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一日一回書き込むスレ

358ueda:2010/07/29(木) 22:28:25 ID:u/c0qfgw
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その11)】



4人は、職員室に到着した

ジャイアンが思いっきり戸をあけた

ジャイアン「のび太っ!!」

部屋にいた教員たちは、すこし驚いたような顔をしていっせいに4人の方をむいた

教員A「どうしたんだね君たち、今は授業中だぞ」

スネ夫「の、のび太と僕らの先生がここにきたはずなんですが…… 知りませんか?」

教員B「ん? さあ、しらないな……」

しずか「こ、ここにはきてないんですか?」

ジャイアン「クソッ、じゃあどこにいるんだよ!」

ドラえもん「おちつくんだ、ジャイアン。 あわてても何にもならない」

ジャイアン「これが落ち着いてられるか!
はやくしないと、のび太が消されちまうかもしれないってのに……!」

ジャイアンの言葉に、教員のひとりがはんのうした

教員A「君、いまなんと」

ジャイアン「のび太が、俺たちのともだちが、消されちまうかもしれないっつったんだ!」

教員B「……ほう」

教員たちは、机からなにかをとりだした

スネ夫「ヒッ!!」

教員たちがとりだした物をみたスネ夫は、青ざめ、ふるえあがった

彼らの手には、黒いかたまりがにぎられていた
スネ夫は、それがいわゆる、拳銃というやつであることに、気づいたのである

他の皆も、ほどなくして相手が銃をもっていることに気づき、動けなくなってしまった

教員A「動かないで。 手をあげなさい」

しずか「な、なんで、こんなことを!」

教員B「君たちは本校の秘密をしってしまったようだ。 このまま帰すわけにはいかないな」

ジャイアン「こ、コノヤロ、冗談じゃねえ!!」

ドラえもん「ダメだジャイアン、抵抗しないほうがいい!」

教員たちは銃をかまえたままゆっくりと4人にちかづき、腕を縄でしばった
ドラえもんからは、ポケットもうばった

教員A「これから一緒にきてもらおう」

4人は教員たちに、学校の地下へとつれていかれた……



暗い部屋で、一人の教師と少年が向き合っていた

のび太の先生「野比くん、なんだね、この点は」

先生の手には、のび太の知能テストの結果シートがにぎられていた

のび太「す、す、すみません。
こ、コンピュータペンシルを、お、落としてしまって……」

のび太の先生「言い訳は無用だ、きさまの命を持って償ってもらう」

のび太の先生は、自分のカバンから何かをとりだそうとした

きっと、先生がこれから武器かなにかをとりだし、それによって自分は殺されてしまうのだろう
のび太はそうおもった

のび太「う、う、う……」

のび太の顔は、恐怖でゆがんでいた

しかし、カバンを探るのび太の先生の手は、突然その動きをとめた

のび太の先生は、視線をカバンからのび太にうつした

のび太の先生「……ふむ。
きみは、殺すにはすこし惜しいかもしれんな」

のび太「えっ……?」

のび太の先生「きみには、べつなかたちで役に立ってもらおうと思う。
フ、フ、フッ……」



(つづく)


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