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誰かさんに便乗して小説書いてみる事にした

1kuzu★:2009/01/16(金) 00:04:06 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
誰かさんに便乗して小説書いてみることにした。
コメント、補足、俺も書きてぇっていう人募集。

2kuzu★:2009/01/16(金) 00:41:28 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
【タイトル】 ふちゃみ 最強伝説
第一話 「伝説になろう!」

やぁ、みんな。俺の名前はふちゃみ。 いたって普通の障害者さ。

俺はある町に住んでいて、ふと思ったのだ。「そうだ、伝説になろう。」

突然こんな事を思い始めたのは、訳あってだ。まぁ訳無しでなろうなんてただの馬鹿だ。俺はただの馬鹿じゃない、天才的馬鹿だ。
俺はある女性に恋をしている。その名前はえ(略 彼女は俺の最も愛すべき女性だ。誰にもやらんぞ。

え(略「私、馬鹿は嫌いなの。」
女A「私も馬鹿な人は好きじゃないわよ。誰だってそうじゃない?」

あるとき、俺の愛人え(略とクラスの女子が話をしているのを聞いた。

え(略「つきあうなら、絶対頭のいい人がいいなー」
女A「私もそうねー」

ふむ、頭のいい男か。俺は天才的だから余裕でOKだZE★

女B「ねぇねぇ、頭のいい人って例えば誰?」
え(略「うーん、そうねぇ。頭が良くても不細工は嫌だわ」
女A「そりゃそうでしょw」
女B「じゃあAYU★君とか?」
え(略「そうね、好みじゃないけどその辺かしら」
女A「じゃあ嫌なのは誰みたいな人?」
え(略「だんぜんふちゃみみたいなやつ!頭も悪いし」

!!!!!!!!!!(@Д@;)??????????

俺はその時、ショックでめまいと頭痛がした。そんな・・バカな!この私が・・・

え(略「けど、馬鹿でもヅラノとかカミヂとかなら許せるなー」
女A「あー!あの人達、バカだけどかっこいいよねー!!」

俺は薄れ逝く意識の中で、何とか耳をすました。
(ヅルノ?カミヂ?ああ、あの三馬鹿俳優か。最近歌だして有名になった…。)

え(略「私がつきあってもいい最低条件は、馬鹿でもかっこいい人ならいいなー――

・・・バカでもかっこいい・・・・・

あと、有名ならいいかもなー。お金持ってる人なら」

有名・・金持ち・・・

女A「あんた、性格悪いよ〜?」
え(略「え?そう? 普通じゃない」
女達『アハハハハハ・・・・・』
女達は話しながら去っていった。

バカでもかっこいい、有名、金持ち・・・
フフフ・・頭が悪いというのが気にくわないが、条件的にこの俺は完璧じゃないか!
あとは有名になって金持ちになるということか・・・

ふちゃみはあきれるほどナルシストでエゴイストである。どこからわいてくるのかもわからない自信は、現代人は逆に見習った方がよいのかもしれない。
と、ここでふちゃみはあることに気がついた。

「そうだ!伝説になればいいんだ。」

これを呼んでいる人は「何をいっているんだ この馬鹿は」と思うかもしれない。当然だろう、この男はひたすらに馬鹿である。
さっきの条件でも、満たしているのはおそらくこの「バカ」という項目のみである。

伝説になれば金も入るし有名にもなる。なんて俺は天才なのだろう!

DQにでも憧れているのであろうか。勇者にでもなって竜王を倒すってか?ひたすらにアホなやつである事は誰の眼から見ても明らかである。
さて、目標をきめたふちゃみ。この先そうなるのであろうか・・・ 続く

3シュウ:2009/01/16(金) 19:49:05 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
【タイトル】 ふちゃみ 最強伝説
 第二話 「新たな仲間・・・そして旅立ち」
 
 さて、伝説になるといった俺ふちゃみだが・・・

 何をすれば伝説になれるのか・・・という大きな壁があったことを忘れていた。

 ふちゃみ「どうすれば・・・」
 
 そんなとき、目の前にだいちと名乗るやつがあらわれた・・・

 KDM(略だいち 「ふふふ・・・・はxはhぁはhぁhxはxはxははあxはぁぁぁ」
 ふちゃみ「・・・おまえは・・・ア・あの伝説の阿部ダイチさま!!!」
 KDM「伝説になりたいのか・・・・なら私を連れて行け!!!」
 ふちゃみはふと思った・・・(こいつは何を考えているんだ・・・どこにいくとか何もわかんないしいきなり連れてけって・・・
               こんな眼鏡かけてKもい&Dぶなやつ連れてってなんの役に立つ?こんなやつを連れテクノはごめんだ・・・
               俺は逃げさせてもらう。
 ふちゃみ「怨みはらずからナぁー!!!!では!」
 KDM「何!!」
 ふちゃみ「ははははっはっはー もうおいつけまい!」
 
 見ろ やつとの差はもう明らかだここまでおってこれまいwwわたしは家に帰ってマイシリーズ・ザ・え(略
 をみさせてもらう!!

 KDM「・・・」
 ふちゃみ「ん?なんかいっている・・・」
 KDM「ばーい 死んだも同然の平和」
 ふちゃみ「なっ・・・・なんだって????」

 そのとき、ふちゃみはすでに、光の中にいた・・・ 続く

4kuzu★:2009/01/17(土) 00:13:15 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三話 「ろーどおぶれじぇんど」

「うぅ・・・ ここはどこだ!?」

ふちゃみはKDMによって消されたと思っていた が、何やら周りは赤や青、緑などが混ざった風景がもやもやと入り組んでいる。どうやら異次元に飛ばされたようだった。

「まぁまて、落ち着こうか・・・ 何故俺はこんな所にいるのか・・・ そう、全てはあの眼鏡のKもいDぶの奴のせいだ。 つまり・・そう!歩き続ければいいんだ。」

たしかに、まとめてみるとそうなのかもしれないが、常人からみれば明らかな馬鹿である。
おそらくここは一番にKDMと名乗る男を見つける事が先決である。

「それにしてもここはどこだ・・・?」

ふちゃみがあてもなく歩いていると、何やら遠くに町が見えてきた。

「おぉ!あれは町か。行ってみよう!!」

ふちゃみが急いで町に行ってみると、なんと巨大なムカデらしき生き物が町人を襲っていた。
口から長い触覚を何本も出し、体は堅そうな鱗に覆われ、歯はなんというかバキバキしている。

「な、なんでこんな生き物がいるんだ!!」
いや、落ち着くんだ俺。この世にこんな生き物がいるわけがない。そうだろう?こんなのがいれば鳥山明もびっくりだ。そう、これは全て夢だ。

ムカデが町人をかじっている。なんか叫び声が聞こえる。いや、聞こえない聞こえない。し〜らないっ!

町人「「「「アッ―――――!!!!!」」」」

聞こえない聞こえない聞こえない!全て夢だ。幻聴だぁぁぁ!

