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けmt避難所 第3
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Ωバースだったりなんだったりなので注意
ちょろいものだった。わたくせに掛かればこんなものだ。
口では色々言うし、実際に優しいし、大切にしてくれる。でも、私がちょっと首筋を見せるような髪型をしているとすぐこれだ。
怒りとも興奮ともつかない荒い息を吐き出す楓ちゃんに、私は為す術なく蹂躙されている。
たぶん、お仕置きのつもりなんだと思う。楓ちゃんにとって、月ノ美兎が首筋を見せるというのはそれ自体が誘惑しているようなもので、そんな髪型で外を歩くなんて許されないということなんだろう。
だからたぶん、こう言いたいのだ。「そんな格好で歩いてたらこんなひどい目に合うって思い知った?分かったらもうそんな髪型はやめとけー」と。エロゲかよ。
楓ちゃんに言われて、お洒落風なチョーカーじゃない、犬がつけるような、しっかりした革製の首輪を填められているのに。
貞操帯見せ付けているようなものなのに、それが他人への誘惑に見える辺りこいつ相当独占欲強いな、と思う。
まさか頭脳明晰な私が、楓ちゃんに乱暴されたくてわざと三つ編みにしてるなんて思いもよらないだろう。そんな冷静な思考が残ってるとは思えないくらい、このときの楓ちゃんは余裕がない。
身長差のせいで、本当に奥の奥まで入り込んでくる楓ちゃん。握力40が私の細い腰を掴んで、私はもう少しも逃げられなくなる。
とっくに全部暴かれてるいいところを執拗に擦られて、その度に背中を走る電気に打ちのめされながら、もつれる指で首輪を外した。
「みとちゃんっ?」
「かえでちゃっ、かんでっ」
「っ」
「かんで、かんで、わたしをつがいにしてっ」
手首が押さえ付けられて、銀色の獣が覆い被さってくる。箍が外れたように速く腰が打ち付けられて、声も出ないくらい気持ちよくされる。
首筋が熱い舌で舐められている。愛撫なんて優しいものじゃない、渇き死に寸前の獣が水を舐めとるような必死さ。舌が短いからか、硬い歯が何度も、何度も掠めて。
「みとちゃんっ……!」
低く掠れた、泣きそうな楓ちゃんの声。限界まで張り詰めた楓ちゃんの分身が、私の中で震えた。
首に感じる火傷しそうな吐息。垂れる唾液。私は歓喜に予感に涙を溢した。
楓ちゃんにいっぱい注がれながら、首筋を噛まれたら、番にされたら、きっと信じられないほど幸せで、気持ちよくて……
お腹の奥がきゅんとして、楓ちゃんのが弾けた瞬間、
私は左肩に硬いものが食い込むのを感じた。
「いぎっ……!?」
「ふぅー!ふぅー!」
楓ちゃんに噛まれた。首筋じゃなくて肩に噛み付かれた。私は痛いのか気持ちいいのかも分からない混乱の中でそれだけは悟った。
いつも肝心なところで失敗する。この女になんとしてでも番にされたいのに、楓ちゃんはこうやって必死に抵抗する。肩を食い千切られそうになったのは初めてだけど。
もしかして、私とは番になりたくないのかな、なんて思うこともある。正直不安になるし、ヘラピンみたいになるときだってある。
でも。
「みとちゃん……!ごめん……!ごめん……!」
滲んだ血を舐めとりながら、ぼろぼろと泣くこの女を見てると、しょうがねーなー許してやるか、という気分になってしまう。
わてくしも大概にちょろいものだ。
「美兎さん、それはちょろいのではなく惚れた弱みというのでは?……はっ、今謎の電波が」
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