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それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト

1名無しさん@避難中:2014/06/21(土) 14:05:04 ID:pWzgykQoO
                   ,ノ                          !
        .r--―――――‐/                〇          .|
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              〃ノ: : : ヽ、_/                / |/,/| /
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            /`、 ヽ       ヽ!、   ̄ ̄ .ト、_,.-''´ \ |`ヽ'

112名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:44:13 ID:JHZtmkUAO
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113名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:44:36 ID:JHZtmkUAO
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114名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:44:50 ID:JHZtmkUAO
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115名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:45:05 ID:JHZtmkUAO
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116名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:45:19 ID:JHZtmkUAO
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117名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:45:38 ID:JHZtmkUAO
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118名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:46:03 ID:JHZtmkUAO
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119名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:46:16 ID:JHZtmkUAO
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120名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:46:29 ID:JHZtmkUAO
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121名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:46:49 ID:JHZtmkUAO
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122名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:47:15 ID:JHZtmkUAO
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123名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:47:15 ID:JHZtmkUAO
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124名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:47:43 ID:JHZtmkUAO
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125名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:47:57 ID:JHZtmkUAO
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126名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:48:14 ID:JHZtmkUAO
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127名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:48:27 ID:JHZtmkUAO
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128名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:48:37 ID:JHZtmkUAO
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129名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 00:48:45 ID:JHZtmkUAO
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130名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 01:15:11 ID:lf8Evplw0
パジェロwwwwww

131名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 01:28:23 ID:JHZtmkUAO
―――

コオオオオオオオオオオオオオオオオオン……

ヒュオオオオオオオオオオオ……

ギル「この先が…統括の部屋で…あります」
かつかつかつかつ…

ヤンデル「…」
キョロキョロ

ギル「ヤンデル殿はここ通るの初めてでありましたな」

ヤンデル「……ここ…」

ギル「そう 教会
…教会に繋がる通路…であります
統括の部屋は教会の礼拝堂でありますから…」

ヤンデル「教会…………」
キョロ…

ギル「…!」
ザッ… ピタッ…

ヤンデル「?」

ザッ
ギル「………」
ス…

《通路の壁が途中で土壁になっていた
ギルはそこに祈りを捧げる》

ヤンデル「…?」

ギル「……………この下には 英雄の方々が眠っていらっしゃいます
…つまり…先代のネアメ・ルートの方々…であります」

ヤンデル「!」

ギル「……話には聞いてると思いますが ネアメの…最初期から中期を支えた方々は…3000年前の退魔師の手で葬られたであります
彼等の骨は荼毘に付され 遺骨はこの壁の奥に埋められてるであります…
統括が教会に構えていらっしゃいますしゃるのも 祈りをここに眠る方々に届けたいからでしょう」

ヤンデル「…………昔の…ギルの…仲間…」

ギル「隠れて生き残った自分が仲間など…恐れ多い… 彼らは本当に勇敢でありました…
いい方々だった……優しく……強く……素晴らしい理想を持ってらした…
本当に………良い方々で…ありました…」

ヤンデル「………死…………
そうか…ギル……仲間…死んでる…のか…」

ギル「えぇ…」

ヤンデル「………少し前まで仲良く話してた人達が…死んで…死体に…?
一緒に食事をしていた友達も血ヘドを吐いて死んだのか…
生き残ろうと…約束した人も…死にたくなかった人も……死……死……
死んでボロボロにされて燃やされてここに……生きていた人達がこんなところに…
もう会えない……無……なにも感じない……なにも思えない……
あぁ………………なんでそんな…かわいそう…」
ぶつぶつぶつ

ギル「ヤ…ヤンデル殿!!!!?」

ヤンデル「鬱だ…死のう…」
がくーん…

ギル「いやいやいやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかりー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヤンデル殿しっかりィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなに自らを追い込まなくともォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ご…ごめんなさい…… そういう話聞くとまた…マイナス方向に進んでしまう………
みっとも……なかったな…」

ギル「…いや………むしろありがたいでありますよ…
会ったこともないのに… あの方がたの事を悲しんでくれるなんて…
ヤンデル殿はきっと…優しいのでありますな…」

ヤンデル「…」

132名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 21:52:05 ID:JHZtmkUAO
ギル「さて こちらが礼拝堂…統括の部屋の入口であります」

ズゥン…

ヤンデル「……ネアメのリーダー………会うの初めてだ…緊張するな……」

ギル「ははは お優しい方でありますよ」

ヤンデル「………だ…大丈夫かな
俺みたいなネクラが行ったら…………
『こんな暗い顔見てたら気分が悪くなる ゲロ吐きそう』とか言われて俺がゲロ袋にさるかもしれない…
もしくはすっごい勢いで睨まれて死ね死ねオーラ出されないかな………あぁ…ありえる…
だって俺みたいなもんは人を嫌な気分にさせること請け合いだよ…
あぁ……俺なんて生きてる価値ないね…死にたい…」
ずも〜〜〜〜〜〜〜〜ん……

ギル「いや考えすぎでありますから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すっごいネガティブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「と…統括は優しい方ですから身構えなくても大丈夫でありますよ」

ヤンデル「…」

ギル「では」
スッ…

ヤンデル「…」
ドキドキ


コンコン


ギル「特外部隊のギル隊でありますっ!!!!!!
任務を完遂し帰ってまいりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「どうぞ」


ガチャ…………

ヤンデル「………!」


しゃらああああああああああああ…

《教会には立派なステンドグラスが
そこに向かい立つのは…》

ギル「統括…………ディミリア様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ばーん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「お疲れ様です ギルさん」

【ネアメ・ルート 統括(リーダー)
治癒魔法使い ディミリア】

キラキラキラキラキラキラ…

ヤンデル(…この…人が…)

ディミリア「あら…?」

ヤンデル「ひっ…!!!!」
ビクッ!!!!!!!! ササーッ

ギル「大丈夫ですから 念はおくってませんから」

133名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 22:49:25 ID:JHZtmkUAO
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134名無しさん@避難中:2014/07/05(土) 23:06:16 ID:JHZtmkUAO
ディミリア「こんにちは」

ヤンデル「あ……あぁう あうあう…あう…」
つら つら

ギル「めっちゃ目が泳いでるであります」

ディミリア「緊張しなくていいんですよ? ヤンデル君」

たらたら…
ヤンデル「あ…ああああううぅーーー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ギル「泳ぎまくってるでありますよヤンデル殿ォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろもう回転する勢いコレ!!!!!!!! 目の点が線になるほどのスピードですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「はっ…………………あの………
俺の名前……分かる……んですか…?」

ディミリア「もちろんですよ! ヤンデル・シン君!!!!!!!!!!!!!!!!
ギルさんの隊の方ですよね」

ヤンデル「…」

ディミリア「ネアメの方々は“同志”ですから
前から居る方々も…後から居る方々も…変わりなく
魔法使いだろうと なかろうと……ここに居る方々はみんな大事な仲間ですから」
ニコッ!!!!!!!

ヤンデル「…」
ドキ…

ギル「くゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …ディミリア様っっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうすっかりご立派な“リーダー”でありますっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分っ 涙がッ……ほっ…ほうがばらあああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ

ヤンデル(泣き声変…)

ディミリア「い…言い過ぎですよ…
それよりギルさん… 私の事を様付けで呼ぶのはやめてください…」

ギル「そういうわけにはいきません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分はしがない下っ端!! ディミリア様はこのネアメのリーダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分がディミリア様をディミリア“様”と呼ぶのはもはや自明の理でありましょうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶっちゃけて言うならディミリア様が自分を“さん”付けで呼ぶ事だって本当は恐れ多くて恐れ多くてたまらないほどでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろ自分みたいな末席に居る人間は“アレ”とか“ソレ”とかで呼んでもらっても構いませんのでどうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハハーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「いやいや…」

ヤンデル(社畜かな?)

135名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 00:44:05 ID:rny2.wwwO
ディミリア「―――今日は珍しく隊の方を連れてきたんですね
いつも……その 報告は一人なのに」

ギル「いや…はは………ヤンデル殿は付き添って下さいましたが………」

ディミリア「…ビラコさんや……後の2人とは…まだなかなか厳しいですか…」

ギル「じ……自分が…自分がふがいないばっかりに…!!!!!!
や…やはり自分は人を率いるには向いてないのでありますよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分のようなボロカスはどうか罵ってよろしいでありまぁぁーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殴る蹴るの暴行だって甘んじて受けるでありますからどうかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ははーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「いやいや…」

ヤンデル(この人もなかなか病んでるな……)

ディミリア「なかなか苦労しているのですね ギルさん…」

ヤンデル「ギル…は…悪くないよ………
よくやっている…と思う……
ただ…ツバメが悪いんだ… あいつが好き勝手わがままで乱すから……」
あいつはマジで死んだ方がいいよマジ…(ぶつぶつ)

ディミリア「あら…ツバメってツバメオーさん?」

ギル「い…いやいやッ ツバメオー殿は何一つ悪くないのでありますよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただただ自分の不徳の致すところでありますので!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ただそれだけでありますよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー殿はもちろん…ビラコ殿もモリ殿も何も悪くありません 良くやってくださっております!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…」

ギル「た…ただ………
も…もうちょ〜〜〜〜〜っと…仲良くしたい…かな? …と…思わなくもない…かなと…」

ディミリア「まぁ…」

ギル「あ…あと……ツバメオー殿にもっと優しく…というか友好的に接してもらいたいというか…
ビラコ殿には天狗の事より自分にも興味を持ってもらいたいというか…
モリ殿にも認めてもらいたいというかなんというか………はい…」

ヤンデル(不満言ってるし…)
ずーん…

ディミリア「あらあら…」

136名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 01:21:10 ID:rny2.wwwO
ディミリア「………うーん……あれなら 人を変えますか?」

バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「え!!!!!!!!!!!!!!!!? ツバメオー殿をチェンジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ニコヤカーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル(誰もツバメオーとは言ってない…)

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! かぁ〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
んな…んななっ 自分は何を言ってるのでありますかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ま…まるでいらないモノを切り捨てるような軟弱でゆとりな考えッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じ…自分はこのメンバーで!!!!!!!! 誰ひとり欠ける事なくこのメンバーでやっていきたいであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル殿 ツバメオー殿 ビラコ殿 モリ殿と絆を築きたいであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル…」

ディミリア「素敵な答えです」
くるっ…

カツ

ディミリア「……思想も違う…性格も違う……そんなあべこべででこぼこな人達でも 絆は出来るのです
ギルさんなら 分かるでしょう?」

ギル「……」


――― 回想

??「コノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!! ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「うにゃにゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「おいやめロッテ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわい

―――

ギル「………えぇ …分かります」

ディミリア「もう少し頑張ってみましょうね」

ギル「…はいっ! 頑張ります…!!!」

ディミリア「きっとギルさんなら大丈夫よ
……それにギルさんの隊の組み合わせは…“あの人”が決めたものだし…」

ギル「えッッッ」

ヤンデル「?」

137名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 01:39:55 ID:rny2.wwwO
ギル「た…体調がよくなられたので?!」

ディミリア「いえ 変わらずですよ
…でも 調子がいいときがあって… その時になんとなく聞いたら
ギルさんとなら このチームが良いと」

ギル「…そうで…ありますか」

ディミリア「きっと何かを感じ取ったんでしょうね
…何かを見出だせると 今のチームで」

ギル「…はいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――…

ビラコ「いよぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…ほっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽぽんっ!!!!!!!!

ビラコ「あらやぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………しょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
ヒョーー…

ビラコ「……………ふぅっ! 食後の“天狗能”は健康のためになるですよ〜〜〜!」
すっきり


―――

ブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《巨大な鉄を素振りするモリマッサオ》

ギシ………
モリ「………ふう………」

モリ(…………副団長………
拙者はいつか…あなたのように……………)

モリ「立派な筋肉に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モリィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ツバメオー「…………………」
カリ…… カリ……

ツバメオー「………魔反会なんて…だいっ嫌い…」


―――

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ヤンデル「…」

ギル(自分は仲間のすべてと絆を築いてみせる……
自分のあこがれる………大魔女フーリャン殿がそうしたように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

138名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 01:54:53 ID:06ljXFpY0
でもポジション的にはねこかサナバーだなw

139名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 02:31:34 ID:rny2.wwwO
―――

ギル「――― 以上が今回の任務の報告であります」

ディミリア「はい ありがとうございます
本当にお疲れ様でした」

ギル「いえ」

ディミリア「今日はどうぞ休んで下さいね
多分明日も任務があると思うので」

ギル「了解であります ………しかし」

ディミリア「どうしましたか?」

ギル「休む…というなら ディミリア様もであります
…目にクマが出来ているであります」

ディミリア「あらら…そうでしたか…
一応治癒魔法使いですから 健康には気をつけてたんですが」

ギル「うぅ…無理はよくないでありますよ?
一体…なにを?」

ディミリア「このネアメには魔法使いだけでない 信頼出来る傭兵や騎士の方々がいらっしゃるじゃないですか
そういう方々と毎日協議して ネアメに協力してくれそうな他の団体などのことをお話してたんです
最近は魔術狩傭兵団なども居ますからなかなか見極めるのも大変で…遅くまで話していたんです」

ギル「……ディミリア様が倒れたら元も子もないでありますよ」

ディミリア「出来ることはしたいんです
…といっても 話に参加してもまともな意見は出来ないんですけど…
…えへ…所詮代理みたいなものですから…
向いてないんですよ……私に…リーダーなんか」

ギル「そんな…! 今このネアメでディミリア様以上にリーダーに向いてる魔法使いの方はいませんよ
その治癒魔法で何人も救ってきた実績と…素晴らしい包容力がある
あなたを差し置いて 一体誰がリーダーになれと…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…ふふ ありがとうございます ギルさん
でも今必要なリーダーは“強いリーダー”…ではないでしょうか? 心も…体も…
その点で考えれば リーダーに向いてるのはむしろ私より………」

