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ラジオスレ 23
36
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/01/05(月) 01:01:44 ID:2WhjtosE0
お疲れ様でしたー
またね!
37
:
名無しさん@避難中
:2015/01/05(月) 01:02:22 ID:HPXNJ9mE0
助さんかくさんチョコサイチュウ乙
38
:
名無しさん@避難中
:2015/02/21(土) 20:54:36 ID:Dh74rC7M0
ぬるぽ
39
:
名無しさん@避難中
:2015/02/21(土) 22:18:27 ID:OEkEpxDE0
ガッ
40
:
名無しさん@避難中
:2015/04/02(木) 17:20:51 ID:fXpy9oVw0
よーし
41
:
名無しさん@避難中
:2015/04/06(月) 00:29:20 ID:USSbxvVE0
いまなら言えるぬるぽーーー!!!!!!!!!!!!!
42
:
名無しさん@避難中
:2015/04/06(月) 00:29:36 ID:1TUpwYFU0
がっ!
43
:
ふるちん
◆klsLRI0upQ
:2015/04/21(火) 22:22:02 ID:m05Qd81E0
5月2日土曜日予定で久しぶりにラジオリレー小説やろうかと思います。
23時ごろスタート深夜3時ぐらい終了予定。
参加者は現在3名で、5名まで募集するので参加したい人はリプください。
聞き専可です!
44
:
名無しさん@避難中
:2015/04/21(火) 22:22:47 ID:m05Qd81E0
リプじゃないな、レスだw
ツイッターからそのまんまもってきたからーw
45
:
名無しさん@避難中
:2015/04/21(火) 23:12:32 ID:x6MtL9xk0
きたいあげ
46
:
名無しさん@避難中
:2015/05/01(金) 18:34:45 ID:N6pPwHzA0
うふふ
47
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/02(土) 19:29:00 ID:gTw2t8OM0
今宵、創発のSS書き達によるカオスな物語がまた紡がれる
いやいや、書いてる人はみんな真面目なんだって!
『久しぶりにラジオリレー小説』本日深夜から!乞うご期待!
レギュレーション
【時間】
23時開始予定、長くなっても3時で切り
【一度にかける時間】
1人20分ぐらい
【長さ】
1レス
出来れば2ループはやりたいなと考えています
【順番】(兼各々が投稿した作品等の紹介)
1.秋水 ◆3C9TspRFnQ
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/590.html
2.TロG◆n41r8f8dTs
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/146.html
3.青森さん◆wHsYL8cZCc氏
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/712.html
4. るーべん ◆luBen/Wqmc
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1226.html
5.古時計屋◆klsLRI0upQ氏
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/25.html
AD.PBM! の人◆1m8GVnU0JM
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/150.html
48
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:00:42 ID:xv.Q1Df20
チラッ
49
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:01:18 ID:gTw2t8OM0
少しお待ちをー
50
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:01:36 ID:vrf9y5x20
トリテス含めて。そろそろ始まりますよー
51
:
PBM! の人
◆1m8GVnU0JM
:2015/05/02(土) 23:06:13 ID:qj8Ie3DM0
ラジヲ開始しました
http://t.co/ioYLNOHi0k
52
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:06:43 ID:gTw2t8OM0
今日は変速的にこういうところでやってみまー
どっちのコメでもどうぞん
53
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:07:32 ID:xv.Q1Df20
久しぶりすぎて酉が消滅してるんですが
54
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/02(土) 23:10:00 ID:vrf9y5x20
トリ忘れてたよね
55
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:10:26 ID:xv.Q1Df20
多分2年ぶり位、はじめましての人ははじめまして
ロボスレというスレで活躍してましたタロジと申します
本日は文章のみでの参加ですが宜しくお願いします
56
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:13:56 ID:xv.Q1Df20
酉覚えてた.ここ最近で一番びっくりした
57
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:19:45 ID:gTw2t8OM0
http://uproda.2ch-library.com/lib874904.txt.shtml
パスはそのままで
58
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:27:33 ID:xv.Q1Df20
カモン兄貴!!
59
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:28:04 ID:ZKZIFoUA0
チョコサイチュー!!
60
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:31:27 ID:dY.i7dbY0
ラジオしとんのか!
