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一日一回書き込むスレ

340ueda:2010/07/18(日) 12:33:24 ID:S8F93.fs
【ドラえもん のび太と哀戦士できすぎくん(その7)】



そして、のび太は学校をおえてかえってきた

のび太が玄関のドアをあけると、そこにはドラえもんと、のび太のパパとママが立っていた

のび太「ただい……ま……?」

のび太のママ「のびちゃん、きょうはちょっと話があります」

のび太のパパ「こっちへきなさい」



居間

のび太の前に、ドラえもんと、パパとママがすわっていた

のび太のママ「ドラちゃんから聞いたわ。
ドラちゃんの道具でカンニングをして、しかもドラちゃんにひどいことをして……」

のび太のパパ「ドラえもんはのび太のまちがいを正そうとしていたんだ。
それにたいして、そんなことをするなんて…… 許されるとおもっているのか?」

のび太「……」

ドラえもん「だまってないで何かいえよ、のび太くん!!」

のび太「……」

ドラえもん「ペンを返すんだ!
このままあのペンに頼ってたんじゃ、きみはだめになっちゃう!
かならずだめになるぞ!!」

のび太「……!」

のび太は、ふるえる手でふところから何かをとりだした

ドラえもん「……そ、それは!?」

のび太がとりだしたのは、戦車をいちげきでふきとばす『ジャンボガン』であった

のび太「こ、これで、ど、どうだ……!」

ドラえもん「の、のび太くん!? どこでそれをっ!!」

のび太「うるさい!!
ぼ、ぼくは、ぼくの敵になるやつを、ぶ、ぶちころすことを、お、覚えたんだ。
ペンを奪ったら、ひ、引き金を……ひきがねを、ひくぞ!!」

のび太は少しずつあとずさりをしていった

ドラえもんたちは、何もできなかった

のび太はあるていど距離をとると、そのまま走り出し、家をとびだしていった……



彼のむかった先は、裏山であった



(つづく)


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