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誰かさんに便乗して小説書いてみる事にした

100kuzu★:2013/03/25(月) 18:48:27 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

オーク108「人間共、お前たちは無事には帰してやらんブヒィ!」

マンセー「帰してはくれるんだな」

オーク112「食費が嵩(かさ)むからな」

オーク126「特に女! お前は逃がさないブヒィ!
      その気の強そうな性格、気に入ったブヒィ!!」

シモー「ほう、俺を逃がさないでどうしようと・・・?」

オーク135「ククク、決まっているブヒィ。」

オーク144「他の女ども同様、こうなるブヒィ!!」バァッ

シモー「・・・なっ!?」

マンセー「おっほぉぉぉ!!!こ、これはぁぁぁぁ!!!」



オーク189「ブヒィィ!! 女王様ぁ、もっとお願いしますブヒィ!!!」

女性1「オラオラァ! なによがってるんだい、気持ち悪いねぇ!!」ピシンッ バシンッ

女性2「ホラホラどうしたんだい!? 声が聞こえないよこの豚っ!」ピシンッ バシンッ

オーク190「ブヒィ!! ありがとうございます、ありがとうございますブヒィ!!!」

シモー・マンセー「・・・・・」

オーク158「ハァハァ、たまらんブヒィ! 俺たちも早く躾けてほしいブヒィ!!」

シモー「想像以上にカオスだった」

マンセー「お前をこれを望んでいたのか・・・?」

ゴウグ「ち、違うっ!!ちょっとうらやましいけど・・・断じて違うぞ!?」

シモー「気色悪い・・・」

ゴウグ「ああっ!そんな冷たい目で見つめられると興奮しちゃいますぅぅ!!」

101kuzu★:2013/03/25(月) 23:34:28 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ガビョウ「お前、何者だ!!」

ガビョウ(?)「お前こそ何者だ!! 俺のいない間に!!」

魔王「こう聞くと後から現れた方が本物に思えるな」

サラサ「どっちでもいいけですけどね」

魔物「ソッスネ」

ガビョウ「いいわけあるかぁ! おい、さっきまでの言動は全て俺そのものだろうが!」

ガビョウ(?)「なにいってやがる! 俺はさっきまでこの場にいなかったんだぞ!
       お前はその間ずっとこの場にいたんじゃないのか!?」

サラサ「うーん、やっぱり後から現れた方が本物っぽいですね」

ガビョウ「こ、この年増女ふざけんな! そんな見方だから彼氏すらできないんだ!」

サラサ「年増女でわるぅございました」ドゴ

ガビョウ「ご、ごめんなさい・・・」ピクピク

魔物「ラチがあきません、いっそ両方置いていきましょう」

魔王「さすが我が優秀なる部下、いいこと言うな!」

ガビョウ(?)「そんなことさせてたまるか!!」

ワトソン「あれ? 私が殺したホームズの死体がない・・・?」

ガビョウ「あ! コイツよくみたら血がべったりじゃないか!!」

魔王「き、きづかなかったぁー!!」

サラサ「ああ!よく見たら右肩から腰までバッサリです!!」

宿主「お前ら馬鹿だろ」

魔物「ソッスネ」

ガビョウ「お前気づいてたのに俺を置いていこうとしたのか」

魔物「ソッ・・・いやいや違いますよ」

102kuzu★:2013/03/26(火) 00:00:40 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「とにかく、女の子たちを返してもらうぞ豚ども!!」

女性3「っていうかー、私達飽きたしそろそろ帰るわ」

オーク164「ああ、待ってくださいブヒィ!」

女性4「あーあ、帰ったらまた家事が待ってるわ〜」

マンセー「それなら、みんな俺のところにコナイカ?」

女性5「なにこいつー、オークの新入り?」

女性6「キモイ顔しちゃって、恥ずかしくないの?」

女性s『帰ろ帰ろ〜 ギャハハハハ・・・』



マンセー「・・・・・・・」

シモー「まぁなんだ、その・・・気を落とすなよ本当の事だけど」

マンセー「うるさいよ!」

オークs『我々これからどうすればいいブヒー・・・』

シモー「仕方が無いから、俺の下僕としてなら使ってやるよ」

オークs『ありがとうございます、ありがとうございますブヒィ!!!』

ゴウグ「さて、一件落着したし町に戻るか」

マンセー「おい露出狂、お前ついてくるつもりか」

ゴウグ「おいおい冷たいな! いいじゃないか、仲直りしたしさ
    旅は道連れ、世は情けだろ?」

マンセー「まぁ・・・俺はダメとは言わないんだがな?
     シモーのやつがいやがるからさ」

ゴウグ「善処します」

マンセー「善処うんぬんより、洞窟の外に出たからあえていうけどさ
     お前いい加減、服着たら?」

ゴウグ「オゥフ、これは失敬
    新しい道に目覚めたでござるよデュフフ」ブラブラ

シモー「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!変態!!!!!!!!!!!!///」ドゴ

ゴウグ「アッーーー!!!我が愛しのゴールデンボンバーがぁぁぁ!!!」チーン

103kuzu★:2013/03/27(水) 20:32:25 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「お前の正体はホームズだな?」

ガビョウ(?)「フ・・・いかにも
       私はホームズ自身である!」

ワトソン「ホームズ君、生きてたんだね!
     心配したが、私は信じていたよ」

サラサ「あなたが殺したんでしょう」

ホームズ「名探偵ってのはなぁ・・・真犯人を探し出すまでしなねーんだよぉぉぉぉ!!!
     というわけで、覚悟しろワトソンキミを殺す」

ワトソン「やれるもんならやってみやがれえええええ!!!」

ホームズ「いくぞおおおおおおお!!!!」

魔物「みなさん、そろそろ行きましょうか」

魔王「そうだな、早く上位に進もうぜ」

ガビョウ「そういや、俺まだ骨髄手に入れてないんだけど」

サラサ「あのー・・・私も仲間にいれてください」


オラァァ ワトソンシネェェ   ホームズゥゥゥ   チェストォォォォ
  ハァッ ズドォォ  オラオラオラオラムダムダムダムダ


魔王「魔物、次の行き先はどこだ?」

魔物「はい、風鈴火山に行こうと思います」

ガビョウ「はぁ!?あんな危険なところに何しにいくんだよ!」

魔物「昔、人間界で暮らしていた方が居られますので
   その人に少々相談してみたいと思います」

魔王「そうか、頑張れよ」

サラサ「あなたも行くんですよ・・・」

魔王「え!? なんでよヤダよばっかじゃないの??」

魔物「そういわれましても、実際に暮らすのは魔王様ですし・・・
   今の魔界で人間界のことを詳しく知る方は非常に少ないです」

ガビョウ「バーカバーか、ざまーみろバーカ!!」

魔王「クエスト人数3人で締め切ろうぜ」

ガビョウ「あ!?おい、俺受注できてねーぞ! コラ置いていくな!!!」

104kuzu★:2013/03/27(水) 20:49:08 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「ふぅ、町に戻ってきたな」

シモー「女性たちも無事か」

女性「オラオラァ、ちんたらしてんじゃねーぞグズ!」ピシンパシン

男性「あひぃん!!」

シモー「無事とかのレベルじゃなかった」

ゴウグ「よし、この町は後回しにして次の町へ向かうぞ」

マンセー「この町の女どもは見る目がねーぜ」

シモー「まて」

ゴウグ「どうしたシモー、忘れ物か?」

シモー「なんでお前がいるんだよ養豚場に帰れ」

ゴウグ「ハハハ、相変わらず冗談きついぜ」

シモー「俺がいつ冗談いったって、ああ!?
    なんだ、胸か?胸がないのに女ってのが冗談だといいたかったのか!!?」

オーク一号「あねさん、あねさん」

シモー「ちょっと待てオーク。今こいつら締め上げてるところだから」ギリギリ

マンセー「・・くび・・・しまって・・・ぉ・・・・・」ガク

シモー「ブヒィィィ!! わが生涯に一片の悔い無しでござるぅぅぅ!!!」ギリギリ

オーク一号「次に向かう町なんですが、シャンパン街なんてどうでしょうか」

シモー「シャンパン街? ここからの距離は?」

オーク一号「一山越えたあたりですブヒィ。 けれど、行く価値はあると思いますブヒィ」

シモー「よかったな死体、次の町で巨乳でも探すんだな」

マンセー「・・・・ぅ・・ぁ・・・・ぉっぱぃ・・・・・」

ゴウグ「ふぅ・・・彼は本格的にやばいでござるな」ツヤツヤテカテカ

105kuzu★:2013/03/28(木) 12:12:32 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「町を出て、風鈴火山に向かう我ら一行。まだ人間界にはほど遠い」

ガビョウ「モンハンあきたな」

魔物「この山道は危険ですので、十分注意してください」

サラサ「ああだめだ・・・私熱いの苦手なんです。 脱いでいいですか・・・?」

ガビョウ「これは誘っているのか!?」

魔王「ババアのお色気攻撃が発動! 魔王たちには効果が無いようだ」

ガビョウ「むしろ大ダメージ」


ズシャッ ズシャッ ズシャッ ぶしゅっ ぐちゃぐちゃ


サラサ「いきましょうか」

魔物「ガクガクブルブル」



『モザイク』「今のはさすがに死んだかと思った」

『モザイク』「ああ、生きてるのが不思議だぜ」

サラサ「そういえば、あなた名前はないの? 魔王様にずっと『魔物』と呼ばれてるけれど?」

魔物「名前ですか・・・。無いことは無いですが」

魔王無修正「そういや、俺名前しらなかったわ」

ガビョウ無修正「上に立つものとして部下の名前くらいしっとけよ」

魔王「お前の部下でもあんだろーがドアホ」

魔物「かまいませんよ、魔王様の配下はたくさんいますから
   下々の者共の名前など、いちいち覚えてたらキリがありません
   私の名前はモーマです」

魔王「確かに、言われてみると魔物の言うとおりだな」

ガビョウ「けどさ、今こうやって一緒にいるやつの名前知らないとかきまずいよな」

サラサ「小さい頃は名前しらなくても仲良くしてましたけどね」

魔物「それは私にも覚えがありますね
   私の名前はモーマです」

魔王「おお!? あそこものすごい煙だな。 あれが火山か」

ガビョウ「風鈴って言うくらいだから休火山かと思ってたんだがな」

魔物「変ですね、今は活動してない火山のはずなんですが
   私の名前はモーマです」

サラサ「あーもう、洪水起こして沈めちゃおうかしら」

魔物「私の名前はモーマです」

魔王「何かいったか魔物?」

魔物「・・・・・いえ」

106kuzu★:2013/03/31(日) 02:16:28 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

???「ククク、殺してやる・・・殺してやるぞ・・・!」

???「覚悟していやがれ・・・
    人間どもめ・・・・・!!!!」



ゴウグ「とかいってたやつが、昔この近くにいたんだよなー」

マンセー「物騒なやつだ。欲求不満なんだな」

シモー「お前と一緒にすんな」

マンセー「しかし、一山越えた先とか言ってたが・・・
     肝心の山がすごく遠く感じるんだけど」

ゴウグ「そういうもんだ、あきらめろ」

マンセー「あー、早く女の子成分補給しなきゃもたない
     ちゅっちゅしたいわぁぁぁぁぺろぺろぺろ!!!!!」

シモー「俺はお前らを更生させるのをあきらめたよ」

マンセー「お前の胸ももう成長しねーな。あきらめろ」

シモー「ハハハハハコロス」

マッ マテッ!! ギャァァァ   ハハハハハハシネェェェ

ゴウグ「まったく仲の良いやつらだぜ・・・」


――――― キャァァァァァ ―――――


ゴウグ「!? こ、これはっ!!」

シモー「悲鳴!?」

マンセー「女の子だ!!!!! いやっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

シモー「ふんっ」ゴス

マンセー「チョコシンポッ」ドサ

シモー「いそいで悲鳴の聞こえたところにむかうぞ!」

ゴウグ「こいつどうするんだよ」

シモー「捨てとけ」タッタッタ・・・

ゴウグ「・・・とりあえず埋めておくか」

107kuzu★:2013/04/01(月) 14:16:48 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔物「私の名m 魔王「そろそろ頂上か」

サラサ「はぁー・・・もう熱すぎですよ!!」

ガビョウ「魔物、目的のヤツはどこにいるんだ?」

魔物「・・・ああ、この辺じゃないですか・・・?」

魔王「元気ないな、どうかしたか?」

魔物「うるせーよ」


???「ふはははははは!!
    何者かは知らないが、この先は通さんぞ!!」

ガビョウ「なんだうるさいの出てきたな」

サラサ「大口たたいておきながらボコボコにされるタイプですね」

???「おい、うるさいぞそこ!!
    俺は主様(ぬしさま)の一番弟子、ドワ様だぞ!! びびるなよ!」

魔王「誰だそれ?」

ガビョウ「アイタタタ、これは痛い子」

サラサ「ひょっとして、その主様っていうのが目的の方かしら?」

魔物「さすがサラサさん、その通りです
   ここの主はかつて人間界に住み続け、過酷な任務をこなしてきたといわれております」

ドワ「よくしってるじゃないかそこの魔物!
   そのすばらしいお方の一番弟子こそが、この俺ドワ様よ!!」

魔物「だれがそこの魔物だって・・・?
   テメェこそ魔物の分際でよぉ」

魔王「え、どうしたの魔物」

ドワ「な、なんだよ・・・
   や、やろうってのかよ!?」

魔物「魔物は魔物でも、俺にはモーマっつー立派な名前があんだよ!!
   魔王様の事すら知らないクソガキが図に乗ってんじゃねぇぞ!!!!」

ドワ「  」ビクゥッ

ガビョウ「・・・・・」

サラサ「・・・(こ、恐い)」

魔王「ふむ・・・何のことかよくわからんが、さすがだな魔物!
   お前こそ魔物の中の魔物だ!!」

魔物「私の名前はモーマです!!!」

魔王「ん、だからどうした魔物! ハッハッハ!!」

魔物「・・・・・」プルプル

ガビョウ「魔王のやつワザと言ってんのか?」

サラサ「素なだけに余計タチが悪いですね」

108kuzu★:2013/04/03(水) 12:34:38 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

