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なんとかファイトの 走馬灯【4K】

1名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:18:56 ID:zunO1.sQ0

      ⊆""\      \ ござ〜〜い〜〜〜〜!!!!/
      ⊂  ∩                ,.-‐一'、_
       と (  |              /     ∨
      / ̄`゙''"´ヽ          -‐一''`ヽξ_  ヽ
     /       \       /        \  |            ,.-‐''∧_,.-つ
     /        λ      /ξ  /\     V |          ./  //   つ
    /          |     !/  /\ / !  ξ| |         ./    |  つ⊃
   /           |     /  / へ  へi,  i |  |       /     \_/
   /           λ     | /|  _`_ !  !6)  |     /′       \
  /     /\     \   ∨"!、 |   ノ ノi |ノ  |   /′          /
  |     |    |      \    `゙''--┌''"´∨  !_,.-''       /\     )
  \  <\┴/>      `゙''-_「_,/‐|##| ̄|-,.-‐一''"       |    |   /
    \                / | | Η││| ∥        <\┴/> /
     \__,.-‐一ー‐--、__   ||/  》 , ∥  \_〈                /
                  ̄`゙' (    ヾ∥   〕::::: ̄|`゙''ー‐--、____,.-‐一''"´
                     ゝ  木兆   /:::::::: \
                      |______|::::::::::::  \
                      |______|::::::::::::    \
             ⊂ニニニ{}ニニ{_______________|ニニニニ⊃ )
                      | ̄ ̄ ̄ ̄"│::::::    /

ある意味私も出てくるなんとかファイト、始まりでござーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:20:24 ID:zunO1.sQ0
《なんとかファイトファイトまとめ1》


【超神会編】

糞スレ創作
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219852732/224-

(一応の○○編と括りがあるが 打ち切りのため続きは存在しない)


{以降の話補足}

魔力を失い幼女化したフーリャンは魔力を取り戻すため、世界各地に存在する魔力が湧き出るの『魔力地場』を巡る旅に出る。
しかし魔力を失い幼女になったフーリャンにとってその旅は過酷であり、思うようにいかない自分に苛立っていた。
そんな旅の中でフーリャンは色々な人々に出会い、そしてあらゆる場面で助けられた。
今までそんなパンピー達を『弱者』として目にも掛けず虐殺しまくっていたフーリャンは、ここに来て人の善意に触れちょっぴり考えを改めたのだった。

旅が続くに連れ、旅に同行する仲間も次第に増えていった。
ねこの親友うさぎ、
チェリー魔法使いサナバー、
笑い男ワラース、
ロリコン騎士発泡スチロール(当時マリモス)……。
そんな心強い仲間と共に世界を巡り、少しずつ魔力を回復しつつ…カルト教団超神会と戦いを繰り広げ、そしてその背後にうごめく陰謀に触れて行くのだった。

旅も終盤に掛かり、魔力がほぼ回復したフーリャンの前に、かつてフーリャンの魔力を奪った宿敵ミャンチューが現れる。
絶大な魔法耐性能力を持つミャンチューを前に、魔力が回復したにもかかわらずフーリャンは手も足も出ず、仲間達もミャンチューには敵わなかった。
そして…ついにミャンチューがフーリャンにトドメを刺そうとした……その時
いぬがフーリャンを庇い、命を落とした。
いぬはフーリャンに故郷を滅ぼされ、怨みを持っていた。
しかし、それでもいぬはフーリャンを守ったのだった。

いぬを侮辱するミャンチューにフーリャンは怒り、暴走モードへと覚醒。
急上昇した魔力により魔法耐性を持つミャンチューですら防ぎ切れず、フーリャンはミャンチューに勝利した。
そのあと、他の超神会の幹部達を破ったフーリャン一行は、超神会が復活させた黒幕にして“終わりを司る神”……『終末の影・エス』と対峙する。

エスは世界を終わらせる力を持つ神である。
暗い未来しかないこの世界を哀んだエスは、せめて苦しみなく平等に死を世界の人々に与えるため、この時代に復活したという。
超神会を利用し世界に終末感を蔓延させ力を増大させていたエスは、ついに世界を滅ぼす力を発動する…。
だが世界各地を回り、あらゆる希望や夢に触れてきたフーリャン一行はそれに反抗し立ち向かう。

他人のために命を投げ出したいぬの姿を脳裏に刻みながら
フーリャンは初めて人々のために戦おうと決意し
最強の『英雄』へと覚醒……そしてついにエスを打ち破ったのだった。

3名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:20:53 ID:zunO1.sQ0
《なんとかファイトファイトまとめ2》


【夢編】

うんこ小説
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1249284639/

それでは! なんとかファイト!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1260210952/

それでは!! なんとかファイト!!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1269349433/

それでは!!! なんとかファイト!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277892965/

4名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:21:13 ID:zunO1.sQ0
それでは!!!! なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281701648/

恐怖の なんとかファイト…‥
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1287897248/

なんとかファイトでかたたたたたたき
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1292216615/

7つ集めると金のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1295790667/

5名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:21:32 ID:zunO1.sQ0
八つなんとかファイト村
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1298009776/

なんとかファイトQ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1300467535/

なんとかファイト天国
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1303749690/

いいなんとかファイトですね!!!!!
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1306585978/

6名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:21:45 ID:zunO1.sQ0
夢のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1309443655/

隠された なんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1311948608/

普通のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1314352626/

7名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:22:03 ID:zunO1.sQ0
いちご味のなんとかファイト
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1317026680/

なんとかファイト色
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1319988280/

なんとかファイトがいない………
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1324297918/


(夢編以上、全18スレ)

8名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:22:23 ID:zunO1.sQ0
《なんとかファイトファイトまとめ3》


【魔反会編 第一部】

なんとかファイト耳
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1328288406/

なんとかファイトでGO
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1331618359/

においたつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1335452396/

なんこつなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1338891788/

9名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:22:38 ID:zunO1.sQ0
なんとかファイト不通
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1341398191/

なんとかファイト文
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1344171613/

不思議ななんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1346418394/

なんとかファイトの残像
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1349219330/

10名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:22:55 ID:zunO1.sQ0
醤油辛いなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1352470320/

なんとかファイトになった貝
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1355862797/

なんとかファイトvs鶏
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1359463860/

なんとかファイトははたけのお肉
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1362058326/

11名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:23:09 ID:zunO1.sQ0
みそじ過ぎてもなんとかファイト!!
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1365246320/

なんとかファイトあいす
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1370160460/

ミニミニなんとかファイト
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1372846972/

なんとかファイト耳 ふたたび
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1375835878/

12名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:23:37 ID:zunO1.sQ0
必殺の なんとかファイト縫い
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1378545680/

みこみこ なんとかファイトみーこ<3
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1381048110/

なんとかファイト 目力勝負
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1384013536/

なんとかファイト三男坊
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1389274672/

13名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:23:51 ID:zunO1.sQ0
なんとかファイト参り
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1393329555/

ありがとうなんとかファイト(棒)
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1397488242/

四十路過ぎてもなんとかファイト
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1400077329/


(魔反会編第一部以上、23スレ)

14名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:24:14 ID:zunO1.sQ0
《なんとかファイトファイトまとめ4》


【魔反会編 第二部】

それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/

なんとかファイト フォーメーションC!!
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1403014906/

死んで蘇る なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1426247063/

15名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:24:30 ID:zunO1.sQ0
なんとかファイト流 しし舞おどり
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1454429542/

ドスコイ! なんとかファイト大相撲http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1480866732/

明日の なんとかファイト ジョー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1512579858/-319 

>>319まで)魔反会編第二部以上、6スレ

16名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:25:37 ID:zunO1.sQ0
《なんとかファイトまとめまとめ5》


【魔反会編第3部】

明日の なんとかファイト ジョー
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1512579858/

真夜中 なんとかファイト
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1557925486/



以上、現行3スレ目

17名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:34:27 ID:zunO1.sQ0
ありがとう2021

作詞作曲:サンバディ都内
歌:大魔女フーリャン


指が痛い
腕が痛い
そうこれは!
ついにやってきた(fu)
みんなのところにやってきた!(fufu)

加齢!!!!!!!!!!!
加齢!!!!!!!!!!!
加齢!!!!!!!!!!!

悲しき現実、2021年9月の夜中……

認めちゃならねぇ食欲減退

ラーメン週3はもう食えない!(fu)

お揚げを焼いた奴が美味しい!(fufu)

そんな
加齢!!!!!!!!!!!
加齢!!!!!!!!!!!

華麗に加齢!!!!!!!!!!!
カレイはどっち向きだ!!!!!!?
おめーのチ○ポは右向きだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もち米はアミロペクチン100%だゾ

また会いましょう

素敵なところで会いましょう

いつでもどこでも、ここに居る

もち米はアミロペクチン100%

ペッタンペッタン!!!!!!!!!!!

おいしッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

18名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 02:40:48 ID:zunO1.sQ0
【アプロダサイト】
なんとかファイトのアップローダです。
なんとかファイトや創発関連なら自由にお使い下さい。
https://ux.getuploader.com/nantokafight/

19名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 03:26:15 ID:zunO1.sQ0
【魔反会編第3部
『回顧・退魔戦争語』……登場人物】


ジュルジュリ・グリーブルー
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/55/20210916_080652.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/56/20210916_080654.jpg


過去編の主人公
現代はシケた骨としてフーリャンチームに加わっているが
3000年前の『退魔戦争』では退魔軍の急成長若手部隊『ぬるもっこり隊』の一員でエースである
名高い士官の家の一人息子として生まれたが、なんやかんやあったため家は落ちぶれ幼い頃は苦労をしたという
しかしそれにめげず1人勉強をして退魔の知識と技を磨いていた

その甲斐もあり あわ代前半からメキメキ実力を伸ばし
豊かな発想力で既存の退魔の技に工夫を加え
新たな技として昇華させるほどの才能を発揮した

ぬるもっこり隊入隊直後から現代まで多大な活躍をして今ではエースとして信頼されている

しかしながら実の所は平和主義者であり
敵である魔法使い軍とも和解したいと思っている
そのために多くの考えを巡らせているが、それはまだまだ茨の道なのだった

誰とでも気さくに話せるコミュ力を持ち 人から好かれやすい体質
幼い時から勉強していたためか 新しい知識を目の当たりにすると積極的に理解し取り入れようとする貪欲さを持っている

武器は青銅のナイフ
得意な退魔の技は、『魔流し』『魔掴み』『魔知感』『魔周感』『反応防魔縦』『感体魔知』『点打』他ほぼ全て
そして高純度の退魔気を纏う肉体強化術『気功冠』の才もずば抜けている
その発展系、攻撃系退魔の極致『気功冠:フェーズ3』の『点帝』の2種も使いこなす天才だ

【部隊内での人間関係】

同部隊のメンバーとは大体仲がいいが
特に配属時からの仲であるイリリシカのことは誰よりも信頼し頼っている
この2人はとても深く繋がった仲であるという

イキルとも同時期からの仲だが、イキルの性格が怖いらしく気を使っている

プティングはその実力を認め、積極的に背中を預けるほど信頼している

スコンビューはなんでも誉めてくれてるので癒されている
ふとももを凝視する

モシメベは、気づいたらよく隣に居ることが多いので話友達のような感じらしい
彼女の体術を参考に、自分の体術にも取り入れている
パイオツを凝視する

ぬるもっこりは今では心安い仲だが、入隊時からの部隊の総隊長なので今でも尊敬し信頼している

ミャラダインは自分にないもの(身長とか)を多く持っているので、憧れている

ループマーは地位もあり、高い実力を持ちながらも、自分の思想にもある程度理解を示してくれているので
困ったときはよく相談に乗ってもらっている

アルシーとグュースは、父親絡みのことで色々ひと悶着あったが
共に特訓した4年の間に2人から認められ、今ではわだかまりなく付き合っている

別の部隊だが
かつて命を救った少女、モッコロからは全力で好かれている
ドギマギしながらも彼女のことは絶対に守らないといけないと、心に誓っている

20名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 11:09:24 ID:Sjm1w1WY0
【ジュルジュリ データ補足】
22歳 184cm

武器:
青銅ナイフ “ミャースイ・ブルー”
退魔聖剣 “朧勇者” (退魔気製で実体はなし)

子孫:
チロリーン(直系)
ペロスケ(直系)
チチス(直系)
ハハス(直系)
シューゴレク(直系)

21名無しさん@避難中:2021/09/18(土) 21:47:48 ID:zunO1.sQ0
イリリシカ・トゥルカ
21歳 214cm
ぬるもっこり隊上級副隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/57/20210916_080658.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/58/20210916_080700.jpg


武器:黒剣『サバト・サバス』 → 黒剣『無間ノ燈花』

ジュリーと同期でジュリーの良き相棒
配属時に寂しくポツネンしていたジュリーに話しかける優しさを持つ
それがきっかけでイリリシカも大きな運命の中に飲まれることとなる

退魔軍の訓練学校時代、ジュリーは成績トップだったが
イリリシカもそれに並ぶ優秀さを持っている
ジュリーが教える新たな退魔の技をそつなく使いこなすほどだ
常にジュリーの背中を追いかけ、イリリシカはどんどんと強くなっている

そうしている間に、イリリシカはいつの間にかジュリーに対して憧れとともに恋心を抱くようになる
その事を伝えれば、今なら成就するかもしれないが
イリリシカは今の関係性が壊れる事を恐れているようだ


イリリシカにはカナリという妹が居る
2人は戦災孤児で両親の顔も知らないという
物心がついた時から訓練学校で暮らしていた
イリリシカの強い要望で、一般的に訓練を始める年齢より前に退魔軍の訓練学校での教育を始めている
同期なのにジュリー達と年齢が違うのはそのためのようだ

得意退魔はジュリーのように大体使う
しかしジュリーよりも優れているのは『退魔壁』の技術だ
本来ならただの壁のようにしか形成出来ない退魔壁を粘土細工のように自由に形作るのだ

ジュリーのように気功冠:フェーズ3も会得している


【部隊内での人間関係】

ジュリーはイリリシカの思い人である
一緒に居ると幸せだし、ずっと側で支えていたいと思っている

イキルは訓練学校初等部からの友達
昔から漏らしすぎているので将来を心配に思っている
気心が最も知れているためイキルには弱音も吐くが、ジュリーへの想いは秘密にしている

プティングは、初めは目のやり場に困っていたが最近はさすがに慣れた
どんどん実力を付けて自分の後に迫ってくるのを感じるので、追い付かれまいと頑張っている

スコンビューとはよくおっとりとした女子トークを楽しんでいるらしい
ぬるもっこり隊が遠征する際の食事の準備をよく2人でする
スコンビューが描いたマンガを楽しみにしている

モシメベとは一緒に体術の練習をしているようだ
二人きりだとジュリーの話をよくする

ぬるもっこりの事は隊長としてずっと信頼している
ただ、イキルとは離れて欲しい

ミャラダインは、自分を妹扱いするように接してくるので少し気恥ずかしいらしい

ループマーとは前線戦力の要として、一緒に行動することが多くなっている
歳はかなり離れているが息ピッタリである

アルシーとグュースは、当初ジュリーにつっかかって来るのでムカついていたが
今では打ち解け、気さくなオッサンだと思っている

モッコロは……、彼女のジュリーへの思いに感づいて複雑な思いを抱いている
しかしモッコロはイリリシカを慕い、イリリシカもモッコロを妹のように愛おしいと感じている

カナリは唯一の姉妹、世界で一番大切な存在だ
裏から元帥に手を回し妹を僻地へと送るようジュリーとともに懇願した
それは恐らく妹のカナリが望むことではないが、イリリシカにとって妹カナリの平穏こそ心の支えなのだろう




イリリシカの子孫:なし

22名無しさん@避難中:2021/09/20(月) 00:45:58 ID:95cbV9Ek0
アシタ・イキル
22歳 198cm
ぬるもっこり隊 射撃隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/59/20210916_080705.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/60/20210916_080709.jpg


武器:五種弓『スーパーイキルちゃんボウ』

ジュリー達の同期
イリリシカとは長い付き合いで一番の大親友だ
非常に気が強く押しも強いので周りから恐れられている
すぐに失禁するのがチャームポイント
イキルの漏らすオシッコは無味無臭で環境に優しい硬水であるという

イキった言動をするが実際は臆病で慎重派
戦いの時はすぐに失禁して泣き言を言う

退魔の才能がほぼない
これでも訓練学校では成績は良かったらしい

退魔の技が使えない代わりに弓矢を扱う才能は優れている事が分かった
最近はその道を極めており、その技術は退魔軍でも突出している

ぬるもっこりにハートを撃ち抜かれてからずっと猛アタックを続けている
最近はその成果も出てきているようだ

実家はランジェリーショップの名家だ
弟がいて、その弟の代わりに退魔軍に行かされた事をかつては悲観していたが
今ではこの道で良かったと思っている


【部隊内での人間関係】

ジュリーは同期なのにどんどんエースとして成長していく姿を生意気に思っている
しかし素直にすごいと思っている
背が小さいので弟のようなノリで扱っている

イリリシカは最高の親友
心が通じあっている
なのでイリリシカがジュリーを好いている事にも気づいている
しかしあんなチビのどこが良いのか不思議でたまらないようだ

プティングはライバル
よくバカにしてくる上あの格好はファッションを冒涜しているとしか思えないので
ファッション系の家の娘としてムカついている
毛嫌いするほどではない

スコンビューは率先して失禁の後片付けを手伝ってくれるので好きなようだ

仲は良いがモシメベからよくテレパシーの誤送信をされる
誤送信の一つに『バンヌの有効的な媚薬要素』という謎の解説があったのでそれが気になって仕方がない

ぬるもっこりに対してはぞっこんLOVE真っ盛りである
特訓にいそしんだ4年の間に何度かお互いの部屋で二人きりで過ごしている

ミャラダインに対しては年上だが容赦なくツッコミや暴言を吐いてる
目の前に立たれると威圧感にビビって漏らすが大抵笑って接してくれるようだ

ループマーは自分の失禁する体質が奇妙に思われてるためよく観察されている
すこし苦手

アルシーとグュースは、ヒゲが似合わねーな、とか、なんだこの生物……とか常々思っているが直接は言わないでいる

カナリは、妹のように接している



イキルの子孫:
シヌカ(傍系)
ビラコ(傍系)
しゅえいや(傍系)

23名無しさん@避難中:2021/09/22(水) 02:52:12 ID:MLoJ/u4Q0
プティング・アラモード学園
24歳 217cm
ぬるもっこり隊 中級隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/61/20210917_021907.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/62/20210917_021909.jpg


武器:メガネウエポンズ


全身にメガネを “着る” 変態
それはメガネを服より優れたファッションアイテムだと信じて疑わないからである
最近は父の薦めからコンタクトレンズにも気を許し、腰などに装着している
実家はガラス細工加工の名家らしい
最初は親達の根回しにより1等級のリーベス隊に所属し、その強力な庇護のもとに居た
リーベス隊所属といっても人魔境より前線へ出たことはほとんどなかったようだ

その後、ラスパピルトによって半ば追い出されるようにぬるもっこり隊へと押し付けられた
初めはそのプライドの高さから、協調性はあまりなかったが
ジュリーの指導のなかで実力を付けていき、心身ともに成長したようだ

現在では前衛の主力の一人。ジュリーやイリリシカのようにまんべんなく退魔の技を習得している。
気功冠は、『点帝系』のフェーズ3はまだ使えないが、
気功冠を自由自在に操るフェーズ2は使える
その気功冠フェーズ2の練度はかなりレベルが高く、ジュリーと遜色ない……もしかしたらジュリーよりも優れた使い手である
スキのない技とレベルの高い気功冠に加え、クソデカメガネ『スーパーメガネ』を武器にし強力な連撃を可能としている

同時期にぬるもっこり隊に編入したスコンビューやモシメベに比べると
魔法使いに対する意識は最悪なものだった
しかしイエロスティの光景を見たことと、風の魔女バビニキュとの交流を経てその認識は変わり、
今ではジュリーの夢(戦争の平和的解決と共生)に大いに賛同し協力している

死んだバビニキュの後をついでマンガを描き初めたスコンビューのサポートもしており、プティングは物語のシナリオを担当している


【部隊内での人間関係】

ジュリーはプティングにとっての目標だ
今の自分を形作ってくれたジュリーに感謝をしている
普段もよく男同士の会話をしている
メガネは似合わなさそう

イリリシカも目標の1人だ
実力は近いと思っているが、戦いのセンスはまだまだ叶わないと思っている
よく手合わせをする
メガネは似合わない

イキルはよく口喧嘩をする相手
可愛いげがないと思っているか、弓矢の才能は素直に誉めたい所だ
メガネが似合いそう

スコンビューはリーベス隊で一緒だったため、歳は違うが非常に仲が良い
スーパーメガネの訓練にもよく付き合ってもらう
モシメベ、イキルを混ぜた4人でよくマンガの打ち合わせや制作を行っている
メガネが絶対に似合う

モシメベもスコンビューと同様
体術の手合わせをよくする、しかし気功冠なしだとよく負けてしまう
ちゃんと服を着ろと内心思っている
ビン底メガネが似合いそう

ミャラダインは同い年なのでよく気兼ねなく話している
メガネファッションをおちょくられたり、逆にミャラダインのファッションをおちょくったりしている
メガネは似合わない

ぬるもっこりは、たまにジロジロとこちらの肉体を見ているので嫌らしく感じているようだ
隊長としては、信用している
メガネが似合いそう

ループマーには剣の使い方の指南をよくしてもらっている
鎧を着た方がいいと説得されたが、逆に説き伏せて、今の格好が最適であると洗脳した
メガネは似合わなさそう

アルシーとグュースには距離を置かれている
どっちもメガネは似合わない




プティングの子孫:プリンムシ(傍系)

24名無しさん@避難中:2021/09/22(水) 03:32:25 ID:MLoJ/u4Q0
スコンビュー
23歳 219cm
ぬるもっこり隊 遊撃A隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/63/20210916_225446.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/64/20210916_225448.jpg

武器:創作武器(自作)

プティング、モシメベとともにリーベス隊から編入してきた
とある田舎の豪商の娘。農業関係の家のようだ
ド田舎の生まれで、初めはカカロッ語という難解な訛り言葉をしゃべっていたが
今では聞き取りやすい訛りになった
かなりおっとりして優しい性格をしている
戦争は仕方ないと思いつつも、ジュリーのような軟化した考えを初めから持っていたようだ
センスがよく何でもこなせる器用さがあり、それは退魔の技術にも反映されている
どの退魔の技も平均点、または高いレベルまで使いこなしている

スコンビューの戦闘時の最も特徴的な部分は即興の武器を使いこなす点だ
大体の武器はスコンビューが一晩で作ったものばかり
2つの武器を組み合わせたようなものが多い

武器も使えて技もレベルの高いオールラウンダーで機動力もあるので
ぬるもっこり隊では遊撃隊の隊長として戦場を駆け回っている

絵を描くのが得意で、人の画風に合わせるのも上手い
そこをバビニキュに見込まれてマンガの腕を磨き
バビニキュの死後、彼女の後継として遺されたマンガの世界を引き継いでいる
まだ描いている途中で、規模の大きい製本などは行っていない
夢は夢と希望と平和な世界を描くマンガ家だ


【部隊内での人間関係】

ジュリーはすごい人だと思っている
勇敢で優しい性格に惹かれる部分があるようだ
恋愛感情では、ギリギリない

イリリシカは友達
イリリシカの家庭的な部分を感じている
マンガを見せるとニコニコ読んでくれるので嬉しいようだ

イキルも友達
マンガの制作に夜通しかかるときも、寝ずに付き合ってくれるので嬉しく思っている

プティングも友達
自分には思い付かないマンガのアイデアを出してくれるので助かっている

モシメベは大親友
いつも自分の事を心配してくれるので、その気持ちがすごく嬉しい
マンガを描くときも一番頼りにしている
背景技術はモシメベの方がすごいので、見習うようにしている

ミャラダインとは同じような田舎の出で、同じように訛り言葉で話すので、会話をしていると気持ちが安らぐ
ミャラダインをモチーフにしたキャラを悪役として五回くらい出した

ぬるもっこりは優しい隊長さんなので信頼している
マンガでも奇生物として出演させた

ループマーにはプティングとともに武器の扱い方をよく習っている

アルシーとグュースとは、あまり会話はしないが、よく2人の姿を描いている



スコンビューの子孫:
フーリャン(傍系)
ガム(傍系)
さかもと(傍系)

25名無しさん@避難中:2021/09/24(金) 21:42:00 ID:o7sW342U0
モシメベ
22歳 200cm
ぬるもっこり隊 遊撃A隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/65/20210916_225450.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/66/20210916_225452.jpg


