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ドラゴンレポート「西方白龍録」

14パイロン:2022/03/14(月) 21:54:17 ID:bsRV45xU0







「アハハハ、間抜けな人間がまた引っ掛かった。」

「ヘッ、勝手にヒーローを気取るからこうなるんだよ。」

「怪我をした生存者のフリをして自然に肩貸しをする流れにする。…そして肩を貸してすぐには動けない所を後ろから心臓を刺す…」

「流石お父様の考えた方法ね、これでいくらでも間抜けが狩り放題よ。」


地面に倒れたパイロンを見て、今回も作戦成功だと嘲笑う四人の兄妹。

人間なんて本当に簡単に潰せる、そう言いたげな顔だった。


「それにしても、流石ウメだな。背後から一撃だ。ムカゴも流石だな、まさに怪我人みたいだ。」

「ありがとう、ユウタロウ兄ぃー」

「ユウタロウ兄ぃもルイもしっかり妹を心配する兄妹を演じてるよねー」

「ありがとう、ウメ姉ぇ。…さて、そろそろお父様を呼ぼうか。今回のエモノを連れて行かなきゃ。」


そのまま、四人が山頂にむけて、お父様!と叫ぶと、山の上に大きな赤い影が現れた。


「ユウタロウ、ウメ、ルイ、ムカゴ。よくやった。流石だな。」

「はいっ、ありがとうございます、お父様。」

「…だが、今日の獲物の姿が見えないのだが…」

「獲物?今仕留めて足元にいますよ?…えっ!?居ない…!いつの間に!」

「…何処に逃げた!探せ!」


山の上に現れた怪物がそう叫んだ瞬間……声が聴こえた。


「……逃げてなんか、居ないぜ?」


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