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みんなで世界を作るスレin避難所2つめ

1名無しさん@避難中:2010/06/11(金) 21:04:38 ID:Y1a78MZw0
ここは、みんなでせかいをつくるスレのひなんじょです▼

現スレ:http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1275122105/
wiki:http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/286.html

ほんスレではなせせないようなこともこっちではなしてね!ふぇふぇ▼

331正義の定義:2010/07/24(土) 22:06:13 ID:.RIkgwxw0
 次の日、そしてまた次の日と、私は春夏秋冬に連れられた。この辺りから私の呼称が「火燐たん」になる。
その上なんだかどんどん馴れ馴れしくなっていった。まぁそこら辺はちょっと腹がたったけど、私も一人旅は
心細いし、行く宛があるわけでもないので、仕方なく…いいか?仕方なくだが暫くの間春夏秋冬について
いこうと決め、現在に至るわけだ。
 今、私は何をすべきかわからない。だけど、この春夏秋冬志希についていけば……何か見つけられるかも
しれない。そんな気がした。
 「ねぇ火燐たん」
 不意に春夏秋冬は立ち止まり、こちらに身体を捩った。なんだろう?
 「…どうした」
 「いや、さっきから私の背中執拗に見つめてるじゃない」
 「……気のせいだ」
 「…私、火燐たんになら抱かれてもいいわよ?」
 「何故そうなる」
 「え?私のこと抱きたくてうずうずしてるから私の背中を見ていたんじゃないのん?」
 「誰がお前のことなんて抱きたくなるもんか」
 「私受けでも攻めでもどっちでもオッケーだし。あ、火燐たんは抱かれる方が良かったかしら?」
 …この女、ひとりで勝手に話を広げていきやがる。やっぱり付いていく人間間違えたかも……

 ―――…

 時計の針が丁度正午を差した頃,私達は宿場町へと足を踏み入れていた。必要な物資を購入するために
立寄っただけで、長居するつもりはないようだ。
 街に入る前、頭の角をどう隠すか悩んでいた所、春夏秋冬に渡されたのはフードの付いたぶかぶかのコート
だった。これだけ大きければ角も尻尾も容易に隠せるであろうて。これで普段の変態行為が許される訳ではないが春夏秋冬のさり気無い心遣いに私は渋々感謝の意を込めて、
 「別にこんなの頼んでないんだからな…」
と、前もって忠告しておきながら「……ありがとう」と、虫の音程度の声でぼそぼそと呟いた。
それ以降の春夏秋冬の機嫌が変に良くて私は違和を覚えた。何やら「ツンデレツンデレ」とか囁いていた
気がするが、ツンデレとは一体なんだろう?

 町は至って平凡な宿場町だった。何か珍しいものがあるわけでもない、目を引く建物があるわけでもない
普通の町。でもなんだろう、何かがおかしい。私は鵜の目鷹の目で町を見渡したが、やはりおかしな部分など
見受けられなかった。
 「火燐たん、さっきから落ち着きないわよ?どしたの」
 「……なんでもない」
 さすがにこんなにキョロキョロしていたら怪しまれるだろうか?私は解決しない胸の靄を抱え悶々としていた……

 「これとこれとこれは買いね。これは……」
 宿場町の露店にて生活物資を買い込む春夏秋冬。店の奥では中年の男がやる気なさそーに構えている。
 私は自分の住んでいた場所から出たことがなかった。故に他所での買い物というのは新鮮に感じた。
前にタケゾー達に町へ連れられたことがあったが、その時見たものとはまた違った見慣れぬものがたくさん
置いてある。例えば食べ物。海が近いのか海鮮類が多く目立つ。山に囲まれた私の居た町では魚なんて
それこそ川魚とかその程度で、こんな新鮮な海の幸が立ち並んでいるのは見慣れない光景だ。
昔は全国何処にいても食べ物には不自由しなかったと聞くが、本当なのだろうか?
 …なんて、そんな事を考え呆けていると、前方不注意よろしく何かにぶち当たる。
 「ほわ!?」
 思わず間抜けな声を出してしまう。不覚。
 「……ん?おいおい、ちゃんと前を向いて歩きなよ、あんた」
 私がぶつかったのは人で、長身の垢抜けた青年だった。ジャラジャラと銀色の飾り物を体中にぶら下げて
いる。とても邪魔くさそう。
 「Heyリトルガール!!Youも異形かいHAHAHA!」
 そして青年の後ろからひょっこりと現れたのはやけにテンションの高い……なんだこいつは!!トカゲだ!
トカゲ頭!顔がトカゲで体は人間……
 「キモッ!!」
 「Oh、開口一言目がそれってちょっと失礼なんじゃないか〜い!?これは参ったな……欧米じゃ最も
イカしてる髪型なんだけど」
 「おい、髪型とか関係ない!頭の変化が解けてるぞマイティ」
 「Ah…?オウ!!なんてこった!でもま、いいじゃないかブラザーッ!どうせ町中にもちらほら異形がいるんだしYeah!」
 トカゲ頭の言葉を聞いてハッとする。町に感じた違和感はこれだったんだ。私の町では異形は……存在
そのものが疎まれていたから、町中で見かけることもなかった。だから普通に町中を歩く異形がおかしく
見えたんだ。

332正義の定義:2010/07/24(土) 22:08:12 ID:.RIkgwxw0
 「火燐たん〜…ってあら、この方達はどなた?」
 買い物を終えた様子の春夏秋冬。そんなのこっちが聞きたい。
 「このガールとは今会ったばかりだZE…yeah……」
 「ちょっと俺がこの子とぶつかっただけ。俺は旅に必要な物を買い込んでてさ」
 そう言うと、青年は両手に下げる袋を見せてきた。中には食料や生活消耗品などがぎゅうぎゅう詰めにされている。
 「まぁ旅のお方?行き先は何処へ?」
 「ちょっと大阪の方までStay〜にね!」
 トカゲ頭は答える。大阪……かの秀吉公の城のあった場所か。私はその土地について詳しくは知らない。
分かる事といえば金城のあった場所だいう事とたこ焼きが美味いらしいという事ぐらいだ。
 「あら奇遇、私達も丁度大阪へ向かうところだったのよ」
 え?私達も大阪へ向っていたのか?今更ながら目的地がわかったが、大阪とは……たこ焼き食いたいな!
 「へー、そうなの?」
 「Hey!それならどうだい?大阪まで俺達と一緒に行かないかい?旅は道連れって奴さHAHAHA!」
 「良いわね。人が多い方が楽しいし!」
 「えぇーッ!?」
 なんということだ。青年の方はまだしも、こんなトカゲ頭と一緒に歩くのは嫌だ。そもそも見るからに怪しさ
全開じゃないか。こんな奴と歩いてたら警察に捕まるぞ。
 何としてでも同行は避けたい私は断固として抗議した。
 「おい春夏秋冬!!私は嫌だぞ!!あんなトカゲ頭と一緒だなんて!」
 「Oh、リトルガール……こいつはトカゲじゃなくて、カ・メ・レ・オ・ン・!」
 「どっちでもいいわッ!ハエでも食ってろ!」
 「うっ……ひどいZE…マミー、マミー!」
 「ちなみにこいつの言う"マミー"は母親の事じゃなくて麻美(交際歴三年)という半年前にふられた彼女の名前である」
 「そういう事言わなくて良いZE相棒!!!」
 どうでも良い暴露がなされている最中、春夏秋冬が私に話しかけてくる。
 「いいじゃない火燐たん。トカゲの一匹や二匹」
 「嫌だよなんかあれウザイ」
 あんなのと四六時中一緒にいたら精神が持ちそうにない。私はけして拒否の姿勢を崩さなかったが……
春夏秋冬がこんな事を言い出すものだから…
 「あ、そうか……火燐たんは私と二人っきりになりたいから嫌がっていたのね?」
 「んな!?」
 「ふ〜ん、そうよねぇ、二人っきりじゃないとできないこともあるしねぇ?」
 「Why!?You達そういう関係!?」
 「ちょっと理解出来ない世界だね…」
 「ちょ、ちがうっての!!そんなんじゃ……」
 なんて言ってみても二人は既に私達をそういう目で見ていた。いわゆるイロモノを見るような。なんだよ!!
お前らだって十分イロモノだろうッッ!!
 「火燐た〜んぎゅ!」
 「こらだきつくな!!ぐッ…!」

