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【リレー】第2回創発キャラトーナメントバトル【part3】

1名無しさん@避難中:2011/07/27(水) 01:06:39 ID:WXKLCzWU0
ここは創発のキャラを使ったトーナメントバトルをリレー形式で行うスレです

《まとめ》
http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/1023.html

《過去スレ》
リレー小説でトーナメントバトル
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1294915051/
【リレー】第2回創発キャラトーナメントバトル【part2】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1295684382/

《前大会》
第一回創発トーナメント(ルパン「とんでもねぇ大会だぜジゲ〜ン」)
http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/276.html

88名無しさん@避難中:2011/09/20(火) 17:06:19 ID:/Jw0IaqA0
   _|\
  \   |
 </ ̄ ̄\
 /   _ノ  \        …………。
 |    ( ◎)(◎)
. |     / ̄ ̄ ̄\
  |    \ ̄ ̄ ̄フ
.  |      ̄ ̄} ̄
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、

89名無しさん@避難中:2011/09/28(水) 17:21:57 ID:ZDntQiRIO
大乱闘創発シスターズ

90名無しさん@避難中:2011/10/07(金) 22:54:11 ID:XnVLQrugC











91名無しさん@避難中:2011/10/07(金) 23:52:57 ID:ih74cEbQ0




…ん?

92名無しさん@避難中:2011/10/24(月) 22:22:11 ID:9lnYwiKYO
(^人^)

93名無しさん@避難中:2011/11/07(月) 19:00:26 ID:vdDELBiUC
迎えるか一周年


余裕で迎えそうだな……

94名無しさん@避難中:2011/11/07(月) 19:03:46 ID:FyyM8ek.0
もうマックスコーヒーが主食の生活は嫌だお

95名無しさん@避難中:2011/11/24(木) 20:47:16 ID:PNH1sAdIO
ぬッッッッ








るッッッッ








ぢッッッッ

96名無しさん@避難中:2011/11/27(日) 18:19:17 ID:.gripqjAO
(;D)| ̄|_

97名無しさん@避難中:2011/12/07(水) 08:59:40 ID:IIZ2S11QO
( `;ω;)o彡゚

98名無しさん@避難中:2011/12/27(火) 11:56:37 ID:QBcoYFRsO
こねままじゃ一周年になっちまうぜっ……

99名無しさん@避難中:2012/01/06(金) 01:27:48 ID:1OXLKMzEO
age

100 ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:31:56 ID:gCJJ3PvE0
第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ
投下します

101二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:32:43 ID:gCJJ3PvE0
SSPことニール・アルバート・フロントフィールドは、トイレで用を足していた。
観客用のトイレが混雑していたので、選手用のトイレまで足を運んだ。
ここにいると会場の喧騒がまるで嘘のようだ。
落ち着いた気分で水を流し、洗面台で手を洗う。
そのまま去ろうとしたまさにその時だった。
ガタッ。大きな音が掃除用具入れの方から聞こえてきた。
用具が倒れた音にしては鈍い。もっと大きな質量が動いた音のように聞こえた。
ニールは用心しつつ掃除用具入れに近づき、そっと扉を開いた。
「――!!」

「二回戦も残すところこの一試合となりました! さあ、両選手に登場していただきましょう。
 S.ハルトシュラー・アーンド……あれ?」
アンテナさんの締まらない声を受けて「二人」がリング上に姿を現す。
一方は、一見ドレスを身にまとった少女、されどその実体は『創発の魔王』、ハルトシュラー。
他方は、鍛え上げられた肉体を風に晒しながらも、素顔だけは決して見せない、
「スイカだーっ!」
スイカの皮で顔を覆った男、リザーバーのすいかさんだった。
「マシロ選手はどうしたーっ!」
すかさず審判よし子からのツッコミが入る。
すいかさんは答えた。
「彼女ならもう……来ないと思うよ。」
その発言の纏う空気に、会場が凍りついた。
言い方からして、彼が何かを知っているのは明白だ。
あらゆる方向からの不審、あるいは敵意が彼に向けられる。
しかし彼は(見えていないからかも知れないが)全くひるむ様子を見せない。
そんな中、一番強く殺気を放っていたのは、意外にも目の前の小さな魔王だった。
震える手を抑えながら、ハルトシュラーは審判に声を掛ける。
「よし子、いいな?」
把握していないリザーバーの登場というイレギュラーな事態にしばし呆然としていたよし子だったが、ハルトシュラーの声に我を取り戻し、
「あ……始めっ!」
戦いの幕開けを宣言した。

102二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:33:00 ID:gCJJ3PvE0
開始と同時に、弾丸のごとくハルトシュラーが飛び掛かる。
直立不動の相手の腹に、渾身のボディブロー。
「ハルトシュラー選手! いきなりのスマッシュヒットです!」
すいかさんはどストレートに飛ばされ、壁をぶち壊してようやく止まった。
どこかで見たような光景だ。
しかし前回と違い、この場にいる誰もが、これで終わったようには思えなかった。
あれだけ不気味に登場したすいかさんがこの程度でくたばるはずがない。
そもそも、ガードも何もしないというのは明らかにおかしい。
わざと受けたのではないか。その疑問を裏打ちする言葉が、壊れた壁の奥から発せられる。
「良い当たりだね。」
土煙の中から姿を現したその鋼の肉体は、少し汚れはしたものの、かすり傷ひとつ負っていなかった。
「じゃあ、こっちも行くよ。」
言うが早いか、すいかさんはハルトシュラーの元へと駆け寄る。
(身長差から考えて、蹴りがくるだろうな。)
即座に判断し、ハルトシュラーは構える。
すいかさんの一手は、彼女の狙い通り蹴りだった。右脚での回し蹴り。
これを左腕でガードし、右腕で……と、思考途中に顎への衝撃。
「なんとすいか選手! あの体勢から左脚で蹴り上げました!」
「筋力にものを言わせた強引な蹴りだねえ。
アンテナさんの実況を、解説の柏木が補足する。

「ちっ!」
舌打ちするハルトシュラーに、すいかさんは悠然と立ちふさがる。
「もっと本気を出してもいいんだよ。」
「言われなくてもそうする。」
片膝を突き、目は相手を見据えながら、ハルトシュラーは地面に人差し指を走らせる。
「これは、一回戦でも見せた実体化能力ですね!」
ほどなくして石の剣が形成される。
ハルトシュラーはそれを手に、敵へと向かってゆく。

103二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:33:17 ID:gCJJ3PvE0
(おかしい……。)
あれから何度か切り結んだはずである。
剣にはそれなりの鋭さをイメージとして与えた。
それなのに。
「すいか選手、未だに無傷です!」
もはや頑丈だとかそういう域を超えている。
彼は明らかに超常の能力の持ち主だろう。
ハルトシュラーの考えがそこまで至った時のことだった。
騒がしい会場にもかかわらず、全くかき消されない力強い声が響き渡った。
「STOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOP!」

その場にいた全員の注目が一斉に声の方へと集まる。
そこには、一人の男を担いだSSPの姿があった。
「その試合、ノーコンテストだ! こいつが本物のウォーターメロンマンだ!」
騒然となる会場に、柏木がとんでもない一言を投げ掛けた。
「ああ、やっぱりね。」
彼の投げやりな言葉によって観客席に火が付き、中には説明を求めて暴れ出す者も出る始末だ。
「皆さん! 落ち着いてください! 落ち着いて!」
アンテナさんが声を張り上げるが、届いているのかいないのか。

対照的に、リング上の二人は冷静だった。
「ここまで早くバレるとは想定してなかったな。」
「道理で開会式で見た時と“気”が違うわけだ。」
ハルトシュラーはそう言いながら観客席を目で探る。
視線はすぐに目標の人物を捉え、彼女は叫んだ。
「倉刀!」
「はいっ!」
弟子は阿吽の呼吸で師匠の望むものを投げつける。
それは、一振りの刀だった。
正式な試合ではないとはっきりした以上、律儀に持ち込み武器禁止のルールを守る必要も無い。
「こいつはさっきの即興モノのようにはいかぬぞ。」
「それは危険そうだ。僕も本気を出すとしよう。」
言葉ほどの危機感を感じさせない態度の偽すいかさん。
彼の影が、にわかに伸び始めた。
「これは!」
それは、一回戦でマシロが見せた影の技そのものだった。
影は形をぐにゃぐにゃとうねらせながら立体的にハルトシュラーの方へと伸びてゆく。
一方のハルトシュラー、これに臆することなく飛び掛かる。
剣先はぶれることなく影を斬り拓いて。
斬られた影がくっつくよりも速く、偽すいかさんの元へたどり着く。
そしてとどめの一撃を加える。

