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一日一回書き込むスレ
351
:
ueda
:2010/07/25(日) 23:50:00 ID:ruh1/YuA
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その8)】
裏山のおおきな木の下に、のび太はいた
のび太「このままじゃダメになる、か」
あたりはもう、暗くなってきていた
のび太「(あのときも、ドラえもんはおなじことを言っていた。
ドラえもんが、この裏山にこころを与えてくれたとき……)」
のび太は、後ろの木になにかがいるような感覚をおぼえた
のび太「きみはまだ、あのときのままでいるのかい」
木は、何もこたえない
ただそこに立っているだけだった
のび太「……」
のび太「(なんで…… ダメになっちゃ、いけないんだろう……)」
太陽がしずみきり、あたりは闇につつまれた
のび太は、裏山をおりて町にもどった
のび太「もう、家にはかえれそうにない。 野宿でもするか……」
あてもなく町を歩いていたのび太の前に、ジャイアンがあらわれた
ジャイアン「おう、のび太。
もう遅いぜ、はやく帰らないとしかられるぞ」
のび太「いや、その、じつは……」
のび太は、ジャイアンにこれまでのことを話した
ジャイアン「そうか、そういうことなら俺さまの家にとまっていけ」
のび太「えっ、いいの」
ジャイアン「いいか、お前はいまや、俺たちのきぼうなんだ。
先生と、消えた出来杉のナゾをときあかすことができるのは、
先生にきにいられたお前だけだからな。
おれたちには何もできないけど……
それでも、何かのかたちでお前を助けてやりたいんだ」
のび太「……ありがとう、ジャイアン」
そして、知能テストの日がやってきた
のび太の先生「今日は、知能テストです。
みなさんがんばってください!」
のび太「(大丈夫だ…… このコンピュータペンシルさえあれば、
解けないテストなんて、ないんだ!)」
のび太は次々と問題をといていった
しかし、全体の半分ほどまで解いたところで、のび太は手をすべらせてしまった
のび太「(しまっ……!!)」
まったく引力とはおそろしいもので……
のび太の手を離れたコンピュータペンシルは、床におちてしまった
そして、こわれた
(つづく)
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