 「あーもー!わかったよう!!」

 結局、私が折れて、4人(と1匹)で大阪まで向かうことになった。

―――…

 「へぇ〜、賞金稼ぎなのあなた達」
 必要なものを買い終え、宿場町を後にする。また道なき道をひたすら歩くのかと思うと気が滅入る。
 春夏秋冬は終始あの二人と会話し続けていた。私は暇だったので春夏秋冬のペンギン(キングという名前らしい)
を抱き上げて弄って遊んでいた。会話には参加しなかったが、聞こえてくる話の内容からお互いのことを話しているであろうことがわかる。青年の方の名前は"胡西久英"(こにし ひさひで)。
トカゲ頭で妖怪変化の異形"Mr.マイティ"と組んで賞金稼ぎをしているらしい。
 「そ。でも最近収入も安定しなくて……大阪の方で暫く傭兵でもやってみようかなって思ってさ」
 胡西は財布の中身を見て一憂しつつ言った。今の時代、安定した暮らしを得るというのは難しいもの。
 「大変ねぇ……」

333正義の定義:2010/07/24(土) 22:10:50 ID:.RIkgwxw0

 「それでYou達は何で大阪に!?」
 「ああ、ちょっと師匠に会いに行くの」
 春夏秋冬は答える。師匠がいたのかこいつには。何だこいつは、肝心な事は何も言わないなこいつ。
きっとこいつの師匠なんだからとんでもない変人に違いない。
 「師匠……って?」
 私が聞かずとも先に胡西が聞いてくれた。まぁ名前なんて聞いても私がわかるはずないが。
 「玉梓っていうんだけど」
 「……え?」
 胡西達は金縛りを食らったようにその場で固まる。静寂、少しの間の後、二人は一斉に驚く。
 「ええええええええええええええええええええッ!?」
 「玉梓ってあのおおおおおおおおお!?」
 「かの有名な五体系のおおおおおおおおおおおお」
 「んほおおおおおおおおおお!!」
 「しゅごいいいいいいいいい!!」
 どうやら凄い偉い人物のようだ。二人の驚きっぷりから如何に凄いのかが伝わってくる。
 ……人は見かけによらないんだな……
 「まあ天才ですから、私」
 謙遜もなくそう言ってしまう辺り、この春夏秋冬という人間がどういう人物なのかがわかる。とんでもない自信家だ。
 「YesYesYes!全く驚いたぜ〜Yeah」
 「玉梓の弟子凄いですね」
 「それほどでもない」
 それからというもの、話題は玉梓と言う人の事で持ちきりになった。私は特に興味もなかったので聞き耳を
立てるのをやめる。だって私は玉梓っていう人がどんなに凄いのかわからないし。再び退屈風に吹かれるのみである。

 暫く歩いた後、春夏秋冬は「休憩をとろう」と私達を呼び止めた。丁度日も暮れてきた頃だった。
 「せっかくだからさ、今日は此処でテントを張ることにしない?」
 胡西はそう提案した。今日は随分歩いた、私は異論なく胡西の提案に乗ることにした。春夏秋冬も
賛成しているし、私達の今夜の寝床が決まった。そうと決まれば早速テントを張らなくちゃいけないな。
 なんだかんだでこの生活にも慣れ始めてきた。テントだってほら、こんなに早く張れるようになったし。
 テントも張り終わり、暇になった私はペンギンのキングと戯れていたけど、飽きてしまった。
 「チチチ…」
 そんな私の前に現れた茂みからひょっこりと顔を出す一匹のリス。山にいた頃はこれらの動物とも仲が
良かったな……なんて感傷に浸っていると、リスはいつの間にか私の目の前まで移動していた。
 「こんにちはオチビさん?どうしたのかな?」
 「チチチ……」
 そういえばこのリス、あまり見かけない種類だなぁ。白い体毛のリスなんてめずらしい……
 それに何かこのリス…様子が変……
 「チチチ……ぐ…グアァァァッァァァアァァッァァアアアアアアアア!!!」
 「え?」
 リスとは思えない鳴き声が私の耳を突き抜ける。一体何!?考える間も無くリスの体の変化に私はただただ慄然とした。
 数秒前は愛らしいリスがいたその場所に今いるのは、3mは越そうかという巨体の異形。
 まずい、こんな至近距離じゃ魔法を使う隙もない。異空術系も同様、どうしよう……!
 「ヂイイイイイイイイイイ!!!」
 「やられるッ!」
 異形の大きな腕が私に振り下ろされる。もうダメ、私は目を閉じ頭を抱えてうずくまった。

……。

 しかし、いつになっても痛みが襲ってくる事はない。私は恐る恐る瞼を上げてみる……するとそこには…

 「うちの火燐たんに手出しするなんて……いい度胸してるじゃないのん」
 「グガガ……!」
 腹部に一発拳をねじ込まれ地に伏す異形と、いつの間にかピンク色のかつら(地毛は茶色)を被っている春夏秋冬の姿があった。
 「麻法少女オールバケーション!!火燐たんのピンチに駆けつけ推参仕った!!」
 「……そのカツラは必要なのか…?」
 「顔は同じでも髪型が違えばバレない変身ヒロインの法則!!」
 「バレバレだから。意味ないからそれ」

334正義の定義:2010/07/24(土) 22:16:12 ID:.RIkgwxw0

 「グアアアアァァァァ……!!」
 茂みの奥から聞こえてくる複数の声。どうやら異形は一匹じゃなかったみたい。
 「おいお〜い……これは一体どういう事だZE!?」
 「どうやら……囲まれたみたいだよマイティ」
 胡西達もやってきて状況確認。私達は異形に囲まれたようで、四方から聞こえてくる鳴き声に警戒しつつ
どうするかを話しあう。
 「数は……ざっと10〜20ってところかしらん?」
 「その程度なら、やっつけられそうかな」
 泰然とそう言ったのは胡西。よほど自分の腕に自信があると見た。
 「結構多いわよ?」
 「やれるさ。これでも俺達は賞金稼ぎ、だろ?マイティ」
 「YesYesYes!さあ、今宵もCarnivalの始まりだ!!変化!!」
 トカゲ頭は飛び上がりクルリと一回転宙返りすると、ボフンと煙をあげる。その煙の中から出てきたものは
柄の長さが人の身長ほどある戦斧だった。
 「さ、行こうか」
 『it's show time !!』
 戦意を察したのか、茂みからぞろぞろと現れる異形達。胡西は戦斧を握り、軽くステップを踏みつつ
その集団へと立ち向かっていった。
 「さて、私達も……あ、火燐たんは私の後ろに隠れてて良いのよ」
 春夏秋冬は私を気遣って言ったのだろうが、私としては舐められてる気がしてならない。
 「……さっきは不意を突かれただけだ。自分の身くらい自分で守る…」
 「無理はしないでね?危なくなったらすぐお姉様に言うのよ、"お姉様"に!!」
 お姉様の部分を強調する春夏秋冬。誰が言ってやるものか。私は異空召喚を行うため術符を懐から取り出す。
 「異界に存在する強者よ…今一度我にその力を貸し与え賜え!」
 「召喚!現れろ!汝らが名前は…」

 「"人食いミルカ"!」―【学園同士で戦争するスレ/魔法少女孤独系】―
 「"ジョン・スミス"!」―【シェアード・ワールドを作ってみよう/なんでも屋シリーズ】―
 「"岬 陽太@夜能力"」―【チェンジリング・デイ/月下の魔剣 】―

 「…夢の叶う場所に行くんだ。邪魔するなら……喰うよ?いいの?」
 「さて、いくら払う?」
 「俺の名は岬月下!神に、天の宿命に叛く男!今日異世界で死ぬ事が、神の定めた宿命ならば…
 叛いてやるさ!その宿命!!」(きまった…!)
 