女性「キャアァァァ!! 誰か助けて!!」

???「げぇっへっへ、おっひょぉぉぉ!!!」

女性「ぎゃあぁぁ!変態!!」

ゴウグ「なんだなんだ?」

シモー「やたら気持ち悪いのがいるな」

???「なんだ貴様ら、人が楽しんでいると言うのに」

シモー「その風貌はどう見ても人じゃないな」

ゴウグ「同業者か!?」

シモー「お前らはそうかもな、お前らは」

???「けっ、どうでもいい。 邪魔をするなら容赦しねーぞ!」

シモー「おお? 珍しくマジメな内容か?」

ゴウグ「これは嫌な予感・・・!」

???「くらえ、粘着ダップンダァ!!!」ゴバァ

シモー「ぎゃぁぁ!!!」ベタァ

ゴウグ「ほど良い締め付けッ!!」ベッタァ

???「フハハハ! どうだ、動けまい!
    魔王様の教えをつぐこの俺、モルナオの必殺技よぉ!」

シモー「ゲロ吐き程度で調子に乗りやがって・・・」ベタァ

ゴウグ「必殺技と言うより必着技だな」ベタァ

女性「巻き添えくらいました」ベタァ

モルナオ「ぐふふふ! さぁて、一人ずつ脱がしてなめ回してやるか」

ゴウグ「え、俺も!?」

モルナオ「なんだ嫌か?」

ゴウグ「むしろご褒美です」

シモー「・・・・・」

女性「・・・・・」


――――― だ、だれか! 助けてくれぇ!! ―――――

シモー「あ、あいつの事忘れてた」

女性「お仲間ですか!?」

シモー「えぇー・・・?
    あー・・・まぁ、一応・・・?」

女性「(ど、どんな関係なんだろ・・・)」



マンセー「だ、誰か早く助けて!!!
     カラスが、カラスが目をつついてくるっ!!!」

カラスs「カァカァ!! ガァ」

109kuzu★:2013/04/05(金) 17:33:01 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ドワ「お、お前らが何者かはしらねーが主様にはあわさねーぞ!」

サラサ「なんで? ひょっとして病気で寝込んでるとか・・・」

ドワ「違う、寝起きは機嫌が悪くてやつあたりされるからだ」

ガビョウ「作者みたいなやつだな」

魔王「ガビョウのやつも、この前無理やりおこしたら
   『せっかく彼女ができたと思ったのに!!!』とか泣きながら・・・」

ガビョウ「魔王のやつ、寝てると思ったらパンツぬいで・・・」

魔王「おい貴様!!!」

ガビョウ「お前が悪い!!!」

サラサ「どうてーこじらせると大変ですね」

モーマ「ソ・・・ソッスネ」アセ

魔王「・・・とにかく、俺たちも会わないと先に進まないんでな
   そこをどくんだな小僧」

ガビョウ「はいはい通りますよ通りますからどいてね〜」

ドワ「だーかーらっ!だめだっていってんだろ!!」

???「んー、さっきからうるさいのぉ
    何さわいどるんじゃ」

ドワ「・・・・・シマッタ」

魔王「・・・!? あ、あ・・・あれは・・・・・!!!!」

ガビョウ「ロ、ロリババア!!!!!!」

魔王「パンツ何色ですか!?」

???「パンツはいてないです」

魔王・ガビョウ「いやっほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!」

ドワ「うそに決まってんだろばーか」

モーマ「それで、何色・・・」

サラサ「おい、お前」

モーマ「ハイ・・・」

110kuzu★:2013/04/07(日) 10:07:01 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

モルナオ「ひいっひぃっひぃぃ!!」ベロベロベロ

ゴウグ「おひょぉぉぉおおお!!!」ブルブル

女性「き、きもちわる!!」

シモー「おーいマンセー、ちょっとうごけねーからはよこい」

マンセー「ふざけんな!!俺埋められてんだぞ早く助けろ!!!」

モルナオ「ふぅ・・・楽しかったぜ旦那・・・」

ゴウグ「もう・・・オムコにいけない」シクシク

モルナオ「ククク・・・次は貴様らの番だ」

女性「や、やばいですよ! どうするんですか!?」

シモー「おーい、はよこーい」

モルナオ「バカめ! これるわけがなかろうが!!!」

マンセー「やっと出れた」

モルナオ「早っ」

シモー「俺たち待っててやるから、さっさとなんとかしろ」

マンセー「お前・・・少しは危機感というものをだな・・・?」

モルナオ「き、貴様どうやってこんな一瞬で!?」

オーク一号「俺たちの仕業ブヒィ」

オーク二号「姉さん、助けにきたブヒィ!」

マンセー「そういうこった。 俺は片目つぶれたけどな」

ゴウグ「ほう、これは熱い展開だな」ブルブル

マンセー「お前スゲー寒そうだな。裸になってそんなに楽しいの?」

111kuzu★:2013/04/10(水) 01:44:59 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

???「それで、ぬしらは何をしにきたんじゃ?」

モーマ「突然の訪問でまことに申し訳ありません
    この度こちらにおられるお方、魔王様が人間界に進出する意向でして
    かつて人間界にお住まいだったあなた様に意見を聞きたいと思っております」

サラサ「お嬢ちゃん、アメいる?ほとんど溶けてるけど」

???「わーい、ありがと!」

魔王「なら俺は自前のパンツ(脱ぎたて)を・・・」

ガビョウ「なら俺は誰にも譲ったことの無い、この純潔のキッスを・・・」

サラサ「気持ち悪い・・・そんなだからモテないんですよあなたたち」

魔王「おまえぇぇ!!今言ってはいけない事をいったな!!?」

サラサ「あ?」

魔王「なんでもないです・・・」

ガビョウ「ひょっとして、お前がほしかったのか?」

サラサ「こ ろ し ま す よ ? ?」

魔王・ガビョウ「・・・・・・・」

ドワ「主様ぁ!こんなやつらほぉっておきましょうよ!
   まだ体調も万全じゃないのに・・・」

???「誰お前?」

ドワ「一番弟子のドワです!! ボケちゃったんですか!?」

???「この風林火山を収める山の主、スーガラに間違いなどない!
    つまりお前は不法侵入者!」

ドワ「おもいっきり間違えてんじゃないですか!しっかりしてください!!」

サラサ「あなた・・・いたいけな少女を付けねらう変態・・・・・?」

ガビョウ「う、うらやm・・・けしからん! 許せんやつだ!!」

魔王「少女の純白パンティーは俺のものだ、この変態め!!」

サラサ「あなたも変態じゃないですか!」

モーマ「パンツは白ですか!? 白なんですか!?」

サラサ「魔物お前どうした」

112kuzu★:2013/04/11(木) 01:25:59 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ゴウグ「マンセー、そいつを倒してくれ!
    俺の貞操のカタキをうってくれ!!」

マンセー「お前あのアニキに純潔ささげたの!?」

モルナオ「ふざけるな! 俺はそんなことしない!!
     身動きのとれない獲物を嘗め回す、これこそ嗜好よ!」

オーク一号「こんなところで同志に会うとはな・・・」

オーク二号「非常につらいが、俺達はお前を許すことはできんブヒィ」

オーク三号「姉さんを苦しめたお前は、姉さんの代わりに俺たちが成敗するブヒィ」

シモー「お前らいやに従順だな」

モルナオ「うるさいやつらだ、魔王様に鍛えられたこの俺にかなうわけがないだろうが!
     かかってきやがれ、ザコどもめ!!」

マンセー「いくぞ!ザコども!!」

オークs『  お前もだっ!!  』


モルナオ・マンセー・オークs『ウオオオオオォォォ!!!!!!』


シモー「へぇー、実家は万屋(よろずや)なんだ」

女性「そうなんですよー! たまに狩りとかするんです♪」



―――――  ズバァァァァ  ―――――


モルナオ「ナイステイスティングッ!!」ドサァ

オークs『  !?  』

シモー「よわっ」

マンセー「な、何者だ!?」

???「・・・殺す、殺してやるぞ・・・・・人間共・・・・・!!」

マンセー「いや、そいつ人間じゃねーよ」

女性「・・・? あれは・・・」

113kuzu★:2013/04/12(金) 03:47:04 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

スーガラ「しかし、何故また人間界などに・・・」

魔王「男には、譲れない夢ってもんがあんのサ・・・」

ガビョウ「バカだからだろ」

サラサ「変態だからですよ」

魔王「おい貴様ら」

モーマ「あなたはあちらには長くいたのでしょう?
    どう暮らしていけばいいか教えてほしいのです」

スーガラ「ふぅむ、いいだろう
     とりあえず、人間に擬態しなければ馴染めんぞ」

モーマ「なるほど。 郷に入れば郷に従え、ということですね?」

魔王「無理だな。俺超絶カッコイイし目立っちゃう」

モーマ「お前ちょっと黙ってろ」

スーガラ「しかし人間界とは懐かしい
     そう、あれはワシがまだ若かりし頃の話・・・」

ガビョウ「なんか語り始めたぞ」

スーガラ「前魔王の命により、人間界を調査するため
     単身赴任したのじゃ」

サラサ「どこぞの会社みたいですね」

スーガラ「もともと姿形は人間に近かったからの
     そして、あの男との出会いもそれからまもなくじゃった・・・」

モーマ「その話、長くなりますか・・・?」

サラサ「ちょっと、いいとこなんだから黙ってなさいよ」

ガビョウ「お前主婦みたいだな」

魔王「誰かお茶とせんべいもってこい」

ドワ「はい、ただいま」

114kuzu★:2013/04/14(日) 02:07:49 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「全身黒い鎧に覆われた騎士・・・?」

マンセー「アイツはヤベェ。俺の第六感がそう告げている」ビクンビクン

ゴウグ「なるほど、伝わるぜその闘志」ビクンビクン

女性「うわぁ・・・最低」

漆黒の騎士「誰一人生きては返さん・・・殺してやるぞ・・・!!」

マンセー「ああ、あれか?お前が言ってたこの付近の名物」

ゴウグ「そうかもな、コロスコロス言ってるし」

シモー「そりゃあんな薄気味悪けりゃ有名になるわな」

オーク一号「姉さん、油断してはイカンブヒィ!」

オーク二号「あの剣術、相当の使い手だブヒィ」

漆黒の騎士「ウオオォォォ!!!」

マンセー「うおっ、いきなり来たぞ!」

シモー「おら、光魔法」ビカァ

漆黒の騎士「う、うがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」ジュワァ

オーク一号「やった、効いてるブヒィ!」

マンセー「う、うがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」ジュワァ

ゴウグ「う、うがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」ジョワァ…

女性「なんであなたたちまで苦しんでるんですか?」

115kuzu★:2013/04/15(月) 22:54:37 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

サラサ「それでそれで、誰と出会ったんですか!?」

ガビョウ「続きはよ」バリボリ

魔王「せんべいうっま。うっま」バリバリ

モーマ「ソッスネ」バリボリ

ドワ「お茶もどうぞ」スッ スッ

ガビョウ「お前急に気が利くな、どうした?」

ドワ「主様が起きちまったら下手に騒げねーんだよ
   ボコされるから・・・」

モーマ「お前も苦労してるんだな・・・
    お互い魔物同士、仲良くしようぜ」

ドワ「うぅっ・・・!心に沁(し)みるお言葉ありがとうございます・・・!」

魔王・ガビョウ「イイハナシダナー」バリバリ

サラサ「てめーらいい加減だぁっとけ」ギロ

魔王・ガビョウ・モーマ・ドワ「「「「あい・・・」」」」

スーガラ「その男はたくましく、何事にも動じぬ性格だった・・・
     このワシを魔界の者と見破ったにもかかわらず、人間と同じよう接してくれたのじゃ」

サラサ「こ、これはロマンスの予感っ!」

魔王「退屈だな、モンハンするか」

ドワ「あれ、お前らもたしなむのか?」

ガビョウ「おお、ちょうど4人だしいっちょいくか!」

スーガラ「あの男のおかげで、今のワシがいるといっても過言ではない
     そして、アイツと暮らすうちにワシの心は引かれていったのじゃ・・・///」

サラサ「キャー!いいですねー!!」

ガビョウ「ギャァァ!!ガノトトスマジワケワカンネー!」

ドワ「気をつけろ!ヤツの尻尾は亜空間だ!!!」

116kuzu★:2013/04/15(月) 23:14:09 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

漆黒の騎士「グオォォォ・・・・・!!!」

シモー「まだ立ちやがるか」

マンセー「ひぃぃひぃいい、溶けるぅううう!!!」ジュワァ

ゴウグ「らめぇぇ!!とまらないのぉおおお!!!」ジョワァ…

オーク一号「こっちの変態たちはどうしたブヒィ・・・?」

オーク二号「汚いからほっとくブヒィ」

漆黒の騎士「俺は死なん・・・人間を殺しつくすまでは・・・!!!」

シモー「なんだってそんなに人間を恨んでんだよ」

漆黒の騎士「貴様ら人間のせいで俺の妹は死んだッ!!
      悪魔に魂を売り渡してでも、貴様らを殺しつくすと誓ったのだ!!!」

女性「あれ?その声兄さん?」

全員『  え?  』

女性「ちょっと面はずしてみてよ」

漆黒の騎士「いかがですか?」ヒョイ

オーク一号「予想以上にイケメンブヒィ」

どろりっち「イケメンはシネ」

ゴウグ「あれ?マンセーどこいった?」

女性「やっぱり兄さんじゃない。どこいってたのよ」

兄騎士「よく見たら妹ではないか。生きてたのか」

女性「いやしんでねーよ」

シモー「おい騎士テメェ、どういうことだよ」

兄騎士「勘違いだったみたいてへぺろっ」

モルナオ「これどういう状況ですか・・・?」

117kuzu★:2013/04/21(日) 02:02:48 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

