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五十路過ぎても なんとかファイト【V】
292
:
名無しさん@避難中
:2025/09/05(金) 01:12:21 ID:VI7WWI8Y0
ウォーラグーン「ん〜、ふふふ……」
イキル「な、なんだこの怪しいマッチョ!!!!!?」
ジュリー「……!!」
ジリ……
ジュリー(な、なんだこの人……
…………強い……!!!!)
ゴゴゴゴゴゴゴ……!!!
ミャラダイン「……あー!!?
なんだァ、ワぁ!!!?
急に現れて……凡兵だぁ!!!!!!?
喧嘩うっちょーかい!!!!!!!!!!!」
ウォーラグーン「んっふっふっふふぅ
ミャラダイン・ミャミャミャ〜ミャン☆ちゃんねぇ〜…
かつてカオス帝国で将軍職についていた一族の末裔……
それが中央アカデミーでもなく、地方の退魔軍訓練学校の出とは…………
名門も落ちるに落ちた……
悲しいがそれを凡と言わずなんというか……だよねぇ〜」
ビキッ!!!!!
ミャラダイン「ワぁ……
ワどの血筋の事を馬鹿にするんなら、それなりの覚悟はあーだらぁなぁ!!!!!!!!?」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぬるもっこり「や、やめよ! ミャラダイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぉん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミャラダイン「歯食い縛りさがれぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ……
ウォーラグーン「……ふー、やれやれ………………うん?」
バッ!!!!!!
リハン「……!」
ガギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギギ……
ミャラダイン「……ぬぅ!!!!!!!!!!!!!!
……リハン!! なんで邪魔すーかぁ!」
リハン「……やめなさい
彼は…………上の人間だ……」
プティング「上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ざわざわ……!
ループマー「上…………お前よりもか? リハン……」
リハン「………………彼は…… “総帥付” …………特務兵武官……
明確に、私よりは上ですよ」
グュース「そ、総帥直属だと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
大エリートじゃないかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
リハン「正しくは総帥……そして長老委員会の直属の護衛軍……その1人です」
ジュリー(……!! 長老委員会の……直属……!!)
ぐっ……!!!!!!!
モシメベ(す、すごい〜……!
そ、そんなの初めて聞いたよ……!!!)
ウォーラグーン「うっふふふ! はは!
まぁ俺達のような数奇な戦力は君たち凡兵の前にはそうそう姿を現さないものだからな!」
イラ……!
ミャラダイン「凡兵ってのをやめろっつーがや……!」
ぬるもっこり「よせ……!!!」
リハン「……ウォーラグーン殿……
あなたが表に出るのは珍しいですが……
何か御用で……」
ウォーラグーン「あぁ、ちょいとリハンちゃんに用がな……
そうしたら何だ!!!? リハンちゃん、そりゃねーって!!!!!!!!!
なに勝手に人事司っちゃってんのぉ!!!!!!!!!?
しかも1等級の隊長を任命しようなんてよぉ!!!!!!!!?
しかもこんな小僧っこに!!!!!!!!!!!!!!」
ジュリー「こ、小僧っこ……」
ずーーーーん……
ウォーラグーン「そーいうのはまずは上に相談しなきゃよ!!!!!!!?
1等級なんて重職は特にな!!!!!!!!!!
まずはリーべス元帥にはもちろんだが、当然長老委員会にも通しておかなきゃ!!!!!!!!!!!!!!!
な!!!!!!!!!!!!!!!!?」
リハン「……申し訳ありません」
スコンビュー「ありゃりゃ……
横やりが入ってずるずりかけんの大出世がキャンセルされたべ……」
ジュリー「お、俺としては良かったけど……」
ハーステンポー「そ、そんなぁ……
ファイアァ……」
しゅん……
293
:
名無しさん@避難中
:2025/09/05(金) 01:48:31 ID:yPJY8EhY0
ウォーラグーン「まぁーったく、びっくりしくさったぜぇ?!
ちょうど俺が来たから良かったものの……!!!!
リハンちゃんの独断で勝手に1等級の隊長が決められちゃって、もしそれが間違っても軍全体に広められてたら大変だったぜ!