 光が収束する。現れたのは大きなマントを羽織った少女、ガタイの良い古ぼけた外套を纏う男。そして、
なぜか大根を構える少年であった。
 「……一人スカか。なんか大根持ってるし」
 「おい、スカって誰のことだよ!そしてこれはレイディィィィィッシュ!!」
 訴える大根少年を無視しつつ、私も戦闘態勢に入る。一応龍なので少しの魔法と火を噴く位はできる。
 「火燐たん凄い!!こんな事出来たんだ〜!」
 「ふん、異空術の一つだ。異世界の影を映しとり、具現化する……それが異空召喚術」
 「へえ、私も負けてられないわね、行くわよ!キング!」
 「変身!!」
 春夏秋冬がキングの体に注射器を刺す。すると、メキメキと餅が膨れ上がるように肉体が盛り上がる。
筋肉集合体。八頭身ムッキムキになった気持ち悪い生物が出来上がった。
 「this way…」
 「さー!行くよ!!信義の鉄拳!受けてみよ!」
 春夏秋冬は青白い光を拳にまとい、気持ち悪くなってしまったキングと共に突っ込んでいく。
個人的にキングは変身する前の方がいい。
 「私も……行くかな…」
 私は流されるままに戦いの渦中へと飛び込んでいく。あの夜から何かが吹っ切れてしまったようだ……
戦うことに抵抗はなかった。

335正義の定義:2010/07/24(土) 22:19:14 ID:.RIkgwxw0

―――…

 「風よ、集り穿け」
 年代物の外套を纏う男はそう呟き、風の刃を作り出す。その刃は洋槍の様な形状となり異形達に降り注ぐ。
 「ギャオオオオオオッ!?」
 異形の集団は吹き飛ばされ散り散りになった。そんな異形達を今度は無数の虫が群がり襲う。
 「…!?……ッ!…ッ……」
 おぞましい光景だった。虫が引いた後、そこにあったものは無残な異形の亡骸。
虫達が戻帰る先に立ち尽くす一人の少女。虫達は彼女の体へと入っていく。
 「うぐ……!」

 「くらえ!!アクアニードル!!」
 大根少年は手から大量のウニを放出する。異形達は美味しそうにそれを味わっていた。新鮮魚介類を提供してどうする。
 「何…?アクアニードルが効かないだと……!?馬鹿な!?」
 「……馬鹿はお前だ」
 呆れた。相手を満足させてどうする。大根少年は「いやまて!いい考えがある!」とか抜かしているが……
この手の発言をして成功した例を見た気がしない。
 「閃いた!こいつを特と味わうんだな……サブマリン・クラッシャー!!」
 少年の手からまた何かが放たれる。先程の攻撃で味を占めていた異形達は口を開けてそれを捕食する。
 食べ終われば当然次はこちら。異形達は少年の方へと駆けていく。マズイな。
 いよいよ異形達が少年を捕食範囲に捉えたその時、異変が起きる。
 「が…ガアアアアアァァァ…!!」
 「え?何?」
 突如として苦しみだす異形達。その横では得意気に笑みを浮かべる大根少年がいた。
彼は計画通りと言わんばかりに語り始める。
 「かかったなアホが…生のフグを食べるなんてそれこそ自殺行為……!はじめのアクアニードルはいわば
これを仕掛けるための前フリだったんだよ……!」 
 「……え?フグの毒って異形に効くのか?」
 私は思わずつっこんでしまった。
 「……そこは強力な毒を持ったフグってことにしとけよ」
 「そもそもフグ毒ごときで倒せるのか?」
 「たまたまあいつらの弱点がフグ毒だったんだよ……」
 「何その都合の良い解釈。というかぶっちゃけ作戦なんて考えてなかっただろ?」
 「細かい事うだうだ言うなよ。そんな事一々言ってたらチェンジリング世界じゃやっていけないぜ」
 「ここはチェンジリング世界じゃないし」

―――…

 「なんとか片付いたみたいね……」
 そんなに強い連中じゃなかったせいか、ものの数十分で異形は撃退できた。
私が召喚に使った術符が空気に溶ける。それに続くように、私が異世界から召喚した住民達は徐々に
その姿を光に変えていく。

 「ここでもなかった……夢の叶う場所なんて、ほんとにあるのかな…?」
 「さて、次の依頼に向かうとしよう…」
 「そういや今回レイディッシュ使ってねぇ……」

 一言づつ言い残して消えていく異世界の住人たち。なんか濃いメンツだった。
 「それにしても……この大根はどうしましょ」
 春夏秋冬はあの少年がだしていった大根を手に取りそう漏らす。捨てればいいんじゃないかな。
 「Yeah!せっかくだから味噌煮込みにでもしようZE!」
 食うんかい。

336正義の定義:2010/07/24(土) 22:21:34 ID:.RIkgwxw0

―――…

 「ゲップ」
 「こらキング。お行儀が悪いわよ」
 異形を撃退した後、私達は何事もなかったかのように夕飯の支度をし、ご飯を美味しく頂いた。
あんな事があった後でもこうして春夏秋冬達が平然としていられるのはやはり慣れているからだろうか?
ちなみにあの大根は味噌漬けにして食べた。これが意外とうまかったな。
 「Oh…マイティもう食べられない〜……いやぁ旨かった!HAHAHA!」
 「やっぱり、食事は人数が多いほうが楽しいね」
 トカゲ頭も胡西も満足そうに言った。私は違ったな。一人で食べたほうが良い。焔のいない食事なんて……
 「どうしたの?火燐たん」
 意気消沈する私に気が付いたのか、春夏秋冬が私の顔を覗き込む。やば……もしかしたら泣いてたかも!
泣き顔見られるのは嫌だ!私は慌てて顔を両手で覆った。
 「……火燐たん、ホームシック?」
 「違うけど……似たようなもん。私にはもう帰る場所なんてない。焔は……もういないから」
 「お姉さんの事が恋しくなったのん?」
 「……別に」
 と言いかけた時、私の頭を抱き寄せる春夏秋冬。唐突すぎてびっくりした。心音が高まる。暖かい。
人肌のぬくもり。体越しに伝わる心臓の鼓動。私は自然と瞼を落とした。くやしい、こんな奴で……
 「私は貴方のことまだ少ししか知らない。けど、悪い子じゃないってことはわかるわ。
苦しかったら泣いていいのよ?我慢する必要なんてないんだから」
 こんな奴で、焔の温もりを思い出してしまうなんて。
 焔はよく、私が不安になったらこんな風に抱きしめてくれたっけ?あの優しさが蘇る。瞼の裏に映るのは
今は亡き姉の顔だった。
 「くそっ……何でおまえなんかで…ひぐッ…焔の事を思い出すんだよぉ…!」
 「いいのよ、今は私のこと……"お姉様"って、呼んでも…」
 「ど…どうせお前……それを言わせたいだけなんだろ……ぐじゅ…ズズズ…」
 「そそそそんなことないわよお!!」
 明らかに吃音気味であった。でも今はそれでいいよ。私は弱い。弱いから他人のぬくもりを感じていなきゃ
駄目なんだ。不安になるんだ。そんなんだから、焔を守れなかった……

 私は……!


