回避し攻撃を避ける。
「エリアさん、エリアさぁーん!!」
上空よりマインド・オーガスの頭上へと叫ぶ。
その声はエリアルには聞こえず、まるで人形のように固まっている。
「エリアさぁーん!何で、聞こえないの?」
「無駄だ巫女よ!」
岩石の上にヴァニティが立っていた。
「貴方誰?〈リチュア>一族ね・・・エリアさんに何したの?!」
「少しばかしか協力して頂いたよ。この《イビリチュア・マインドオーガス》の儀式のための素材とね・・・」
「!!」
マインドオーガスは口を大きく開き、上空へと溶解液を飛ばす。
ガルドスは横に回避し、魔弾で迎撃する。
「エリアさんに何を仕掛けたの?!」
「彼女が思いいれのあるモンスターと会いたいというから会わせてやったのさ・・・」
しかしエリア自身では未だに《ギゴバイト》との再開を果たしていない。
「ウィン・・・ダ・・・!」
「エリアさん!!!」
微かだがエリアが意識を取り戻し話しかける。
「ヴァニティ・・・私の・・・ギゴバイトは・・・?」
「フハハ、いるじゃないか!そのマインドオーガスこそギゴバイト本人だ!!」
マインドオーガス自身がギゴバイトだと言う。
しかし精神は完全に邪悪化しておりとてもギゴバイトとは思えない。
「今エリアルはギゴバイトと一体化しているのだぁ!!!」
ヴァニティが叫んだと同時に両手で印を描き魔術により霧を発生させ、
そこから増援を呼び寄せる。
「さぁ〈リチュア>の戦士達よ!巫女を取り押さえろ!!」
霧から出現したのは《リチュア・マーカー》と《リチュア・アビス》だった。
「ぐっへっへっへ・・・」
「へひゃひゃひゃひゃ・・・」
挟みうちで左右よりマーカーとアビスが迫る。
武器はナイフや剣を所持し同時に攻撃を仕掛ける。
ガルドスは上空へと一時的に浮遊し攻撃を回避する。
「気をつけて!あのナイフに毒が塗ってあるわ!」
「ウィンダ後ろ!!」
エリアの限りある精神を維持し声を力いっぱい振り絞って出した。
ウィンダの背後にはヴァニティが印を描き魔弾を放つ。
「やぁ!」
ウィンダも魔弾でぶつけ合い消滅させる。
「おのれ、エリアルゥウ!!」
ヴァニティは印を再び描きエリアの精神をマインドオーガスへと移す。
苦しむエリアは次第にまた人形のような動きになってくる。
「ウィンダ・・・ギゴバイトを・・・助けてあげて・・・」
「エリアさん・・・!」
エリアの精神は完全に変わり果てたギゴバイトのマインドオーガスへと転送される。
暴れ狂うマインドオーガス。今までの攻撃とはスジが違う。
「さぁ取り掛かれ!!」
「ガルドス、"ミストウィングカッター"!!」
ウィンダの掛け声でガルドスは大きく翼を広げ羽根が刃物状になり無数に飛び交う。
アビスとマーカーが倒れる。
「絶対に許さない・・・おのれぇ!!」
To Be Continued
12
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/25(水) 22:08:00 ID:???
