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獣人総合スレ 避難所

145納涼百物語会! ◆/zsiCmwdl.:2009/08/09(日) 23:28:13 ID:wuRJO/cs0
――――と、その矢先。こちらへ掛けこむ足音と同時に教室のドアが開いた。

「やっとついた! 皆、遅れてゴメン!」、

教室のドアを開けて入ってきたのは、皆が探していたヒカルだった。
彼は余程急いで来たのだろう、舌を垂らしたマズルから荒い息を漏らしていた。

「もう、行く直前になって父さんに用事を頼まれちゃってさ…とにかく、遅刻してゴメン。百物語はもう終わっちゃった?」
『…………』
「……あ、あれ? 皆、何を急に黙ってるのさ……?」

驚いたように硬直する皆を前に、ヒカルは不安に駆られて思わず耳を伏せる。
この時、この場のヒカルを除く誰もが気付いた事であろう、
ヒカルは今さっき到着した。なら先程、百物語の百話目を話していたヒカルは一体……?
それに気付いた皆はほぼ同じタイミングで、百話目を話していたヒカルの立っていた場所へゆっくりと視線を向ける。

……其処には、紅い血溜まりだけが残っていた。

余りにも信じられない物を前に、毛並みを逆立てて沈黙するその場の全員。
(ただし、今しがた来たばかりで事情が飲みこめていないヒカルは除く)
水を打った様に、シン、と静まり返る教室。夏にも関わらずひんやりとした空気が流れ、古い蛍光灯がジジジと音を立てる。
そして――――

『ぼくの尻尾……』

その静寂に滑りこむ様に、何処からか響く悲しげな声。

『うわぁぁぁくぁwせdrftgyふじこlp; !?!?』

当然、それによってその場の全員の恐怖のボルテージが一気にMAXとなり、
皆、全身の毛を逆立てて悲鳴を上げながら土石流の如き勢いで教室から逃げ出したのであった。


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