老人「あ、あなたはもしや勇者様では!?」
「何いってんだジジイ」
老人「お願いします、そうかあの化け物を倒してください・・・」
「うるせーよ寝ぼけてんじゃねーよっ。俺は逃げるのに忙しんだよ邪魔すんなジジイ」
老人「そんな事いわずにどうか!」
「いてーな 服掴んでんじゃねーよジジイ ムカデの餌にすんぞ」
老人「その服装からみても、あなたは勇者様にちがいない。どうか、お助けください!!」
「こえーYOお前。そんな顔で俺をみるなよっお前自分の顔鏡で見てみろよっ」
老人「どうかお助けをぉぉぉぉ!!!」
「人に頼らずに自分で倒してこいよっ。お前の顔みれば化け物ムカデも血相変えて逃げるほどこえーんだよ。俺もうちびりそうなんすけど。」

そうしたやりとりをしてるうちに、町は壊滅寸前だった。

どうしたらいいのか・・・。こんな町やら何やら俺には知ったこっちゃない。

「ん?いや、待てよ・・・」

ふちゃみはふと思った。
「あのばけもん倒せば俺ヒーローじゃね?」  続く

5kuzu★:2009/01/17(土) 23:45:28 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四話 「待ってました!お・ま・か・せってねぇ!!」

(「あのばけもん倒せば俺ひーろーじゃね?」)

ふちゃみは伝説になるという夢がある。あのえ(略の心をつかむために・・・

何をすればいいかわからなかった俺に運がまわってきたZE★

「おお!あやつを倒してくださるのですね!?」
俺はジジイをムカデの方に蹴り飛ばしてやった。

「「「「「アッ―――――!!!!!」」」」」
誰かの断末魔が聞こえる・・・気のせいだ。

「しかしなぁ、どうやって倒せばいいんだ?あんなの」

とりあえず、そこらへんに落ちている石を拾って投げてみた。

===ブンッ===     コツンッ・・・

ああ・・・ やっちまったかな・・・? ふちゃみは思った。

「ギョエエエエエエエエ!!!!!!」
ズウゥゥゥン・・・・・
すさまじい鳴き声と共に化け物は倒れた。

「えwwwww ちょwwww」
あっさり死んじゃったYOw どうしていいかわかんないんすけど(^^;)

が、しかーし!こんなカンタンに終らない。「現実は非常である。」 byゆうs(ry

マグニチュード6.8と共に、地面からさっきより大きな「ムカデ×3の群れが現れた!!」

な、何だとぉ〜!? なんて、伝説の男は言わないんだZE★ 石ならいくらでもあるんだZE★

『「どれにしますか?」 → ムカデA   ムカデB   ムカデC  う〜ん、どいつから倒してやるか・・ウヒヒ』
『「どれにしますか?』   ムカデA → ムカデB   ムカデC  ここはあえてのBだろうw』

「食らえ!こいつはプレゼントだ、、、。 一・球・入・魂!!(何?」

カアァァァァァァァン!!!  うほっ いい音w こいつはやったな。

・・・・・シーン・・・・・     「ぁれ?」

こうかはないようだ・・・。な、何だとぉ〜!?

すぐさまムカデ×3が一斉に襲ってきた。 モウダメポ・・・。

ムカデA「シャアァァァァ!!」
ムカデB「ギシャァァァァァ!!」
ムカデC「ギュアァァ・ァ・ァ・ァ!!??」
?「イ“エアァァァァ!!!」
ムカデA・B「!!!!??」

!!?(((°Д°||)))ガクガク ブルブル  なんだ?ムカデCが苦しんでいる・・・。

?「ふんっ 俺がいないと何もできないようだな・・凡骨めが・・・。」
「お、お前は磯野ぉーー!!」
KDM「あ、いえ。KDMです。」   つづーくー!

6kuzu★:2009/01/18(日) 23:10:05 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第五話 「げK(i)場版 DMの逆襲」

「なんでお前がこんなとこにいるんだ!」
KDM「ふんっ。それはまたあとで話してやる。それより・・・来るぞ!!」

     □■◆■トゥルルルルル■◆■□(何
「ムカデ×2の群れが現れた!!」

ふ(略『「どうしますか?」 → たたかう   どうぐ   さくせん   にげる  さて、まずはどうするか』
KDM「悪いが先に行かせてもらうぜぇ!」
  『KDMの攻撃 ムカデAに23のダメージ!』

おお、意外とやるじゃねーか。顔とは裏腹に。

『ムカデBの攻撃 ふちゃみに噛み付いてきた!』

やばい!!避けなければ!

ふちゃみは目の前にいる眼鏡を盾にした。

「え?ちょっ!!」
ガブッ  ブシュゥ
「「アッ――――!!!」」

「大丈夫か!?KDM!」
KDM「許さん・・許さんぞ・・・ きさまーー!!」

『ムカデAの攻撃 ふちゃみに噛み付いてきた!』
ふ(略『「どれにしますか?」たたかう=   こうげき → ぼうぎょ   まほう   とくぎ』

『ふちゃみは眼鏡を前に差し出し、盾にした。』
KDM「え?」
ガブッ  ブシュゥ
「「「ア―――――ッ!!!!!」」」

「KDM!! 弾幕薄いよっ。何やってんの!」
KDM「ちょ!お前っ」

ふ(略『「どれにしますか?」たたかう= → こうげき   ぼうぎょ   まほう   とくぎ』
ふ(略『「どれをこうげきしますか?」   ムカデA   ムカデB → 眼鏡』

  フォンッ
KDM「ん?」

  ズゴォォン!!!!  すさまじい音とともに飛び膝蹴りは命中した。
KDM「ふごおぉぉお!!??」  『会心の一撃!KDMに128のダメージ!』

「あ。眼鏡ってお前だったの?気づかなかったわ。」
KDM「・・・お前、絶対知っててやっただろ・・・・・。」
「違うって。そんな事するわけないだろー?心の友よー。」
KDM「・・・・・・(- -(#))ヒリヒリ」

くっ・・やばいな・・・。眼鏡は俺の足引っ張りやがるし、俺の攻撃だけじゃ戦いが長引く!一体どうすれば・・・。
KDM「足引っ張ってんのお前じゃねーか。」

そのとき、ふちゃみは思いついた。
そうだ!こうしよう。うん、そうしよう。  続く

7kuzu★:2009/01/18(日) 23:11:51 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第六話 「君の勇姿は忘れない・・・」

「おい眼鏡、あいつらに突っ込め。」
KDM「は!?何いってんだお前は!」
「俺を信用しろ!勝つためにはこれしかない!!」
KDM「ふちゃみ・・・・」

心の声(KDM「こいつを信用なんかできるかってんだ・・・。」)

「何ぶつぶつほざいてんだ!早くいきやがれDぶ!!」
KDM「!!??(なんで俺の心の声が聞こえるんだ!?)」

KDMはふちゃみに言われるがまま、ムカデ2匹に突っ込んで行った。
KDMはムカデ2匹に巻き付かれ遊ばれている。
KDMはムカデBに頭をかじられ叫んでいる。 ・・こんなシーンを前にも見たような・・・気のせいだな、うん。
それにしても、このムカデ達は頭が好きなのか?? まるで、少し前の誰かさんのようだ。なぁシy(ry

。○°(そうだ。今だ!今しかない!!)

ふちゃみはN2爆弾を持っている。

KDM「まさか、自爆する気!?」
「そんなわけないだろ?このクールで伝説的なナイスガイな俺様はきさまとは格がちがう!」
KDM「なっ・・一体何をぉぉっ!!?」
「お前ぇはすげぇよ、よく頑張った・・たった一人で・・・
 こんどはイイやつに生まれ変われよ・・・。一対一で勝負してぇ・・・。待ってるからな・・・。
 オラも もっともっと腕を上げて・・・・・。

    またな!」

  ミシミシ・・・ 眼鏡を締め上げる歯ぎしりのような音が聞こえる。

「はぁっ!!!!
 ・・・ ばーい 死んだも同然の平和」
KDM「!!!!!!」

   ポイッ    ヒュ〜・・・

カッ!!!!!!!   ドガ――――――――ン!!!!!!