61
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:34:09 ID:xv.Q1Df20
真面目にやってるつもりだけど何故か墓穴掘る系男子
62
:
秋水
◆3C9TspRFnQ
:2015/05/02(土) 23:34:24 ID:pynCWf1g0
無という状態は何と言い表したものか。
光なく、闇の中に沈んで、あるいは浮いているとしても、そう口にした時点で
様々な状況が当て嵌められている。既に人間という3次元世界の住人のロジックに
よる観測を受けている訳だ。
始まりの一点に至る虚数を刻んだ時間とは、どういった概念であったのか。
その中はざらついて、あるいはツルリとして、それとも粘りつくようなものだったのか。
やがて一点から広がった火の玉とは、どんな光景だったのか。最初に言葉があり、
何者かが光あれと口にしたのか。冷えてゆく火の玉が宇宙となる工程は、空間神から
時間神へと実権の移ってゆく神話に酷似しているのは何故か。
あるいは全ては、神の夢であるものか。
夢というのは言いえて妙かもしれない。先ほどから目の前で展開する宇宙誕生の様などは、
夢と断ずるに相応しい非現実さだ。銀河の中心に眩い光の粒が流れ込む様はアカシックレコード。
三本の柱の間を輪が行き来するのは、宇宙の寿命のカウントダウン。
やがて全ての情景は箸を突き込んで混ぜたかのように一斉に撹拌され、交わり、
絵の具をぶちまけて練るかのような惨状を呈する。
やはり夢だ。夢の終わりが近いのだ。目を覚まさねばならぬ時が間近に迫っているのだ。
現実が来たというなら、いよいよ覚悟を決めねばならぬ。
なにしろ今日は――
63
:
秋水
◆3C9TspRFnQ
:2015/05/02(土) 23:35:00 ID:pynCWf1g0
さー、続けられるもんなら続けてみろー(棒)
64
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:37:35 ID:ZKZIFoUA0
ダンディーボイス!
65
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:45:31 ID:dY.i7dbY0
ブレンwww
66
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:46:44 ID:xv.Q1Df20
投下します
67
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:47:07 ID:xv.Q1Df20
「ハッピーバースデー!!」
……耳元にいきなり特大バズーカーを撃たれた様な、耳障り肥えて耳を破壊してくる親父の声。
私はボサボサ超えて触手の様な髪の毛を鬱陶しく掻きながら布団から起き上がった。
恰幅が良いを超えて、最早ツキノワグマの擬人化と言った方が正確な気がする筋骨隆々々の体に
不似合いなくまさんのプリントが描かれたエプロンを着た、私の親父がケーキを両手に枕元に立つ。
やけに哲学的な内容の、手塚治虫の火の鳥的な奇妙な夢を見てしまっただけでも不愉快なのに。
枕元で誕生日を、17歳にもなって親父に祝ってもらうなんて気恥ずかしい。
「あー……」
不機嫌な私の顔を、親父は蜂蜜を覗き込むプー何とかさんみたいな表情で眺める。
眺めて、これまたとぼけた声で私に聞いてきた。
「どうした音々子?俺の顔に何か付いてるのか?」
今の思春期特有の面倒くさい私の心情を、親父は全く分かってないみたいだ。
私は取り合えず親父に今、一番言うべき事を伝える。
「あのさ――――――――
68
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:48:57 ID:ZKZIFoUA0
筋肉隆々々々とかどんだけマッチョw
69
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/02(土) 23:50:02 ID:vrf9y5x20
n乗でムッキムキになるので今四乗
70
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:50:15 ID:ZKZIFoUA0
ちが、筋骨隆々々かw
71
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:50:46 ID:ZKZIFoUA0
久々にタロ氏の読めて嬉しい
72
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:51:35 ID:xv.Q1Df20
普段映画の感想ばっか書いてるのが変な風に影響でてる気がする
73
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:52:13 ID:ZKZIFoUA0
ドキがムネムネ!
74
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/02(土) 23:52:36 ID:xv.Q1Df20
明日は米国版蘇民際ことバトルシップの放送日だからみんな見ろよ!