武器:義足『麒麟爪』

プティング、スコンビューとともにぬるもっこり隊に編入してきた1人。
何かしらの名家の娘のようだ。
退魔軍入隊以前から、戦争に巻き込まれ喉と両足を潰されている。
足には戦闘用の義足を付け、喉には人工発声機を取り付けている。
人工発声機は声を音波に変換して周囲の人間の脳内に送るのだ。
たまに本当にただのどうでもいい思考を相手に送ってしまうこともあるらしい。
基本的な退魔の技と気功冠をフェーズ2まで問題なく使いこなす。
特に感知系の退魔を得意としており、その精度はぬるもっこり隊でも随一。
更に自ら視覚や聴覚などを閉じることで、その性能は更に飛躍する。
その他体術にも長けており、鋭い刃のような加工がされた義足を振るい強力な攻撃を繰り出す。

スコンビューのマンガ制作の手伝いもしている。
アシスタントとして背景を描いており、その書き込みはプロ顔向けだという。

この数年でパイオツが成長し、何度も服を着るよう薦められたが、少し激しい運動をすると服が弾け飛んで恥ずかしいので仕方なく今の格好でいる。
兵士達からの人気が高い。

【部隊内での人間関係】

スコンビューは大親友。
訓練学校時代から兵士時代までずっと一緒にいる。
それが行きすぎて、モシメベのスコンビューへの思いは依存を感じさせる程に、重い。
常にスコンビューと手を繋ぎたいと思っているしお風呂にも一緒に入りたい、同じ布団で寝たいくらい大好きだという。
スコンビューに知らない男が近寄ろうものなら眼から血の涙を流して歯茎からも血がでるほどだ。
それほどの友情を抱いている。

プティングは、モシメベが初めてスコンビューに近づけることを許した男だ。
似たような境遇なのでシンパシーを感じたためだろう。
仲が良い。自分より肌色が多いので安心する。

イキルのズケズケとした性格に憧れている。
イキルの体力づくりを手伝ってよく一緒に走り込みをしたりしている。

ジュリーに対して、淡い恋心を抱いている。
よく話しかける。

イリリシカには、複雑な思いがある。
イリリシカがジュリーを好きなことを感づいているからだろう。
彼女とジュリーが結ばれたなら、それはそれで仕方ない、喜ばしい事だと思っている。
それでも、仲はすこぶる良い。

ぬるもっこりのヨガの訓練に付き合う事がある。
しかし大体ぬるもっこりが体を360度捻るあたりで付いていけなくなる。

ミャラダインは怖いが、攻撃力には憧れている。

ループマーは男性の中では珍しく、パイオツを一切見ずに目を見て話してくれるので信頼している。

アルシーとグュースは、どこかで買った服をすぐに着せようとしてくる。


モシメベの子孫:イチモシ(傍系)

26名無しさん@避難中:2021/09/25(土) 21:50:21 ID:zH4aiVoE0
ぬるもっこり・ツァウアムゥ
25歳 240cm
ぬるもっこり隊 総隊長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/67/20210921_201225.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/68/20210921_201227.jpg


ぬるもっこり隊を率いる変態。
責任感が強く義を重んじる。
指揮能力はそこそこだが面倒見がよく人望はそれなりにあるようだ。
かつて存在した『ぬるすこ村』出身だが、ぬるもっこりが幼い頃に魔法使いの侵略にあい消し去られている。
しかし魔法使いの支配を破ったことで数少ないかつての村の住人達が再興を目指している。

非常に高いレベルの退魔気を持っているが、基本的なものを始めとした一般的な退魔の技が決して使えない。
しかしその退魔気量の高さから将来性を非常に期待されていた。
退魔の技が使えない代わりに、受けた魔法を地面に流す『減魔ヨガ』を極めている。
その退魔気とヨガと、そして人知を超えた再生能力を持つため非常にタフ。
体を切っても両断しても首を切ってもまるで問題なく再生してしまう。
退魔とも違うその能力から、魔法使い軍からは『異兵』と呼ばれている。

ヨガは趣味でもあり、暇なときはヨガをしがちになる。
体を捻りながらたまに奇声を放つのでまわりから恐れられている。

【部隊内での人間関係】

ジュリーは心を許した戦友であり最も信頼する戦力の1人。
小さいながらも、見事に完成しているその肉体を毎日凝視している。

イリリシカからは多少の敵意を向けられているが関係は良好だ。
たまに肉体再生の訓練に体を斬ってもらうが、いい笑顔で必要以上に斬ってくることがある。

イキルからは好意を受けている。
初めは引いていたが、その純真で真っ直ぐな思いに心を打たれたようだ。
いずれ彼女の思いに報いたいと思っている。

ミャラダインは相棒。過酷な戦場で苦楽、長い時間を過ごしてきたため息は非常にピッタリだ。
しかし両者とも退魔の技が使えず再生力があるだけの近接パワー型だったので戦場での評価は低かったようだ。 今のぬるもっこり隊になったことでその強力な能力を二人していかんなく発揮している。

スコンビューからはよくヌードデッサンのお願いをされる。
その他、マンガを描くときに必要な参考ポーズなど大体出来るのでよく頼まれている。

モシメベは再生能力訓練の時に真っ先に首を刈ってくるので ちゃんとしているな、と感心している。

プティングの綺麗な肉体には釘付けだ。

ループマーは先輩として相談に乗ってくれるうえに自分を立ててくれるので好き。

アルシーとグュースは、それなりに隊長として接してくれるが、たまに厳しいダメ出しをしてくる。


ぬるもっこりの子孫:チチゲ(フンドラー)(直系)

27名無しさん@避難中:2021/09/30(木) 22:13:44 ID:zagCQZ6A0
ミャラダイン・ミャミャミャ〜ミャン☆
24歳 289cm
ぬるもっこり隊 総隊長補佐

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/75/20210920_005934.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/76/20210925_024859.jpg


ぬるもっこりの相棒の大男。
平均身長が高めのこの時代でもかなりの高さを誇る。
その見た目の通りパワーにモノを言わせる超近接戦闘タイプだ。
豊富な退魔気を持つもののぬるもっこり同様退魔の技は全く使わない。
気功冠のような技術も使わず、持った気を単純に纏いパワー強化一点のみに注力している。
技といえる技術もほぼない。スピードはそこそこだ。
防御を一切考えない戦い方をするためよく傷だらけになったり体がバラバラになったりする。
それを気にしないのはぬるもっこり同様強い肉体再生能力を持つからだ。
ぬるもっこりより再生速度は遅いが、心臓や脳が無事なら大体再生するようだ。
ミャラダインもぬるもっこりも再生能力をただの変な体質だと思っている。

更にミャラダインは魔法を一切無効化する体質を持っている。
ぬるもっこりの減魔ヨガと違い、常にフラットな状態でも魔法を無効化する。
どんな物理的ダメージを与える魔法だろうと、特殊な効果を持つ魔法だろうと、ミャラダインに触れた瞬間にその魔法は消え去る。
魔力で元から存在する水や土を操っても、ミャラダインに触れると魔力が抜ける。
魔法使いにとってこれ以上ない驚異だ。
そのため、ミャラダインとぬるもっこり、この2人のために魔法使い軍は対策として4年の間に武具戦闘の強化に力を入れたという。

ミャラダインの弱点は防御をしないため武器攻撃がゴリゴリ通る所。

ミャラダインは実はある高名な家の出身。
ミャラダインの先祖は、魔法使いが世界を支配する前に世界を統一していた『カオス帝国』の将軍だったという。
カオス帝国の敗戦が濃厚となった中でも、ミャラダインの先祖は戦い続けた。

最後まで戦い続けた先祖の意思を引き継いでいるのか、魔法使いと対峙すると激しい怒りを表すように戦う。
魔法無効化体質も再生能力も、その血筋から由来する異能だとされている。

既婚で、子供も居る。


【部隊内での人間関係】

ジュリーはミャラダインが認める男の1人。
自分より若く身なりも小さいが、そこに秘められた能力とその才能に尊敬の念を抱く。
自分の子供より小さいから可愛い。

イリリシカの事も戦士として認めている1人。
自分をミャラダイン君と呼ぶ物怖じしない性格を気に入っている

イキルのことはアホだと思っている。
子供っぽいので可愛いげがあると思っているようだ。
ぬるもっこりが好きなことを知って、正気かどうか疑っている。

プティングは同い年なので話が合い、よくからかい合う仲。

スコンビューは似たような田舎出身なので共感することが多い。
ただ、スコンビューが書いたマンガを見たときは、あまり理解が出来なかった。

モシメベは自分を怖がっていることを感じている。
よく笑い掛けてみるが引かれたように逃げられる。

ぬるもっこりは相棒。
なかなか能力が評価されない中、泥臭く共に戦い続けた。
阿吽の呼吸。

ループマーは騎士道っぽいとこらが鼻に付くこともあるが、能力が高いことは認めている。

アルシーとグュースとはよく訓練したり酒を飲んだりするので友達感覚。


ミャラダインの子孫:
ミャンチュー(直系)
ヤンムジャルック(直系)
ヤカラード(直系)

28名無しさん@避難中:2021/10/01(金) 03:03:51 ID:6qnJiCfU0
ループマー・ナイティ
33歳 232cm
ぬるもっこり隊 上級隊長
武器:士官の剣

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/77/20211001_030103.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/78/20211001_030120.jpg

後入りでぬるもっこり隊に入ったベテラン兵士。
元は別の2等級部隊に所属していたが、ぬるもっこり隊の強化策のために抜擢された。
年下のぬるもっこりが率いる部隊で一兵士として務めぬるもっこりを立てながらサポートしている。
決して驕らず、常に他者を褒め称えるので兵士達から人気が高い。
元々はジュリーの父、ズズゾゾの下で戦っていた。
当時若かった自分達の行動がズズゾゾ隊を含めた多くの部隊の壊滅を招いたが、その汚名をズズゾゾが全て引き受け戦死している。
その返しきれぬ恩に報いるため、ズズゾゾのような仲間を大切にする兵を目指している。
ジュリーに優しくするのは、ズズゾゾへの贖罪だろう。

戦闘能力は高く、個別で2等級レベルの部隊を率いれるくらいの指揮能力も持っている。
退魔の技、気功冠、どれもが一級品のレベルがある。

既婚。

【部隊内での人間関係】

ジュリーは最大の恩人の息子。
その実力を認めている。
何かあったときは必ず守ると、今は亡き上司へ誓っている。

自分の動きに問題なく付いてくるイリリシカの才能に驚愕している。
戦場では一緒に前線にたつ。

イキルの矢さばきには目を奪われる。
イキルのおしっこ観察日記を書いている。

武器の扱いなら既に自分を超えているが今でも剣を習いにくる姿勢に感服。

プティングの気功冠には見惚れている。
判断力が頼りになる。

モシメベの鋭い感知能力に大きい信頼度を寄せている。

アルシーとグュースには、もっと後輩に優しくするべきだと思っている。


ループマーの子孫:アラプマ(直系)

29名無しさん@避難中:2021/10/01(金) 21:42:30 ID:6qnJiCfU0
アルシー(左)
33歳 233cm
武器:士官の剣

グュース
33歳 255cm
武器:ダイヤ繊維グローブ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/79/20211001_030110.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/80/20211001_030114.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/81/20211001_030125.jpg


ループマーの同期でループマー同様後入りでぬるもっこり隊に入った2人。
いつも一緒にいる。
ズズゾゾ(ループマー)の起こした作戦で親類などを失っているのでズズゾゾに対する思いは今でも複雑。
そのことにつけて4年前は幾度とジュリーに詰め寄った。
それでも今は、ジュリーと友好的な関係を築いている。
父親は父親。ジュリーはジュリーとして評価している

実力はあるが性格がキツイため人気はあんまりない。
体育会系で上下関係(主に年齢)にうるさい。

髭が似合わないことや変な生物すぎるのが専らの噂。


部隊内での人間関係

ジュリーとは色々あったが今は可愛い後輩。

イリリシカは可愛い後輩。

イキルは可愛い後輩。

スコンビューは可愛い後輩。

モシメベは可愛い後輩。服を着ろ。

プティングは可愛い後輩。服を着ろ。

自分達より若いぬるもっこりが自分達の総隊長なのは複雑な気持ちがある。
それでも実力自体は認めている、が、先輩として厳しいチェックを入れる。

ミャラダインは戦友。

ループマーは同期。
訓練学校時代から常にトップの成績で、自分達より早く出世したループマーを疎ましく思っていた。
ぬるもっこり隊で一緒になってすぐは関係がぎこちなかったが、今は幾分打ち解けている。


アルシーの子孫:ヒーロ(傍系)

グュースの子孫:
スーパーウトゥルサヌ(傍系)
刻苦(傍系)

30名無しさん@避難中:2021/10/02(土) 21:20:57 ID:2XE/pIYw0
【十大魔女】
魔法使い軍の顔にして最高戦力
一般魔法使いを越える魔力と魔法練度がなければなることが出来ないとされる
しかしこの近年、退魔軍が急激に力を付けたため十大魔女の戦死が増えメンバーの入れ換えが増えた
そのため魔女の力はこの数十年のうちで最も弱まりつつあるようだ
魔女になる条件は
・ある属性の魔法を極めていること
・強大な魔力を備えていること
・魔女に相応しい格を備えていること
・ミニスカが似合うこと(重要)

魔女になると『名前』と『序列』を与えられる。
『名前』は魔女としての名前で、魔法使いの世界で伝説的な魔女と共にカオス帝国と戦い、魔女を守護した仲間の名前から取られる。
『序列』は十大魔女の中での強さや格などの総合的な順位を表す。




リスリス
32歳 215cm
斬の魔女 序列9位
本名:ザスティコ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/82/1633092365183.png

斬魔法を操る魔女。
生まれは骨魔法の特血の家のため、全身の骨を操る魔法を得意とする。
戦闘時はトゲ状にした骨を体外に突きだし、斬魔法はその骨を利用して放たれる。
普通に放つより威力、射程に優れる。非常に攻撃能力が高い。
戦争のカンに優れ戦況を判断する能力が高い。
分が悪くなれば退却することも厭わないがソレが逃げ腰と判断され評価は低い。

【他十大魔女に対する評価】

レティシア:絶対に敵わない

ルーミィ:優しい

ヘテム:戦いたくない

クゥペン:ヤバいババア

シャイナ:アホ

ワハリーン:ネクラすぎる

スイグン:戦いたくないその2

パルラー:こいつが最下位固定で良かった

ルーテリター:こいつより序列が下なのは納得がいかない

アタテトリ:魔法の相性が悪すぎるので喧嘩したくない

エキシティイ(バビニキュ):バカなやつ

メクリスタ:かわいそう


リスリスの子孫:ナイスエンピー(傍系)




クゥペン
87歳 180cm
水の魔女 序列4位
本名:ニャルタ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/83/1633092584911.png

十大魔女の中でぶっちぎりの就任年数を誇る老婆。
60年以上戦場に立ち続けている。
口数は少なく変な言語でしゃべるが、感情が高ぶると恐ろしい声で普通にしゃべる。
長い実戦経験から、独自の対退魔を習得している。
クゥペンは魔法使いで珍しく気功術を扱い、その気功術を利用して退魔使い達の退魔の技を中和したり受け流したり出来る。
経験から為せる技だろう。
起こると血に染まった目を見開き仲間でも容赦なく粛清する。
かつてジュリー達が倒した特血・ヤーダバイカンはクゥペンの息子である。
背中の方から出てる青いものは髪の毛。

【他十大魔女に対する評価】

レティシア:光の魔女なら自分より上なのは当然

ルーミィ:闇の魔女なら自分より上なのは当然

ヘテム:無礼だが強さは認める

シャイナ:側にいると肌がカサカサする

ワハリーン:ザコ

スイグン:年寄り扱いしてくる

リスリス:弱い

パルラー:出自はともかく、見込みはある

ルーテリター:ザコカス

アタテトリ:目をかけていた

エキシティイ:目をかけていた

メクリスタ:前線に出すのが早すぎた

レシド:強くていい魔女だった、勿体無い


クゥペンの子孫:コンパニョン(直系)

31名無しさん@避難中:2021/10/03(日) 12:31:00 ID:slaImj7w0
【リスリス補足】

大魔属に対する評価:目障り

ハイミーに対する評価:結構ヤバいやつ

用心棒無限桃花に対する評価:不気味

ネンオンに対する評価:一番怖い


【クゥペン補足】

大魔属に対する評価:ハキョーセイと5人目以外は、魔女と同列に並べるのは相応しくない

ハイミーに対する評価:信頼してる

用心棒無限桃花に対する評価:信頼出来ない

ネンオンに対する評価:畏敬の念

32名無しさん@避難中:2021/10/03(日) 14:47:03 ID:slaImj7w0
【リスリス補足2】
マクリコに対する評価:真面目すぎ

【クゥペン補足2】
マクリコに対する評価:兵を統率する才能はあった

33名無しさん@避難中:2021/10/03(日) 15:21:02 ID:slaImj7w0
シャイナ
29歳 189cm
火の魔女 序列5位
本名:アチヨ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/84/1633196180458.png

叩き上げの魔女。火の魔法を操る。
火の魔法は威力が高く、それは魔力の強さに比例し更に強力になる。
シャイナは魔力もあるので放つ炎の威力は凄まじい。
既に戦死しているアタテトリ、エキシティイとは同列の序列だった。
この三者の実力はかなり拮抗していたが三すくみのようにもなっていたという。
しかし戦場での殲滅力はシャイナが最も優れている。

見た目の割に恥ずかしがりやの気取りやで、魔法の呪文をダサく思っている。
なので魔法を放つ際は黙唱(声に出さず呪文を唱える)しつつオリジナルの呪文を唱えて魔法を放つ。
しかしそっちの方がダサいと言われている。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:納得の1位だと尊敬。魔法の性質がかぶり気味

ルーミィ:新人魔女の時に優しくしてくれたので好き

ヘテム:生意気

クゥペン:大したババア。当面の目標

ワハリーン:目がイッてる

スイグン:強い

リスリス:魔女としての同期。もうちょっと頑張れ

パルラー:本気を出したら自分の火も凍らしかねない実力を感じている

ルーテリター:自分の実力が分かってないバカ

アタテトリ:序列同率のライバルで仲が悪かった。いなくなると寂しい

エキシティイ:魔法の相性が悪い。話が合わない

メクリスタ:子供すぎる

マクリコ:仕事人

大魔属:うざい。アンバサダが横目で見てくる

ハイミー:負けはしないけど、勝てないかも

用心棒無限桃花:めっちゃカラダ触ってくるからキモい

ネンオン:怖くて顔を直視できない

シャイナの子孫:キンリミテシミテ(傍系)



パルラー
36歳 209cm
氷の魔女 序列10位
本名:ローレライ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/85/1633092481370.png

元は魔獣という、異色の魔女。
かつては召喚魔法使い・レシドが使役する「ローレライ」という魔獣だった。
召喚魔法を極め、魔獣と絆を深めた召喚魔法使いは、一生涯で一体だけ、魔獣を『人間に変化させる』事が出来るという。
パルラーはその魔法をレシドにかけてもらい人間になった。
今の年齢は、人間になってから数えだしたもので、実際は遥かに長い時を生きている。
レシドと同じ十大魔女になって肩を並べることが夢だったが、パルラーが十大魔女になったときにはレシドは十大魔女をやめたあとだった。

下半身はローレライ時代の形そのままである。
これはレシドとの絆を表すものとしてあえて残している。
この下半身を維持するために無駄な魔力を使っているようだ。それでもパルラーにとっては大切なのだろう。
しかしこの下半身のため、回りからは『半魚人』とか『魚』とか言われてさげすまれている。
魔獣から人間になったパルラーは差別の対象のようだ。
実力は10位に収まる器ではないが、その差別から常に序列の下位におかれている。
レシドを倒したぬるもっこり隊に怨みを抱く。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:悔しいけどレシドよりも強い人間。真っ当に評価してくれる

ルーミィ:真っ当に評価してくれる人間。スカートの履き方に厳しい

ヘテム:明らかにバカにした目で見てくるから嫌い

クゥペン:相性が良いのでよく組まされる。泳ぐのが好きなので、水を供給してくれるのが嬉しい

シャイナ:自分の本来の実力はこいつ位だと思う。対抗心を燃やしている

ワハリーン:レシドの妹とは思えない。魔獣への扱いが一部を除いて悪すぎるのが許せない。めっちゃ差別してくる 。でも召喚魔法使いとしての才能は高いと思う

スイグン:唐突に鯉こくの話をしてくるので怖い

リスリス:バカ

ルーテリター:死んでスッキリ

アタテトリ:今思えば優秀な魔女だった

エキシティイ:自分を見ながらなんかメモするのが不気味だった

メクリスタ:純粋な目で不思議そうにこちらを見てくるのが可愛かったかも

レシド:この世で最も大好きで尊敬出来る人間

マクリコ:地味

大魔属:フハノレーが全力で差別してくる。目の前で自分の魔獣への虐待を見せつけてくる大うつけ。出来れば自分が殺したかった。

ハイミー:よく知らない

用心棒無限桃花:「産卵するところを見せて欲しいでござい!!!!!!!!!!」と言われて凍らしてやった事がある

ネンオン:恐ろしい人間。逆らえない


パルラーの子孫:なし

34名無しさん@避難中:2021/10/03(日) 19:20:23 ID:tHcHGQ6c0
ワハリーン
36歳 212cm
召喚の魔女 序列6位
魔女名:スキリ・ポーシー

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/86/1633256110625.png

召喚魔法の特血・マサラ家出身の魔女。
かつてジュリー達と戦った召喚魔法使いレシドの実の妹。
ネクラで人を小馬鹿にするような態度をとる。
大魔属のフハノレーは双子の兄である。
レシドとは違い、魔獣に対する愛情が一切ない(一部除く)。
自分勝手で家を捨てたレシドのせいで後ろ指を指されていたため、レシドに対して怨みがある。
しかしその召喚魔法の才能は素直に認めていて、姉のような召喚魔法使いを目指している。
フハノレーとは仲がいいように振る舞うが、実際は心の内で見下している。
魔女としての名前を与えられているが、まだ馴染んでいないので本名で通している。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:のじゃ喋りが面白い

ルーミィ:ミニスカを履けと怒ってくる面倒な女

ヘテム:友達がいない可哀想なやつ

クゥペン:顔が怖い

シャイナ:貧乳

スイグン:男

リスリス:やかましいハリネズミ女

パルラー:ただの魚

ルーテリター:ざまぁない

レシド:大嫌い

大魔属:イケメンがいない

ハイミー:毛並みが悪すぎ

用心棒無限桃花:無魔のくせにいい位置にいるチビ

ネンオン:魔女になって初めて存在を知った……絶対服従


ワハリーンの子孫:
チトツ(直系)
才ーキド(直系)



スイグン
46歳 280cm
力の魔女 序列7位
本名:かすみ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/87/1633256221178.png

魔女の中で歴代で最も恵まれた肉体を持つ超攻撃型の魔女。
使う魔法は力魔法という、自身の肉体や五感を強化するもの。
持って生まれた肉体が強靭なためその効果は更に凄まじいものとなる。
その他にも切り札的な能力も隠し持ってるようだ。
いかついが繊細で仲間思いの所がある。
手料理と生け花が得意。既婚。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:いつもピカピカしていてキレイ

ルーミィ:貴重な暇な時間にお菓子作りを手伝ってくれる。生け花をプレゼントしたら喜んでくれた。

ヘテム:守りたい笑顔

クゥペン:おばあちゃんっ子なのでクゥペンのことをいつも気にかけている

シャイナ:心頭滅却修行でよく火炙りにしてくれる

ワハリーン:お兄さんと仲がよくて微笑ましい

リスリス:たまに全身針マッサージしてくれて気持ちいい。気持ちよすぎて抱き抱えた事がある

ルーテリター:お化粧がすごい

アタテトリ:また全身電撃マッサージして欲しかった

エキシティイ:絵が上手くて誉めたけどこっそり見せてくれたマンガの内容はよく理解出来なかった

レシド:ほぼ同期。一緒に戦っていたこともある。戦死報告で一晩雄叫び泣いた

マクリコ:魔女の先輩。色々教えてくれていつも頼りにしていた。
戦死の報告を聞いた時は一晩で筋肉が10Kg減った

メクリスタ:200m高い高いしてあげたかった

大魔属:一緒にいると恥ずかしくて緊張する

ハイミー:あのバリアを殴って壊す修行をしてみたい

用心棒無限桃花:小さくて赤ちゃんかと思った。

ネンオン:ダンディ<3


スイグンの子孫:
ムクロ(傍系)
エールデンハイト(傍系)

35名無しさん@避難中:2021/10/04(月) 01:29:16 ID:6uoskYJo0
アタテトリ
享年21歳 185cm
雷の魔女 序列元4位
本名:カテリーナ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/88/1633263177899.png

元雷の魔女
4年前のジュリー達と戦い、破れた
風の魔女・バビニキュ(エキシティイ)とは同門の出で仲が良かった
元は寂しがり屋でいつもバビニキュと一緒にいたという。
しかし17歳という若さで魔女に抜擢され、戦いの激しい前線で戦い続ける中でその性格を好戦的で魔女らしい残虐なものに変えてしまい再開したバビニキュを絶望させた。

