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獣人総合スレ 避難所
152
:
◆/zsiCmwdl.
:2009/09/11(金) 21:36:18 ID:sOB0eUSQ0
案の定さるさん食らっちまったウェーイ\(^o^)/
そう言う訳でここから↓代理投下をお願いします。
……をや? この父子の様子を見ていたら何だか急に創作意欲が……。
ふぅむ、そう言えば今まで書いてきた作品に出てきた登場人物には無かったな、”このタイプ”の人物は。
ひょっとすると、今までマンネリの渦中にあった『片耳のジョン』に新風を巻き起こすかもしれん。
そう考えると急に気分が乗ってきた。何となく尻尾も軽く感じる。これは少しばかり礼をせねばなるまい。
「チョコパフェ二つ」
「あれ? 珍しいね、君がそんなのを注文するなんて」
「ちょ、父さん!」
「…………」
私の突然の注文の意向を掴めなかったのか、
”奴”は息子の制止も構わず珍しい物を見るように目を丸めて首を傾げて見せる。
しかし私は何も答える事も反応する事も無く、静かに注文された品が出来あがるまで待つ事にする。
そして、それから程無くして、イヌのウェイトレスの営業スマイルと共に運ばれてきたパフェを父子へ差し出して言う。
「出演料だ、食え」
『……??』
いよいよ私の意向が理解出来なくなったのか、父子共々テーブルに置かれたパフェを前に目を白黒させていた。
”奴”には私から奢って来る事が余程信じられなかったのだろう、パフェに鼻を近づけてスンスンと匂いを嗅いでいたりする。
”奴”がこうなってしまうのも無理も無い、何せ大学生の頃から今まで、私から”奴”へ奢った事なんてそれこそ皆無だったのだ。
それがいきなり私がパフェを奢ってくるとなれば、流石の”奴”でも少しは考えたり疑ったりしてしまうであろう。
「ん、ん〜と、何だかよく分からないけどパフェ頂くよ? 本当に良いんだね?」
「え、えっと…あの、その、謙太郎さん、パフェ頂きます……?」
「ああ、構わん」
頭一杯に疑問符を浮かべた父子に私は一言だけ答えると、
食事の代金をメロンソーダの分だけ抜いてテーブルへ置き、さっさと尻尾を揺らして席を後にする。
もう少しこの父子の観察を続けていたい所ではあったが、こうやっている間にも創作意欲は湯水の如く湧き出し続けている。
もうとにかく時間が惜しい、早く家に帰って執筆作業に移りたい。嗚呼、白い原稿用紙が私を待っている。
「……変な謙太郎君」
立ち去る間際、きょとんとした顔をしている”奴”が漏らした言葉が妙に耳に残った。
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