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獣人総合スレ 避難所
163
:
月夜の浜辺で〜二日目の夜〜
:2009/09/20(日) 22:00:37 ID:mg4.7WQE0
卓と朱美はふたり、松の枝にぶら下がって海を見ている。
卓の声がその静寂を割った。
「こんな風に海を見るのって…そういえば初めてだ」
「あぁ、そっか。あたしは違和感ないけど、人間は普通逆さまになったりしないもんね。どんな感じ?」
「不思議な感じだよ。海と空が逆転してる」
「まさしく星の海、って感じかな?」
「ああ、そうだな。まあ今夜は月が明るいから星はあんまり見えないけどね」
体の下に広がる夜空を遠く眺める。
「この海を自由に泳ぎ回れたら気持ちいいだろうな」
「そう?」
「空を自由に飛べる翼。誰だって一度は憧れるさ」
「そうなんだ…。あ、じゃあさ、一緒に飛ぼうよ! そういえば夜に飛んだことってなかったじゃない」
これは良い考えと顔を輝かせる朱美。まるで花が開いたような。
「はは、気持ちはありがたいけどそれは遠慮しとくよ」
「どうして? 卓君が望むならいつでも……あっ」
開いた花が、突然萎んでしまった。
「そっか…ごめん。無神経だった」
「へ…? 何で謝るんだ?」
言葉の意味が掴めない。低いトーンで朱美は続ける。
「冬の…火事の時さ…卓君が怪我したのはあたしのせいだもん…。
あれ以来一緒に飛んでなかったけど…恐いよね。信じられないよね、やっぱり……」
「………」
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