アタテトリの扱う雷魔法はどれも威力があり、自身のスピードや反射神経なども爆上げさせる優れものだった。
魔女らしい恐ろしさ、成長性のある魔力と上昇志向の高さからアタテトリは上位の魔女から特に期待されていた魔女だった。
本来なら4年前時点のジュリー達が完全に倒せる相手ではなかった。
それでも倒せたのは、バビニキュを殺したアタテトリが予想外に動揺していたためだろう。
心は離れていても、友達だった記憶は強く残っていたのかもしれない。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:魔力でも魔法でも、いずれ超えてやるぎゃあ

ルーミィ:闇なんて雷の明るさでかき消してやるぎゃあ

クゥペン:水魔法なんて雷魔法のシモベだぎゃあ

シャイナ:負けたくない相手、火で雷を誘導される

スイグン:雷をマッサージ道具に使うヤバいやつ

リスリス:体のトゲに雷を落としてやるぎゃあ

パルラー:氷で雷を防がれたことがあるからビビったぎゃあ

バビニキュ:落ちこぼれのアマちゃん

メクリスタ:知らない

マクリコ:パッとしないおばさん

ハイミー:バリアが貫けなくて悔しい

用心棒無限桃花:雷を当てると喜ばれた

ネンオン:さっさと序列を3位にしてほしいぎゃあ


アタテトリの子孫:モロクマ(傍系)



バビニキュ(バーミィ)
享年21歳 229歳
風の魔女 序列元4位
魔女名:エキシティイ

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/89/1633263257592.png

風の魔女。
ジュリーと同じような平和主義者。
魔法使い軍の中ではかなり珍しい考えを持つ。
性格は臆病で戦いが嫌い。魔力や魔法の才能は高かったが、この性格のため成長性は少なかったかもしれない。

漫画を描くのが好きで、バビニキュの描く漫画は魔法使いと真人間が共存する夢の世界が多い。
バビニキュはその夢を現実にしようと、描いた漫画を世界の至る所でコッソリ置いたりしている。
同じ思想を持つ魔法使いがいないか頻繁に周囲に探りを入れていた。
それを他の魔女達に悟られ、刺客を送られていた。
逃亡生活の中、最後の刺客で現れたのがかつての友達のアタテトリだった。
その戦いの最中、ジュリー達と出会い、短いながら大きな影響を与え合う時を過ごした。
ジュリー達はバビニキュをイエロスティに保護してもらうため送り届けたが、到着する直前にアタテトリに殺されてしまう。
バビニキュは死んだが、彼女の漫画と思いはジュリー達に引き継がれたのだった。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:自分のこうどが公にバレる前から不審な目で見られていた。近くに居ると生きた心地がしない。

ルーミィ:一見優しく振る舞うが、使う魔法は魔女の中で特に恐ろしいと思う。

クゥペン:レティシア同様自分を疑いの目で観察していて恐ろしかった。

シャイナ:根はまともそうだったので何度か思想を匂わせるような話をしたが、結果はダメだった

アタテトリ:出来るなら昔のカテリーナに戻って欲しかった

スイグン:顔が怖い

リスリス:声が面白い

パルラー:描きがいがある

メクリスタ:初めてあったときの幼気ない姿に胸が痛かった

マクリコ:寡黙

ハイミー:漫画を読んでるのを見た。話がしてみたかった

用心棒無限桃花:ちょうど顔が胸の高さで、すれちがうときに迷いなく胸に向かって直進してくる。

ネンオン:出来れば会いたくない

36名無しさん@避難中:2021/10/04(月) 08:30:31 ID:pH.KgYWY0
ヘテム
22歳 182cm
?の魔女 序列2位
本名:レニィ・ディメンシア

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/90/1633284218375.png

最近魔女になった新顔
だがその圧倒的な才能から、いきなり序列2位に置かれた超才能型の魔法使い。
ある希少な特血の生まれ。
代々少数しかいない特血とされ、その希少性から危険な十大魔女への登用は避けられて来たが
戦力の再編成が行われてからついにヘテムが代表として十大魔女に入った。
隔絶された家で過ごしていたため、世間に疎く、礼儀も悪い。
話していると誰もが気分を悪くするが、扱う魔法が強力で恐ろしいため、逆らうものはいない。
レティシアに対抗心を抱いている。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:慣例的に序列1位に居る七光り女だと思っている。その地位を奪ってやるのが夢。

ルーミィ:レティシアの手下

クゥペン:興味ない

シャイナ:興味ない

ワハリーン:興味ない

スイグン:興味ない

リスリス:興味ない

パルラー:興味ない

ルーテリター:年が近かったので話すこともあった。お互い口が悪いのでバランスが取れてた。

大魔属:5人目の男だけ気になる

ハイミー:興味ない

用心棒無限桃花:抱きついてくる

ネンオン:優遇してくれる


ヘテムの子孫:マンツウ(傍系)




レシド
享年44歳 226cm
召喚の魔女 元序列3位
魔女名:ウルトラリー

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/91/1633284303069.png

かつて召喚魔法で十大魔女の上位にまで上り詰めた、召喚魔法の特血で随一の能力を持った者。
召喚魔法使いにとって魔獣は道具のような存在だが
レシドは一体一体に愛情をもって接している。
レシドのキョウダイや親族にはその行為が理解出来なかったが
結果としてレシドは誰よりも魔獣の力を引き出すに至った。
魔女としてかなりの活躍をして、そろそろ序列2位、というところで急に魔女をやめた。
それどころか魔法使い軍での集団行動を徹底的に拒否し、勝手気ままな行動を始めてしまった。
その行動は大きな批判を呼んだが、魔獣以外どうでもいい彼女にとってただの雑音でしかなかった。

一人はぐれた行動を取り続けたレシドは、静かな雪山にたどり着き生活を始める。
そしてそこで出会った退魔軍のファンテブーと、10年を超える戦いを繰り広げた。
最盛期には30体を超える魔獣を使役していたが、ファンテブーとの戦いで数をかなり減らしている。

ファンテブーには、可愛い魔獣を殺された怒りなどあるが
それ以上にファンテブーに対して思うところがあったようだ。
気にすることはなかったが、世間から外れた自分と同じ境遇のファンテブーにシンパシーを感じていたのかもしれない。

長く濃い決闘の日々、レシドとファンテブーは奇妙な関係性となっていた。
もしかしたらお互いを、愛のような感情を抱いていたのかもしれない。

魔力の量が多く、その魔力で多くの魔獣を一度に召喚するという荒業を行う。
その超戦力の物量はかなりヤバい。
切り札のアダムは、消費魔力から他の魔獣は一緒に出せないが、その分強力。
アダムの力は下位の魔女の能力すら超えている場合もある。

魔獣の力だけでなくレシドの召喚魔法以外の能力も非常に強大である。
魔力を凝縮させて放つ『スーパーノヴァ』は後年の大魔女にも大きな影響を与えている技だ。

召喚魔法の極意『降交魔獣(ダウンロード)』は魔獣の能力を自分の体に降ろすというもの。
そこに更に別の魔獣の力を足すことを『拡張(エキスパンジョン)』と呼ぶ。
魔獣と絆を結んだレシドにしか使えない技だ。
ただし大きなリスクもある危険な魔法

【レシドの持つ魔獣(最終)】
ムシュフシュ
ギガンテス
リリス
アポロ
ヒュプノス
モルペウス
ヴェルダンディ
イカロス
リヴァイアサン
トール
ドッペルゲンガー
ヒルコ
ハルトシュルル
(アジョーイン
チョキチョキさん
毘津具御珍)
アダム

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:ちょうどレシドが抜ける時くらいに十大魔女に入ってきた

クゥペン:どうでもいい

マクリコ:どうでもいい

ワハリーン:魔女になる前までは仲良かった。よく後ろを付いてきていた。

フハノレー:弟じゃなかったらとっくにぶっ殺している

パルラー:我が子のようにかわいい

ネンオン:不覚にもちょっと怖い


レシドの子孫:
チトツ(傍系)
才ーキド(傍系)

37名無しさん@避難中:2021/10/04(月) 09:10:50 ID:pH.KgYWY0
訂正

×
ファンテブーには、可愛い魔獣を殺された怒りなどあるが
それ以上にファンテブーに対して思うところがあったようだ。
気にすることはなかったが、世間から外れた自分と同じ境遇のファンテブーにシンパシーを感じていたのかもしれない。

長く濃い決闘の日々、レシドとファンテブーは奇妙な関係性となっていた。
もしかしたらお互いを、愛のような感情を抱いていたのかもしれない。





ファンテブーには、可愛い魔獣を殺された怒りなどあるが
それ以上にファンテブーに対して思うところがあったようだ。
世間から外れた自分と同じ境遇のファンテブーにシンパシーを感じていたのかもしれない。

長く濃い決闘の日々、レシドとファンテブーは奇妙な関係性となっていた。
もしかしたらお互いに、愛のような感情を抱いていたのかもしれない。

38名無しさん@避難中:2021/10/04(月) 09:14:50 ID:pH.KgYWY0
バビニキュの子孫:
ウマミ(傍系)

39名無しさん@避難中:2021/10/04(月) 10:18:02 ID:pH.KgYWY0
【レシド補足】
スイグンに対する評価:どうでもいい

40名無しさん@避難中:2021/10/05(火) 12:40:10 ID:wJIB6eLk0
メクリスタ
享年13歳 179cm
土の魔女 元序列10位
本名:ピクシー

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/92/1633344111891.png

ジュリー達が初めて戦った魔女
13歳という歴代で最も若い歳で魔女になった
前任のマクリコが戦死したため急の登用だったようだ
性格は無邪気で邪悪。子供でありながら虐殺を楽しそうに行う。
元々は年相応の子供らしい性格だったが
魔女に選ばれた途端に周りの大人達が自分をもてはやし頭を下げる姿が面白く、いつしかメクリスタの気を大きくさせてしまった。
ジュリー達に倒され、処刑のため聖都に送られる際には元の子供らしい性格に戻っていた。

マクリコの戦死で人材不足のために選ばれた魔女だが、きちんと能力を見て判断されている。

幼いながら大きい魔力を持っていて土魔法の適正も十分、メコレ級以上も使え、魔女としての性格も出来上がりつつあったので
もう数年大事に育てていれば、序列上位の魔女に名を連ねていたかもしれない。
あの時点でジュリー達に倒されたのは退魔軍にとって幸いだっただろう……

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:鎧がかっこいい

ルーミィ:ミニスカ100てん満点をくれた。やさしい。
近所のスーパーで見た。

クゥペン:あめちゃんくれる

シャイナ:同い年くらいかと思ったらオバサンだった

スイグン:笑顔が怖い

リスリス:あんまり近寄ってこない

パルラー:人魚姫! ほんとに居たんだ!

アタテトリ:冗談が通じない。おちょくると子供のようにガチで怒る

エキシティイ:優しくしてくれるが悲しそうな顔をする

ハイミー:結界滑り台をさせてくれた

用心棒無限桃花:近づいてくると周りの人があわてて止める

ネンオン:会ったことない


メクリスタの子孫:ラルウ(傍系)



マクリコ
56歳 242cm
土の魔女 元序列10位
本名:ウドング

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/93/1633344192482.png

メクリスタの前任の土の魔女。
クゥペンほどではないが任期は長かった。
寡黙で多くを語らない仕事人。
しかし魔女としての能力はそこまで高くなかったようだ。
それでも与えられた仕事は淡々とこなし一定の成果を上げていたので、比較的信頼され重宝されていた模様。
最後はリーベスの隊やループマーの隊と戦い敗れた。

【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:大将

ルーミィ:タイトスカートを進めてくる

クゥペン:お茶仲間。ダメ出しをしてくる。

シャイナ:あいさつが元気

スイグン:妹分

リスリス:落ち着きがない

パルラー:努力家

ハイミー:礼儀正しい

用心棒無限桃花:信用出来ない

ネンオン:総大将


マクリコの子孫:もみーの(直系)



ルーテリター
20歳 200cm
雷の魔女 元序列8位
本名:ヒーカリー

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/94/1633404879540.png


新人の魔女。
若く野心に溢れ、誰よりも手柄を取ろうとする向上心をもつ。
しかし実力はそこまで高くなく、指揮能力も壊滅的。
メコレ級以上の魔法は一発しか使えない。
魔女としての意識も低く、負けそうになった時は情報を売ってでも生き延びようとした。
最後は仲間のクゥペンによって殺されてしまった。


【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:おばさんなのに服装無理しすぎ

ルーミィ:スカートとタイツの組合せを誉められた

クゥペン:ババア。席あけろ。

ヘテム:あんまり歳違わないこいつがこんな高い所にいるのおかしい! 自分も並べろ!

シャイナ:熱さなんて雷でも出せる。火魔法は雷魔法の劣化版

ワハリーン:自分で戦わない卑怯なやつ

スイグン:魔女なのに体を鍛えてる変なやつ

リスリス:接近戦前提の魔法は雑魚

パルラー:最下位の魚

アタテトリ:会ったことないがライバル心を燃やす

大魔属:アンバサダさんスキ<3

ハイミー:知らない

用心棒無限桃花:夜中の魔都に現れる夜這ラー

ネンオン:会ったことない


ルーテリターの子孫:マーシャル(傍系)

41名無しさん@避難中:2021/10/05(火) 20:29:08 ID:wJIB6eLk0
レティシア
39歳 233cm
光の魔女 序列1位
本名:クリステュー

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/95/1633433226507.png

光の魔女。現在の十大魔女のトップで魔女達を統括している。威厳のある年寄りっぽいしゃべり方をする。
完璧主義者で自分にも他人にも厳しい。
光魔法を扱う家に生まれ、当主である。
光の魔女はこれまで欠かされる事なく十大魔女に名を連ねられており、そして序列も1位である。
多くの人間は贔屓や七光りだと文句を言うが、完全に自分の能力一つで1位の座についている。
クセのある十大魔女達を率いるのに相応しい強い能力を持ち、歴代の光の魔女の中でも最強と名高い。

十大魔女という立場の価値と存在意義を誰よりも感じている。
最近の入れ替えの激しい十大魔女の現状には危機感を持っているようだ。

十代の頃に、当時光の魔女だった母親をリーベスらに殺され、空いた光の魔女の座を引退していたレティシアの祖母が務めた
そしてレティシアが大人になり、実力を認められ祖母に代わり光の魔女に就任した。
10年以上前の話である。

闇の魔女ルーミィとは姉妹のように振る舞うが、実際は本家と分家のような関係性のようだ。
だが本当の姉妹のように幼い頃から一緒に居る。


【他魔法使い軍幹部に対する評価】

ルーミィ:最も信頼する魔女。右腕。少し優しすぎる

クゥペン:十大魔女の生き字引。信頼と実績がある。丁重に扱う

ヘテム:自分への反骨心、挑戦的な言動。その意気や良し。十大魔女の未来を託す

シャイナ:期待する魔女の一人。呪文はちゃんと言え

ワハリーン:魔獣の能力が高いのは分かるが、自分自身の能力ももっと磨くべき

スイグン:他の魔女にない特性を持つ唯一の魔女。効果的に使うべき人材

リスリス:性格や言動がもうちょっとまともなら序列の上の方を目指せただろうが……

パルラー:能力があるのに今のような扱いは不憫

ルーテリター:野心の高さだけは評価していた

アタテトリ:一番期待していたのでアタテトリの戦死を受けて絶句した

エキシティイ:愚か者。当初はアタテトリ同様期待していたが……

マクリコ:実力は今一つだったが魔女としてのイメージを長年保っていたので評価している

メクリスタ:不甲斐ない魔女。しかしもう数年置いていれば化けたかもしれないので惜しい

レシド:出来れば再び魔女の席に座って欲しかった

大魔属:所詮は魔女のサポート。図に乗らないで欲しい

ハイミー:神官長の盾に相応しい人材

用心棒無限桃花:警戒

ネンオン:絶対君主


レティシアの子孫:クィル(直系)

42名無しさん@避難中:2021/10/05(火) 20:31:29 ID:wJIB6eLk0
ルーミィ
38歳 232cm
闇の魔女 序列3位
本名:オリキス

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/96/20210913_222951.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/97/20210913_222953.jpg

レティシアの妹分の魔女
闇の魔女も光の魔女同様、歴代で欠かされる事なく十大魔女に名を連ねている。
穏やかで優しく誰に対しても丁寧。仲間内で交流するのが好きな淑女。
庶民的で魔法使い軍の拠点・魔都の市街地にもよく顔を出し市民によく見かけられている。
出征した際は近くの町に寄り名産品を食べたり買ったりして交流も怠らない。
十大魔女の中ではかなり人気と人望の高い人物である。
しかし敵と戦う時は容赦が一切ない。
闇魔法は相手を精神的に追い詰めるものも多くあるので、退魔軍からは遅辱の死神と呼ばれ恐れられている。

十大魔女の要素で最も重要なミニスカの監督委員長をしている。

【魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:お姉様<3 絶対領域がニクい

ヘテム:今一番(ミニスカに)注目している若手<3 レティシアに対する暴言はダメ。

クゥペン:自分が幼い頃はまだ美しさがあった。今でもミニスカを吐く姿には敬礼。

シャイナ:前割れスカートなんてお助平ですこと<3 健康的

ワハリーン:それはミニスカとは認められない……

スイグン:筋肉美が映えるスカート<3

リスリス:巻きスカートでポイント高い<3 その下からトゲを出すのははしたないから控えて

パルラー:人間の足を出せるなら絶対ミニスカが似合うのに勿体ない…

ルーテリター:パンクな履き合わせが絶妙<3 もうちょっと育てたかった

アタテトリ:ミニスカと見せドロワーズのお洒落革命児<3

エキシティイ:お姉様に匹敵する絶対領域の持ち主<3

レシド:現役時代にミニスカを履いていなかったおかしな人

メクリスタ:最高のミニスカ魔女になり得た人材。早く死んで悲しい

マクリコ:もうちょっと丈を短く

大魔属:ミニスカをよく見てくれて嬉しい

ハイミー:ミニスカは似合わなさそう

用心棒無限桃花:ミニスカより袴の方が似合いそう

ネンオン:ミニスカに使う布地の予算を沢山くださって嬉しい<3


ルーミィの子孫:オリジョーナ(直系)

43名無しさん@避難中:2021/10/08(金) 03:13:03 ID:9XFHbhTc0
ハイミー・マルタイ
35歳 193cm
魔宮神官長結界護衛

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/98/1633630114979.png

魔法使い軍のトップ、ネンオンを守護する盾となる側近の一人。
魔法使いの五大貴族の一つである『マルタイ家』の当主だ。
マルタイ家は結界魔法と呼ばれる特殊な魔法を使う。
これは特殊なフィールドを作り出したり、バリアのようなものを作り出したり様々な『空間』を生み出す魔法だ。
この結界魔法が生み出すバリアはなにものにも貫かれず、決して攻撃を通さない。
退魔気や退魔の技にも一定の耐性を持つため、名実ともに魔法使い軍最強の防御力を発揮する。

ハイミーは若くして当主を務めており、その魔力は上位魔女に匹敵する。
ただ防御一辺倒なので、攻撃能力は低い。

寡黙で素を出さない。
一切意見を言わず、忠実に役割をこなしているため、彼女の本来の性格を知るものは少ない。
ただ、仕事中の寡黙さと同様、オフでも物静かであるようだ。
当主だが、率先して家事や料理をするらしい。
寝る前に本を見るのが日課だ。


【他魔法使い軍幹部に対する評価】

レティシア:自分の結界魔法を超えて攻撃が可能な希有な一人

ルーミィ:レティシア同様結界を超えてくる可能性のある魔法を持ってる

ヘテム:危険な魔法。自分の結界でも防げるか不明。

クゥペン:魔法は防げる

シャイナ:魔法は防げる

ワハリーン:攻撃を防げる

スイグン:攻撃を防げる

リスリス:攻撃を防げる

パルラー:魔法は防げる

ルーテリター:魔法を防げる

アタテトリ:魔法を防げる

エキシティイ:魔法は防げる。絵を描いてるのを見た。絵柄が見たことある

メクリスタ:魔法を防げる

マクリコ:魔法を防げる

レシド:攻撃を防げる

大魔属:全員魔法や攻撃を防げる

用心棒無限桃花:攻撃は防げる。一緒に働きたくない

ネンオン:雇用主


ハイミーの子孫:
ねこ(直系)
ブラックちゃん(傍系)
ホワイトちゃん(傍系)




用心棒無限桃花
18歳 170cm
魔宮神官長刀剣護衛

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/99/1633630195393.png

魔法使い軍のトップ、ネンオンを守護する剣となる側近の1人。
異世界の桃香る女剣士。つまり別世界から来た人間である。

外の世界を知ったネンオンが、ヘテムの家と協力し呼び出した存在。
永遠に変わらない年齢を持ち、魔法とも退魔とも全く異なる特異な能力を持っている。

非常に性欲が強く、男も女も関係ないらしい。
最近は夜の魔都に出没し、誰彼、年齢問わず寝込みを襲っているという。

剣を持っており剣術で戦うが、それ自体は対して強くない。
この無限桃花の本質はその能力に秘められている。
黒いカードをいくつも所持しており、それが能力に関係している。

元々傭兵として様々な世界を渡っていたという。
行く先々で確信犯的に争い事を起こし、その世界の強者と戦ってきた戦闘狂。
とある世界で『白騎士』と戦い、“逃げ延びた” 武勇伝を持つという。
本来気まぐれやで自分意思が第一、興味ない世界だったらすぐに違う世界に行ってしまうが
どうやらこの世界には彼女の興味をそそるものがあったようだ。
『他の無限桃花が……』という話を周りに漏らしている。

無限桃花という存在はあらゆる世界にいるらしく、この世界にも居るようで
彼女はその存在を会うことを目標にしている。
仲間に会いたいのか……それとも…………


しかし、彼女は本来の『無限桃花』とは少々別種である。
この無限桃花は
この世界の未来線上の時代に出現する『変態無限桃花』の “眷属分体” だという。
要するにオリジナルの分身になるが、性格は結構違うようだ。


【魔法使い軍幹部に対する評価】

全員:みんな召し上がりたいでござい〜<3

44名無しさん@避難中:2021/10/08(金) 03:52:18 ID:9XFHbhTc0
カナリ
18歳 196cm
退魔軍 Z-02部隊(26等級) 所属

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/100/1633632528560.png

イリリシカの妹。
姉思い、姉が大好きな少女。
姉のイリリシカに憧れ退魔軍の兵になることを望んでいた。
控えめな性格の姉と正反対で、かなり押しが強い。
しかし体型は姉と反対で、かなり控えめな体型である。
兵としてのやる気は相当高いが、同年齢時の姉と比べると戦闘能力は劣る。
しかしカナリには『ヒーリングファクター』と呼ばれる気の因子を持っており、このヒーリングファクターの気は
自己再生力を促進する効果がある。
希有な能力のため、前線に相応しい人材と目されていたが
イリリシカとジュリーの根回しがあり、内地……それもほぼ戦火の受けることのない『カオス町』に配属されることとなった。

妹の安息を望む姉の願いがあってのことだが、カナリはこの配属には不満があるようだ。
いつか姉のイリリシカと肩を並べて同じ戦場に立つのが夢だったからだ。


カナリの子孫:なし





モッコロ
21歳 160cm
退魔軍 Z-02部隊 衛生兵

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/101/20210918_000141.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/102/20210918_000143.jpg

ジュリー達に救われたぬるすこ村の生き残り。
絵本の勇者が好きな癒し系ほんわか女子。

生まれた時からの軟禁生活が長かったので世間知らずが極まり、
そしてその生活の中でも極力『苦』を感じないよう大事に愛情を持って育てられたので非常に暢気でおっとりした性格になった。
ワンダー大橋門を支配したヤーダバイカンが最高傑作と呼ぶほどの純潔無垢さを持つ。

ジュリーが自身を助けてくれたことから、ジュリーを本物の勇者だと思い込んでいる。
思考はまだまだ未成熟だが、ジュリーに対しては恋愛感情を持っているようだ。

カナリのヒーリングファクターのような才能はないが、治療が得意なため
カナリとバディを組んでいる。
カナリ同様、戦火の降りかからないラスト町で任務についている。

花が好きで育てるのも得意。

45名無しさん@避難中:2021/10/08(金) 08:24:27 ID:zuyovi4E0
モッコロの子孫:
チロリーン(直系)
ペロスケ(直系)
チチス(直系)
ハハス(直系)
シューゴレク(直系)

46名無しさん@避難中:2021/10/12(火) 13:25:37 ID:zUM.6JcQ0
ファンテブー
享年44歳 255cm

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/103/1634012518573.png

退魔軍の隠された超戦力。
隠された、というか自分から隠れている。

退魔軍の現元帥リーベスとは同期で同じ部隊に所属し共に数々の伝説を残した。
正統派退魔使いのリーベスと異なり、退魔の技と特殊な気功術『気色の術』を駆使して戦う。
『気色の術』は太古の時代に “忍者” が使ったたいう技で、気を色々な性質に変化させるもの。
ファンテブーは自身の気を雷に変化させていた。
ファンテブーはこの気色の術を使う唯一の退魔兵で、退魔の技と組み合わせて使った場合その戦闘能力は退魔軍でも随一だったと言われている。
気功冠の技術も突出しており、その肉体を傷つけることは困難だ。