「ふぅ・・終ったぁ〜!」
Mっパゲの?「チッ 手こずりやがって・・・」
ニッ    ふちゃみは口をつり上げながら親指を立てた。

ズゥン  ズゥン  ズゥンッ  ズゥンッッ

足音が聞こえる・・・

焼けこげたKDM「・・・・・・・」
「あれ?お前、生きてたの?」
KDM「当たり前だっ!!」

ちっ 生きていたか。まぁいい、あとでなぶり殺しにしてやる。

「そういえばお前、何者か聞いてなかったな。」
KDM「ふふ・・よく聞いてくれた・・・。俺はい.. ふ(略「そういえばお前よくもこんな世界に飛ばしてくれたな。覚悟はできてんだろうな?」

KDM「・・・えっ・・・・・?」

「「「「「アッ――――――――!!!!!!!」」」」」」

かつてない断末魔が、廃墟とかした町に響きわたった・・・  続く

8kuzu★:2009/01/19(月) 23:54:47 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第七話 「ふちゃみは戦慄を覚え(さし)た」

激しい戦いもあってか、ふちゃみは強くなった。
経験値でも手に入れたか?ますます何かに似てきた。

「それにしても、 これ 重いな・・・」

ふちゃみが引きずっているのは眼鏡だった。これには、こんな物語があった・・・。

     ================================
「お前覚悟出来てんだろうな?」
KDM「・・・えっ・・・・・?」

ふちゃみはそう言うと、焼けこげて弱ったKDM >>7 を地面に叩き付けた。

たとえ貴様が俺より強かったとしても、弱ってる貴様に勝ち目はない。

KDM「なっ、何を!(くっ・・さっきの戦いで力を使い果たしちまったか・・・。)」
「てめぇは俺を怒らせた・・・。死んでも、怨みはらすからなぁー!!」

そう言うと、ふちゃみは落ちている中ぐらいの瓦礫を拾った。

KDM「まさか・・お前!」
「はっはxふはっふぁふxはははxふはぁぁ!!!!!」
KDM「やめろぉぉぉぉ!!!!!!」

ふちゃみはKDMの右足に、おもいっくそ瓦礫を叩き込んだ。
ボキャァァ!  鈍く、骨の折れる音が響いた。

KDM「うっっぎゃあぁぁぁああぁ!!!」
「ふはははははっ!!」
KDM「ううぅ・・・!!」

KDMはうなっている。当然だ。右足はすでに粉砕骨折していた。

ふちゃみは、瓦礫をまた高く振り上げた。そして、、、、、

KDM「や・・やめてくれえぇぇぇぇ!!!!!」

ゴキャッ!!  骨が折れる音と共に、血が出る音も混ざっていた。 今度は左足・・・。

「フヒー フヒー」

ふちゃみは、○ポポビッチのような声を出している。
そして、今度はKDMの右腕、左腕に瓦礫を思い切り叩き込んだ。

KDM「あ・・あぁ・・・あ・・・・・。」
「はぁ・・はぁ・・。どうだ・・・。痛かろうに、哀れよのぉ。だがまだ死なせませんぞ。」

(KDM「こ、こいつは鬼畜だ!!正真正銘の・・・。人の皮をかぶった鬼だ!!!
     や・・やばい!!こ・・殺されるぅぅ!!!」)

これも、自分がこの世界に送り込んだせいなのだろうか・・・、KDMは、虫の息でそう思っていた。

ふちゃみは、小さな瓦礫を拾い始めた。そして、KDMに投げつけている。
地味だが、これがかなり痛い!

ふちゃみは、とてつもなく鬼だったのか・・・  続く

9kuzu★:2009/01/21(水) 20:29:31 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第八話 「認めたくない物だな・・・若さ故のあやまt(ry」

「まさか、もうギブアップだなんて言うんじゃないだろうな?え?」

(KDM「ば・・化物め・・・ち・・畜生・・・
    こ・・これほどまでとは・・・
    この俺がまるで赤ん坊扱いだ・・・
    し・・・死ぬ・・・・・!!」)

「お命頂戴!とうっ!!」  ビシィ ?(皿・(*)フ
ふちゃみは、尻を突き出し、手を開きながら下におろしたポーズをしている。
「こいつでフィニッシュだ!」

ふちゃみは、KDMの方向にしっかりと目線を向けた。

「ふちゃ〜み、イレイザーガン!!」

言葉を放った瞬間、ふちゃみは口を大きく開き、青い光線を放った。

(KDM「い・・いかん・・・!殺られる・・・!!」)

KDM「回避!!!」
できません(^^)

どおぉぉぉぉぉん!!!  すさまじい轟音と爆風が広がった。

「ぬ!?」

ふちゃみが光線を放った場所を振り返ると、男が立っていた。

まさか・・あれは・・・!いや!そんなはずはない、やつは死んだはずだ!!!

でーんでーんでーんどーでどーどーでどー でーんでーんでーんでーどでーどーでどー
『コーホー コーホー』
でーんどーん でーーどーでどでどどんでどー でーど どでどどんでどー でーどー・・・

「お・・お前は磯野ぉー!!」
KDM「あ、いえ。KDMです。」
「何故生きている!!」
KDM「地獄のそこから蘇ったのだ!」
「ふーん・・・しぶとい奴」
KDM「馬鹿め、どんなに痛められようが死のうが、これはふぃくしょんなのだ。」
「ちぃ、非現実を利用しやがった。」
KDM「そもそも俺は、この物語では欠かせない存在になってきている。だ〜れにも止める事なんかできやしないんだよ!!」
「なら、何故さっき痛がっていた!」
KDM「シリアスな展開の方が、読者の気を引く事ができるだろう?」
「・・・・・・・。」

ふちゃみは、大きな瓦礫を眼鏡の後頭部に向かっておもいっくそ叩き込んだ。

     ================================

と、言うわけであった・・・  続く

10kuzu★:2009/01/23(金) 00:29:07 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第九話 「見ろ!人がゴミのようだ!!」

ふちゃみ達は、廃墟となった町をあとにした。

KDM「うう・・・?ここはどこだ・・・?」
「目ぇ覚ますましたか、糞眼鏡。」
KDM「そうか・・・。俺は貴様に殴られたんだったな。何かで・・・。
   で?これは何のまねだ?」
眼鏡の腕と体が、動けないように縄で縛られている。

「お前を動けなくするためだ。お前は反抗的だからな。」
KDM「いやいやいや!犯行も何もねーだろ。殺されかけたんだから・・・。
   って、この縄どこから持ってきやがった!?」
「おれはいつも常備しているのだ。」
KDM「何のため!!?」

ふちゃみ達が延々と歩いている所に、またもや遠くに町が見えてきた。

「おお!やったぞ。また町だ。」
KDM「おい、いい加減にこの縄外せよ。ってゆーか引きずるんじゃねーよ。」
「うるさい、下僕が。お前など家畜以下の存在なのだ。一緒に歩けるだけでもありがたいと思え!!」
(KDM「こいつ、どこまでSなんだよ・・・。」)

ふちゃみ達は町についた。
     ================================
ところで、皆!
この物語の種子を忘れてはいないかね?

そう、この物語はふちゃみがえ(略に恋をしていて、え(略とらぶ!らぶ!になるために伝説になる事を決心したんだったね!

