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獣人総合スレ 避難所
167
:
月夜の浜辺で〜二日目の夜〜
:2009/09/20(日) 22:03:46 ID:mg4.7WQE0
「ま、今日は場所が場所だからそれはまた今度な。よっ」
と、足をかけていた枝を掴んで体を反転させる。
世界の向きが正常に戻り、海に背が向く。そして足は正しく…地面を…
「うお…っと、っと、うわっ!」
地面に落ちる衝撃と同時に、襲いくる強烈な立ちくらみ。
目を回したように後ろへ数歩たたらを踏み、ずしゃ、と砂浜に尻もちをついてしまった。
「っつー…」
「だ、大丈夫っ!?」
いつの間にか地上に下りていた朱美が背中を支え起こしてくれた。
「あー…いや、大丈夫。ちょっとふらついた」
「え?え?でも!?」
「平気平気」
心配そうに見つめる朱美にひらひらと手を振って無事を訴える。
海へ向きを変え、足を伸ばして楽な体勢をとった。
「あー…すげー頭に血が上った」
「え……あ、ああ! そういうことね!」
朱美はどこか大げさに納得して、心底ほっとした様子で隣に座り込む。
なんだこれ? まず考えられるありがちな理由を言っただけなんだが…
「しっかしお前はよくずっとあんな逆さまでいられるよな。頭に血ぃ上ったりしないのか?」
「あのねえ、あたし達蝙蝠はあれが普通なの。家ではあれで眠ってるのよ」
「へ!? マジでか!?」
「あたしにとっては頭に血が上るってことがありえないのよ」
「へぇー」
あぁ、そうか、朱美の場合頭に血が上るって発想がそもそもないわけか。道理で心配するわけだ。
一人納得して、正しい向きを取り戻した空と海を眺めながら言う。
「俺はやっぱりこっちの方がいいや。空は上に、海は下にあったほうがいい」
「そっか…」
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