【8周年】六実っ子ちゃん綜合☆8★23【六実っ子まつり】 - 1698545898

891：名無しっ子：2024/04/19(金) 01:31:55 ID:KKiMEOWk0: 次の日、夕刻　下校中にて

けんま「今日は一度もホモJくんに会わなかったンマ！
カナチちゃんのおかげで本当にボクを妊娠させたと思ってボクを避けてるみたいンマ！」
六実「へぇー、そんな事があったんだ」
ダーキニー「およそ高校生の持ちうる知性を遥かに下回っているのです…」
カナチ「ガハハ！これでも兆海道じゃ神童と呼ばれてたからな！」
六実「でもそう言えば今日は私もJ君見なかったかも…」
ダーキニー「欠席だとしたら一年中全裸のJくんが風邪を引くとは思えないからけんまくんから逃げる為に雲隠れしてる可能性が高いのです」
けんま「ンマー…なんだか少しかわいそうな気がするンマね」
カナチ「いいんだよ！男レイプしようとする奴なんて国によっては死刑なんだから制裁としてはこれでもまだ甘すぎるくらいだぜ！」
けんま「ンマー…」

ホモJくんはそれから一度も学校に姿を現さなかったンマ。
始めのうちは少しかわいそうな気がしていたボクも六実ちゃん達との楽しい毎日に次第にホモJくんの事も思い出さなくなっていたンマ。
そして一月ほど経ったある日のホームルームでの事だったンマ。

小西「えー…今日はみんなに残念なお知らせがあるよ。
今まで一緒に勉強をしていたホモJがこの学校を去る事になってしまったんだ。」
けんま&カナチ「「！！！！？？？？？」」

ホモJくんが退学した。
小西先生は家庭の事情とだけ説明したけれどボクとカナチちゃんにはその理由に心当たりがあったンマ。

その日の帰り道
けんま「カ、カナチちゃん、どどど、どうしようンマ…！
ボク達とんでもない事をしてしまったかも知れないンマ…！」
カナチ「バカ、まだあの話が原因だって決まった訳じゃねぇだろ…それに元はと言えばアイツに原因が…」
けんま「そ、そうだとしてもボクは友達の人生を目茶苦茶にしてしまったかも知れないンマ…！」
カナチ「まぁでも悪い事ばかりじゃねぇよな。これで二度とアイツ会う事もない訳だろ？
ここはポジティブにいこうぜ…ン！？
お、おい…あのトラックが何台も停まってるの、けんまの家の前じゃねぇか？」
けんま「ンマ！？本当ンマ！！また誰かがイタズラで着払いで荷物を送って来たンマね！！ボクちょっと行ってくるンマ！」
宅配業者「けんま様ですね。こちらにサインを…」
けんま「ボクは何も注文していませんンマ！荷物を持って帰ってほしいンマ！」
宅配業者「いえ、料金は全てJ様からお支払い済みです。こちらの荷物はどちらから搬入いたしましょう」
けんま「えっ…！？Jくんが…！？この大荷物の中身は…『ベビーベッド』！？」
彡(^)(^)「おっけんまくんやんけ！やっと学校から帰ってきたんやな！」
けんま「Jくん！！？？これは一体…」
彡(^)(^)「これから産まれてくるワイらの赤ちゃんのためのベッドに決まってるやん」
けんま「ファッ！？こんなにたくさん…！？お、お金はどうしたンマ！？まさか闇バイトや違法賭博に…」
彡(^)(^)「ワイがちゃんと働いて稼いだお金だから心配いらんで。30分で5万の良い仕事見つけたんや。
あれから一ヶ月、不眠不休で働いてるからどや！貯金残高7200万や！」
カナチ「こっちの荷物はおむつに玩具…それに胎教…！？それも見るからに海外の超高級品だぜ…！」
彡(^)(^)「あの日からワイは変わったんや。全部けんまくんのおかげや」
けんま「えっ…？」
彡(^)(^)「責任取って欲しいって、けんまくんは言ってくれたんや。
今までけんまくんにはたくさん嫌な事してしまったけど、そんなワイを許してけんまくんは受け入れてくれたんやもんな。
ワイとワイの間に出来た子供を受け入れてくれたんや。
ワイ、責任取ってきっと良いパッパになるからな！」
けんま「えっ…あっ…」ｶﾞｸｶﾞｸ
カナチ「おい…マジかよ…」ｿﾞｿﾞｯ
彡(^)(^)「おっと…もう次の撮影の時間や。ほなワイは仕事に戻るけどけんまくんももう一人の身体じゃないんやから養生するんやで。急にお仕掛けてスマンかったな。ほな、また！」

そう言うとホモJくんは慌ただしく帰っていったンマ。

全ての真相をホモJくんが知ってしまった時、ボクとカナチちゃんは一体どんな目に遭わされてしまうのか…その恐怖が、
そして何よりボクとの子供が出来た事を心から喜んでくれているJくんの表情が、ボクに全てを打ち明ける最後の機会を永遠に失わせてしまったンマ。

しかしいずれ必ず訪れる破滅の時を感じながらボクとカナチちゃんはその場に立ち尽くすのだったンマ…