ギル「?」

ディミリア「…いえ…なんでもないです
…ギルさんに指摘されちゃったから 私も寝ます
2人も休んでくださいね」
ニコ

ギル「…はい!!」

ヤンデル「…」

140名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 03:11:39 ID:rny2.wwwO
――――


―――――――


―――――――――――…


――― ネオ魔反会本部 ―――


オオオンッッ…

コツ…………ギッ…

??「これより ネオ魔反会の円卓12騎士…『月の12傑(ムーンリングス)』の会議を始める…」

ズ…ズオオオオオ………

??2「……今日はこの人数ですかぁ」

??3「…………『月の12傑(ムーンリングス)』………
魔反会の中から選ばれた12人………」

??4「単純な“個人の戦闘力”ではなく“個人が行使出来る武力”で決定された魔反会の12人の幹部…
…しかしどうだ!? この集まりの悪さは!!!!!!!!!!!!!!!!
これじゃ月は月でも半月じゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たるんどる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??2「ぶへへ…まぁ落ち着きなって…おやっさん…」

??4「黙れ!!!!!!!! 貴様に気遣われたくはない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??2「ありゃりゃ 嫌われちまったもんだ …ぶへへ」

??5「本日の会議は何事でしょう
…私 娘の元に戻らなければならないのですが…」

??6「娘〜? …あぁ あの狂った妹ちゃんスかーwwwwwwwwww
ほっとけばあ? あんな脳みそパンク」

??5「…」

コンコン
??「静粛にしろ」

しーん…

ズズ……
ヤンムジャルック「よろしい」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列第1位 総帥 ヤンムジャルック】

ババンッッバンバンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリミティ「総帥ィ!!!!!!!!!!!!!!!! これは無視出来んことじゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
集まらんやつにはペナルティーじゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列第3位 魔術狩傭兵団 統括大将 元理事 プリミティ】

アイゼン「ぶへへへー……こまけーことはいいじゃないスかぁ? おやっさぁん」
ゴオォッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列第2位 本拠防衛軍 班長 アイゼン】

プリミティ「黙れィ小僧!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 貴様のようなひよった輩がおるから魔反会がたるむのじゃあ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキ

アラプマ「師匠……落ち着いて」
シャキィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列第4位 全軍統括班 総指揮官(班長) アラプマ】

プリミティ「黙れ黙れアラプマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「………」
しゃらんっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列6位 退魔研究班 班長(元理事) シンクレア】

X「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やれやれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙ォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【ネオ魔反会『月の12傑(ムーンリングス)』
序列第7位 特務班 班長 セルライターX】


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

141名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 20:44:46 ID:rny2.wwwO
プリミティ「来てないのは5位と8〜12位かぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゆるさんぞ奴ら………ペナルティーじゃ……うさぎ跳びじアアッいッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンムジャルック「静粛に……と言ったであろう…」
オオオ………

プリミティ「だ…だァがァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アイゼン「規律に厳しいーおやっさんよォ…ならこう考えましょうや
我々の序列は武力しだいで上下する
ここに来てない連中はランキングを上げるために各々が個々の班を磨いていると…
そう考えればアラ不思議! 軟弱者なんてどこにもいませんぜ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリミティ「おん!!!!!? なにを屁理屈をォ…!」

ヤンムジャルック「良い
そういうことだ」

アイゼン「ぶへへへへへへへッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういうことですぜ おやっさん」
ピューイ♪

ビキ…ビキビキビキ…
プリミティ「ガ……キ………がァァ…」
ブチブチ…

プリミティ(ッッ……まぁいい……
………序列の変動だと…!!? 上等だ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならばワシも牙を磨き…貴様を2位から引きずり落としてやる……小僧がァァァァッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウケケケ…ケケ…ケェェーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギィィィィィィィッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンムジャルック「来ておらぬ者は良い…
後でわしが会議内容を“LIME”を送っておくから安心しろ…」
ギンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

アラプマ(LIME………)

X(スタンプとかめっちゃ使いこなしてるんだよなァ……このジジイ…)
ずーん………

142名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 22:44:06 ID:rny2.wwwO
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143名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 22:59:27 ID:rny2.wwwO
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144名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 23:11:35 ID:06ljXFpY0
ゴツイww

145名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 23:35:11 ID:rny2.wwwO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org38756.jpg

146名無しさん@避難中:2014/07/06(日) 23:48:07 ID:rny2.wwwO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org38764.jpg

147名無しさん@避難中:2014/07/07(月) 00:02:58 ID:Baqql0a.O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org38774.jpg

148名無しさん@避難中:2014/07/07(月) 00:39:20 ID:Baqql0a.O
アイゼン「ところで “彼等”は今日はいらっしゃらないですかね?
ほら…『月の外側から見る者達(ロスト オブザーバー)』の…」

ヤンムジャルック「今は眠りの周期だ
…やはり3000年の眠りを経て急に目覚めると いわゆる“時差ぼけ”のようになるらしい
あの三方は今は特殊研究班の特殊なゆりかごで眠っておられる」

アイゼン「ぶへへ そりゃあよかった
あの人達がいらっしゃると 緊張していけねえー」

ヤンムジャルック「眠りから目覚めるのは…計算では最低ふた月…
我々はそれまでにあらゆる面で整備を行わなければならぬ」

プリミティ「今日の議題はそれですかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンムジャルック「さよう
方々 軍備の強化 施設の増強などに力を入れろ
もちろん魔法使いの捕獲も進めるのだ
アーク様は蘇ったが 奴らの魔力は“あの計画”に必須だからな」

プリミティ「それならまかせてくだせぇや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ワシが作った『公認傭兵制度』で急激に包囲網をしいておりますからなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

X「そのわりにはあまり数字上がってないじゃないっスかぁ?」

プリミティ「むむぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ……仕方あるまい!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らは小癪にも隠れるのが得意なようだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それに最近は魔力感知タワーにもなかなか引っ掛からない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「はー? それタワーが壊れてんじゃねー?
ちょっとー退魔班仕事しなさいよーwww
まぁ本来一線引いてたおばさんと 狂ったバカが率いる退魔班じゃ上手く回らないよねぇ
ぷげりwwwwwwwwwwwwwww」

シンクレア「………感知タワーの製造はデス社のバックアップを受けている兵器班にまかせています
我々が提供してるのは 魔力感知の最先端の技術のみ
…兵器班がそれを上手く扱えてないとしても それは我々の責任ではありません」

X「なにそれ?」

シンクレア「それにタワー側の問題ではなく 魔法使い側に変化があったのかもしれません
タワーの感知に引っ掛からないように魔力を抑える術でも得たのかもしれない」

アイゼン「あー 生きモンって追い詰められっと進化するっていうからねぇ
魔法使いも進化したんじゃねーかィ? 知らんけど! ぶへへへへへへ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

X「ぷッ!!!!!!!!!!!!!!!! あひゃひゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにそれ Gかっての!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷりーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバンバン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンムジャルック「…静粛にしろ」

149名無しさん@避難中:2014/07/07(月) 01:07:17 ID:Baqql0a.O
ヤンムジャルック「……して わしは“あの重要地点”『天衝く砲塔』について聞きたかったのだが
今日はあいにく“序列第12位”の施設班がおらぬようだな」

X「今日っつーか会議に出たことなんか一度もないじゃん あのマセガキ」

プリミティ「けしからん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これがゆとりかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンクレア「砲塔のことならわたくしが聞いております
先先の反乱分子との戦いの傷痕はほぼ癒え 現在は砲塔を守るドームを建設中だと
内部の整地もほぼほぼ完了済み 作業を行っても問題ないとのことです」

ヤンムジャルック「そうか…!
ならばさっそく“発掘班”を送る…………ククク」

プリミティ「ところで総帥様よォ
傭兵共が狩った魔力はあの計画に回すと言いましたがァ
3000年前の退魔師はもう一人いやしたがァ そっちに魔力はまわさんでええのか」

ヤンムジャルック「もちろん復活させる
だが 残る英雄“冷殺熱忠”のセシル様はひどく潔癖だそうでな
純血魔法使いの魔力以外の魔力では復活したくないらしい
だが真の意味で純血な魔法使いは今の世にはなかなかおらぬ
魔力の収集が思ったより捗っておらぬのだ
そういうことだからセシル様の復活はまだ先だ」

X「なにそれ くそめんどくせー野郎ね」

ヤンムジャルック「……さて 大体話したいことは終わったぞ」

X「早ッ」

アイゼン「こんな短いなら元からLIMEで良かったんじゃないですかねえ」

プリミティ「いや総帥ッ 大切な事を話し忘れとりやせんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……ワシらの邪魔をし壊滅しても性懲りもなくより固まって徒党を組む魔溜まり共!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!

アラプマ「…!」

プリミティ「奴らめ 感知タワーが鈍いのをいいことに ゲリラ的に現れては傭兵共を蹴散らして行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いの側に手を貸す愚かな騎士や傭兵も居ると聞くしなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らは目障りだ!!!!!!!! さっさと手を打つべきだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンムジャルック「…ふん……そんなものの重要度は低い」

プリミティ「なんですと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンムジャルック「目障りといえど 一度は壊滅した組織の出がらしだ
ネオ魔反会が総出でかかるほどのものではない
そこのあたりはお前にまかせる プリミティ」

プリミティ「………は…」

アラプマ「……………」

ヤンムジャルック「所詮そんな羽虫はあの方々が眠りから醒めれば取るに足らない瑣末に過ぎん
それまで精々遊んでやるがいい
それより今わしらがやるべきことは…
ネオ魔反会の軍事の増強……天衝く砲塔での“発掘”……そして魔魂集めだ…
何よりもこれらに重きを置け…」

みんな『は…っ』

ヤンムジャルック「すべてはアーク様の名の許に…!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ…

150名無しさん@避難中:2014/07/07(月) 20:26:55 ID:Baqql0a.O
――― 次の日

キキルコッコー!!!!!!!!

ギル「……ディミリア様は今日も任務があるはずだと申してらっしゃいましたが…
まさか起きぬけにさっそくとは予想外でありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし問題はありません!! 既に皆さんには連絡済み!!!!!!!!
集合はネアメ第6区画の広場にて8時!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして自分は7時半…30分前から待機中であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして今!!!!!!!!!!!!!!!! 今まさに約束の8時……をなんと40分過ぎた所であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
未だにメンバー1人も来ず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すっからか〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なぜだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥゥゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うっ…うっ… 何故ダレも!!!!!!!! 何故ダレも来ないのでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これが新社会人の出社一日目なら絶望の滑りだし確定でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「い…いやっ! 皆さんは悪くないッ…
悪いのは偏に自分のリーダー能力の無さよッ!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ…このリーダー能力の無さ情けなし……
無さ情けなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なささけなしィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「……しかしヤンデル殿もいらっしゃらないとは…
昨日仲良くなったつもりでいただけに残念であります………」
ガク…

ギル「しかし……本当に誰も来…」
キョロ…

ギル「うッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オオォーーーーーーー……ン…
《壁の向こうからなんかミテル》


ギル「くっ…空中に浮いた首…!!!!!?
いや…お面…?! …て…天狗!!?
ビ…ビラコ殿でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スッ…
ビラコ「はう〜 バレたですかァ」

ギル「い…居たなら居たと教えて下さいでありますよ…」

ビラコ「それは無理です これが天狗の掟です」

ギル「お…掟?」

ビラコ「天狗は自分から姿を現せないんです
だって『ちわーッス』つって人前に現れる天狗を見たことあります?!!!」

ギル「いや……そもそも天狗を見たことありません…」

ビラコ「でも突破事故的不可抗力なら姿を現せるんですよ!
だから私も天狗に倣って 見つかってから姿を出そうかと…
そう思って6時から待ってたですが やっと見つかりましたぁ」

ギル「じ…自分よりも更にはやく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

151名無しさん@避難中:2014/07/07(月) 22:34:27 ID:Baqql0a.O
ビラコ「あうーん……眠たいですよー
まさかこんなに待つとは思わなかったです」

ギル「ふはあああああああああああはぁぁッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リ…リーダーとしたことがお仲間になんという負担をおかけしてしまったのでありましょうかァァァーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恥ずかしいッ!!!!!!!!! 自分はリーダー失格であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今すぐこの腹かっ捌いて筋を通すでありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「切腹ですか!!!!
だったらこの天狗の鼻を使ってくださいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「と…止めない…だと…!!?」
ごくり…!


