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獣人総合スレ 避難所

583名無しさん@避難中:2010/09/30(木) 00:44:56 ID:9NIv.WY20
―― そんな訳で数日後、部長本人を含めて運の悪かった5人から成る小部隊が電車に揺られていた。
隊長は雨宮。彼が率いるのは三年の鮫島。二年の桝川、井森。そして一年の鰻田である。

目的地はもちろん龍川大学。電車を降りて長い坂道を登った先の門を入る。
その目の前に広がるのは、名門の名も高い龍川大学のメインキャンパスである。

そこを闊歩する高校生5人。既に勝手知ったる本部棟で、生協のおばちゃんとも顔馴染みである。

「こんちはー」
『あら。今日あたり来ると思ってたら、やっぱりね』
「いつもの500mlボトルを48本ずつ、5人分お願いします」
『いつもありがとうねぇ。間仕切り板は要る?』
「はい、お願いします」

『荷造りはそこの空いてる所でね、分かってると思うけど』
「分かってますよー。この生協についてなら、ここの新入生よりも詳しいんですから」
「雨宮ー、そんなに常連なら価格交渉とかやらないのかー」
「何を言う、今でも便宜を図ってもらっているんだぞ?これ以上要求できるか」
『あら物分りの良い子ねぇ、おばちゃん嬉しいわ』


幸いにして“本日に限っては”、龍川大学生協の水の在庫は豊富であり、
佳望漕艇部・買出し部隊の半個分隊は当初予定通りの戦果を挙げる事ができた。
それどころか、部隊長たる雨宮がこう言い出したのである。

「よし!この際だから追加調達といくか」
「えーと、それって……」
「うむ、ついては皆に調達資金の分担を願いたい。あ、おばちゃん!12リットル分追加ね」
「おいちょっと待て俺たちはまだ同意した訳j」

『はーい、毎度ありがとうねぇ』

「……オケラになった……」
「ああ俺のコミック・モッフ……」
「帰りの電車賃、残ってるかな……」
「部長……酷いよ」
「心配するな、追加分は俺が担ぐ。お前らは24kg、俺は36kgだ。文句あるまい」
「いやそういう問題じゃなくて……いや、もうやめよう」
「そうか、それじゃ話がまとまったところで帰るぞ。おばちゃん、また2週間後は頼むよ!」
『はいはい、分かってますよ!』

―― かくして特攻野郎Fチームの面々は意気揚々と引き上げるのであった。
……全5人中、約4人を除いては。


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