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外部板用ゲーム盤スレ 第三の晩

988アンチファンタジーorミステリーさん:2010/09/03(金) 13:03:04 ID:fCMspkP60
だが彼女は、彼女の両親とも出かけて家に居ないある日、見知らぬ男と腕を組んで家に帰って来たんだ。
純白の服を着た彼女は俺といつもいる彼女の部屋に鍵を掛け、俺にこう言った。
「これが私の恋人よ」
そして、彼女はその男に接吻した。
俺は怒りで頭が真っ白になった。
すると、魔女がまた現れた。
今度は朦朧とする意識の中なんかじゃない。
俺と魔女以外の時間が止まったようだった。
『ほぉら、私の言った通りじゃない』
『ほら、見てごらんなさいよ。彼女の恋人が、お前をまるで汚物を見るような目で見ているわ。
 もしくは、見下しているのかしら?私が時間を止めてあげているんだから、よくよく見ればいいわ』
俺は魔女に思わず飛びかかろうとしたが、その後に続いた魔女の言葉で、俺の足は止まった。
『あなたを振った彼女と、彼女を奪ったこの男に復讐したい?
 私なら出来るわ。あなたは自分の手を汚さなくていいの。
 ただし、あなたには対価を支払ってもらうわ』
魔女は対価の内容を言った。俺は、それでも魔女の力を借りたい、と思った。
『思うだけで、私には十分だわ。じゃあ、始めようかしら』
魔女はそう言うと、手始めに、男の喉を杭で突いた。
男が倒れると、彼女の悲鳴が響き渡った。いつの間に、時間は動き出したんだろう。
俺が彼女を見ると、彼女は黒い衣を身にまとっていた。
『喪服の色にしてあげたのよ。あなたが憎む男の、そして彼女自身のね』
そういって魔女は哂いながら、彼女を鎌で切り裂いた。

その後帰宅した彼女の親があまりにも彼女の反応がないため、
彼女の部屋の扉を破壊してこじ開けた時、倒れていた死体は三人ではなく二人だった。
俺は、復讐の対価として、魔女に体も魂も奪われていたから。
そして俺は、その日より晴れてお嬢様の家具となった。
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魔「ああ、懐かしいわね。さて、どこから赤を出していこうかしら……あなたが決めるのも一興かもしれないわね」
家「では、僭越ながら俺が。
 【彼女が見知らぬ男と腕を組んで家に帰ってきて彼女の部屋の扉を閉めてから、
 彼女の親が彼女の部屋の扉を開けるまで、彼女の部屋は密室だった】
 【男は喉に穴が開いた状態で死亡していた】
 【彼女は刃物に体を切られて死亡していた】」
魔「勿論、【『密室』とはベアトリーチェさんの定義の密室のこと】よ。
 そして、【彼女の親はその部屋にある死体の数を正しく認識した】わ」
家「さあ、ニンゲン共。俺とお嬢様との愛のこもった出題、解けるものなら解いてみろ!」




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