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ドラゴンレポート「西方白龍録」

18パイロン:2022/03/21(月) 21:20:21 ID:JCo0YYdU0


再び一瞬赤いオーラを纏い、そのままムカゴに向かって突進するパイロン。

お互いの距離が近くなった瞬間、ムカゴの攻撃よりも一瞬早く腕を突き出し、そのまま掌底を数発身体に目掛けて叩き込む。

そのままとどめとばかりに、右手でより重い掌底の一発を叩き込み、体内で練り上げた「気」 を掌底から放ち爆発する攻撃を重ね、ダメージを与えながら吹き飛ばす。


「ぐっ……が……ぁ……」

「さっき、ウメの野郎にも食らわせてやった「発勁(はっけい)」だよ…吹っ飛べ…」

「なっ……!ムカゴ!……ぐぁっ!!」


ウメが再び起き上がりそうになったものの、吹き飛んできたムカゴがウメに激突、二人ともそのまま動かなくなった。


「ウメ!ムカゴ!ルイ!……テメェ、良くも俺の大切な弟と妹を…!」


その刹那、聴こえた声。

先程まで伸びていたユウタロウが、いつの間にか怒りの形相で起き上がっていた。


「あ?んだとテメェ。先にころしにかかってきたのはテメェらムカデじゃねえか!」

「五月蝿え!人間風情が俺達ムカデにこんな事をしやがって…テメェなんか俺が生きたまま膾切りにしてやる!」


そう言うが早いか、ユウタロウは再び短刀を構えてこちらに突進してきた。


「チッ…棚に上げてんじゃねえよ…なら、もう少し痛い目にあってもらうしかねえな。」


今度は緑のオーラを一瞬纏うと、そのまま突進してきたユウタロウをギリギリまで引き付け、腕を交差させた防御の構えを取るパイロン。

攻撃が当たりそうなその刹那、そのままユウタロウの攻撃を捌いて後ろへと受け流す。

一瞬の隙をつきユウタロウをの攻撃をいなし、後ろへと突き飛ばすように二人の位置取りを変え、無傷で攻撃を躱した形だ。


「……え?な、なんだ……と?」


何が起きたかわからずに困惑するユウタロウ。

そんなユウタロウを後ろから掴むとそのまま背負い投げの要領で投げ飛ばし、間髪入れずに地面に落ちる寸前で、パイロンは体制を低くして頭目掛けて思いきり蹴りを放つ。


「…げうっ…ぐ……」


再びふっ飛ばされ、地面に叩き付けられたユウタロウ。流石に今度は起き上がって来れそうにはない。


「…しばらくじっとしてろ…」

「ぐっ……ぐおおおお……っ!!」


ユウタロウも動かなくなり、兄妹全員が戦闘不能になった瞬間、山の上から顔を覗かせる大百足の慟哭が山に響いた。


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