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獣人総合スレ 避難所

366名無しさん@避難中:2010/03/18(木) 14:06:08 ID:zART14UA0
なんとなく隣の県の学校って考えてますけど、そんなに遠くない? 30kmぐらいかしら?
桜女(略称は「おうじょ」かな?だとすると生徒の渾名は「王女様」?)はどしどし使ってください。

ちょっとキャラの背景の確認のために書いてたのが有るのでとりあえず公開しておきますね。

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中学の制服を受け取りに行くのに一緒に行ってくれるって言って“おばちゃん”が迎えに来る。

「みょうれいのごふじんには『おねぇさん』と呼びかけるのがマナーですよ」と“おばちゃんは”叱
るけど、鼻がひくひくと動くのに私は気付いてる。あれは“おばちゃん”の嬉しいときの仕草。

“おばちゃん”は家に着くと直にママとお茶を始めちゃった。こうなると長いぞ。“おばちゃん”は
あまり喋らないけど、ママの止まらない話に静かにいつまでも相づちを打っている。

しびれが切れそうになったころにようやく“おばちゃん”が腰をあげる。門の外に停めた車の所まで
ママは見送りに来て、私が後ろのシートに潜り込むのを見届けて、満足げに大きくうなづくと私には
行儀良くしてるのよ、“おばちゃん”によろしくねと窓越しに言う。私がリアウインド越しに手を振
ると車はゆっくりと走り出す。

前に、ママが「もうそろそろあの車、買い替えたら?」って訊いたら「アクセル踏めば前へ進んでハ
ンドル切れば曲がりブレーキ踏めばちゃんと止まる。何も不自由は無いのに?」と言ってた。「この
車はあなたとだいたい同い年なのよ」と教えてもらったことがある。「バブルキノデートカーだ」っ
て話してた。バブルキってのが判らないけど、デートカーは判る、デートの車だ。ステキ。

角を曲がりしばらく行ったところで“おばちゃん”はいつものように黙って車を停めると、トランク
から大っきい尻尾用のチャイルドシートを取りだすと助手席にセットしてくれる。もうそんな歳じゃ
あないと言ってみたいところだけれども、私は背が小さいから無いと前が見えないから仕方ない。マ
マが「子供は駄目」って言う助手席にいつもこっそり“おばちゃん”は座らせてくれる。うん、これ
でちゃんとした、ちゃんと揃った。“おばちゃん”と、バブルキノデートカーでデートだ。

駅前の洋服店で制服を受け取ると、今度はもうすぐ通う学校に向かう。名前の通りに門に近づく前か
ら続く桜並木は咲く気満々で蕾が膨らみ始めている。入学式はどんな景色になるんだろう?その桜の
下でママと“おばちゃん”は初めて会ったんだ。私にもそんな友達が出来るだろうか? 窓越しにそ
んなことを考えていたら、“おばちゃん”が「入学おめでとう。そして、ようこそ我が母校に」とに
っこり笑った。 “おばちゃん”の実家はここからすぐだけれど今は隣の県の学校で先生をしてる。
でも、今でもこの学校は“おばちゃん”の学校なんだな。

ゆっくりと県の外れの方まで行き、湖をまわって丘の上に有る公園の横の喫茶店で一休みする。いつ
ものデートコースだ。私はいつものようにココアとアップルパイを、おばさんはコーヒーを飲む。こ
れまたいつものように日々のあれこれをしゃべり続ける。“おばちゃん”は笑いながら相づちを打つ。

帰り道、“おばちゃん”は冗談なのか本気なのか判らない目をして言い出した。「そうね、あなたの
娘があの学校に通うのなら、私も戻ってこようかしら?」

困ったぞ、私の目標は“おばちゃん”みたいな女性になることだ。ひとりでジリツして強く自由に生
きてくことだ。けっこんだってしないゾ、って。 でも“おばちゃん”がこの町に、学校に帰ってく
るんなら、早くけっこんして女の子を生んであげなきゃ!って。 うわー、どうしよう、どうしたら
良いんだろう?

途中で柔道の試合に出ていた弟と応援に駆けつけてたママを拾って(その前にチャイルドシートと制
服をトランクに仕舞って、私は後ろの席におとなしく納まってた)家に送り届け、“おばちゃん”は
帰っていったけれども、私は頭がぐるぐるしてその辺のことはあんまり覚えてない。まぁ明日の朝に
なればそんなのはみんな忘れてるだろう。私はリスだから。


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