モリ「むむ 朝から随分とバイタリティー溢れているでござるな」
ンザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「モリ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「おはようでござる リーダー殿 ビラビラ嬢」
ダッラ〜〜…

ギル「モリ殿……何故朝からそんなに汗まみれなのでありますか?」

ビラコ「ふむふむ 筋肉が数箇所痙攣を起こしてるですね
朝から重度のトレーニングをした…というところですか」

モリ「その通りにござる!!!!!!
朝一番のダイナミックアクティビティミラクルアルティメットノアファイナリックレジェンドウェイクリッドスーパーエロティックおっぱいもみもみスクワットは拙者の日課でござる」

ギル「なんですかその凄そうなワードを並べ立てて最後の最後で下ネタがほとばしるスクワットは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なにって…
マスターオーブスペシャリティラストゴールドプラチナムストロングビクトリーズスマッシュ鎖骨ぺろぺろスクワットでござるよ」

ギル「いや名前変わってるじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
しかも更にマニアックな方向性に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「まぁ
スクワットでござる」

ギル「はぁ…そうでありますか」

モリ「しかし…時間がかなりオーバーしていてあわてて来たら…どうやらまだ全員集まっておらぬ様子
あの若者2人が来てないようでござるな」

ギル「むぅ………一体どうしたのでしょう…」

ビラコ「天狗じゃ… 天狗の仕業じゃ…」
プルプル…

ギル「い…いやきっと違いますよ
とりあえず…部屋にいってみるでありますか
確かヤンデル殿とツバメオー殿は同じ部屋だったはず」

モリ「ふむ…」

152名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 02:55:18 ID:zGPiuIJQO
――― 第6居住区画

ギル「えーっと………あぁここでありますね」

モリ「うーむ…? …名札にはツバ嬢の名しか書かれていないでござる」

ビラコ「あっ いや見てくださいです
その下に2mmぐらいの大きさでヤンデル君の名前があるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちま〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「小ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「米にも字が書けそうでござるな」

ギル「と…とにかく中へ……」
コンコン


しん…


ギル「…反応がない…」

モリ「さてはまだ電界25次元の中か」

ギル「…仕方ありません 中に入っておこすでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャ

ギィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ヤンデル殿!!!!!!!! ツバメオー殿!!!!!!!!
朝でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッパラッパラッパパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ぐー…」

ヤンデル「ぐ…が…!!!」
メキメキメキ

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「な…なにィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー殿が眠りながらヤンデル殿に“パロ・スペシャル”を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「朝からプロレスとは仲がよろしい」


メギギギギ
ヤンデル「ぐ…ぐおおおおお〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ツバメオー殿!!!!!!!!!!!!!!!! そこまでッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
既に鐘は鳴っているでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カンカンカ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「むにゃ………ふにゃ!!!!!!?」
ハッ…!

ギル「ツバメオー殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「は……………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブギブ………」
ぶくぶくぶくぶく…

ツバメオー「…」

ツバメオー「ヤンデルがなかなか起きないからこうして起こしてやったのさ」
きゅぴ〜〜ん…

ギル「いやツバメオー殿めっちゃグーグー言うておられましたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

153名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 03:12:00 ID:zGPiuIJQO
――― そして

ツバメオー「だからぁ!!!!!!!! ボクはヤンデルが起きないから献身的に起こしてやってたんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!↑
なかなか起きないから目覚ましパロ・スペシャルをかけてた所だったの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↑↑」

ギル「いやいや…」

ヤンデル「うぅ……ち…ちがう…」
ガクガク…

ツバメオー「ちょっ…こらヤンデル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓」

ヤンデル「お…起こそうとしたのは…俺………
でも近づいたらパロ・スペシャルをキメられたんだ…」

ツバメオー「言うなこら〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「し…信じてくれ…ギル…」

ギル「いや うん えぇ
疑う余地もありませんが」

ツバメオー「ヤンデル〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……ていうか…………お前…“ギル”って…………→↓」
ギロ…

ヤンデル「…」

ギル「…な…なにか」

ツバメオー「…既に馴れ合い済みってわけかヨ↓
………ヤンデル…… この裏切り者………↓↓」

ギル「う…裏切り者って…」

ヤンデル「…………ギルは…いい人だよ…
ツバメ………お前がギルに持ってる認識は……変えるべきだ…」

ツバメオー「うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ひっ…」

ツバメオー「なによっ ヤンデルのくせにッ!!!!!!!!!!!!!!!!
饒舌に人を擁護するなんてマジ気持ち悪いんですけどー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓↓
あのあと何があったか知らないけど随分と仲良くなっちゃってさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
気持ち悪いヨ!!!!!!!!!!!!!!!! どこのBL業界でも需要ねーよそのカップリング!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓」
ムガオー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「び…BLじゃありませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「まぁまぁ落ち着いてですよ
BLは良いとして お仕事ですよ」

ギル「BLじゃありませんから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…ふんー↓↓」

モリ「まだ任務も始まってないのに 幸先が悪いでござるな」

ツバメオー「任務はちゃんとやるヨ
それで? 今日のお仕事はなぁに? リーダーさん」

ギル「え…え〜っと…」

154名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 12:50:08 ID:zGPiuIJQO
――― そして外

ツバメオー「は?
魔法使いを迎えに行く??」

ギル「えぇ 腹痛地方の下腹部の痛み町で魔法使いの家族と落ち合う予定になっているであります」

モリ「町で待っていると…?
それは早く行かねば危険でござらぬか」

ギル「大丈夫であります!!!!!!!!
家族の方は今 ネアメの“渡り鳥”の手引きで秘密のアジトにいらっしゃいますから!!」

モリ「渡り鳥……ふむ なるほど」

ツバメオー「渡り鳥ってなんだヨ」

ギル「世界に散らばるネアメの協力者であります
彼らは魔法使いではなく あらゆる場所に存在しているであります
そして孤立したり隠れている魔法使いの方を見つければ保護し ネアメに連絡して下さるのであります
遠くの離れた地方の魔法使いの方は 渡り鳥から渡り鳥へ…秘密のアジトから秘密のアジトへと繋がれて行き
最後は我々ネアメの特外部隊が迎えに行くのであります
今回の家族も かなり遠くからやっとこさいらっしゃったらしいであります」

ビラコ「宅配便みたいですね〜…」

ツバメオー「それなら最後までその渡り鳥がネアメまで連れてけばいいじゃん
わざわざボクらが迎えに行かなくたってさ↓」

ギル「そうしたいのはやまやまでありますが ネアメのアジトがある地方周辺は町や村が少ないため 傭兵が潜んでたりする危険性が高いのであります
げんに昨日の親子の方も襲われていたではありませんか」
あの親子がアジトの地方にたどり着いたのはたまたまでありますが


渡り鳥の方も戦闘の心得はあっても 基本的には隠密…
確実にアジトに送るためには 本職が良いということでありますよ」

ツバメオー「めんどくさいネー
でもさ? その家族は“アレ”を持ってないの?
昨日の親子は持ってないようだったけど」

ギル「あぁ…“魔消石”でありますか…」

ツバメオー「そ
サンタさんからのプレゼント……」
ごそ…

きらきらきらきら…
《ツバメオーは懐から黒い石を取り出した》

ギル「魔消石………読んで字の如く 魔力を消す不思議な石…
ネオ魔反会がアークを復活させ 魔法使い狩りが加速しつつあったある日
世界中の魔法使いの元に届いたとされる謎の小さな小さな石…
これを体に装着すると皮膚と同化し 不思議なことに魔力が外に漏れにくくなり 魔法使いと特定されるリスクが減るという…」
用心深く感知しようとするとバレますが

ツバメオー「でもこれのおかげで“魔力感知タワー”に感知されなくて大勢命拾いしたんだよね↑
しかもまだ魔反会には知られてない代物
一体誰が何のために どうやって世界中の魔法使いにプレゼントしたんだろ」

オオオオオオオオオオォ………

155名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 16:34:06 ID:zGPiuIJQO
ギル「確かにその家族の方も魔消石を持ってる可能性も多いですが それでもネアメまでの道を横切れば傭兵に怪しまれるであります
故に我々は必要なのでありますよ」

ツバメオー「ふーん…↓」

ギル「人の命を左右する重要な任務であります…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
張り切っていきましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『………』
し〜〜〜〜ん…

ギル「………はは…」

モリ「…まぁ 戦闘になったら拙者が盾になるでござる」

ギル「お…おぉッッ!!!!!!!!!!!!!!!! 頼もしいでありますねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「あんたは生傷作りたいだけっしょ この変態」

モリ「ふはははァ!!!!!!!! バレてしまったでござるな!!!!!!!!!!!!!!!!
確かにそうでござる 拙者は生傷を作るのが生き甲斐でござる
この肉体に傷を刻むことで 戦いの記憶を残し 同時に鍛えた肉体の強さを感じることが出来るのでござる
まぁ…正直なところ任務はそのついで…というところでがざるか」

ギル「そ…そんな…」

モリ「もしかして がっかりしたでござるかな?」

ギル「あ…い…いや ただ モリ殿は…あの連合騎士団の方でありましたよね?」

モリ「いかにも
拙者 イエロスティ城下町にて拠点を構える由緒正しき英傑の騎士団の一員にござる
……しかしただそれだけ
拙者はいわゆる“不良騎士”でござるよ
リーダーが思い描いてるような誇り高く尊い騎士像とは異なるでござろう」

ギル「い…いや…そんなことは…」

モリ「いや良いのでござる それは間違ってはいないのだから
拙者は騎士の高潔さ 騎士道の尊さに憧れて連合騎士団に入ったのではござらぬ」

ギル「では…何故…?」

モリ「拙者は人に憧れたのでござるよ…
強く…誰よりも気高く誇り高い騎士に…その筋肉に………」
ぽあぁぁー…

みんな『筋肉?』

モリ「あぁ…あの肉体…躍動する筋肉……何もかもが拙者の理想とする…肉……
うねる腕の膨らみに 固くて立派な胸の肉… 見ているだけでこの世の大地全てが豆腐に思える凄まじい背筋…
それらを支える脚の筋肉の勇ましさ……
考えるだけで…あの筋肉を考えるだけで拙者のハートが燃え上がり そして自らの筋肉も疼いてしまうのでござるゥ…
ハァ〜〜〜ン…」
とろぉ〜〜〜ん…

ツバメオー「お…おっさん………ヤバいヤバいとは思っていたけどそこまでヤバいとは思わなかったヨ…」
ゾゾ〜…

ヤンデル「…………ホモォ……?」

ビラコ「こういう場合 BLというよりM(MAN's)Lと呼ぶべきです?」

モリ「ち…ちがーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

156名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 18:59:08 ID:zGPiuIJQO
モリ「拙者はホモではござらぬっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
女好きでござるッ!!!!!!!!!!!!!!!! いつもビラコ殿の下半身を重点的に見てるでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あせあせ

ビラコ「なぁんだ それなら安心ですよ」

ツバメオー「いやそれ安心していいの?↓」

モリ「拙者はあの強い肉体…筋肉に惚れたのでござるっ もちろん人となりにも憧れている部分もあるがっ
あの人は……副団長はただただ鍛練 それのみであの素晴らしい肉体を手に入れた…
その魂を…その力を…少しでも…我が身に欲しいのでござる…!!!!!!!」

ビラコ「なるほどぉ じゃBLでもMLでもなく…K(筋肉)Lですか!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「さよう」

ビラコ「じゃあ気持ち悪くないですね ツバちゃん<3」

ツバメオー「十分気持ち悪いヨ…」

ギル「連合騎士団の副団長……それって…」

モリ「…副団長はこのネアメに手を貸し…そして死んだと聞いたでござる
……副団長が居たこの組織に身を置けば…拙者にも副団長のなんやかんやが分かるかも…そう思い居ても立ってもいられなくなったのでござる」

ツバメオー「ふーん
で? なんか分かった?」

モリ「まだ何も
副団長は何故この組織の者を守り 何故命を落とすまで戦ったのか…拙者にはまだ分からぬ」

ツバメオー「ははっ! 要はおっさん自身はこのネアメにはなんの愛着もないってわけか↑
義理で守ってるようなものだね」

モリ「義理でもやることは果たすでござる
それで十分でござろう?」

ツバメオー「しらね」

ヤンデル「……」


し〜〜〜〜〜〜〜〜ん………

どよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…

ギル(ぬ…ぬうううううッッ……さ…更に重苦しい空気に…)
ズーン…

157名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 19:00:17 ID:zGPiuIJQO
× ビラコ殿
〇 ビラビラ嬢

158名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 20:58:24 ID:zGPiuIJQO
ビラコ「はぁ〜〜い…天狗しゃま…天狗しゃま……
今日も一日ビラコに幸せを与えて下さい……
はい………はい…………え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
本当です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
う………うぅ嬉しいでしゅううううううううううううううううッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はいっ! はいっ! ありがとうございましう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かってます……これがお礼の…ヨモギです…」
ギュムッ ギュム

《天狗の目にヨモギを詰めるビラコ》

ギル「…」

ビラコ「はい分かります… 儀式ですね?
まず…天狗しゃまのお鼻に生クリームをたぁ〜〜っぷり付けてェ…」

ビラコ「しゃもしゃもじゅぴィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅぷべろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《天狗の鼻をしゃぶり出すビラコ》

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビクッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「じゅべぼじゅべべろォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗べじゅべろべろんぴッ!!!!!!!!!!!!!!!! あむーちゅぽろちゅぼらッちゅぶァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほむほむゥッ!!!!!!!!!!!!!!!! んむィーッ!!!!!!!!!!!!!!!! まろんっちゅっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おんむゥゥゥーッ ぼっちゅぐぶるちゅぶぶーべろちゅばァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅぷっ!!!!!!!! じゅぷっ!!!!!!!! じゅぷっ!!!!!!!!

ツバメオー「…ちょっと!!!!!!!!!!!!!!!!
一人遊びは人目を忍んでやれヨ↓
くぱぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「一人遊びじゃないですよ 天狗に私の一日の無病息災を祈る儀式です」

ツバメオー「しらないヨ こちとら青少年だヨ
妙な嗜好を晒さないでちょーだいよ→
さっきからヤンデルが前屈みだよ やらしっ↓」

びく〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「い…いや…なってないしっっ!!」

ビラコ「はう」

159名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 21:45:25 ID:zGPiuIJQO
ギル(か…変わった人だなぁ……
いやっ この荒唐無稽な話を広げれば皆さんといい感じの議論が出来そうでありますっ)

ギル「ビラコ殿
ビラコ殿は今天狗とお話してらっしゃったのありすか?
自分は失礼ながら天狗殿とはお話したことないのですが
天狗殿とはどんな方なのでありますかね?
是非とも自分も会いたいでありますねぇ」

ビラコ「それは秘密です 天狗法第2049条に抵触してしまうですよ」
きっぱり

ギル「て…天狗法!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そ…そんなっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ギル君天狗を信じてないです
信じてない人には教えないのがテンガーの掟です」

ギル「し…信じてないことは…」

ビラコ「目を見れば分かるですよ
『こいつやべーな とりあえず適当に話合わせとこ
でも天狗の鼻はしゃぶりたい』……と思ってる目です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ゼ…前半も後半も全然思ってないでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じ…自分神様を見たことあるくらいなんですから天狗だって信じますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「…」

ギル「くぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ダミだこれッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あきらかに拒否られてるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ぷーっ! くすくすくす…」

ヤンデル「…」


―――

しーん…

ギル(ダ…ダメだ…結局1ミクロンも盛り上がらなかった…
ヤンデル殿も話してくれないし……
ツバメオー殿に気を使ってるのでありましょーか……ハァ…
空気が重いであります
はやく……………むっ!)


バーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


モリ「町… あれが下腹部の痛み町でござるか」

ギル「そのようですね
(着いてしまった…)」

ツバメオー「どこに渡り鳥さんがいるん?」

ギル「とりあえずこの町イチの広場で待ち合わせであります…
向こうから合言葉を掛けて来られるのでそれに答えねば」

ツバメオー「合言葉? カックイー↑」

160名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 22:07:22 ID:zGPiuIJQO
ギル「…さて…入る前に……ツバメオー殿」

ツバメオー「なに?」

ギル「…魔消石はお使いにならないので? これから町に入るのでありますが」

ツバメオー「…かぁ〜〜〜〜……亀頭ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「!!!!!!!!?」
ビク!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「リーダーさん ボクを舐めてるぅ?↓
こういうドーグはね 雑魚のためのモノなのヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクみたいに力のあるゆーしゅーな魔法使いはいらないのぉーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リーダーさん リーダーさんなのにボクを信頼してないの?」

ギル「し…信頼……してるでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!! も…もちろん…」

ツバメオー「じゃあ口出ししないことだね」

ギル「は…はい…申し訳ないであります…」

ツバメオー「ふふん♪↑↑」

モリ「…」

ギル「…と…とりあえず…行きますか… 町の中に」

ツバメオー「へへー♪ どんと来いやー♪↑」

ギル「…はぁ」


――― 中

広場

わいわい がやがや

モリ「ここが広場でござるか
なかなか人が多いでござるな」

ビラコ「どっこに渡り鳥さんがいるです? ヨモギを餌付けしたいですよ!!!!!!!!」

ギル「いやあの…渡り鳥は渡り鳥でも本物の鳥ではありませんから…」

ビラコ「そうなんですか? はうー残念ですよー…」

ツバメオー「それよりリーダーさん 見てみてボク! 感じるゥ魔力!!!!!」

ギル「え…あ…あぁ いえ そこまでは すごいですね」

ツバメオー「でっしょー!!!!!? だから言ったじゃんボクはあんなものいらないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
だから次からボクに対して意見しないでヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…はぁ…」

ヤンデル「……………」
キョロキョロ

ツバメオー「おいおいヤンデル お前なにキョロってんの?
お前キョロ充ってほど満たされた人脈もねーでしょ?
みっともないからやめてヨ」

ヤンデル「……いつ…来るのかなと思って………」

ギル「それは向こうのタイミングしだいでありますね
とりあえずこうして待ちましょう
合言葉が来たら自分が対応しますので」

ヤンデル「……分かった」

ビラコ「どんな合言葉でしょー?」

ツバメオー「単純に『山⇔海』とかじゃね?」


オオオオオオオオオオ…

ザッ…
??「…」

161名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 23:14:35 ID:zGPiuIJQO
なんとかファイト三代ヒロイン

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org39453.jpg

全員口が悪い

162名無しさん@避難中:2014/07/08(火) 23:40:00 ID:zGPiuIJQO
なんとかファイト三大貧パイオツ

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5176707.jpg

全員男勝り

163名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 00:07:21 ID:mrJ96oBsO
なんとかファイト4大パイオツ

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org39480.jpg

伸びる

164名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 00:40:49 ID:mrJ96oBsO
なんとかファイト23大変態

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org39494.jpg

ぜんいんわかったきみは へんたいだ!

165名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 01:17:05 ID:mrJ96oBsO
ザ…
パンピー「あの〜 すみません 道をお尋ねしたいんですが…」

ツバメオー「あ? ボクら観光客だから道なんてしらねーヨ」

ギル「はいはい? どちらに行きたいのでありますか?」

ツバメオー「教えるのかヨ!!!!!! …ホンっトお人よしだね↓」

パンピー「『モンキーランドハピネススーパー温泉THE市役所』に行きたいのですが…」

ツバメオー「なんだそれ!!!!!!!!!!!!!!!! ボクもいきてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「はいはい それならまずこの広場を南口から抜けて通りを真っすぐ行き 三丁目で左にまがります」

パンピー「なるほどなるほど
南口から……真っすぐ通り…で…三丁目で…左!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ほ…ほひいいいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは自分の左乳首ぃぃーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「す…すみません!!! 勢い余って…!!
あの…どうか続きを…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「え…えぇ ではいいですか?
三丁目から左に入ったら狭い路地ですので そこを『ベーカリー・ちんこはさんデル』の壁に沿って歩くわけです」

パンピー「なるほど」

ギル「壁が途切れた所で道が三又に分かれた所に出るので そこを左に」

パンピー「なるほど左ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポッチィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あんまアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアおもオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びくびっく〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「左!!!!!!!!!!!!!!!! 左!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 左!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチポチポチポチ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「きょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「続きを!!!!!!!! …続きを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ハァハァ…んっ…ハァッ…!!!!!!!! そこから更に……真っすぐ行くと…
何度も分岐点にぶつかるので…」

パンピー「ので…?」
ウィ…?

ギル「ひたすら…」

パンピー「ひたすら…?」

ギル「左!! 左!!!!!!! 左ィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レフレフレフレェェェェェェェェェフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「きょ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチポチポチポチポチポチポポポポポポポポポチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「れ…連打んはアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『…』

166名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 01:20:05 ID:mrJ96oBsO
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

167test:2014/07/09(水) 01:20:32 ID:mrJ96oBsO
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

168名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 01:34:46 ID:mrJ96oBsO
そして


しゅうううううう…
ギル「ハァハァハァハァ…」

パンピー「しゅ〜〜〜〜…」
オオオオオオオオオオォ…

ギル「くっ…………」
よろり…

パンピー「…」

ギル「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……」

パンピー「…」

ギル「…」


ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《握手》


ツバメオー「なして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんか知らんけど変態同士が通じ合ったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんか知らんけども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!

モリ「いや…これは」

ギル「皆さん紹介します
渡り鳥ののりぽんさんであります」

のりぽん「よろしくゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なるほど やはり今のが合言葉だったでござるか」

ツバメオー「マジでーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
で〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「分かりませんでしたか? てっきり察したものかと…」

ツバメオー「察っせるかオラアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全然隠密ってねーヨその合言葉!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ツバちゃんやりたそう♪」

ツバメオー「そう見えます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ハアアーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「まぁまぁ……普通の合言葉だと敵にバレますから 少し捻ったのでありますよ」

ツバメオー「ひねりすぎだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひねったドーナツよりひねってるよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「まぁ通じたから良いではありませんか
のりぽん殿 よろしくお願いしますであります」

のりぽん「まかせてハッピー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バォーッ!!!!!!!!

ツバメオー「声でけ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

169名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 01:43:23 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「声でけー!!!!!!!!! 一気に1レスの文字数制限に迫ったヨ!!!!!!!!」

のりぽん「あんたらが本部の特外部隊だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやーよろしく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「だからデケーっつーんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

のりぽん「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「マジだよ!!!!!!!!!!!
わざわざ驚愕と2つに分けんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
無駄遣いも甚だしいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「ごめんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「一行の文字数制限が緩くなったからって調子のってんじゃねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

170名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 01:53:51 ID:mrJ96oBsO
のりぽん「すまねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昔から声がでかいのがチャームポイントなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「それ全然チャーミーじゃないから!!!!!!!!!!!!!!!!
少なくとも隠密的にはナシのポイントだからそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

のりぽん「確かに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「だから分けなくていー……全然進まないよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

171名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 02:23:51 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「うわーん!!!!!!!! ヤンデルー!!!!!!!! めんどくさいよー!!!!!!!!!!!!!!!!
お前がまともに思えるくらいだよぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…あぁ…うん…」
死ね…

モリ「…とにかく 挨拶よりもまずアジトとやらに行くのが先決…ということでござるな」

ギル「えぇ
ではのりぽん殿 案内をよろしくお願いします…であります」

のりぽん「おっけー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついて来るがいいネアメの諸君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あ…あの 出来ればネアメの名前を叫ばないでもらえますか?」


――― そして


スタスタスタスタ


―――


ツカツカツカ


―――


うろうろうろ


―――― 2時間後

ザッザッザッ…

ギル「あ…あの…」

グワバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「問い掛けなくていいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓」

ギル「むぐもぐ!!!!!?」

ツバメオー「問い掛けなくていいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
また大声でしゃべられるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「い…いやー…しかし…
何故さっきから同じ所をぐるぐるまわってるのかと…」

ツバメオー「この際どうでもいいよもう…」

のりぽん「あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すんません散歩してました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「散歩だったのかよ!!!!!!!! してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

172名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 02:50:46 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「いい加減にしろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ぬわぁー!!!!!!!! ツバメオー殿!!!!!!!!!!!!!!!! 漏れてる漏れてるッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…………落ち着けよ…」
そして死ね…

ツバメオー「はー…疲れた…」

ビラコ「すごーいですよう」
パチパチパチ

ツバメオー「は………なにその拍手…」

モリ「いやぁ凄まじい突っ込みの数々でござった 才能があるようでござるな」

ツバメオー「いやなし崩し的にボクにまわっただけだしっ!!!!!!!!」

ギル「いやいやそれでもっ!!!!!!!! 自分…ツバメオー殿の姿にある方の姿が重なって見えたでありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
感動しましたっ! ツッコマーの魂は今だ潰えておらずっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー殿を今後からツバリーン殿と呼ばせて下さいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「嫌だヨ!!!!!!!!
ツバメオーだけでも変な名前なのにこれ以上変な名前になってたまるかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

みんな『おぉ……』

ツバメオー「感心してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「着きましたよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「やっとか……」

ギル「ここがアジトなので? 随分と大きな…」

のりぽん「いやここは『モンキーランドハピネススーパー温泉THE市役所』です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一応紹介しておこうかと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「しなくていいんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか実在したのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!

173名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 18:06:58 ID:mrJ96oBsO
ギル「今度はちゃんと向かうそうでありますよ」

ツバメオー「最初からそうしろヨ…↓
あっぶー…これ以上引き延ばされたら魔力全開しちゃうところだったよー」

ギル「それは勘弁して下さい…」

ツバメオー「ダーイジョブだヨ
ここに居るのなんて魔力も分からないようなパンピーばーっか!!!
分かりゃしない分かりゃしない〜♪」

ギル「はぁ…そうでしょうか……」

ザッ ザッ ザッ


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

パンピー「……………魔……」
ギギギギギギギ…


―――

ドンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「どうやらここのようでござるな…?」

ヤンデル「酒場………」

ツバメオー「ボロっちぃね まぁアジトっぽいっちゃアジトっぽいケド」

のりぽん「いやはやここまでご苦労さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ案内しようここがこの町の渡り鳥の秘密アジト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この中に入ったら警備上の問題故俺も声の音量を下げる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ので悪しからず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!

ツバメオー「悪しからねーヨ 早く入ろう今すぐに」

174名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 18:35:59 ID:mrJ96oBsO


のりぽん「ただいまー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「音量落としてもうるせーヨ…
つーかただいまーじゃねーヨ…」


息子「おかえりー!!!!!!!!!!!!!!!!」

娘「パパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タターッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

のりぽん「おぉおぉわざわざ出向かえてくれたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そ…その子達は……のりぽん殿のお子さんでありますか…」

のりぽん「えぇ」

息子「わー!!!! おきゃくさんだぁー!!!!!!!」

娘「しゅごーい!!!!!!!! 天狗しゃんだ天狗しゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「うふふふ♪」

ビラコ「しゃぶれ……」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

娘「こ…こわいよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビェー!!!!!!!!!!!!!!!!

息子「わー!!!!!!!!!!!!!!!! 股がないーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
短足だ短足だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボフッ!!!!!!!! ボフッ!!!!!!!!

ヤンデル「………いやこれサルエルパンツ……」

息子「短足短足〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボスボスボスボス!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……いや………
…いやもうどうでもいいや…こんな子供に説明したって分かりゃしない…
あぁそうですよ…俺は短足…それでいいよもう… ハイハイ短足短足…
分かったからさっさとアッチ行け…これだから子供は嫌いなんだうるさくて…
耳障りでブチ殺したくなるよ… でも昔はオレもこんなガキだったんだよな…
こんな知性もないガキだったなんて考えるだけで憤死しそうだ………ハァ…鬱だ死のう…」
ぶつぶつぶつ

息子「なにこいつこわい」


モリ「子連れの渡り鳥とは予想外でござる」

スタスタ
妻「おかえりあなたぁ! あら! お客さん!!!?
良かった! 今日はカレーをたくさん作ってたの<3!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
で〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「妻まで居るのかヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

175名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 19:54:43 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「一家かいーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブバーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え…えっと…のりぽん殿…渡り鳥でありますよね…?
家族連れで渡り鳥を…?」

のりぽん「はははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁとりあえずこんな時間だし飯でも食ってけな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

妻「どうぞどうぞ!!!!!!!!」

モリ「どうするでござる?」

ギル「ま…まぁ…いただきましょう せっかくでありますし」

娘「わーい!!!!!!!! カレーカレー!!!!!!!!!!!!!!!!」

息子「うちのママのカレーすっげーうめーんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見た目はウンコみたいな色してっけどな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…」

ビラコ「食べよー食べよー♪」


―――

カチャカチャ

妻「どうぞ食べてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「ひゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うちの妻得意のホンジャライコカレーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うまいから食え食え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ホンジャライコってなに!!!?」

ギル「おいしそーでありますー…いただきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パク!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「よく分からないものをよく食べれるねー…↓」

もぐ……… んくっ…
ギル「ン…もぉあああああああああああい…!!!!!!!!!!!!!!!!
なんというスパイスのコク!!!!!!!! こんなカレー初めてだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バクバク

モリ「ん…むぅ!!!!!!!!!!!!!!!! あままオォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜ん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かに……スタミナが沸いて来そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「おいしっ!!!! 天狗様もどぉぞですよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「そんなにおいしいの…?」

ヤンデル「おいしい……」

ツバメオー「………ゴク…
じゃ…じゃあ………」
パクッ!!!

