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ドラゴンレポート「西方白龍録」

7パイロン:2022/03/07(月) 20:57:11 ID:xwfFvBVs0
あることないことをまくし立てる野次馬、対応が追いつかずに少しずつ押され気味になる関係者と責任者。

そんな状況を一変させたのは、一人の異国の男性が間に割って入り、その任務を新たに請け負うと言ったためだった。


「……その任務、俺が新たに請け負います。なので、該当エリアの封鎖はもう少し待ってください。」
 
「ん…?誰だ、アンタ…」

「その声は…、ぱ、パイロン…さん?」

「あれ?いつもと服装が違う…」

「パイロン?」

「東の人か?」

「あんたが…請け負うのか?こんな危険な任務を?」


名乗りを上げた男。それはこの騒ぎを聞きつけてやってきたパイロンだった。

服装はいつもとは違っていたため、パイロンを知っているギルドの人物も、すぐにはパイロンだとはわからなかった人もいた。


「で?どんな依頼内容なんです?」

「ええ、それはこちらに…」

「なになに、辺境都市ルブルのある聖王国パルナの外れにある旧鉱山跡……」


関係者から依頼書を受け取り、目を通したパイロン。

そこに書かれていたターゲットを確認した途端に、思わず目つきが険しくなった。


「これ……、巨大な赤い節足動物みたいな見た目の怪物?」

「ええ、そうなんですよ、パイロンさん。この国には居ない異国の怪物に思えました。なので前例がなくて…」

「…なあ、パイロンさんよ、この依頼、やっぱりキャンセルしたほうがいいんじゃないのか?」

「ああ、アンタまで危険とわかってる任務に赴くことはないと思うよ…」

「…いえ、決意は変わりません。やはり受けることにします。この敵、俺の知っている敵かもしれません。少なからず、俺の家系にも遠縁ながら、因縁があるかもしれませんから…」

「家系…?アンタの家系、どんな家系なんだ?」

「まあ、色々とね、ありまして。純粋な人間ではない、とだけ言っておきましょうか。」

「聞きたいなら話しますが、眉唾ものと思われるでしょうね。」


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