スーガラ「アイツは行ってしまった。己の目的のために・・・
     ワシとは相反する道、魔王を倒す使命。
     そう、アイツは人間界の勇者だったのじゃ」

サラサ「こ、これは禁断の恋ですね!」

スーガラ「ワシはずっと待ち続けた。しかし、アイツが帰ってくることはなかった
     そのうち、前魔王が倒れたとの報せを聞いた時は、複雑な心境じゃった・・・」

魔王「おいババア」

スーガラ「なんじゃいいところで」

魔王「人間界にはどうしたらいけるんだ?」

スーガラ「この場所から東雲谷(しののめだに)に人間界とつながる祠がある
     そこからいけば近道じゃろう」

ガビョウ「よしいくかー」

モーマ「ソッスネ」

サラサ「いってらっしゃい」

魔王・ガビョウ・モーマ「「「は?」」」

ガビョウ「お前もくるだろうが何言ってんだ、ボケたか?」

スーガラ「うるせぇ!!余計なお世話だ!!!」

ガビョウ「お前じゃねーよ」

サラサ「私はここに残ります、疲れましたし」

スーガラ「ワシはかまわんぞ」

ドワ「主様には逆らえません」

モーマ「えええ、まじかよ。ツッコミ要員足りねーよ」

118kuzu★:2013/04/21(日) 02:21:11 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

女性「どうも、バカな兄がお世話をおかけしました」

兄騎士「どうも、イケメンな私がお世話をおかけしました」

モルナオ「まったくだよ、いい迷惑だ」

シモー「まて」

ゴウグ「どうかしたか?」

シモー「お前なんで平然としてるんだ」

マンセーどろりっち「主人公だからな」

シモー「お前じゃねーよ!そこの魔物だよ、魔物!  だからお前じゃねーよ!!」

モルナオ「魔王様に鍛えられたこの俺をあまくみるなよ?
     こう見えても全魔界禁欲耐久レースでは優勝候補、さらに一日24回は抜いてるぜ!!」

ゴウグ「すげぇー!テクノブレイカーじゃん!」

モルナオ「いや、まだ死んでない」

兄騎士「とにかく、もう二度とこんなことが無いようきつく言い聞かせておきます」

女性「お前のセリフじゃねーぞ」

シモー「そういえば、あんたは何でこんなところに来てたんだ?」

女性「私は狩りにきていたんです。先ほどお話しましたでしょう?
   しかし、森に向かう途中この魔物さんに襲われまして」

モルナオ「わしがおそった」

マンセー「今度俺もいっしょに襲っていい?」

モルナオ「ああ、もちろんさ同志よ・・・!」

オークs『やったブヒィ!仲間が増えたブヒィ!』

ゴウグ「自慰覇王ベーションマスターこと、このゴウグ様を忘れてしまっては困るぜ!」

シモー「そうか、貴様らそんなに溶けてなくなりたいか・・・?」ゴゴゴゴゴッ

119kuzu★:2013/04/23(火) 19:40:17 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ガビョウ「結局アイツこなかったなー」

魔王「仕方ないな。ババアだし、腰に限界がきてたんだ」

モーマ「ソッスネ」

ガビョウ「しかしあれだな、男三人ムサイ旅っていうのもどうかと思う」

魔王「めずらしく意見が合うな、俺も何とかしたいと思ってた」

モーマ「ソッスネ」

ガビョウ「それで俺から提案があるんだが・・・ここいらで女の子をハントしないか?」

魔王「さすがガビョウいいこと言うわ。よっ、ジゴロのイケメンガビョウ丸」

ジゴロのイケメンガビョウ丸「へへへ、よせやい照れるぜい!」

魔王「ただな、ガビョウ丸くん」

ガビョウ「どうしたんだい、貧相なお顔の魔王くん」

魔王「こんなこの世の果てみたいな所に女がいると思ってんのかテメーは
   バカかよ死ねよ、朽ちて爆ぜろ」

ガビョウ「テメーこそギャグの通じねーサムい男だからもてねーんだよ
     クソくって脱糞しろ、そして死ね」

モーマ「目くそ鼻くそを笑う」

???「あらあらー?こんなところにお客さんなんて珍しいですねー」

魔王・ガビョウ「「おおおおおおおおおおおおおおおお女いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

女魔物「あ、あらあらー?どうしたんですー?」

モーマ「あなた、逃げないとこの猛獣たちに食べられちゃいますよ?」

魔王「この私のものとなれ、女よ!」

女魔物「死ねよゲス」

ガビョウ「お嬢さん、俺と南国で悠久の時を過ごさない?」

女魔物「鏡みてから出直して来いハゲ」

魔王・ガビョウ「「・・・・・・・」」ズーン・・・

モーマ「(この女、ただものでは無い・・・っ!!)」

120kuzu★:2013/04/23(火) 19:57:35 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「もういいや、先にいくぞ」

モルナオ「はーい」

まんせぇ「うごごごご」

ごぅぐ「おぼばばば」

おぉくs『ぶぎぎぎぎ』

女性「ああ、待ってください! よろしければ、助けていただいたお礼をさせてもらえませんか!?」

モルナオ「えっ、そんなの悪いよ」

シモー「で、出たぁー!!シモーの必殺、ゴルディオンクラッシャーだぁぁ!!!」ズドォオオ

もるn「そげぶっ    」

まんせぇ「うごごごご(アイツ、いいやつだったな・・・)」

ごぅぐ「おぼばばば(ムチャしやがって・・・!)」

女性「遠慮なさらないでください
   あなた方のおかげで兄も見つかりましたし・・・」

シモー「しかし、このスライム共がまた迷惑かけるから・・・」

兄騎士「その心配は要らない。さぁ君たちはこっちにおいで!」つ大鍋

まんせぇ「うごごごご(おいちょっ・・・何するつもりだお前!)」ボチャン

ごぅぐ「うぼばばば(や、ヤダ・・・ッ!どこ触ってるのよエッチ///)」ボチャン

オークs『姉さん、俺達は退散するブヒィ。また必要になったら呼んでくれブヒィ』

シモー「おう、ごくろうだったなお前ら
    っていうかあいつらどこから来た」

もるなぉ「ブビビビビ(あれ、俺まで入れられるの?)」ボチャン

女性「少し歩いたところに私たちの小屋がありますから、そこまでご案内いたします」

兄騎士「おいしいスープもご馳走しますよ」つ大鍋

シモー「テメェ俺に何食わせる気だ」


―――――  大鍋の中  ―――――


まんごぅなす「うぼっばごごご・・・!! 力があふれてきおるわい・・・!!」


――――――――――――――――――

121kuzu★:2013/04/25(木) 13:58:10 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

魔王「この世界の女は」

ガビョウ「見る目がない」

女魔物「あらあらー、そうなんですかー?」

魔王・ガビョウ「オメーだよ!」

モーマ「あなたはどちら様ですか?」

女魔物「わたくし、東雲谷に暮らしてるハーピィのフォッセともうしますー」

モーマ「しかし、ここは東雲谷から大分離れてるはずですが?」

フォッセ「お散歩してたらとばされてしまったのですよー」

ガビョウ「ぎゃははは、羽はえてるくせに煽られてんじゃねーよ」ゲラゲラ

フォッセ「黙ってろ童貞風情が」

魔王「(なんなのこの人・・・)」

フォッセ「けれど、どこにとばされたのかわからなくなってしまったのですよー」

モーマ「私たちも、今ちょうど東雲谷に向かってるんですが
    よかったら一緒にいきましょうか? 一人では危険でしょう」

フォッセ「あらあらー、どうもご親切にありがとうございますー」

モーマ「(YHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAaa!!! ツッコミ役ゲェェェェェッッッツ!!!!)」

魔王「アイツさりげなくナンパしてやがるぞ」

ガビョウ「下心見えすぎてちょーさいやくなんですけどー」

モーマ「あなた方、クチくさいんで息するのやめてもらえませんか?」

魔王・ガビョウ「「(俺ら上司なのに・・・)」」

122kuzu★:2013/04/25(木) 14:16:49 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

女性「着きました、ここが私たちの小屋です」

シモー「へぇ、なかなかいいところじゃない」

兄騎士「お褒めに預かり光栄です」

女性「さっそくお茶でもお出しします。ゆっくりしていてください」

シモー「気を使ってもらって、ありがとうね」

兄騎士「さっそく料理でもお出しします。勝手にくつろぎやがれでございま候」つ大鍋

シモー「だからテメーは俺に何食わせる気だ」


兄騎士「くっくっく・・・この特製だしじる共に、ブリブリ草と頭皮のにおいのスパイス
    そして、私の愛のこもったムスコたちを加え、フタをしてから3分煮込めば完成サ!」

―――――  ゴゴゴゴゴゴ  ―――――

兄騎士「・・・!? な、なんだ様子がおかしいぞ・・・?」

   ザッパァァァァ!!!!

兄騎士「あああちちちちちっ!わ、私のムスコたちが成長した!?」

まんごぅなす「オオオオオォォォォォイカくさい」ドロォ

兄騎士「ま、魔物か!? 貴様なぞ、私の剣技で成敗してくれるわ!
    その前に・・・うっ」ドピュ

まんごぅなす「あっ」ベチャァ

兄騎士「ふぅ・・・さぁ、かかってこい・・・・・?」

まんごぅなす「オオオオオォォォォォこれだ、これさえあれば形を保つことができる・・・!」ゴクン

兄騎士「!! 私のムスコたちを吸収しただと!?」

まんごぅなす「ほオオオオオオオオオオオオオアあああああああああああああああああああああ」


―――――  ズォォォォォオオ  ―――――


シモー「・・・? なんだ、この嫌な気配は」

パーフェクト・マンゴーナス「ククク、全世界の諸君こんにちは。そしてさようならだ」

女性「To Be Continued...」

123kuzu★:2013/04/30(火) 13:07:58 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

フォッセ「あなた達はどうして東雲谷に向かうんですかー?」

魔王「全世界の女の子を我が物にするため」

フォッセ「どこの病院から逃げ出してきたんですかー?」

魔王「病気じゃないわ!正常だ正常!!」

フォッセ「正常な方がそんな頭の悪いこと言いませんよー?」

ガビョウ「だははははははははははっ!!」ゲラゲラ

モーマ「ソッスネ・・・っっ!!」プルプル

魔王「うるせぇー!!!なんなんだよ畜生、どいつもこいつもよ!
   俺は天下の魔王様ってのによぉ!」

フォッセ「・・・魔王」

ガビョウ「お前に足りないもの、それは!」

モーマ「知識・常識・人徳・容姿・行動・名誉・寛容さ・道徳さ
    そして何よりも・・・」

ガビョウ「速さが足りない!!」

フォッセ「最悪ですねー、生きてる価値あるんですかー?」

魔王「俺、もう人生やめようかな・・・?」

ガビョウ「生きてれば、そのうちいいことあるよ・・・」

魔王「うるせぇぇ!!テメーは俺とほとんどかわらねーだろが!!」

ガビョウ「あぁ!?魔王のくせに生意気な!」

魔王「お前俺の部下だろうが!!」

モーマ「どっちもどっちなんですよね、ハイ」

ギャーギャー  ギャーギャー

フォッセ「・・・・イザイン様、私です
     ハイ、魔王と接触いたしました」

124kuzu★:2013/04/30(火) 13:15:19 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

女性「前回のあらすじ」

シモー「兄騎士を救った俺たち一行は、お礼に女性と兄騎士の小屋で休ませてもらうことになった。
    しかし、クソッタレな兄騎士の愚かしい行動によって、
    ついにパーフェクト・マンゴーナスが誕生してしまった!」

兄騎士「はたして、シモーたちはヤツを止めることができるのか・・・!」

女性「・・・というわけで、どうしましょうこれ?」

シモー「まためんどくさそうなものを・・・おい兄騎士」

兄騎士「何ですか」

シモー「殺れ」

兄騎士「・・・無理です」

女性「兄さんのせいでしょ?責任とりなさい」

兄騎士「うわああああああああチクショオオオオオオオオオオオオオ」ダダダダッ

マンゴーナス「ボルテックス・カウ・パー・ストーム」ドバァ

兄騎士「ぐぎゃあああああああ」ドゴォ

シモー「よわっ」

女性「何遊んでるんですか?さっさと片付けなさい」

兄騎士「うう・・・、俺の妹が冷たい・・・」

マンゴーナス「ククク、下等生物どもが
       神として、この世の全ての生物を統べるべく誕生したオレに敵うとでも?」

シモー「あふれ出す小物臭」

女性「これ完全に墓穴ほってますね・・・」

マンゴーナス「なんだと・・・?このオレを侮辱とは、いい度胸だな・・・
       いいだろう。 シモー、まずは貴様から消してやる・・・!」

シモー「・・・?  おいテメー、何で俺の名前をしってるんだ」

兄騎士「そ、それは俺があいつらのだし汁で作ったからだうぼっばばああぁあぁぁい」ドゴォ

シモー「・・・・・」ドガッドガッ

兄騎士「ああっ!お願いみぞおちを蹴らないで!」

125kuzu★:2013/04/30(火) 13:30:58 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

