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【ラブライブ!サンシャイン!!】「餓鬼魂」

1ナナシ:2022/06/29(水) 09:37:03 ID:cOVEC9WM
どうも、ホラーSSです!オリジナル設定・キャラ崩壊・死亡描写があります。食事中の方は閲覧注意です。ご了承を

2ナナシ:2022/06/29(水) 09:37:38 ID:cOVEC9WM
・・・・・・

??「・・・」

私は【ラジカセ】にテープを入れる

ガチャ・・・・・ジー・・・・・

・・・・・・

先日、友人が【1人自殺しました】

全部、私のせいなんです

そして次は・・・【私の番】

だから、最後に私の話を聞いて下さい

3ナナシ:2022/06/29(水) 09:38:06 ID:cOVEC9WM
2か月前

千歌「うわ〜すごーい」

梨子「これ曜ちゃんの車?」

曜「うん。就職祝いにパパが買ってくれたんだ!」

私たち3人は目の前車を見ながら談笑する

私たち3人は高校の時、同じ部活をやっていて特に曜ちゃんとは小さい頃からの幼馴染だ

大学はお互い別々の所に進学したけど頻繁に連絡を取り合い偶に会って遊んだりしていた

4ナナシ:2022/06/29(水) 09:38:35 ID:cOVEC9WM
曜ちゃんは体育系の大学に進学

小さい頃からやっている水泳の飛び込みで優秀な成績を残した

そのお陰で有名な実業団のある企業へ就職が内定した。将来の夢はオリンピックに出ることらしい

梨子「スゴイね」

梨子ちゃんは美術系の大学へ進学、この間書いた絵がコンクールで最優秀賞を獲得

大学の教授?の勧めで本格的に絵の勉強をしに外国へ行くらしい

春から海外か〜ウラヤマシイ

私?私はね

5ナナシ:2022/06/29(水) 09:39:04 ID:cOVEC9WM
私の家は代々この地域で旅館を経営している老舗だ

そこへ就職、将来は女将さんなのだ

そう言ったことで、大学を卒業後みんなバラバラになっっちゃう

なので今日は、卒業旅行っていうか思い出作りで3人でお出かけ

しかも曜ちゃんの車でね

梨子「それで目的地は何処なの?」

曜「ふっふっふ」

千歌「それはね」

梨子「?」

6ナナシ:2022/06/29(水) 09:39:42 ID:cOVEC9WM
梨子「○○峠―――――!!??」

梨子「そそそ、そこって【出る】って噂の?」

曜「うん!」

○○山○○峠、そこは所謂【心霊スポット】しかも、かなり有名で【出る】との場所

昔、そこで〇殺した女性の霊が出るとか今でも噂されている所である

今までは部活で忙しかったし何より私たちが住んでる場所から少々距離がある

なので知ってはいたが行けなかった・・・けれど

千歌「折角、曜ちゃんが車を出してくれたんだし学生生活最後の思い出としてね」

7ナナシ:2022/06/29(水) 09:40:19 ID:cOVEC9WM
梨子「危なくない?」

千歌「大丈夫だよ!・・・・・多分」

梨子「すっっっっごい不安なんだけど」

曜「まぁまぁ、あくまでも噂なんだし」

梨子「まぁ、曜ちゃんがそう言うのなら」

千歌「千歌は?」

〜少しして〜

曜「シートベルトした?」

梨子「うん」

千歌「勿論」

曜「よーし、そんじゃあ行くよー!全速前進ヨーソロー!!」ブオーン

私たちは【ソコ】に出発した

8ナナシ:2022/06/29(水) 09:40:54 ID:cOVEC9WM
道中私たちは、昔話をしたりお互いの大学の話に花を咲かせ

片道2時間くらいある道のりも苦では無かった

そして

バボン

梨子「きゃ!?」

千歌「ふぇ!?」

曜「あれ?」

【急に曜ちゃんの車が停まった】

千歌「どうしたの?」

曜「ん〜?分かんない。ちょっと見て見るね」ガチャ

梨子「どうしたんだろ?」

9ナナシ:2022/06/29(水) 09:41:32 ID:cOVEC9WM
曜「ん〜?」

千歌「曜ちゃんどう?」

梨子「何か分かった」

曜「・・・パンクしてる」

梨子「え?」

見ると左後ろのタイヤが凹んでいた

曜「確かスペアタイヤが・・・あれ?」

千歌「どうしたの?」

曜「・・・スペアもパンクしてる」

10ナナシ:2022/06/29(水) 09:42:07 ID:cOVEC9WM
梨子「はぁ?」

見て見ると確かに萎んでる

梨子「うそでしょ」

そして

ポツ・・・ポツ・・・ポツ

千歌「雨?」

梨子「取り敢えず車に入りましょう」

〜車内〜

曜「みんなごめんね」

梨子「ううん、気にしないで」

千歌「そうだよ曜ちゃん。気にしないで」

曜「うん」

梨子「(曜ちゃん、落ち込んでる。無理もないか)」

千歌「(携帯は・・・【圏外】・・・だよねこんな山の中じゃ)」

私たちはその内通るであろう車を頼りに車内で時間を潰した

11ナナシ:2022/06/29(水) 09:42:39 ID:cOVEC9WM
〜数時間後〜

千歌たち「・・・」

あれから数時間、一向に車が通らない

曜「あのさ、いっその事街まで降りてみない?」

千歌「それ私も思った」

梨子「危険よ」

千歌「でも」

梨子「ここまで2時間くらいかかったし、多分だけど梺まで100キロくらいあるんじゃない」

梨子「それに土地勘が無いから無暗に動くと遭難しかねないわ」

曜「そう・・・だよね」

12ナナシ:2022/06/29(水) 09:43:09 ID:cOVEC9WM
〜更に数時間〜

曜「(おかしい)」

曜「(あれからずっと待ってるけど【車が1台も通らない】)」

千歌「ねぇ、やっぱりおかしいよ」

梨子「・・・うん」

曜「そう・・・だね」

曜「やっぱり、街まで下りてみようよ。雨も上がったみたいだし」

千歌「賛成!」

梨子「・・・分かったわ」

ガチャ

私たち3人は梺の街へ向け来た道を戻って行った

13ナナシ:2022/06/29(水) 09:43:45 ID:cOVEC9WM
〜道中〜

曜「・・・」スタスタスタ

千歌「・・・」スタスタスタ

梨子「・・・」スタスタスタ

無言の時間が続く、無理もない。さっき梨子ちゃんが言った事が頭を過るからだ

【遭難】

私たちはそうならないように自然と足早になっていた

ここまで1本道だった来た道を戻ればきっと


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