 「落ち着いた?火燐たん」
 「ああ……」
 年甲斐もなく泣き面を見せてしまった私。今は恥ずかしくてまともに春夏秋冬の顔が見れない。
 「へぇ〜、らぶらぶだね」
 「らぶらぶです」
 「Crazy!同性愛はいけないなぁ〜非生産的な!」
 「何故そういう方向へ行く!お前ら全員!」
 好き勝手言われてたみたいだから声を荒らげてみた。そしたら「いつもの調子に戻ったね」って、春夏秋冬が
言うものだから参った。ホント、私の事気にかけてるんだか、ただの変態なのか良く解らん奴だ。

337正義の定義:2010/07/24(土) 22:25:05 ID:.RIkgwxw0
―――…

 食後、何をする訳でもなく焚き火の前に集まっていると、胡西が口を開いた。
 「そういえば、最近異形達がおかしな動きをしてるみたいだね」
 「あぁ、知ってるわよ。変に統率の取れた異形達」
 話題になったのは最近の異形。私達古き異形とは異なる存在。日本全土を暗中跋扈する獣。
それらは基本、群れであることはあってもせいぜい20〜30程度の集まりが関の山。しかし最近は、100程の
集団も珍しくはなくなってきているという。知能が低い下級異形が大多数を占める中、そんな大軍を
纏めることなどあるのだろうか?自然と群れができてもその規模に達するとは到底思えない。
 「なんでも、意図的に統率している者がいるって噂さ。あくまでも噂だけどね」
 そう言い、胡西は焚き木に新しい薪をくべる。火は火力を強め、胡西顔が火に照らされる。その表情は真剣そのものだ。
…もしそんな、異形を統率している人間がいるとすれば、一体何が目的なんだろう?考えても答えは出ない。
 「ここだけの話、近いうちに何か大きな事が起きるわ」
 春夏秋冬は、半ば確信じみた言い方をする。
 「……どうしてそんな事が分かるんだ?」
 私は春夏秋冬に問う。こいつが何を知っているのか、聞いておかなければならないような気がしたから。
 「裂け目の結界が、弱まってきてるの」
 「……裂け目?」
 「知ってるでしょ?今の日本に変わってしまった元凶……異形が溢れるようになった断層のことよ」
 「……Why!?なんだって!?そりゃまじかよ!?」
 衝撃の事実にトカゲ頭が飛び上がる。少しオーバーな気もしたが、飛び上がりたくなる気持ちもわかる。
 「ええ、知り合いに裂け目を観測している人がいるんだけど……目に見えて、確実に結界が弱まっているって」
 「そんな……どうして?」
 「さぁね?私は専門家じゃないもの。ただ……妙なのよね」
 「?」
 「あの結界、数年前までは後500年は解けないって言われてた強力なものなの。それに定期的に補修もしているはず」
 「え?じゃあ……それってまさか…」
 「「何者かが……結界を破ろうとしている?」」
 トカゲ頭と声がハモった瞬間だった。
 「わからないわ。現地の人は色々探っているみたいだけど原因も不明だし、どちらにせよこのままでは結界
は破れるわ。……なんとなく嫌な予感がするのよねぇ、何かが起きる、そんな胸騒ぎがね……」
 「結界が破れたら……どうなるんだ?」
 恐る恐る私は聞く。春夏秋冬は少し遠くを見つめ、何か遠い未来を見透かすようにこう言った。
 「そりゃあ、異形が溢れて、戦争が起きるわね」
 「戦争…!!」
 タケゾー達がいた街で起こったようなことが、全国で起きるって言うのか?罪もない焔のような異形、
タケゾーやカナミの様な人間がまた生まれるのか!?そんなの……そんなの絶対に…!
 「許せない……!」
 二度と繰り返しちゃいけないんだ…あんな事!
 「まだ何もわかってない。わからなすぎて不気味なくらい。だから私たちは大阪へ行くのよ。師匠なら何か知っているはず。事の全容に少しでも近づけるなら……良いんだけど」
 「何だか凄いスケールの話になってるZE」
 「定職探ししてる俺らとはまるで別次元の話だね」

 「そうだったのか……」

 「ん?火燐たん?」
 私のやるべきことが、見つかりそうな気がする。お母さん、焔…死んでいった皆……私は、
みんなの死を無駄にはしない!
 「春夏秋冬、その異変に黒幕は居るのか?」
 あの夜起きた事は、既に手遅れだった。でも今回は違う。まだ何もわからないけど、時間はあるんだ。 
 「どうかしら?……火燐たん、首突っ込むのやめるなら今のうちだけど?」
 何が待っているか、まだわからない。
 「ここまで話しておいてそれはないだろう……春夏秋冬」
 どんな困難が待っていようと、私はこの生命を賭けて挑もう。
 「火燐たんを危ない目に合わせるのは気がひけるけど……火燐たんがしたいなら、好きにすればいい」

 「行こう、大阪へ……!」

 何一つやるべきことなんてわかってないけど、私の生きる意味は見つけ出せた気がする。
 もう二度と、あの血塗られた夜にこの空を明け渡さない!それが私の、存在理由だ!

338正義の定義:2010/07/24(土) 22:26:58 ID:.RIkgwxw0

―――…

 「いやー、着いたねぇ大阪!」
 数日後、順調に旅路を進む私達はついに大阪へと到着した。長いような短いようなそんな道中であった。
 「ふう、君達ともここでお別れだね」
 「あ、そうねぇ」
 胡西達は大阪で傭兵になるのが目的だったな。数日間共にしただけあって、少し名残惜しい。
今となっちゃこのトカゲ頭もなかなか愛嬌があるように見えてきた。
 「Yeah!マイティ達は大阪にいるZE、何か手を貸してほしいことがあったらいつでも呼んでくれよブラザー!」
 「それじゃ、また」
 「近いうち、どこかお食事にでも行きましょ」
 「Yes!」
 そうして、胡西達とは街中で別れた。今生の別れって訳じゃない。またいつでも会えるさ。
同じ街にいるんだから。
 「さてと……私達も行きましょうか?」
 「そうだn…」

 ぐうぅぅ〜……

 「はて?」
 参った。せっかく気合いれていこうと思った矢先、これだ。
 「火燐たん、お腹へってるの?」
 「う……うるさいうるさい!!お前の師匠に会いに行くんだろ?えっと……玉梓だっけ?」
 「そんな急がなくていいのに。火燐たんか〜わいい」
 そういって、春夏秋冬は両腕を広げてダイブしてくる。なんと言う狩人…その目は獣そのものだが。
私は為す術も無くがっちりと春夏秋冬に抱きしめられる。
 「こ、こらやめろ!くるしい!!」
 「よいではないかよいではないか!!」
 「はーなーせー!!」

 拝啓姉上様。
 私はあなたの分まで頑張ってみようと思います。
 なので、貴女はあの世で見守っていてください。

 「この世界で生きていきます。私は。まだまだ不安だけど、以前のように笑える日が来るかもしれません」

 私の大切な、お姉ちゃんへ。

 「この気持ち、届いたかな?」

 「火燐たん独り言?」
 「な、なんでもない!!」

 まずは小さな一歩から始めよう。最初にすべきは春夏秋冬の師匠探し!

