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"すでに韓国語バージョンに親しんでいる日本語ネイティブの「ファン」が日本語バージョンを聴いたときに感じる「違和感」に関しては、先述の「クオリティ」に起因するものなのか、「耳慣れない」という部分から来るものなのか、もしくは「意味がわからずかっこいいと思っていた歌詞だが、意味がダイレクトにわかってしまうとイメージが違った」という王様(欧米の有名な楽曲を日本語直訳詞で歌って笑いをとったアーティスト)的「言語バイアス」の魔法が解けたからなのかは、リスナー自身が韓国語と日本語を同じくらい理解できなければわからないのではないだろうか。
また、近年K-POPでは海外の作曲家による楽曲が多くを占めているが、OH MY GIRLのプロデューサーを務めていたチェ・ジュヒョク氏は「海外の作曲家は通常英語で作詞した歌詞をつけて完成した曲を企画会社側に送り、関係者の方は一旦英語の歌詞がついた曲を聞いて本当に気に入ります。しかし、いざ韓国語で歌詞を付けてメンバーに歌わせると駄目なんですよ。(略)同じ曲でも言語で違いが出てくるんですよ。これはジャンルに関係なく、韓国歌謡が持つ特徴でしょうね」と述べており(http://idology.kr/8497)、K-POPの制作現場においても「言語的バイアス」というものが存在している事を明らかにしている。"