が、その軌道は背後から追いついた影によって逸らされた。
偽すいかさんの肩に一筋の血が流れる。だが、それだけ。
「さすがに今のは焦ったよ。」
ハルトシュラーはそのまま影によって捕まれ、身動きを封じられた。
しかしその表情は悔しさや絶望ではない。むしろ勝ちを確信したかのように笑っている。
「十分だ。」

104二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:33:34 ID:gCJJ3PvE0
突然、偽すいかさんの背に何かが飛びついた。
俯瞰していたアンテナさんが真っ先に状況を理解し、叫ぶ。
「ああーっとあれはー! マシロ選手です!」
「なっ……!」
偽すいかさんは初めて本心からの驚きの声を上げる。
まだ彼女が動けたとは。
彼の肩に乗った白髪の少女は、その流れ出る血を一滴も逃すまいとすすっている。
その髪が徐々に銀色味を帯びてゆく。
しばらくして、充電完了。マシロは蹴りを加えつつ、偽すいかさんの傍から離脱する。
「効いてませんの?」
「打撃は無駄だ! 斬れ!」
それを聞いてマシロはスカートの内側から包丁を取り出した。
客席のごく一部が反応する。
「あれは! 加藤先生の!」
「私が彼女に渡したんだ。先生の遺志を……継ぐために……。」
マシロが静かに目を瞑る。
その時、会場にいる誰もが、彼女の背後に浮かぶ鬼の闘気を見た。
次の瞬間には、全てが終わっていた。
「がはっ……!」
マシロと偽すいかさんの姿が重なり、偽すいかさんの胸には包丁が突き刺さっている。
「警備員ーっ! 今だ――っ!!」
よし子の声に警備員が動く。
こうして、偽すいかさんはあえなく御用となった。

「僕は、目立ちたかった。お前達人気キャラみたいに、お前達人気作者みたいに。
 ただ黙々と作品を創ったこともあった。雑談でそれとなく話題を出したこともあった。
 だが結果はどうだ!
 僕は何者にもなれなかった。そう、僕は創作発表板の“カゲ”でしかなかったんだ……。」
場外追放前に偽すいかさんが語った言葉に、ハルトシュラーは思うところがあった。
(私と全く対極の存在、か。その正体に心の奥では気付いていたのかも知れぬ。だから私は奴が許せなかったのか。)
彼に対する怒りはマシロのためのものではなかったのだろう。全く非情な自分に呆れる。
しかし今しばらく、それは胸に秘めておこう。
「よし子、今度こそ本当の試合を始めよう。」
「でっ、でもお前、まださっきの疲れが!」
「それは彼女もお互い様だろう。それに――」
ハルトシュラーはにやりと笑った。
「――これ以上観客を待たせるわけにいくまい。」

105二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:33:49 ID:gCJJ3PvE0
「それでは! 邪魔も入りましたが、改めて二回戦最終試合を始めます! 両者、位置へ!」
アンテナさんの声にしばしの静寂。
そして、
「始めっ!」
よし子の合図で会場は再び湧き上がった。

その頃、客席の一角に、女子○学生に膝枕をされている羨……けしからん男がいた。
「う、うーん……。」
「あ、博士っ!」
「あれ? 僕は一体……?」
体を起こし、首をかしげる男に、そばにいた幼女(まったくけしからん)が説明する。
「パパトママ ネテタ!」
男は〇学生の顔を見て、
「君も?」
と問うた。
「ええ、私もさっき起きたところなんです。」
「今の状況は?」
「あ、はい。ちょうど今マシロの二回戦が始まったようですよ。」
「二回戦!?」
ついさっきまで一回戦をやっていたように思うのだが……。
「寝てた」らしいがどうもその直前のことが思い出せない。
だが、彼女たちがそばにいてマシロが普通に戦っているということは、心配するようなことは無かったのだろう。
そう判断して、彼はおとなしく観戦を続けることにした。

106二回戦 第三試合 S.ハルトシュラー VS マシロ ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:34:05 ID:gCJJ3PvE0
(残り二分、といったところでしょうか。)
マシロにとって、ハルトシュラーの「今すぐ試合を始める」という提案はラッキーだった。
彼女は培養が十分でなかったため、ホムンクルス本来の力を発揮できるのは、血を飲んで数分の間だけなのだ。
(とにかく速攻ですわね。)
焦りは禁物だが急ぎはせねば。
とにかくハルトシュラーに向かって飛びつき、猛ラッシュをかける。
「はぁぁぁぁっ!」
「くっ!」
「ハルトシュラー選手、押されています!」
「パワーではやはりマシロ選手に分があるようだねえ。」
ハルトシュラー、苦し紛れに足払いを掛ける。
が、マシロはひょいとかわし、そのまま空中で両足キック。
ハルトシュラーはこの勢いを利用し、大きく後ろに逃れる。
させじと距離を詰めるマシロ。
「ハルトシュラー選手、受けるのは不利と判断したか? 攻撃を避けるように立ち回っています!」
そこからというもの、打てども打てども攻撃が入らない。
舞う葉のように鮮やかに避け続けるハルトシュラーに、マシロはいらだちを覚え始めていた。
(時間がありませんというのに……。)
ここはもう、四の五の考えてられない。攻撃が駄目なら口撃だ。
「逃げてばかりでは勝てませんわよ?」
すると、返ってきたのは意外な言葉だった。
「心配するな、今完成したところだ。」
「!?」
まずい! と、直感で回避しようとしたが間に合わなかった。
ゴゴゴゴ……と大きな音がして、地面からせり上がってきた石造りの巨大な左手がマシロを握り込む。
「右手も創ってやらんとな。」
そう言ったハルトシュラー自身の右手に、リングの石畳がまとわりついてゆく。
みるみるうちにそれは巨大な拳の形を形成していった。
「いくぞ! 春斗――」
(あんなものを食らってしまったら! しかし動けませんわ!)
もがくマシロの耳に、その時、
「――有情――」
「シロぉぉぉぉっ!」
客席のどこからか、男の声が聞こえてきた。
「――覇岩――」
(お父……様……。)
「――拳!!!!」

大量の粉塵が舞っている。客席はかたずを飲んでそれが治まるのを待っていた。
「えー、土煙で中の様子がよく……あっ、晴れてきました!」
その光景を見た瞬間、会場は一気に沸いた。
「うおおおおおおおおおおおおお!!」
「すげええええええええええええ!!」
マシロは、倒れてはいなかった。
それどころか、巨大な岩の拳を受け止めていたのだ。
腹の底まで響く歓声を受けながら、しかし彼女はぽそりとつぶやいた。
「はぁ……はぁ……ですが……。」
「おっと、マシロ選手! 座り込んでしまいました! どうしたのでしょう!」
「時間切れ、ですわ。」
銀色を帯びていた髪の色が、白へと戻っていく。
ホムンクルスの力を発揮して何とか戦えていた彼女の勝ち目は、これで完全に無くなった。
「審判、ギブアップを申し出ます。」
「なんと! マシロ選手ギブアップ! 準々決勝進出はハルトシュラー選手です!」
これ以上無いと思っていた会場の声量が、またさらに勢いを増した。

【二回戦第三試合 勝者 S.ハルトシュラー】


会場のどこか。一人の女がつぶやく。
「名無しの奴、しくじったか。ま、それほど期待はしてなかったがね。」
怪しい笑みを浮かべながら、彼女はまた人込みに紛れていった。


※偽すいかさんについて、特定のモデルがいるわけではありません。ご了承ください。

107 ◆KazZxBP5Rc:2012/01/21(土) 22:35:46 ID:gCJJ3PvE0
投下終わりです
暗躍する謎の人物については片方消化、片方保留ということになりました
が、別に後の投下では思いっきり無視してくれてもいいのよ?