75
:
名無しさん@避難中
:2015/05/02(土) 23:59:31 ID:dY.i7dbY0
指先から電気出せる兆しだな
76
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:03:52 ID:LAZJpv3c0
遊戯王と封神演義かね
77
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:05:03 ID:CkA1XV4U0
青森さんの修羅の如きタイピング音
78
:
青森さん
◆wHsYL8cZCc
:2015/05/03(日) 00:06:17 ID:gd7.uAQI0
「あのさー――」
親父はうれしそうだった。
しかし私はそれどころではなかった。
「出てって!!」
枕を投げつけた。
真っ白な枕は途中で枕カバーがずりおちて、ベージュの枕本体が親父にぶつかり、真っ白な枕カバーがケーキの上に落ちた。
布がすこし焦げた臭いがして、ろうそくの火が消えたのだな、と気づいた。
吹き消す手間が省ける。
「勝手に部屋にはいらないでよ!」
と、思春期の女の子が言いそうなセリフを吐いて布団をかぶり、そっぽを向いた。
完全に布団の中にこもると、我ながらいい匂いがする。しかし部屋に居座るツキノワグマから漂う強烈無比な加齢臭は私の良い匂いを打消し、布団を貫通に私の鼻にすら届く。
これはいかにすべきか。
さらには目の前のケーキ。デコレーションに興味はないけれど、ケーキ本体にはやはり非常に興味があるものでありまして、花より団子な私、音々子には、このまま布団で籠城するか、加齢臭と戦いケーキを勝ち取るか、頭の中で複数の私による戦略会議が始まった。
その一部を説明すると、こんな感じだった――
79
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:11:38 ID:CkA1XV4U0
音々子思ったより乙女だった
80
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:12:14 ID:n5cG/LH20
強烈無比な加齢臭w
81
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:14:40 ID:aCjZk38o0
かきこめないぜ
82
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:15:08 ID:aCjZk38o0
かきこめた
83
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:16:12 ID:LAZJpv3c0
歌パート採用しよう
84
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:17:50 ID:LAZJpv3c0
しゃべりパート長いっていうから……
85
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:18:43 ID:LAZJpv3c0
特撮だいたいグロいよね
86
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:19:51 ID:CkA1XV4U0
なんか頭が包丁みたいな怪獣がいたような
87
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:21:04 ID:n5cG/LH20
ギロンか
88
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:21:49 ID:LAZJpv3c0
ナイフヘッドちゃんの元ネタ
89
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 00:22:51 ID:exjCF4bA0
『ケーキってショートケーキだった?チョコケーキだった?』
『よく見てない。けど、白っぽかった気がする』
『じゃあチーズケーキかなぁ。親父の作るショートケーキだと甘すぎてあんまりおいしくないんだけど』
『うーんでも親父に降るのは舌が納得してもプライドが納得できない』
『ちょっと待って。布が燃えたってことはロウソクが刺さってたってことだよね』
『じゃあ、チーズケーキである可能性は』
私が好きなケーキである可能性は。
『非常に薄い』
『いやいやいやいやあの親父に限って私の好きじゃないものをプレゼントにするとは考えにくい』
『確かにその通りだ。……ホワイトチョコのケーキかな』
なんだそれは。慌ててスマフォで調べる。確かにあるぞ全部ホワイトチョコのケーキ。食べてみたい。さぁどうする。
『今の予想をまとめましょう。本命ホワイトチョコのケーキ、対抗ショートケーキ。大穴チーズケーキ』
こんな感じで考えてて、ふと気づいた。いや、気づいてしまった。そのケーキを台無しにしてしまったのだ。たぶん親父のことだから全部手作りにしただろう。たった一人の娘のために。だからあんなに嬉しそうだったし、いつもより3倍くらい五月蝿かった。
だとしたら謝った方がいいだろう。あんな親父でもちゃんと血が繋がった親父だ。加齢臭に腹が立ったことは気分が悪かったせいにして、謝りに行くのも悪くない。
……本音は謝りたくない。だって私は反抗期だから。どうしよう。
90
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:24:59 ID:D/8RzmFw0
こっそり聞いてた人(青森さんから召喚された人)です
ここまででちょっとつなぎの挿絵を描かせていただきましたので、稚拙な絵ですが!
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org294533.png.html
(始めて使ったのでこれでいいのかと不安です)
(描くの遅くて青森さん後の辺りだと思って頂ければと…!)