しかしある時を境に部隊を離れ、そして退魔軍からも離れ、一人辺境の山に籠ってしまう。
そこで出会った元十大魔女のレシドと長年に渡る決闘を繰り広げた。
その最中押し掛けて来たオポリチーマンはファンテブー唯一の弟子。
自身の全てを授けたが、オポリチーマンはレシドとの戦いで命を失ってしまった。

そしてレシドと決着が着いたあと、ファンテブー自身も命を落とす。
しかもそれは、同じ退魔軍のリハンとゲンキの手によって……。
噂では、魔法に似た力を出せる気色の術が恐れられたためとされている……。
ファンテブー暗殺を誰が指示したかは不明だ。

ファンテブー死亡で気色の術は途絶えたと思われたが、ぬるもっこり隊のスコンビューがその技を習得したため、その技術は今も世界に残されている……。

ファンテブーの子孫:ドラゴン(傍系)




メメトス
50歳 250cm
A-02部隊隊長 退魔軍副司令長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/104/1634012591172.png

かつてリーベス、ファンテブーと同じ部隊に所属していた。2人の先輩にあたる。
全盛期はリーベス、ファンテブー、メメトスの3人をして『不敗の3闘神』と呼ばれ
魔法使いからは恐れられ、退魔軍兵達からは敬われていた。
50歳となった今も全盛期と変わらない能力を持つ。
現在の退魔軍の最高戦力の第2位とされているが、リーベスが怪我で前線を離れているため
戦場においては彼が今の退魔軍最強の戦力となっている。
しかしそれを一切感じさせないほどに非常に穏やかで優しく、新人の兵対しても気さくである。

50を過ぎても結婚出来ないことに焦りを感じており
時々誰彼構わず結納を迫る癖がある。

普段は穏やかで一人称も『僕』だが戦闘が始まると気性が激しくなり一人称も『俺』に変わる。
メメトスは退魔の技をほぼ使わない。というより使えない。
それはメメトスの特殊な気が関係している。
メメトスの気は生まれながらに常人の数倍の質量を持つ『剛気』の持ち主で、繊細な気の操作が必要となる退魔の技に向いていないのだ。
剛気は放出するだけで目が眩むほどの光を発生させ、そして魔圧でもないのに魔法使い・真人間関係なく圧力を与え怯ませる。
それは纏うだけで大きな武器となり、半端な魔法は弾くか消滅させてしまい、敵を弾き飛ばすことも出来る。
気功冠のように内側に留めなくとも、纏うだけで凄まじい身体能力まで引き上げることも出来る。
この剛気のあるメメトスは、退魔抜きの純粋な戦闘力は最強との呼び声が高いという。

メメトスの子孫:
クッキー(傍系)
スコ山ポン酢(傍系)
ぬるぬるのおじさん(傍系)

47名無しさん@避難中:2021/10/15(金) 03:16:19 ID:eM75V8zs0
【大魔属】
魔法使い軍の戦力再編成で新たに作り出された機関。
十大魔女が女ばかりで編成されるなか、この大魔属は男ばかりで編成されている。
つまり男版の十大魔女である。
メンバーは5人で、五大魔法貴族を含む特血とそれに類する魔法使い達で構成される。
元が特血なので格としては申し分ないが、その実力は一部開きが大きい。



フハノレー
36歳 213cm
召喚の大魔属

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/105/1634231948823.png

五大魔法貴族の一つ、召喚魔法を秘伝とする『マサラ家』の現当主。
十大魔女のワハリーンは双子の妹で同時期に十大魔女と大魔属になった。
元十大魔女のレシドは実の姉だが、彼女が起こした騒動以降軽蔑し馬鹿にしている。
性格が悪くプライドが高い。
妹ワハリーン同様魔獣を道具のように扱っているが、ワハリーンよりも扱いが更に酷く虐待は日常茶飯事だ。

長男なのでマサラ家の当主についていたが、姉と比べるとその実力は天地の差がある。
妹と比べてもその才能は劣る。

最期は召喚した強力な魔獣『サタン』を制御出来ず、逃げられた挙げ句
日頃の鬱憤がたまっていた他の魔獣達によってなぶり殺しにされてしまう。

フハノレーの子孫:
才ーキド(傍系)
チトツ(傍系)



ダイノーズ
40歳 291cm
フワラルの大魔属

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/106/1634232031047.png

フワラルを秘伝とする『LR一族』の当主を務める異形の男。
性格は軽薄だが上昇心が強い。
貴族かそれに近い立場のものが多いなかで凡百なフワラルの特血から大魔属に成り上がった存在。
それには、魔法使い軍の戦力再編成と強化が行われる際に
 “フワラルを全魔法使いに共有するかわりに、軍の重職につかせるよう” 本人が交渉したためだという。
特例としての抜擢で懐疑の声も少なくなかったが、本人は気にせず喜んで着任している。

とはいえ、一族の当主としてフワラルを極限まで鍛えており、メコレ級以上も使えたりそれなりに実力を兼ね備えている。

『LR一族』は生まれてくる子が例外なく双子で、常にバディを組んで行動している……。
ダイノーズは一人だが、その肉体には恐るべき秘密が秘められている。

ダイノーズの子孫:
ウチンポ(直系)
サチンポ(直系)

48名無しさん@避難中:2021/10/16(土) 02:53:24 ID:sfw9d/Ok0
ハキョーセイ
55歳 269cm
治癒の大魔属

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/107/1634319892178.png

治癒魔法を秘伝とする『リレクタ家』の当主で大魔属の1人。
ゴリゴリの男尊女卑の思想を持つ昔堅気な親父。
魔法使い軍の戦力の頂点が十大魔女という “女” な事に納得が出来ておらず、自分のような有能な男こそ軍の上に立つべきだと思っている。
男にも厳しく、最近のチャラチャラしたやつは特に嫌い。
他の大魔属の腑抜けさに呆れている。
ネンオン以外で唯一認める男は同じ大魔属の1人なのだが、滅多に姿を現さないので憤りの方が強いようだ。

治癒魔法使いは基本的に完成な後方支援型なのだが、
ハキョーセイはその魔法を戦闘に生かし前線で闘う希有な治癒魔法使いだ。
全体の能力も高く、十大魔女の序列中位に匹敵、もしくはそれに勝る程だ。


ハキョーセイの子孫:
イレバー(直系)
ディミリア(直系)



アンバサダ
33歳 223cm
魔法研究家 知の大魔属

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/108/1634319955063.png

大魔属の1人。
魔法の歴史やその性質を研究する魔法研究家を生業とする家系に生まれた。
特血でも貴族でもないのだが、アンバサダの家系は遥か昔から魔法軍の中枢に魔法の研究結果等を納めていて
それが統治の要になった時代もあったので彼の家系の信頼は篤かった
そこから現当主のアンバサダが大魔属の1人として選ばれた。
その能力は全体的に高く、ハキョーセイ同様十大魔女中位の実力を秘めている。
属性魔法は大体扱える上に、特血が秘伝としている門外不出の魔法の性質も理解しているため、因子や独占された特殊な技術などが必要になる魔法を除けば大体使うことが出来る。

とはいえ、十大魔女のように一つの魔法を突出して極めているわけではないので、同じ属性でそれぞれの十大魔女と戦っても力負けするだろう。
器用貧乏ではあるが、状況に応じて戦い方を変えられるのでそこが強みだ。

しかし上に立つ人間にしては甘すぎると言われている。

チェリー。


アンバサダの子孫:サナバー(直系)





大魔属最後の1人
??歳 ??cm
??の大魔属

5人いる最後の大魔属。
『ゴールデン家』と呼ばれる、五大魔法貴族最古の特血の現当主。
自由人で1人放浪するのが好きなようで、十大魔女と大魔属達の会合に出席することはほぼない。
というか着任してから1度も姿を現したことが ない。
上位魔女、大魔属達も認める実力の持ち主だという。

49名無しさん@避難中:2021/10/19(火) 21:32:07 ID:/QtijZtw0
リハン
32歳 236cm
退魔軍 特派員

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/109/1634625391757.png

リーベスの直属の兵で、リーベスの勅命を受け様々な地に派遣される特殊な兵。
正式な兵になる前のアカデミー時代からその才能が突出しており上層部より目をかけられていた。
そしてアカデミー卒業前にリーベスの隊に引き抜かれ、20年近く前線で戦っている。
出世が早かったため周りからは嫉妬の目で見られることが多い。
常に鉄仮面で顔を隠している。その下は非常につぶらな瞳をしており、それを隠すために仮面を付けている。
その実力は元帥直属という名に恥じぬものを持っており、退魔軍十指に入ると言われている。
性格は冷静、感情を出さない。
任務第一で、派遣された部隊に任務の遂行を強要し結果として部隊を全滅させたことが幾度とあるため死神として恐れられている。
一部では、リーベスに従うフリをしながら魔法使い軍と繋がりのある『魔法親派』という反乱者の言いなりとなって
退魔軍を内部から弱体化させているのでは…という噂が立っている。

いつも一緒にいるゲンキは1つ下だがアカデミー時代からの仲で、引き抜かれたのも一緒だった。
ゲンキにだけは気を許している。

冷酷なリハンだが、ぬるもっこり隊に付いてから少し性格に変化が現れつつあるようだ。

既婚で子供もいるが10年以上会っていない。


リハンの子孫:
ギル(直系)
アポストロフィーサン(傍系)




ゲンキ
31歳 270cm

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/110/1634625512041.png

リハンの相棒の男。
リーベスの隊に入ったのは、リハンがゲンキの同行を条件としたためである。
そのため棚ぼた野郎等と陰口を言われるがその実力で黙らせて来た。
常にマスクをしているのは目が悪いため、目が『3』なのを隠しているため。

長年の戦いによる怪我で左腕が半分壊死している。
そのため栄養が右腕に偏り異様に肥大化してしまった。
それがゲンキの大きな武器になっている。

ゲンキより感情がでやすく激情家。しかしリハン同様任務を何よりも優先する。

ぬるもっこり隊のミャラダインとは何かと激突し、たまにパワーを競いあっている。

既婚で子持ち。リハンと同じく全然会っていない。


ゲンキの子孫:ヤンデル(直系)

50名無しさん@避難中:2021/10/22(金) 01:24:05 ID:vGPrwGcQ0
リーベス
48歳 252cm
退魔軍 元帥

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/111/1634833205824.png

退魔軍の全軍の総指揮官。
文武両道で頭脳明晰、人柄もよく部下にも恵まれている。
元帥になる前も、なってからもずっと前線に立つ武人だ。
ファンテブー、メメトスとともに数多くの伝説を残し、そして多くの強力な特血や魔女達を倒している。
多くの功績が認められ、30歳の半ばに元帥となった。
前元帥で現総帥のオルタナティブを親父とよび慕っている。

全ての面においてパーフェクトの能力を持ち、退魔軍の対魔法使い戦力としては最高峰だ。
だが現在は怪我のため前線に出ていない。

リハン、ゲンキと言った有能な部下を持ち、信頼している。
リハンとゲンキが『魔法親派』と繋がりがあるという疑惑を耳にしてもリーベスは2人を信じ続けている。

リハン、ゲンキの他に常に侍女のラスパピルトをそばに置いている。
ラスパピルトからするどい突っ込みを受けてたじたじになる姿はもはや日常風景だ。


リーベスの子孫:??????



ネンオン
68歳 241cm
魔宮神官長

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/112/1634833254615.png

魔法使い軍最高戦力、十大魔女のさらに上に立つ秘されし人物。
実質魔法使い軍のトップだが、その存在は十大魔女・大魔属・一部の幹部または特血上位の者しか知らない。
世間一般の前に姿を表すことは決してなく、パンピー達は生涯彼の存在を知ることはないだろう。
強力な魔力と凶悪な魔法は、誰の反抗も許さない。
ネンオンの使う魔法『命魔法』はその気になれば対象の命を一瞬で奪い、弄ぶのだ。

世俗に興味がなく政はすべて十大魔女、おもにレティシアに任せている。
ネンオンの願望はただ一つ……それは『魔女の神』の復活だけなのだ。


ネンオンの子孫:なし

51名無しさん@避難中:2021/10/25(月) 23:57:48 ID:7eRus79.0
その他

オルタナティブ総帥
退魔軍の総帥。
かつては英雄として第一線を戦い抜いたが、老齢となり退き退魔側の政治を取り仕切っている。
最近は体を悪くし臥せりがち。
リーベス達に慕われたいる。


しめてくれ…
元ぬるもっこり隊所属の兵。
能力は平凡だが激動のぬるもっこり隊に長年ついて来ていたベテラン兵。
四肢の大部分を戦闘で失い義腕や義脚を装着している。
現在はぬるもっこり隊をやめ、聖都の近衛兵として働いている。


ゼゾォン
特殊化学戦闘B部隊の隊長。
『特化B部隊』は最新の退魔兵器を駆使して魔法使いと戦う特殊な部隊で、上からも期待されている。
ゼゾォンは独善的で我欲が強く目的達成のためならどのような手段もいとわない。
そのやり方で多くの犠牲を払いながらイエロスティからミスリ〜ルを強奪し兵器を作り出した。
口だけでなく腕も立つ実力者。

レンクシア
退魔軍の退魔研究家で特化B部隊所属。
思考化学筆頭主任研究員&技士長。
代々退魔の研究をする家系の生まれで、歴代イチの発想力と技術を持つという。
ひとみしりで口下手。

レイショー
レンクシアの助手で副技士長。
真面目でレンクシアに尽くすように付き従う。
レンクシアの代わりに色々説明する係。

タノシン
特化B部隊の統括技士長。常にゼゾォンのそばに付いている。楽観主義者。

段ボール・タションコ
退魔・魔法使い、どちらにも所属しない中立国『イエロスティ』に存在する騎士団の団長を務める女傑。
破天荒だが思慮深く情を重んじる。
ゼゾォンの行為により大きな被害を被るが、ジュリー達には最後まで好意的に接した。
ショタが好き。

メタクリル樹脂
イエロスティの騎士団の副団長。
鍛え抜かれた肉体を持つ超武闘派の実力者。
古傷やかさぶたを利用したファッションに熱を入れている。

ジョオズ
イエロスティの騎士団の元団員。
高い実力を持つが、ゼゾォンの起こした騒動で重度の傷と後遺症を負い騎士団を引退するハメになった。
激しい運動は長く出来ないが、短い時間ならば団員時代のような鋭い剣戟を発揮出きるという。
既婚で子持ち。

ちゅきー
治癒魔法の特血。
ワンダー大橋門でぬるもっこり隊に捕らえられて以降捕虜に。
希少な治癒札を作り出せる人材のため、生存が保障されており捕虜の中でも待遇はマシ。
本人も生き抜くために退魔軍に協力している。

ラスパピルト
リーベスの付き人。
大体リーベスと一緒にいる。
そのためリーベスとの関係な関して色んな噂が立っている。
性格は優しそうだが、たまに言葉にせずとも強い圧力を発しながら兵士達に “命令” するため、恐れられている。
リーベスからも恐れられている。
子孫は魔反会のメロンピルト。

52名無しさん@避難中:2021/10/25(月) 23:59:14 ID:7eRus79.0
【前ファイト最後の方のあらすじ】

すごい気『剛気』の持ち主メメトスの前にフワラルの特血『四双』のウガン&サガンが立ち塞がってヤバい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

53名無しさん@避難中:2021/10/28(木) 02:48:03 ID:5I2rwYxA0
───

ギャオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウガン「わーははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 結晶タックル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガオオッ!!!!!!!!!!

メメトス「……攻撃を合わせ……! 撃墜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

クンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「当たらねぇよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュッ!!!!!!!!!!

ドグシャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ぬぐふっっ……!!!!!!!!!!」

《結晶のトゲを纏いメメトスに体当たりしたウガンは直前で軌道を変え メメトスの背後に回り込みその体を激突させた!》

メメトス「……あ〜……!!!」


ギャオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「俺の体はサガンが操っているぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俯瞰した視点から操作することで貴様の行動の後を取れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



───

ジュリー「……くっ!! メメトスさんが翻弄されている!!!!?」

ループマー「……奴らめ……絶妙なコンビネーションで変則的な『後の先』を実現させているな……!
想像以上に強力だ!!!」

ジュリー「メメトスさん……! なんとか……こちらも助けを…………」

ループマー「……いや
だがメメトス様があのままやられてばかりなはずがない……
あの方は……英雄の一人なのだ!!!!!!!!」
ギィンッ……!



───

ビュンビュンビュンビュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウガン「こいつサンドバッグか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドカドカドカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「がふーーー!!!」


ヨロォッ……!
メメトス(……ムーッ
ヒットアンドアウェイ戦法かい……!
リーベ……いや、元帥やファンテブーみたいに退魔の技が使えりゃ対処も出来ちまうんだろうがよぉ
俺ァそういう小技は使えないんだよなぁ!!!!!!
…………なら出来ることといやぁ……少しでも頭を働かせる事だな……!)
ギロッ……!


ババッ
メメトス「ならあんたを狙やぁ良いじゃねーかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サガン「!!!」


《ウガンを操るサガンに向けて気の塊をぶつけようとするメメトス!》


メメトス(当たる!!!!!!!)



ウガン「ハッハッ!!!!!!!!!! 無駄だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クンッ!!!!!!!



ヒュラァォォォーーーッ!!!!!!!!!!!!!!
《しかしサガンは無軌道な動きでメメトスの攻撃を回避した!》


メメトス「えーーーーー!!!!?」
ズーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウガン「わりぃな!!!!!!
俺だってサガンを操作出来るからよーーー!!!!!!!!!!」


メメトス「そりゃ……そうだよねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ズズゥ〜〜〜……ン……



キュワワワワワワ……
サガン「フワンテ コントーロ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガゴゴゴゴゴォオオッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バキバキバキバキィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ブッッ」

《サガンは水面に浮かぶ船の残骸を浮かせ メメトスにぶつけた!!!!》



ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「結晶ゴール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドカーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ダラバッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《結晶の体でメメトスの頭上に落ちるウガン!!!!
水中に体が沈むメメトス!》

54名無しさん@避難中:2021/10/28(木) 21:27:32 ID:5I2rwYxA0
3000年まえの魔法使い vs 現代の魔法使い
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/116/1635423895493.png

55名無しさん@避難中:2021/10/28(木) 21:47:37 ID:5I2rwYxA0
>>54 訂正
ハイミー → ルーミィとクゥペンの間

56名無しさん@避難中:2021/11/01(月) 01:32:15 ID:PhcWFOwU0
3000年まえの真人間 vs 現代の真人間(混血・一部魔法使い含む)
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/117/dotup.org2634516.png

57名無しさん@避難中:2021/11/04(木) 22:39:09 ID:f/1DzDf.0
ゴボボボボボ……


ウガン「ハハハハッ!!!!!! やりすぎたかな!!!? サガン!!!!!
浮かんでこねぇよ!!!!!!」

サガン「油断するな、ウガン
少しでも浮かんできたらもう一度沈めるぞ」


ゴボボボボッ……




ブクブクブクブク……
メメトス(……あーあー……
見事に決められちゃったなぁ
ダッサェダッサェダッサェなぁ!
…………感じる
退魔軍の兵士達が心配して俺に気を飛ばして心配してくれている
………………状況はよくねぇ
これ以上皆を不安にさせられねぇよなぁ!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ボボッ……



ウガン「……ん!?」

サガン「ムッ!!!! 水面から離れろ……!」




ボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴボオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドパァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ウガン「ウオオオオッ!!!!!!!!!!?」

サガン「噴水のような……水柱が……!」




ズゴゴゴゴゴゴ……
ザアアアアアアアアアアア……

ボボボボ……ッ
メメトス「…………ワリーな」
カツ……

ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ちぃっと本気出すぜ」

ザオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《メメトスは…… “地に足をつけ” ……空中のウガンとサガンを見据えた!!!!!!
メメトスがたっているのは……運河の底!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトスの立っているその場所だけ……! 水が消え去った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウガン「どうなっている!!!!!!!?
なんで深さ10m以上あるあの運河の水が あの男の周りだけ、無い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

サガン「……!! ッ……!
あの凄まじい気で…… “自分の周囲の水を押し退けている” ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクゥッ……




───

ジュリー「す……すごい……
まだ……上限じゃなかったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気の圧力が……輝きが更にッ……強くなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



───

メメトス「……」
ギンッ……




ゾクゾクッッ……
ウガン「ッぐ……! ぐ……!
な……ナメやがって…………今までは本気じゃなかったってかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

サガン「……! あれは……まずい……
あの目………… “狩られる” ……!!!!
ウガン…………ここは……」

ウガン「逃げると!!!!!!!?
バカ言うな!!!!!!!!!! ここまでやって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
秘伝を売り……! うちのイカレ当主が大魔属になってやっと俺達LR一族に日の目が当たったんだ!!!!!!!!!!!!!!
だがここで逃げ出せばそれも無に帰る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
LR一族はあのイカレ当主だけではないと見せつける必要がおるんだよォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!

メキメキメキメキッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バキイイイイイイイッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ウガンの体を覆う結晶……それは形を変え……全てのトゲを一点に集めた…………
そして螺旋を描くように……! その形はまるで……巨大なドリルッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サガン「ッ……分かった……
我らが双子の最大の力で……奴を倒す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

58名無しさん@避難中:2021/11/05(金) 01:28:05 ID:oSRmC19w0
ギャンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《高く飛び上がるウガン!!!!!!!!!!》

ウガン「ハハハハハハッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くぞ!!!!!!!!!! 俺達の本気を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フワドグル マイミー ラセンジャ メコレギー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギョオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ウガンは自身に魔法を掛けた!
するとウガンの体は高速回転した!!!!
ドリルのようになった結晶の体が空を裂き甲高い音を上げる!》



サガン「ウガンは回転の力で自分自身の “攻撃力” を上げ……
そして私が!!!!!!!!!!!!!!」

サガン「フワラル ローロー メコレギー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドギャオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



サガン「ウガンの体を最高速で操り……奴に叩き込む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地を砕き全てを穿つ双子のコンビネーション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシィーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《周囲の大気を巻き込み……まるで竜巻のように成長しながら超高速でメメトスに突撃するウガン!!!!!》

ウガン「死ねーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャギャーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



メメトス「!!!」





ウガン(俺とサガンのこの技ならやれる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達こそLR一族の……四双の頂点だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのイカレ当主…………ウノオとは違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達は2人で最強だッッーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴオオオオオオ

ウガン(その証明のための犠牲となれ一等級隊長ォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の肉体を貫いた時!!!! 俺達の栄光…………………………あれ?)




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ウガン(俺の独白めっちゃ長ぇ……
…………まだ奴に到達しない?
あのスピードで突っ込んだのに、何故まだ奴の肉体を捉える気配がない?
あれ……?)

ぎゅる…………ぎゅる…………

ウガン(景色…………キレイ…………
いや……超回転してるのに景色なんて見えるわけ…………? あれ……? れ……?)



ズッ……ズッ……ズッ……
ウガン「回転…………が……?

ノロォォ〜……




カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サガン「ウ……ウガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきから…………す…… “進んでいない” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!

59名無しさん@避難中:2021/11/05(金) 02:28:41 ID:oSRmC19w0
ウガン「!!!!??!!?!?!?!!!!!!?」
ギュルル……ル……
ノ……ロォ……


ウガン「どういう……ことだ……
俺の渾身の回転の魔法と……サガンの渾身の超スピード飛行魔法が……
う……失われていく……
や……やつに……
あ……あの男に近づく度にッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



メメトス「…………フ…………」
ニ……


メメトス「俺の気の “壁” は厚いかい?
あんたの今の回転と速度……なかなかのもんだな
山だって貫きそうな勢いだった!
だが……俺の気は言うなれば絹の布の束だ
全てを包み込み……その勢いを殺しちまう!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ワナワナワナ……
ウガン「………………俺とサガンの全力だぞ………………
俺達の全力が……布以下だとでも言うのかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カカーーッ!!!!!!!!!!!!!



メメトス「お……おいおい! 誉めてんだぞ!!!!!!!?」
ゴーーン!






サガン「ダメだウガン!!!! も……戻れ!!!!!!」
グッ!!!!!!!!


ギュウンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ウガンを引き戻そうとするサガン……が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ビチィッ……!
サガン「!!!!? 動かせない……!? ウガンを……!!!」




ギシシッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「ッッ!!!!? ギ……!!? か……体の自由が……きかな……!」



メメトス「無駄だ…………俺の気であんたの体を包んだ……
もはや俺の手の中に居るのと同様だ…………
悪いが……………………あんたは終わりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メギギギガィッ!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「ぎ……ぎぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やァァァァァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《メメトスの気の圧力が全身にのしかかるウガン!!!!
生身が万力にかかるがごとく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



バキッ……バキャアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウガン「──────」




サガン「ウガンンンンンンンーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





メメトス「…………悪いな……
…………あんたは……どうする……?」
ギン……




サガン「ッ……ひ……オオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビューーーーーンッ!!!!!!!!!