3回戦(準々決勝)は前の通りだと23(月)0:00:00から解禁らしいよ

第一試合 桃色 VS 大魔女フーリャン
第二試合 S.ハルトシュラー VS ダイヤモンドダスト
第三試合 クズハ VS 岬陽太
第四試合 無限彼方 VS やまなし

108名無しさん@避難中:2012/01/21(土) 22:59:09 ID:8Hyflcqg0
偽スイカは本物スイカを倒すくらいの実力はあるんだなw

109名無しさん@避難中:2012/01/21(土) 23:30:22 ID:z6e1l8120
な、名無し……お前……!

それはそれとしてハルトさん素敵! 流石、勝ち進んだなw

110名無しさん@避難中:2012/01/21(土) 23:32:28 ID:03.4oKXU0
おお、見事にまとめおった。いやはや乙です

111名無しさん@避難中:2012/01/22(日) 05:28:27 ID:DuYxmvYUO
うひょ〜 キテター!!!

112名無しさん@避難中:2012/01/22(日) 14:08:52 ID:XM6R063s0
そろそろ予約期限1週間とかに延ばしてもいいと思うんだけどどう?

113名無しさん@避難中:2012/01/22(日) 22:03:53 ID:r52KO0Bk0
>>107乙!
ついにベスト8が揃ったか
しかし暗躍してるの誰なんだw


3日だろうが7日だろうが書ける人は書くし
踏み倒す人は踏み倒すだろうから自分はどっちでもいい

今夜、予約の取り合いは見られるんだろうかwktk

114名無しさん@避難中:2012/01/22(日) 23:23:54 ID:XM6R063s0
残り少なくなってきたし期間短いと書く人が焦るかなあと思って

wktk

115 ◆bEv7xU6A7Q:2012/01/23(月) 00:00:53 ID:.8NU9qb.0
ハルトvsダイヤ 予約

116名無しさん@避難中:2012/01/23(月) 00:02:22 ID:rUuSRR9g0
きちゃー!

117名無しさん@避難中:2012/01/23(月) 00:03:20 ID:RraPS8T60
wktk

118名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 22:38:16 ID:5cbKSwi20
結局3日なのか7日なのか曖昧なままそろそろ3日

119名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 22:41:15 ID:PyWeQY1w0
もともと遅れてる人もいたし七日でいいんじゃないかw

120名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:11:14 ID:5cbKSwi20
うん、7日でいいよね
と言いつつ後何人か同意をとりたい

呼んでくるか

121名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:36:39 ID:9IkGfzEw0
7日でよろしいかと

122名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:37:44 ID:5tiZ2R860
一週間は切りがいいしよろしいかと

123名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:46:16 ID:8Nyk6ATc0
七日か3日かか。

七日でええんでない?
緩い感じの作者居るなら三日の方が良いと思うけど

124名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:49:41 ID:5cbKSwi20
>>123
別に必ず7日後とか3日後じゃなくて
期限内ならいつでもいいんだよ

125名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:51:48 ID:8Nyk6ATc0
じゃあ七日ですな

126名無しさん@避難中:2012/01/25(水) 23:56:55 ID:5cbKSwi20
よしじゃあ7日で

127名無しさん@避難中:2012/01/26(木) 20:53:14 ID:lmbigEaQO
dkdk

128名無しさん@避難中:2012/01/26(木) 21:07:36 ID:VCYGuzdc0
wkwk

129名無しさん@避難中:2012/01/26(木) 23:31:49 ID:eoR1CY1.0
tktk

130名無しさん@避難中:2012/01/27(金) 01:13:31 ID:f.ASUbRsO
ksks

131名無しさん@避難中:2012/01/27(金) 01:15:49 ID:Zae2OuOM0
占くシュー

132名無しさん@避難中:2012/01/27(金) 04:54:52 ID:K4rn1Aqo0
あべし

133名無しさん@避難中:2012/01/30(月) 00:02:14 ID:VV8ulELw0
今日だなwktk

134名無しさん@避難中:2012/01/30(月) 22:50:34 ID:R.0nzf.s0
dkdk

135名無しさん@避難中:2012/02/04(土) 22:16:37 ID:HeJOztNg0
ksks

136名無しさん@避難中:2012/02/04(土) 22:30:48 ID:SUalifY.0
シュー

137名無しさん@避難中:2012/02/04(土) 22:34:05 ID:HeJOztNg0
やられたー

金曜か土曜と聞いてたので

138名無しさん@避難中:2012/02/04(土) 22:38:09 ID:Nco0dzGg0
まーたぶん今までの中でダントツの作業量ぽいから気長に待ってみようぜw
期限なんてそもそもあって無かったようなもんだしさw

139名無しさん@避難中:2012/02/06(月) 03:17:34 ID:p6q/bLHM0
ksks

140名無しさん@避難中:2012/02/06(月) 05:09:41 ID:H1WM1jnM0
シュー

141名無しさん@避難中:2012/02/15(水) 02:08:48 ID:HCrZbURo0
延長宣言くらいしようぜ? 待つからさ

142名無しさん@避難中:2012/02/15(水) 04:28:08 ID:zp5f4BxY0
あと一枚だそうです。

143名無しさん@避難中:2012/02/17(金) 20:31:58 ID:RNFNjR/QO
緊張してきた

1443回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:07:47 ID:GuYRCsWc0

にっしょく 「そんなそうびでだいじょうぶなのですか?」
ダイヤ 「大丈夫です、問題ありません!」

にっしょく 「……あいてがあいてですからね」


※ ※ ※


ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

アンテナ 「さあ、次の試合はハルトシュラー選手とダイヤモンドダスト選手の対決になりますが
       柏木さん、この試合をどう見ますか?」
柏木 「ん〜これはダイヤ選手、流石に相手が悪すぎるとしか言いようがありません。
      一回戦、二回戦では相性の問題もありダイヤ選手が優勢でしたが
       今度の相手は創発の魔王、ダイヤ選手の能力では正直太刀打ちできないでしょう」
アンテナ 「やはりハルトシュラー選手の有利と」
柏木 「そうなりますね」
アンテナ 「どうやらダイヤ選手には厳しい戦いになりそうですが…それでは選手入場!
       まずは細氷の化身、ダイヤモンドダスト選手!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

ダイヤ 「色々言われてますが…私の能力とこの聖衣があれば!」 ザッ!

アンテナ 「さあ続いてはこの方、創発の魔王!ハルトシュラー選手!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

倉刀 「頑張って下さいね師匠!」
ハルト 「………………」
倉刀 「……師匠?」

よし子 「よーし、それじゃー試合開始だー!!!」 ドンッ!!!

ギュオンッッッ!!!!!

ダイヤ 「へッ……!?」

ゴシカァン!!!!!!!

ダイヤ 「きゃああああああああああ!!!」
ハルト 「……ふん」

アンテナ 「おおっとぉ〜〜!!? ハルト選手、いきなりダイヤ選手の黄金聖衣を砕いてしまったー!!!」

ダイヤ 「ちょ、いきなり!? ひとまず逃げなきゃ……」 ザザッ
ハルト 「……遅い!」 ザザザザッッ
ダイヤ 「…は、速すぎ…って、ああああッ!!!」

ドカアアアアン!!!!!!
グシャアアアン!!!!!!
バキイイイイン!!!!!!

アンテナ 「ふ、フルボッコだー!!! ダイヤ選手、一方的にやられてしまっているー!!!」

1453回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:09:39 ID:GuYRCsWc0
※ ※ ※

パチン描き (…あー やっぱうろ覚えのラフ描き装備じゃあんなもんか……)
パチン描き (……っていうかさっきから閣下がこっち睨んでるんですけど……)
パチン描き (やっぱテキトー描きの装備なんかで出場させた事に怒ってるのか……)
パチン描き (やるなら本気出せと…つまり……)

魔王は言っている…ここで終わらせる定めではないと……

ぎゅいいいいいん!!!

「!!!ッああああ、てっ…ぎす速、は…」 ヤイダ
ッンド 「!!!ーだ始開合試ーゃじれそ、しーよ」 子しよ
「ねすまりなうそ」 木柏
「と利有の手選ーラュシトルハりはや」 ナテンア

ぎゅおおおおん……


※ ※ ※


にっしょく 「そんなそうびでだいじょうぶなのですか?」
ダイヤ 「大丈夫です、問題ありま…」
パチンゴミ 「ちょっと待ちんしゃい」 ザッ
にっしょく 「かいちゃ……?」
ダイヤ 「あら、どうしたんですか描いちゃ…」

ジャカカカカ!!!