91
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:25:39 ID:CkA1XV4U0
カワイイヤッター!!
92
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:25:51 ID:n5cG/LH20
乙ですー
93
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 00:29:01 ID:exjCF4bA0
カワイイヤッター!!
94
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:31:27 ID:LAZJpv3c0
パニック映画的にそんな悪くない気がするんだけどなあ
95
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:33:21 ID:CkA1XV4U0
ワイルドスピードの一番新しい奴は面白かったよ
ハゲがハゲと戦ってハゲを倒して世界を救ったよ
96
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 00:35:49 ID:exjCF4bA0
ちなみに私はあれだよ。THEオリジン観ようとして忘れてるままどうしよっかなって感じだよ
97
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/03(日) 00:36:26 ID:CwBZbj860
布団にくるまりながらケーキに対する思慕が重なる。
食べたい…けれど、親父に謝りたくない…。その二律背反的な感情の中で私は苦悩する。
そんな中で親父が私に語りかけてきた。
「なあ、音々子。お父さんな…実は今日お前に伝えないといけないと思っていたことがあるんだ。」
そう先ほどまでの高いテンションは消えて、思いつめたような声でいう親父。
何事かと思い私は布団から少し顔をだし、親父の様子を見る。
親父は神妙な面持ちで、そこにあったケーキをホワイトチョコのケーキを口に含みながら言った。
「――――実はお父さんな、お前の本当のお父さんじゃないんだ。」
いやいやいや、いきなり何を言い出すのか?
え、そもそも何喰ってるの?私へのバースデーケーキじゃなかったの?そのケーキ?
「それどころか、お前はこの星の人間じゃない。カシオペア座の第28星系の人間。宇宙人なんだ…。」
そんな事を真剣な眼差しで、もう一口ケーキを食べながら語る親父に私は―――――
98
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:37:08 ID:n5cG/LH20
ひっでぇwww
99
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:37:28 ID:CkA1XV4U0
※自分1時ごろに離脱するので二順目で落ちます、すみません
100
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:37:48 ID:LAZJpv3c0
くっそwwwwww
101
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:39:51 ID:n5cG/LH20
汲み方が雑だわw
102
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:41:04 ID:CkA1XV4U0
秋水さんがどう来るかは分からないけど取り合えず
わ か っ た
103
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 00:42:04 ID:exjCF4bA0
農耕戦士コンバイン
https://www.youtube.com/watch?v=xap78-2SR8s
104
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:43:54 ID:CkA1XV4U0
あ、自分一回というかマジで抜けます、ごめんなさい……
105
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 00:48:15 ID:exjCF4bA0
タロさーん投下もできない感じってことで判断していいのー?
106
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 00:49:31 ID:CkA1XV4U0
取り合えず秋水さんの次を繋いで(二順目)そのまま離脱します
三順目には参加しないです。事前に説明しておくべきでした、すみません
107
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 00:55:35 ID:LAZJpv3c0
あー、なんかつっこんだ記憶ある
108
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:01:04 ID:LAZJpv3c0
C3(ボソ
109
:
秋水
◆3C9TspRFnQ
:2015/05/03(日) 01:04:12 ID:3awhVqXU0
「よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!」
音々子は某ローマ人のような叫びをあげつつ、ベッドから跳ね起きた。
突然のことに頭の中はぐちゃぐちゃだ。まるで先ほどの夢のように。
いや、彼女とて本気で怒っているわけではない。今しがたまでケーキの事を謝りたかったのだ。
だから、唐突な激高は、行き場のない、整理のつかない彼女の感情だ。
思春期の少女の感情のうねりが最高潮に達する。
刹――、父の手のケーキが四分五裂して飛び散った。
「え?」
音々子は寸前までのやり場のない感情など何処へやら、呆けた声をあげる。
父はクリームとスポンジでまだらになった自らの掌を見やり、口元を歪めた。
「そうだ、それだ」
「ケーキが…」
食べたかったんだけどな。そう思うのは、手も触れずに砕け散ったケーキの
惨状に目を背けたいから。そして父はそこに目を向けさせたいのだろう。
「確かめさせて貰うぞ」
父のエプロンのクマが内側から膨れあがって飛び散る。隆々たる筋肉に耐え切れなかったのだ。
キモカワマッチョエプロンから半裸のマッチョにクラスチェンジした父は、その岩石のような拳を握りしめ、床を蹴った。
110
:
秋水
◆3C9TspRFnQ
:2015/05/03(日) 01:04:51 ID:3awhVqXU0
あーあ…
111
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:08:30 ID:exjCF4bA0
これタックルされたら音々子ちゃん吹っ飛ぶよね
112
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:15:27 ID:D/8RzmFw0
描かせていただきました…!