《サガンは逃げ出し… 空高く飛んでいく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



メメトス「……ん〜…………ん?」






ヒュオオオオーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サガン「ひぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」


バシュッ……

ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サガン「がはぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《逃げ出したサガンの頭に矢が刺さった!
サガンはそのまま撃墜した!》




───

ジュリー「あれ!!!!? 今のは!!!!!!!!!!?」


イキル「ッッしゃおらーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あーしが取ったーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!! あーしの手柄じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!


ジュリー「おいしいとこ持ってったーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーーー!!!!!!!!!!!!!!

60名無しさん@避難中:2021/11/05(金) 03:15:07 ID:oSRmC19w0
イキル「よージュルジュリ!!!!!
見た!!!? 見た!!!? あーしやったぜ!!!!!!!
一等級の隊長が逃がしたやつをあーしがたおしたわけだから全面的にあーしの手柄じゃん!!!!!!?」

ジュリー「そ……それはどーかなぁ!!!!!!!?」
ズーーーーーン!!!!!!!





メメトスの声「はっはっはっはっ!」
ヒューーーーーーーンッ!!!!!!!!!



ダシューーーーンッ!!!!!!!!!
メメトス「よっとぉ!!!!!」

《水上からジュリー達の船の上に飛び乗るメメトス》


ループマー「メメトス様!」

メメトス「わははは!!!!!
最後の最後で一本取られたなぁ!!!!!!!
お嬢さん 弓の腕前すごいねぇ」

イキル「そーっしょそーっしょーーー!!!!!!!!?
おっさんが殺り逃したやつを仕留めたんだから感謝して欲しいよ!」

ループマー「いや……メメトス様ならあのまま普通に仕留めてたと思うが……」

メメトス「はははは!!!! うんうん!!!!!
助かったよ! ありがとうなぁ!!!!!
感謝の意とともに結納の意を送るよ!!!!!!!! うん!!!!!!!!!!!!!!!」

イキル「それはいらねーー!!!!!!!」


メメトス「……さて! フワラル使いは倒したが上空の魔法使い達のフワラルの効果は切れていないようだな!
僕の予想だと恐らく向こうの岸の魔法使い軍の基地に転換魔法使いがいる!
転換魔法でフワラル魔法の維持を別の者に “転換” させたんだろう!
その転換魔法使いを倒さん限りは厄介な上空からの攻撃は止みそうにないだろーな!
だからそいつを僕が倒しに行く!」

ジュリー「敵陣に突っ込む気ですか!!!?
いくらメメトス隊長でも一人では……!」

メメトス「まぁやるだけやってみる!
多少でも援護してくれれば助かる…………む!!?」




ビビッ……オ"ンッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ゾゾゾッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリー「な……なんだこの悪寒!!!!!!?」

ループマー「……! 圧倒的な力の塊を感じる……!!?
これは……魔力……?! いや……」

メメトス「魔力……気…………いろんな物が混じってるなぁ……うーん
どこからだ? 敵側からというより……これは……」






ギュコココココココココッ……!!!!!!!!!!
ガショオオォーーーーンッ……ガショオオォーーーーンッ……!!!!!!!!!!





イキル「あ!!!! あれ見ろ!!!!!!
あの艦!!!!!!!!!! クソリーゼント(ゼゾォン)の艦!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!!!!!?』





ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ……ガッコン……! ガッコン……! ガッコン……!
ガッ……シャアアアアアアァァァーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ゼゾォンの艦……2番艦の内部からせりだしてきたのは…………巨大な砲門だった!!!!!!!!!!》




ループマー「!!!!? なんだ……また何かを撃つ気か!!!」

ジュリー「……最初に撃った破魔砲…………とは少し違うようだ……
…………あれよりも……なんだか…………異様だ……!!!!!」

メメトス「ふむふむ……確かに少し様相が違うようだな……うん」



ジジジシッ……

ゼゾォンの声『……無線通信……無線通信……
これより2番艦……最大の隠し玉『轟魔砲』を放つ
これは各艦で回収した魔溜まり共の肉体から抽出した 『魔力・気』を砲弾にして放つものだ』


ジュリー「なっ……!!!!!!!!」


ゼゾォンの声『諸君らの働きで500人以上の魔法使いの死体が集まった
その死体を全てミキサーでバラバラにし……魔力だけを抽出した
そのエネルギーが充填完了し……あとは撃つだけだ』



イキル「ミ……ミキサーとか言った!!!!!!!!? マジかよ……信じられねー……」
ゾ……

ループマー「……化学部隊の者が我々が倒した魔法使い達を回収していた……
おそらくそれを利用したのだろう……
しかし……惨いな……
敵と言えど死した肉体を弄ぶなど……」

メメトス「………………」

61名無しさん@避難中:2021/11/06(土) 22:54:12 ID:3m6D.j8Q0
───

オオオオオオオオオオ……!!

スコンビュー「聞いたべかぁ!?
めへーつけぇの魔力を使った兵器だってべや!!!!
しかも酷いことして……! 恐ろしかぁ……!」

モシメベ(……魔力が2番艦に集まってる気配はしてたけど……そんな恐ろしいことをしてたなんて……)

イリリシカ「そんな酷い武器……レンクシアさん達がつくったのかな……」



ザッ!
レイショー「 “アレ” にはあっしらは関わっておりやせん!!!!」


スコンビュー「レイソーすん! レンクスアすん!!!!」



レンクシア「…………」

レイショー「あの『轟魔砲』はゼゾォンとタノシンが独断で作ったものでやす!
お嬢やあっしは反対した……! 奴ら…………一度は納得した風を装っていたが…………裏で完成させていたのか……! くそ……!」
ギリ……

イリリシカ「その兵器…………凄いんですか?
最初にゼゾォンの艦が撃った破魔砲で既に魔法使いの基地は吹き飛んだのに……」

レイショー「……轟魔砲は……軽く見ても破魔砲の五倍の威力がありやす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地図が書き変わるほどの……不要な破壊が行われるのは確実でやしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イリリシカ「そ……そこまで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴクッ……


───

ギュオオオオオオオオオオ……


ジジ……ジ……
ゼゾォンの声『メメトス隊長殿 聞こえますか?
これより我らが新兵器の威力をお見せします』

メメトス「あー……オホン
随分と急な話だなぁ
そもそも……そんな秘密兵器があるなんて聞いてないよ?」

ゼゾォンの声『作戦直前まで調整をしていた未完成品だったので報告を省いていました
ですが戦況を見た我が隊の科学者達が総出で兵器を完成させました
この戦争の勝利のために!』

メメトス「……戦争の勝利のために……敵の肉体を粉微塵に刻んだのか……
非人道敵な殺戮は支持出来ないぞ」

ゼゾォンの声『ですが全て勝利のためなのです!!!!
この戦争で命を落とした仲間達のため! そして我々の遥か背中の向こうに居る家族のため!!!
負けるわけにはいかない! そのために人の道を外れる行いと分かっても……唇を噛み締め実行したのです!!!!
彼らの…………家族を守らんとする彼らの思いを分かってやって下さい!!!!!
これに道義的責任があるならば……! この戦争が終わってからこのゼゾォンが全て負います故!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「…………
分かった……攻撃を許可する」

ゼゾォンの声『……ありがたく……!』
ザザッ……ブツッ……



ひそひそ……
イキル「う……嘘くせぇ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの男が道義的責任なんて取るタマかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぁジュルジュリ!!!!!!!!!!」

ジュリー「ああ……」

ループマー「メメトス様にとっても苦しい判断だが……状況的に使わないわけには行かないだろうな…」




ギャロロロロロロロ……



ジュリー「あっ……砲門が動き出す……!」



───

レル「さすがゼゾォンさんですね
メメトスのやつを言いくるめてやったですね」

ゼゾォン「けぇっ!!! 清廉潔白マンの頭は回りくどくていけねぇよなぁ!
まぁ! あぁいう手合いはあぁして情に訴えてやるのが一番じゃあ!
……はんっ! 非人道的な殺戮だぁ……?
バカが!!!!! 戦争なんてなぁ…………どう取り繕ってもそんなもんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ゼゾォンはスイッチを押した!》




バギュコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《轟魔砲が……振動とともにけたたましい音を上げ!!!!! その砲を輝かせるッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

62名無しさん@避難中:2021/11/07(日) 02:07:34 ID:muR7GoWY0
ガギュウウウウウウウウウウッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゼゾォン「行け!!!!!!!!!! 全てを破壊しろ!!!!!!!!
この光が俺様達の栄光の狼煙だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボボッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《空に登った一筋の閃光!
それは雲を貫き破滅的な軌道を描き、魔法使い側の岸へと落ちていった! 》


───

魔法使い兵「あ……あれ……は……?!」

ダムイタ「………………ありゃ………………ダメだ
………………生き残れねぇ」

───


コオオオオオオッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《閃光は螺旋を描き地表に近づき…………そしてッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ドッ……ズッッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボッゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシャガシャガシャガシャドドオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!! ゴオオオオオオオオーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ブオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビュゴオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イキル「うぎゃーーー!!!!! 飛ばされる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ひゅーーーん!!!!!

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリー「イ……イキルさん!!!!! 手を離さないように……!!!!!!」

ループマー「なんという衝撃波だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
船が揺れる……!!!!!!
それどころか……転覆するぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メメトス「……ぬぅん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボウウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《メメトスは剛気を広げた!!
剛気で退魔軍の船を保護したのだ!》


───

ゼゾォン「ぎゃはははははッッーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
想像以上のパワーだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


───

ボグォオオオオンボゴオオオオオオッッブオオオオオオオオオオアアアアアッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《空にキノコ雲が立ち上った……
それは二重……三重……幾重にも……!!!!!
そのキノコ雲の下…………魔法使い達が多くいた岸辺の様子は…………》

63名無しさん@避難中:2021/11/07(日) 02:55:32 ID:muR7GoWY0
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……


しゅううううううう……


ジュリー「はぁ…………はぁ……………………
………………収まった…………? …………って!!!」


ザザザァァァァーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


イキル「う……ぎゃぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な……なんだよーーー!!!!!!!!!!!!!!
ふ……船が勝手に流される〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ループマー「こ……これは!!? 運河の流れに逆らっているようだが!!!!!!?」

メメトス「……!! こいつぁ……あれの仕業だな!!!!
……とんでもねぇ……!!!!」

ジュリー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」






しゅうううううううう……ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《メメトスが指し示したのは……轟魔砲の落ちた地点……
そこには……超巨大なクレーター(漫湖約3つ分ほど)が出来ていた!!!!!!!!!》



ジュリー「きょ……巨大な穴……クレーターだ!!!!!!
今の砲撃で穿たれたんだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこにこの運河の水が流れ込んで……! 船も一緒に流されてる!!!!!!!!!!」

メメトス「むぅ! 船同士が衝突する危険がある!!!!
各艦錨を降ろせ!!!!!!!!!!」


───

ゼゾォン「カカカカカカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
文句ない!!!! 文句ないぞォ!!!!!! この威力!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺様達は最強の力を手にいれた!!!!!!!!!!
この力は魔法使い共を蹂躪どころか……世界を牛耳れるぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎゃはははははーー!!!!!!!!!!!!!!
もっとエネルギー源を集めろ! 今の衝撃で海に落ちた魔法使い共も居るはずだ!!!!!!!!!!!!!!
捕らえて引き裂き魔力を奪えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かかッ…敵をエネルギー源に変えるなんてエコすぎるなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎゃははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ…!!!!!!!!!!!!!!



───

ザザァ……ン……

ジュリー「激しい波が止まった……」

ループマー「だが見ろ……運河の水位が下がっている
相当の水量があそこに流れ込んだんだな……」

イキル「……あそこに居た魔法使いは死んだのかな」

メメトス「…………あれほどの攻撃…………万が一にも生き残りはいまい……
残されたのはフワラルで宙に浮かぶ魔法使い達だが大部分が今の衝撃で運河に落ちたようだ……
………………そして恐らく転換魔法使いは死んだ…………
そうなると……転換魔法で保たれていたフワラルの効果ももはや───」




─── 空中……

ズズ……パッ
魔法使い1「わわっ……うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い2「フワラルが切れッ……ひやあアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い3「落ち……ぎゃああああああああーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《転換魔法によって保たれていた魔法使い達のフワラルが効果を失い翼を奪われた!
自力でメコラ級以上のフワラルを維持できる者以外の魔法使い達が…数百mの高さから落ちて行く!!!!!!!!!!》

64名無しさん@避難中:2021/11/08(月) 01:54:23 ID:Y5NCUtug0
ゼゾォン「ぎゃはははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ちてきやがった!!!!!!!!!!!!!!
着水と同時にミスリ〜ルの弾をふんだんに喰らわしてやれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


──────


魔法使い達『うわーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ヒュルルルルルル……




ズズ……


ドプンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
バシャシャシャーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!

《その時! 空中に水のクッションが現れた!!!!
フワラルを奪われた魔法使い達は水のクッションに優しくキャッチされた……!》



────

イキル「うぇあ!!!!!!!?
なんだあれーーーー!!!!!!!!!!?」
ゴーーン!!!

ジュリー「あれは……」


メメトス「…………!?
……………………!」

《その時……
メメトスは自分の足元を見た……
船の底の遥か下より…………何か異質な音が聞こえたからだ……》


ゴボ……ゴボ……ズズ……


メメトス「………………やっべぇな」

ループマー「!!?」



ゴボボボボボボボボボッ……ジャオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バガンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《その瞬間!!!!!!!!!!!!!!
運河の至るところで “水柱” があがった!!!!!!
その水柱は…………退魔軍の船を……底からッ、貫いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


───

ジャボオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザンッ
プティング「なんだ!!!? 何事だ!!!!!
大丈夫か皆!!!!!!?」

スコンビュー「にゃ……にゃんだべぇ〜〜!!!!!!!!?
み……水が船を貫いちゃったべーーーー!!!!!!!!?
か……か……かすりかけたべな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」

イリリシカ「み……水の槍!!!!!? 魔法だよ!!!!!!!!!!!!!!
こ……このレベルの魔法は…………まさか…………」

ピリリッ……
モシメベ(こ…この水……まだ嫌な感じがするよ!!!!!!!!
早く……ここから離れたほうがいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゾワァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

イリリシカ「……!!! みんな!!!!! 走って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




───

ゴポ…… ゴポ……
??「…………随分と
お楽しみだったようね」

ゴポポッッ…!!!!!
パルラー「調子に乗るんじゃ……ないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




『ガリフルコオル ゲントウ メコレ ギオ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ギャンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガキィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《退魔軍の船を貫いていた幾多もの水柱が全て凍り付いた!!!!!!!!》

65名無しさん@避難中:2021/11/08(月) 02:42:32 ID:Y5NCUtug0
パキパキパキ……ピキキキッ……
ドォォォーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《凍った水柱の先端は氷の結晶のような形に広がった!
氷に固定され……退魔軍の船は身動きが取れなくなった!!!!!》



イキル「わ……わぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
な……なんなんだよーーー!!!!!!!? やべーーーーー!!!!!!!!!
つーか中のイリ達はぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ループマー「……!!! これでは……もう船は機能しません!!!!!」

メメトス「……ああ
やられたな…………
見ろ…………この氷の力はまだまだ広がるぞ……!」


パキパキパキ……カチィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……ン……ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《運河全体の水が……徐々に凍っていく……
分厚い氷が……船を封じ込めた……!!!!》



───

ゴポゴポゴポ……
スゥゥゥ……

魔法使い達『おお……!!!!!!』
ガシャ……

《水のクッションに保護されていた魔法使い達は足場となった氷の運河の上に降ろされた》



───

ジュリー「これだけの運河を!!!!!
凍らしてしまうなんて!!!!!!!!!!!!!!」

メメトス「それをやってのける魔力…………
間違いない……!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



バルルルルルル……
ビョオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャオオオオオオオオオララァァァァァァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《船を貫く氷柱の先端の結晶部からツララのような氷の針が降り注ぐ!!!!!》



メメトス「魔女だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔女が現れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスは剛気を展開し対抗した!!!!!
だがツララ針はものともせず降り注ぐ!!!!!!!!!》


ジュリー「イキルさん俺の後ろに隠れて!!!!!!」

イキル「既に隠れてまーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ちょこーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「退魔壁!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガゴンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《各船の氷柱から発生したツララ針は容赦なく降り注ぎ船を装甲を貫いてゆく!!!!!!!!!!!!!!!!》



メメトス「ぐううう……!俺の剛気でも止められないとは!!!!!!!!!!!!!!!!!
確実にメコレ級以上ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブシィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュリー「ぐあああ!!!!!!!」

《ツララ針はジュリーの退魔壁をも砕いた!》

イキル「ジュルジュリーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ノータイム消毒まかせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プッシャアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「うぎゃあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ループマー「バイ菌入るからやめなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーーン!!!!!!!!

66名無しさん@避難中:2021/11/18(木) 03:16:16 ID:d.GKHD2w0
なんとかファイトトゥエルブ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/118/20211118_025845827_001~2.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/119/pmfpd9.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/120/20211118_025705224_001.jpg

67名無しさん@避難中:2021/11/19(金) 00:34:50 ID:RzTqEn6I0
今日でなんとかファイトが12年になったっぱいです
12年目の目標は完結です

68名無しさん@避難中:2021/11/19(金) 22:43:11 ID:RzTqEn6I0
ルナエクリプス
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/121/PXL_20211119_133826103.jpg
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/122/PXL_20211119_131655416.jpg

69名無しさん@避難中:2021/11/19(金) 23:48:49 ID:RzTqEn6I0
【12年目のネタバレあらすじ1】

https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/124/20211119_003037084_001~01~01.jpg

【超神会編】
世紀の大魔女フーリャンは暇潰しに世界を荒らしまわっていた……。
そんなある日フーリャンの家に変な団体の勧誘が来る……。
それは世界の終わりを信仰するカルト集団『超神会』の勧誘であった。
華麗なお断り(殺し)で勧誘をスルーしたフーリャンだったが、その一件をきっかけに超神会から命を狙われる事になるのだった……。

【夢編】
仲間達とともに『超神会』と『終わりの神』から世界を救った世界最強の大魔女フーリャンは暇すぎて幸せな夢を見ていた。
その起きざまに、フーリャンは下僕のねこを暴行する。
そんな2人の前に仲間のうさぎが現れる。うさぎは様子がおかしいように騒いでいた。
しばらくすると急に倒れ動かなくなるうさぎ。眠っていた。
しかしうさぎはいつまでたっても起きない。
これは世界を騒がす奇病『半永眠病』に違いない。
二度と目覚めないかもしれない仲間を救うため、フーリャン達はうさぎの夢の中へ入るのだった。
それが長い戦いの始まりとなるのも知らず……!

【超真虫編】
半永眠病の事件が一旦の小休止となった後……フーリャンは自分の家で暇していた……。
そのフーリャンの家にゴキブリが現れる。
ゴキブリと死闘の末やっつけるフーリャンだったが、その目の前に更にでかいゴキブリが現れた。
そのゴキブリは自分を『虫の神 ワリムツ』と名乗り、フーリャンをマザーと呼ぶ。
フーリャンはキモかったのでゴキブリに魔法をお見舞いするが、ゴキブリはなんと無傷であった!
なんとそのゴキブリは、家の地下に蓄積したフーリャンの魔力によって進化し、魔法を無効化する体質を得た『超真虫』だという!
ワリムツはフーリャンをあしらい、この地を去るよう告げられる。
それにキレたフーリャンは単身、地下の超真虫の帝国に殴り込む!
その時出会った蟻の超真虫レンと共に、打倒ワリムツのため地下を掘り進むのだった!

【魔反会編(1部)】
世界が平和になり、フーリャンは暇になった……。
暇なフーリャンの家に招かれざる客人がやってくる……!
花子と名乗る無表情な女は、自分は魔反会の刺客だと伝える。
魔反会とは魔法を否定し、闇夜に紛れ魔法使いを消しているという噂のある巨大組織だ。
その魔の手が……ついにフーリャンのもとに!
百戦錬磨の最強の大魔女フーリャンは終止有利に戦いを進めるが、花子の扱う魔法使い特効技巧『退魔の技』の前に沈んでしまう……!
フーリャンは連れ去られ……それを知ったねこは仲間達とともにフーリャンの奪還に向かった!

【魔反会編(2部)】
そんなこんなで魔法使いレジスタンス『ネアメ・ルート』とともに魔反会に立ち向かう事になったフーリャン。
熾烈な戦いが繰り広げられる中、魔反会はかつて退魔の英雄と呼ばれ『人間の神』とまで崇められた “人間兵器” 『アーク』を復活させてしまった。
そのアークと戦う直前、フーリャン達は世界から姿を消した……。
魔反会によって支配された世界では魔法使いへの迫害と排斥が加速した。
フーリャン達の失踪で闇に身を潜めた『ネアメ・ルート』はフーリャン達が帰還するまで魔法使い達の身を守るため世界を奔走する。
ネアメ・ルートの一員青年ウラ・ギルもそんな1人である。
フーリャン達のような英雄でもない『持たざる者達』の戦いはまさにイバラの道。
それでも、ギルと仲間達は、力の限り戦う!

【魔反会編(3部)】
帰還したフーリャンは、思ったよりすることがなくて暇で定礎を集めていた……。
しかし世界の命運を決める戦いは刻一刻と最後の瞬間を迎えようとしていた……。
そしたらまた長い回想に入るのだった……。

【魔反会編(3000年前)】
今より3000年前、世界は魔法使いと真人間に分かれ大陸を二分する闘いを数千年に渡って続けていた。
多くの若者、尊い命が失われる戦場に、新たな若い戦士ジュルジュリが降り立つ。
真人間(退魔軍)として戦うジュリーは、多くの戦いと悲しみを経験していくなかで、1つの野望を胸に秘める。
それは、戦争を終わらせ魔法使いと真人間が共存する世界を作る事……!
不可能に近い夢物語を実現するため、ジュリーは仲間達と共に多くの屍を踏み越えながら、立ち向かっていくのだった!

70名無しさん@避難中:2021/11/20(土) 00:50:54 ID:l.jqU6dY0
【12年目のネタバレあらすじ2】

【魔反会編(終)】
長い回想が終わると、フーリャンとアーク……ネアメ・ルートと魔反会の最後の決戦の火蓋が切って落とされる!
すべての決着がついたとき、フーリャンにもたらされるモノとは!!

【異世界冒険編】
ある日、暇なフーリャンの前に異世界の獣が姿を現す。
その獣はル・イーン・デクタスと名乗る『超次元』の支配者だという。
フーリャンと仲間達は新たな脅威に立ち向かおうとするが、ル・イーン・デクタスの強力な能力は世界のあらゆる全ての物体の時を停止させとしまった。
なんとか逃げ延びたフーリャンは、超次元に迷い込み…そして別の世界へと飛ばされた。
自分の世界とは全く異なる世界に戸惑うフーリャン。
そこに手をさしのべたのは、小さな謎の存在ルレスト・レプルだった。
ルレスト・レプルの導きであらゆる世界を巡るフーリャンは、無限刀火(自分と同じ世界のやつ)、変態の妹の無限彼方、弱気な眷属分体の自分と出会い、ル・イーン・デクタスと戦うための力を蓄えていく。

【100年戦争編】
フーリャンの暇具合もマンネリを帯びていた。
平和すぎるのだ、世界が。
なんにも起きない、あきれるほど平和な日々が続いていた……。
世界の命運を決したあの戦いから7年が経っていた……。
仲間のひとりは家庭を築き、自分の下を去り……。
その他の仲間は与えられた役目を全うし……、そのまた他の仲間達も各地で活躍していた。
あの頃と比べて疎遠になったかもしれないが、フーリャンは穏やかだった。
何故ならそれは、別れではないのだから。
会おうと思えばいつでも会える。人生は長いのだから。
不思議と落ち着いていたフーリャンは、悠久の時の流れを味わうように…暇な日々を謳歌していた。
そんなある日、とある場所で異変がおこる。
フーリャンと仲間達は察した。また、世界の脅威が現れたのだと。
誰が呼び掛けるでもなく、フーリャンと仲間達は再び集結した。
しかし……その異変はあっけなく終わりを迎える。
肩透かしを喰らう面々だったが、久しぶりの再会の喜びを分かち合いながら再び別れるのだった。
……だが別れた直後、一人の仲間が命を落とす。
ああ、その瞬間から、始まっていたのだ…………
百年に及ぶ、壮絶な戦いと別れを紡ぐ物語が───!