ダイヤ 「ッ!? え…何を?」
パチンゴミ 「ぐぶッ…さ、これを……」
ダイヤ 「これは…ペンタブ? でも私、絵は……」
パチンゴミ 「いいから、お守りだと思って持っておきなさい…」
ダイヤ 「???」


にっしょく 「……いったいなにをしたのですか、かいちゃ?」
パチンゴミ 「…………」 スゥー…
にっしょく 「え…?」


にっしょく 「かいちゃが…きえた?」

1463回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:13:22 ID:GuYRCsWc0
アンテナ 「まずは細氷の化身、ダイヤモンドダスト選手!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

ダイヤ (なんでしょうね……この胸のモヤモヤ……)

アンテナ 「さあ続いてはこの方、創発の魔王!ハルトシュラー選手!!!」

ワアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

倉刀 「頑張って下さいね師匠!」
ハルト 「………………」
倉刀 「……師匠?」

よし子 「よーし、それじゃー試合開始だー!!!」 ドンッ!!!

ギュオンッッッ!!!!!

ダイヤ 「……ッ!」

ゴシカァン!!!!!!!

ダイヤ 「くううううッ!!!」
ハルト 「…………」

アンテナ 「おおっとぉ〜〜!!? ハルト選手、いきなりダイヤ選手の黄金聖衣を砕いてしまったー!!!」

ドカアアアアン!!!!!!
グシャアアアン!!!!!!
バキイイイイン!!!!!!

アンテナ 「ふ、フルボッコだー!!! ダイヤ選手、一方的にやられてしまっているー!!!」

ガシッッッ!!!
ハルト 「ッッ!!」

アンテナ 「おおっとダイヤ選手、ハルト選手のパンチを受けとめました!」

グググググググググググググググ…
ビキッ!!!

ハルト 「うぐッ!!!」 バシッッ!!!
ダイヤ 「…………」

アンテナ 「ハルト選手、なんとかダイヤ選手の手を振りほどいた!!!」
柏木 「……どうも様子がおかしいね」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ズッ…ズズッ……ズズズッ……

桃花 「なッ……あれはッ!?」

柏木 「……驚いたね」
アンテナ 「こ、これはどういう事でしょう!? ダイヤ選手の姿が! PBM!戦で描いちゃ選手が描いた極寒怪人の姿に!!?」

ダイヤ? 「その呼び方はやめてくださいますか……?」
ダイヤ? 「わたくしは……氷厳寄生!」
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/513/DK2.png

1473回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:15:28 ID:GuYRCsWc0
アンテナ 「なんとぉー!? ダイヤ選手ここでまさかの寄生化!!!
      この試合一体どうなってしまうのでしょうか!?」

※ ※ ※

にっしょく 「だい…や……?」
にじ 「どうしちゃったのダイヤ!? あんな怖い姿……」
いかづち 「ダイヤ……どうしちまったんだよ……ッ」

エル 「ダイヤさん……」
タイダル 「一体……」
テンペスト 「これは……」
たつまき 「ヒャハハ! イカスフォームチェンジじゃねえの!!!」

りゅうせい 「あら、いたのねあんた達」

 「「「…………」」」

※ ※ ※

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ……

アンテナ 「せ、『静止の世界』再び!―っていうかさささささ寒いッ! 先ほどの試合より
       強力な寒波がここ実況席まで来ておりますッ!!!」

よし子 「ウギギギギ……」 カチカチカチカチカチ
ハルト 「…………」

氷厳寄生 「これだけの極低温で顔色ひとつ変えないとは……
       流石は創発の魔王……という事でしょうか?」

氷厳寄生 「でも…先ほどの試合での動きはどうでしょうね…?」

ジャラッ

アンテナ 「ダイヤ選手、砕けた黄金聖衣の破片で何を?―― 」

氷厳寄生 「――『アイスサーベル』!」
ピキーン!

アンテナ 「おお! ダイヤ選手! 聖衣の破片を芯に氷の剣を作りだしたー!!!」

1483回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:16:41 ID:GuYRCsWc0

ハルト 「ふふん、この私に剣で挑むか――」

バババババババババババババッッ!

アンテナ 「おおっと!? ハルト選手の周りに様々な武器の柄が浮かんできましたッ!」
柏木 「あれは前大会で見せた召喚術、『ゲートオブマヨヒガ』――!」

スラッ――

アンテナ 「そしてその中から! 一振りの日本刀を取り出しましたーッ!」

ハルト 「……」

氷厳寄生 「フフフ… ですが寄生であるこのわたくしに普通の武器では通用しませんよ…?」

ハルト 「 だろうな。……貴様、私の目…何故赤いのか分かるか?」

氷厳寄生 「目……? ――まさか!?」

ハルト 「ああ、そのまさかだ」

ズオォォォオオッ!!!

アンテナ 「な、なんとハルト選手ッ! 影を纏った――ダイヤ選手と同じく寄生化だーッ!!!」

氷厳寄生 「…………」

柏木 「ハルト選手はありとあらゆる魔術に精通している… 寄生の秘術を再現するなど容易いでしょう」

氷厳寄生 「剣には剣で、寄生には寄生というわけですね…フフフ……」

ハルト (消滅するかもしれないというのにこの余裕… まだ何か切り札を隠し持っているな )


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

1493回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:18:04 ID:GuYRCsWc0
※ ※ ※ 

ズシャアァッッ!

ハルト 「うぐうッ!!!」

氷厳寄生 「フフフ…、おーほほほ!」

アンテナ 「ハ、ハルト選手、再びダウンッ! 対するダイヤ選手、まったく余裕の表情だーッ!!!」

ザワザワザワ…ッ!

倉刀 「し、師匠が剣で押されているッ!!?」

氷厳寄生 「あなた…まさか自分がいつも通りに動けてると思いますか? 『絶対零度』ですよ」

ハルト 「…………」

氷厳寄生 「こんな環境では筋肉の柔軟性は落ち、関節の可動域も狭くなります
        人は体温の低い状態で最高のパフォーマンスなどできません
        極寒で動きの鈍ったあなたがわたくしの動きについてこれない理由がわかりました?」

ハルト 「ふん、ここはお前の土俵というわけか……ならばッ!」

ビリリリリッ! ジュウウウウウ……

柏木 「シ…シバリング!! すさまじい熱だ…!!!」

 シバリング!!
 寒さなどで体温が下がった際 身震いなどにより熱を発生させ体温を保とうとする生理現象を「シバリング」という――
 ハルトシュラーの「シバリング」は大気を震わせ、絶対零度の中、体温を維持する程の熱を産出していた

氷厳寄生 「フフフ―― シバリングですか… それが幼稚なんですよ」

ハルト 「勘違いするな、ここからが本題だ――」

バオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!

彼方 「……マジかよ」

アンテナ 「ハ、ハルト選手、さらに影を纏い漆黒の闇の姿にッ!!!」
柏木 「『天神化』―――ッ!!!」

1503回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:19:22 ID:GuYRCsWc0
ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

アンテナ 「凄まじい熱量ッ! 凄まじい闘気が会場全体に伝わってきますッ!」
柏木 「天神化は速度、攻撃力が跳ね上がる…これは決まりですかね……」

ワアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

氷厳寄生 「…………」

ハルト (これでもなお余裕の表情… その正体、確かめてみるか――ッ!)

倉刀 (師匠が構えた…本気だッ!)

ダッ!!!
ザザザザザザザザザザッ!!!

ギュニュッ!!!

柏木 「縮地!!」

ギュラッ! ザンッ!!!

アンテナ 「ダ、ダイヤ選手の体が両断され――ッ!!!」

ハルト 「春斗魔刃剣 『鍾馗』!!」

倉刀 「 殺ったぞ!!!」


「殺っていません 殺られたのです」


ギンッ! ゴシャッ!!!