ぱあああああああ…
ツバメオー「おいしい……」
きらきらきらきら…


ぱくぱく もぐもぐ カチャカチャ…

妻「おいしいですか!!!!!!!!」

息子「そりゃホンジャライコだもん!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「おいしいけど…ホンジャライコって何?」

娘「象のチ○ポだよ」

みんな『ブバはぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

176名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 21:30:42 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「うぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
騙されたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「な…なんてことだ…
ではこの“スパイス”はまさか…!!!!!!?」

ツバメオー「言うな!!!!!!!! 何も言うな!!!!!!!!!!!!!!!!
よくも騙したなあああああああああああ!!!!!!!! 騙してくれたなああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクもう人間不信になっちゃうヨちくしょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「しかしツバ嬢! これもなかなかどうして…珍味にござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホンジャライコらしきこのコリコリがなんとも絶妙な…」

ツバメオー「うるせーバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「これいいですよコレまるで天狗の鼻を食べてるようですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼろちゅばぁぼろちゅばぁぼろちゅばぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「まぁ象のチ○ポという事に目をつぶればなんとかイケる味でありますよ」

ツバメオー「隠せないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こればっかりは隠せない事実だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

妻「あら……本当に白飯だけでいいんです…?」

ツバメオー「いいです」
ぱくぱくぱく…

モリ「勿体ないでござるなぁ これを食べればツバ嬢の身長も伸びるかもしれぬでござるよ
象のチ○ポのように!!!!!!!!!!!!!!!! ふはははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「その口と鼻凍らせて窒息させるヨおらぁ
ボクはねぇ 下品なネタが一番大嫌いなんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このア○ルビーズ眉毛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

モリ「ア…ア○ルビーズ眉毛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガガ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(人のこと言えないのでは…)

177名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 22:14:28 ID:mrJ96oBsO
ツバメオー「まったく
あーラッキョ飯うまー…」
ぱくぱく


娘「あーっ!!!!! お兄ちゃんあたしのホンジャライコとったぁー!!!!!!!
最後にまとめて食べようと思ってたのにー!!!!!!!!」

息子「へへへっ!!!!!!!!」

妻「まぁ! いけないコ!!!」
娘「かえしてぇ!!!!!!!! ホンジャライコぉー!!!!!!!!」

息子「ホンジャライコは女が食べるものじゃないやい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

娘「違うよぉー!!!!!!!! ホンジャライコは女のコが食べるもの……だって…チ○ポだもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

妻「まぁ意味深ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

娘「パパがいつも見てるご本に書いてあった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…何を言っているのかな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

妻「あなた…」


わいわい きゃっきゃっ



ツバメオー「…」

ギル「はは………一家団欒……でありますなァ…」

ツバメオー「…」


―――

「ハッピーバースデー!!!」

「ハッピーバースデー ツバメ」

「ありがとう! ありがとう!!」

「今日はプレゼントを買ったんだ」

「嬉しい…!↑ 楽しみ!!!!」

〜〜〜

「お…お母……さん…? お父…………?
なんで……死んじゃったの…? なんでボクだけ…生きてるの……?」


―――…

ヤンデル「―――…ツバメ!?」

ギル「!!!!?」

ツバメオー「―――………」
つーーーーーーーーー……

ギル「…涙…?!」

178名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 22:40:50 ID:mrJ96oBsO
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ッッ………!!!!!!!!!!!!!!!!
あ……あう…! あう…! あう……あ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ…

モリ「何事ぞ?!」

ビラコ「どうしました…!? お腹痛いです…!?」

ヤンデル「ツバメ…………」
死ね……

ギル「ヤンデル殿…これは…?」

ヤンデル「……………たぶん…これは…」

ツバメオー「…っ! …くっ…ずぅ…! だ……大丈夫だヨ…↓
な…なんでもない……ボクは大丈夫…」

ギル「大丈夫って…! 急にあんな………全然大丈夫そうじゃないでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
もしかして何かトラウマでも…!!? 大丈夫………大丈夫でありますか…!!!!?」
ス…

バチィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「うるさいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「うッッ」

つぅ…
ツバメオー「…お前には関係ないヨ…
所詮……………」

ギル「…?」

ツバメオー「…なんでもない…
ボク ちょっと顔洗って来る……」
ガタ…

しーん…

ビラコ「…どうしたですかね…」

ギル「…家族団欒を見て急に……
…何か心に重いものを抱えてらっしゃるのでありましょうか…」

ヤンデル「…」

ギル「……自分 様子を…」

モリ「やめておくでござる
恐らくだが 今のリーダー殿が行った所で逆効果…
さっきの様子を見て分からなかったでござるかな?」

ギル「……………」


ギル(仲間の心も開けない……
ダメだ……やはり自分は…………)

179名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 23:06:38 ID:mrJ96oBsO
―――


ガチャ
ツバメオー「…」

ギル「…ツ…!」

ツバメオー「もう大丈夫だヨー↑
ちょっと象のチンコが当たっただけみたいだから↑」

ヤンデル「…」

ツバメオー「ごめんねリーダーさん! 本当になんでもないのヨ↑」

ギル「そ………そうで…ありますか…」

ツバメオー「それよりさ→
ボク達がネアメまで連れてかなきゃいけない魔法使いってどこにいんの?」

ギル「あ…あぁ!! そういえば…肝心のその方々に挨拶をしてませんでした…
のりぽん殿 魔法使いの家族の方はどちらに?」

のりぽん「あぁそうだったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
紹介するよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「俺の妻と息子と娘だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よろしく頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

親子『おなしゃーす!』

みんな『ずこ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ツバメオー「お前達だったのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え…えぇ…?!!!!! し…しかしのりぽん殿は渡り鳥じゃ…」

のりぽん「いやー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うちのカミさん魔法使いだったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の暮らしてる町もそろそろヤバくなってきたからそろそろネアメのアジトに置いた方がいいと思ってな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーわけで頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
てて〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!

ギル「そ…そうでありましたか」

ツバメオー「はじめからそれ言えヨ……」

180名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 23:35:23 ID:mrJ96oBsO
妻「旦那の仲間の渡り鳥の方に協力してもらってここまで連れて来てもらったんです
道中はこれを付けて…」
ぽわわわわ…
《胸元に石が浮かび上がった》

モリ「魔消石!」

ツバメオー「なるほど↑ どーりで分からなかったわけだヨ」

のりぽん「…ギル殿!!!!!!!!!!!!!!!! どうか妻達をお願いする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「もちろんですよ」

妻「ありがとうございます…! あなた達…! やっと安全な場所に行けるわよ…!」

息子「やったー!!!!!!!!」

娘「やっとお外出れるー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ずっとこの場所に隠れて……不安だったでありましょう」

妻「はい…やはり
この石があるとはいえ 息も付けない日々でした…
町の広場まで魔反会本部の兵隊が来た日もありますし…」

ギル「そうなんでありますか?」

妻「はい… なにやら演説してましたが…
魔法使いを貶むような事ばかり言って…胸が痛くなりました」

ギル「そうなのでありますか…
……どこの班だったのでしょう…」

ツバメオー「なんでもいいヨ
それよりはやく連れてでようヨ
さっさと終わらせたいし↑」

ギル「そ…そうでありますね」

モリ「よしっ 出発でござるか」
ガタ

ビラコ「帰ろ帰〜〜〜ろぉ」

ギル「…ごほん
では皆さん これから任務の本番でありますから気を引き締めて!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとしてもこの家族をネアメのアジトまで送り届けるでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!

ヤンデル「おー………」

ツバメオー「そんな気合い入れて叫ばなくたっていいよぉ↓
こんなもんは楽勝っしょ↓ 何事もなくハイしゅーりょ〜〜」

モリ「刺激の足りぬ任務でござる」
スタスタ

ギル「いやそうは言っても何が起こるか分かりませんから………お…おーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

181名無しさん@避難中:2014/07/09(水) 23:57:43 ID:mrJ96oBsO
――― 通り

のりぽん「出口まで送るよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「のりぽん殿はこのまま渡り鳥を続けるので?」

渡り鳥「もちろん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いのためにネアメとの橋渡しの役目を続ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
妻や子供達もネアメに行けば安心して仕事に打ち込めるってもんさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…立派でありますな」

息子「パパかっこいー!!!!!」

ツバメオー「…」


スタスタスタスタ…


ザッ…… ザッ……… ザッ…………


モリ「………?」
チラ…

《背後を一瞥するモリ
そこには通りを行き交う人々の姿があるだけ…》

モリ「…」

ヤンデル「………」
チラ…

モリ(ヤン坊……お気づきでござるか)

ヤンデル「…」
コクン…

モリ(………何者か…それも複数……にみられているような気配……
これは殺気……? …いや違う
…好奇? …疑念? ……不信…?
…あらゆる感情を感じるでござる)

ビラコ「青天狗の物まね」
ウィッ

ツバメオー「なにそれ」

きゃっきゃっ


ギル(はっ!!!!! タイトスカートの女性…! パン筋チャンス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ(リーダー殿………ギルは気付いておらぬか
家族の警護に気を配りすぎているようでござる
……この違和感 一応伝えるべきか…)

オオオオオオオオオオ……

ズ… ズ…

モリ(…視線が…増える…!!!!!!?
人から人に感染(うつっ)ているように…!!!!!!!!!!!!!!!!
…やはり伝えるべきかっ…)

モリ「…リーダー殿」
ヒソ…

ギル「なにか…?」


ガキ「ねーねー」


みんな『!!!!!!!!?』

のりぽん「ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どうしたのかね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガキ「あのさぁ…」



ガキ「みなさんは
まほーつかい ですか?」

ズズ…

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

182名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 00:45:28 ID:tzrA9z2AO
ギル「な……」

のりぽん「何故それを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキ「あっ! やっぱりそうなんだ!
だってね! だってね!」
スッ…

ツバメオー「え…」

《ツバメオーを指差すガキ》

ガキ「この人から“ぴりぴり”した感じがするもん!!!!!!!!
まほーつかいの魔力は よーく感じてみると ぴりっとね…鳥肌が立つみたいな感じで分かるんだって!
聞いたんだ! ぼく…」

ギル(聞いた…!?)

ガキ「それでね…………………」

オオオオオオオオオオ………

ギル「ッ……!」

モリ「リーダー!!!!!!!!!!!!!!!! 囲まれている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員走るでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキ「まほーつかいは わるいやつらだから
ころしてでも つかまえろって!!!」
ニギャアアアアアアアン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ズ… ズ…
パンピー達『魔法使い……… 魔法使い……… 魔法使い………』
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ………

ギル「は…走るでありますよぉぉぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

息子&娘『キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「ぐッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…!」

ツバメオー(ま…まさか…ボクのせいで…?!)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

183名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 00:55:31 ID:tzrA9z2AO
ヤンデル「ツバメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「……!」

ギル「ツバメオー殿!!!!!!!! 走って!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パンピー「逃げた……魔法使いが…」

パンピー「…追い掛けろ……」

パンピー達『追えええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


モリ「追い掛けて来るでござるッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「あひゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…!!!!!!!!」

のりぽん「一体どうなってるんだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「とにかく町の出口まで走るでありますよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!