 「さあいくぞ。こんな事してる場合じy…」

 ぐうぅぅ〜…

 「……の前に腹ごしらえね。火燐たんは何が食べたいの?」
 「……たこ焼き」

 十分過去とは向き合ったから。私はもう立ち止まらない。いつかみんなの過去が報われる未来を信じて…


                           正義の定義・第九話〜火燐編〜
                                             ―了―

339正義の定義:2010/07/24(土) 22:29:46 ID:.RIkgwxw0
〜次回予告〜
地震による地盤沈下により半分が水没してしまった都市「水萌」
そこでは毎年一度だけ、土地神を鎮めるために行う祭典「声魂祭」があります。
美しい歌声を披露し、土地神に捧げるこの儀式……しかし今年は何やら不穏な予感。
歌い手が次々と"声"を奪われる謎の怪事件がおきているのです。英雄達はその怪事件に挑みます。
次回・正義の定義第十話
     「サイレント・ウンディーネ」
正義の定義も十話目です。実質十話以上あるけどね!



春夏秋冬「にしても、タイトルは私なのに中身はまんま火燐たんが主役だったね」
火燐「まぁね。そもそも6話の時点でお前登場してるのに『春夏秋冬、登場』っておかしいだろ」
春夏秋冬「ノリだよ!!」
火燐「またそれか」

 次回へ続く!!

340名無しさん@避難中:2010/07/24(土) 22:42:15 ID:.RIkgwxw0
投下終了。まず一言。
借りた作品の作者様方、マジでごめんなさい。
チェンジリングは避難所にでも一言入れときゃよかったって今更ながら気がつきました。
ほんと不快な思いをされたならば早々に対応させていただきますので
村八分だけは勘弁してください。
あと冒頭の劇場化とかネタだからね!別にアレのSSとか書かないからね!

以下キャラ設定

胡西 久英
22歳 ♂
Mrマイティとコンビを組む賞金稼ぎ。シルバーが大好き。体中にジャラジャラぶら下げている。

Mr.マイティ

妖怪変化の異形。変化しすぎて元の姿が思い出せなくなったのでカメレオン頭の姿に落ち着いてる。
武器に変身して胡西と共に戦う。

この話投下した後の反応が怖い。

341月下の魔剣:2010/07/25(日) 00:42:37 ID:KiwDJbIEO
>>340
おいぃ! よりにもよって大根さんかよw
チェンジリング世界ならもっと強くてかっこいい人いっぱいいるってのにwww
どんな扱いでも自分は一向に構わんですよ。テンション高くて見事に奴らしくてよかったです。

342名無しさん@避難中:2010/07/25(日) 18:52:14 ID:b5FYXtrkO
投下乙!しかし…代行できなくて済まん。

343名無しさん@避難中:2010/07/25(日) 19:14:25 ID:vlJoykaI0
では行ってくる

344名無しさん@避難中:2010/07/25(日) 19:45:49 ID:vlJoykaI0
おわり

345名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 01:11:55 ID:gGqFt51s0
圧倒的感謝…ッ!

というか月下の人このスレ見てたのか……ほんとご迷惑をおかけしました

今回ほど投下を躊躇した回は無かった……!色々やりたい放題しすぎました
次からは自粛します。

346名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 10:56:39 ID:pAoeCj0o0
なるほど、火燐の召喚魔法はディエンドや鳴滝の召喚のようなもんか
ともあれ、四季の人の下とシリアスの差が激しすぎるw
とりあえず火燐ちゃんが持ち直したので良し!

というのを、なんといいますか、代理していただければありがたいです

347名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 11:56:57 ID:cZKzCgyA0
行ってきました

348名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 13:35:23 ID:pAoeCj0o0
ありがとうございます!

349名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 20:40:40 ID:1eIsMdhwO
以外と一番怪談が似合うのは閉鎖都市だと思う。

…閉店した『マグレブの店』から聞こえるピアノの音…

とかね。

350名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 21:10:27 ID:afn4fbpg0
>>349
あるビルの壁面はぬぐってもぬぐっても人型の染みが浮かび上がってくる、っていのとか。

351名無しさん@避難中:2010/07/26(月) 21:43:54 ID:1eIsMdhwO
噂をすれば閉鎖都市に投下が。
イレアナはスレでも数少ない母性的ヒロインだなあ…

352名無しさん@避難中:2010/07/27(火) 20:59:08 ID:s6/tRGNg0
wiki、特に◇X2eF6cXcIAの辺りが雑多ですね
俺はページ名とかいじれないのでだれかログインできる人スタイリッシュに直してくれるとありがたいです

353名無しさん@避難中:2010/07/28(水) 21:32:31 ID:ugxYplkQO
投下&まとめ更新乙!!
御伽は独特のテンポながら展開早いなぁ。

354名無しさん@避難中:2010/07/28(水) 22:39:07 ID:r/YbDbNYO
火燐ちゃんが召喚してたけどジョンスミスとか久々に見たな…
最近規制でみんなで創るスレも人が減ったなと思ってたけど投下あるだけまだマシなのかなぁ?

355名無しさん@避難中:2010/07/28(水) 22:56:08 ID:M1s.jjTQ0
雑談もそれとなく盛り上がればいいんだけどもね

356名無しさん@避難中:2010/07/28(水) 23:18:13 ID:r/YbDbNYO
雑談も一気に波が来たときは盛り上がるんだけどね
雑談でポロッと出たネタを元に作品ができるって流れは良かった。ある意味合作に近い

357名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 01:32:32 ID:Zq8/awLU0
流れとか考えなくてもいい位気軽に書き込める空気を作るのが大切だよ

そんな事より腹が減った。ちょっとタバサちゃんのホットケーキ横取りしてくる。

358名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 05:34:51 ID:MsjwvWm6O
あのホットケーキってエリカ様が作ってるんだよな?料理も出来て老けないとか最高じゃないか嫁に欲しい
そして湯乃香ちゃんは温泉卵しか料理作れないとかだったり

359名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 06:57:11 ID:GbVCSdpQ0
なんか雑談にならないよな
一言二言で途切れる

タバサちゃんのホットケーキ取り戻してくる

360名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 21:49:11 ID:UI.IvujMO
多忙で投下作も読めない訳で……
でも盆からは本気だすw

それよりなんか選挙みたいなのも始まったみたいね

361名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 21:53:42 ID:1ApAStkY0
いいえ連打合戦ですw

362名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 22:13:55 ID:Zq8/awLU0
何故人は争わねばならぬのか…これも人の業か…!

363名無しさん@避難中:2010/07/29(木) 22:36:16 ID:1ApAStkY0
なんならアピールスレに追加したいキャラ書いていってね

364名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 03:24:32 ID:y.2jDcr6O
湯乃香「ここの住民なら勿論私に投票するよね?」
天野「一位に輝けば何と湯乃香が脱ぎます!」
湯乃香「いや、既に脱いでるし」

365名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 16:40:14 ID:5U5eoqGAO
真樹村怜「投票結果なんかナンセンス。我がみんつく人民には……同志ポープが居るのよ?」

366名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 16:43:00 ID:5U5eoqGAO
真樹村怜「……あと、天野翔太はチェンジリングのスパイ容疑で粛清」

367名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 16:48:24 ID:5U5eoqGAO
真樹村怜「……あとみんつく臨時最高評議会は同志クズハ、同志湯乃香、それから私で構成されます」

368名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 17:14:35 ID:IAdvUkws0
くだらないな。こんなことをしている暇があるなら
世の中のために何が出来るのかを考えなさい。

369名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 17:39:08 ID:5U5eoqGAO
オチの前に説教食らったわw

370名無しさん@避難中:2010/07/30(金) 17:48:42 ID:y.2jDcr6O
>>368
こんな所で何やってるんですか名護さん

371名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 03:58:58 ID:BlAIrDEQO
珠夜って、たまや、なのか、たまよ、なのか、たまよる、なのかが気になってエアコン消したら夜も眠れない