モーマ「もうすぐ東雲谷に着きますね」

魔王「おい、あそこ栗が落ちてるぞ」

モーマ「このあたりでは栗が取れるそうですね」

ガビョウ「くりとれる・・・」

魔王「なんかエロい響だな」

魔王・ガビョウ「「・・・・・」」ハァハァ

モーマ「(これだから童貞は・・・)」

フォッセ「・・・(イザイン様、もうすぐそちらに着きます)」

???『(そうか、よく魔王を見つけてくれた
     そのままうまくつれてくるのだ)』

フォッセ「・・・(かしこまりました)」

ガビョウ「どうしたんだ、さっきから黙りこくって?」

フォッセ「乳臭い考えのあなた方にあきれてたんですよー」

魔王「乳・・・・・っ!」

モーマ「そんなとこだけ反応しないでください・・・」

ガビョウ「でも、女がシモワード言うとちょっと興奮するな」

魔王・ガビョウ「「・・・・・」」ハァハァ

モーマ「(童貞こじらせるとヤベーな・・・)」

フォッセ「そういえば、ガビョウさんは魔王さんとどういった関係で・・・?」

モーマ「あの方は、魔王様直属の幹部のお一人です」

フォッセ「(魔王とその幹部・・・!? そんなヤツらがどうしてこんな少人数で・・・
      本当の目的は・・・? 一体何を考えてるの・・・?)」

魔王・ガビョウ「「(おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい)」」

126kuzu★:2013/04/30(火) 13:42:38 HOST:pa8f3ab.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「なんでまた、こんな面倒くさいことになってんだお前らは」

マンゴーナス「ふっ、感謝している部分もあるぞ・・・?
       貴様があんな目に遭わしてくれたおかげで、この姿を手に入れることができたのだからな」

女性「し、シモーさん・・・気をつけてください
   この人、危険な香りがします・・・!」

シモー「確かにコイツやたら臭いな、イカ臭い」

兄騎士「・・・」←原因

マンゴーナス「さぁ、おしゃべりはここまでだ
       覚悟はいいな?」

シモー「待て、彼女たちを離れさせてからだ」

女性「シモーさん・・・!」

シモー「安心してな、今は離れててくれ」



女性「シモーさん、大丈夫かな・・・?」

     ドオオオオオオオオオオオオオン

女性「!? こ、小屋の方から・・・!!」ダッ


シモー「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」ドゴゴゴゴゴゴゴ

マンゴーナス「ああばッばばバッばばばバッばっばっばっばっばっばあばばば」ドガガガガガガガガガ

シモー「え?誰をどうするって?え?? 言ってみろよおら」ドガッドゴッ

マンゴーナス「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ドスッドスッ

女性「 ・・・ 」

兄騎士「見てはいけないものを見てしまった」

シモー「次はお前だ」

兄騎士「ええええええええええええええええええええええええええ!!!??なんで!!?」

127kuzu★:2013/05/09(木) 14:10:59 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net


ここまでの物語の侵攻(進行)具合



主人公マンセーサイド

・主人公マンセー
・相棒魔法使いシモー
・変態超人ゴウグ
・狩人の女性
・狩人の兄騎士(漆黒の騎士)
・魔獣モルナオ
・パーフェクト・マンゴーナス(正体不明)

スタート町(ちょう) → 町の外 → ネクストの町(まち) → 洞窟 →
草原 → 狩人たちの小屋 New!


・女性狩人のお礼ということで、小屋にいるシモーたち。マンセーどこ行った?
・兄騎士が大鍋でとんでもないもの作った
・「ククク、全世界の諸君こんにちは。そしてさようならだ」






魔王サイド

・魔王
・魔王直属幹部ガビョウ丸
・魔物モーマ(優秀)
・東雲谷の鳥人フォッセ

魔王城 → 草原 → 魔王城付近外 → 風鈴火山 → 谷への道 New!

・サラサ脱退、ボケ・ツッコミ役が一人消えた
・ロリババアのスーガラから、人間界へ続く道を聞き出した。パンツは白。
・谷への道中、迷子になっていたフォッセと出会い、ともに東雲谷へと向かう。
・くりひろいでクリトレル






以上、ガマセがお送り致しました。
引き続き、物語をお楽しみください。

128kuzu★:2013/05/09(木) 14:13:15 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

魔王「うおーー!!東雲谷についたぞーーー!!」

ガビョウ「周りに何もないけどな」

モーマ「そもそも、こんなところに人が住んでるなんて聞いたことありませんがね・・・?」

フォッセ「あらあらーひどいのですよー、私はこの近くに住んでるのですよー?」

魔王「お嬢ちゃん、お礼に茶のひとつでも差し出すのが礼儀ってもんじゃないのかい・・・?」

ガビョウ「とりあえず、家に案内してもらおうか?んん?」

フォッセ「裂き殺されたくなけりゃ黙ってな」ギロ

魔王・ガビョウ「「・・・・・」」

モーマ「それでは、私たちは祠を探さなければならないので失礼しますよ」

魔王「えー!もうちょっとゆっくりしよーぜ!?」

ガビョウ「栗もたくさん拾ったんだから、食いながら一休みしよう!」

モーマ「しかし、日が落ちてしまえば野宿するしかないですよ? こんな何もないところで・・・」

魔王「やだー!つかれたー!」ジタバタ

ガビョウ「やすむー!もう一歩も動けないー!」ジタバタ

モーマ「おっさんの駄々ほどキモいものは無いな」

魔王「お前ぶっ飛ばすぞ!?」

フォッセ「まぁまぁ、みなさん。それでしたら、休めるところをしってますよー
     よければ、お礼としてご案内しますー」

ガビョウ「まじでか!ヤリィ!」ドピュッ

魔王「イカァ!  ・・・臭いぞなんか?」

モーマ「わざわざありがとうございます。 せっかくなので、お願いできますか?」

フォッセ「いえいえー、お構いなくー・・・」ニヤッ

129kuzu★:2013/05/09(木) 14:16:25 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

マンゴーナス「そんな・・・バカな・・・!
       この・・・わたしが・・・・・!!」ドサァ

最強魔法使い美少女シモーちゃん「この最強魔法使い、美少女シモーちゃんにかなうとでも・・・?」ゴゴゴゴ

女性「(変な肩書き付いてる・・・)」

シモー「・・・お前、何者だか知らないが合成生物の類だな
    兄騎士が、何かの間違いで偶然誕生させたのか」

兄騎士「わしがつくった」

女性「お前は黙ってろ」

シモー「おら、これでも食らえ。 変身解除魔法」ビカッ

マンゴーナス「う、うおおおぉぉぉぉ!!!おのれええぇぇぇぇぇ・・・・・!!!!」シュウウウ…



マンセー「む、ここはどこだちんぽ!」

ゴウグ「いやぁん、はだかんぼで恥ずかしいわ!」

モルナオ「ニュッキふぁい!ニュッキふぁい!」ニュッニュッ

シモー「まもの の むれ が あらわれた」

女性「シモーさん、あれお仲間さんですって!」

兄騎士「あながち間違いでないのでは・・・?」

マンセー「よぉ、久しぶり!俺きんたろうあめってんだよろシコシコ!」

シモー「蒸発魔法」ビカッ

マンセー・ゴウグ・モルナオ「オギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」シュウウウ…

女性「やめてくださいしんでしまいます」

兄騎士「次は人骨を使ったダシスープでもつくるか」

女性「黙ってろっていってんだろテメー!!」

兄騎士「!!?」

130kuzu★:2013/05/16(木) 15:36:41 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

フォッセ「ここの廃墟は、誰も使ってないので休むにはちょうどいいのですよー」

モーマ「なるほど、それほど損傷もなく作りも頑丈ですね」

魔王「いえーーい俺二階トッピー!」

ガビョウ「あー!ずるいぞお前!」

魔王「早いもの勝ちサ! 仕方がないから下の部屋使わしてやるよ」

モーマ「私は一階すべて使うので降りてこないでくださいね」

魔王・ガビョウ「「!?」」

フォッセ「それでは私はこれで失礼しますねー」

モーマ「はい、ありがとうございました」

フォッセ「どういたしましてー・・・」

ガビョウ「俺の部屋ねーぞ!どうすんだ!!」

モーマ「外で寝てください」

魔王「野宿じゃん」



フォッセ「・・・イザイン様、私です」

???「・・・戻ったか、フォッセよ」

フォッセ「やつらを例の廃墟に誘導致しました」

???「よくやってくれた。作戦はやつらが寝付いたらすぐに決行する
    今のうちにお前も準備をしておけ。 もう一仕事してもらうつもりだからな」

フォッセ「かしこまりました。 ・・・しかし、やつらはそれほど恐れる必要があるのでしょうか?」
     たいして、何かを企んでるようにはみえませんでしたが・・・」

???「見くびるな、奴は魔界を統べる魔王だぞ。 下手をすれば、こちらの動向も探られてるかもしれん
    それとも、この私の言うことが信用できないか?」

フォッセ「し、失礼しました。そのような事は微塵もございません」

???「フフ、構わんさ。どの道やつの天下もこれまでというものよ・・・」



四天王の一人風のイザイン「この四天王最強、イザイン様がやつに代わり魔界を支配するのだからな!!」

131kuzu★:2013/05/16(木) 15:53:18 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

マンセー「今回はひどい目にあったもんだ」

ゴウグ「やれやれだぜ」

モルナオ「気づいたら魔物にされていた。
     何を言ってるかわからねーと思うが、俺自身何をされたのかわからなかった・・・」

女性「もういかれるのですか?」

シモー「はい。休むつもりが逆に疲れましたので、これ以上は無意味かと」

女性「そ、そうですね、ごめんなさい・・・」

兄騎士「気にするな、誰にでも失敗はある」

シモー「いや、お前のせいだから。 主にじゃなくて、全部」

兄騎士「また遊びにきてくれよな!」

マンセー「お前がいる間は絶対いかねーよ!!」

ゴウグ「そんなに全裸で楽しいのか、この変態!」

シモー「全裸なのはお前だああああああああああ」ドゴォ

ゴウグ「おごぉおう!」ドサァ…

モルナオ「懲りないやつめ・・・」

女性「し、シモーさん!」

シモー「どうした?」

女性「・・・私も、一緒に連れて行ってくれませんか!?」

全員『 !!? 』

シモー「・・・こいつらを見て、本気で、そう言ってるのか?」

マンセー・ゴウグ・モルナオ「「「こいつらって誰のことだい?」」」←

女性「私、小さいころから町に離れたところで暮らしていて、友達ってできたことなかったんです
    それに、シモーさんをみてると何だか苦労してそうで・・・。 少しでもお役に立ちたいんです!」

マンセー「お嬢さん。僕が、君の初めてのボーイ・フレンドになってあげるよ」

ゴウグ「おいマンセー、やめとけって。そんなことしてたらまた・・・」

シモー「何やってんだテメー!!」ドゴォ

ゴウグ「ごあぁ!! なんで俺が!?」

132kuzu★:2013/05/16(木) 15:55:55 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

モーマ「ご飯ができましたよ」

魔王「さすが我が優秀なる部下、料理もできるとはもはや魔界に敵はいないな!」

ガビョウ「今日のメシはなんだ?」

モーマ「さきほど拾った栗で作った炊き込みご飯と、豆のスープです」

魔王「おマメさんとクリちゃん・・・!!」

ガビョウ「さぁ・・・おいしくいただこうじゃない・・・」ペロリ

モーマ「どうでもいいので、さっさと食べて寝ましょう
    明日は早くから出発しますよ」

魔王「最近魔物が冷たいなー」

モーマ「(反応に困るんすよね・・・)」



モーマ「さて、明かりも消しましょう
    ・・・ちょっと、あんたらコソコソ何やってんだ」

魔王・ガビョウ「「  ギクッ  」」

魔王「な、なにいってんだい!枕だよ枕ぁ〜! これが無いとぼく眠れないし?」キョドキョド

ガビョウ「俺は、その、あれだよ、湯たんぽ! いや〜最近夜は冷えるし?」キョドキョド

モーマ「うそつけぇ!股間盛り上げて何を隠して・・・
    あっ!あんたら旅にエロ本なんぞ持ってきてたのか!!?」

魔王「ば、ばかもの!そ、そんなわけないだろ!秘蔵のお宝を外に持ち出すなんて!」

ガビョウ「買ったんだよ町で!エロ本マニアがコレクションを持ち出すなんぞ・・・」

モーマ「ほう・・・、旅の資金でエロ本を買ってたのか貴様ら」ゴゴゴゴ

魔王「やばい!魔物がキレた!!」

ガビョウ「逃げるぞ、魔王! つかまったら没収だ!!」ダッ

モーマ「逃がすかあぁぁぁぁぁ!!!この変態中年どもめがあああああああ!!!!」ドドドドドド



梟(きょう)魔物「・・・こちら甲部隊、目標の巣に到着しました」ホーホー

イザイン「(ごくろう、私もじきにそちらに着く。それまではずっと待機しておけ)」

梟魔物「御衣・・・」ホーホー

133kuzu★:2013/05/23(木) 20:24:09 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「・・・この先、何があるかわからない(主に変態どもが)
    それでもくるつもり?」

モルナオ「はい、覚悟はできてます」

マンセー「お前来るつもりだったんだ」

女性「お願いします。 あなたに守られる私じゃなくて、あなたを守る私になりたい!」

兄騎士「僕と契約して嫁になってよ!」

ゴウグ「お前らエントロピー増やしたいの?」

シモー「木を育てる労力と薪が燃えるときのエネルギーがつりあわない、
    というものを知ってるか・・・・・? 火炎魔法」ゴゥッ

兄騎士「おおおおああああああああぢぢぢぢぢぢぢぢぢっ」ゴゥゴゥ

マンセー「お前、これでもくるつもりか・・・?」

モルナオ「・・・・・・・」

女性「シモーさん、私は本気です」

シモー「・・・いいだろう」

モルナオ「えっ、いいの!?」

シモー「テメーじゃねーよ!!」

マンセー「結局お前くるつもりだったんだな」

女性「ありがとうございます!!精一杯がんばります!
   あと、その・・・いまさらでごめんなさい。私の名前はアンナっていいます!」

兄騎士「そして、俺の名前h( シモー「よろしくアンナ」

マンセー「よろしくアンナ」

ゴウグ「よろしくアンナ」

兄騎士「俺の名前は( 全員『よろしくアンナ!』

兄騎士「俺名前あったっけ?」

モルナオ「ああ、そこからか・・・」

134kuzu★:2013/05/23(木) 20:26:58 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「ゴォオオオオオ!!ゴオオオオォォォオオオオ!!!!」zzz

