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一日一回書き込むスレ

372ueda:2010/08/10(火) 22:22:50 ID:4eDnZJQQ
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その14)】



一方ドラえもんは、ポケットを奪われ、教員たちの手によってどこかへはこばれていた

ドラえもんが運ばれていったのは、大きな穴のある部屋だった
穴の中には、たくさんのゴミがたまっていた

教員たちは、ドラえもんを穴の中にほうりこむと、去っていった



それから、どれだけの時間がたっただろうか

ゴミの山の中から、一匹のネズミが顔をだした

ネズミはゴミの上を走っていったが、ドラえもんの尻尾にその足をひっかけた

そして、その拍子に尻尾がひっぱられ……



ドラえもんは、めざめた



ドラえもん「ム……」

ドラえもんはふらふらと起き上がり、あたりを見回した

そして、その目に先ほどのネズミの姿がはいった

ドラえもん「GINYAAAAAAAAAAAAAAA!?!?!?!?」

ドラえもんは悲鳴をあげ、上下左右に高速で回転しながら、129.3cmとびあがった

すぐに彼は、地上にらっかした

ドラえもんは、地球ごとネズミをほろぼせるような兵器を取り出そうとおもい、自分の腹に手をのばした
そして、そこにあるべきものが無いことに気づいた

ドラえもん「ぽ、ポケットがない!?」

ドラえもんはとりあえず、ネズミから距離をとることにした



穴の隅の方に移動したドラえもんは、大きく深呼吸をした

落ち着きをとりもどしたドラえもんは、頭のなかで状況を整理しはじめた

ドラえもん「ぼくは確か、あの教員たちにつかまって、電源をきられてしまったはず……
なんで僕はめざめることができたんだ? なんかの拍子で尻尾がひっぱられたのか……」

ドラえもんは尻尾がひっぱられた理由を考えようとしたが、すぐにやめた
いま重要なのはそんなことではないと思ったからであった

ドラえもん「みんなは、無事なのか……?
とにかく、ここからでなきゃ。 ポケットも取り戻さないと」

ポケットを失ってしまったドラえもんではあったが、さいわいにも彼には129.3馬力のパワーがあった
彼はあたりのゴミを軽々ともちあげ、積み上げていき、穴の上へのぼるための足場を作った

そして、ドラえもんは穴から脱出することができた

部屋の外へでると、そこには長い通路があった

ドラえもんは休むことなく、通路をすすんでいった……



その頃、のび太の先生は満足げなひょうじょうで何かをながめていた

のび太の先生の視線のさきにあったのは、ずらりとならんだ、7人の怪人の姿だった

のび太の先生「さて、どこに売るか」

のび太の先生は、かばんから一枚の紙をとりだした

そこには、なにかのリストが印刷されていた

のび太の先生は、電話をかけはじめた

のび太の先生「もしもし、ああ、私だ……
実はな、戦闘用の改造人間を7体ほどつくったのだが……」

そのとき、一人の教員がのび太の先生の所にやってきた

教員A「せ、先生!」

のび太の先生「どうした、今私は電話をしているのだ。 しずかにしろ」

教員A「そ、それが、大変なことが……」

のび太の先生「大変なこと……? なんだね?」

(つづく)


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