372名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 08:17:56 ID:MJB32A5.O
……実は『タマヤ』のつもり書いたw

373名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 13:04:11 ID:rd7Untn.0
たーまやー

そういえばまだ今年花火見てない。
今年はいっちょお祭りにでもいってその余韻の中で
お祭り話でもかけたらいいな。

374名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 18:15:39 ID:BlAIrDEQO
たまやだったのか!
今日はエアコン無しで眠れそうだありがとう


夏祭り話って良さそうね
侍女コンビニ夏祭り支店でチョコバナナを買うと、
殿方悶絶のイヤラシイ舐め方(?)を珠夜が伝授してくれるとかね
怜角さん、リリベルたま、ややえちゃん辺りが挑戦するわけです
藤のロリバ(ryは外見年齢的にアウアウ!なので教えてもらえない
まぁ教えてもらわなくても既に熟練だったりして
夏祭り後はみんなで温泉界に入湯。

375名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 18:44:41 ID:wvygyjWM0
創発落ちてるナ

376名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 19:21:02 ID:xo5axwq.O
あれ?普通に見れるぞい

スレが殆ど消えてるけど

377名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 19:25:50 ID:BlAIrDEQO
運営のスレ以外全部消えてた

378名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 22:20:27 ID:rd7Untn.0
夏休みの宿題を忘れてきた言い訳みんつくキャラ編


桃太郎の場合

先生「桃太郎君、夏休みの宿題はどうしたのですか?」

桃太郎「あー、いやー、あれねー。ちょっとうちの犬が食べちまってー」

先生「そうなんですか?招杜羅君」

招杜羅「事実無根で御座る」

桃太郎「あっ!てめ!ここは嘘でも合わせとけよ!」

先生「桃太郎君、あとで職員室まで来るように」


夜々重ちゃんの場合

先生「大賀美さん、夏休みの宿題はどうしたのですか?」

夜々重「うっかり男の子を呪い殺しちゃって、夏休み中は生き返らせてたんで
宿題はできませんでした!」

先生「うっかりにも程があるでしょう。後で閻魔様のところまで来るように」


神谷さんの場合

先生「神谷くん。夏休みの宿題はどうしたのですか?」

神谷「まぁ先生。とりあえずこの写真を見てくださいよ」ピラ

先生「なっ!これは……!」

神谷「夏休み中、ちょっとあんたの事を尾行させてもらったんだが…
こんなもんが出でくるとは……
先生……浮気なんて奥さんにばれたくないだろう?」

先生「か、神谷くん……放課後私の所まで来るように…」


湯乃香ちゃんの場合

先生「湯乃香さん。夏休みの宿題はどうしたのですか?」

湯乃香「朝起きたとき、うっかり温泉に宿題全部落としちゃいました〜」

先生「あなたの家はどうなっているのですか。帰りに一風呂私に浴びさせるように」


エリカ様の場合

先生「蛇の目さん。宿題は……おや?蛇の目さんは?」

タバサ「にゃーにゃーにゃー(先生、エリカ様は長期睡眠に入りました)」

先生「それは困りましたね……罰としてタバサちゃんは暫く私に預からせるように」

379名無しさん@避難中:2010/07/31(土) 23:20:21 ID:MJB32A5.O
湯乃香の先生っておいしすぎるだろw

380名無しさん@避難中:2010/08/01(日) 09:11:42 ID:ym9F55to0
待つんだ先生!
タバサちゃんは俺が責任を持って預かる!

381名無しさん@避難中:2010/08/01(日) 09:47:42 ID:1fgSkojIO
タバサちゃんの猫語が分かるってことは先生は異形?w

382名無しさん@避難中:2010/08/01(日) 21:33:28 ID:a7Rx3SIg0
書き込めない人へ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277909484/

383名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 11:09:28 ID:.1zdnkso0
みんつくスレまた落ちてる〜
失態だな、どう責任をとってくれるのかね?

384名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 15:51:40 ID:f/BTpf4c0
この温泉界旅行チケットでどうかお納めください

385名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 19:01:35 ID:NjjzO3JsO
みんつくスレ消えてしまうん?

386名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 19:36:37 ID:.1zdnkso0
たとえ消えてもみんつくスレは君の心の中で生き続けるよ

387名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 19:37:12 ID:ZYaQgpjQ0
そう、みんつくは皆の心の中に!

388名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 21:25:58 ID:jBKGJTmA0
やめろwwww終わるフラグ立ちまくってるw

389名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 22:00:57 ID:NjjzO3JsO
どうなるんだこのスレ

390名無しさん@避難中:2010/08/02(月) 22:30:12 ID:ZYaQgpjQ0
そもそも板がどうなるのだろうか

391名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 17:53:42 ID:lx2jkb46O
投下がないと寂しいのう
きっと新スレが立ったら沢山投下があるって私、信じてる!

392名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 18:25:11 ID:l1CgjiuAO
板がよくわからん状態だから投下よしてる人も多げ

393名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 18:32:50 ID:qA2FSjMA0
ここに投下すればいいのさ

394 ◆GudqKUm.ok:2010/08/03(火) 20:49:45 ID:b.oAZJiwO
>>393
だね。じゃ、投下。
代行お願いしますw

『みんつく超決戦!!』

395名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 20:51:29 ID:b.oAZJiwO


『……ふぇ!! かくごしなこどもたち!!』

負傷したゲオルグたちの前に立ちはだかる金髪幼女。彼女こそ自警団が召喚した最強の助っ人、『再生機関』の誇る人類科学の結晶、HR-500『トエル』だった。
ゲヘナゲートを越え次々と現れる『十二使徒』の姿に、タバサを抱いたポープが嗄れた喘ぎを洩らす…



「…うふふ、絶好調であります…」

監視塔から三つの世界を記録する境灯(さかい あかり)入魂のSS、『みんつく超決戦!!』はすでに三万字を突破していた。
猛烈な創作意欲に駆られるまま碌なプロットも組まずに執筆を始めて丸一昼夜、長らく暖めていた全てのシェアワールドを股にかけるスーパーバトル長編は快調な仕上がりを見せている。
蛇の目エリカの機転で倒されたスティーブ・ビコの亡霊の背後に控えているのは、さらに強力なロリハラハラ・ネルソンの亡霊。彼らは恐るべきベリアル・コンツェルンと禁断の契約を交わしたのだ。
平行して進んでいる別パートはいよいよ桃太郎と三獣の登場を迎えている。その前に、どうしても書きたい『鬼ヶ島』での会食シーンの為、閉鎖都市パートの主要キャラクターを全員異形世界に転移させなければならない…

「よしよし、ここでリリベルバスの出番だね…」

『キャラクターが勝手に動く』とはこういうことを言うのだろうか。憑かれたように筆が進む興奮に、灯は今夜も眠れそうになかった。



「…んにゃ、しまったぁ…」

真夜中の監視塔。ついうとうと居眠りをしてしまった灯の叫びは、執筆中の作品に関する問題点が原因だった。浅い微睡みのなか、ふと重大な事実に気付くのはよくあることだ。

「…夜々重ちゃんとクズハちゃんだ…」

作品内容がややバトル重視に傾き過ぎたため、うっかりこの古参人気ヒロイン二人の見せ場を忘れていたのだ。

396名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 20:53:11 ID:b.oAZJiwO
前半やたら活躍したヒロインといえばイレアナくらいだった。捕らわれたバステト侍女長を救い出するため、巨大な滝を泳いで登り切るシーンは少し無茶かなとも思ったが、『ギャップ萌え』もまたSSには大事。閉鎖都市内に滝があるのも同様のテクニックだ。