【天涯火隣編】
あれから200年───
フーリャンは暇にも大分なれてきたようだ。
気付けば世界は大きく変わっていた。
かつてそれなりにいた魔法使い達は姿を消し、そのほぼ全てが混血となっていた。
純粋な魔法使いはもはや、自分だけ……いや、自分も正確には魔法使いではないので……この世界の純粋な魔法使いは消滅したのだろう。
特に感慨もないけど、フーリャンは物思いにふけっていた。
そんなフーリャンの目に、変なニュースが目に入った。
それはなんの変哲もない銀行強盗のニュースだった。
しかし、そこに添えられていたしにうつる、犯人と思わしき人間には見覚えがあった……。
しかしその人間は、居るはずがない…………。もう、居ないはずの人間なのだ。
それに、居たとしても、そいつが銀行強盗などするわけがない。フーリャンはいぶかしんだ。
そしてそのニュースの横には、数日前飛来した隕石をフーリャンがインターセプトして拾ったというニュースが並んでいた───

71名無しさん@避難中:2021/11/20(土) 02:49:14 ID:l.jqU6dY0
【能力者編】
1000年が過ぎた。
フーリャンは大人しくしていた。
昔ならここらへんでいっちょ、世界を滅亡させてやろうと思うところだが、既にそんな気はなくしていた。
世界はやはり平和だった。戦争も起きていない。
平和で鈍った世界を脅かしても、フーリャンにとってはつまらない。
この平和な世界ではフーリャンの存在感も薄れている。今さら顔を出してもノーリアクションだろう。
もはや世界の何%の人が自分の事を知っているだろうか。
だからフーリャンはただ穏やかに過ごした。
いつしかフーリャンはこの平和な世界をいとおしく思っていた。
何の変哲もない暇な日々が過ぎる中で、フーリャンのもとを見知った顔が訪れた。
そいつは、1000年前から見た顔だ。
…………あの時代から生きてるやつは何人かいる。
ロリババア村の奴らは今もロリババアだし。魔反会に味方していたあの女も何故か長生きだ。ある馴染みの魔法使い系の家に居る電磁超獣から魔獣になったやつもそうだし、
古都コトコトに居る2人の天寄生も長い時をこの世界で生きている………………………………ほとんど人間じゃなかった。

フーリャンのもとに訪れたコイツも、1000年前を知る数少ない1人だ。
コイツとは何度となく顔を合わせ、戦ったこともある。今もたまぁに戦う。
かつては憎しみを抱いたこともあるが、今では不思議と心を許している腐れ縁のような相手だ。
そいつは開口一番こう言った
「近いうちにデカイ事が起こる」───と。
……妙な事件が頻発していた。世界中各地で血生臭い事件が起こっているのだ。
ある一人の犯罪者は、昼に爆発を起こし、夜に毒を撒き
自身を『変革の一員』と呼ぶ小さな子供だ。
その子供を含むアウトロー達が闇で徒党を組んでいた。『変革の日(チェンジリングデイ)』を起こすために───

腐れ縁のそいつは言った「お前はどうする?」と。
フーリャンは言った「知らんし」……と。

ただの半グレ連中のオイタなどどうでも良いのだ。
だが…………もしそいつらのタガが外れ、このいとおしい世界を危険にさらすなら……
「容赦はしない」…………フーリャンはそう呟いた。

【終末世界編】
10000年が経った。世界は相変わらず争いもない。
しかしザワついていた。
どうやら、この世界はまもなく終わるらしい……。
星……。人々が暮らすこの星が寿命を迎えるというのだ。
あちこちで異常気象、天変地異が起きていた。
自然が起こす猛威、避けられない星の摂理に人々は絶望した。
だが希望は立ち上がる。
世界最高の7人の科学者達が結論を出した。

「世界は延命出来る!」……と。

だがそれには過酷な挑戦が必要だという。
科学者達は協力者を募った。世界のために戦える戦士を!
多くの人々が科学者のもとに集まった……。
そしてまた1人……大きな希望を描く者が立ち上がった……! それは──────!!

田舎から上京してきた少年だった!

健気な少年は人々の笑顔と未来を取り戻すために戦うと誓った!
少年はキツツキオーという少女や、多くの仲間達とともに、世界の秘境を巡り……星の命を延命させるアイテムを集めた!
多くの犠牲を払いながらも……!! 世界……そして人々のために!

その末に……少年が見たものは………………



──────



………………フーリャンは、悠久の時を暇していた。
暇の極みのある日、フーリャンの住む危険地帯に1人の少年が足を踏み入れる。
少年はフーリャンに弟子入りを望んだ。
自分を一人前の戦士にしてほしいと…………。
自分の存在などもう神話みたいなヨタ話扱いにされてると思っていたフーリャンは面食らった。
しかし少年の勇気と覚悟に胸を打たれ、少年を弟子にするのだった……。

長生き修行の末……少年は旅立った。手にいれた力で、世界を救うのだという。
……フーリャンは世界の運命を察していた。
それでもフーリャンは動かなかった。世界の終わりを受け入れているようだった……。
自分は十分生きた……。今さら命は惜しくないのだ。
だけど……自分が育てたあの少年は、世界を救うのだと言っていた……。
この世界と一緒に終われるなら本望だが、あの少年が本当にこの世界を救うなら…………その未来を生きても良いなと思っていた。

……フーリャンのもとを旅立った少年は、数年後ふたたびフーリャンのもとに戻って来た。

…………直後にその命を燃やし尽くして───


……少年が事切れる前……全ての事情を聞いたフーリャンは、静かに立ち上がり1人呟いた

「これが最後の暇潰しになりそうね。」

怒りと悲しみに燃え、フーリャンは飛びたつのだった…………

NF世界最後の戦いが始まる……

72名無しさん@避難中:2021/11/20(土) 03:16:59 ID:l.jqU6dY0
【12年目のネタバレあらすじ3】

【X編】
この世界は不思議で奇妙な世界だ。
この世界に暮らす人間の全員が今より “10年以上前” の記憶を持っていないのだ。
『世界的記憶障害』と呼ばれるこの現象は全く解明されていなかった。
そんな世界の辺鄙な片田舎……町外れの森には1人の魔法使いが住んでいた。
『フーリャン』と名乗るその魔法使いは、大魔女と自称する割にはヘッポコでドジで魔法の才能などとてもないように思えた。
そのくせに強がりでプライドが高いので町だと居心地が悪く1人で暮らしているのだ。
そんなフーリャンを気遣うのは近くに住む『サナバー』という幼なじみだった。
学者志望のサナバーもまた、世界的記憶障害の謎を追う1人だ。

2人はそれぞれの目標を胸に、日々を楽しく過ごしていた。

ある日のこと、2人の前に黒いモヤが現れモヤの中から異質な騎士のような存在が現れた。
騎士のような存在はフーリャンとサナバーを殺そうとする。
しかしその寸前、フーリャンの魔法が突如暴発し、幸運にも騎士を撃退したのだった。
安堵する2人。すると1人の少女が姿を現す。
少女は『ルレスト・レプル』と名乗った。
『超次元』から来た異次元生物だという。少女の姿は仮の姿だ。
ルレスト・レプルはこの歪な世界を救うために現れたのだ。
しかし、この世界を救うには自分の力だけでは足りないのだという。
フーリャン “達” の力が必要なのだ。
フーリャンには分からなかった。何故魔法の才能もないようの自分が、必要な存在なのだろう?
その疑問を感じ取ったルレスト・レプルは伝えた

「この歪な世界で最もイレギュラーなのは、君達だからだよ。」……と。

そして、ルレスト・レプルは続けてこう言った……
「大魔女フーリャン。君にはやり遂げなければならない理由がある。
何故なら、この世界は───」




───

73名無しさん@避難中:2021/11/20(土) 03:25:44 ID:l.jqU6dY0
>>70

×
それはなんの変哲もない銀行強盗のニュースだった。
しかし、そこに添えられていたしにうつる、犯人と思わしき人間には見覚えがあった……。



それはなんの変哲もない銀行強盗のニュースだった。
しかし、そこに添えられていた 写真 にうつる、犯人と思わしき人間には見覚えがあった……。

74名無しさん@避難中:2021/11/20(土) 08:35:54 ID:8ue7qj9.0
>>71

×
健気な少年は人々の笑顔と未来を取り戻すために戦うと誓った!
少年はキツツキオーという少女や、多くの仲間達とともに、世界の秘境を巡り……星の命を延命させるアイテムを集めた!


健気な少年は人々の笑顔と未来を取り戻すために戦うと誓った!
少年は サギオー という少女や、多くの仲間達とともに、世界の秘境を巡り……星の命を延命させるアイテムを集めた!

75名無しさん@避難中:2021/11/27(土) 02:17:50 ID:zKXCQCVw0
ギャオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ウワアアアアア……

グワアアアアアァァァ……



ギギガィンッ
ループマー「……! 色んな所から悲鳴が……!」

メメトス「全部の氷の柱から出てるみてーだなぁ……
厄介だ! こいつは攻略しておかねぇとな……!」
ズズ……ボウッッ!!!!!!!!

メメトス「明王の拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バキィィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《メメトスが拳を振るうと、メメトスの剛気がそれに合わせ氷の結晶を強打した!》

ミシミシ……ズドォォォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷の柱の先端の結晶部分が粉々に砕け折れ倒れた!》



ジュリー「あっ!!!! そうか…!!!!!
ツララを放出しているあの部分を破壊すればいいんだ!」

ループマー「よし! 他の船に知らせよう!
近くの船ならここから点帝砲などで破壊することも出来るな!」



わあああああああ……




メメトス「しかし見事に運河が凍ったな……
船の機動力が完全に死んじまったな」

イキル「これ氷の魔女の仕業?」

メメトス「この規模なら間違いない
……恐らく水の魔女もいるな……」

イキル「なんだ! またあいつらかよ!
あいつらなら前にも撃退したぜ!!!!!!!」
あーしがやりました

ジュリー「いや 前とは戦場も状況も違いすぎる
ここは360度水ばかりだ…………
あの魔女達にとって……あの時の何十倍も有利だ
前と同じように考えてると大変なことになるよ」

ループマー「……だろうな……………………ん?」



ポタ…………ポタ…………ポタ…………




ループマー(……氷の柱が溶けていってる……………………
……………………いや……待て……これは……………………
“水に戻っている” !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ゾウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ループマー「メメトス様ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メメトス「むぅ!!!!!!!!!!?」



ボボッ!!!!!!!!!!

ピャピャピャピャイイィーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《溶けた氷の中から水のレーザーが!!!!!》


ジュリー「うわあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バツツツツツッ!!!!!!!!!!

イキル「ひえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ドォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスはジュリー達の前に達の水レーザーを一身に受けるッ!!!!!!!!!!》

ジュリー「メメトス隊長!!!!!!!!!!!!!!!」


メメトス「ズラアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスの拳がレーザーを放出する氷を粉砕した……その時!》



ズッドオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ぐぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《大砲のような水と氷の礫がメメトスの体を押し飛ばした!!!!!
船外へと吹き飛んでいくメメトス!!!!!!》


ループマー「メメトス様ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ヒュゴオオオオオオオッ……
メメトス「俺は大丈夫だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!
どうやら敵さんは俺を1人にしたいらしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったらこのまま行ってやるさ!!!!!!!!!!!!!!!
それより君達も……なんとか生き延びるんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴウウウウウウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《メメトスはそのまま遠くレーザーに運ばれていった!》

76名無しさん@避難中:2021/11/27(土) 02:59:43 ID:zKXCQCVw0
ジュリー「……メメトス隊長が……!」

ループマー「…メメトス様はあえて敵の策に乗ったんだ
恐らくメメトス様の行き先には魔女が居るだろう…………」

ジュリー「なら……援護にいかないと!」

ループマー「そうだな……
だがその前にこの艦の状況を把握しなければ……
ぬるもっこり隊の仲間達はどうなった……?」

イキル「そ……そうだ! イリ達は!!!?」




イリリシカ「おぉい!!!!!!!」
タタタ……



ジュリー「イリリシカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イキル「イリーーーー!!!!!!!!!!
他のみんなもーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」


スコンビュー「良かったぁー!!! 3人とも無事だったべか!」

モシメベ(た……大変なことになったね……!)

プティング「この船はもうダメだ
全く動かせん」


ズズンッ……
ミャラダイン「つーこたぁ! これから白兵戦だなぁ!
ご丁寧に運河も凍って足場も出来ちまってるけんのぉ!」

ぬるもっこり「……魔女達の介入によって敵の戦力も依然健在ぞな……!」



───


ゴオオオオオオ……

タププン……タプ……
ズウウウウウウウウウ……

《水のクッションに保護されていた魔法使い達が氷の足の上に降ろされた》

スタタン……
魔法使いA「おおおぉ……助かった……」

魔法使いB「魔女だ……魔女が俺達を助けてくれたんだ……!」

魔法使いC「魔女が助太刀に……!
これでもう勝ったも同然だ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これからが本当の戦いだ!!!!!
船にこもっている無魔どもを駆逐するぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


うおおおおおおおおんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



───

ミャラダイン「ぐわはははは!!!!!
九死に一生を得た奴らが吠えとーさがる!!!!!!!!!
こちとら船に籠るつもりはねーけんのぉ!!!!!!!!!
こっちから出向いてやっちゃーわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!!!!!!!!!


ヒュ〜ン……ガシャアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガドカドカドカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ミャラダインは船を飛び下り魔法使い達の方へ向かっていった!》




ぬるもっこり「ぬおっ! あいつ! また勝手なことを!!!!
済まぬ! 朕はミャラダインの後を追う!
ぬるもっこり隊、各々最適な行動を取るぞな!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!



グュース「おいおい! 隊長が抜けてっちまったぞ!
どうするよ?」

ループマー「ぬるもっこり隊長の言う通り、今すべきことを手分けしてしよう
大別すれば
『敵兵の迎撃・撃破』と『メメトス様の援護・魔女の撃破』だ
魔女は間違いなくメメトス様の飛んでいった先に居る
実力のある数人でそちらに向かい
残りはその他の敵との戦闘にあたろう」

アルシー「誰が魔女の方に向かう
ループマー あんたが決めてくれ」

ループマー「そうだな………………
ならばメメトス様の援護……魔女の方に向かうのは……
私とジュルジュリリ……それからイリリシカ……この3人で行く!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プティング「気功冠フェーズ3まで使えるメンバー……妥当なところか」

ジュリー「……よし! じゃあ…………───!!」
ピクッ……

ビクン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モシメベ(!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何か……いるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…………真下にっ……船の下ぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

オオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!


ざぷぉああ……ッ


ガブンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《その瞬間!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨大な爬虫類のような怪物が……艦をまるごと噛み砕いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

77名無しさん@避難中:2021/12/17(金) 01:57:00 ID:O021/u0Q0
───

ゴオオオオオオオオッ……!!!!!!!!


スチャッ……

ダイノーズ「おんやまぁ! こいつは乗り遅れたかモン?!」

アンバサダ「あの運河が氷付けじゃ…………氷の魔女の仕業か……」

アンバサダ「……うーーん……うーーーん?
ありゃあ〜? こりゃあ……」

アンバサダ「どうした?」

ダイノーズ「ボクちゃん達のテレパスにウガンとサガンから反応がないモン!!!!」

アンバサダ「『四双』の一角か……もしややられたのかのう?」

ダイノーズ「おほほほほほ…………そうかも………………
………………ん? ……うーーん……」

アンバサダ「さて……拙老達も参戦せねばならぬか……」

ダイノーズ「ボクちゃんはやることがあるからしばらくパスね
アンバサダちゃん 頑張ってチョー」

アンバサダ「や…やること?
なんしゃ? 聞いておらんぞ……」

ダイノーズ「そのうち分かるモン!
まっ! それじゃあバイビー!!!!!」
ヒュババァッ!!!!

アンバサダ「ぬぁ!!!! おい…………!
……まったく………………
仕方ない…………既に魔女が居る戦場に拙老1人の力が役に立つか分からぬが…………行くか」
ジャキキィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



アンバサダ「………………ここにも居るかのう……
あの時の若者は…………
そして…………この “本” の持ち主は……」
ギュ……!

《アンバサダは懐にしまったものを大事そうに抱え……戦場の運河に向かった……!》


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……

78名無しさん@避難中:2022/01/01(土) 00:01:16 ID:kqmonOZE0
2022年明けましておめでとうございます
今年の目標は【完結】です

79名無しさん@避難中:2022/01/10(月) 02:55:11 ID:H2jr8Gu20
オオオオオオオオオオ……

魔法使い「死ねいぃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュリー「聖剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い「ぎゃいああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ジュリー「ハァハァハァ…………イリリシカ!!
みんなは居たかい!!!!!!!?」

イリリシカ「ううん……近くには……ッ
ハッ!! 点帝剣!!!!!!!!!!!!!!!!」
バズンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『ぎやああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ゴオオオオオオオオッ……
わーーわーーー


ジュリー「……凍った運河上に魔法使い達が溢れてしまったな……
これからは混戦だッ…………それも魔女が居る!!!!」

イリリシカ「魔女が居る場所…………メメトスさんが飛ばされたのはどこの方角だろう……」

ジュリー「…………先刻の…………船の底から魔獣の攻撃を受けて吹っ飛ばされたことで方向が分からなくなってしまったね……
しかし魔獣が居るとは驚いた……召喚魔法使いの特血も居るようだね
……いや それより その魔獣のせいで皆と離ればなれになってしまった…」

イリリシカ「イキル…………みんな大丈夫かな……」

ジュリー「……信じるしかない
…………でも……大丈夫さ 皆多くの戦いを乗り越えてきた!
イキルさんも……! きっとまたあえる」

イリリシカ「うん………………
……ジュリー これからどうしよう?」

ジュリー「そうだね……俺達は当初の予定通りメメトスさんの援護に向かおう
つまり……魔女と戦うことになる……!」
グッ……

イリリシカ「本当なら私達とループマーさんも向かうはずだったけど……」

ジュリー「離ればなれになったループマーさんもきっと魔女の所に向かっているだろう」

イリリシカ「そうだね
じゃあ……魔女がどこに居るかをまず探さないとね」

ジュリー「ああ…………俺に考えがある
俺はこれから常に広範囲に魔周感を張って魔力を探る
魔女ほどの強い魔力ならすぐに分かるはずだ」

イリリシカ「……大丈夫? それってかなり体力を消費するんじゃ……」

ジュリー「だから短時間で見つかるよう……最大限に魔周感を広げる!!!!!!
……気の消費を抑えたい……イリリシカ! 襲ってくる敵の迎撃を頼めるかい!!?」

イリリシカ「うん! まかせて!!!!!!」

カァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


───


ループマー「……なんてことだ
魔獣の強襲を受けるとは」

グュース「いっつつ……それも真下から奇襲とはきたねぇな」

アルシー「うむ……そしてその魔獣が……」



ズズズズズズズズズズ……
ヌォオオオオオッ……
アマテラス「ガボオオオオオオオッ!!!!!」

【魔獣 アマテラス】
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アルシー「……我々の前に立ち塞がるとはな」

グュース「こいつそこらの魔法使いより強いぞ
それに以前戦った魔獣よりも手強そうだぜ」

ループマー「なぁにっ! 我ら3人で戦えば問題ない!!!!!」

アルシー「……いや あんたは先へ行け
メメトス様の援護に行くんだろう?」

ループマー「ぬっ……しかし! アルシー……君は万全では……」

アルシー「……ちっ やはりバレてたか
そうだ……さっきのこいつの強襲を受けて吹っ飛ばされて受け身を取る際に少しミスった
……ダサいが足を捻ったみたいだ」
ズル……

ループマー「ならば……!」

アルシー「だがこの程度で戦力から外されては私への侮辱だ!!!!!!
この程度問題ない!!!!!!! ここはまかせて先へ行け!」

グュース「あぁ! 俺も居るんだ!
むしろ俺達のコンビネーションにあんたは邪魔なんだよ!!!!!!」

……ニッ!
ループマー「……分かった!!!!!
すまないなアルシー! いらぬ心配をした!!!
君達は私の同期の中で……最もガッツがある2人!!!!!!!
だから……この場は預ける!!!!!!!!!!!!!!!!
任せたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

アルシー「当然だッ」

グュース「ケッーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
やってやろうじゃあねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!」

アマテラス「ギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!!!!!!!!!!!!」

80名無しさん@避難中:2022/01/12(水) 01:51:45 ID:15ENZ4Xc0
───

ドオオオオオオッ……


イキル「イ……イリーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュルジュリーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
く……くそ! どこ言っちゃったんだよ! あの二人……」


カッ!
プティング「人の心配よりまず自分の心配をしろ!!!!!!
敵だ!!!!!」

イキル「えッ……ウェッ!!?
……くっ……てりゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スカァッ!!!!!


イキル「や……やべっ! 外した……」

プティング「ちっ……スパンコールフラッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァッ!!!!!!

チュドーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


イキル「あ……あぶねー……」

プティング「しっかりしろ!
我々は吹き飛ばされ 敵のど真ん中に落ちてしまった!!!!!
囲まれているんだ!!!!! 敵は…………そら!
すぐにやってくるぞ!!!!!!!!」

ギギッ
イキル「ううっ! ……くそっ!!!!
ちくしょー……よりにもよって……こいつと同じ場所に落ちちゃうなんて!!!!!!!」

プティング「はぁ!!!? 何か言ったか!!!!!?
……スパンコールガトリング!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カクカクカクカクカクカクカクカク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《腰のコンタクトレンズをガトリングのように発射するプティング!》


イキル「お前なんなんだよその必殺技よーー!!!!!!!?
絵面がひどすぎるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プティング「なに!!!!? この殲滅力の高いスパンコールガトリングにケチを付けるのか!!!?」

イキル「撃つ度に腰を前後運動させるのがキモすぎるんだよ!!!!!!!!!!!
くそーー!!!! 寄るなこの変態!!!!!!!!!!!!!!!! 仲間だと思われたくねぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーーーーンッ!

プティング「なんだと!!!!
そういう君は走りながら常に小便を漏らすガバガバ尿道女だろうが!!!!!!!
さっきも落下の最中に私の顔に小便を引っかけただろう! バッチぃにも程がある!」

イキル「そ……それはおめーがあーしの後ろに居たからだよ! 不可抗力ぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーーん……!

プティング「それに君は一人じゃこの窮地を脱する事も出来ないだろう!」

イキル「な…なにー! あーしの実力舐めてんの!!!!?」

プティング「君はテンパると弓の命中精度が落ちる! さっきも外しただろう!
そもそも遠距離攻撃専門の君はこんな乱戦では足手まといでしかないし全く信用出来ん!!
そんな君を守りながら進まねばならないこちらの身にもなれ!!!!!!!!


イキル「ぐ……ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ……
…………ん…………んっ!!?」
ピクッ……

ピククンッ……
プティング「……ん? 今の声は……」

81名無しさん@避難中:2022/01/13(木) 01:31:54 ID:730KiHz.0
───

レイショー「か……カハァーーッ……ゼェーッ……ゼェーッ!!……!!!」
フラフラフラ……

レンクシア「……ヒ……ヒエェ…………」
よろよろ……


魔法使いa「待て待てェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババッ!!!


レイショー「よ……寄るなァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキューーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドシュルッ!!!!!!!!!!!!
魔法使いa「ギャバッ!!!!!!!!」
ドサ……


チャキッ……
レイショー「……! ひ……!
ひ……人を……こ……殺してしまった……
さ……殺魔弾で………………ぐ…………!」

レンクシア「……レイッソクゥ…………」
ギュ……

レイショー「だ……大丈夫…………大丈夫でやす……
お嬢を……お嬢を……守るためでやすか……
覚悟……決めやすッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レンクシア「レイッソクゥ…………ゴメーナスゥ……」

レイショー「キシシシ……良いんでやすよ……
お嬢には大きな夢がありやしょう……皆の生活レベルを上昇させるという誇り高い夢が……!
その夢を叶えるまで……絶対に死なせやせん!!!!!!!
お嬢をその夢の下まで守ることがあっしの役目……!!!!!!!」
チャキッ……

レイショー「おおおおおおおおおおッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギュンバギュンバギュンバギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


レイショー「走りやすよ!!!! お嬢!!!!!!!!!!!!!!!!」
グィッ!!!!

レンクシア「……ハヒェ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ……
レイショー(どこか! どこか隠れられる場所は……!
お嬢だけでも……隠れられるのは……!
……そうだ! 破壊された船の中なら!!!!!!
近くに……船は…………! ッあそこだ!!!)
バッ……!


ヒュッ!
魔法使いb「おいおい……! どこ行くんだ!
あれらの仲間をさんざ殺しておきながらよ!」


レイショー「ど……どけ……!」
チャキィッ!!!!!