ハルト 「カ… ハァ!!」

倉刀 「し、師匠ーーーッ!!!」

氷厳寄生 「ソーダアイス菓子と叫んで斬れば 世界はするりと片付き申す…おーほほほほほほほほほほ!!!」


アンテナ 「な、なんだーッ!? ハルト選手の神速の技でダイヤ選手がやられたと思った直後
       出血し倒れたのはハルト選手の方ッ!!! しかもダイヤ選手は無傷だあーッ!?」

1513回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:22:59 ID:GuYRCsWc0

ハルト 「ちッ……だが今のでわかったぞ」

ハルト 「そのひらひらした袖で隠れて気付かなかったが…それが貴様の切り札か」

氷厳寄生 「ふふふ、ご名答」

ズッ…

アンテナ 「あ、あれはッ…描いちゃ選手の持っていたペンタブ――ッ!?」

氷厳寄生 「今こそ見せましょう、このペンの真の姿を――」

ゴキベキパキベキピキッ!!!

アンテナ 「ぺ、ペンタブが禍々しい形に変形したーッ!?」
柏木 「あれは…ッ! 『邪悪な筆』!!!」

 《邪悪な筆》
 http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/514/JF.png
 古の呪術師が使っていたとされる魔道具。その鋭い爪を使用者に突き刺し血を啜る事で
 自ら動き数々の素晴らしい作品を生み出すという――  しかし、その力で名声を得た代償は高く
 数多の創作者がこの筆に血を吸い尽くされ命を落としていったと言われる。

柏木 (だが……アレは確か……)

氷厳寄生 「正解ですわ、加えてこの寄生の体…いくら血を吸われようとダメージを受けることなく
        使い続けることができるのです…」

ハルト 「なるほどな、その筆で体の欠損部を描いて修復したという訳か」

氷厳寄生 「ええ、そして体を修復するだけではありませんッ!!!」

ジャカカカッ!!!

ダンッ!!!

カイチャ戦闘員1 「ほほほほほ! カイチャー!!!」
http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/515/K1.png
カイチャ戦闘員2 「ふはははは! カイチャー!!!」
http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/516/K2.png

アンテナ 「カ、カイチャ戦闘員です! PBM!戦で描いちゃ選手が描いたカイチャ戦闘員をダイヤ選手が召喚だー!!!」

1523回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:26:44 ID:GuYRCsWc0
氷厳寄生 「さあ、カイチャ戦闘員共! ハルトシュラーに止めを刺すのです!!!」

カイチャ戦闘員1 「イエッサー!カイチャー!!!」
カイチャ戦闘員2 「幼い少女に手を上げるのは心苦しいカイチャー…これも命令、許せッ!」

アンテナ 「カイチャ戦闘員! ハルト選手にトドメを刺さんと襲い掛かるーッ!!!」

ドゴオオオン!!!

カイチャ戦闘員1・2 「「――ッ!?」」


ハルト 「…ふふん」

カイチャ戦闘員3 「ふふふふふ… カイチャー……」
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/517/K3.png
カイチャ戦闘員4 「ぐへへへへ! カイチャー!!!」
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/518/K4.png

アンテナ 「な、なんとッ…!!! ハルト選手もカイチャ戦闘員を召喚しましたー!!!」

ハルト 「『邪悪な筆』……それは私も持っていてな……」

ズズズッ…
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/519/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%88SD.png

アンテナ 「ハ、ハルト選手も邪悪な筆をとりだしたーッ!!!」

カイチャ戦闘員1 「お、お前達、裏切るんでカイチャー!!?」

カイチャ戦闘員3 「裏切るもなにも…マスターが違うのだから当然の事でカイチャー…」
カイチャ戦闘員4 「へへへ、そういう事でカイチャー! そしてお主等では我々に勝てんッ!!!」

ドカアアアアン!!!!!!
グシャアアアン!!!!!!
バキイイイイン!!!!!!

カイチャ戦闘員1・2 「「おんぶーッ!!!」」

アンテナ 「カイチャ戦闘員3・4! 戦闘員1・2を蹴散らしたーッ!!!」

ハルト 「ふっ」
氷厳寄生 「ちいッ!」

1533回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:29:03 ID:GuYRCsWc0
氷厳寄生 「ならばこれならどうですかッ 来なさいッ『念抹寄生』!!!」

ジャカカカッ!
ドウンッ!!!

念抹寄生 「ジョヤアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/520/NK.png

アンテナ 「ダイヤ選手! 今度は雪の怪物、念抹寄生を召喚してきましたー!!!」

婆盆  「ほほう、しかし念抹は練刀より少し強い程度
      あの魔王に対抗できるほどの力は無い筈だが…」
練刀  「おい、ちょっとまて。聞き捨てならんぞソレ!」

氷厳寄生 「そうでしょうね……ですが!!!」 バッ

ズズズズズッ…!
念抹寄生 「セ…イ……ボ……ォォオオオオオッッ!!!」

アンテナ 「ダ、ダイヤ選手が念抹寄生と融合したーッ!」

氷厳寄生 「念抹は雪の寄生… ならばこのわたくしの能力で念抹を強化すればッ!」
念抹寄生 「クリス!!!マス!!!シュウリョウ!!!!!」

アンテナ 「念抹寄生がダイヤ選手と融合した事でより巨大で禍々しい姿に!!!」

ヒュンッ

ハルト 「ッ!」

ドゴオオオン!!!

ハルト (ちいッ! 速いな…ッ!)

アンテナ 「念抹寄生! 長く巨大な腕をブン回して攻撃ッ! 闘技場が揺れるッ!!!」

ザザザザザザザザザッ!!!
ドウンドウンドウンドウンドウンッッ!!!

アンテナ 「次々と繰り出される豪腕ッ! ハルト選手これを何とかかわしていくッ!!!」

1543回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:29:54 ID:GuYRCsWc0
カイチャ戦闘員3 「マスター…ッ!」
カイチャ戦闘員4 「ぼさっとしてないで我らも行くでカイチャーッ!!!」

ザザザッ!!!

カイチャ戦闘員3 (腕は3本…それさえ砕けば……ッ)

ドゴオンッ!
ガキィィィン!!!

カイチャ戦闘員3 ( 硬い……ッ! なんて硬度ッ! )

アンテナ 「カイチャ戦闘員!足を狙い攻撃しましたがビクともしないー!!!」

氷厳寄生 「わたくしが強化した念抹の体皮は刃を通さない『氷皮(ヒエロ)』!
        それ自体が鎧なのです!! 生半可な攻撃では通用しませんわッ!!!」

カイチャ戦闘員4 「ならばッ!!!」
ダアン!!!

カイチャ戦闘員4 「本体のアンタを直接狙ってやるでカイチャーッ!!!」

アンテナ 「カイチャ戦闘員4!跳び上がってダイヤ選手に攻撃だーッ!!!」

氷厳寄生 「……ッ!」
ガッシン!!!

アンテナ 「ダイヤ選手! なんとかこれをガードッ!!!」

カイチャ戦闘員4 「ふんッ! だがここまで近づけばこっちのモ…ノ……ッ!?」

氷厳寄生 「かかったな アホが!」
ピキーン!!!

アンテナ 「こ、凍っているッ!!! ダイヤ選手、カイチャ戦闘員4を氷漬けにしてしまったーッ!!!」

氷厳寄生 「フゥー…『アイスタイム』……そしてこういう風に砕いてしまうと……」

ガシャァン!!!

カイチャ戦闘員3 「よ…4……ッ!!!」
カイチャ戦闘員4 「コッパミジンコ!!!」

1553回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:31:15 ID:GuYRCsWc0
アンテナ 「か、カイチャ戦闘員4がバラバラに……ッ!!!」

ハルト 「……おい3 命令だ。今すぐよし子を連れて逃げろ」
カイチャ戦闘員3 「し、しかし……」
ハルト 「これから使う技はこの場の者を巻き込みかねん。それにそろそろアイツの体力が持たん」
カイチャ戦闘員3 「了解……」
ザッ

よし子 「あッ!お、おいッ!!!」
カイチャ戦闘員3 「……ここからは…残りの二人に任せましょう……」
よし子 「おまえ……カイチャ口調はどうした」

ハルト (……4の時間稼ぎで半分は仕掛けられた…あとは……)
ズオオオオオオオオオッ!!!

アンテナ 「ハルト選手再び天神化ッ!!!」

ガキイイインッ!!!

氷厳寄生 「ふふふ、無駄ですわ!!!」
アンテナ 「ハルト選手再び剣撃を加えますが効いていないッ!!!」

ドウンドウンドウンドウンッ!!!
ギインッ!ギインッ!!!