ガビョウ「ズズズウウウウ・・・ズズズズズ・・・・・」zzz

モーマ「・・・・・zzz」


甲部隊「・・・隊長。就寝しました」

梟魔物「イザイン様、やつらは眠ったようです」ホーホー

イザイン「(よし、あと数分で乙部隊・丙部隊も着く。 お前たちは先にしかけろ)」

梟魔物「御衣・・・」ホーホー


モーマ「む・・・(・・・? 何だ、何か侵入してきたな?)」パチ

梟魔物「甲部隊、用意はいいか?私の合図とともに一斉にいけよ」ホーホー

甲部隊「御衣」

梟魔物「総員、かかれっ」ホーホー

バンッ ダダダダダダッ

魔王「!!?? ギャアア、なんだなんだなんだ!?」ガシィ

ガビョウ「びっくりしたぁ!!うわ、なにドッキリ!?」ガシィ

甲部隊「目標制圧確認!!」

モザイク1(ボイスチェンジャー)「イテテテテテ!!はなせよおい、コラ!」

モザイク2(ボイスチェンジャー)「ナンヤコラァ! ブッコロスゾワレェ!!」

梟魔物「・・・・・? おい、二人だけか・・・?」ホーホー

甲部隊「? ええ、その通りですが?」

梟魔物「も、もう一人はどうした!?」ホーホー

モーマ「YES! I AM! チッチッチ」ドゴォ

甲部隊「ぐわぁぁ!!」ドガァ

梟魔物「くっ!き、貴様気づいていたのか!?」ホーホー

モザイク1「やっぱりこれドッキリじゃね?」

135kuzu★:2013/05/23(木) 20:29:48 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

兄騎士「妹よ」

アンナ「どうしたのよ愚兄」

兄騎士「私はこの先、どうやって生活していけばいいのだ」

アンナ「むしろ、アンタは今までどうやって生活してたのよ」

兄騎士「見捨てないでくれえぇぇ!!せっかく会えたのに!!!」

シモー「うざったい兄貴だな、シスコンか?」

マンセー「ああ・・・いい響きだな」

ゴウグ「心が洗われるかのようです」

アンナ「シモーさん、こんなのほうっておいて早く行きましょう」

シモー「非常に同意なのだけれど、あんた兄に対して冷たいな」

兄騎士「Nooooooooooooooo!!!!マイシスタアアアアアアアアアアアアアアアアア」



マンセー「やっとこさ森を抜けたな」

アンナ「私、役にたちましたか!?」

マンセー「ああ、アンナはえらい」スリスリ

アンナ「えへへへ〜」

シモー「ふんっっ」ズドォ

マンセー「オゲェェッゥ!!  な、なにしやがる・・・」ヨロヨロ

シモー「貴様、今何をしていた」

ゴウグ「こうやってたな」スリスリ

シモー「EXAM SYSTEM STAND BY!」

シモー・ゴウグ「「!!?」」

アンナ「こうなっては、もう誰にもとめられんよ・・・」

136kuzu★:2013/05/24(金) 08:33:39 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

モーマ「お前たち、何者だ?俺たちが誰かを知ってての愚行か」

梟魔物「・・・答える義理などない」ホーホー

モーマ「ほう、ならこいつらがどうなってもしるまいね?」

甲部隊「隊長ー!たすけてぇー!」

梟魔物「ああ!お前たちぃー!!
    貴様、いったいどうやって私たちの存在に気付いた!」ホーホー

モーマ「外がさっきからホーホーうるせーなと思いまして」

甲部隊「隊長のせいじゃないすかぁあああ!!
    早く助けてください!!」

梟魔物「う、うるせぇ!!
    番号も割り振られないお前らに俺のアイデンティティを理解できるか!!」ホーホー

魔王「おいおい、こいつひでーな」

ガビョウ「彼らも特徴がないながら生きてるんだよ・・・?」

甲部隊「・・・・・」

梟魔物「(く・・・それにしても、すぐにイザイン様たちがこられるというのに・・・
     なんという失態だ・・・!)」ホーホー

モーマ「・・・・・?」

ガビョウ「どうした、モーマ?」

モーマ「な、なんだかお腹の調子が・・・」ギュルル

ガビョウ「そういや、俺も腹痛い・・・」グギュウ

魔王「なんだそんなことか、俺はすでにビチグソブリブリピーだぜ」ビチビチ

甲部隊「おわああ汚ねえええ!!!!」

フォッセ「(苦戦してるようね、梟(フクロウ))」

梟魔物「(フォッセ!この状況を見ているのか、どういうことだ!?)」ホーホー

フォッセ「(やつらの食べ物に毒を仕込んでおいた。私たちが手を下すまでもないと思ってたんだがね・・・?)」

梟魔物「(クッ・・・嫌味ったらしい雌鳥めが・・・!)」

ガビョウ「お・・お・・おしりがぁああ・・・!」ブピッブピィ

モーマ「ぐ、ぐううう・・・ソッスネ・・・!!」グギュウウ

魔王「もう楽になっちまえよ、な・・・?」ブビッビュッ

137kuzu★:2013/05/24(金) 08:41:42 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
一部修正箇所あったわ

>135
最後から二行目

シモー・ゴウグ「「!!?」」

マンセー・ゴウグ「「!!?」」

138kuzu★:2013/05/27(月) 15:59:21 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

シモー「・・・ふう、やっと町に着いたな」

おばさん「イラッシャァ!ここはシャンパン街だよ!
     イラッシャァ!ここはシャンパン街だよ!」

アンナ「なぜ二回言ったんですか?」

マンセー「落ち着け下、こちらは味方だ」ボロッ

ゴウグ「さすがEXAMだ、もはや敵も味方も関係ないな」ボロッ

シモー「反省できないようならNT-Dも発動させてやろうか?」

オーク1号「姉さん姉さん。 シャンパン街は酒の町、高級な酒がたくさんブヒィ」

シモー「酒か・・・せっかくだしちょっと生き抜きしていくか?」

マンセー「イヤッホオオオオ!! 早速俺は女の子から精製されるドブロク酒をいただきに行くぜ!!」

ゴウグ「俺は処女からしか取れないという伝説の聖酒を手に入れてくる」

シモー「死に行くものに酒など要らん、己の血をすすって果てろ」ドグシャァ

マンセー・ゴウグ「 ドクッドクッ 」グチャァ

アンナ「うわあきれいなわいんれっど」

オーク1号「姉さん、俺たちも酒飲みたいブヒィ!」

シモー「ようし、今日は無礼講だ。 楽しんで来い!」

オークs『ブッヒィィィ!!!』

アンナ「彼らどこにいたんですか?」



モルナオ「ギュルジュポォギュルジュポォ!
     そこのお嬢ちゃん、僕とペロペロしなぁ〜い?」ペロペロ

???「・・・ああ?何だコノヤロウ」

???「やめておけ、そんなゴミに構うな」

モルナオ「ああ・・・?貴様、この俺様をゴミ扱いとはいい度胸だな」

???「今なら見逃してやる。 3秒数えるまでに、俺たちの目の前から消えるんだな」

モルナオ「貴様!調子にのるなよ!?」

???「3(さん)・・・」

モルナオ「このロンゲがぁ、ぶっとばしてやる!!」

???「2(にい)・・・」

???「オラァアアアア!!!」ズドォオオ

???「ちょっ」

モルナオ「あひいいん」ドゴォ

???「何ぶつぶつほざいてんだ、さっさとやれや」

???「お前はもう少し空気を読んでだな・・・?」

???「うるせぇよチンゲ」

???「ロンゲだあああああ!!!!!」

139kuzu★:2013/05/29(水) 01:48:05 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ドスドスドスッ

鷲(わし)魔物「さぁ〜子ネズミちゃんたちぃ!遊びは終わりだ
       両手をあげて、ひざまずいてネンネしなっ!」バンッ

魔王・ガビョウ・モーマ「「「オウオウオウオウオウ」」」グギュルル

鷲魔物「・・・・・」

梟魔物「お前本当空気よめないな」

鷲魔物「うるさい黙れ」

フォッセ「何この凄惨(せいさん)な現場、くさいんだけど」

梟魔物「お前のせいだろ。一体何仕込んだんだ・・・」

魔王「・・・! お、お前は昼間の鳥の魔物・・・」

ガビョウ「て、テメェグルだったのか・・・!!」

モーマ「一体、私たちに何をしたんです・・・!?」

フォッセ「あなたたちが拾っていた栗に下剤を仕込んだだけのことよ」

梟魔物「あれ、お前さっき毒っていってたよな?」

鷲魔物「あいつ結構残酷なところあるよな。精神的にさ」

フォッセ「うるさいわよそこ。イザイン様もいらっしゃるのだから、少しは慎みなさい」

イザイン「呼ばれて呼び出てぽぽぽぽーん! イザイン様参上でござるの巻(まき)!」

全員『・・・・・(うわぁ)』

魔王「!? ま、待て、イザインだと!? 貴様、どういうことだ!!」

ガビョウ「お前もサラサと同じ、四天王の一人だろうが!!何のつもりだ!!」

モーマ「ソッスネ! ソッスネ!」

イザイン「ククク・・・。 魔王様、随分とまぁ醜いお姿だ
     とても魔界を収める王とは思えませんなぁ?」

モーマ「・・・あなた、それは魔王様を侮辱しているとわかってるんですか?」

イザイン「ふん、この際はっきり言ってやろう
     現魔王などクズだ。 そして、そのクズの元に群がる貴様らもな!」

モーマ「貴様! 魔王様はクズなどではない!!クソッタレだ、真性のなッ!!!」

ガビョウ「よく見ろ、このあられもない姿を。ケツから汚物の噴水だぁ!!!」

魔王「お前ら・・・・・(泣)」ブピッブピッ

鷲魔物「ちょっと同情してきた」

140kuzu★:2013/05/29(水) 02:07:07 HOST:p79034d6f.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「・・・ぶっはあああ!!! いやぁ、酒が美味いねぇ!!」

アンナ「シモーさん、お酒飲めるんですね」

オーク一号「さすが姉さん、カッコイイブヒィ!」

オーク二号「俺たちも負けずに飲むブヒィ!」グビグビ

酒場の親仁(おやじ)「ゆっくりしていってねボーイ」

アンナ「それにしても魔物がいるのに気にしないんですね」

シモー「こまけーこたぁいーんだよ!」グビグビ

アンナ「マンセーさんたちも、つい先ほどどこかへ行かれてしまいましたし・・・
    いいんですか? ほおっておいて・・・?」

シモー「ふにゃー、別にほっとけばいいにゃぁ〜」グダー

アンナ「あらら、バリバリ酔ってやがる」

親仁「オジサンのミルクどうだいボーイ」

アンナ「結構です」



マンセー「ヒェッヒェッヒェ、シモーの目を盗んで逃げてきたぜ!」

ゴウグ「俺たちの冒険はこれからだ! 早速、美酒を求めて冒険(ナンパ)と行こうじゃん?」ワキワキ

マンセー「おひょひょ?カワイ子ちゃんみーっけ!まってぇ〜ん、うふん!」

ゴウグ「ハハハ、はしゃぎ過ぎて漏らすなよ!」

マンセー「・・・って、え? おいゴウグ、これ・・・」

ゴウグ「どうしたんだマンセー、カワイ子ちゃんがいっちまうぞ・・・って」

モルナオ「・・・うぅ・・ぐふ・・・・・」

マンセー・ゴウグ「「 !!! 」」

マンセー「おおおおお!見ろよこのチラシ!!
     『女の子とニャンニャンできるおにゃん子倶楽部』だってよぉ!!」

ゴウグ「うっほおおおおテンションMAXアゲポヨナリィィィ!!!
    早速いってみようぜ!!!」


 ウホホホホホ  アゲポヨォ〜
   ドンナコイルカナ?  フヒヒヒヒ


モルナオ「・・・俺の事は無視なんだな」ホロリ

141kuzu★:2013/05/30(木) 14:11:32 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

イザイン「この際、クズでもくそたれでもいい。とにかく、貴様は魔王にふさわしくない」

モーマ「・・・だったら、どうだと言うのです?」

イザイン「魔王に、私はなるッ!!」ドンッ

魔王「かっこよすぎて漏れた」ブピィ

ガビョウ「魔王、お前に威厳やプライドってもんはないんだな」

モーマ「調子に乗るなよイザイン。そんな事、他の魔物たちが許すとでも?」

魔王「俺は許した」

ガビョウ「お前やっぱり死んだほうがいいな」

フォッセ「イザイン様、早くこいつらを消してしまいましょう
     魔王規約により、魔王を倒したあなたが次魔王となるはずです」

イザイン「・・・そういうことだ、魔王
     せめて苦しまないよう、いたぶってやろう」

魔王「いや苦しませないのかいたぶるのかどっちだよ」

イザイン「マッハァァァアアアア!!!!」ボコボコボコ

魔王「ぶっ、ぶへっ!ブホ!! いたた、痛いから痛いから、殴るのやめて!!」

イザイン「だぁーっはっはっはっは!!!弱いものイジメたんっっのしいいぃぃぃ〜!!!」ボコボコボコ

鷲魔物「おいおいイザイン様最低だな」

梟魔物「さすがに俺も引きましたわ」

イザイン「えっ」

フォッセ「何やってるんですか?早く帰りたいんですが」イラ

イザイン「お前動けない上に、体調まで崩してるやつを殴るとか・・・」

モーマ「とてもではありませんが、上に立つもののやる事ではありませんね」

イザイン「・・・・・・・」


イザイン「みんながいじめる」グスッ

魔王「イジメてるのお前だろうが」ボロッ

142kuzu★:2013/05/30(木) 15:19:15 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