第六章「水底の鬼!出でし《イビリチュア・ソウルオーガ》!!」
ウィンダとエリアルの激闘が西で繰り広げられている最中、一方東では。
「えぇい、賢者めぇ〜!怯むでない!進軍じゃぁあ!」
《シャドウ・リチュア》の指揮の基、〈リチュア〉一族の戦闘兵が進軍する。
しかしウィンダールと《ダイガスタ・イグルス》に苦戦する。
「く、〈リチュア〉め・・・諦めが悪い」
「ウィンダール、後ろ!」
ウィンダールとイグルスの背後から《リチュア・チュイン》が攻撃を仕掛ける。
《ガスタの静寂カーム》は「ミストバレー」全域より援軍にきた原生獣。
《ガスタ・サンボルト》が援護する。
「すまない、カームとサンボルト・・・」
「えぇい!!《リチュアの義水鏡》を用意せぇい!復活の儀式じゃぁあ!」
シャドウ・リチュアの掛け声で軍勢の奥からある鏡が持ち出された。
その鏡は美しくも邪悪な塊のようであった。
「古来より眠りし最強の〈イビリチュア〉よ!今ぞ今ぞ寄り来たれ!」
「!」
シャドウ・リチュアが呪文を唱えると《リチュアの義水鏡》から光が出てくる。
光は軍勢を包み込み、モンスターは魂となって鏡に吸い込まれた。
「ヤツら、〈イビリチュア〉を呼び起こすつもりだな!」
「何としても止めないと・・・!」
イグルスとサンボルトが鏡の破壊に向うも《リチュア・チュイン》により妨害。
「無駄じゃぁ!さぁ出でし〈リチュア〉の鬼よ・・・《イビリチュア・ソウルオーガ》!!!」
「く!」
最後にチュインが魂となり鏡の中に吸い込まれたかと思うと、突然鏡が白光する。
白光する中から巨大な海竜族が姿を現す。
「フハハハァ!「ミストバレー」は我々の支配下にぃいい!!」
「あれが・・・鬼・・・?!」
その巨大な姿とおぞましい程の凶悪な面にウィンダールとカームは一歩下がる。
そしてソウルオーガはゆっくりと「ミストバレー」を奪うべく侵攻を開始する。
「食い止めろイグルス!」
「お願いサンボルト!」
二体のモンスターはソウルオーガに立ち向かう。
しかしソウルオーガは大きく腕を振り回し《ガスタ》を薙ぎ払う。
ウィンダールも魔弾により迎撃をするも、全ての攻撃が弾かれてしまう。
「やれぇいソウルオーガよ!憎き《ガスタ》のザコ共を蹴散らしてしまえ!」
ソウルオーガは大きくを口を開き空気を吸い込んだかと思うと、
耳を塞いでも貫くような痛い咆哮が谷に響き渡る。
「く・・・どうすれば・・・」
To Be Continued l
13
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/28(土) 22:08:25 ID:???
第七章「急襲インヴェルズ!悪魔の介入!」
「ほっほほほ、実に素晴らしいのぉソウルオーガよ・・・」
向うところ敵なしのソウルオーガ。侵攻を阻む手立てはない。
少しずつ「ミストバレー温地帯」中心へと向っている。
中心には聖なる祠があり、それにより谷は霧で守られている。
「奴の侵攻を何としても止めねば・・・」
「しかし原生獣達は傷ついてこれ以上は戦えないわ!」
先程のソウルオーガの一撃でイグルもサンボルトも戦闘不能に。
奴の一発一発の威力が極めて高いうえ、攻撃はほぼ効かない。
「さぁソウルオーガよ!鬼神の如く進めぇい!」
「ウギャァアアァァアアッ!!」
ソウルオーガの雄叫びは谷に響き渡り木々をざわめきつかせる。
「く、俺たちで止めるしかないのか!」
「やるしか・・・ハッ!」
二人は自分達の残っている魔力を集中する。
強大な魔力ならば硬質な皮膚をもつソウルオーガですら退くことができるかもしれない。
「無駄無駄!さぁ焼き払え!進め!奪い取るのじゃぁ!」
ソウルオーガの侵攻につづいて〈リチュア>一族が乗り込んでくる。
次々と谷に入っていく。
「こ、これではキリがないわ・・・どうするウィンダール?」
「退くことができるわけがない!何としても通すわけには・・・」
『ゴォオウゥウ!』
上空から轟音が地面に伝わって微震となる。