パンピー「魔法使い…! 魔法使い…!!
悪の存在…! 力をもって生まれた争いの根源…火種…!!!!!
世界の平和を妨げる悪の枢軸…」
ぶつぶつ

パンピー「人の形をした兵器… 人の失敗作…
失敗作は…………」

パンピー達『捨てる!!!!!!!!!!!!!!!! 捨てる!!!!!!!!!!!!!!!! 捨てるゥゥゥゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「ぜ…全員目がイッてるヨ!!!!!!!! ヤンデルみたいにッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…オレは………そんな目じゃない…」
ギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「まごうことなくそんな目だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いいから走ってッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

184名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 01:11:53 ID:tzrA9z2AO
ヤンデル「ちがう………オレはそんな目じゃ……」

   < (::●::)>  < (::●::) >

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ツバメオー「いいから諦めろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「お…お2人ともとにかく走って下さいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

妻「…!」
ガタガタ

のりぽん「どうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 大丈夫か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

妻「あ…あの町の人達が言ってること…
あ…あの時…魔反会の…“女の人”が言ってたことと同じ…!」
ガタ…ガタ…

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

モリ「これは……どういうことでござろうか…?!」

ギル「……! 普通だった町の方々が…魔法使いと分かった途端に狂暴に…!?
これは…まるで“マインドコントロール”されているようであります…」

ビラコ「マインドコントロール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それって……マグロの頭を焼く?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「それはマグロの兜焼き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マとロしかあってませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「町の人をまるまるマインドコントロールとは……どのように?」

ギル「………」


ギル(…魔反会がこのまちで行ったとされる…演説…!
もしその演説でマインドコントロールをかけたとしたら…!!!!!!!!
そんなことが出来るのは………人心掌握と印象操作を得意とする班長を持つ…“あの班”かッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)

ドドドドドドドドドドドドドドド……

のりぽん「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…前を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!?』


ギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


ギル「ま…まずいッ!!!!!!!! 出口の門を閉じられるッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガッシャアアアアアアアアアアアアアンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

185名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 01:30:27 ID:tzrA9z2AO
妻「あ…あぁ…出口が…」

息子「こ…わいよ…」

娘「し…しんじゃうの…?」

ツバメオー「…!」

ビラコ「わー!!!!!!!! 門閉めた人もこっちくるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「挟み撃ち…!」

のりぽん「…ろ…路地に逃げ込もう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「逃がすなァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ついて…くんなヨっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓
アイキリ シュー メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボシュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー達『ばわわ!!!!!!!!?』

モリ「煙幕!!!!!! 今のうちでござる!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――… 路地

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「消えたぞ!!!!!!!! 探せー!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「手分けして虱潰しに探すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

わ〜〜〜〜〜〜〜〜………



コソ…

ギル「…い…行きました……」

モリ「…大変目に会ったでござるな…」

のりぽん「ちくしょぉ…! ちくしょぉ…!! こんな…あとちょっと…って時に…」

ツバメオー「…」

ヤンデル「…」
じ…

ツバメオー「…なんだヨ」

ヤンデル「…ツバメ………お前の魔力で……」

ツバメオー「……かもね」

ヤンデル「…………少しは反省しろよ…」
腹かっさばいて死ねよ…

ツバメオー「う…うる……うるさいなっ……なんだよその目…
そういう目を言ってんだヨっ…」

ヤンデル「…」
ギロッ…

バッ!!!!!!!!
ギル「喧嘩はやめるでありますよ!! だ…誰が悪いとかではありませんよ」

ツバメオー「…」

モリ「ところでリーダー殿 貴殿は先ほどマインドコントロールについて何か心当たりがあるようでござったが?」

ギル「あ…あぁ…ハイ」

186名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 01:58:45 ID:tzrA9z2AO
ギル「マインドコントロールが演説によってかけられたモノならば
そんなことが出来るのはネオ魔反会の『戦略宣伝班』と呼ばれる班であります」

モリ「宣伝…?」

ギル「本来は魔反会の活動を世に広めるための広告塔のような班でありました
戦略宣伝班は巧みな話術で人を上手く引き込み 魔反会の会員を増やすことに貢献しました
その班の班長の名は メロンピルト…………という女性であります」

ツバメオー「メロンピルト?」

ビラコ「あー!!!!!!!! 知ってるです!!!!!!!!!!!!!!!!
有名な女優さんですよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの大ヒット映画『カバとうちわとシャンプーハット』!!!!!!!!
DVDが擦り切れてペラペラのソノシートみたくなるくらい何度も見たですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「そんな有名人が班長でござるか…
拙者もあのロングラン舞台『すけべ椅子の独白』は知ってるでござるよ」

ギル「はい
しかも彼女はただの置物の広告塔ではなく 扇動者としてかなりの素質があったであります
人を引き付けるその声 心地の良いトーンとしゃべるスピード
そして綺麗事を並べた話術はまさに戯曲を聞くがごとく
怪しい魅力に多くの人が魅了されたであります
…まだ健全を装っていた前魔反会ではナリを潜めていらっしゃいましたが ネオ魔反会になってからその力を遺憾無く発揮してるでありますな…」

のりぽん「こ…これだけの人間を操るほどとは……」

ギル「メロンピルト様なら不思議じゃないでありますよ」

ツバメオー「…はっ
さすが詳しいね… 元魔反会は……」

ギル「う…」

ヤンデル「…」

モリ「なんとかしてマインドを解く方法はござらんか?」

ギル「む…難しいですね…
人数が人数ですし…………」


ヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビイィィィーーーー………ーーーーン…

ギル「ッッ…包…丁…!」
つー………

ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
パンピー「みぃつけたぁ…
バカだな こんなとこで立ち止まって…
おかげで……………」


ガチャガチャガチャガチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「武器が調達出来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

187名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 02:12:35 ID:tzrA9z2AO
ズラズラズラズラズラズラズラズラズラ
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ


ツバメオー「う…うわー…
包丁…バット…ベルト…物干竿…漬物石…
殺気こもった生活感のある道具がいっぱいだぁ…」
ぞーん……

パンピー「に…逃がさん…魔法使いは…捕まえて… 裁判だ…」
ザ… ザ…
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ギル「……! に…逃げるでありますよ…!!!!! みなさんっ!!!!」

モリ「逃げる!!? この狭い路地を!!!!!?
それは得策ではござらぬ!! そんな狭い所で背中を向けて駆けるなど 殺せと言ってるようなっの!!!!!!!!」

ギル「しかし…」

モリ「だが逆に攻撃に転じればこの状況は利となるでござる!!!!!!!!!!!!!!!!
特にこのような狭い場所は拙者にとって相性抜群にござる!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者が蹴散らしてみせるでござるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“超便利盾(チョベリグウ)”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「モ…モリ殿!!!!!!!! 待って!!!!!!!!!!!!!!!! 待つであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「なにゆえ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あ…相手は一般の…ネオ魔反会の方ではない方々であります…
力付くで傷つけるのは…あまり……」

モリ「しかし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「こ…攻撃をすれば逆に怒らせる結果になるかもしれないであります…!
攻撃はしないで…逃げましょう…!!!!!!」

モリ「バカな!!!!!!!!!!!!!!!! そんなこと言ってる場合じゃないだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「い…いやそれでも…ダメでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やっぱり…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はやく逃げましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!


モリ「……………バカな…… …正気かよ………くそッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パンピー「お…追えー!!!! 逃がすなー!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

188名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 22:01:48 ID:tzrA9z2AO
パンピー「捕まえロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「捕まえろろろォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュンヒュンヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ぬぬぬん!!!!!!!!」
ガキィンガキィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「あ…あいつら包丁投げて来るとかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ちっ…クレイジー…」


爺「天罰じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふぉぶふぁぶぉおおおおおおんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スポポォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!《入れ歯》


モリ「クレイ爺もいるぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

息子「うわああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

娘「ごわいよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

ツバメオー「お…お前らはやく走れヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「ううぅ………クソッ…クソッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「のりぽん殿……」

のりぽん「町の人達は…みんないい人だったのに…… なんだマインドコントロールって…! くそッ くそッッ
なにが魔法使いは失敗作だ…… ふざけんじゃねー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の妻も子供も……失敗作なんかじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何が違うんだ… 何が悪いんだ…」
ぽろぽろ…

妻「あなた…」

ギル「…誰も悪くなどありません
…悪いのは…善悪の線を引いてる…ネオ魔反会であります…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「……………」

189名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 22:25:56 ID:tzrA9z2AO
のりぽん「す…すまん 取り乱しすぎた」

ギル「構いません!!!!!
それよりなんとかこの町から抜け出す方法はないのでありますか!!!!!?
あの出口以外でなにか……抜け道は!!!!!!!」

のりぽん「…………ある…」

ギル「本当でありますかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「一つだけなら…ある… あの場所からなら………」

ギル「どうか案内を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「…………分かった
…なんとかみんな…逃がしてやるからな…!」
ギンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「しかしまず後ろの追っ手をなんとかせねばならんでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「だったら〜〜〜〜〜………えいっ!」
ポイッ!!!!!!!!!!!!!!!!

バラバラバラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「今の何!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「天狗まきびしですよ!!!!」


ブスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンピー「あ…あいたやなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! な…なんだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

わーぎゃーわーぎゃー


ツバメオー「きいてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「でも本来は足踏みマッサージ用の天狗様だからすぐに越えられちゃうかもですよ」

ツバメオー「足踏みマッサージ用の天狗ってなんだよ…」

ギル「好機!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! とりあえず今のうちに……」

グオッ………

パリ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンピー「逃がさああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《安堵したのも束の間!!!!!!!!
新たな一般人が建物の窓を突き破り現れる!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「ぐ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

190名無しさん@避難中:2014/07/10(木) 23:03:08 ID:tzrA9z2AO
わらわらわら…
パンピー「いたぞこっちだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「路地の向こうで一丁目の人達の悲鳴が聞こえた! こいつらの仕業だ!!!!!!!!」

パンピー「許さん!!!!!!!! 火あぶりだ!!!!!!!! 火あぶりだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

わらわらわら…

のりぽん「うぅわわわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…走って!!!!!!!! 前へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドド…
うお〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!


モリ「…先ほどビラビラ嬢が足止めした町の人間も再び追いつきつつあるでござる」

ビラコ「はやくもやぶられたですよう」

モリ「……リーダー殿! 限界だ!! 戦闘の許可を!!!!!!!!」

ギル「だ……ダメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お願いですから走って…!!!!!!!!」

モリ「…ちぃっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダダダダダダダダダダ…

よろ… よろ…
娘「ふ……ふ…えぇ…ん」

息子「もう走れ…ない…!」

ギル「も…もう少し…!!!!! もう少しでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねぇのりぽん殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

のりぽん「いや……あと30分くらいは走り続けないと路地から抜けることすら出来ない」

ギル「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「どんだけ長いんだヨこの路地!!!!!!!!
さっきからクネックネックネックネッしてるし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「まあこの路地は…この町を作った建設会社が『町に迷路があったらおもしろくね? かなりキテる臭くね?』というノリで作ったものだから かなり複雑なのだ」
毎年数人行方不明が出るくらいだ

ツバメオー「頭沸いてんのかその建設会社!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「と…とにかく!!!! なんとか……今は頑張ってまずこの路地を抜けて…」

モリ「現実的ではござらん」

ギル「!!!!?」

モリ「リーダー殿の言うことは現実的ではござらん
このまま子供を潰す気でござるか?」

ギル「そ…それは…! し…しかし…」

モリ「………町の人間も傷つけず…この家族も救う…
…何もかも不安定な希望 独りよがりのただのたゆたう理想論
……綺麗事を並べてるのはリーダー殿も同じではないか」

ギル「…!!!!!」
ズキンッ…!!!!!!

モリ「甘いと言っているんだよ
悪いが…リーダー殿の命令には背かせてもらう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

191名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 00:09:39 ID:FgRI5GYsO
モリ「チョベリグウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「モリ殿ッッ」

のりぽん「ひ…一人であの軍勢の中に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…………問題…ない
…………あの人は…オレ達の中で別格に強い………
…………ただの一般人にやられない」

ツバメオー「ただ…」


モリ「せえええええええええええええい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー『!!!!!!!!!!!!!!!!?』


のりぽん「な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 一般人の中にそのまま突っ込んだ?!!!!!」


パンピー「なんだこいつ!!!!!!!!!!!!!!!! 俺達を掻き分けてわざわざ囲まれにきたのか!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「やっちまえやっちまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボコスカボコスカボコスカボコスカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「…」
すぃ〜〜〜ん

パンピー「な…なんだこいつ!!!!!? 殴っても殴ってもまったく無反応…!!!? き…効いてないのか!!!!!!?」

モリ「………はぁ〜〜〜〜…」

パンピー「ため息!!!!!!?」

モリ「おたくらやる気あんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー達『何が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

モリ「わざわざ…わざわざ真っ只中に入り込んだのに……殴る蹴るの暴行とかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やる気あんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ねえ殺る気あんのこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
おたくらの手にあるものは飾りかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「なにいってんのこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「だ…だったら望み通り使ってやんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴッ!!!!!!!!!!!!!!!! ボゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「はいバット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いいよーうん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも釘も欲しいかなバットなら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい次!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「こ…このマゾ野郎〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオオオ!!!!!!!!

192名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 00:24:58 ID:FgRI5GYsO
ズブリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「ひ…ひっ……や……やっちまっ…!」


のりぽん「ほ…包丁で……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


モリ「ッッッ…うッ…うっおぉ…!!!!!!!!!!」
よろ…

モリ「な…るほ………ど………グフッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「これが包丁の刺され心地かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
きらぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にこやかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


のりぽん「えぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「あぁいうとこだヨ……」


パンピー「な………」
ガタガタ…

モリ「剣や槍とはまた違う刺され心地やねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとも無骨で鈍い刺され心地? 研ぎが甘いからこそ感じる不快な痛み?
新しいです!!!!!!!!!!!!!!!! 新境ォォ〜〜〜〜〜〜〜〜地!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パ〜〜〜〜〜〜〜〜ラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「なにいってんのこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「おうどした?!!!! もうしまいか!!!!!? まだ腕しか刺されてないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁそうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぬぎっ!!!!!!!!
モリ「鎧が邪魔か!!!!!!!! さぁ来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「鎧脱いだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「き…気持ちわりぃぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドスッドスッドスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「はい脇腹きました!!!!!! うん!!!!! 出刃包丁もなかなかやね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハイ次ぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンピー「釘バット用意してきました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「よっしゃ来いやァーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頭だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スィッ


のりぽん「なにやってんこの人ぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゾゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

193名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 00:36:17 ID:FgRI5GYsO
のりぽん「な…なにをしてるんだあの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 変態か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「まぁ間違っちゃいないね」

ビラコ「モリちゃんは生傷マニアですよぉ」

のりぽん「生傷マニア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「か…体にわざと傷を付けるのを趣味にしているのでありますよ…
モリ殿はあぁしていつもわざと怪我をされるのであります…」

のりぽん「嗜好が新人類すぎるだろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「まぁ…あんなことが趣味のように行えるのは…異常なまでに鍛えられたモリ殿だからでありますが…
良い子は決して真似しちゃダメでありますよっ…!!!!!!」
ぽんっ

息子「出来るかよ」

娘「やるかバカ」

ヤンデル「…!!!」

ズザザザザザザザザザァァーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新たなパンピー「居たぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「うば!!!!!!!! 向こうからも来た! 挟み撃ちだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そ…そんなっ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…………ギル……やるしかないよ……」

ギル「〜〜〜〜…!!!!」

新たなパンピー「うごぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」
ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
新たなパンピー「あごっっ!!!!」
ガクゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…出来るだけ手加減はする」
ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わーわー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

194名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 00:51:38 ID:FgRI5GYsO
わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ハァ…ハァ……おっと
そろそろ拙者も役を果たさねば」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「…」
ヒュンヒュンヒュン!!!!!!!

トトトトトトトトトトンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《当て身などでパンピーを倒すヤンデル》

ギル「…!!!!!」


ギル(じ…自分は無駄な争いはしたくなかっただけ…
ましてや本来戦いと無関係の方々を傷つけるなど…………
家族の方も無事に……そして町の方々を傷つける事無くやり過ごせるのが一番理想……
理想…………理想……理想…論……)


――― 綺麗事を並べてるのはリーダー殿も同じではないか ―――


ギル(綺麗事…………たしかにそうかもしれない……………
――――……自分はその綺麗事を実際に実現する力もないのかッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方だったら………あの方々だったら……)
ギリッッッ…!


妻「きゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「!!!!!!!!」


妻「やめて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パンピー「死ね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

娘&息子『う…うわあああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ツバメオー「キンキガン ヒューダマ メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴカァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンピー「へッげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサッ…

妻「…! あ…ありがとうございます…!!!!」

ツバメオー「ふん…っ」

―――

のりぽん「ぐっ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブン!!!!!!!! バキバキッ!!!!!!!!

パンピー「しゃらくせぇ!!!!!!!! ノコギリアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「う…うわぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「鞘淵東!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「ひぎっぷ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザー!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「す…すまん…!」

ギル(…考えてる場合じゃッ…ない…!!!!!!!
今は実現出来ない綺麗事のことを考えるより 目の前の人を守るのであります…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

195名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 01:05:55 ID:FgRI5GYsO
――

モリ「…む! リーダー殿もやっと動いたか
……それでいいでござる
今はまだ 理想は夢想でいい
未熟の中で…力を付ければいいでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

パンピー「なんかするぞ!!!!!!!! お…押さえろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

どわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「…残念 …もう“挿した”
止められぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュコココ……

ウィンウィンウィイイイイイイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガチャコォオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? た…盾の形が変わった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
初心者マークみたいな形の盾が………円が幾つも重なったような模様の丸盾に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「…拙者の盾『超便利盾(チョベリグウ)』は裏側のくぼみに あらゆる攻撃形態を記録したカートリッジを嵌め込むことで瞬時に形と性能が変わるのでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今さしたのは『衝撃』のカートリッジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その名も………『超螺旋盾(チョベリグル)モード』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この盾の性能はッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポポ…

パンピー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ドッッッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサササササササーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「周囲のあらゆるものを…吹き飛ばす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

196名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 22:18:41 ID:FgRI5GYsO
ドゥゴオオオオオーーーーーーーーーンッッ……


ざわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー「な………なん…だ…!?
向こうの皆が吹き飛ばされたぞ…!!!!!?」

パンピー「ば…化け物…」

ガクガク ブルブル

ギル(今のを見て士気が…!!!!!)

ギル「皆さん今のうちに行くでありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ヤンデル殿ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」
コクン… ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…はあっ」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バキ…バキ…バキ……
ガラガラガラガラガラガラァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《ヤンデルが道を粉砕し新たな道が出来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「と…とりあえずこちらから逃げるでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ったくー」

のりぽん「行くぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

妻「は…はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


モリ「では拙者も
………もうついて来ない事を推奨する」
ジャキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パンピー達『…!!!!』


―――

ダダダダダダダダダ…

ビラコ「…はらー…! なんとか危ないのを抜けて良かったですねぇ…!」

ツバメオー「まったく やりづらいヨ」

モリ「最後は動いたでござるなリーダー殿
綺麗事だけでは事は済まない……それが分かったでござるかな」

ギル「えぇ…
……しかし次もまた町の方々が襲って来たら…自分はまた迷うでしょう」

モリ「…なるほどな」

モリ(まだ甘い…)


ダダダダダダダダダ……

197名無しさん@避難中:2014/07/11(金) 22:52:57 ID:FgRI5GYsO
―――

のりぽん「…この先だ!!!!!!!! 路地を抜けるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「やっとかヨ…」

ギル「どうやらヤンデル殿が開いた道が近道だったようでありますなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「一般人も追ってこらぬでござる
気力を失ったか」

ギル「あとはのりぽん殿の知ってる抜け道とやらまで行くだけでありますっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「もうすぐそこだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら…………見えたぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


のりぽん「『モンキーランドハピネススーパー温泉THE市役所』だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「来ちゃったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「ここに町の外へ続く抜け道があるのだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「来ちゃったよ!!!!!!!! 図らずも来ちゃったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「派手な建物でござる…」

ギル「この建物はなんの建物でありますか?」

のりぽん「そのまんまさ
市役所とスーパー温泉が合体した施設さ」

ツバメオー「なにそのありえへん組み合わせはッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「内部はあらゆる温泉プールがある まるでアトラクションのようにな
おかげで意味もなく住民票を取りに来る町の人間もたくさんいるのだ
夏になるとカップル達がここで遊びたいがために婚姻届けと離婚届けを交互に申請してくるほどだ
おかげでこの町の結婚率と離婚率は世界一さ」

ツバメオー「もうそれ普通にスーパー温泉だけやれヨ…」

198名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 00:19:26 ID:tUxWz4X.O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org40636.jpg

199名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 00:36:48 ID:tUxWz4X.O


ガチャ

かぽ〜〜〜〜〜〜〜〜ん……

ツバメオー「すげぇ………開けたらすぐ温泉とか…」

モリ「温泉を抜けた奥に窓口があるのがなんともシュールでござる」

ビラコ「お…泳ぎたい… 浴そうに天狗の鼻を浮かべてその上にダイブしたい…」
プルプル…

のりぽん「今日は土曜日なので休みだな…都合がいい
こっちだ」

―――

のりぽん「この温泉だ」

ギル「…? フタがしてありますが…」

のりぽん「開けてみるといい」

ギル「では…」
ガコ…

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なんと深い穴……」

のりぽん「世界一底が深い温泉を作ろうと調子に乗って掘りまくったら地下の下水道まで掘り進んでしまったらしい」

ツバメオー「アホかヨ…」

ギル「…!! したらばッ ここを下り下水道を通ればッ…」

のりぽん「町の外のドブ溜まりから町の外へ抜け出せる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「ただし絶妙にくせーけどなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「絶妙に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 嫌だヨそれッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「大丈夫でありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
この世にウンコ魔法より臭いモノなど存在しません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それを直に飲まされた自分にとっては下水道の匂いなど香水と変わりありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「どんな経験してんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「しかしこの深い穴をどう降りる?
拙者は裂傷程度なら喜んで受けれるが 他はそうはいくまい」

ツバメオー「当たり前だヨ」

ビラコ「じゃあ私にまかせてですよ」

ビラコ「この黒天狗の鼻を押せば……」
ポチッ

グイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン……
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「鼻が伸ばせるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
これで滑り降りるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんだその謎機能!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

200名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 01:14:30 ID:tUxWz4X.O
――― 下

スタン…
ギル「…とっ… …かなり深かったでありますね」

のりぽん「こっちだ」

ツバメオー「っぷぁあああああ〜〜〜〜〜〜〜…!!!! …くさいっ…!!!!
死ぬーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「死ね……」

ギル「…」

ギル「スウウウウウウウウウウウーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!《深呼吸》

ツバメオー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「……………ふふっ」
ニギャリッ!!! グッ!

ツバメオー「いや………自分は大丈夫ですよアピールしなくてもいいから」


――― そすて…

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

息子「外だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わっ!!!!!!

娘「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわいきゃっきゃっ

ヤンデル「………着いた…」

モリ「なかなかクレイジーな時間でござった…」

ビラコ「匂いが鼻に残ったです」

ツバメオー「お……おえぐちょぶばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロロ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「汚…!」

ギル「ふふ…」
ぽんっ…
どやりっ……!

ツバメオー「だからアピールいらねーつってんだろうがヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

201名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 01:28:57 ID:tUxWz4X.O
そしそして…

ギル「何事もなくアジトに到着したであります
傭兵に遭遇しなくて良かったでありますな」

妻「ここが…」

のりぽん「あぁ ここがネアメのアジトだ
もう安心だぞっ!!!!! 俺も付いてる!」

息子「やったー!!!!!!!!!!!!!!!!」

娘「パパもー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「結局のりぽん殿もネアメに帰還を?」

のりぽん「あぁ あの町にはもういられないからな…
また渡り鳥は再開するが とりあえずしばらくこのアジトに居させてもらうつもりだ」

ギル「えぇ その方が子供達も良いでありましょう」

のりぽん「………」
スッ…《並ぶ一家》

のりぽん「……俺の家族を……ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうかよろしく頼むっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぱぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「も…もち…もちろんでありますよッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これからは皆さんネアメの家族であります!!!!!!!!!!!!!!!! 共に助け合っていつか魔反会を打ち倒しましょう!!!!!!!!!!!!!!!!
ねぇ皆さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「お風呂ーお風呂ー」

ビラコ「天狗のお手入れ〜〜」

モリ「さぁ生傷の保全でござる… フフ…刺され心地日記にも記さねばな…」

スタスタスタ…

ギル「お約束ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズココー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

のりぽん「…あんたも大変そうだな」

息子「おっさん達仲悪いの?」

ギル「は…はは……まだちょっと…でありますよ
でもいずれはきっと…!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

息子「へー
まー頑張れよおっさん」

ギル「応援ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル(まず…“おっさん”を訂正すべきじゃないかな………)

202名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 01:52:05 ID:tUxWz4X.O
そすて



ギル 自室

ギル「…ふー ディミリア様への報告も完了であります
………今日もなんとか…やれた…のでありましょうか」

ギル「………いや
…まだまだ…チームとしてはグダグダでありました
…もちろん皆さんは悪くないであります 悪いのは自分であります
……皆さんに認めてもらうために 精進して立派なリーダーにならねばならないであります…
そして……もっと強く……もっと強くなって…
全てを守れる人になるであります
増えつつあるネアメの人々も… 世界で涙を流す魔法使いの方々も…そして 自分の理想も…守れる人間に……
…………なってみせる……」
ぐっ…

ギル「…………さて
……あまり固いことを考えてると 脳が石になってしまうでありますな
そろそろ“息抜きタイム”といきますか……」
ゴクリ…!!


―――

スタスタ
ヤンデル「………」

ヤンデル(みんなが思うようについて来なくてギルがヘコんでそうだ
部屋に遊びに行って すこしでも元気になってもらおう…)
ツバメオーと2人きりになるのもヤだし…

スタスタスタ…ぴた…

ヤンデル「…ここか」

コンコンコン

ヤンデル「…?」

しーん…

ヤンデル「いない…?」
ガチャ…そー…

ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぶひょふぇへへへーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
秘蔵のパン筋コレクション大放出でありますぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今日はどのパン筋写真で悶々しましょうかねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おうぃwwwwwwwwwwwwwwwやはりタイトスカートごしのパン筋かオーソドックスかにゃぽぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ほしゅぶれれれぇwwwwwwwwww浮き上がるおパンチュんもんももーwwwwwwwwwwwwwww
ほっふぃいーwwwwwふぃふぃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwんばーwwwwwwwwwwwwww
待てぃよぉwwwwwwwwwたまにはマニアックなパン筋写真をスリスリしたいにゃあwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんかないかにゃーwwwwwwwwwwwwwんひひっほひーのwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぱ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
スパッツごしのパン筋きましたわあああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwほんぐょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たまんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! たまんねたまんねたまんねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
溜まんねこれ何かが溜まんねヒョーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぶりゃひゃべーwwwwwwwwwwwwwwwこれやべえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
君に決めたっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 視線!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!


ヤンデル「―――」
ワナワナワナ


ギル「う…うぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

203名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 02:08:36 ID:tUxWz4X.O
ギル「―――」
《白目》

ヤンデル「―――」
《四白眼》

ず〜〜〜〜〜〜〜〜ん…


ギル「………」

ヤンデル「………」


ギル「HAHAHAHA どうしたんだい?」
きらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜………《何食わぬ顔》

ヤンデル「………!」

ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ヤ…ヤンデル殿おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お待ちをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガク〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「まっしたわな(しまった)ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最悪な場面を見られてしまったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
毎夜恒例パン筋鑑賞ぐぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わなわなわなわなわな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジョバー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《失禁》

ギル「こ…こんな変態な姿を見られたらリーダーとしての威厳がぐあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや元から無いけどもおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
せっかく仲良くなれたのにいきなり軽蔑された〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
い…いやまずいぞ!!!!!!!! このままヤンデル殿がツバメオー殿に今のことを話したら…!!!!!!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!! 嫌だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
考えたくもないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「き…決めた!!!!! 情けない思いをするまえにこの腹をかっさばいて…」
カチャリ…

ガチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「ハァッ…ハァッ…!!」

ギル「ヤ…ヤ…ヤンデル殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あ…あのっ…さ…さっきのはですね ちょっとした鍛練でしてね 決して――」

ヤンデル「…」
ぽいっ

バララララ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!? 写真!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これは……」

ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ブ……ブラ筋写真!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……………俺のコレクション…」
ニ…

ギル「ヤンデル殿…!」

ふぁあああああああああああ…………



その夜
2人は互いの“筋”への思いを語り明かしたという…
2人の絆は深まった……

204名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 02:21:09 ID:tUxWz4X.O
――― 夜中


ほー… ほー… ほー…
リーン… リーン… リーン… リーン…


ディミリアの部屋………


ディミリア「………」

??1「先生… それは本当ですか…?」

ディミリア「……はい」

??1「……」

??2「先生… なんとか ならないのか…?」

ディミリア「………私も最善は尽くしました… でも…………
ごめんなさい………」

??2「…くっ…!」

??1「いいんです先生
先生が私のために あの手この手と治療を施してくれたのは
私が一番知っています」

ディミリア「…」

??1「先生がいなかったら私はもっとはやく死んでたと思うんです
ね………お兄ちゃん」

??2「………」

??1「私はいいんです
ただ私は この日まで先生が私のために色々としてくれたっていうことがとても嬉しいんです
それだけでいいんです
私はそれで十分なんです」

ディミリア「………うっ…!! うぅっ…!!!!!!!」
ぽろぽろぽろ……

??1「先生………私のために泣いてくれるのですね
……嬉しい ………その思いで…十分です
それだけでいい… 私はそれだけで幸せです
それだけでいいんです…」

ディミリア「ッッ……!」

??1「私は死ぬのは怖くありません
でも……一つだけ…」

ディミリア「なんですか…?」

??1「………最後の最後に…私は“お願い”をしたいんです
先生 どうか私のわがままを…聞いてくれませんか…?…―――」



――――――――………

205名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 22:36:48 ID:tUxWz4X.O
――― 超朝っぱら ―――

キキルコッコー!!!