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org294653.png.html
113
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:17:01 ID:LAZJpv3c0
しえん
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org294649.png.html
114
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 01:23:18 ID:CkA1XV4U0
では、最後の投下ですー
115
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 01:23:47 ID:CkA1XV4U0
音々子は只、凄まじい変貌を遂げた父親の姿に大きな両目を見開き驚愕するしかなかった。
今まで、その姿は恐ろしいまでも決して怒った事の無い父が。それもどれだけ音々子が非行を重ねても怒る事の無かった父が。
盗んだバイクで窓ガラス割りを重ねたり、近所の子供から妖怪ウォッチを巻き上げて転売しても。
スーパーのプッチンプリンの底の部分を全て折ったりしても怒らなかった父が。
今、我が子の目の前で、その両腕は最早人としての原型を留めず血管部が溶岩の如く怒張する。
全身の毛並みという毛並みが逆立ち、まるでハリネズミの様だ。
そして温厚だったプー何とかさんの様な顔立ちは、今はただのツキノワグマだ。
剥き出しの歯が鈍く光り、その反射している中に、音々子の青ざめた顔が浮かぶ。
まさかこんな日が命日になるなんて――――――――もう、脳内の音々子会議も解散している。
「誰か……」
言葉が、出て来ない。もう、あの日の父の姿が思い出せない。
父、否、凶暴な熊の様な化物が一気に踏み込んで――――――――。
その時だった。
突如として音々子と父の間に乱入する様に、壁を破壊しながら突入してきた。
それは両腕をクロスさせながら、音々子に振り下ろされた父の熊手を受けとめた。
吹き上がる噴煙の中で、次第にその何かの姿が露になってきた。音々子は見開いた目で、その何かに声をかける。
「貴方は……」
「ドーモ、ネネコ=サン。メトロン星人です」
ガッツ星人「俺もいるぜ」
音々子「ガッツさん」
ヒッポリト星人「お前だけに良い格好させるかよ」
音々子「ヒッポリトさん」
ウォーズマン「コーホー」
父「誰だよお前ら」
音々子「私達は――――――――
116
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:24:42 ID:n5cG/LH20
さすがやなw
117
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:25:09 ID:LAZJpv3c0
ひどいwww
118
:
TロG
◆n41r8f8dTs
:2015/05/03(日) 01:26:36 ID:CkA1XV4U0
それでは離脱します!
古時計屋さん、青森さん、るーべんさん、秋水さん、そしてDJの師匠
そして絵を投下された職人の皆さん、本当にお疲れ様でした!&有難うございました
おやすみなさいです
119
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:27:06 ID:LAZJpv3c0
説明する間もないwww
120
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:31:02 ID:aCjZk38o0
地獄になってきました
121
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:31:59 ID:exjCF4bA0
増える減るリレーだったはずなのにどうしてこんなことに
122
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:32:52 ID:LAZJpv3c0
メフィラス?
123
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 01:43:44 ID:LAZJpv3c0
それってトーナげふんげふん
124
:
青森さん
◆wHsYL8cZCc
:2015/05/03(日) 01:46:18 ID:gd7.uAQI0
「私たちは――」
言いかけて、言葉に詰まった。
父がいた。いつものように優しそうな笑顔で、ケーキを持って立っていた。ろうそくが燃えている。17本。ハッピーバースディ、奈々子。そう書かれた砂糖菓子が乗っていた。
枕は私の手元にあった。
投げつけたはずだ。カバーが外れて、ケーキの上に落ちて布が焦げたはずだ。
その臭いは覚えている。
父の強烈無比な加齢臭の中に僅かに混じっていたはずだ。
……加齢臭?
被っていた布団をはねのけて、上半身を起こした。
あれ?
