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獣人総合スレ 避難所
563
:
名無しさん@避難中
:2010/09/10(金) 05:27:23 ID:KoVNe6eQ0
「そういえば、要石先生は水泳部の顧問じゃないんですね」
泊瀬谷先生が話題を逸らした。その視線の先には、窓を通して見える校庭のプール。
そしてそこで水しぶきを上げている、がっちりむっちりした体格の影がひとつ。
「いやあ、引き受けたいのは山々なんですが、どうにもプールの塩素がキツくてねえ」
唐突な話題の転換に、要石先生が応えた。
「体表を保護しようとして粘液が出ちゃうから『プールに入るな』って、生徒から不評なんですよ」
要石先生の体表は普段から微妙な光沢を放っており、触ると妙にしっとりとした感触である。
生魚のようなぬらぬらした感触では無いし、低い体温もあって鬱陶しい感じはしないのだが、
いかんせん全体に湿り気を帯びている。満員電車で隣に来て欲しい相手ではないだろう。
それにプールに入ると消毒用の塩素の刺激で粘液が過剰に出てしまうのは避けられない。
魚人や両生人の生徒がプールで泳ぐ際には全身を覆う水泳ウェアを着用する事も多いのだが、
当然の事ながら動きにくい。それを嫌ってプールに入らないことを要石先生は選択したのだった。
「そうなんですか…」
「水泳部は水島先生が引っ張ってらっしゃるし、私には漕艇部がありますから」
「そうてい…部?」
“そうていぶ”の意味が分からず、首を傾げる泊瀬谷先生。
「あー、そういえばそんなのあったよね!競艇部!」
「部活動でギャンブルやったらマズいでしょう」
混ぜっ返すサン先生に、すかさず帆崎先生がツッコミを入れたが、
「でもザッキーさ、この間塚本くんと競走馬の名前で盛り上がって」
「あ、あれは!古文の単語を塚本に分かりやすく教えるのにですね!」
サン先生の返り討ちに遭った帆崎先生。そしてそのまま2人は普段の会話に戻っていった。
一方、要石先生はそれを気にするでもなく話し続け、
「皆、川の水で毛皮を濡らすのが嫌みたいでねえ。魚人と両生人ばかりの弱小チームですよ」
「はあ…」
泊瀬谷先生は今ひとつ事情を飲み込めていないようだった。
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