アンテナ 「ハルト選手! 念抹の猛攻を避けながら攻撃! しかしやはり通用しないッ!!!」
柏木 (……あの攻撃はダミーだな…本命は……)

ハルト (80……89……)
氷厳寄生 「効かないというんですッ!!!」
ハルト (……100ッ!)

ダアンッ!!!

アンテナ 「ハルト選手! 高く跳び上がったーッ!!!」

ハルト 「―――春斗……百裂拳ッ!!!」

ドゴゴゴゴゴゴゴガガガガガッッ!!!

アンテナ 「なッ!? 闘技場から無数の巨大な石の拳がッ!!! ダイヤ選手に襲い掛かるーッ!!!」

1563回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:32:39 ID:GuYRCsWc0

氷厳寄生 「――――――『アイスエイジ』!!!」

ガキイイイイイイインッ!!!

アンテナ 「ダ、ダイヤ選手! 無数の石の拳を全て凍らせたーッ!!!」
柏木 「―――まだ来るッ!!!」

バリバリバリバリバリッ!!!

ハルト 「――――来たれ、龍」

アンテナ 「ハルト選手!! ダイヤ選手の頭上で黒い稲妻を―――」

ハルト 「――――爆ぜよ、天!!!」


ズガガガガッッ!!!


アンテナ 「ああッ!!!」

ハルト 「グ…ボォ……ッ!?」

氷厳寄生 「『両棘矛(パルチザン)』……おーほほおほほほほほほほ!!!!!」

アンテナ 「止められた…ッ! ダイヤ選手!無数の氷の剣を撃ちだしてきたーッ!!!」

氷厳寄生 「残念でしたわね……垂氷よォ! 銀竹よォ! 力をお貸し!」

ガガガガガガガガガガガガッッ!!!

アンテナ 「攻撃の手を緩めないッ!!!ハルト選手万事休すかァーッ!!?」
氷厳寄生 「雹の嵐でくたばりなさい!」
ハルト 「く…そ…ッ!」

アンテナ 「ハルト選手! 力なく落ち―――」
氷厳寄生 「トドメェッ!!!」

ゴシャァァンッ!!!

アンテナ 「念抹の豪腕がヒットォーッ!!! ハルト選手ッ壁に激突ーッ!!!」

1573回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:34:52 ID:GuYRCsWc0
氷厳寄生 「おーほほほ!!! これが!これが創発の魔王? たいした事ありませんわね!」


ハルト  「ク…クハ…ッ クハハハッ ハハハ!!!」
ザッ!

アンテナ 「ハ、ハルト選手!満身創痍ながら立ち上がりました!!!」
氷厳寄生「…………ッ!」

ハルト 「 楽しい!! こんなに楽しいのは久しぶりだ。貴様を分類A以上の敵と認識する」

氷厳寄生 ( 不死身なのあいつは! 否! 不死身などこの世に存在しません!!
        余裕をかましてるだけでダメージは大きいハズ! )

氷厳寄生 ( 勝てますわ、魔王ハルトシュラーに!!)


ハルト 「拘束制御術式 第3号 第2号 第1号 解放。目前敵の完全沈黙までの間
      能力使用限定解除開始―――」


ハルト 「では教えてやろう、私がなぜ魔王と呼ばれているのかを――」


バリバリバリバリバリバリバリッ!!!
ズドオオオオオオォォンッッ!!!


大怪獣 『 ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!!!! 』
http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/521/BKK.png


氷厳寄生 「なッ……!?」
アンテナ 「か、か、怪獣だぁあああ!? ハルト選手、山のように巨大な大怪獣を召喚したー!!!」

倉刀  「師匠…!! あなたは…あなたは一体  何を創ったのですか!!」


大怪獣 『 グガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!』

1583回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:38:43 ID:GuYRCsWc0
※ ※ ※

http://dl7.getuploader.com/g/6%7Csousaku/522/DP1.png

http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/523/DP2.png

http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/524/DP3.png

http://dl10.getuploader.com/g/6%7Csousaku/525/DP4.png

※ ※ ※

1593回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:40:02 ID:GuYRCsWc0
氷厳寄生 「……ふん、大きいだけいい的にしかなりませんわ」
氷厳寄生 「いきますわよ念抹ッ! はああああああああッ!!!」
念抹寄生 「ジョヤァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」

ピシッピシッピシッ!!!

氷厳寄生 「エターナルフォースブリザードッ!!!」

ゴオオオオオオオオオオオオッッ!!!

大怪獣 『ガッ……!』
ピキーン!!!

アンテナ 「で、出ましたーッ!『エターナルフォースブリザード』ッ!!!一瞬で相手の周囲の大気ごと凍らせ絶命させる
       まさに一撃必殺の魔法攻撃ですッ! これには巨大な怪獣も参ってしまったかー!!!?」

氷厳寄生 「ふん、あっけない――」

 (クカカカカ……)

氷厳寄生 「――ッ!!!」

 (クカカカカカカカカカカカカカカカカカカカカッ)

氷厳寄生 (笑っている……ッ!? そんなッ完全に死んだはずッ!!!)

大怪獣 『 クカカカカカカカカカカカカカカカカカッッッ!!!!!』
バキーン!!!ガラガラガラガラガラガラッ!!!

アンテナ 「き、効いてなかったーッ! 大怪獣、何事もなかったように復活!!!」
氷厳寄生 「あ、ああッ……」

ハルト 「ふふん、じゃあ次はこちらの番だな」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

大怪獣 『 カアアァアアアアアアアアアアア――― 』

アンテナ 「だ、大怪獣から巨大なエネルギーが――――」

大怪獣 『 ガンガオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!』

氷厳寄生 「あああああああああああああああああああああ!!!」
カッ!

1603回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:40:48 ID:GuYRCsWc0


                               ヽ`
                              ´
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
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                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

観客   「うわああああああッ!!!」

アンテナ 「と、とんでもなく強力な熱線!!! 
       今にも会場が吹き飛びそうな…って大丈夫なのコレーッ!!?」


※ ※ ※

ズズズズズズズズズズズズ……

アンテナ 「な、何とか収まったようですが……」

柏木 「…タフな防御壁ですねえ、最も、衝撃の大半はゲートオブマヨヒガに吸収されたようですが……」

アンテナ 「中の二人は……、あ!土煙の中から見えてきました!」

1613回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:41:25 ID:GuYRCsWc0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ハルト  「『誰にも滅ぼされず、全てを滅ぼす者』――」
ハルト  「かつて私は……」
ハルト  「…………」
ハルト  「もういいぞ、消えろ」

大怪獣 『 …… イ……ヤ ダ…… ネ…… 』

ハルト  「…………」

大怪獣 『 ……モット …モット …… 血ノ海ガ見タイ……人ヲ殺シタイッッ!!!』 


ハルト  「 消えろッ!!!」


バシュウウウウッ!!!

 (クカックカカカカカ……… )

ハルト  「…………」


※ ※ ※

ハルト  「………ふん」

氷厳寄生 「ぐッ……ぐうッ!」 グググ

ハルト  「念抹の中に潜り込みブリザードを放つ事である程度ダメージを軽減させたか、
      だが念抹は消し飛び、お前も再生が追い付かないほどのボロ雑巾だ。大ピンチだな」

氷厳寄生 「…まだ…まだですわッ この筆がある限りいくらでも……」

バシッ!!!「あうッ!!!」

ハルト  「これで頼みの綱の筆も失ってしまったな? さあ、どうする?」

氷厳寄生 「ばッ ば……化物ッ!!」
ハルト  「良く言われる。 それと対峙したお前は何だ 人か狗か化物か」

1623回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:42:10 ID:GuYRCsWc0
氷厳寄生 「くッ……さすがは創発の魔王、筆も念抹も失っては もはや勝ち抜きはかないませんが……」

氷厳寄生 「この試合だけは勝たせて頂く!」

ブシューッ!
ビシャァ――ッ

ハルト 「ぬううっ!」

氷厳寄生 「どうですか! この血の目つぶしはッ! 勝った! 死んでくださいッ!」

アンテナ 「ああーッ! 視界を奪われたハルト選手にダイヤ選手の手刀が襲い掛かるーッ!!!」

ドスッ!!!