「……そぉだ!! 名アイデア!!」

考えてみれば夜々重とクズハは明確に恋愛対象が決まっているキャラだ。オリジナル作品との整合性を損なうことなくロマンスを描ける訳だった。それもとびきり濃厚で大胆なラブシーンを…

「…うひひ、やはり濡れ場はSSの華だからね…」

慌ただしく三階に降りて栄養補給を済ませた灯は、深夜にもかかわらずさっそく執筆を再開した。あまりベッドシーンが連続するのも野暮だから四人一室がいい。彼らが愛しあうのに相応しい場所は…



『はううううっ!?』

濃密な闇のなか、狂おしく鳴り響く『快楽の鈴』。どこか甘美なその音色に合わせ、隣のベッドでは白銀の尻尾がビクビクと痙攣しながらはしたなく屹立していた。

『…流石は蘆屋の研究施設だな。面白い道具が揃ってやがる…』

『ホントだ…高瀬さんたちも誘えばよかった…』

もはや少女たちの瑞々しい肢体を隠すものは何ひとつない。幼い恥じらいすら無残に剥ぎ取られた二人は湧き上がる衝動のまま、恍惚と未知の昂りに身を委ねていた… 



「…ぬうう…やり過ぎました…」

監視塔の朝。またテーブルに突っ伏した状態で目覚めた灯は、懸命に睡魔と闘いながら昨夜仕上げたテキストを読み返していた。擬音、擬音、また擬音。そして頻繁にまじる奇抜な喘ぎ声。
よくまあこれだけえげつない文章が書けたものだ、と灯はとりあえず自画自賛するが、正直、既に投下を憚られるレベルの過激さに達している。

397名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 20:54:59 ID:b.oAZJiwO
思い返せば絶頂のテンションで執筆している最中は、まだまだ責めが生ぬるい、と参考の為にいかがわしいサイトを検索したりしたものだ。夜の勢いというものは恐ろしい。
灯は顔を赤らめつつ過激な表現の幾つかを手直しするが、けっきょく匠と祐樹の変態っぷりはもはや修正不能だった。

「…やっぱり、媚薬くらいで止めとけば良かったです…」

人間諦めも肝心。結局この部分は適当にキャラを変えて別スレに投下することに決め、惜しいが大胆な全面カット。良いSSには思いきった省略も必要だ。

「…ええと、『ミケ&ブチ悶絶調教!!』でいいや。男ふたりはテキトーなオリキャラでいいよね…」


ゴゴゴゴゴ…
巨大ロボットに変形した閉鎖都市政庁『ヤコブの梯子』はあっけなく破壊され、轟音と共にゆっくりと崩れ落ちてゆく。膨大な瓦礫が降り注ぐ足元は廃民街だが…抜け目のない神谷とステファンがすでに住民を全て避難させているに違いない。

『…あ、あんたは一体…』

崩壊するロボット政庁の前に立ち竦んでいたアレックスたち三十八人は、突如現れた隻眼の戦士におずおずと問いかけた。

『…鬼、かな…』

たった一太刀で化け物じみた『ヤコブの梯子』ロボを葬った彼はその長い銀髪を掻き上げ、面倒くさそうに答えを返す。

『…俺は双刀鬼闘角。よく知らねーが閻魔大帝の長男らしい。鬱陶しい話だぜ。』

『ま、まさか…噂に過ぎぬと思っていたが…』

居並ぶ一行のなか彼にまつわる伝説を詳しく語り始めたのは、地獄界の生き字引き蒼灯鬼聡角だった。桁外れの力を封印されていたこの非運の鬼皇子が、もし敵だとすれば…



「うう…闘角カッコ良すぎ…」

双刀鬼闘角。可哀想なミケブチを嬲り抜く地獄キャラを考えているうちに生まれた、灯のオリジナルキャラクターである。銀髪で隻眼、そして二刀流の美形。

398名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 20:58:09 ID:b.oAZJiwO
その出自に灯はいささか悩んだのだがラストではちゃあんと弟に帝位継承権を譲り、人知れずクールに去ってゆくのだ。もちろんキャラ名の微妙なカブりなどに彼女は全然気づいていない。

「…ここに告死天使が集めた二十八人が間一髪で駆けつけて…ファイナルバトルよ!!」

実は超巨大ロボットだった閉鎖都市が立ち上がり、勢揃いしたみんつくキャラたちと雌雄を決する壮大な最終決戦。今度こそ忘れずに神谷とステファンが住民を避難させるシーンを書かなければならない。

「…さてさて、闘角ちゃんの大活躍は…」

別に自キャラを贔屓する訳ではない。しかしやはりここは、新登場の若手キャラを見せ場を与えるべきだろう。クロス作におけるパワーバランスはけっこう難しいのだ。

「…ええと、信太主と藤ノ大姐は閻魔大帝と一緒に氷漬けだった、ということで…」

閉鎖都市ロボ相手に数々の技を披露する筈だった二人の古妖は、あっさりストーリー冒頭まで巻き戻されて出番を失った。
確か全編を通じいくつか彼らの台詞があったが、これは全部てながあしながの発言に置き換えれば万事解決。どうせ大円団ではみんな復活できるのだ。

「…跳ぶ!! 斬る!! そして舞うっ!!」

怒涛のクライマックスに向け、灯の筆は冴えに冴えていた。閉鎖、異形、地獄…全ての世界のキャラクターたちが団結し、強大な敵を打ち破る…

「…あ!! しばらく本業を忘れていました…」

何気なくマウスを操作した灯の手がピタリと止まる。規制その他でやや緩やかなになっていた三つの世界の記録が彼女の仕事だ。しかし…

「…そんな…」

モニタに映る虚無の色。それでも慌ただしくキーボードを叩き続け、しまいには携帯電話まで取り出した灯はやがて崩れ落ち、呆然と呟いた。

「…世界が…なくなってる…」

399???界 ◆GudqKUm.ok:2010/08/03(火) 20:59:51 ID:b.oAZJiwO
以上です。
なんかえらいことで、こんなオチです…

400名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 21:31:28 ID:wUANVqjM0
安心の超展開ww
>>巨大な滝を泳いで登り切るイレアナ
>>匠と祐樹の変態っぷりはもはや修正不能

どんなだよwwww

401名無しさん@避難中:2010/08/03(火) 21:53:26 ID:lx2jkb46O
なんだこれwww
SSからみんつくスレの愛着を感じた
にしても灯ちゃんに共感する部分多すぎるなww

でも最後の一文にはゾクッときたわ…まさに今の状況だな…

402名無しさん@避難中:2010/08/04(水) 01:25:55 ID:WsCu6qZE0
投下乙です
そしてここから世界を元に戻すべく灯ちゃんの
世界をまわる旅が始まるんですねわかります

403名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 15:42:08 ID:Ci7Puc020
なんか創発復活してるとかいう話ですよ

404名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 19:33:40 ID:X4Y/SLdoO
だったら早く新スレを立てれば良いんじゃないかなぁ

405名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 19:48:23 ID:jxj2/rOM0
いや、あえてここでじらす

406名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 20:48:13 ID:X4Y/SLdoO
いやぁ…焦らさないでぇ…

407名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 21:05:34 ID:Ci7Puc020
なんか立てても良いのか迷うよね

408名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 23:33:13 ID:X4Y/SLdoO
クララの意気地なし!
後なんかスレ立てのテンプレもうちょっと新規の人間が入ってきやすいようにした方が良いと思う。例えば、どんな世界があるかとか、この世界はどの作品から読めばいいのかとかあったら助かるんじゃね?