魔法使いb「バクサエン メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レイショー「ぎゃ……ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《腕が燃え上がるレイショー!》


レンクシア「レイッソクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


魔法使いb「ぎゃははは!!!!!!!!!!!!!!
遅ぇんだよノロマァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


レイショー「いぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使いb「お前非戦闘員だろぉ!!? 調子乗るからそうなっちまうんだよ!!!!!!!
そのままよぉ……骨丸出しになっちまいなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィィィィッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メラメラメラァァァァァッ……!!!
レイショー「ッッ……おッッ……じょ……!!!!!!
逃げッッ…………───」


レンクシア「レ……レイッソ…………レイショーくぅん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰か……助け───」

魔法使いb「お前もしねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



??「点帝砲!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ドカァッ!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いb「ぎゃー!!!!!」


レンクシア「!!?」

82名無しさん@避難中:2022/01/13(木) 02:03:17 ID:730KiHz.0
魔法使いb「ご……ゴフッ! 誰……」


バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プティング「ツルバット!!!!!!!!!!!!!!!! フルスイング!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギィィィィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使いb「げぱぁあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


プティング「大丈夫か!!!!!?」

レンクシア「あ……あ……う…………あ……………………
…………! レ……レイショーくん……レイショーくんッ……が……!」

プティング「……イキル!!!!!!」



ザッ!
イキル「わーってる!!!!!
退魔札……『魔封鉢』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シパッ!!!!!!!!


キュウウウウウウウンッ……!!!!!!
シボボボボボボッ……!
レイショー「う…………はぁ……ハッ……ハッ……………………」
ガク……


レンクシア「レ……レ……レイッソクゥ…………ヨカッ……ヒグ……」
ポロポロ……


プティング「───眼鏡が───」
ス……


そっ……


プティング「濡れてしまうよ
君のその素敵な眼鏡が……」

レンクシア「え……」
ドキ……

《プティングはレンクシアの眼鏡の間にハンケチを滑り込ませ その涙を拭き取った……》

プティング「いくら防水眼鏡といえど……塩水がかかれば錆びてしまう……
君の眼鏡も…………心も……だ…………
泣きたければ……眼鏡を外し……眼鏡拭きの絹に眼鏡をあてがうように……その身を何かに委ねると良い……
今なら……私のこの体を貸すよ」
キララララ……

レンクシア「〜〜〜〜〜……!!!
ううううっ……うわあああああああああんッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとっっ……ありがとっ……ござっ……ます…………ひっぐ……ひぐ……」
ギュウッ……

プティング「大丈夫…………辛いときは眼鏡ケースの中に逃げたっていいんだ……
頑張ったね……」
なで……



イキル「…………は?」
しら〜〜〜〜〜〜……


イキル「なに……こいつ……? は……?
今のセリフ何……? は?
めっちゃ良いセリフ風に言ってたけど……何?
は?
カッコいいと思ってるのかね……眼鏡ケースがどうとか……は?
……………………は?」
すーーーん……


プティング「おい……レイショーさんは大丈夫なのか?」

イキル「消化は出来たぜ
表面が焦げてるだけだよ
……でもまぁ暫く使えそうにないね」

レイショー「うう……すまねぇでやす……
助かりやした……」

プティング「いや まだピンチの真っ只中です……」
ギロ……



ズラズラズラズラ……
魔法使い達『殺せ……殺せ……殺せ……殺せ……』

《多くの魔法使い達がプティング達を囲んだ……!》



イキル「や……やべー……!」

プティング「……この包囲網を抜けるぞ
私が気功冠で敵の攻撃を受けるから───……ん?」



ギャオン……ギャオン……ギャオン………………

ギャオン…ギャオン…ギャオン…ギャオン…ギャオン……!!!!




プティング「なんだこの音は……?
まるでするどい刃物のようなものが……───」






ギャオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャリリリリリリリリッッッツマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『ぎぎやぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

《その瞬間!!!!
プティング達を囲んで居た魔法使い達の体が一斉に引き裂かれた!
まるで殺人カマイタチが円を描き魔法使い達を蹴散らしたかのようだ!!!》



イキル「なんだぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

プティング「魔法使い達を倒した!!!!?
我々の味方か……!!? だ……だがこの邪悪な気配は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

83名無しさん@避難中:2022/01/13(木) 02:41:17 ID:730KiHz.0
ドオオオオオ……!!!!!!!!


イキル「おい! なんで敵がイキナリ死んだんだよ!!!!!?
誰か助けに来てくれたのか!!!!? 誰も居ないけど!!!!!!?」

プティング「……これは………………ムッ……」




ギャオン……! ギャオン……! ギャオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



プティング「またさっきの音だ!!!!!
空を裂く音……そして先程人を引き裂いた音だ!!!!!!!!
明らかに敵意がある!!!! 味方ではない! 敵の攻撃だ!!!!!!!!!!!」

イキル「魔法使いってこと!!!!!?
でも今他の魔法使いがやられてたぞ!!!!!!!
“こいつ” ……敵味方お構い無しか!!!!?」

プティング「無差別攻撃……!
一体なんの魔法だ!!!!!!!?」
キョロキョロ……




ギュンギュンギュンギュンギュンギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《周囲を注視するプティング達……!
いつしか……この音を出すものの姿を捉えられるようになってきた!》



ギュオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシュウウウウオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《プティング達の頭上を何かが……もの凄いスピードで飛び交っている!
それは形を掴めない……あまりにも速くて影しか目で追えないのだ!!!!!!》



プティング「……これは……魔法……? いや……この飛んでいるモノには質量を感じる!!!!!
人だ……! 人が目にも留まらぬスピードで飛んでいる!
……イキル! きみの魔視でなにか見えないか!」

イキル「ま……待てっ!
ん……んんん? ……あれ?
この魔力…………あれ!!?
こいつ…………
さっきあーしが矢で射ち殺したやつ!!!!!!!
ド頭に矢を突き立ててやったやつだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プティング「なに!!!!!!!!!!!!!!?」




キュルキュルキュルキュルキュル……
《その時……超スピードの影が僅かにスピードを緩めた…………
すると徐々にその姿をプティング達の目の前に晒してゆく……!
その正体は……!》


ズズズズズズズズズズ……
サガン「勝手に……殺すな……
私は……まだ生きている……!
限界を超え……生きている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《それはイキルにヘッドショットされたはずのサガンだった!》



イキル「げーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつ!!!!!! 間違いなく頭を撃ち抜いてやったのに!!!!!!!!」

プティング「や……矢は頭に刺さったままだ……
お……恐らく上手い具合に脳の重要な部分を損傷せず貫通したんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



サガン「その通り……
奇跡だ…………神は私にまだ死ぬなと言っている……
だが……激痛はある…………今すぐにでもしにたくなるほどの激痛だ……
しかし……この激痛と引き換えに……私の脳は……肉体は限界を……超えた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズ……! ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《サガンは再び姿を消した! 否! 再び飛んだ!!!!!
初速から……もはや目では追えぬスピードッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


プティング「は……速すぎる!!!! 脳のリミッターが外れて潜在能力の全てが引き出されているに違いない!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




サガン「この矢をプレゼントしてくれたお礼だ!!!!!
貴様らはなぶり殺してやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてその後は……ウガンを殺したあの男に復讐してやるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

84名無しさん@避難中:2022/01/14(金) 01:13:44 ID:Tv8c0CCU0
ヒョオオオオオオ……

ふわ……ふわ……
ダイノーズ「……おほほほほほ……
これは驚いた……あの魔力はやはりサガンちゃんだったかモン
あの状態で生きているとは……人体の不思議だモンねぇ
あのスピード…… “ノーマルフワラル” の限界をに迫っているモン…
はてさてどうなることかモン…………おふほほッ
…… “仕事” の前のイイ暇潰しになりそうだモン……」
ニニィ……




───

ギュオオオオオオオーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《縦横無尽に空間をかけるサガン!》



イキル「こ……コノヤローーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっかい射ってやるー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュウンッ!!!!!!!!!!!!



ザシュシュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《イキルが放った矢はバラバラに切り裂かれた!》


レイショー「……あのフワラル魔法使いの移動があまりに速すぎてその周囲に本当にカマイタチのような現象が起きているようでやす……!
あのスピードに向けて矢を当てるのは不可能……!」

イキル「うぐぐぐ……!!! もう少し……スピードが遅ければ……!!」

レンクシア「……!」

プティング「くそ……! 私レベルの点帝砲や点帝剣でも恐らく止められない……
…………一か八か駆け抜けるか……?
遮蔽物の多い船の中などに逃げ込めれば…………いや……」


プティング(船までまだ距離がある──…!
全速力で走っても……奴の攻撃をかいくぐられる可能性は……ゼロだ……!
跳躍しても……同じことだろう……!
どうする……活路は……どこに……!)




ギュンギュンギュン!!!!!
サガン「くくくくくはは!!!!!!!!!!!!!!!
悩んでいる!!! なッ!!!!!!!!
だが考える時間は与えぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は貴様らに……恐怖と絶望を与えるのだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャンッ!!!!!!!!


ザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《サガンは超スピードのまま地表に降り……そしてプティング達の周囲で大きく円を描くようにまわりだした!!!!!!
そして……!!!!》



ガガガガガッ……ゴゴゴゴゴゴコッ……!
ギュン……!!! ギュン……!!! ギュン!!!!!
ギュウウウウウウウウウンッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




イキル「……ね……ねぇ……
気のせいかもしんないけど…………
あの……あーしらのまわりグルグル飛んでるあいつ………………この…… “円” ………………
ちょっとずつ……縮んでない……?
……よーするに……どんどんとあーしらの方に……近づいてるというか……」

プティング「……あぁ……」

イキル「……このままこの円が小さくなっていったら……?」

プティング「……最後は追い詰められて……奴のカマイタチで…………切り刻まれる……だろうな……」

イキル「………………
い……いやーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は……はやくここから……出る〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギャオンギャオンギャオンギャオンギャオンギャオンギャオンギャオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《僅かに……そして確実に近づいてくる死神の鎌!!!!!!!!
絶体絶命!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

85名無しさん@避難中:2022/01/14(金) 02:14:14 ID:Tv8c0CCU0
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プティング(我々は奴の術中に嵌まってしまっているッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクゥッッ!!!!!!


ギャオンギャオンギャオン!!!!!!!!!



プティング(やつは速攻でこちらに攻撃を仕掛ける事ができたはず!
しかしこうしてあえて時間をかけてゆっくり追い詰める事で……我々に焦りを与えて思考を乱しているんだッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!
そして……その様を見て……心の闇を満たしている……!!!!!
……下衆め……!
なんとか……なんとか全滅を避ける方法はないか!!!?)
ギリッ……


プティング「……イキル…………
なんとか矢は当てられないか……
奴は奇跡的な強運で矢が貫通しても生き延びた……
だが…………2度はないはずだ
君がもう一度……矢を……当てられれば……!」

イキル「……! そりゃ……! でも…………
あいつ速すぎるんだ! 頭とか……急所に狙い定められねーよ!!!!!!
それに…………さっき見たろ!!!!? あいつは速すぎてカマイタチを纏ってる!!!
多分一番硬い矢でも破壊されるか……弾かれちゃうよ!!!!!
せめてもう少し…………スピードが落ちなきゃ……この2つの問題はクリア出来ねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プティング「……く……!」



ギャルギャルギャルギャルギャルギャル……!



プティング(…………この円が完全に閉じるまで……つまり我々が引き裂かれるまで……2分といったところか……
…………今さら気心伝心で誰かに呼び掛けても…………助かる目は少ないな……
これでは───…)



カタカタカタカタカタ……
レンクシア「……ワ……アワ……」

レイショー「お嬢! あっしが……あっしが守りゆすからね……!
この肉体を盾にしてでも……! お嬢だけは!!!!!」
グッ……!

レンクシア「レ…………レイッソクゥ……
…………………………だめ………………」

レイショー「……お嬢?」

レンクシア「……ワタシだけ……なんの覚悟もない……
守られて……ばかり……
でも……ダメ……ワタシも…………………………ワタシも戦わないと……いけないっス……!
……………………!」
キッ!!!!!!!!


チャカァッ!!!!!
ばらららららららッ!!!!!!!!

《突如! レンクシアは服や鞄の中から色々な道具や退魔札などを取り出した!》


イキル「なに!!!?」

レイショー「お……お嬢……まさか……」


レンクシア「1分……時間を下さいっス……
私が……この場を切り抜ける道具を作るっス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

86名無しさん@避難中:2022/01/18(火) 11:30:54 ID:9JeXSpZs0
───

ヒュゴオオオオオオオーーーーーーンッ……!!!!!


ふわ……シュタッ!
メメトス「……っとぉ
…………快速特急も終わりかね?
さて……お出迎えは……ほう」




ドドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パルラー「来たわね」

クゥペン「……ぷみー」

ワハリーン「ヌコニャニャニャニャッ!!!!
思ったよりオッサンだヌコポン?」



メメトス「こりゃー 見目麗しいお嬢さんがたのお出迎え……嬉しいねぇ
もしかしてこのオッサンと結納希望か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? そうだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ムフーーーンッッ!!!!!!


パルラー「…はぁ? なにそれ……?」

ワハリーン「ヌコニャニャニャ!!!!!!
わたコポは既婚者だヌコポン! 残念ながらそのご期待には添えないねぇ」


メメトス「そりゃ残念だ
さて……せっかくこうしてお招き頂いたのだから 一応自己紹介しておかないとね
僕はメメトス…………退魔軍の副司令長をさせてもらっている
趣味はハイキング、座右の銘は『千里の道も結納から』、
友達には誰にでも優しい人だと言われます、料理とか洗濯とか好きで家事も全然手伝えます
年収は350万です
マッチングよろしくお願いしますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!

ワハリーン「こいつまだ諦めてないヌコポォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パルラー「意外と年収ショボイわねコイツ……」
ズズーン……


メメトス「くっ…………ダメか…………
……さて……今度はそっちの自己紹介を聞きたいところだが……
君達のことはよく知っている
そちらの年長は水の魔女クゥペン……
そしてそっちの人魚さんは……氷の魔女パルラーだね
水の魔女とは何度か戦ったことがあるが 氷の魔女と共に現れるのは初めて目にするな」

クゥペン「…………」


メメトス「……しかし……そちらの影のある女性は……初めて会うね?
君は……何者かな?」


ワハリーン「ヌコニャニャニャ……わたコポはワハリーン・マサラだヌコポン
一応魔女だヌコポン! 以後よろしく……」


メメトス「……マサラ!!! 召喚魔法の特血か!!!!
なるほどな……それが召喚の魔女になったわけか…………
召喚魔法使い…………あのファンテブーが十年という月日の間戦ったという強敵…………胸が高鳴るなぁ
それだけでなくッ 魔女が3人!!!!!!!!!!
これまでの人生で最もハードな時間だなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが負けられねぇ!!!!!!!!!! この俺の背中を見てるかわいい後輩達が居る限りなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パルラー「……来る!
やるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

クゥペン「…………」
ズズ……



パキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ッぬグゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《メメトスの足元から高圧の水が噴き出す!!!》

87名無しさん@避難中:2022/01/23(日) 01:50:05 ID:E3s63.Q60
メメトス「剛気!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パリパリパリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ワハリーン「なんだこれヌコポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

パルラー「この気……! こいつ本当に人間!!?」
バッ……


パルラー「ガゴウォーロ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バグンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《目の前に巨大な氷の壁を生み出すパルラー》



メメトス「ッしゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パキパキッ……バキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《タックルで砕いた!》



ズォッッ……!!!!!!!!!!
タケミナカタ「ドスコイッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギャアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「うぉっッ……!!!」

《氷の影から現れた魔獣がメメトスに組み付く!》


ワハリーン「押し潰すヌコポン!!!!!!!!
ヌコニャニャニャニャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


タケミナカタ「どすこい!!!!!!! どすこォォォォいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッッ!!!! ズンッッ!!!!

メメトス「は……うはははっ!!!!!
こ こりゃあスゲェや! このパワーは!!!!!!!!
俺も……ッ……手こずるッ……がァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググググッ……グンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

タケミナカタ「どす!!!!!?」

メメトス「技術では負けねーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゴォォォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タケミナカタ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《メメトスはタケミナカタをバックドロップで地面に叩きつけた!》


メメトス「どんなもんだい!!!!!」
バンッ!!!!!



パルラー「タケミナカタッ!!」

ワハリーン「ちっ、使えねぇヌコポン」

パルラー「……! あんたは……!」
イラ……!


メメトス「……さーて……」
ザ……


ギュウォンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドプォアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ごぱぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《メメトスは顔面に水の塊を受けぶっ飛んだ!》



クゥペン「……ぷみぃ〜」
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ……

88名無しさん@避難中:2022/01/30(日) 23:51:39 ID:9nMP0Llo0
クゥペン「……ぷみゅう〜」
ズズズッッッ……



ドボォンッ!!!!!!!! ドボォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッボオオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《次々と水の塊を飛ばすクゥペン!》


メメトス「ッッ……ギ……!!!!」
ズザザザザ……


メメトス(あぁそうだ……こいつが厄介なんだよなぁ! 水の魔女!
こいつは他の魔女と違って呪文を唱えねぇ!!!!!
いや! 唱えてはいる……が、声に出さねぇーんだ!
黙唱って技術らしいが…………おかげで攻撃のタイミングが掴めねぇ!!!!!
それにこの魔女の魔力の流れは常に淀みなく一定で読みにくい!!!!
魔知感系の退魔が使えない俺にとっては相性が悪ぃな!!!!!
せっかくいい出だしだったのにな……!
こうなりゃ…………強引突破だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズズッ……



メメトス「ッシャアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギュアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バチバチバチッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



パルラー「うぐっっ!!!! …………なんて気なの!!!!!!!!!!!!!!!!
魔力が押し返される!!!」

クゥペン「……」



ザン……
メメトス「3人の魔女相手で出し惜しみは……出来ねえよなぁ
これからは…… “このまま” 行くぜ……」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ……!



ゴオオオオオオオオオオ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


クゥペン「………………」

ガパ……
クゥペン「………………パルラー………………スキリ(ワハリーンの魔女名)………………」
オ"……!!!!!

ゾゾッッ……!

パルラー「!!!?」

ワハリーン「!! ……」


クゥペン「ヌシらの確執はこの戦いの中でなんの役にも立たぬ……
今は目の前の敵に集中せよ…………
もしこのまま “魔女の戦い” を汚すようなれば……わらしがヌシらを処す………………」
モ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"……!!!!!!!!!


パルラー「っ…………
……私は別に争うつもりはないわよ」

ワハリーン「ヌコニャニャッ!!!! まぁ……戦いは真面目にやってやるヌコポン」

クゥペン「…………分かれば善し……
なれば……魅せよう……魔女の戦い……」
キッ……




ドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス(臨戦態勢に入るッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その前に仕掛け……先手必勝ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の剛気で押し潰す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
バウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ズズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミシッ……
パルラー「っぐ……!!!!
これが……なんだッッつーのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

クゥペン「…………」
ジャボボボボ……ギュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パルラー「アイシーバーン ドドガガ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギャコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《剛気の圧力を受けながら……
クゥペンは水の塊を……パルラーは氷の巨壁を放った!!!》

89名無しさん@避難中:2022/01/31(月) 01:44:56 ID:Kx6m8bT20
ギャギャオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ぬぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メメトス(俺の剛気をモロ全身に受けながら膝を付かないばかりか魔法もまるで問題なく放ってくるとは!!!
やはり魔女……レベルが違うな!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
バババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《水の塊を捌くメメトス!
その眼前に巨大な氷が迫る!》

メメトス「ちぇりゃああぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシィィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《巨大な氷を受け止めた!》


メメトス「返すせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《パルラー達に氷を投げ返す!》


パルラー「……クラッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!




バキッ……パリィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷の塊は細かく砕けた!》


パルラー「ワハリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワハリーン「分かっているヌコポン!
来い! 風神!!!! 巻き起こせ突風!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風神「フオオオオオオオゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュゴオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ブォォオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「おおっっ!!!!! なんて風だ!!!!!
ぬううう!!!!!?」
ヂクゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メメトス「ッッ痛っ……!!?
氷の魔女が砕いた氷の塊がトゲみたいになって俺の体に刺さっている!
舞い散った氷の欠片をこの突風で俺飛ばしてるわけか!
二段構え……見事!!!!!!!!!」


ポポポポポ……


ポタ……
メメトス(……雨!!?)

ジュワッッ……
メメトス「熱いッッ!!!!? いやッ……衣服が溶ける!!!!?
この雨……酸性雨!!!!!?」



クゥペン「……ぷみ〜……」



メメトス「……そういう操作も出来るんかいッ!!!!!!!」
ジュワッッ……ジジジ……!



ワハリーン「殴り殺せ!!!!!! ヘカテー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘカテー「うふぅぅーーーーーんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヒュッッ!!!!!!!!!!!!!!

ドゴォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ッッとっ……とォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャギャギャギャッ……ググッ……


シュッ!!!!!!
パルラー「ムチン ザンガ ギコノビン メコレ ギヤ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ヒュヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《しなる氷の鞭を振るうパルラー!》

メメトス「やっ……べェッ!!!!!!!!」
バッ……



ブォアアンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゾンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《パルラーの振るった氷の鞭はその先端から衝撃波を生んだ!
遥か遠くの岸辺の地面を抉り削いだ!!!!!!!!》


メメトス「ッひゅーっ!!!!!」

90名無しさん@避難中:2022/02/02(水) 01:02:21 ID:obm9KfZ.0
ゴゴオオオオッ

メメトス「あれは当たったらタダじゃすまねぇよなぁ……!」


パルラー「れぇぇぇぇいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババッ…ヒュンヒュンッ!!!!!!


メメトス「だからいなすッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クンッッ……


バゴオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスは鞭の軌道を変え攻撃を避けた!》


パルラー「!!」
シュシュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メメトス「ウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラウラッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドギャギャギャギャギャギャギャギャギャアァーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ワハリーン「人間の反応速度かヌコポン!!!!!!?」

パルラー「……ちぃ……!」
ギュオオォーーーーーーーンッ……!




メメトス(受け流してるだけじゃ埒があかんな
次の氷の鞭の攻撃は……掴む!!!!
俺の高出力の剛気で勢いを殺しその隙に!!!!!
そしてあの魔女を引き寄せ……一撃で沈める!!!!!!!)
コオオオオオオオ……!


パルラー「ッぜあッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウォンッ!!!!!!!!


《鞭を振るうパルラー!
その時……メメトスは凄まじい集中力で鞭の軌道を読んでいた!》


メメトス「―――√ ̄ ̄」
バッ!

《その集中力のままに…………鞭を掴む!!!! ……その瞬間ッッ》


ザプッ……!

メメトス(……掴めねぇ───!!!!?
氷…………いやこれは…………水だ!!!!!!!!!
氷が水になった!!!!! いや……魔法で変えたのか!!!!!!!!)


パルラー「……フッ!!!」
ニィ!!!




ピシピシシッ……

バギョアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぬりかべ「ラッショーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ブバッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《一瞬の隙が生じるメメトス……!
その気取られた説な! 氷の下から現れた巨大な壁のような魔獣がメメトスの顔面を突き上げた!!!!!》



ワハリーン「ヌコニャニャハァッ!!!!!!!!
モロだぁ〜! モロッッ!!!!!!!!!!!!!!」



ビャゴオオオオーーンッ……!
《メメトスの体が宙に舞う!!》

メメトス(…………効いた
鞭を掴むのと次の攻撃に意識が行きすぎてて防御が疎かになっていたなぁ……!!
……一旦クールになんねぇとな! このあと着地して……気分をリセットさせてから……それから……)
ヒュルルルル……シュタッ!!!!

《メメトスは氷の足場の上に着地した……………………とッッ!!!!!!!!!》



メリィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ァいいぃッッ!!!!!!!!!!!!!?」

《メメトスの右足が氷の中にはまった!》

メメトス(わ……割れた!!? いや溶けた!!!!?
…………いやっ!! …………そうか!!!!!
さっきの氷の鞭を水に戻したように…………足場の一部を水に………………)



パルラー「かかったわねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツラリ ソドクイ メコレ!!!!!!!!!!!!」
パチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ガオンガオンガオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザクククククッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《片足がはまり体勢を崩したメメトスの体を隆起した氷のトゲが杭のように突き刺さり固定した!!》

91名無しさん@避難中:2022/02/07(月) 03:13:53 ID:chR5GWOs0
ドクドクドクッ……!!!!!
メメトス「くぁッッ……抜けね……!」



クゥペン「…………」
すーー……ババッ!!!!



ドバシャアァーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷に固定されたメメトスが水の柱に包まれた!》


メメトス「ガボボボッ……ガッ……!!!!」

メメトス(溺死させるつもりか!!?
地味な殺り方……だが……動けない状態では確実な方法だなぁッ……!)


ピキピキピキッ……ズブブ……
メメトス(……この水を触媒に……俺の体に刺さってる杭が大きくなっていきやがる……!!
時間が経つほど……体の内部も破壊される……!!!!!
やばい……! この水の箱の中から……抜け……)



バリッ……
バリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビリリリリリリリリィィーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ぐばごッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビリビリビリッ!!!



雷神「ライラライラライラライラライッッ!!!!!!!!! ライラライラライラライラライッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンドコドンドコ!!!!!