「「!?」」

氷厳寄生 (抜けない…!! 筋肉で止められた…!?)

ガシッ!

ハルト 「捕まえた、これで見えなくても逃がさない」
ハルト 「殺気を出せばこちらも構える、視界を奪った意味が無いな。
      それに刺すなら首だ…まぁ、ガードしたがな」

アンテナ 「ハルト選手! ダイヤ選手をガッチリとロック! 簡単には抜け出せそうにありません!!!」

氷厳寄生 「ふ…ふふ、何のつもりか知りませんがこの密着状態で『アイスタイム』を使えば――』

ハルト 「―――やってみろ」

ビリリリリリッ!!! ジュウウウウウ!!!

アンテナ 「ハルト選手のシバリング―――ッ!!!」

氷厳寄生 「きゃあああああああああああああああああああッ!!?」

ハルト 「まだまだ上がるぞッ!」

ジュウウウウウウウウウウウウウウウ!!! ボウッ!!!

アンテナ 「ハルト選手さらに白熱化したーッ!!! あ…ダ、ダイヤ選手の体が溶け…ッ」

1633回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:43:16 ID:GuYRCsWc0
ジュウウウウウウウウウウウ!!!

氷厳寄生 「あああああああッ!離しなさいッ!離してッ!あああああああああッ!!!」
ハルト 「お前はよく頑張ったよ……もう、休め」

いかづち 「ダ、ダイヤぁーーーーッッ!!!」

氷厳寄生 「いやああああああああああああああああああああッ!!!」
ボシュウウウウ!!!

ポタッ…ポタッ……

アンテナ 「ダ、ダイヤ選手……消滅……しました……」
柏木 「……終わりですね」
よし子 「……ッ! 勝者…ハルトシュラー……ッ!!!」

ザワザワザワ……ッ

にじ 「そんな…そんな……」
いかづち 「ダ…イヤ……う… うわあああああああッ!!! よくもッ…よくもダイヤをッ!!!」

ダンッ!!!

にっしょく 「いかづち…っ!」
アンテナ 「ああーッ!!! 逆上したいかづち選手!ハルト選手に向かっていったーッ!?」

いかづち 「ああああッ! ライトニングボルトーッ!!!」
ハルト 「…………」

カッ! ドウンッ!!!

いかづち 「かはッ! ち…ちくしょう……」

アンテナ 「あ、あっさりと組み伏せられたーッ!」
柏木 「天神化してますからねえ…雷は効きません」

ハルト 「……安心しろ。ダイヤは死んでいない」
いかづち 「え……ッ!?」

ハルト 「寄生となった氷の精を元に戻すにはな…」

ピシッ

ハルト 「創作への愛情をこめて その氷の精を抱きしめて、溶かしてしまうコトだ」

ピシピシピシッ! パリーンッ!!!

アンテナ 「ああーとッ!!? 先ほどダイヤ選手が溶けて残った氷からッ!!!
       元の姿のダイヤ選手が出てきたーッ!!!」

1643回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:44:19 ID:GuYRCsWc0
ダイヤ 「う、うう……」

いかづち 「ダイヤ…ダイヤッ!!!」
ダイヤ 「きゃ!いかづち…苦しい……」
いかづち 「良かった…ハハハ……」

にじ 「ダイヤ…よかった…無事で…………え?」
にっしょく 「……あらら」

ザワザワザワッ…!!!

ダイヤ 「一体私……って! なっ…なんで私裸なんですかーッ!!!」
いかづち 「は……?」

ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

ダイヤ 「い、い、いやああああああああああああああああああああッ!!!」
いかづち 「て、てめえら見るなッ見るなッ!!! 撮ってんじゃねえええええええッ!!!!!」
獣羽鶏 「そうはいかんちきん!!!そうはいかんちきん!!!」

ドカアアアアン!!!!!!
グシャアアアン!!!!!!
バキイイイイン!!!!!!

アンテナ 「あちゃー! いかづち選手と獣羽鶏が暴れだし会場が大混乱です……ってオオオオオッ!!?」

ふぁさッ……

オーロラ 「大丈夫かい?」 キラキラ
ダイヤ 「お、オーロラさ……」

アンテナ 「うおおおおおおおおおッ!!! と、闘技場に!す、す、凄いイケメンが!!降臨しましたーッ!!!」

オーロラ 「はーい!みなさーんちょっと注目ーッ!!!」 キラキラ

―――― ピカッ!!!

アンテナ 「うおッ!まぶしッ!!!……な、なんでしょう今の光は!!?」
柏木 「おーこれは…メンインブラックがよく使う記憶消去光ですねえ」

観客 「「「あれ…?俺達なにをしてたっけ……?」」」

ザワザワ……

1653回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:46:08 ID:GuYRCsWc0
オーロラ 「これでよし……と言ってもボク自身にはこの技が効かないのがアレなんだけど――」
ダイヤ 「あ、あ、あのその…だ、大丈夫ですわ……ってキャッ!」
オーロラ 「じゃ、もどろっか。みんなの所に」 キラキラ
ダイヤ 「は、はい……///」

アンテナ 「おおーッ! ダイヤ選手!! イケメンにお姫様だっこされながら退場です!!! う…うらやましいッ!!!!」

いかづち (い、いいなあ…ダイヤ…いいなあ……)

アース 「チッ」
かまいたち 「ケッ」

ハルト 「ふッ…一件落着か」
倉刀 「ししょお〜〜ッ! お疲れ様でしたッ!」
ハルト 「倉刀…ふむ、少々疲れたな。マックスコーヒーを頼めるか?
      ハチミツとガムシロップアリアリで」
倉刀 「はい!」


※ ※ ※

―ハルトシュラー控室

倉刀 「師匠!マックスコーヒーお待たせ……あれ? それ、ダイヤさんが持ってた方のペンですか?」
ハルト 「ああ、 ……いつまでその姿でいる。正体を現せッ」

バリリリリリリッ!!!

超カスゴミ 「おんぎゃああああああーッ!!!」 ドサッ

倉刀 「えッ…ええッ!? 描いちゃさん!?」
ハルト 「そうだ。あの筆は私が持っているものがオリジナルだからな。
     ペンタブと自身を融合することであの能力を再現していたのだろう」

プスプス…
超カスの人 「う、うごご……ハッ ハアッ! か、閣下ッ!!!」

ハルト 「…………」 (ギロリ)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

超ゴミの人 「ひッ!ひいいッ!!!」

ハルト 「……フッ フフフ、あれでいい。なかなか楽しめたぞ。これからも精進を怠るな、描いちゃ」

描いちゃ 「は、はあ……」


【準々決勝 第二戦目 S.ハルトシュラー vs ダイヤモンドダスト 】
  ――《勝者・ハルトシュラー》

1663回戦 第二試合 ハルトvsダイヤ ◆bEv7xU6A7Q:2012/02/20(月) 21:47:19 ID:GuYRCsWc0
以上投下です。時間かかってごめんなさい…

167名無しさん@避難中:2012/02/20(月) 22:02:23 ID:6iulQHfc0
いろいろとネタ拾ってくれてありがとうと言うべきか豊富なツッコミどころを突っ込むべきか、それ以上に途中のジーク噴いたwww

168名無しさん@避難中:2012/02/20(月) 22:03:40 ID:iVDUC5S20
仕事し過ぎワロタw

169名無しさん@避難中:2012/02/20(月) 22:05:10 ID:I985legk0
カイチャ戦闘員3の口調がイケメソでやヴぁいw

170名無しさん@避難中:2012/02/20(月) 22:24:43 ID:d097ySRY0
何故例のシーンに挿絵が無いのか小一時間問い詰めたいっ!!!