グラ・・・グラ・・と揺れる大地。突然大気が裂け次元のひずみが現れる。
「あ、あれは何じゃ?!」
「〈リチュア〉の隠しゴマか?!」
裂けている歪みの穴は次第に広がっている。
ズッと指が歪みを広げる。隙間から見える無数の赤い目玉。
「まさか・・・奴等が復活した・・・とでも・・・?!」
「そんなことが・・・」
伝説の天使<ヴァイロン>との戦争に敗れ、太古から封印されし邪悪な捕食者。
その封印が解き放たれたとき、再び奴等による侵略が開始する。
「い、〈インヴェルズ〉か・・・!」
シャドウ・リチュアがぼつりと呟く。
そして歪みから黒いボディーがどっと出てきた。
『ズドォオーン!!』
地面に穴をあけ土煙をたたせ何かが地に足をつけた。
煙からうかがえる黒い影。
「ワレ・・・侵略スベシ・・・コノ・・・星・・・宇宙・・・銀河スベテ!!」
降り立ったのは〈インヴェルズ〉の総司令官《インヴェルズ・ガザス》。
ソウルオーガ程ではないがウィンダールやシャドウ・リチュアの1.5倍である。
「アイツが〈インヴェルズ〉か・・・!」
「邪悪な殺気を感じるわ、気をつけてウィンダール・・・奴以上に危険だわ・・・」
「ふん!小賢しい殺れ、ソウルオーガ!」
ソウルオーガはガザスを目掛けて体当たりを仕掛ける。
「ワレニ立チ向カウカ?」
軽くソウルオーガの額に張り手を喰らわす。その一撃はソウルオーガを吹っ飛ばした。
To Be Continued
14
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/29(日) 23:51:45 ID:???
第八章「侵略の一撃!リチュア撤退命令」
突如現れた謎の悪魔族。それは太古に<ヴァイロン>との戦争で敗れ銀河の彼方に封印された<インヴェルズ>だった。
ガスタの戦士達数人かかっても動きを止められなかったソウルオーガをたった一撃で倒すガザス。
「我々の切り札が・・・いとも簡単にぃ・・・オノォオレェエ・・・」
「足リヌ・・・力ガ・・・」
吹っ飛ばされたソウルオーガはやがて光となり鏡へと戻った。
ウィンダールは杖を構え、カームが後退する。
「こんな奴らに攻められたらお終りだ!カーム、イグルとサンボルトの治癒を頼む・・・」
「攻撃力が極めて高いわ、攻撃には気をつけて!」
ソウルオーガの光を最後まで見届けると、ガザスはウィンダールの方を向いた。
緑色の瞳に映るウィンダールの姿を捉えたガザスはゆっくりと歩き始める。
「来る!」
ウィンダールが杖を振り魔弾をガザスの胸元に撃つ。
「無駄ナコトダ」
魔弾はガザスの腕で弾き飛ばされ空の彼方へと飛んでいった。
ウィンダールは絶え間なく魔弾を打ち込んでいく。
「・・・」
最初は魔弾全てを弾き返していたガザスだがやがて胸元に直撃するようになる。
ガザスは一度足を止める。
「はぁ・・・はぁ・・・イグルはまだか?」
「あと少しよ、だけど無理させないで!」
ウィンダールはこくりとうなづいて魔弾を2、3発ぶち込む。
最後の弾がガザスの顔面に直撃するも微動だにしない。
多くの弾が打ち込まれた胸もキズひとつできていない。
「我ニ歯向カウ愚カナ〈ガスタ〉ノ愚民ドモガ・・・」
「い、今の内に鏡を回収し撤退じゃぁあ!一時退くぞお!」
シャドウ・リチュアの指揮でのろしが上がる。
一方西での激闘を繰り広げていたウィンダとエリアル達は。。。
「撤退命令・・・何があったというのだ?!」
「エリアさんは返させない!」
ヴァニティがエリアルに近寄る。その前にウィンダが立ちふさがる。
「邪魔をするな小娘ぇ!これ以上戦闘をする気をないのだ!」
「エリアさんを連れていかせない・・・私が止める!」
両手を広げて道を塞ぐウィンダにヴァニティは容赦なくエリアに近付こうと義水鏡を模した杖をかざす。
東の空に広がっていた暗闇が西まで拡大してきた。
「何だ!?これは・・・東で何が!?」
(ウィンダール達のことだから、大丈夫だよね・・・きっと!)