そのことを、いつまでも心に刻んでおこうね!

途中で(>>4>>5>>6>>7>>8>>9)それてしまった気がするけど、愛嬌だよ★

(ちなみに、これを書いている作者・kuzu★は、すっかり忘れていました。orz)

KDM「またムカデとか出てくるんじゃねーだろうな。」
「お前がこの世界に飛ばしたくせに、ここの現状知らねーのかよ。」
KDM「ああ。俺はこの世界にはノータッチだからなw」
「・・・・・」
ふちゃみは、KDMの顔面をメガネごとけり飛ばしてやった。
なにやら、KDMがわめいている。どうやら、メガネが割れたらしく、レンズの破片が目に刺さったらしい。

町の中に入って行くと、ふちゃみは驚くべき物を目にした。

「な・・なんじゃこりゃあぁぁ!」

一体ふちゃみが見た物とは・・・  続く

11kuzu★:2009/01/23(金) 18:21:30 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第拾話 「ホルモンよ 永遠に・・・」

ふちゃみ達が前を見ると、大きな人だかりができていた。

「なんだ、あれ?」
KDM「有名人でも来てんじゃね?」
「マジ!?タノさんとか、和田アキヲとかいるかな。行ってみようぜ!?」
(KDM「冗談で言ったのに・・・
    この世界に芸能人がいるわけないだろ・・・。」)
KDMは、ふちゃみはやはり馬鹿なのだと再認識した。

近づいてみると、何かが響くような音が聞こえた。

音楽・・・?いや、ほとんど雑音だなこりゃ・・・。 何?超うるさいんだけど。

?「ドラだ 銅鑼!ドラだ 銅鑼!ドラだ 銅鑼!〜♪」

ドラ?ドラってあのドラだよな?麻雀の。

町民達「イエェェェ!!!」
「ああ!うるさい・・・。黙らせるか・・・。」

そう言うと、ふちゃみは人差し指と中指を上に立てた。

「ピーピーうるさいひよこ達にあいさつしてやろうかな・・・。」

クンッ  ふちゃみが指を上に上げると同時に、地震と爆風が広がった。

「ふははははっ!!ちょっと挨拶が丁寧になりすぎちまったかな!」

辺りには、何十人もの死体が転がっている。
しかし、今の地震と爆風でも、誰も気づいていない。 何・・だと・・・!!

KDM「おい、あまり派手にやるなよ。」
「くそっ!どうなってやがる。俺の『クンッ』が効かないだと!?」
KDM「ネーミングセンス悪いな。」

クンッ   ズドォォォォォン!!!

KDM「ギャ―――――!!!!」
「伝説になろうとしているハンサムでクールな俺に気づかないとは・・・。一体どれほどの奴なんだ。」

町人達一人すら振り向かせられんとは・・・。このままでは、え(略の心をつかむ事ができん!!

ふちゃみは、人ごみをくぐり抜け雑音の方へ向かってみた。

?「不老不死求めタイムトラベル 宣戦布告 ノビ、血担う♪」
「ひでぇ歌だ・・・。何いってんのかわかんねぇよ。てゆーか、これ雑音だろ。」

ふちゃみ達が見たのは、青っぽいボディにヒゲを早したはんぷてぃーだんぷてぃーな親父だった。
後ろの方に、楽器を持った男3人、女1人がいる。

?「んん?何だぁ、お前らー。」
「人に名前を聞くときは、自分から名乗るもんだZE★」
?「おお、いいだろう〜。教えてやる。俺たちは『マキシマムザドラエモN』だ。
  俺は、ボーカルのドラエモN。12歳だ。」

ちょww年下吹いたwwwww

ノビタン❺(スペード)「ぼ、僕はギターのノビタン。」
ジャイオン❼(ハート)「俺はベース&ボーカルのジャイオンだ。」
スネヲ❻(クラブ)「僕はっ、カスタネットのスネヲ。」
シズオカ❽(ダイヤ)「我が輩は、ドラムのシズオカであーる。」

突っ込まなければいけない所は山ほどあるが、きりがないのでスルー。

ド(略「俺達は、この辺では結構有名なんだぜ。」
「Σ(´ )ピク 有名・・・?」
KDM「へぇー、そうなのか。」
ド(略「CDも出してるんだぜ。カワナイカ?」
KDM「じゃあ、一つ買ってm(」

KDMが言いかけた時、ふちゃみがド(略の目の前に出てきた。

「有名か、なら俺と勝負して、勝たないといけないんだZE★」
ド(略「わかった、やろうか。」
KDM「えwww」

ふちゃみは、いきなり訳のわからないことを言い出したが、ド(略もそれに同意した。
KDMは、訳が分からぬままついていくしかなかった・・・  続く

12kuzu★:2009/01/23(金) 22:20:21 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十一話 「やらn『いわせねーよ!』」

「いいのかい?ホイホイついてきて。俺は、y(略なんだぜ?」
ド(略「か・・かまいません・・・。」
KDM「・・・・・・・。」

町であったマキシm(略のド(略といきなり対決をする事になったふちゃみ達。
行き着いたのは、誰もいない荒野だった。

KDM「こんな世界に、荒野も何もねーけどな。」

「さぁ・・かかってこい・・・。」
ド(略「は・・はい・・・。」
KDM「お前らキモイんだけど!!」

ヒュッ  先に手を出したのは、ドラエモNだった。

バシィッ (「ぬ!?こいつ、なかなかやるな!」)
「だが、甘い。」
ふちゃみは、ド(略のパンチをかわし、右腕が素早く飛び出した。
ド(略「何!?(しまった!避けれん!!)」
バキィ  ド(略「ぐぅおお!!」
「そらそらそらそら!!ピッチピッチジャッブジャッブらんらんるー♪」
ふちゃみのパンチが次々と決まっていく。
「ふははははっ!どうだ、伝説になるのはこの私だぁー!!」
KDM「そんな話してないだろ。」

スッ  「!!?(俺のパド・ラッシュから抜け出した!)」

ド(略「たしかにいいパンチだがぁ・・重さが足りねぇなぁ。」
「何!?」
ド(略「まぁ、仕方のねぇことよ。これは歳の差って奴だ。」
お前、俺より年下だろが。
ド(略「さっきはよくもやってくれたなぁ。今度はこっちの番だ。」
「来るか!」
ド(略「うぉぉおおお!!ド(略スーパーハイパーウルトラミラクルダイナマイトスペシャル・・・。」

ビシッ  

ド(略「あうっ!」  どさ・・・
「わりぃな、好きだらけだったもんだからつい・・・。」
ド(略「こっ・・こっ・・・、この・・ヤ・・・ヤロ・・・・・。」
KDM「お、お前それ・・・。」
「縄だ。」
KDM「一本じゃなかったのかよっ!」(←縛られてる)
「俺はいつも常備しているのだ。」
KDM「前にもきいたわ!」

     =====数時間後=====
ド(略「うう・・・。」
「気がついたか。」
ド(略「お、お前は・・・。」
KDM「お前、よえーな。」
「お前が言うなよ。」
KDM「なっ!それは、お前が卑怯な手を・・・。」
ド(略「フ・・フフフ・・・。」
「どうした?頭でも打ったか?」
ド(略「ハーッハッハッハ!これぐらいで勝ったと思うなよ。」
「いや、勝ったじゃん。」
ド(略「これでも、俺は一番下っ端なんだぜ?」
「安心したわ。お前が一番強かったら、俺はこの世界の覇者になる所だったわ。」