私はいつの間に布団を被っていたのだろうか。臭いはしなかった。布の焦げる臭いも、加齢臭も、私の布団の匂いもしなかった。
父を見た。
熊のような髭面に、丸太のような太い腕。
待って……私の父は、このような人物だっただろうか。
そうだ、父は私に襲いかかったはずだ。熊のような大男から、本物の熊のようになって、私に。そして、乱入してきた人たちに―-
違う。
乱入してきた人達の事は覚えている。
メトロン星人。
ガッツ星人。
そしてウォーズマン。
なぜ?
私が考え事をしていた間、ほんの一瞬だったけど、それでも周りの状況は変わっていた。
父が居なかった。
私の部屋も、まるで見覚えのない風景に変わっていた。
違う!
見覚えがない風景じゃない!
さっきまで見ていた部屋だ。父と、ほかの宇宙人とサイボーグ超人だけが居なくなっていた。
私は、そもそも『この部屋』を知らないのだ!
「誰!?」
ゆっくりと、本当にゆっくりだけど、分かってきた。私が見ていたもの。
私は今、目が覚めたのだ。
「おや、意外と効力が長続きしなかったな」
父の幻影を纏っていたメトロン星人が、私を見て言った。
手には、薄紫の煙を吐き出す器を持っていた。
「宇宙ケシの実、やはり香のように使うには限度があったか」
メトロン星人が笑ったように見えた。
125
:
◆luBen/Wqmc
:2015/05/03(日) 02:06:12 ID:exjCF4bA0
「ね、ね、こぉ!!」
「え?」
メトロン星人に容赦ないスピアーを浴びせる見覚えのある黒い影。
「無事か!?攫われたときは途方に暮れたが、なんてったってパパはこのガタイだ!そんじゃそこらの宇宙人なんか屁でもない!矢でも鉄砲でも持ってこいだ!全部パパがなんとかしてやる!!」
親父だった。自分のことを「パパ」と呼ぶ熊みたいなお化けなんて世界に一人しかいない。ちなみに身長2メートルジャスト。
六畳程度の和室で向かい合う親父とメトロン星人。ちゃぶ台はメトロン星人の巻き添えでひっくり返っている。
「目的はなんだメトロン星人!答えねば今度は投げる!ジャイアントスイングでだ!答えろメトロン星人!17歳の少女を攫った理由を納得できるように少女の父親に説明できるように語ってみせろぉメトロン星人!!」
126
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 02:35:59 ID:exjCF4bA0
ぬるぽ
127
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 02:43:33 ID:LAZJpv3c0
ガァーーーッッッッッ!!!
128
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/03(日) 02:52:59 ID:CwBZbj860
メトロン星人は目の前にいる巨漢を見る。
目を見張るのは筋肉隆々々々とした肉体と、その瞳の奥に潜む強靭な意思。
宇宙に存在する生命ならば誰もが知る、彼こそは人の身で宇宙人を素手で撲殺する宇宙最強の男。
ウルトラマンではなくともその人間の小さな体にウルトラマンと同じ力を凝縮して宿した奇跡の顕現。
かの者のジャイアントスウィングは亜光速で敵を放り投げるといわれ、宇宙熊王の異名を持つ豪傑である。
彼の目の前にたったならば、たとえゼットンであっても勝てるかどうかはわからない。
そんな者と今、メトロン星人は相対している。
既にメトロン星人には戦うという選択肢は存在していない。戦えばそれは死に繋がる。
メトロン星人は考える。真実を語るべきか否かを…このまま自分は彼に滅ぼされてしまったほうがいいのではないかと?