マンセー「・・・ここが、ここが『女の子とニャンニャンできるおにゃん子倶楽部』なんだな・・・!」

ゴウグ「ああ、ついに来たんだ・・・
    ここが、俺たちの捜し求めていた楽園(パラダイス)さ」

マンセー「・・・おいゴウグ、お前先に入れよ」

ゴウグ「は!?お前先入れし!」

マンセー「なんだお前、びびってんのかよ!」

ゴウグ「びび、びびってなんかねーし?
    お、お前こそなんで入らねーんだよ。 童貞には刺激が強すぎたか?」

マンセー「ど、どどど童貞ちゃうわ!!いいぜ、入ってやる。 いくぞ・・・!」ギィ・・・

ガチムチ1「ハァーイ、ボーイ。にゃんにゃん倶楽部へようこそ!」

ガチムチ2「あんらぁ、かわぁいい。 おねぇさんたちが遊んであげるわぁ〜ん」

ガチムチ3「そっちのガタイのいいお兄さん、私のタイプ!
      こっちいらっしゃいよぉん」チュッ

マンセー「・・・・・」

ゴウグ「・・・・・」



マンセー・ゴウグ「「ぎいいやあぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!」」



アンナ「マンセーさんたち心配だな・・・
    変なことしてなきゃいいけど」

親仁「お嬢ちゃん俺と遊ぼうよボーイ、優しくしてあげるよボーイ」

アンナ「童貞とかフケツですね」

親仁「ボォォォォォォォォォォォイ!!!!!!!」

アンナ「ほら、シモーさん起きてください!
    マンセーさんたち探しに行きましょう」

シモー「やだぁ〜頭いたい〜」

オーク一号「姉さんザルってほどではなかったブヒィ・・・」

オーク二号「こんな姉さんも色っぽいブヒィ」ハァハァ

アンナ「ああもう、仕方ないから私たちだけで探しにいきますよ」

オーク一号「えっ!?俺たちがいくブヒィ?」

オーク二号「俺たちにも、やっと出番が回ってきたブヒィ!」

アンナ「あ、たくさんいても邪魔なので一人でいいですよ」

オークs『俺がいく、お前らはすっこんでなぁ!!』

アンナ「(どれも変わんねーよ)」

143kuzu★:2013/05/30(木) 16:04:29 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

イザイン「いいだろう、そこまで言うのなら正々堂々と決着をつけさせてやる!
     お前たち、あいつらの縄をほどいて体調を回復させろ」

フォッセ「!? な、何をおっしゃってるんですか!!
     こんな機会滅多にありません、挑発にのってはいけませんよ!!」

イザイン「挑発したのお前らもだけどな」

梟魔物「ほれ、セーロ丸だ。」

ガビョウ「なんか鹿のフンみたい・・・」

鷲魔物「それ以上言うな」

モーマ「・・・魔王様、イザインはあなたと一騎打ちを望んでいるようです
    ここは一つヤツにわからせる必要があるのでは?」

魔王「しかし、俺は争いごとが嫌いだ」

イザイン「さぁ、どこからでもかかってこい魔王!!!」

魔王「だから逃げる!!」ダッ

モーマ・イザイン「ちょっ」

ガビョウ「俺も逃げる!!」ダッ

モーマ「そして私も逃げる!!もうヤケクソです」ダッ

イザイン「ああああ!?」

梟魔物「し、しまった!追いかけるぞ鷲(ワシ)!!先回りするんだ!!」ダダッ

鷲魔物「ワシの出番か!」ダダッ

フォッセ「お、おい待て梟!!そっちの方向は・・・!」

イザイン「逃がすか魔王おおおおおおおおおお!!!!!」ダダダッ

フォッセ「ああもう馬鹿!だからそっちは・・・!!」


梟・鷲・イザイン「ぎゃあああああああああ!!!」ズドドドドドド

イザイン「アアアッッ!!私のオシリに矢が刺さった!!」

梟「おわああああああ!!俺の羽が全部もげた!見ないで変態!」

鷲「俺の脚がとれたああああああ!!??」


フォッセ「私が仕掛けた罠が・・・ああ、もう遅い」

144kuzu★:2013/06/06(木) 14:08:36 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

マンセー「・・・・・・・」ゲッソリ

ゴウグ「・・・・・・・」ゲッソリ

マンセー「楽園(パラダイス)なんてなかった」

ゴウグ「地獄(インフェルノ)はあったけどな」

マンセー「ああ、こんなことならさっきの女の子追いかけてればよかったっ!!」

ゴウグ「今からでも遅くない、追跡して襲い掛かるのだ」

マンセー「善は急げだな、いくぜゴウグ!」

ゴウグ「おうよ、マンセー!」


  ―――――  彼らは気づいていなかった
           忍び寄る邪悪な影の存在を  ―――――


アンナ「二人ともどこ行っちゃったんですかねぇー」

オーク零号「我は選ばれし者なり」

アンナ「まったく、シモーさんの薬も買わないとな・・・ん、これは手配書?」

オーク零号「ほほう、『大犯罪者 ガレクセイ』とな。 なかなか腕の立ちそうな面構えではないか」

アンナ「物騒ですね・・・世界が平和になっても、犯罪者はいなくならないなんて」

オーク零号「『スーパー王様侮辱罪 バカ・アホ・王は短小などの非常に悪質な発言
       また、革命団のリーダー格』。 なるほど・・・」

アンナ「あ、あれ!?あそこに倒れてるのは、まさか!」

モルナオ「やせいの モルナオ が あらわれた!」

アンナ「スケベ魔物さんじゃないですか!どうしたんですか!?鼻毛でてますよ!!」

モルナオ「鼻毛関係ないだろ!やめろよ、傷つくだろ!」

オーク零号「そんなにボロボロでどうしたというのだ、申してみよ」

モルナオ「うう・・・拙者、何もしておらんのにインネンつけられて襲撃されたでござるよ・・・」

オーク零号「それは許せんな。 然(しか)らば、我々が代わって成敗してやろう」

アンナ「どうせ、あなたがまた先にちょっかい出したに決まってますよ」

モルナオ「フヒヒ、ばれたか」

アンナ「白状するの早すぎですよ」

オーク零号「ぶひひいいん」ゴッッ!!

モルナオ「ブヘァッッ!!  い、いきなり何しやがる・・・」

オーク零号「人の好意を踏みにじりやがって!!
      許さんぞこの虫けらが!ジワジワとなぶり殺してくれるわ!!」

アンナ「その方はもう手遅れですから、時間がないので早くいきますよ」

145kuzu★:2013/06/06(木) 14:42:25 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

イザイン「くぅぅ・・・やつらめ、巧妙な罠を仕掛けていきおって・・・!
     おかげでオシリの穴が複数形になるところだったぜ・・・」

鷲魔物「くぅぅ・・・やつらめ、巧妙な罠を仕掛けていきおって・・・!
    なんとかくっついたけど、走ったらとれちゃうんだぜ・・・」

梟魔物「くぅぅ・・・やつらめ、巧妙な罠を仕掛けていきおって・・・!
    生まれたときの姿にされて、ちょっと快感を味わったぜ・・・」

フォッセ「(私のせいだけど、知らぬが仏よね)」



モーマ「どうやら、やつらは足止めを食らってるようですね
    このまま祠まで向かいますか?」

魔王「・・・いいや、やり返すぞ」

ガビョウ「・・・今なんと?」

魔王「・・・いいや、やり返すぞ」

モーマ「ごめんなさい、今なんと?」

魔王「やり返すっていってんだろ!!いい加減にしろ!!
   あの野郎、侮辱はまだしも殴りやがって!!絶対にゆるさん!!」

ガビョウ「こいつのキレる基準がわからん」

モーマ「しかし、やり返すにしても分が悪いですよ。こちらはたったの3人です」

魔王「駄目だ、パンツ脱いで『おちんちん』と言うまで許さん」

ガビョウ「それ、あの女の魔物にやらせようぜ!!」

魔王「お前マジ天才!!」

魔王・ガビョウ「「うほほほほ、テンションあがってきた」」ワキワキワキワキ

モーマ「もはや末期か・・・
    しかし、どうすれば・・・。 む・・・?」

ガビョウ「どうした、モーマ?」

モーマ「ふふふ、いい考えが思いつきましたよ」

146kuzu★:2013/06/13(木) 14:11:52 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

ゴウグ「俺のイカした股間が疼く(うず)!
    女を探せととどろき叫ぶ!!」

マンセー「セクハラファイトォオオオ!!!」

マンセー・ゴウグ「「レディィィィ、ゴォォオオオオ!!!」」

町人1「やだ、あの人たち変質者だわ」

町人2「嫌ねぇ、ひょっとしてあれも革命団かしら?」

マンセー「走れゴウグ、俺たちの未来が待っている!!」ダダダ

ゴウグ「走ってそこの角を曲がると、美少女とぶつかってフラグが建つ定理だな!」ダダダ

   ドンッ

モルナオ「きゃっ! いったぁ〜い、どこ見てんのよ!」

マンセー「・・・・・」

ゴウグ「・・・・・」

モルナオ「・・・・・」

マンセー・ゴウグ・モルナオ『お前かよっ!!』

アンナ「・・・あ!やっと見つけましたよ、マンセーさんたち!
    まったく、どこに行ってたんですか?」

ゴウグ「やっべ、見つかった」

マンセー「女の尻をおっかけてたのさ」

モルナオ「正直すぎんだろ」

アンナ「あとでシモーさんにこっぴどく叱ってもらいますからね」

マンセー「ひぎゃあああああ待ってやめてお願いそれだけは!それだけはぁああああ!!!!!ひぎいいいいい」

ゴウグ「すげー怖がってる・・・」

オーク零号「しかし、これで一安心だな」

モルナオ「いいや、まだだ!俺をぶっ飛ばしてくれたやつらを見つけ出す
     探しだして、耳の穴から足の先までしゃぶり殺してくれるわ!」

アンナ「非常に気持ち悪いですね
    けど、シモーさんも待ってますし・・・」

オーク零号「今仲間から連絡が入った。
      どうやら、シモー殿は泥酔してるから当分起きそうにないらしい」

アンナ「どうやって連絡とったんですか?」

147kuzu★:2013/06/13(木) 14:27:10 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

フォッセ「どうやら、この栗林の方まで逃げてきたようですね」

イザイン「ククク、だがもはやこれ以上は逃げられん
     さぁ、出て来い魔王!」

「フハハハハ! いいだろう、正々堂々と勝負だイザイン!」

イザイン「!? どこだ、どこにいる! ・・・いだっ!」ブスッ

フォッセ「どうなされたのですか・・・いたっ!」ブスッ

梟魔物「これは、イガ栗!?」ブスブスッ

鷲魔物「ドピュドピュドピュドピュ」ブスブスブスブスドピュブスブスドピュ

梟魔物「わ、鷲ぃぃぃぃ!!!」

フォッセ「うわ・・・痛みで興奮するとかキモイですね」

鷲魔物「はああああああん!!!」ドピュゥウ ドサ・・・

梟魔物「お前の言葉がトドメ(フィニッシュ)になったぞ」

フォッセ「・・・・・」

イザイン「ちょっと待て、こら!どこが正々堂々だ!
     姿を現さんか!!」

「勝てば正義! お前なんか正々堂々オナニーしてろ!!」

イザイン「ギギギ、くやしいのうくやしいのう」シコシコシコ

フォッセ「こんなところで何やってるんですか!!しっかりしてください!
     とにかく、ここから一旦離れないと・・・!」ダダッ

モーマ「! させませんよ」フシュウウウ

フォッセ「きゃっ! こ、黒煙!?周りが見えない・・・!」

ガビョウ「ディーフェンス! ディーフェンス!」サッサッ

梟魔物「うるせぇぇ、邪魔だ!!」ブスッ

ガビョウ「ぎゃああ!イガ栗が目にささったあああ!!」

モーマ「何やってるんですか・・・」

148kuzu★:2013/06/13(木) 14:56:48 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

???「オイ、さっさとこの町からでねーとやべーんじゃねーか?」

???「そうだな、手配書もここまで回ってきているようだ
    こちらの同志とも連絡も着いた事だ、早々に退散するとしよう」

マンセー「あっ、さっきの女の子! この子だよこの子、いいケツしてるぜぇ!!」プリプリ

ゴウグ「いやんマンセーったら、それは私のおケツよ?」

マンセー「ぐわあああ!!きたねぇええ!!!」バチィーーン!