俺の目標は、あくまで「伝説になる」だ。覇者ではない。

「なぁ、お前・・・。」
ド(略「ヤラナイカ?」
KDM「くs(略じゃねーよ!!」
ド(略「俺と一緒に来ないか?」
「立場逆転してんだろ。」
ド(略「冗談だ、分かっているとも。俺に仲間になってほしいんだろ?」
KDM「ちがうわ!!」

てゆーか、

ふ(略&KDM「絶対やだわ。」
ド(略「・・・・・。」
「おい眼鏡、何お前が決めようとしてんだ。クズに決定権など無いのだ。首を突っ込むな。」
KDM「・・・・・。」
ド(略「照れるなよw一緒に来てほしいんだろ?」

ふちゃみは、ドラエモNを地面に埋めてやった  続く

13kuzu★:2009/01/24(土) 12:57:36 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十二話 「俺はお前の兄弟だ」

それにしても、あいつが言っていた言葉が少しきになるな・・・。

(ド(略「これでも、俺は一番下っ端なんだぜ?」)

たしかにあいつは強くはなかったが、この先にもっと強いやつがいるという事か。

ふちゃみは、ド(略から聞き出した強い奴のいる所へ向かっている途中だった。

KDM「どうしたんだ?そんな顔して・・・。悩み事があるなら話してくれよ。仲間だろ?」
ド(略「そうだ、みずくさいじゃないか。」
「うるさい、気安く呼びかけるんじゃない。
 仲間だと?調子に乗るな。俺に仲間などいない。お前は家畜以下の存在という事を忘れるな。」

・・・・・・・

ふ(略&KDM「何でいるんだ!!?」
ド(略「何言ってるんだ、仲間なんだからとうz(」

ふちゃみは、ド(略を遠くへ投げ飛ばした。

「・・着いた。奴が言っていたのはここか・・・。」
ザッ
?「よく来たな。」
(「後ろか!」)
「誰だ!お前は。」
?「人に物を聞くときは、自分から名乗るもんだろぅ?
  俺だよ、ノビタンだ。」
「お前誰だっけ。」
ノ(略「ほら、マキシマムザドラエモNのひとr(」
ビシッ  ノ(略「あうっ」
「うるさい、黙れ。」
KDM「よわ・・・。」

?「やるじゃねーの。さすがド(略を倒しただけはあるな。」
「ぬ?お前らは確か・・・。」
KDM「カン○タ一味。」
?「違う!ジャイオンだ。」
「ああ、あのがきんちょの仲間か。」

がきんちょ=ドラエモN=12歳(^^)=h(略=d(略

ジャ(略「ここで会ったが百年目だ。」
KDM「一年も経ってねーけどな。」
ジャ(略「うるさい!いけ、ヌネヲ!」
ス(略「おーけぇー!」

そう言うと、ス(略がふちゃみに襲いかかってきた。

ス(略「僕ちんのカスタネット攻撃を食らえ!」

かんかんかん、かっかかかんかん、っかっかっかっかん

「はあぁぁああぁああ・・・。」
ふちゃみは、力を溜めている。

「気え(略斬!
 とうっ!」

円盤状の大きな光が、ス(略に向かって飛んでいった。

ジャ(略「ス(略、避けろ――!!!」
ス(略「!?」

しかし、時既に遅し

ズバアァァァ  スネヲの体が真っ二つになった。
ジャ(略「あの馬鹿め!どういう技か見切れんのか。」
KDM「ト○ンクスに切られたフ○ーザみたいだな・・・。」
「さぁて、次はドイツ★だ。」
ジャ(略「俺が行こう。」

3人の中で、もっとも体が大きく体格がいいのが前に出てきた。

「ふん・・・。ナンバー1貴様がもうご登場ってことは
 そうとう焦っているらしいな、ジャイオンは・・・。」
ジャ(略「ふん・・・。
     無駄口をたたくのはそれぐらいにしてさっさとかかってこい。
     貴様らまとめてな・・・。」
KDM「だめだめ!!
   お前を倒すのはボクの番なんだ!」
ジャ(略「・・何だと・・・
     なめるのもいい加減にしろよ・・・・・。」

まさに今、今世紀最大の戦いが始まろうとしている(嘘・・・  続く

14kuzu★:2009/01/26(月) 23:09:14 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十二話 「目がぁ・・目がぁ・・・!」

KDM「さぁて、軽くあしらってやるとするか・・・。」
ジャ(略「ふん、やれる物ならな・・・。」
KDM「ふん、何を言い出すかと思えば・・・。
   どうやら、私の恐ろしさを忘れてしまったようだな・・・。
   思い出させてやるぞ!!!」
ジャ(略「お前と会ったのは、今日が初めてだけどな。」

そういうと、KDMは秘めた力を解放し始めた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!

静岡「な・・な・・なんて気だ・・・。
     か・・勝てるうぇけ無いぜ・・・。」
KDM「当たり前だ。たった三匹の蟻が、恐竜に勝てると思っているのか?」

恐竜=ふちゃみ=俺の事かorクソソソのことか。

ジャ(略「勝てる!俺とこいつらの3人で闘えば何とか勝てるぞ!!」
「おい、意味わかんねーこと言ってんじゃねーよ。」
静岡「↑に激しく同意。」
ジャ(略「なっ・・・!
     裏切るのか!?シズオカ!!」
KDM「よくそんな大ボラが吹けますね・・・。
   超サイ野人などと・・フッフッフ・・・、」
ジャ(略「言ってない!Σ( ̄Д ̄;)」
ヒュッ
KDM「いちいち勘に触るヤローだ!!!」
ジャ(略「!!!」

KDMが襲ってくると同時に、ジャ(略は手を広げながらサッとおでこに構えた。

KDM「!!」
静岡「!!」
「あ、あの構えは!」
ジャ(略「ジャイ陽拳!!」

そう言った瞬間、ジャ(略の頭からまばゆい光が放たれた。

KDM「目がぁ・・目がぁ・・・!」
静岡「目がぁ・・目がぁ・・・!」
「目がぁ・・目がぁ・・・!」
ジャ(略「ふははははっ、見ろ!人がゴミのようだ!!
     この隙に、俺は逃げさせてもらう!」
KDM「逃げるのかよ!」
ジャ(略「さらばだ。戦闘力53万には勝てそうも無いからな。」

ジャ(略は、空を飛んだ。いつからひこう少年になってしまったのだ・・・。(古いギャグ
しかし、既にジャイ陽拳の効果は切れていた。

「KDM、お前もやってみたい?」
KDM「は、はいっ!」

サッ  KDMは、ジャ(略に狙いを定めた。

KDM「・・・・・。」  
ドンッ  KDMの手の先から、光のロケットのような物が飛び出した。

ボッッン!  光のロケットは、ジャ(略に命中した。

「ナイスショット!」
静岡「な・・なんて奴らだ・・・。
   自分達の仲間を・・・。」
「お前の仲間だろ?」
KDM「『オホン』、さて・・・。
    残るはお前だけだな。」

そう言うと、ふちゃみとKDMはシ(略を睨め付けた。

シ(略「ふふふふふ・・・。」
KDM「!?何がおかしい!」
シ(略「強くなったのぉ・・ふちゃみよ・・・。」
「な、何故俺の名を・・・。」

そういえば、こいつ一人だけ他の奴らより年をとっているような・・・。まさか、お前!