しかし、それではあまりにも――――
そしてメルトン星人は語る事を決意する。全ての真実をその口から…
「あなたは宇宙の始まりを知っているだろうか?」
「宇宙の始まり?」
「そう宇宙の始まりだ。宇宙には最初『無』しかなかった。しかし、外から来た観測者と呼ばれるものによってこの宇宙は認識され『無』であった筈の世界は形をもたざるを得なくなったのだ。」
「―――何を言っている。」
「宇宙のあらましの話だよ。」
「観測者に観測され、光を孕み、火が生まれ、物質を構築し星々が誕生し、星々の中が生まれた。」
「それは神の話か?それと音々子に一体何の関係がある。」
「あるのだよ。宇宙熊王。観測者達は自分達が観測する通りに自らの望む理想的な世界を作り上げていった。だが、ある時から彼の望むように宇宙を観測して作ることが出来なくなったのだ。それがなぜだかわかるかね?」
「―――いや。」
「この宇宙に生命が生まれたのだよ。観測者達以外の観測する能力を持ったものが生まれたのだ。ゆえに宇宙は始源の観測者達の思うように変えることは出来なくなったのだ。
全能者が他生命の誕生で全能性を失ったのだ。そして宇宙に生命が飽和し、その那由多すら超える生命が今この宇宙に存在している。
結果、増えた生命の分、観測者は増え、全能性は分配され、そしてこの宇宙に住まう生命の全ては全能たる力を失った。」
宇宙熊王はメルトン星人が途方も無い壮大な話をしているのは理解した。最も何を言っているのかはその意味は理解できなかったのだが…。
しかし―――
「それが一体、音々子と何の関係があるんだ?」
129
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/03(日) 02:53:33 ID:CwBZbj860
結局の所それだ。音々子は答える。
「今、宇宙において星が瞬いて消える現象が発生している。星が寿命を迎えたわけでもない急にだ…何がおこったのかと私達は思った。
そしてその原因を突き止めた。それは宇宙において突然変異ともよべる進化をとげた生命体が強い観測力をもって無自覚に宇宙を変えてしまった為に怒ってしまっているのだと…。」
「だからそれが…いや、まさか…」
「そう、音々子さんもそのうちの一人なのだよ。だから私はこの宇宙ケシの実を用いて彼女が本当にそういった適性があるのかを調べた。この閉鎖空間において彼女の観測力を測ったのだ。」
閉鎖空間?と父は辺りを見渡す。「まったく普通人間が入れるような場所ではないのだがね」とメトロン星人は苦笑した。
「結果は?」
「結果、驚いたよ。彼女にはおそらくは始源の観測者と同等の観測力がある事が判明したのだ。しかし、彼女のような少女が持つには過ぎたる力だ。」
「それで音々子を殺そうと捕らえたのか!」
父から怒気が発せらた。それに対してメトロン星人は首を振った。
「違う、我々はその力を失わせようとしたのだ。このケーキを食べさせる事によってな…。」
「ケーキ?」
「そうケーキだ。しかし我々がただ差し出しても警戒して食べてくれない可能性が高かった。彼女が食べやすいように父親に持ち運ばせてな…基本、女の子はファザコンと聞いていたのだが…我々の下調べが甘かったようでな。
食べてもらえなかった。その後、彼女の観測力が暴走し空間が歪む事になってしまったのだ。」
「つまりこのケーキを食べれば音々子は直る?」
父の視線の先にはホワイトチョコのケーキが置かれている。
「そのとおりだ、音々子さんがこれを食べれば彼女は観測者としての力を失い普通の人間として生きていく事が出来る。」
「えっとよくわけわからないんだけど、そのケーキ食べていいの?」
そういって音々子はケーキに近づく。
「待ちなさい、毒が入ってるかわから―――」
「うっさい、死ね加齢臭糞親父!」
「ウボァー」
音々子は父親を因果地平の彼方にまで吹き飛ばし、ケーキをフォークで突き刺して頬張る。
音々子は口の中に広がるいちごの酸味とホワイトチョコのデュエット、それを包むスポンジの優しさに舌鼓を打った。
そして宇宙は救われた、父は頭を壁に突き刺してぶら下がっていた。
130
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 03:00:40 ID:LAZJpv3c0
こんとんとしとるwww
131
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 03:05:16 ID:LAZJpv3c0
改めて言葉で聞くと力あるなプロローグ
132
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 03:06:10 ID:LAZJpv3c0
わwwwかwwもwwwとwwww
133
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/03(日) 03:22:58 ID:CwBZbj860
これ俺への処刑じゃね?
134
:
古時計屋
◆klsLRI0upQ
:2015/05/03(日) 03:32:14 ID:CwBZbj860
お疲れ様でした!
135
:
名無しさん@避難中
:2015/05/03(日) 03:32:41 ID:LAZJpv3c0
おつかれー
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org294869.gif.html
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