ギル「…ふぁ……むにゃ… ねむ…であります…
まさかこんな早くに起こされるとは…
ヤンデル殿と筋談義をしていたら夜が更けていたであります……」

ヤンデル「…」

ギル「あぁいやヤンデル殿は悪くないのでありますよ
男同士であぁして語らうのも 同じ部屋で寝るのも修学旅行のように久々で楽しかったですし…
しかし…良かったんですかね? 部屋にヤンデル殿が帰ってこなかったらツバメオー殿が心配するのでは…」

ヤンデル「たまにはいいよ……」

ギル「それならいいのでありますが…
しかしヤンデル殿 自分の部屋でお泊りしたばっかりに自分と共に朝早くから起こされるハメになったでありますね
しかし…一体なんなのでありましょうか… ディミリア様から急な召集とは…」

ヤンデル「…内容は…?」

ギル「分かりません
とりあえずこれからディミリア様のお部屋に行くのでありますが…
どうやらもう一人呼ばれた方がいらっしゃるようであります
とりあえずその方を待って……………ムッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピクンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぐんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「そこォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


カアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ポポンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「………天狗?」


スッ…
ビラコ「ばれちゃったですね」

ギル「やはりビラコ殿でありましたか」

ビラコ「ふふふ ギル君腕をあげましたね」

ギル「二度目ですから
今回は天狗の気配を感じました」

ビラコ「やるー♪ ですー」

きゃっきゃっ


ヤンデル(なんだこの2人…)

206名無しさん@避難中:2014/07/12(土) 23:14:21 ID:tUxWz4X.O
―――

ギル「ディミリア様に呼ばれてたもう一人の方とはビラコ殿でありましたか」

ディミリア「はいですよぉー センセが急に呼ぶからビックリしたですよ」

ヤンデル「…先生…?」

ギル「ディミリア様の事でありますね」

ビラコ「そうですよぉ
ディミリアセンセは私と同じ医大の出で センセが先輩だったですよ
すごく成績も良くて腕もすごいから勝手にセンセって呼んでるですよ
私このネアメでも元もとはセンセの助手として働いてたですよ」

ギル「ビラコ殿が治療に使う治癒札もディミリア様が魔力をこめているものでありますからね」

ヤンデル「へー…」

ギル「しかしビラコ殿がわざわざ呼び出されるとは
普通の任務とは違う気配を感じるであります」

ビラコ「なんでしょでしょ?」


――― ディミリアの部屋

ギィ…
ギル「ディミリア様ッ ただいま参りましたっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「おはようございます 朝から呼んでごめんなさい」

ギル「いえ…」

ガバーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「センセーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! おはよですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「ビラコさん おはようございます
今日も天狗さんが輝いてみえますよ
あら? 今日のお面は烏天狗?」

ビラコ「そうですよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! さすがセンセはよく分かってるですねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
才色兼備で天狗知識も備えたセンセはいいお嫁さんになるですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」

ディミリア「あはは…私がお嫁さんだなんて…まるで天狗の木登りですよ」

ビラコ「さりげのない天狗の諺キマシタワーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすがセンセ!!!!!!!! そのウイットさに痺れる憧れるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「やめてくださいビラコさん… そんなにおだてられたら天狗になってしまいますよ」
どや…

ディミリア「畳み掛けてキターーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「さ…さすがディミリア様っ… 絡み方を分かってらっしゃる!!!!」
メモメモ

ヤンデル「…」

207名無しさん@避難中:2014/07/13(日) 00:16:01 ID:LQnv11YQO
ギル「して…
こんな朝にお呼びだしとは一体…?」

ディミリア「はい
実はギルさんのチームに急ですが特別な任務をしてもらいたいのです」

ギル「特別な……でありますか」

ディミリア「……ギルさんのチームには連日任務をしてもらって 今日はお休みしてもらおうと思ったのですけど……
この特別任務は繊細かつ迅速で確実さ…そして心強さが必要です
そしてそれは最も信頼出来るギルさんのチームをおいて他にいないので…」

ギル「じ……じじじじッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分のチームが最も信頼出来るですと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?/////」
かあああぁ〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そ…そそそそそっ!!! そんななんと勿体ないお言葉っっ
じ…自分なんて……あぁいやッ!!!!!!!! チームの自分以外の方々は皆素晴らしい方ばかりですけどもそれでもやはり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんというかものすごく恐れ多いというか気恥ずかしいというか逆に困るっていうかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
にへら〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
くぃっくぃっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ものすごいニヤケ顔で小躍りしてるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル(わかりやす……………)

ギル「はぁはぁ……と…とても恐縮ではありますがその誉れ ありがたく頂戴するでありますッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「はい」

ギル「し…して!!!!!!? 特別任務とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「……………………それは…
…護衛です」

ギル「護衛? またどこかの町で魔法使いの方が待っていらっしゃるので?」

ディミリア「いえ …今回は“逆”です
このネアメにいるある魔法使いを護衛し 外の世界を回ってほしいのです」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ざわっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…?!! 魔法使いの方を…わざわざ外に…!!?」

ビラコ「それって危険なんじゃないです? 何故わざわざ?」

ディミリア「“願い”だからです
…ある薄命の少女の……最後の願いなのです」

ギル「…!?」

ビラコ「…まさか…!」

208名無しさん@避難中:2014/07/13(日) 01:01:56 ID:LQnv11YQO
ギル「ビ…ビラコ殿 知っているので!!?」

がたっ!
ビラコ「センセっ!!!!!!!! それ…本当です!!!!!!!!!!!!!!!!?
も…もう…あの子はダメなんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギュ…
ディミリア「……はい
………私も色々な手を尽くしましたが…
……もはやどうすることも…」

ビラコ「…………」

ディミリア「…まだあんなに若いのに………悔しいです…
医療の限界が……いや…自分の未熟さが………
御祖父様ならもっと……! …!!」

ビラコ「センセ…! 自分を責めないで…!!!!!!!!
センセは誰よりもあの子のために戦って来たんです…!!!」
ぽろぽろ…

ギル「あっ…あの…!
…一体どういった話なのでありますか?
自分にはさっぱり…」

ディミリア「………その子の名前は“もみーの・ツウフ”
初期ネアメが壊滅する以前からネアメのアジトで私が看ていた病気の少女です
その子が患っているのは……『超ビックラ・ストッピングハート病』…いわゆる“不治の病”です
…日が経つにつれ心臓の鼓動が弱まり 最後には止まってしまう現代最後の不治の病と呼ばれてる治療法が皆無の病気です
…私は治癒魔法を使ってその病気の進行を遅めていたのですが……もう限界が来たのです
あの子はもう いつ心臓が止まってもおかしくありません
今日一日は持つとしても……明日には…明後日には…………少なくとも3日は生きられないでしょう」

ギル「な…なんと… そんな方が居るとは知りませんでした…」

ディミリア「その子はとても強い子でした いつも朗らかでとても病気とは思えませんでした…
その事実を話しても あの子は泣いたり取り乱したりするどころか…
私にっ……感謝を…!!!!!!!!」
ぶわっ… ぽろぽろ…

センセ「センセ………うぅ…」

ギル「………その…方の… さ…最後の願いというのは……」

ディミリア「…はい
あの子は外へ………自身の故郷などを巡ることを望んでいます
ギルさん達のチームには あの子の護衛をしてもらい 一つでも多くあの子の最後の心の清算を手伝ってほしいのです…
あの子の願いを…私は叶えてあげたいっ…!!!!
まかせられるのは…あなた達だけなんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お願いします!!!!! あのこに…最後に…最高の景色を見せてあげてください…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

ギル「…」

ヤンデル「…………」


ギル「…もちろんであります…!
その任務……引き受けますッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「…!! ありがとうございますッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

209名無しさん@避難中:2014/07/13(日) 23:15:19 ID:LQnv11YQO
そして


ギル「というわけであります」

ツバメオー「というわけじゃないヨ! こんな朝っぱらから呼び出してさぁ?↓
それってつまりボク達は休み返上ってわけでしょ?↓
マジありえんてぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
働かせすぎだよこんなもんは!!!!!!!! 超絶ブラックもいいとこだヨこんなもんはッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だんだん!!!!!

ヤンデル「…仕方ないだろ…」

ツバメオー「仕方なくなくないしっ!!!!!!!!!!!!!!!!
てゆーかヤンデルぅ!!!!? お前昨夜はどこに居たんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクを部屋に一人で残すなんて気が狂ってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怖かったんだぞバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムガォー!!!!!!!!

ヤンデル「…」;

ギル「あわわ…やはりご立腹ではありませんか……」

ツバメオー「夜遊びするときはボクに前もって言っておく約束だろーが!!!!!!!!!!!!!!!!
なにしてたん!? どこの誰とヨロシクやってたのかいっちょツバちゃんに言ってみなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……………ギル…」

ツバメオー「は…はぱわあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「は…はぱぱぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! おぺぇーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アッ…アッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「

               _,,-i、
              _,,―''"`  ゙l,                        __
        _,,-‐'″      ゙l、                         /| `゙'''ー-??
    ,,,,-‐"`         _   |、                     ,i´l゙     .l゙
 .,,-''"`       _,/"|   ,li、                       丿 .l゙     ,l゙
..〔       _,,,-'"゛  .|   ,"|、                     ,/  │    │
 `ヽ   .,,-'"` ,,,-, ,l゙   │ ゙l、                 ,/   ,|    ,i´
   ヽ ,/  ./′ ゙ッ′  丿  .゙l                 ,/   ,l゜   │
    ゙'ヽ、   ヽ      .,/_,,,,,,,,-←i、  ,,-‐i、         丿    l゙    ,l゙
     `'-,、  ゙i、   .,,/` ゙l  |  .゙l  ゙l  ゙l .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ィニ,,,,,,,、 .|   ./
       `'-、 ゙l   ゙レ、 ゙l  .゙l  .゙l  |  .| .l゙゙l             |  .|   │
         `''-|    | \ │ .゙l  ゙l .|  .l .| ,←―――――-r",,-“',,,Z″
          /    |  `'i、l,--←'''''゙l /  .l│l゙        ,,-ンシ广゛ l゙
         丿    .|   ゙'ミヽ.__,,,,-'"  .,iト|│      ,,/ンシ'゛ .l゙   .|
           ,i´    /     `!|、    ,l゙l゙|.l゙     ,,r'/シ'".,,/゙~゙゙二''"
         `'ヽ,、 .,/       ゙゙l,_,,,,-''"` ||,l゙    .,,/゙lソ'゙,,-'"_,,,-‐'″
           `'ヘ-,,,、      `'i、   ,lリ   .,,,ji!'彡‐,ン‐'"
               `゙''ー-_   `ヽ  .l|" ,,,il|リニン''″
                   `゙'''ー-,,,,\ ,リ,,,終゙‐'゛
                        `゙'"゙'゙″




ギル「ナニを想像してるかは分かりませんがそれは勘違いであります」

210名無しさん@避難中:2014/07/13(日) 23:34:07 ID:mQ1gE/cY0
wwwwwwwwwww

211名無しさん@避難中:2014/07/13(日) 23:39:25 ID:LQnv11YQO
ツバメオー「お…お前らボクの知らないところでBLを加速させやがって…!!!!!!!!
需要ないっつってんだろーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「だから違いますって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…ただのお泊りだろ……
それくらい誰でもやる………
ツバメは友達いないから経験ないだけ………」

ツバメオー「な…なにおー!!!!!!! ボクだってなぁ…ボクだって隣町のかなた……… …!!
キ…キイィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 嫌なやつ思い出しちゃったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんなバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」;

ツバメオー「ボ…ボクは孤高の戦士だから友達なんていらんのだヨ!!!!!!!!
ヤンデルっつー下僕だけで十分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かったか! バーカバーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぷぺぺぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」;

モリ「その話は置いといて……
命の火が消えかかった少女の最後の思い出作りの護衛でござるか
なかなかデリケートな任務でござるな」

ツバメオー「そうだよ!!!!!! 死にかけなんかが来たら変に気ィ使っちゃうヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
やりづらいったらないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「それが…ディミリア様からは『必要以上に気を使わなくていい 普通に…友達のように接して欲しい』……とのことであります」

ツバメオー「なにそれ!!!!! 簡単に言うなぁ統括サン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「まぁツバメはぼっちだから……普通の友達感覚…分からないだろうな…」

ツバメオー「ん…んなんだとーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんか今日はまた随分と強気じゃないヤンデル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


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