一体、シズオカの正体は誰なのか・・・  続く

15kuzu★:2009/01/26(月) 23:11:09 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
失礼、
まちがえました。
上の小説は「第十二話」ではなく、「第十三話」でした。
次回は「第十四話」からです。」

16kuzu★:2009/01/27(火) 23:17:09 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十四話 「君は知っているか!勇気と努力と南無妙法蓮華経」

「お前は一体誰なんだ!」
シ(略「ふふふ、俺の正体は・・・。」
KDM「ゴクッ」

緊迫した空気が続いている・・・。

シ(略「私の正体は・・・。」
ふ(略&KDM「い、一体誰なんだぁ!!」
ハラッ
静岡「・・・・・。」
ふ(略&KDM「・・・・・・・・。」

はい、やっぱり知らん。

静岡「俺の名は静岡だぁー!」
「あれ?お前たしか女の格好してたよな?」
KDM「そういえば、太ったブスの姿だった。」
静岡「誰がブスだ!!」
「おかま?ゲイ?」
KDM「おなべ?」
静岡「違う、女装してたんだ!お前達に気づかれないためにな・・・。」

ストーカーですか・・・。

「わかったわかった。お前弱そうだから帰っていいよ。」
KDM「だってさ。」
静岡「・・・・・ふっふっふっふっふ。」

あー、もう何!?またこーゆーパターン!?いい加減にしろよ、しつこいんだけど。

「『お前達は、俺の力を見くびっているな』。」
静岡「それは俺の台詞だ!!」
「あー、うんうん。わかってるって。そう言いたいんだろ?みーんなちゃんとわかってるから。
 だからね?帰れって。うざいのお前。眼鏡並みに。」
KDM「・・・・・。」
静岡「やはり、お前達は俺の力がわかってないようだな。」
「?」
静岡「俺は唯一のハジケキャラなんだぜ!!」
「・・・。」

『な、何だって〜!?』と言ってやるべきか、『ふ〜ん』と言ってやるべきか。
ここはあえて間をとって、

「あ、ああ。ふ、ふ〜ん、そうなんだ・・・。」
静岡「なんだその微妙な反応は。」
KDM「お前を仲間にしようか迷ってんだよ。」

余計な事を、この眼鏡は。あとでドゥッコロス!!

「いや、お前はいらないかな・・・。」
静岡「何故!こんなすばらしいキャラ、他にはいないぜ!?」

自分ですばらしいキャラって・・・。確かにねぇ、眼鏡よりはいいかもしれない。

「眼鏡とチェンジはだめか?」
KDM「ふちゃみ様!!みすてないでください!!」
静岡「俺より立場が低いやつがいないとちょっとなぁ〜。」

ああウゼェ。殺してやろうかこいつ。

静岡「テリーやイル・ルカだって、3匹のパーティーじゃないか!
   俺は地位で言うと、ぶちキングぐらいだぜ?」

俺たちはモンスターですか。モンスターマスターがいないんですが。
それにしても、なんとも微妙な地位だ。すぐに配合素材にしてやりたい所。
しかし、これ以上面倒くさいやつを増やすのは嫌だな・・・。

「ん?待てよ。」
KDM「何か思いついたのか?」
「いいだろう、連れて行ってやる。」
静岡「マジか!」
KDM「マジか!?」
「眼鏡より役に立ちそうだから、眼鏡の台詞を減らして養ってやる。」
静岡「イエスッ!」
KDM「ちょ!」

『静岡が仲間になった!』  続く

17アルテイル:2009/01/29(木) 16:08:12 HOST:softbank218139243063.bbtec.net
ふちゃみ 最強伝説
第十五話 「ランランルーって何なんだ?←知るか」

「正直お前を仲間にしたのはいいけどこの後何処行けばいいのよ?」
シ(略「つーか、お前らは何がしたいの?」
KDM「伝説になりたいんだとよ」
シ(略「だs・・・
バキッグシャッゴシカアン!

直後、静岡がぼろ雑巾のようにふちゃみにボコボコにされた。

「余計な口は叩くなや」
シ(略「すんません・・・というとでも思ったかぁ!!反省しない女!それが俺!静岡!!」
KDM「嫌、お前は男だろう」


=========そんなこんな歩いていたら=========


「何だここは?」
シ(略「見りゃ分かるだろ。バック屋だろ」
KDM(・・・あれ?ここ異次元じゃなかったっけ?・・・まぁいいか」

ガチャッ

入ってみてふちゃみがみた人物とは!?  続く

18アルテイル:2009/01/29(木) 16:55:10 HOST:softbank218139243063.bbtec.net
ふちゃみ 最強伝説
第十六話「孤高・・・それは漢の印(何」

その時ふちゃみが見たものとは!?

棒人間でした。この説明ではわかりにくい人もいるかもしれないが確かに俺たちの前には棒人間がいたのだ。

正直つっこむ気もないのであえてヌルーで行こう。

?「ちょっと待ちな!」
「ああ・・・ウゼエエエエエエエエエエエ!」

?「ちょっウザイとか言うなよ!泣くぞ!」
「帰るかー」
KDM「何処に?」
「羽虫の分際で俺に逆らうなや。ひき肉にするぞ?」
シ(略「まぁ確かに、棒人間と話したくはないな」
?「ちょっと!そこのひそひそ話メチャクチャ聞こえてるぞ!(泣)」
KDM「だって・・・」
シ(略「なぁ?」
「そうだな」
?「ちょお待てや。さっきから何いっとんじゃおのれらは!大体、俺には『ナップ』という素晴らしい名前がある!棒人間などと下等生物と一緒にしないでもらおう!」

「・・・ようは棒人間じゃねーか」
KDM「だな」
シ(略「ところでお前ウンコでるの?」

ナップ「ああ!元も子もないことを!!」
「あっ!そうだ!お前ここら辺で有名なやつ知ってるか?」
ナップ「有名なやつ・・・?目の前にいるじゃないか!」
「つまり何も知らないって事か」
ナップ「何事もなくすすんだっ!!超ショック!」

==シリアス?シーン突入==

ナップ「まぁ俺も全く知らない訳じゃない。教えてやってもいいが条件がある!」
「まさか仲間になりたいとか言うなよ。こいつらみたいに」
ナップ「そんな、変態共と一緒にすんな!!」
変態共「・・・」

ナップ「俺に勝てたらいいだろう。当然一対一だぞ!」
「分かった。三対一な!」
ナップ「俺の話聞いてた!?」
「大丈夫、大丈夫。こいつら数に入らないから」

変態共「そいつは聞き捨てならねえな!」
ハモった声『俺がこんな変態に遅れをとるわけねーだろ!!』

「お前らどっちもどっちだよ」
変態共「・・・」
ナップ「で?誰が来るの?」
暫く喋らなかった静岡「俺が行こう。ここで俺の世界中の読者に俺の強さを見せつける時が来たようだな」

KDM「絶対そんないないって」
ナップ「さぁ来い!」
シ(略「何故さっき俺の質問をシカトしたぁぁぁぁぁ!!!!」
ナップ「え!?今頃!?」  続く

19シュウ:2009/01/29(木) 23:35:09 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十7話「新たなる刺客」

シ「さぁて、どう料理してやろうか・・・」

ナ「ふふふ・・・強がっていられるのも今のうちだZE★」

(何をほざいているんだこいつは・・・)

kdm「どうせはったりだ!やっちまえ!」(そのままやられちまえ

ナ「かもーん!緑の悪魔!!」

一同「なっ・・・・・なんだてぇぇえええええ!!」

緑「ふふふ・・・わたしがっ!」

・・・・・・・・・・・・・・

今の一瞬、なんとKDMが緑に突撃したwww

KDM「お命チョウダイ!」

ナ「や・・・やめええええぃ!」

シ(いまだ!N2爆弾を・・・・

んsっヴェすイヴ栄bvbvjkんjkんdxvgbぞいgwyrgdhjgv

そして、今の現状はバック屋が壊滅状態にある・・・

KDMも緑とナ と逝っちゃったしな・・・

残ったのは俺たちだけか・・・・

そして振り返る俺 仲間がいなくなったことに微妙に寂しさを感じつつも

KDM「やぁ、ボクは静岡、フリーのカメラマンさ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

(なんでこいつが!!!!