ゴウグ「ナイススパンキンッ! ケツに赤き五指の勲章が刻まれたぜ」ヒリヒリ

モルナオ「ああああ!!こいつらだ、こいつらが俺の事をいじめたんだ!」

アンナ「この度はこのでくの坊が大変ご迷惑をおかけしました・・・」ペコリ

モルナオ「俺の話聞いてる!?」

???「・・・あー、なんか面倒な事に巻き込まれたな」

???「はぁ・・・お前は詰めが甘いんだ
    あの時、キッチリ始末しておけばこんな事にはならなかったのに」

マンセー「そこの赤髪の女の子、わたくしと一緒にティータイムなどいかが?
     あ、お隣のフードの方は結構です」

赤髪女「馬鹿なのか?」

アンナ「馬鹿なんです」

フードの男「悪いが先を急ぐんでね、失礼するよ」

モルナオ「まてやああ!!どいつもこいつも無視しやがって!
     みんなちょっと静かにして、モルナオ君が何か言ってる!」

オーク零号「うるさいぞ黒豚、我が剣の錆(サビ)になりたいのか?」

モルナオ「俺、魔王様の愛弟子(まなでし)なのに・・・」

フード「魔王だと・・・!?」ピクッ

赤髪女「どいつもこいつも邪魔くせー、ここで消してやるか」

フード「やめろ、それより行くぞ
    ・・・君たちとは、またどこかで会うかもな・・・さらばっ!」ダダダ バッ

アンナ「! 消えた・・・」

オーク零号「やつらは一体何者だったんだ・・・!?」



フード「・・・かっこつけてたら落とし穴にひっかかった」ボロッ

赤髪女「ふっざけんなこのバカッッ!!」ボロッ

149kuzu★:2013/06/18(火) 14:27:28 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

魔王・ガビョウ・モーマ「「「オラオラオラオラオラオラオラ」」」ヒョイヒョイヒョヒョイヒョイ

イザイン「イダダダダダダダダ」ブスブスブスブスブス

梟魔物「私はもう降伏します、疲れて眠くなってきました」ドクドク

フォッセ「それは血が出すぎて死にかけてるのよ」

イザイン「だぁああわかった、もう負けを認めるからやめろ!痛い!!」

フォッセ「何いってるんですか!?何のためにここまできたと思ってるんですか!
     この程度であきらめないでください!」

イザイン「だって痛ぇーんだよ!!ちょー痛ぇーんだよぉ!!」グス

フォッセ「なに泣いてるんですか」

魔王「駄目だ許さん。 貴様は俺を怒らせた
   どうしても許して欲しければ、俺の命令に従うんだな」

フォッセ「命令・・・?」

イザイン「はっはっは! たやすい、何でも申してみよ!」

ガビョウ「何でお前が偉そうにしてんだ」

魔王「ずばり、パンツ脱いで『おちんちん』と言え!!!」

ガビョウ「ちなみに、言うのはそっちの鳥の・・・」

イザイン「はいパンツ脱いだぁ! おちんちんおちんちん、はい言ったー言いましたー!
     念のため二回言いましたー!」ブラブラ

全員『・・・・・』

フォッセ「あなたには失望しました、さようなら」

イザイン「えっ」

梟魔物「あなたには付いていけません・・・」

イザイン「そんなっ」

鷲魔物「俺がやろうと思ってたのに・・・ひどいや」

イザイン「!?」

魔王「っていうか、お前じゃなくてだな・・・?」

ガビョウ「イザイン、俺はお前を許さないぞ」ゴゴゴゴ

モーマ「うっわコイツ本当に四天王かよ」

魔王・ガビョウ・イザイン「「「・・・・・」」」

モーマ「あれ、何でお二人まで黙るんですか?」

150kuzu★:2013/06/18(火) 14:55:51 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

アンナ「ただいま戻りましたよ」

親仁「お帰りボーイ、遅かったねボーイ」

アンナ「何でいるのよ、ここ宿屋よ」

親仁「ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!!!!!」

アンナ「うるさい」

シモー「あ〜、頭痛い・・・」

マンセー「シモー、生きてるか!俺たちが今戻ったぞ!!」

ゴウグ「俺たちが戻ったからにはもう安心だぜ!
    とりあえず俺の氷嚢(ひょうのう)でも頭に乗せな!」ブラブラ

シモー「不安になってきた」

オーク一号「お帰りブヒィ!姉さんは安静にしてたブヒィ!」

アンナ「ありがとう。 シモーさん、これお薬です」

シモー「わざわざありがとうね。 飲んだらすぐに次に向かうわよ」

アンナ「そんなに急がなくてもいいのでは?」

ゴウグ「そうさ!さぁ俺のキンタマクラに身をゆだねるといい!」

アンナ「気持ち悪い・・・」

マンセー「おお、みるみるうちにゴウグのさお竹が天をついてゆく」

ゴウグ「竹や〜さお竹〜」ムクムク

シモー「さっさとしまわないと切り落とすぞ!!!!」

ゴウグ「・・・・・」シュン・・・

マンセー「ゴウグのぞうさんが縮み上がっている」

アンナ「(それどころか恐怖で震え上がってる・・・)」

151kuzu★:2013/06/18(火) 15:22:04 HOST:19.214.214.202.bf.2iij.net

イザイン「あーもう生きていく自身ないわー」ダラダラ

魔王「お前いきなりどうした?」

イザイン「決死の覚悟でパンツ脱いで、恥ずかしめを受けてまで命乞いしただけでこのザマだ
     やってられん」

モーマ「(喜んでやってるように見えたぞ?)」

魔王「ハハハ、なんだその程度! 俺なんかクソ撒き散らしてやったぜ!!」

ガビョウ「お前はもう少し羞恥心を知れ」

モーマ「・・・もう夜も明けてきました。 そろそろ準備をしていきましょう」

ガビョウ「イザイン、お前どうすんだよ。 仲間はみんないなくなっちまったぞ」

イザイン「どうするも何もない、出直してくる」

モーマ「あきらめてないんですか?」

イザイン「当たり前よ!! むしろ他にやることがない!!」

魔王「残念だ・・・お前がこんな馬鹿な真似をしなければ、失うものなどなかったのにな」

ガビョウ「そのセリフお前にも言ってやろうか?すでに色々失ってるクソ魔王さんよ」

魔王「いい加減にしろ!!お前さっきケツに茶色いシミあったの見たんだからな!」

ガビョウ「は、はぁ!?い、意味わかんねーし?漏らしてなんかねーしぃ!」

イザイン「ククク、今のうちだ! またあいまみえようぞ、魔王!」ダダダ

モーマ「あ、逃げた。 元からどうする予定もなかったけど・・・」



???「ククク、イザインが敗れたか・・・」

???「しかし、ヤツは我ら四天王の中でも最弱!」

???「我々はヤツのようにはいかんぞ、魔王・・・!」

サラサ「それで、このシーン必要だったんですか?」

???「四天王と言ったらこれしかないだろう」

???「もうお決まりだろう、おにぎりの中身は鮭入れるくらいに」

サラサ「言っておきますけど、私は魔王様の味方ですよ?」

???「何いってる、俺たちもそうだ」

???「このシーン必要あったのか?」

152kuzu★:2013/06/20(木) 14:53:28 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

シモー「結構のんびりしちまったな、さっさと次いくぞ」

アンナ「シモーさん、一体どこに向かうんですか?」

シモー「わからん、そこのアホに聞いて」

マンセー「俺に考えがあるとでも?」ドヤ

シモー「威張ってんじゃねーよ」

オーク一号「とりあえず魔界に向かうブヒィ?
      それなら気絶海(きぜつかい)に向かうブヒィ!」

マンセー「山超えた次は海かよ。新鮮な海のおなごが待ち遠しいぜ」

ゴウグ「海なら合法的に裸を拝めるな!!」ブラブラ

シモー「裸になってんじゃねーよ!!そのキタネーもんしまえっ!!///」ドゴッ

ゴウグ「ひゃああああん唸れマイサン、君はまだヤれるっ!」ドサァ

モルナオ「んで、気絶海ってのはどこにあるんだ?」

オーク一号「行き方がちょっと難しいけど、ここから西のほうに向かえば着くはずブヒィ!」

シモー「とりあえず向かうか・・・て、何でテメーがいるんだ魔物野郎」

モルナオ「ついに俺様にも日の目が当たるときが来た!!
     そうです、私がモルナオです!」

マンセー「おい、早くいこーぜ。 女の子が俺を待っている」

アンナ「私、海って話にしか聞いたことないので楽しみです!」

シモー「あー、日焼けしたくないから日焼け止め買わないと・・・」

オーク一号「姉さん、クリームなら俺たちが塗って差し上げますブヒィ!」



モルナオ「日の目が・・・・・」

ゴウグ「誰かキンカン持ってない?悶絶死しちゃいそう」ガクガク

モルナオ「シップならあるぜ」ペタ

ゴウグ「アギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ドサッ

モルナオ「自ら死亡フラグを建てるとは、漢(オトコ)だったぜゴウグ・・・!」

153kuzu★:2013/07/04(木) 15:33:51 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp


ここまでの物語の侵攻(進行)具合



主人公マンセーサイド

・主人公マンセー
・相棒魔法使いシモー
・変態超人ゴウグ
・狩人アンナ
・魔獣モルナオ
・オーク達(保留)

スタート町(ちょう) → 町の外 → ネクストの町(まち) → 洞窟 →
草原 → 狩人たちの小屋 → シャンパン街 → 気絶海 New!


・革命団と遭遇。しかし特に何も起きず。あいつら何がしたかったんだ
・魔界へと続く「気絶海」に向かうことになった
・ゴウグ は シプニー を覚えた ! 大切な 何か を失った !






魔王サイド

・魔王
・魔王直属幹部ガビョウ丸
・魔物モーマ(優秀)


魔王城 → 草原 → 魔王城付近外 → 風鈴火山 → 谷への道 →
東雲谷入り口 → 廃屋敷 → 東雲谷 New!

・魔王幹部の一人イザインと交戦の末、勝利
・空気の読めないイザイン君は、失ったものがおおきすぎたようです
・結局、ふたたび男三人に戻った。エロスが足りない!






以上、ガマセがお送り致しました。
引き続き、物語をお楽しみください。

154kuzu★:2013/07/04(木) 15:35:04 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

魔王「・・・・・」イライライライラ

ガビョウ「お、おい。なんか珍しく魔王のやつイラついてないか・・・?」

モーマ「おそらくイザインの件でしょう。信頼していた部下が突然の裏切り・・・
    いくら温厚な魔王様でも怒りますよ」

魔王「あああああああ何で女がいねぇーんだよおおおおおお」ドンッ

ガビョウ「・・・・・」

モーマ「・・・・・」

ガビョウ「あー・・・裏切りが、なんだって?」

モーマ「魔王様、落ちついてください目障りです」

魔王「おかしいだろ!?何でここってこんなに女がいないの?
   もういやだ魔界滅ぼす!!!!!!」

ガビョウ「そんな理由にもなってないような事で滅ぼされてたまるか」

魔王「あああくそっ!!女でもいなきゃやってられんわ!!!
   ガビョウ、エロ本よこせエロ本!!!」

ガビョウ「はいよ」スッ

魔王「うっひょー30年は生き返ったわ! 僕たちはまだやれるんだね!」ムクムク

モーマ「なんと単純な」

ガビョウ「おい、俺の秘蔵本なんだから汚すなよ」シコシコ

魔王「しかし、この本に出てくる女奴隷いいなぁ〜
   俺なら小さいころから英才教育して、自分好みの女にしたいわ」

モーマ「ソッスネ、時代は幼女ッスヨネ」

ガビョウ「モーマお前どうした?」

童女「こんちわーっ!」

魔王「そうそう、ちょうどこれくらいのお年頃の・・・えっ」

ガビョウ「えっ」

モーマ「ウホッ  おっと、えっ」

ガビョウ「お前今なんで言い直した」

魔王「おおおおおおおおおおおおおお女きたああああああああああああ」シコシコシコシコシコ

童女「なーなーおっさんたち、道に迷っちまったんだけど・・・ここどこ?」

ガビョウ「お嬢ちゃん、ここには獰猛(どうもう)なオオカミが出る
     お兄さんとあっちでイイコトしようか・・・?」

モーマ「いけませんよレディーがこんなところにいては
    その汚い手を離してこっちにおいで」ハァハァ

ガビョウ「おい貴様、誰の手が何だって?」

モーマ「シコった手でこの子に触れるんじゃねーよカスが」

童女「?  ハハハ!!なんかよくわかんねーけどおもしれーおっさんたちだな!」

魔王「まずはどんな躾(しつけ)をしてあげようかな??
   とりあえず、魔王様のおケツを叩くことの快感から覚えさせるか・・・」ハァハァフゥフゥ

155kuzu★:2013/07/11(木) 13:49:44 HOST:3.214.214.202.bf.2iij.net

マンセー「そういや、気絶海ってどんなところなんだ?」

オーク一号「人間界と魔界の境にある海だブヒィ!とってもすんだ青色をしているんだブヒィ」

アンナ「うわぁ!とっても楽しみです!」

モルナオ「しかし、入ればたちまち気を失い二度と帰ってくることはできないという」

シモー「死海(しかい)かよ」

オーク一号「言い伝えでは、不幸なをとげた魔物たちの血でできてると言われているブヒィ」

マンセー「テメェらの血は何色だぁーっ!?」

シモー「お前ちょっと血ぃ出してみろや」ブチィ

モルナオ「ひぎゃあああああああ!!? 根元からひきちぎひぎぃいぃぃぃいいっぃいい!!!」ブシャァー

シモー「残念、赤だったな」

アンナ「し、シモーさん・・・・・」

マンセー・オーク一号「「ガクガクガクガクガクガク」」



アンナ「わぁあ!!みんな、つきましたよ!」

シモー「ほう、確かにきれいだな」

オーク一号「この海をこえた大地が魔界ですブヒィ!」

マンセー「モルナオ、おちんちん痛くなかったのか・・・?」

モルナオ「なんとか引っ付きました。 あれ?玉がひとつ見当たらない・・・」

アンナ「海をいくにしても、船がありません・・・」

シモー「オークたち、今すぐ船を作れ」

オーク一号「了解ブヒィ! 時間がかかるので少々お待ちくださいブヒィ」

マンセー「あれ? そういやゴウグはどこいったんだ・・・?」

シモー「死んでればいいんだけどな」

アンナ「・・・・・」

156kuzu★:2013/07/22(月) 14:56:02 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

