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物書きごっこスレ
736
:
君と紅茶と流星群
:2025/08/16(土) 21:14:12 ID:bXA.pZqI
ここでは「物語として立ち上がる幻聴」に対して、意味づけと反応の経路を組み替える“別角度”のやり方を、即効・短期・中期・専門支援の4層で提示します。必要最小限の根拠も添えます。
1) いま鎮める(2–5分の即効プロトコル)
目的は「注意を現在に固定し、声と身体の同期を切る」ことです。
呼吸の固定(4-4-4-4のボックス呼吸)×1–2分。
5-4-3-2-1グラウンディング:見える5/触れる4/聞こえる3/匂う2/味1を、声に上書きするように口に出して数える。効果は不安・パニック時の鎮静に広く用いられます。
口の動きを使う「競合刺激」:早口の朗読、ハミング、ガム咀嚼、カウント歩行(足取りに合わせて偶数カウント)。声の「入る余地」を狭めます(経験則)。
声への短い境界文:「今は話さない。後で3分だけ聞く」。紙に書いて視覚化し、その約束は守る(タイムボックス)。Hearing Voices流の「交渉」技法です。
コマンド系の声には即時ルール:①危険・違法は絶対に従わない、②1人にならない、③信頼できる人に共有。
2) 「物語の編集権」を取り戻す(短期:今日から1週間)
幻聴が作るストーリーは「入力→意味づけ→衝動→行動」の回路で回ります。意味づけの層を弱め、行動を安定化します。
3行ログ(1回3分):
①出来事/引き金 ②声の内容(逐語1行) ③信じやすさ0–100・苦痛0–100。
目的は「信じやすさ≠行動」の分離。CBT for psychosis(CBTp)で用いる基本スキルです。
反証の最小単位:「声の言うXが起きた証拠は? 他の説明は?」を30秒だけ。長く追わない(反芻を避ける)。
注意切替の定点練習:同じ時間・同じ手順(呼吸→5-4-3-2-1→3行ログ)を毎日2セット。自動化させます。
「安全スクリプト」を作る:声が強い場面で読む短文(例:「これは“声”という現象。従う必要はない。今は身体を落ち着かせる」)。CBTpの再ラベリング。
3) 中期の「別角度」アプローチ(2–8週間)
CBTp(認知行動療法・精神病):信念の強度や苦痛の低減、再発予防を狙う第一選択の心理療法。NICEは成人の精神病に推奨。家族支援も推奨。
AVATAR療法:声に似せたアバターと対話し、支配/恐怖を低減する新しめの手法。12週で幻聴の苦痛が有意に低下したRCTあり。導入可能地域は限定ですが、原理は「声との力関係を再構成」。
Hearing Voicesグループ:体験者同士で「声との付き合い方」を共有し、主体感を取り戻す実践コミュニティ。効果研究や参加者の主観的有益性が報告されています。
服薬の最適化:副作用・反応性を医師と見直す(用量・種類・長期計画)。NICEは包括的介入の一部として薬物療法の適正化を勧告。
生活の固定点:睡眠時刻の固定、アルコール・刺激物の制御、ストレス負荷の分散。早期警戒サイン(睡眠の乱れ、過警戒、引きこもり増加など)をチェックリスト化。NICEは自己管理・再発予防計画を推奨。
4) 1ページ実装テンプレ(印刷推奨)
上段:安全スクリプト(60字以内)/緊急連絡先。
中段:呼吸→5-4-3-2-1の手順箇条書き。
下段:3行ログ欄×6マス(出来事|声の要旨|信じやすさ/苦痛)。
裏面:個別トリガーと対処(例:人混み→骨伝導イヤホンでポッドキャスト)。
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