続く

20kuzu★:2009/01/30(金) 21:38:39 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十八話 「お前の目は もう・・・」

「・・一体何があったのか、説明しろよ・・・。」
静岡「ふふん。俺のビビって逃げたと思ったぜ。」

ふちゃみは、何かを思い切り上に蹴飛ばした。オウ、ミステイク。b

KDM「つまり、説明するとこういう事だな。俺g(」
「やっぱいいわ、長くなりそう。」
ナップ「そぅだな。」

・・・・・

一同「Σ( ̄Д ̄;)生きてた―――!!」

「死んでなかったのか・・・。」
ナップ「静岡と闘うまで死んでやらん!」
静岡「ホモやんけ。」

ドォォォォォン!!  ^^

「さて、それでは始めてもらうとするか・・・。」
(KDM「な・・何故俺が殴られなければいかんのだ・・・。グフッ」)
静岡「さぁて、覚悟しろよ・・・。
   このムシヤロウ!!」
ナップ「ひょ?」
静岡「うぉぉぉおお!!」

静岡が、ナップに弾丸のように突っ込んでいった。

静岡「たかが、漫画の世界の某人間ごときが、人間様相手にどこまでやれるか見せてもらおうじゃないのぉ!?」
「お前、人間だったんだ。」
ナップ「馬鹿めっ、隙ありぃ!」

ナップは、言葉を発しながら手に黒い物を作っていた。

「あ、あれはまさかぁ!」
KDM「泥団子!」
「ウンコだろ。」

黒い物に、自然と全ての物が引き込まれるような・・・。
まさか・・あれはブラックホール!!(通称、イタスな穴

(「さすがにこれはやばい!!」)
「い、いかんっ!避けろ、静岡ー!」

いつも、冷徹で非常識な残虐馬鹿のふちゃみが、いつになく真剣だったのが静岡にもわかった。
しかし、一対一で勝負を挑み、突っ込んでいったのが運のつきだった。

静岡「・・・・・!!」

何も言う暇もなく、静岡はイタスな穴に吸い込まれていった。
一体、静岡はどうなってしまったのであろうか・・・

うほっ、いつになくシリアスな展開来たw  続く

21kuzu★:2009/01/30(金) 23:09:51 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第十九話 「早く人間になりたい」

ゴゴゴゴゴッ・・・・!!!

KDM「静岡のやつ・・・どうしちまったんだ・・・!?」
「・・くっ・・・!」
ナップ「奴は死んださ。俺が殺してやったんだ・・・。
    そう、この俺がなぁ!!」
KDM「何だと・・・。」
ナップ「聞こえなかったか?ならもう一度言ってやるよ。
    俺が殺したんだぁぁぁ!!!」
KDM「きっ・・さま―――!!!」
「やめろ、眼鏡!奴の強さがわからないのか!?」

ふちゃみの言葉を無視して、ナップに飛び込むKDM。
しかし、

ドガァッ! KDM「うぐあぁ!」
ナップ「お前ごとき、俺の足下にも及ばねーぜ。」
KDM「くっ・・・。」
「おい、眼鏡。こっちに来い。」

ふちゃみは、KDMを自分の所に呼んだ。

     ====小声話====
KDM「一体何だってんだよっ!」
「まぁ落ち着け、たしかに奴は殺してやりたいが、お前ではおそらく勝てんだろう。」
KDM「じゃあ引けというのかっ!
   男だろっ!」
「熱くなんなよ、松岡修造かお前は。
 だから落ち着けって。たしかに奴は俺もぶっ殺してやりたい所だが・・・。」

この先は、え(略じゃなくても惚れちまうほどの大作戦だから、18歳未満はお断りだZE★

「というのは嘘で、
 正直、頭が悪いお前じゃ作戦を思いつかないからな。
 知恵を貸してやる。」
KDM「・・・・・。(頭が悪いのはお前だろ・・・。)」
「つまりだ、逃げようじゃないか。」
KDM「はぁっ!?」
「マジぃ!?」
KDM「引けってことじゃねーかっ!」
「考えてみろ、静岡なんてこの間 >>16 仲間になったばっかりだ。
 義理も人情もあったもんじゃない。そうだろう?あいつが勝手に仲間になりたいと言ってきただけだ。」

もっとも、てめぇのせいでそうなったんだがな、糞眼鏡。

(KDM「薄情な奴だな・・・。だが、」)
KDM「全くその通りだ!」
「よし、満場一致だ。行くぞ。」

     ====小声話終了====

ナップ「待たせたな!」
「逆ですが。」
ナップ「伝説になるのはこの私だぁー!!」
KDM「怨みはらずからナぁー!!!!では!」
ナップ「何!!」
「ははははっはっはー もうおいつけまい!」
ナップ「でじゃぶー!?m9(^Д^;)」

距離が、だいぶはなれ始めた頃、

ナップ「うぉぉぉぉお、待てぇー!」
KDM「あいつ、まだ追ってきやがるぜ?
   どうしやすか?」
「追い払え。」
KDM「了解しやしたっ!」

KDMは、後ろを振り返った。

KDM「へへっ、悪く思うなよ?隊長の命令だからな。」
ナップ「?」

ドンッ KDMの手からまたもや光のロケットが放たれた。

ナップ「ぶるぅあぁぁ!!
    きさまらぁ、覚えとけよぉー!!」

ナップは、遥か彼方へ吹き飛ばされていった。

「やっとまいたか・・・。」
KDM「静岡の奴、死んじまったのかなぁ・・・。」
「まぁ、あんな奴の事なんてどうでもいいがな。」
静岡「そぅだな。」

・・・・・・・。

ふ(略&KDM「Σ( ̄Д ̄;)生きてた―――!!」  続く

22kuzu★:2009/01/31(土) 00:17:31 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十話 「お前ら皆、腐ったみかんの詰め合わせだ」

廃墟とかしたバッグ屋を後にし、ふちゃみ達は次の町へと進んでいた。
なんだか、ポケ○ンかDQにますます近くなってきたな・・・。

静岡「・・・・・。」
「まだすねてんのかよ、静岡。」
KDM「生きてたんだからいいじゃないか。」
静岡「うるさぃっ!並べ!団体行動を乱すなぁ!
   男子、女子、男子、女子でこーごにならb(C=(^^)ゴッ」
「お前が黙れ。」
静岡「いってぇ・・・。大体、お前らが俺を見捨てたんじゃねーか!」
KDM「お前なら無事だと信じてたZE☆」
静岡「・・・・・。」

話しながら歩いていると、今度は村が見えてきた。

KDM「さすがに町ばかりでは飽きるからな。」

しかし、なにやら煙がもくもくと炊きあがっている。

「なんだ、火事か?」
KDM「ヌルーでいくか?」
静岡「たき火かなんかだろ。」

ゆっくりと村に入ってみると、そこには奴がいた。

「お ま え か よ w w w」
KDM「八話ほど昔に死んだと思っていたが・・・。 >>13
ドラエモN「馬鹿め、人間はそんな簡単に死なないんだよ。」

生きていたのか・・弱いくせに・・・。って、ん??

