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獣人総合スレ 避難所

562名無しさん@避難中:2010/09/10(金) 05:25:48 ID:KoVNe6eQ0
 ―― 昼休み、部屋中に響くサン先生の大きな声。
「……でさあ、ボクが『明日、臨時の健康診断があるよ』って言った時のいのりんの顔ったら!」

 エアコンの良く効いた室内で、昼食を済ませた教師たちが話に花を咲かせる、
そんないつもの職員室である。そこにはいつもの、リラックスした空気が流れていた。
外では相変わらず蝉の声が響き渡り、まだまだ夏が続いている事を感じさせる。
サン先生の天敵女性教師2人は何かの用で席を外しており、しばらくの間は
サン先生のターンが続きそうな気配であった。

「他にも何人か危なさそうなヒトもいるんじゃないの?」


「おや、私の事ですか?」

そんな空気の流れる職員室での会話に口を、いや長いヒゲを挟んできたのは、
地学(地質学・プレートテクトニクス専門)担当の要石震次郎(かなめいししんじろう)先生である。

「私ももうすぐ五十ですからねえ、健康に気を遣わないとなあ」
「あれ?要石先生がこっちに来るなんて珍しいじゃないですか」
「この暑さじゃフィールドワークも大変でしてねえ、さすがに少し涼みに来ようかな、と」
「先生もいい年なんですから、あまり無理なさらない方が」


 この要石先生、自分が受け持ちの授業は生徒を引っ張りまわしてのフィールドワークが多い。
そのため佳望学園高等部の生徒たちは、学園周辺の地質について必要以上に詳しくなっていた。
その性格は顔相応に温厚。しかし怒らせると非常に怖いらしい。
 はるか昔、彼が学生だった頃。
何かのいざこざで彼が体育館の裏に呼び出されたことがあったそうなのだが、
怒った彼の尾が地面を一打ち。その途端、周辺の部室小屋が半分以上倒壊したという
伝説が残っているとか。他にも「佳望学園の現校舎(築27年)が現在の形になったのには、
若き日の彼が一枚噛んでいた」という噂も……

そんな闖入者に、帆崎先生が声を掛けた。


「ええ、今じゃ昔のように地中に潜って活断層の探索、なんて芸当はとても」
「最近の暑さで英先生も気が立ってますから、自重してくださいよ?」

話が若干危険な方向に向きかかる。
そんな危険な気配を感じてか、単なるネコの気まぐれか。


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