例え不本意でも一度周知されたことは事実として定着しちゃうからな!
それを翻すのは難しいんだよ!!!!!!!
やらかすところだったな! リハンちゃん!!!!!!!!!!!!!」
リハン「………は。申し訳ありません」
ヒソヒソ……
イリリシカ(なんか…………いやな感じ……)
イキル(うん……)
ループマー「…1等級はこれまで、長老委員会が決めていたのですか?」
ウォーラグーン「そりゃそーだろ!
退魔軍の最重要な部分は総帥のようなトップが決めるのが普通だ!!!!
とはいえ、総帥はご病気がちだから、その代わりを長老委員会のお歴々方が慎重に精査してるわけ
!!!!!
だから1人の兵の独断で決められることじゃないんだ! !
勿論1等級の総隊長クラスのご推薦なら一考の余地ありだぜ!!!?
だけど元帥付とはいえ、ただの特派員の推薦なんて論外よ!!!!!!!!
ったく! 困ったちゃんだぜ、リハンちゃん!
昔はそんなんじゃなかったのにな!!!!!!!!!!!
日陰の人間なのに最近目立っちまって、あまつさえ大軍の指揮までまかされちゃったもんだから勘違いしちゃったかな!!!!!!!?
今度はこんな勝手な事をしちゃダメだぞ!!!!!!!!!」
めっ!!!!!!
リハン「…………は。」
ジュリー「……!!」
ギリッ……
リハン「……ウォーラグーン殿……
それで……あなたは私になんの用が?」
ウォーラグーン「おぉ! そーだったそーだった!
いゃぁ! 喜ばしいことだぞ!!!!!!!!!!!
今回、このウォーラグーンはリハンちゃんの相棒として出向を命ぜられた!
今後リハンちゃんと共に行動するぜぇ!!!!!!!」
リハン「!! ………………」
スコンビュー「えーーーーっ!!!!」
リハン「………まさか……
ウォーラグーン殿が私と……?
何故そんな……」
ウォーラグーン「これぁ長老委員会からのご命令さ!
現在聖都はこんな有り様でリーべス元帥も療養中だろ!!!!!!?
だから退魔軍本隊も大変っつぅことで、俺達『総帥付き護衛軍』もみんなのために狩りだされたわけ!
リハンちゃんも1人は大変だろ! だから俺が手伝いに来たんだよ!!!!!!!!!!
これからは仲良くやろうぜぇ〜〜〜!!!!」
ガシッ!!!!!!!!
リハン「……は。」
ニコニコ
ウォーラグーン「俺ぁゲンキのような無能とは違うからよ!
そこんとこ安心してくれな!!!」
リハン「…」
みんな『………………!!!!!!!!!!』
ざわ……!!!!!!!
ジュリー「……な……!!」
ミャラダイン「ゲンキが無能だと……」
ウォーラグーン「あー! ワリ!!!
俺は口下手でよ!!!!!! すまん、言い方悪かったな
俺は生まれながらのエリートさんで、周りもそんな奴らだらけだからよ…………人の才覚にちょっと敏感なんだ
平均点高い集団の中に、少し劣る奴がいると目立つだろ?
それでいうとなぁ…………
いや、リハンちゃんは天才よ? でもゲンキはな……
ちぃっと凡兵から脱却出来てなかった
リハンちゃんのおこぼれに預かってた普通の奴……って感じだよな」
リハン「……」
ビキビキッ
ミャラダイン「ッてめーっ…」
すっ……
ジュリー「…………」
ミャラダイン「……ジュルジュリ……!?」
ジュリー「………………」
ザッザッザッ……
《ジュリーはうつむきながらウォーラグーンに歩み寄る……》
イリリシカ「ジュ、ジュリー……?」
イキル「お、おい……!」
ジュリー「…………」
ザッザッザッザッザッザッ……
ざざっ!
ウォーラグーン「……ん……? なんだなんだ?」
ジュリー「…………!!!!」
ギロォッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウォーラグーン「……おー……
えらく下からにらみ上げてくれるじゃん?」
ニコ……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
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