409名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 23:42:09 ID:j.A3SJW20
ではそこをちょっと詰めましょうか

410名無しさん@避難中:2010/08/05(木) 23:48:57 ID:Ci7Puc020
とりあえず原型おいておきますね

このスレは皆でシェアードワールドを創るスレです

※シェアードワールドとは※
世界観を共通させ、それ以外のキャラ達を様々な作者がクロスさせる形で物語を進める事です。
要するに自らが考えたキャラが他作者のSSに出たり、また気に入ったキャラを自らのSSにも出せる、
という訳です。

現在すでに複数のシェアードワールドが展開されています。それぞれの世界で楽しんでみたり、新しい
世界設定を提案してみてはどうでしょう。
分からないことはどんどん質問レスしよう、優しいお兄さんやお姉さんが答えてくれるかもしれないよ。
さぁ、貴方も一緒にシェアードワールドを楽しみませんか?

前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277909484/
避難所(規制等の際はこちらへ):みんなで世界を創るスレin避難所その2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1276257878/
まとめwiki
http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/286.html#id_a459e271

411名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 00:21:08 ID:6yfyo3HYO
今北
これは熟考せにゃ……

412名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 00:32:56 ID:5pvldCXcO

このスレは皆でシェアードワールドを創るスレです

※シェアードワールドとは※
世界観を共通させ、それ以外のキャラ達を様々な作者がクロスさせる形で物語を進める事です。
要するに自らが考えたキャラが他作者のSSに出たり、また気に入ったキャラを自らのSSにも出せる、
という訳です。

現在すでに複数のシェアードワールドが展開されています。それぞれの世界で楽しんでみたり、新しい
世界設定を提案してみてはどうでしょう。
分からないことはどんどん質問レスしよう、優しいお兄さんやお姉さんが答えてくれるかもしれないよ。
さぁ、貴方も一緒にシェアードワールドを楽しみませんか?

前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1277909484/
避難所(規制等の際はこちらへ):みんなで世界を創るスレin避難所その2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1276257878/
まとめwiki
http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/286.html#id_a459e271

湯乃香「現在このスレでは 4つぐらいの展開されてるよ。この世界、俺が盛り上げてやろうじゃん!て人は
気軽に参加してみたらいいんじゃない?」

・閉鎖都市
あらゆる社会から隔絶され、独自の発展を遂げていく
「閉鎖都市」そこで暮らす様々な人々と文化を作り出そう!
・異形世界
日本を襲った大地震。同時に突如として現れ、人々を襲う「異形」
異形たちが持つ特殊な元素「魔素」を巡る対立を描こう!
・地獄世界
強大な権力を持った小さな少年、閻魔殿下を中心に繰り広げられる笑いあり、
涙ありの物語。なんでもありの「地獄」で楽しもう!
・温泉界
蒸気沸き立つ謎の世界「温泉界」に住む一人の少女「湯乃香」彼女が
退屈しのぎに始めたのは、なんと異世界からの住人召喚!?
他スレからの参戦も歓迎だ!あんな人とこんな人が風呂でまったりしちゃう!?
・???界
  閉鎖都市・異形世界・地獄世界を監視している境灯の世界
基本的に何をしても良いので灯ちゃんのせいにして好き勝手しよう。
特に展開はない!

wikiのを少し弄っただけだけど、こんな感じでどうだろうか

413名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 00:52:48 ID:5qKBSiNc0

だけど文末にしても文字数にしても改行が変な気が
ちょっと文で区切ってみた


・閉鎖都市
あらゆる社会から隔絶され、独自の発展を遂げていく「閉鎖都市」。
そこで暮らす様々な人々と文化を作り出そう!
・異形世界
日本を襲った大地震。同時に突如として現れ、人々を襲う「異形」。
異形たちが持つ特殊な元素「魔素」を巡る対立を描こう!
・地獄世界
強大な権力を持った小さな少年、閻魔殿下を中心に繰り広げられる笑いあり、涙ありの物語。
なんでもありの「地獄」で楽しもう!
・温泉界
蒸気沸き立つ謎の世界「温泉界」に住む一人の少女「湯乃香」。
彼女が退屈しのぎに始めたのは、なんと異世界からの住人召喚!?
他スレからの参戦も歓迎だ!あんな人とこんな人が風呂でまったりしちゃう!?
・???界
閉鎖都市・異形世界・地獄世界を監視している境灯の世界。
基本的に何をしても良いので灯ちゃんのせいにして好き勝手しよう。
特に展開はない!

414名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 15:33:29 ID:5pvldCXcO
おお、すまなんだ
次からはこれでいって欲しい
後は新規向けに各世界の概要がだいたいわかる作品をそれぞれ揚げてみるとしたら何がある?
世界の特徴がよく描かれてる作品が好ましい

415名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 16:36:35 ID:IrZfX4v20
これを機に誰かにその世界についての掌編でも書いてもらうとか

416名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 17:10:12 ID:jW1DDNBk0
果たしてそんな面倒な事を引き受けてくれる人はいるのでしょうか

417名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 17:51:22 ID:IrZfX4v20
ですよねー

418名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 18:13:24 ID:jW1DDNBk0
私的には

閉鎖都市
Report'From the AnotherWorld
異形世界
白狐と青年
地獄世界
地獄百景

が一番分かりやすくそれぞれの世界観を把握できると思います
でもあくまでも個人的な見解ですしおすし

419 ◆GudqKUm.ok:2010/08/06(金) 22:00:28 ID:6yfyo3HYO
ガイド掌編……面白そうですがひどい夏風邪に呻吟しております……
大事な話合いに参加出来ず申し訳ありません……

420名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 22:55:01 ID:5pvldCXcO
まぁそれは後々決めるとしてとりあえず新スレをだね

421名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 22:58:35 ID:HWJ8iQxE0
テンプレが>>412>>413に修正した奴でよければ立ててくるよ

422名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 23:00:18 ID:5pvldCXcO
>>421
よろしくおねがいしまあぁぁぁぁぁぁぁすっ!

423名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 23:07:32 ID:HWJ8iQxE0
夏戦争やめれw

【シェア】みんなで世界を創るスレ6【クロス】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281103438/

424名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 23:09:02 ID:6doF.Z4M0


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                           1|        }                    >''´    く    ) )
                         1|:.       ..:;/             し   _‐ ´        > __ 丶丶
                        1|:.:..... .....:.:.:.:.:,/              _ - ゙           ‐
                       くヘ、_:_:_:_:_:_/        {ノ   _ - ´          ‐ ´
                         丁       J - "⌒ヽ _ -‐´       _ -  ´
                         \ _ ,、 - ´     /         _ -
                                   /       _ ‐
  ありがとうございまーーす!!!

425名無しさん@避難中:2010/08/06(金) 23:20:35 ID:5pvldCXcO
よくやった、ジュースをおごってやろう

426名無しさん@避難中:2010/08/07(土) 20:58:50 ID:s3dYva7oO
新スレ立ったというのにお前ら静かすぎてワロタ

427名無しさん@避難中:2010/08/07(土) 21:19:36 ID:9D5N3yDY0
みんつくスレ民は皆シャイなんだよ……
人がすくないとかそういうんじゃ断じてないからな!!

428名無しさん@避難中:2010/08/09(月) 20:43:58 ID:9AMFIzb.O
居ます…
でも規制で、しかも風邪治んないんです…

429名無しさん@避難中:2010/08/09(月) 21:18:43 ID:Di6SBE7.O
おとなしく寝てなさいwwww

430名無しさん@避難中:2010/08/09(月) 21:45:45 ID:wkPri2rsO
夏風邪流行ってるみたいだな
鯖移転のせいで過疎るしパソコンぶっ壊れるし今年の夏はろくな事無いぜ


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