[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
獣人総合スレ 避難所
567
:
名無しさん@避難中
:2010/09/10(金) 05:33:47 ID:KoVNe6eQ0
「先生ー!こっちも構ってくださいよー!」
水上の4人乗り艇から声が掛かる。
教師2人が話していたのはせいぜい20分、そろそろ要石先生の出番らしい。
「心配するな宗田!今日は鰹節が大好物な先生も来ているから、気合入れていけよ!」
と要石先生が返すと、艇上の彼は急に落ち着かない様子になった。
要石先生は麦わら帽子をかぶりなおし、トランシーバーを手にして川岸の方へ歩いて行く。
泊瀬谷先生はこのまま木陰に居ても良かったのかもしれないが、後についていく事にした。
水のペットボトルが汗をかき始めていたので、ハンカチ越しに持ちなおす。肉球が冷たい。
その後数分の内に2艇が上流に向けてスタートを切り、残るは平庭くんの艇のみだ。
「彼は基本的に、個人種目のシングルスカルと2人で漕ぐダブルスカルをやっています」
泊瀬谷先生に説明する要石先生。川岸を吹く風を受け、その長いヒゲは楽しそうに揺れている。
やや下流の方を見れば、細長い2人乗りのボートに乗るライフジャケット姿の平庭くん。
彼は相方と息を合わせて、相変わらず神経質そうな動きでゆっくりと艇を漕いでいた。
川縁のところどころで、白いススキが訪れつつある秋の気配を感じさせている。
泊瀬谷先生には風に揺られるそれが、彼女が良く知る生徒の尻尾のようにも見えるのだった。
どうやら準備は整ったらしく、要石先生が川岸から声を掛ける。
「平庭ー!分かってると思うが、池田の体力も考えろよ!」
艇上の2人がそれに答えるように、オールをこちらに向けて振った。
平庭くんの髪が風に揺れ、キラキラと緑色に光った。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板