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【8周年】六実っ子ちゃん綜合☆8★23【六実っ子まつり】

893名無しっ子:2024/04/19(金) 12:27:53 ID:3cTwv1bg0
それからJくんは忙しいスケジュールの合間を縫うようにボクの所へやって来たンマ。
いつまでも平たいままのボクのお腹を嬉しそうに撫でながら、前よりもお腹が大きくなったとか、今お腹を蹴ったとか、名前はどうしようだとか…
限られたほんの短い時間だったけど本当に嬉しそうに、そして真面目にボクとの今後の事を語り合ったンマ。
その度にボクは死んでしまいたい程の罪悪感に苛まれるのだったンマ…。
けんま「カナチちゃん、ボク決心したンマ。
やっぱりJくんに謝るンマ」
カナチ「なっ…!?そんな事したら殺されちまうぞ!?」
けんま「きっとそうなると思うンマ。
でもボクはこれ以上友達に嘘を吐き続ける事はできないンマ。」
カナチ「…本気なんだな。わかったよ。でもな、謝りに行くのはオレだ。元はと言えばオレが…」
けんま「カナチちゃん、ありがとうンマ。
でもこれはボク一人の問題ンマ。カナチちゃんはボクにアドバイスしてくれた事に責任を感じてるのかも知れないけどそれは違うンマ。
ボクはカナチちゃんの提案を断る事だって出来たンマ。それでもボクはホモセクハラから逃れたい一心でJくんを騙す事を選んでしまったンマ」
カナチ「けんま…お前…」
けんま「それじゃあ行ってくるンマ!カナチちゃんに会えるのはこれで最後かも知れないけど…どうかお元気でンマ!」ダッ
カナチ「あっ、おい!けんま!!」





彡(^)(^)「なんや、けんまくん至急話したい事って
ワイも今や人気男優の一人や。この後はあの野獣先輩復帰作の撮影だってあるんやから…」
けんま「Jくん、ボクはキミに謝らなくちゃいけないンマ!実は…」
………
……

けんま「という訳で…僕が妊娠したっていうのは全部嘘だったンマ!!本当にごめんなさいンマ!!」
彡;(゚)(゚)「ファッ!?」
けんま「ボクは君に取り返しのつかない事をしてしまったンマ…!
謝って済む事じゃないのも解ってるンマ。」
彡(゚)(゚)「…」
けんまくん「ボクの事は煮るなり焼くなり犯すなり…キミの気が済むようにして欲しいンマ!!」
彡()()「ア…」
けんま「ンマ…?」
彡(^)(^)「アハハハハハ!そうやったんか!ワイまんまと騙されてもうたやん!」
けんま「J…くん…?」
彡(^)(^)「はーっキッツい冗談やで!ワイ学校辞めてもうたやん!アハハハハハ!」
けんま「心と言う器はひとたび、ひとたびひびが入れば二度とは…二度とは…」ポロポロ
彡(^)(^)「アハハ…アハハハハハハハハハハ!!!」

殺される事も覚悟していたけどJくんは大声で笑うだけでボクには何もしてこなかったしボクを責めるような事もなかったンマ。
その日からJくんの心は完全に壊れてしまったンマ。

責任を感じたボクは小西先生と校長先生に頼み込み何とかJくんの退学を取り消して貰ったンマ。
毎日Jくんの家に通い朝は一緒に通学し、夜はJくんが寝付くまで、時には泊まり込みでJくんを介護し続けるうちにJくんは次第にいつもの自分を取り戻していったンマ。
そして、ボクとJくんもまた次第に惹かれあっていったンマ…。

六高を卒業したボク達は人と園芸用品、そして性別の壁をも乗り越えて結ばれ、今度こそ1男1女の子宝にも恵まれて小さいけれど幸せな家庭を築く事になるのだけれど…それはまた別のお話ンマ!

FIN




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