隙を見て霧を発生させるヴァニティはエリアルを霧で包み姿を消した。
「しまったエリアさんッ!
「エリアさぁーんッ!!」・・・
霧へと消えたエリアルとヴァニティ。消えた方向に向って叫ぶウィンダ。
そして真の戦争が始まる。
インヴェルズの侵略!激闘ガスタvsリチュア!シーズン1完結。
シーズン2を待て!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ED「逆光」
http://www.fooooo.com/watch.php?id=89eb574a4c7ba01e8f1ab70282e36f1b
15
:
Death@管理人
◆NWGV/waZlE
:2010/08/30(月) 20:22:23 ID:???
EPISODE 09「ウィンダの決断」
<リチュア>一族の襲撃から3日後の真昼であった。
ウィンダは突然家を飛び出し谷外れの川でぼんやりと水底を眺めていた。
(二度目の襲撃を待っているだけじゃエリアさんを助けられない。私から行かないと・・・)
ヴァニティと共に再び姿を消したエリアル。
元の人格へと戻し<リチュア>一族から脱退させるべく敵陣に乗り込もうとしていた。
「ここにいたのね・・・ウィンダ」
背後からカームがそっとウィンダの両肩に手を置く。
2日前にウィンダとエリアルの出来事を全て彼女に話して事情は全て知っている。
「カーム・・・私どうしたらいいか、わからないの・・・」
「エリアならきっと大丈夫。無事でいて今はウィンダと同じように迷っているだけ。だからウィンダが助けてあげなく・・・」
「私じゃ非力だよ!!」
ウィンダは急に立ち上がり自分の非力さに悔しくて涙を頬を伝う。
「私じゃ・・・助けられ・・・ないのかなぁ?」
再び川の方を向いてうつむくウィンダ。カームはウィンダの右に寄る。
両手でしっかり肩を押えてあげるカームにウィンダははっと息をすることを失った。
「ウィンダ、自信をもって!自信がなきゃエリアにその声は伝わらない!いつもの元気はどうした?」
「自信・・・」
3日前の激戦をふと鮮明に思い出そうとする。非力だったけど必ずエリアを助けようとする自分。
エリアに近付こうとするヴァニティの前に立ちふさがる自分自身。
その時は確かに自信があった。
「私行くよ・・・」
「・・・」
「エリアさんを助けるために<リチュア>一族の里へ!!」
瞳から流れていた涙を拭いカームへときっぱりと宣言した。
カームは「仕方ないわね」と言いそうな顔でため息をついた。
「危険だってことはわかっている!でもいち早くエリアさんを助けたいの!待っているだけじゃ始まらない!だから・・・」
「その心意気なら大丈夫ね、ウィンダールには私から話しておくから・・・」
カームは首のペンダントを外しウィンダの手のひらにそっと置いて両手で握らせた。
「絶対に彼女を助けてくるのよ!」
「これ、カームのお母さんの形見じゃ・・・」
「いいの、ウィンダに預けておくわ。貴方が無事帰ってこれるように」
カームはウィンダに西の入り口で待機するように言うと走って村へと戻った。
数十分後西の入り口で待っていたウィンダのもとにカームがやってきた。
「これ持っていって・・・里までの地図よ」
「本当にありがとうねカーム、じゃぁ行ってくるわ・・・」
「待ってウィンダ!」
谷を出ようとしたウィンダをカームが呼び止める。
カームが空へ手を差し伸べるとどこからかガルドが飛んできた。
「この子も連れて行ってあげて・・・」
「ガルド、あなたも来てくれるのね?!」
ガルドは頷くとカームの魔力でガルドスへと進化させた。
「じゃあ行くね・・・絶対にエリアさんを連れて帰るから!」
「気をつけてね・・・」
ウィンダはガルドスの背に乗ると「ミストバレー温地帯」を旅立った。
上空へと飛んでいくころイグルスとウィンダールを見かけた。
「ウィンダー!怪我なんかするなよー!」
「ありがとう!!」
ウィンダとガルドの旅が始まった。
To Be Continued
16
:
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:2012/11/03(土) 01:54:45 ID:???
匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
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