童女「おっさんたち、どこに向かってんだ?」

魔王「お兄ちゃんと呼びたまえ、今人間界へと続く祠に向かっているのだ」

モーマ「このあたりだと思うんですがねぇ・・・」

童女「ひょっとしてあっちにある家か?案内してやるよ!」ギュッ

魔王「ほあああああああ///」ギュゥ

モーマ「テメェッ!!汚ぇ手でふれるなぁ!!」バギィ

魔王「!?」ドゴォ

ガビョウ「!? お前本当にどうした!?」


童女「ほら、ここだろー?」

モーマ「確かに、ここで間違いないと思われます
    中に転送結界が張ってあります」

童女「えっへっへぇ、あたしえらいだろう!!」

モーマ「ああ、お嬢ちゃんはとっても偉いよ」ナデナデ

童女「えへへへへ!!」

ガビョウ「・・・なぁ、魔王」

魔王「・・・なんだガビョウ」ヒリヒリ

ガビョウ「あいつ、真性のロリコンだよな・・・?」

魔王「・・・・・そうだな」

童女「あたしはじょーちゃんじゃなくって、『タルラ』ってちゃんとした名前だあんだぞ!」

モーマ「そうか、すまなかったねタルラちゃん」ナデナデ ハァハァ

ガビョウ「やべぇよ、さすがの俺もちょっと引いた」

魔王「むしろロリコン通り越してペドフィリアじゃないか?」

157kuzu★:2013/07/22(月) 14:58:25 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

シモー「船ができるまで、海で遊んで時間つぶすか」

アンナ「やったぁ! でも、ここ入っても大丈夫なんですか・・・?」

マンセー「そうだそうだ!何かあったらどうするんだ!」

シモー「だからテメーが人柱(ひとばしら)になるんだろうが」ドガッ バシャーン

マンセー「おひょおおほほおおおほおおほほほおお」ビリビリビリ ジョワァー

シモー「テメー海の中で漏らしてんじゃねーよ!!!」ドゴォ

アンナ「そこじゃないですよね!? いや、そりゃものすごく嫌ですけど・・・」

マンセー「ふぅ、惜しかったな。天国まであと一歩てところだ」

シモー「もう一度試してみたらどうだ?」

『ブヒィーーー!!!』

シモー「! なんだ、オークたちに何かあったのか?」

マンセー「俺もう一度海に入ってくるわ」

アンナ「勝手にしてください」



オーク一号「ああ!船のパーツが!」

オーク二号「やめるブヒィ!邪魔をするなブヒィ!」

磯巾着(イソギンチャク)「イソイソイソイソイソイソ!!!」ドガァ

シモー「なんかまた気持ち悪いのがいるな」

磯巾着「ぬぬうん、なんだ貴様は?」

シモー「船を作る邪魔をするな、気持ちの悪い見た目しやがって」

磯巾着「お前っ、人を見た目で判断するな!! お前の股(また)にも似たようなのあるだろうが!」

シモー「て、テメェなにいってんだ!!///」

マンセー「・・・あれ?あそこにいるの、ゴウグじゃね?」

ゴウグ「イヤッホォォォオオオ!!!!最高にハイってやつじゃね??」ギギギギギ

マンセー「おいゴウグ、何でお前イソギンチャクの口に詰まってるんだよ」

ゴウグ「久しいなマンセー!俺はコイツと旅に出る!」

磯巾着「イソギンチャクゥ!」

ゴウグ「鍛えたムスコでヤりまくり、子供を増やして次の女」

シモー「そうか貴様も死ぬ覚悟ができたということだな?」ゴゴゴゴゴゴッ

ゴウグ「ま、待て!俺はコイツに食われそうになってるだけだ!!」ギギギギギ

マンセー「なんかアイツ、オマーン湖に生息してそうだよな」

アンナ「やめてください・・・///」

158kuzu★:2013/07/22(月) 15:36:24 HOST:proxy.shonan-it.ac.jp

ガビョウ「タルラは何でこんなとこにいるんだ?」

タルラ「うーん、わかんねー! きづいたらこの家の中にいたんだ!」

モーマ「よしよし怖かったね、もうお兄ちゃんが一緒にいるから大丈夫さ」ナデナデ ハァハァ

魔王「おいやめろ、過剰なボディタッチはセクハラだぞ」

ガビョウ「存在がセクハラなお前に言われても説得力がないな」

モーマ「とにかく、転送結界に飛び込んでみましょう
    人間界に通じているはずです」

魔王「ククク、いよいよだな」

ガビョウ「股間がうずくぜ・・・!」ウズウズ

タルラ「あたしもいくー!」

全員『せー・・・のっ!』 ギュン



ギュン ドサァ・・・

魔王「・・・うぐぐ、ここはどこだ・・・?」

ガビョウ「あれ、なんだか下半身がすべて動かないんだけどもどうして?」

モーマ「タルラちゃん、大丈夫かい・・・っていない!?」

タルラ「おっさんたち何してんだよ!はやくこっちこいよー!」

魔王「うぐぐ・・・何であいつ無事なんだ」ブランブラン

モーマ「魔王様、肩の関節はずれてますよ?」

ガビョウ「おいちょっと待てって!なんか俺おかしい!
     糞尿が勝手にもれるんだけど、これ下半身不随だって!オイ!!」ジョバァ・・・

魔王「きたねーな・・・あれほどトイレは済ませておけといってだろう?」

ガビョウ「いやいやいや、洒落(しゃれ)にならんのだけどどうするのこれ?」

タルラ「何やってんだよおっさん、ほら」パァァ

ガビョウ「おひょひょ、おねえさんの太股(ふともも)に挟まれるかのような心地よさ」ジョワ・・・

魔王・モーマ「「!」」

タルラ「ほら治っただろ?はやくいこーぜ!」タタタ

魔王「待って!俺も太股味わいたい!」タタタ

モーマ「(今の魔法、ものすごく高位の魔法だった。 あの娘はいったい・・・!?)」

159kuzu★:2013/08/08(木) 14:00:14 HOST:pd28b8548.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

磯巾着「貴様ら人間を魔界にいかせることはできんなぁああ?」

アンナ「そういえば聞いたことがあります。
    魔界の海には、船をも簡単に沈めてしまう大王イカが存在すると・・・!」

マンセー「あれ、イカじゃないな? イカどうした?」

磯巾着「アイツは、まぁ、いいじゃなイカそんなこと」

シモー「イカだせよイカ、でかけりゃいいってもんじゃないんだぞ?」

磯巾着「うるせぇ!!イカやらタコやら、使い古された触手要員は時代遅れなんだよ!
    時代はこの俺、千の触手を操るイソギンチャク様のものよ!」

マンセー「確かに、従来は船を沈めていたが船ができる前に破壊するやつは新しいな」

ゴウグ「コイツの場合、沈めたくてもほとんど動けないから」プッ

磯巾着「黙れボディービルダー!」ガブガブガブ

ゴウグ「アッーー!! 触手とキバのコラボレーションっ!」

マンセー「ナイスバルクッ!ナイスバルクッ!」

シモー「どうでもいいから、早く消えないと丸焼きにするぞ」

アンナ「私もあなたの見た目が不快なので、早くどこかいってくれないかなー・・・なんて」

磯巾着「きさまらぁああ!!もうキレたぞ!わが自慢の千の触手で、快楽の餌食にしてくれる!!」

マンセー・ゴウグ・オークs『ウオオオオオ!!イイゾォ、イソギンチャクゥ!!!』

磯巾着「まずは貴様らからだぁあああ!!!」

マンセー・オークs『俺たちかよっっ!!』

モルナオ「・・・ふぅー、やっと玉がみつかったぜ」

シモー「お前なに遊んでんだよ、こんな大事なときに」

モルナオ「遊んでねぇ!お前のせいだろ・・・!って
     あれ、ギンちゃんじゃん? なにしてんだ、アイツ」

アンナ「ギンちゃんって、知り合いですか?」

モルナオ「ああ、魔王様の愛弟子の一人だ
     あいかわらず卑猥(ひわい)な見た目だな」シコシコ

シモー「人の目の前で何してんだ」ドゴォ

160kuzu★:2013/08/08(木) 14:02:03 HOST:pd28b8548.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「ここは・・・どこかの島か?」

モーマ「匂いと気配でわかります、ここは人間界のようですね」

ガビョウ「すまん、その臭い俺だわ」プゥー

モーマ「くっせえええええええええええええ」

魔王「お前、割とマジでふざけんな」

ガビョウ「生理現象だから仕方がないのサ」プゥ

タルラ「おお! おっさんたち、キレーな海があるぞ!!
    なぁ泳ごうぜ、あそぼーぜー!」

モーマ「ロリッ子の水着姿・・・想像しただけで熱いパトスが溢れる」タラー

魔王「おい、コイツ鼻血出してるぞ」

ガビョウ「しかし、こんなところでノンビリしてていいのか?
     寝るところも確保してないのに」

魔王「まぁいいじゃないか。 海といえば水着、水着と言えば女、女といったらハーレムよ」

ガビョウ「すばらしい空想理論!お前ちょっとヤシの実に頭ぶつけて死んで来い」

魔王「なんでだよっ!!お前最近ノリ悪いぞ!」

ガビョウ「こんな海のどこに女がいるんだ! もしいるなら、全裸でそいつらにナンパしてやるわ!!」

女ども「きゃっきゃうふふ」キャイキャイ

魔王・ガビョウ「「・・・・・」」

魔王「いってこいや・・・な?」ポン



ガビョウ「うおおおおおおおおお君たちぃぃぃぃぃぃ!!!
     俺とマッパでレッツアハーン!?」ブラブラ

女1「ぎゃああ!?何あのヘンタイ!!」

女2「はやく逃げなきゃ、犯されるわ!!」

女3「誰か助けてぇぇーー!!」



モーマ「何やってるんですか、あの人・・・?」

魔王「聞いてやるな、あいつにも悩みがあるんだ」

タルラ「ははははは!! かわいーちんこだなーー!!!」ゲラゲラ

ガビョウ「うわあああああああああああああああああん」ドドドドド

モーマ「ああ、いってはいけない事を・・・かわいいは禁句ですよ」

魔王「あいつガチ泣きしてたな、もう自殺するんじゃないか?」

161kuzu★:2013/08/08(木) 14:22:32 HOST:pd28b8548.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

アンナ「あのー、ギンちゃんさーん?」

ギンちゃん「うぬぬん? 誰だ、その名で呼ぶヤツは」

シモー「あそこで悶絶してるヤツに聞いた」

モルナオ「・・・・・」ピクピク

ギンちゃん「あんな全裸の変態などしらんな」

モルナオ「ざけんなっ!!常時全裸のテメーが言うセリフか!」

ギンちゃん「なんだモルナオか、久しいな」

モルナオ「ギンちゃん、俺はこれから魔王様のところに向かうんだが、邪魔しないでくれないか?」

ギンちゃん「魔王様の同じ弟子であり、兄弟のように苦楽を共にした貴様が人間の味方をするのか・・・!?」

モルナオ「バカ言うな、俺だけだよ俺だけ」

シモー「こんなヤツの仲間にするな気持ち悪い」

アンナ「本当に最低ですね」

マンセー「はあああん、触手くせになっちゃう」ニュルニュル

ギンちゃん「・・・それでも、いかせるわけにはいかん
      この先は魔界、神聖なる魔物の聖地に人間は不純だ」

シモー「テメェ不純な見た目してるくせに神聖なるとかいってんじゃねーぞ」

オーク一号「しかし、本当にどうするブヒィ?
      このままでは船ができあがらないブヒィ」

シモー「仕方がない。 目には目を、魔物には魔物だ
    俺も魔物を召喚する」

マンセー「お前そんなスキルあんの!?すげぇええええ!!! さっそくえっろい魔物ください」

ゴウグ「ムッチムチでプリップリのネーチャンください」

モルナオ「ペロペロしても喜んでくれる女性が、私はだぁいすきです」

シモー「我が魔力と、契約に応えよ。贄(にえ)となる魂を今ここに捧げる
    次元の狭間より、現界に姿を示せ・・・!


パーフェクト・マンゴーナス!!!」

マンセー・ゴウグ・モルナオ『 !? 』ギュオオオ

162kuzu★:2013/08/08(木) 14:48:54 HOST:pd28b8548.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「せっかく人間界にきたというのに、人間がほとんどいないではないか!」

モーマ「どうやら、ここは避暑地のようです
    海岸からもう少し離れたところに町村があるはずです」

ガビョウ「ふぅ、いい汁でたわ」ツヤツヤブラブラ

モーマ「服きてください汚い」

タルラ「んー、このへん来たことあるかも・・・?」

魔王「何? お前この近くからきたのか」

モーマ「近く町村から離れすぎて、あの祠にきてしまった事故も考えられますね」ハァハァ

ガビョウ「(あ、コイツなんか犯罪くさいこと考えてる)」

魔王「おいタルラ、そこまで案内を頼めるか?俺がりょーじょくの限りを尽くしてやる!」

タルラ「アハハ、いーぜ! たしかこっちのほうだ!!」ダダダダ

魔王「クハハハハ!!俺のハーレムライフは今始まる!!!」ダダダダ

ガビョウ「まったく元気なヤツだ」ムクムク

モーマ「女性の事を妄想してあなたの股間も元気ですね」タラー

ガビョウ「お前だって幼女の事想像して鼻血出してんじゃねーよ」



タルラ「おおーー、思い出した!! ここ来たことあった!!」

魔王「ふむ・・・大きいとは呼べない村だが、活気はそれなりにあるな」

モーマ「海から近いですね
    漁村といったほうが良いかもしれません」

タルラ「あたし、ねーちゃん探してくる!!」ダダダダ

モーマ「ねーちゃん・・・!!」ハァハァ

ガビョウ「いっちまったな。 暴漢に襲われなきゃいいけどな」

魔王「この村を知ってるんだ、平気だろう」

モーマ「ウッ」ドピュッ

魔王・ガビョウ「「 !? 」」

モーマ「・・・ふぅ、あの子が襲われると聞いたら興奮してしまいました」

ガビョウ「・・・イッちまったな」


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