171名無しさん@避難中:2012/02/21(火) 08:25:34 ID:qmP98QPg0
これはダイヤじゃない
べつのなにかだ

172名無しさん@避難中:2012/02/21(火) 12:31:21 ID:/ntrUjXE0


          ,イ圭圭ミ
       /圭圭圭圭i、               , イ圭ミヽ
         i圭圭圭圭圭}            /圭圭圭圭ト、
         |圭圭圭圭圭i         /圭圭圭圭圭圭!
        弋圭圭圭圭ノ          {圭圭圭圭圭圭ノ
           ̄ ̄              弋圭圭圭圭圭'"
                 ______   ` ̄ ̄ ̄ ̄
                  弋圭圭圭圭圭ァ
                 ヾx圭圭圭ノ

173名無しさん@避難中:2012/02/24(金) 23:58:41 ID:CbDFAryIO
age

174名無しさん@避難中:2012/03/22(木) 21:54:06 ID:9zQp8sBkO
期待age

175名無しさん@避難中:2012/04/18(水) 19:30:34 ID:Jk4Gq5/gO
ヒャホオオオオオッ!!!!!!
トーナメントのひょう消しちまったずぇえぇーーーーーーーーい!!!!!!!!!
アビャアアアアアアッ!!!!

176名無しさん@避難中:2012/04/19(木) 22:46:44 ID:USMGdK3E0
oh......

177名無しさん@避難中:2012/04/27(金) 23:08:03 ID:7tYI7XiMO
ぬぽる

178名無しさん@避難中:2012/04/28(土) 03:01:25 ID:9Mhe.OS.0
ガッ

179名無しさん@避難中:2012/06/12(火) 00:21:47 ID:qnM5TedQO
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3083053.jpg

180名無しさん@避難中:2012/06/12(火) 00:26:47 ID:/03zK69c0
すごいことになってるwww

181名無しさん@避難中:2012/06/12(火) 01:09:05 ID:rCCrkAqY0
お縄になってるのがいるぞwww

182名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 18:50:06 ID:5H4kzXHk0


―――《某所・創発地下闘技場・試合会場》―――

「何時間待たせんだコラァ!!」
「まだ試合始まらねーのか!」

 Boooo
Boooo

アンテナ「ただいま運営委員のほうが取り込んでおりまして……今しばらくお待ちください!」

「さっきからずっとそれじゃねえか、いい加減にしろよ!!」
「待たせるんだったらパンツでもみせろオラァ!」

アンテナ「ちょっ……! なに言ってるんですか、とにかく、あと一時の間だけですのでどうかそのまま!! あーーもう、柏木さんもなんとか言ってくださいよ!!」

柏木「いいんじゃないかな」

アンテナ「は?」

柏木「見せればいいじゃない、パンツ。それでこの場が収まるなら」

アンテナ「はあああああああ!??」

「パーンツ!」
「パーンツ!」

 ウオオオオオオオオオオオオオオ!!

あんてな「み、皆さん落ち着いてくださいっ!! 今日は試合を観にきたんでしょう!?」
 えぐっ……

「あんてなたんが言うならしょうがない」
「そうだな、怒りのあまり見たくもないものを見るところだった」

アンテナ「見せようとしてませんから! つーかどういう意味だコラ!!」
柏木「――アンテナくん」
スッ

アンテナ「柏木さん?」


柏木「私には見せてもいいんだよ、パンツ」

アンテナ「何『私だけは君の味方だよ』みたいな笑顔でセクハラ発言してんだこの人ー!!? 畜生試合はやく始まってくれーーーっ!!」

柏木「君はホントからかい甲斐があるな」

 Wai Wai……
Gaya Gaya……

183名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 19:00:29 ID:5H4kzXHk0


―――《闘技場選手控え室・10分前》―――

『……それで、相手選手はどうやら警察に補導されたみたい』

???「なるほど、それで運営もおおっぴらに対処できないってわけね。まあ、大方あの女の仕業でしょうけど」

『それじゃどうする? 恐らくこのままだと時間には間に合わない、あっちの不戦勝になりそうだけど』

???「予定通り、次の作戦に移るわ。K07の情報によると、リザーバーの選出が検討され始めているみたいだ――」

ももか「かーなたっ、なにしてるの?」
ガラッ

彼方「うおおおおおおっ!? ちょっと急に入ってこないでよ!!!」

ももか「いいじゃん、姉妹の仲なんだしー」

彼方「だからあたしはアンタの妹の彼方じゃねえ!!」

ももか「さーて彼方はお姉ちゃんに隠れてなにをしてたのかなー……っとお札?」
ガサガサ

彼方「駄目だこいつ人の話聞いてない」

『ガガッ……ピー……こちらK02、目標地点付近50メートルまで接近。周囲に人影なし』

ももか「うわああシャベッタァアアア!!」

彼方「ああ、もう勝手に触らないでよ! ――こちらK01、時間がないわ、早速準備をして! K05と06のほうはどうなの!?」

『こっちもOK、係員は他のメンバーがうまく足止めしてるわ』

彼方「よし、それじゃあ手は通り両班突入と同時に一斉攻撃。いいわね?」



ももか「彼方……あなた一体何をやろうとしてるの!?」

 ゴゴゴゴゴ……

彼方「ふふふ、ちょっとした布石よ。次の試合の勝利者が次の対戦相手となる。私の戦いはすでに始まっているのよ!!」

184名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 19:02:52 ID:uDQNSjEM0
GJwww

185名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 19:04:06 ID:uDQNSjEM0
おっと続いてた、失礼

186名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 19:12:23 ID:5H4kzXHk0


―――《すいかさん控え室前》―――

K02・大人彼方「それなりの実力があるとはいえ相手は手負い。3人で一気にカタをつけるわよ!」
K03・高校生彼方/K04・ブレザー彼方「了解!」

―――《パンモロー博士控え室前》―――

K05・中学生彼方「悪いけどこれも私達の野望のため!」
K06・なんとか彼方「しばらくお休みいただくのねん!」


彼方もといK01・和服彼方(やまなし……戦闘能力自体に脅威はみえないにせよ、あの女も恐らく勝つためには手段を選ばないタイプっ……! ならば……『試合に出られるリザーバーの数を減らし』てより強い相手をぶつけさせるっ……!! リザーバーが勝つ可能性もあるが……ワンサイドゲームにならなければ、どちらにせよ次の相手の手の内は割れるっ……!!)

 ざわ……
ざわ……

彼方's『『『全ては我らが乳のために!』』』
ダンッ!!



―――《某所・創発地下闘技場・試合会場》―――


アンテナ「さあ、長らくお待たせしました! えー控えます二回戦第八試合『PBM! の人 VS やまなし』ですが、PBM! の人選手は一身上の都合により出場辞退という事ですので、これよりリザーバーとの代行試合を開始いたします!」

「ヒャッハー試合だー!!」
「なんでもいいからはやくしろオラー!」

 ウオオオオオオオオオオオオオオ!!

アンテナ「では、選手入場です! 都道府県擬人化スレより、やまなし選手!!」

ザッ

山梨「さて、私の対戦相手は誰かしらね?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

和服彼方(ふふふ、良い『泥試合』になるように励みなさい……!)

アンテナ「続きまして、リザーバーからは――」

ザッザッザッ――

――ずてっ
???「ふにゃっ!?」

アンテナ「雑談スレよりDr.パンモロー選手!!」

パンモロー「痛たた……はっ! み、みないでくださいっ!!」

「oh……」
「nice panties.」

和服彼方「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!?」


アンテナ「それでは二回戦第八試合、開始です!!」

よし子「ファイッ!!」

カァァン

187名無しさん@避難中:2012/07/16(月) 19:21:57 ID:5H4kzXHk0


和服彼方(どういう事!? まさかあれに返り討ちにあったとでも!!?)

なんとか桃花「おや、そんな怖い顔してトイレでござい? それならお姉ちゃんがついていってあげるでござーい」

和服彼方「ついて来るなっ! ってかお前も私の姉じゃねえ!!」
ダッ


―――《闘技場選手控え室・リザーバーブロック付近》―――


和服彼方「札の呼びかけにも応じない……まさか第三者の介入が」

ドオオオオオン!!!!

中学生彼方「ゲッホゲホ……」

和服彼方「K05! 一体何が起きたの!?」

中学生彼方「K01? それが実は……」


和服彼方「部屋を間違えたァ!!?」

中学生彼方「しかも開けたと同時に思いっきりぶちかましちゃったもんだからさ……」

なんとか彼方「ひえええぇぇぇん!!」
ダッダッダッ

和服彼方「あれはK06!?」


「こっちか!」「いやあそこだ!!」
ドドドドドド……

中学生彼方「ゲゲェーッ! 早速追いついてきたぁ!!?」


戦那羅毘愚兵弐須「「この恨み晴らさでおくべきかァ!!!」」
ドン!!


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