メメトス(この水の中に更に雷の魔獣のコンボかぃ!!!!!!!
あの召喚魔法の魔女……さすがに厄介だ!!!!!
あらゆる状況で……あらゆる属性の魔獣でコンボを繋いで来やがる……!
…………!! ……!!! ………………意識……が……!)
バリバリバリバリバリッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オオオオオオオオオオ……!



パルラー「……沈黙したわね」

ワハリーン「ったり前ヌコポン!!!!
完全に連携が決まったヌコポン!!!!!!!!」

パルラー「……ふん……
ワハリーン……あんたはクズでも魔獣達の使い方は上手いわね
流石にレシドの妹なだけはあるか……」

ワハリーン「“クズ” と最後の一言は余計だヌコポン!!!!!!!
ヌコニャニャニャ……わたコポの魔獣になりたかったら今がチャンスだヌコポン」

パルラー「ふん……調子に乗るんじゃないわよ」




ビビビビッ……バリッ……バリッ……



パルラー「……ん?! 氷が……」



バキャアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷の杭が粉々に砕けた!》



ワハリーン「おぉ!!!!!?」

パルラー「……ヤバい! 離れるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドドォォォーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《そして水の柱が……弾けとんだ!!!!!!!!!》




クゥペン「…………なんたる気の激流………………」




シュウウウウウウ……!!!!!!!!!!!!!!
ザッ……!!!!!

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ぷっはぁ〜
空気がうめぇ〜
……そんな当たり前の事に気付かせてくれるなんてアリガテェ経験したなぁ!!!!!」
ピカピカピカピカッ……


パルラー「……何をした?」


メメトス「複雑なことはなんもしてないよ
ただ……外に出してた俺の気を全部…… “取り込んだ” だけだ」
トン……

ズズズズズズズズズズッッッッ……


パルラー(あの人並み外れた量の気を全て……!?
こいつの体……発光している……
他の連中の気功冠とかいうものとはまた違う…………いや、別次元!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴォッ


メメトス「いきなり俺の肉体内部の質量が増したもんだからよ……体の中に刺さってた氷も砕けちまった
それさえ抜けりゃ水の拘束から抜けるのは容易いもんさぁ!
さぁて!!!!! 一発気合い……入れてくかねぇ!!!!!!!!!」
ニッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

92名無しさん@避難中:2022/02/18(金) 01:26:33 ID:933T9soQ0
メメトス「よっ……い……!!!」
グググッ……

《メメトスは片足を高く上げた!》


パルラー「!?」


メメトス「ッしょおぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッッッギィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ズギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャアァァーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バリバリバリバリバリバリバリッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスは四股を踏んだ!
……ただそれだけでッ 衝撃が運河全体へと広がった!
足場となっていた氷に…………ヒビが入る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



メキメキメキメキ……!
グラグラグラグラグラッッ!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

わーわー
キャーキャー



ワハリーン「わーお! 沈んじゃうヌコポン!!!!!!?」

パルラー「ッ……どんだけ広さがあると思ってんの……この運河が……!!!!!!!!!!
デタラメすぎるわ!!!!!!!
…………ここで足場を失うのは……こちらの兵にとっても不利!!!!
…………くそっっ!」
パキパキキキ……


パルラー「コルドー フィルル ゼンカチコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパッ……



ビシィィィィィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バキャアアアアアアアアアアアアアアアッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ひび割れた運河の氷が再び凍結し足場を成した!!》



メメトス「おぉ〜、わるいわるい!
ちょいと力入れすぎたよ!
助かったよ! 俺の部下達も困るからなこの氷がなくなったら!
はははっ! 互助の精神に感謝感謝!」


パルラー「……はぁ〜……! ふざけ……!」


メメトス「体力も消耗したかい」
ビュッ!!!!!


パルラー「!!!?」


クゥペン「!」
バッ……ドパァッ!



シュインッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスの鋭い手刀が空を切った!
狙われたのはパルラー! だがクゥペンがとっさに水の玉でパルラーを弾き飛ばし直撃は免れた…………しかし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


バツンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パルラー「ぎゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《その手刀の衝撃の余波によりパルラーの肩が抉れた!》



メメトス「もう手加減出来ねぇんだ
女の子いじめるのは辛いが……怨んでくれよ」
ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

93名無しさん@避難中:2022/02/21(月) 01:25:30 ID:Ck1BGfkA0
バシューーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パルラー「っっ……あ"あ"あ"ああア"ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フラララッッ……


ワハリーン「……ヌコニャニャニャニャ!!!!!
痛快だヌコポン!
まったく魚は世話がかかるヌコポン…………行け メドゥーサ!」

バシュウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メドゥーサ「ヌルヌルチューーーールンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチューーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《タコかクラゲのような魔獣がパルラーの肩に吸い付いた!》

チュパチュパ……
メドゥーサ「チュルチュルヌプ〜ン」

パルラー「……ぐ……! メドゥーサ……!」

ワハリーン「そいつは吸い付いた場所に魔力を供給するヌコポン
その魔力を利用して回復させるヌコポン
おまポコがいくら人間になったとはいえ元は魔獣だヌコポン
魔力で超再生も余裕なはずヌコポンな?」

パルラー「………………うッッ……ぐ……
………………あ………………あざっす……」
ず〜〜ん……ミキミキ……

ワハリーン「ヌコニャニャニャハハハハハハハッ!!!!!!!!!!
めっちゃ不服そうだヌコポン〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔ひきつりすぎヌコニャハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
別に魚の礼なんていらないしぃ
そんなことよりおまポコはもう戦力にならないヌコポン
大人しく氷の中に籠ってろヌコポン〜?」

パルラー「……ふざけんじゃ……ないわ……!!!!
このまま……引き下がれるか……!
私は…………魔女だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



メメトス「……闘志……死んでねぇ……かっ」




コオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パルラー「……アルギラ コラパ クウスイ コォール メコレ ギオッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





パキパキパキパキ……!
バキンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バキバキバキッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《空中に超巨大な氷塊が出現する!
その氷塊の大きさは……更に増していく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



バギョオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「……大気に漂う水分を氷結させてんのかい!!!!!!
……まるで山……! 全身で受け止めてやる!!!!!!」
バッ!





パルラー「……受け止めてみろ!!!!
…………2つだッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





バギンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



メメトス「……うおぉ!!!!!?」


《メメトスを挟み込むように…………もう1つの氷塊が生成された!!!!
それもまた……山のように巨大だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



パルラー「潰れろぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ガガァァァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

94名無しさん@避難中:2022/02/21(月) 01:47:21 ID:Ck1BGfkA0
ドドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガギィィィィィィッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《氷塊にプレスされるメメトス……だがっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



メメトス「ぬううううううううん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《2つの氷塊をそれぞれ片腕で押し止めていたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ワハリーン「化けモンかヌコポンーー!!!!!!?」

パルラー「……物足りないみたいねッッ……
なら…… “ダブル” ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ゴゴッッ……
ズギャゴアアアアアアアンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《山のような2つの氷塊は…………更に更にッッ巨大化した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》




ココオオオオオオオッ……
ワハリーン「……ヌコニャニャニャニャ……
ガチすぎるヌコポン! 空気中の水分を凍結させすぎたせいで……空気が乾燥しまくってるヌコポン!!!」
カサッ……カサッ……





ズズズズズズズズズズッッ……

メメトス「ッッギギッ……!!!!!!!」
ミシミシミシッッ……!



パルラー「死ねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググググ……



メメトス「……あんまりオッサンをイジめねぇでくれよ……」
ス……

《メメトスは氷を押さえていた両腕を引き……氷から手を離した!》



パルラー(諦めた!!!?)



メメトス「……歳食ってよ……全力で殴るには…………
一定の所作が要る───」
スゥゥゥ……

《メメトスは両腕を体の前で交差し……深く息を吐いた……
その所作は一瞬にも満たなかった!!!!!!!!!
そして!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


メメトス「両突き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バビュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!し



ド・ガ・ンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バキッ……
バッキィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《山脈のように連なった巨大な氷塊は……2つ同時に!!!!!!!!!
砕け散った!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



パルラー(わ……私の全力の……魔法が…………
く……くそ……!!!!!)
クラっ……ドサッッッ……




パラパラパラパラ……

メメトス「……一人脱落だねぇ……うん」

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

95名無しさん@避難中:2022/02/28(月) 09:34:40 ID:WfuKSbYY0
ワハリーン「魚!!!!!? 死んだか!!!!!!!!!?」


パルラー「……………………ぅぐ…………」


クゥペン「………………運河全体を凍らせる魔法を二度…………
メコレ級以上の魔法を実質4発………………魔力切れじゃ……
それに肩の傷もあった……体力も限界だったか…………
………………しかしあれほどの魔法を…………ほぼただの……力押しとは…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

クゥペン「………………手は抜いておれぬ………………」
ギュルギュルギュルギュル……


ビシシッ……



クゥペン「……大海嘯」


ドドオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズワォオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「ビッグウェーブか!!!!!!!!!
ぬぬん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザブァアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギャルルルルルルッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バチィッ!
メメトス「!!!!! 水の中は凄まじい回転!!!!!!?
腕を強化してなきゃ……持ってかれそうだ!!!!」


クゥペン「……」
クイッッ……ククィッッッ!!!!!


ギョオオオオオーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《クゥペンの操る水は線状に束ねられまるでうねる龍のようにメメトスに迫った!》


メメトス「おお!!!!」
ザギュギュギュギュギュギュギュギュギュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「水は氷と違って掴めないから厄介だな!
不慣れだが……こいつを使うかね!」
スラッ!!!!!!!

《剣を抜く……メメトス!!!!!!!!
剣に気がこもる!》


ズバァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《水は切り裂かれた!》


クゥペン「……」
スゥッ



メメトス(やはり上位魔女のクゥペンは厄介だ!
魔法を発動する前に倒す!!!!!)
ドドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ワハリーン「いけっ!!!!! 阿・吽!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ボボンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

阿「マッチョーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

吽「ニクンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《現れたのは二対の魔獣だ!》


メメトス「いい筋肉だ
……だがどいてくんな」
チンッ───


ズババババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
阿吽『〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

《阿吽は同時に両断された!》



ワハリーン「さ……最強の攻防一体魔獣が……!
…………バ……バーサンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ピシッ
クゥペン「…………銀河」




ブクブクブクブクブクブク〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《メメトスの周囲の空間に大きな水の玉が産み出された!
水の玉に囲まれるメメトス!》


メメトス「……こいつはなんだい?

分からんが……とにかく仕掛けられる前に……今度こそ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!



キュインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「ッッぬぅ!!!!!?」

ブシュッ!
《メメトスの腕に切り傷が!》

96名無しさん@避難中:2022/03/01(火) 11:03:37 ID:e64jMHms0
パクゥッ……ブシュッ!!!!
メメトス「……切り傷! 何かが飛んできたか!!?
水のカッターか……いや、水気はわずかにあるがそんな攻撃がきた気配はなかった
……んんっ!!!!!!!?」


シュシュシュシュシュッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザククククククククッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「むぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ワハリーン「ヌコニャニャニャニャニャニャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうだ! 見えないだろーー!!!!!? わたポコの魔獣の攻撃だヌコポン!!!!!!!!
そのままなます切りにしてやるヌコポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シュババババババババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザクザクザクザクザクザクザクザクザクーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メメトス「……!!!」

メメトス(…………色んな方向から “何か” が飛んでくる……!
複数の魔獣……!? いや、この攻撃………………
とてつもなく速いが…… どれも……“同時” ではない!!!!!!!!!!
なるほど……種は分かった!)


バシャッ!!!!!!!


メメトス「そこだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワハリーン「アッ!!!!!!!!!!!!!!!!?」



メメトス「……こいつが攻撃の正体か」
ギュッ……

ロキ「ウ……ウオウオウオウオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピチピチピチッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

メメトス「この魚みたいな魔獣の能力は “水から水へ” の瞬間移動だな
この360度ある水玉を利用して四方八方から攻撃してたわけだ
……それさえ分かればコイツが飛び出してくる水の音に耳を澄ませれば……捕まえるのは容易い……なッッ」
ギギュッッッッ!!!!!!!!

ロキ「ウ……ウオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッッツゥゥゥーーーーーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ロキはメメトスに握り潰され弾け飛んだ!》



ワハリーン「ロ……ロキ!!!!」

クゥペン「…………下がっていろ……スキリ……
この戦い……ヌシ程度の力では……まるで役に立たぬ……」

ワハリーン「…………グッッッッ!!!!!! うううう……!!!!!!!」
ギリリ……

クゥペン「……はやくわらしの後ろへ行け……
でなければ……巻き込まれて命潰えるぞ……」



キュウウウウウウウウウンッッッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《その時! メメトスを囲む水の玉が震えだした!!》



ゾクッ!
メメトス「……何かするつもりだ!!!!?
速攻…………いや、間に合わねぇか!!!!!!?
ならば……防御で凌ぐ!!!!!!!!」
ガチィッ!!!!!!



クゥペン「無駄よな……
“ソレ” はヌシの気とは……位相がズレておる…………」


キュウウウウウウウウウンッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


クゥペン「『ギャラクシーノヴァ』」



ボボッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

97名無しさん@避難中:2022/03/03(木) 01:08:59 ID:3oJN9r7c0
ドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガァドガァドガァドガアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バグァアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ブォオオオオオオオンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



───


ザザッ……
イリリシカ「ジュリー!!!! 今のっ……」

ジュリー「あぁ……! こっちだ!!!!!!!」


───



ワハリーン「ヌ……ヌコニャッッッ!!!!
爆発が連鎖して……! な……なんて……威力……
でも……この力は……?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
シュゴオオオオオオオオオオ……

クゥペン「…………」

パラ……パラ………

クゥペン「パルラーが張った氷がまた破壊されてしまったわ……
! ………………ふぬぅ……」




オオオオオオオオオオォォ……

シュウウウウウウウウウウ……

メメトス「……ゴホ……あー…………今までで一番効いたな……」



クゥペン「……まだ原型を保つか
かのレシドの使っていた技をわらし流に使ってみたが…………この歳ではなかなか疲れる
…………とりあえず……今のをしのいだのは……天晴れ……とでも言っておこう……」


メメトス「ありがとさんな
今の……あの玉一発一発の威力……半端なかったぜ……
だが……ただの魔法でここまでのダメージを受けるのは……想定外だ
俺の気で固めた防御をすり抜けてこの身を衝撃が貫いた感じだった……うん
……この感覚は覚えがある……
まさか……あんた……………… “アレ” を……使っているのか……?」


クゥペン「………………」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



ピク……
クゥペン(……いくつかの勢力がこちらに向かっている……
厄介だ…………この男以外に手を回す余裕はない……)
ズズズズ……


───


パルラー「……う……うぅ……」

ワハリーン「……起きたかヌコポン」

パルラー「はっ……!! 私は……!
……! クゥペンは!!!?」

ワハリーン「あの男と対峙しているヌコポン……」

パルラー「なに……?! 一人で……!!?
ワハリーン……あんた何しているのよ! あんたも戦いなさいよ!
私もすぐに行くから……」

ワハリーン「……わたコポは役に立たないって言われたヌコポン
実際にもう……何匹も魔獣をやられたヌコポン」

パルラー「ち…………
それは……あんたのせいよ
あんたが魔獣達を上手く従えないから魔獣達も真の力を発揮できないのよ……!
……レシドなら……レシドならそうはいかない
あんた達みたいな弱っちい奴らが……よくレシドを排斥出来たものね!」
キッ!

ワハリーン「…………そうだヌコポン……
レシドなら………………
姉さんならもっと…………戦えた」

パルラー「えぇ……?
な……なに……? なんかしおらしいわね……
き……気持ち悪いわよ……ちょっと……大丈夫…」

ワハリーン「…わたコポは……昔は姉さんに憧れていたヌコポン
姉さんが凄い召喚魔法使いなのは……知っていたヌコポン
ちいさいころから……わたコポはずっと姉さんの後を追いかけたヌコポン
…………姉さんみたいになりたくて………………」

パルラー「…ワハリーン」

ワハリーン「だからこそ許せなかったヌコポン……
姉さんが私達と歩む道ではなく……自分の道を選んだ事が……
わたコポ達を……置いていったことが
許せなかった………………憎かった……………………
憎んで………………憎んで………………憎んで……………………
憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで憎んで…………憎んで…………も
それでも……憧れだけは……消えなかったヌコポン
…………わたコポは……姉さんのような召喚魔法使いに……なりたいヌコポン……!」

パルラー「……あんた……そんなことを……?!」


ワハリーン「だから……示してやる……
今……この世で恐らく……最も姉さんを理解している……おまポコに…………
パルラー…………見ていろ!
姉さんの後を追いかけ続けた……今のわたコポを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

98名無しさん@避難中:2022/03/04(金) 02:02:58 ID:aGn0GJZI0
パルラー「あんたの力って……
でも……クゥペンに役に立たないって言われたでしょ!?
あんたに何が出来るの!!?
正直言うけど……あんたは私以下よ! 魔力も……戦闘経験も!」

ワハリーン「分かってるヌコポン
だから……全力を出す…… 今のわたコポの全て…… “召喚魔法の全て” を……!」
チャキ……ズゴゴゴゴゴ……

《一つのマジュモンボールを取り出すワハリーン……!!
それはまがまがしいオーラを放っていた……》

パルラー「! その子は……
………………というか……召喚魔法の全てって………………
まさかワハリーン………………あなた………………
……………… “使える” の……?!!
レシドと同じ…… “あの極致” を……!!!?」

ワハリーン「…………」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



───

クゥペン「……」
チラ……

クゥペン(強力な敵がきよる……
はて…………どう対処するか……?)


ワハリーン「お困りのようだヌコポン……バァさん」

クゥペン「スキリ…………
ヌシでは役に立たぬと言ったが?
………………そうだ…………この場に向かってくる無魔達を迎撃せよ……
わらしは引き続きこの男を……」

ワハリーン「いや、あんたコポがそっちに行くヌコポン
……わたコポがこいつを引き受けるヌコポン」


コキッ……
メメトス「おっ 選手交代かね」



クゥペン「……ヌシが?」

ワハリーン「いまここで一番体力が有り余っているのはわたコポだヌコポン」

クゥペン「…………ヌシごときでは……」

ワハリーン「いいから
…………下がれ」
ズズズズッッッ……!

《ワハリーンはオーラを放つマジュモンボールをかざした……!》

クゥペン「……………………
……………………………………ほう……」



クゥペン「……分かった……ならばヌシにまかせよう」
スゥッ……




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……




ゴオオオオ……

メメトス(…………水の魔女が下がるか……
倒したかったが…………ある程度魔力や体力は削った……
あとは若いもんにまかせるのもいいだろうな
………………それより今度厄介になったのは……この召喚の魔女だな……
先程までとは違う…………強い覚悟と意思を感じる……
何か腹を括った人間は……強ぇ……!!!!!)


ワハリーン「……おまコポに決めた……」
ズズズ……

ワハリーン「来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
祖なる魔獣が一柱……イヴッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



バシュウゥゥンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イヴ「バルルルルウウウウウウウウウウウウウウウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/125/PXL_20220303_165338162~01.jpg
バァァァァーーーーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



メメトス「なんてまがまがしい魔獣だ!!!!!!!!!!!!!」
ゾウッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



───

クゥペン「……スキリめ……あのような魔獣を隠し持っていたか
あの魔獣…………たかが魔獣でありながら魔女に匹敵しうる力……!」

パルラー「……イヴ……
アダム……サタンに並ぶ……原初の魔獣……
そして……最強の魔獣の一角!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

99名無しさん@避難中:2022/03/07(月) 01:28:27 ID:R.DP4x560
ヴオ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"ンッ……!!!

イヴ「バルォオオオオオオオ……!!!!!!!!」


メメトス「…………ううん……!
何かと目が合って身がすくむってのは……初めての経験だぞ……!
2対1……! こいつは気が抜けねぇなぁ……!
いや……召喚魔法使いなら……魔獣はまだまだ増えるか!」


ワハリーン「いいや……今わたコポが使う魔獣は……そいつだけだヌコポン……
そして……2対1じゃなく…………
すぐに1対1になる……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ……!!!!!

メメトス「……なに?!」


ワハリーン「……来い……イヴ!!!!!!!
わたコポと……一つに!!!!!!!!!!!!!」

イヴ「キョキョオオオオオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




───

パルラー「……ワハリーン!!!! やっぱりあの魔法を使うのか!
召喚魔法の極致……『降交魔術』を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

クゥペン「……魔獣と一つになり……魔獣の力を身に宿すという……アレか……」

パルラー「……そうよ! あの魔法を実現する条件は召喚者と魔獣の絆が必須……
魔獣を下僕として見ていたあのワハリーンに使えるわけ……
……! いや……まさか……」



───

ズズズズズズズ……
ワハリーン「さぁおいで……イヴ……わたコポの唯一の可愛い魔獣……
わたコポとおまコポで……姉さんを超えるヌコポン……
一緒に…………一つの体で………………」
ギュウウウウウウ……

イヴ「ハルゥゥゥゥゥゥ……!」
スーリ……スーリ……


オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"……!


───


ゾッ……!
パルラー(───偏愛!!!!
そうか……あれがあの2人を結ぶ歪な絆!!!!!!!
ワハリーンは手持ちの魔獣の中でただ一人……イヴだけに愛を注いでいた……!
そしてイヴは……)


パルラー「……本来イヴとアダムは常に側に置いておくべきなのよ
あの2柱は互いに依存しあいまるで “つがい” のような存在だから……
けれどアダムはレシドに……イヴはワハリーンにと……2柱は引き離された
そうして最愛のアダムを失ったイヴの心に……ワハリーンが入り込んだ!
結果…イヴは今度はワハリーンに依存!!!!!
それが2人の心を繋いだ…………!!!!!!!!!!!!
恐ろしい歪んだ信頼関係……! だけど歪すぎる絆は……もしかしたら……
レシドとアダムの……ソレよりも……遥かに強固なのかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



───

ズチュッ……ズズチュ……

ワハリーン?「あぁ……入ったね……イヴ……
…………気持ちいい……気持ちい…………
最高に……エクスタシーってやつヌコポぉン……<3」

ズシンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/126/PXL_20220306_162134651~01.jpg



メメトス「……!
なんだなんだ……とんでもねぇ怪物に変身しちゃったじゃないか……!
脳が追い付かん……!
だ……だが……俺のポリシーに基づきこれだけは聞かせてもらう…………
結納してくれッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

100名無しさん@避難中:2022/03/11(金) 02:13:13 ID:vFfkoktc0
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギャオオオオオオオオ……!!!
ワハリーン「シュルルルル……<3
またふざけたことを言うヌコポン……<3
わたコポは既婚だって言ったヌコポン<3」

メメトス「く……ダメか……」



チラ……
ワハリーン「……早く行けヌコポン……<3
敵もすぐそばまで来てるヌコポン<3」



クゥペン「……うむ まかせたぞ……スキリよ
……パルラー… わらし達は二方向に分かれ無魔達を迎え撃つぞ
そちらはヌシにまかせたぞ……」
ザザッ!!



パルラー「…………」


ワハリーン「なにしてんだヌコポン<3
わたコポ達の戦いに邪魔だヌコポン<3」


パルラー「ワハリーン………………死ぬんじゃないよ」

ワハリーン「ヌコニャニャニャニャニャニャ!!!!!!!!
気持ち悪いヌコポン<3
言われなくても当然ヌコポン<3
そういうおまコポもだヌコポン<3
次からおまコポをわたコポの魔獣としてつかってやるヌコポン<3」

パルラー「……ふん!! 調子に乗るんじゃないわよ!
………………ただ、
…………あんたはレシドの忘れ形見よ
レシドはあんたを召喚魔法使いとしては認めてなかったけれど
……妹として……いつもあんたのことを思っていた
………………あんたを生かすことこそ……レシドの思いを繋ぐことになる
……だから……生き残りなさい
…………絶対よ!」
ヒュンッッ!!!!!!!!!!





ワハリーン「ヌコニャニャ……!
じゃあ……
マサラ家筆頭……最後の一人……このワハリーンの力を……とくと見せてやるヌコポン!!!!!」
ゴゴォッ!!!!!!


メメトス「話は終わったかい!!!!!!!!!! 心残りないならば……いざ尋常に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勝負!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドォオオオオオーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ギャゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ワハリーン「ヌコニャニャニャニャニャニャニャニャニャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3」
シュウウウウッッ!!!!

《メメトスの拳撃を受け止めるワハリーン!》


メメトス「やるな!!!!!
魔獣と人が合体したその力!!! 見せてもらう!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バツバツバツバツッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワハリーン「おんぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッツ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《攻撃を受けて一呼吸!!!!!
ワハリーンの全身から血が吹き出した!ー!!!!!!!!!》

ワハリーン「痛いよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メメトス「ズコーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっしゃ〜!!!!!!!!!




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