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2022米中間選、2024米大統領選、どこ行く現代人類文明―滅亡か或いは

5ADHDタケ(管理人) (ワッチョイ 8e4b-cc8d):2021/04/28(水) 18:18:47 ID:u6YdcKeQ00
DJ-【社説】トランプ後の蜜月に乗じるバイデン氏(1)16:43

 ジョー・バイデン米大統領が28日夕に議会演説を行う際に、前任者に敬意を表することはないだろうが、実際
にはそうすべきだ。ドナルド・トランプ氏が大統領だった時の騒々しさは、民主党が常態への復帰という穏やか
なトーンで急進的政策を売り込むことを可能にした。また、「オペレーション・ワープ・スピード」として知ら
れる新型コロナウイルスワクチン計画は、パンデミック(世界的大流行)の収束と経済回復のお膳立てをした。
これはバイデン氏の大統領就任後100日間の主要ストーリーだ。

***

 バイデン氏は、反トランプとして大統領選挙で勝利した。そして、大統領任期の最初の何カ月かにわたり、こ
の人物像の恩恵を受け続けている。国民の半数は、大統領が居間のテレビの中で騒々しくまくし立てる人物でな
くなったことだけでも、安堵(あんど)を感じている。バイデン氏の能力不足による必然であれ、計画的なもの
であれ、公の場への登場機会を限定する判断は賢明だった。バイデン氏は、4年間にわたったトランプ氏の嵐の
後に訪れた静けさとなった。

 民主党のバイデン氏はタイミングの面でも幸運に恵まれた。同氏が大統領に就任した時には、ワクチンの供給
が始まろうとしていた。新政権がコロナの大混乱を引き継いだかのような見せかけはナンセンスだ。ワクチンの
生産計画はすでにできていた。一部の州では、ワクチンの需要が供給を上回る中で接種に混乱が生じたが、新政
権の主な仕事は、すでに進行していたワクチン配布を加速させることだった。

 経済についても似たようなことが言える。米経済は昨年7月から成長しており、国民の経済・社会生活が常態
に戻る中で成長が加速するのは当然のことだった。ニューヨーク、ミシガン、カリフォルニアなどの州が、テキ
サス州やフロリダ州のリーダーシップを見習ってロックダウン(都市封鎖)を解除したことで、パンデミック後
の好況が訪れたのも当然だった。トランプ氏が先の大統領選挙で勝利していたとしても、同じことが起きただろ
う。

 バイデン氏の政治的幸運をねたんでいるわけではない。どんな大統領でも、成功を収めるにはある程度の幸運
が必要だ。そしてどの政治家も、こうした幸運を自分の功績にする。強い追い風を得たバイデン氏は、国民の結
束と超党派的な統治という選挙戦での約束を果たせるかもしれない。

 しかし大統領就任後3カ月間の驚きの事実は、バイデン氏がその逆をやってきたという点だ。バイデン氏は左
側からの統治を試み、議会で民主党と共和党の議席数の差が最も小さい中で、ここ数十年で最も進歩的な国内政
策を押し進めようとしている。特に目立つ理念や考えもなく36年にわたって上院議員をやっていたにもかかわら
ず、慌てたバーニー・サンダース上院議員のような統治をしている。バイデン氏が「進歩派の期待を完全に上回
っている」と言っているのは、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員にとどまらない。

 これらのコラムはこうした左への傾きを詳細に分析してきたが、目立つ動きがそれを裏付けている。1968年以
来の大型増税、1960年代以降見られなかった爆発的な支出の増大、1935年のワグナー法制定以降、見られなかっ
た大手労組への肩入れのほか、仕事の有無を問わない、税控除や補助金を通じた事実上の最低所得保障が実現し
た。

 バイデン氏は気候と人種をこん棒のように使うことで、政府が経済や米国民の生活に果たす役割を大きくしよ
うとしている。「インフラ」の仮面をかぶった気候変動政策は、経済をつくりかえようとしている。発電から自
動車や輸送、住宅、金融などに至るまで、さまざまな分野でだ。

 文化面では、バイデン氏は批判的人種理論の言葉や政策を採用している。上院の差別主義者と仲良くしていた
男が、同胞の「構造的人種差別」を根絶するために行政権を行使しつつある。これが教育現場の教科書、軍事訓
練、銀行での融資や企業の採用に影響することを見込んでおこう。
(続く)

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