「静岡、お前確か・・・。」
ド(略「シズオカ?」
静岡「ん?」
     ―――――っつ―――――
静岡「隙ありぃっ!」
ドゴッ
ド(「――っ!?」
KDM「チェストォー!!」
KDMは、青髭のボディにおもいっくそボディーブローを決め、そのまま上に放り投げた。
ド(略「わあああ――――っ!
    なっ、何を・・・!
    KDM、KDM――――ッ!!!」
KDM「動けないサイ野人など必要ない!!」

KDMの体から、光が現れ始めた。

KDM「死ね!!!」
(静岡「なっ、なんて気だ・・・!!!」)
ビッ  KDMの体から発せられた光が、ド(略に向かって飛んでいった。
ド(略「KD・・・!!!」

カッ  ドズゥ・・・ン!!

ヒュゥゥン・・・  ド(略「ばいばいきーん・・・。」
ド(略は、またもやどこかへ飛ばされていった。

KDM「ん〜?まちがったかな〜?」
「・・本気出さなかったのか・・・?」
静岡「本気出さなくても、簡単にやれるはずだが・・・。」
KDM「なるほど。
   とんでもねぇタフさなのは流石だな。」
「・・・・・。」
?「やぁ、君達。助けてくれてありがとう!」
「え?」
KDM「何?」
静岡「あれ?」

どこかで見たような・・・。

?「あれ?君達、どこかで会ったかい?」
「お前知ってるか?」
KDM「覚えがあるような・・・。お前は?」
静岡「うーん、形だけは覚えがなくもない気が・・・。」
?「いやぁ〜、さっきの男に食べ物と間違えられてね。
  今、火で炙られてて死ぬかと思ったよぉ〜。
  体が少々焼けてしまってね、黒いのが目立っているかい?」

あぶる・・・??焼く・・・・・???

?「いつもは追う側なのに、今回ばかしは逃げるがわになってしまって、必死だったよ。」
KDM「少々どころか、全身焦げて真っ黒ですが。」
静岡「払って上げますよ。」

馬鹿。余計なまねを!

?「いやぁ、どうもありがとう!親切だねぇ、君達は・・・。」
KDM「いえいえ、そんなこと・・・?」

全身の焦げを払うと、頭は緑、体は白、ヘアースタイルは黄色の斑点の不気味な生命体が姿を現した。

?「そういえば、自己紹介がまだだったね。私は『緑の悪魔』と呼ばれているんだが・・・。
  いやぁ実はねぇ、目も焦げのせいでよく見えなくなっていたんだが、君達のおかげで・・・。」
一同「・・・・・。」
緑「・・・・・。」

全員『Σ( ̄Д ̄;)お前、生きてたのかーーー!!!』  続く

23kuzu★:2009/01/31(土) 13:27:51 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十一話 「奴が来る・・・!」

こいつも死んだと思っていたが・・・。
どいつもこいつもしつこい奴らだ。

緑「ふふふ、貴様らぁ。あのときはよくもやってくれたな?」
KDM「すげぇ、得体の知れないオーラが見える!」
静岡「まさか・・伝説の超サイ野人・・・!!」
「ビビるな、ハッタリに過ぎん!」

なんて奴だ・・嵐を呼び起こしやがった・・・。

緑「終わりだ、クコ、コ、カロット!」
「誰だよ。って噛んでんじゃねーよ。」

すさまじい早さでキノコが飛んできた。奴が・・・来る!

「眼鏡、静岡、俺を守れ!」
KDM「ちょ、おま!」
静岡「鬼畜っ!」
緑「無駄だぁ!全てをのろい殺してやる。
  画面を越えて呪ってやるぞぉ!」
「サダ子かお前はっ。」
緑「くらえ1スッパマンキノコトーストカミカゼアターック!」
KDM「スーパーゴース○カミカゼアタックね・・・。」
静岡「避けろぉぉ!」

静岡が叫んだ瞬間、ふちゃみと静岡は眼鏡の服をつかみ、盾にした。

KDM「ちょぉ!お前らぁぁ!!」
「ATフィールド、全開!」
静岡「いっけぇぇぇ!」
緑「おーけぇ!全力で行くぜ。」
KDM「来ないでぇぇ!」

ドウ――ン!!  パラパラ・・・  爆音とともに、メガネの破片が散らばった。

「危ない所だったぜ。」
静岡「ぬ?まさか・・・。」
「どうした、静岡?」
静岡「奴の攻撃を避ける方法がわかったかもしれん!」
「何!?」

天の声(KDM「もっと早く気づけよ・・・。」)

緑「きええぇぇ!」
「来るぞ、どうするっ。」
静岡「しゃがめぇ!」

サッ  !!?

「・・・。」
静岡「・・・っ!」
緑「な・・・、
  何だとぉ――!」
静岡「イエスッ!」
「おお、こんな単純に避けれるとは。」

こいつを仲間にして正解だったかもしれん。眼鏡より役に立つ。

「で、ここからどうするんだ?」
静岡「え?何?」
「・・・・・・・。」

キノコの奴は、俺達の頭上をぐるぐる回っている。

     =======数十分後=======

「・・く、ふぇ・・・?」
静岡「あれ・・?俺ら寝てたのか。」
緑「お〜い・・・。」

ん?     げっ!

「お前まだ回ってたのかwww」
静岡「しつこいと、女に嫌われるぜ。」

何、それは本当か!?

緑「そう言われても、任天d(ryに言ってくれ。こうプログラムされてるんだ。」
「お前、どこ産のキノコ!!?」

しかたない、なら。

「おーい、眼鏡。」
KDM「何?」
静岡「居たんだ・・・。」

眼鏡が現れた瞬間、キノコは標的を変えた。

KDM「え・・・・・?」
チンポロリン♪  イ“エアァァァ!

奇妙な効果音が鳴ったとともに、誰かの死体ができあがった。

「戦いとは、常に非常で悲しい結末を産むものだ・・・。」
静岡「・・・・・。」

次号、KDMの活躍に期待!!(何  続く

24kuzu★:2009/01/31(土) 14:06:56 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十二話 「私が死んでも、代わりはいるもの」

キノコを倒した後、ふちゃみ達は村の中を見回っていた。

ああもう・・・。この世界には、ストーカーやらキノコやら、変なのが多いな。
最近思い始めたが、この世界で伝説になって意味があるのか?

ふちゃみは、まるでホームシックのようにえ(略のことを思い出していた。

「おい眼鏡、聞きたい事があるんだが。」
KDM「ん?何だ、突然。」
「俺には、伝説になるという目標があるのは、お前達も知ってるだろうが・・・。」
静岡「・・ぷ、ぶふふっ。伝説とか・・・くふひひww」

3秒後、目の前に肉片が転がっていたのは言うまでもない。

「ここで過ぎた時間は、元の世界と共通しているのか?」
KDM「ううむ、悪いな。よくわからない。」
「なら、ここの世界のパラメータは、元の世界でも共通になっているのか?」
KDM「さぁ、それもよくわからんな。」
「ちっ、使えん糞眼鏡が。」
KDM「・・・・・。」

そういえば、DQでは村人達から情報収集をしていたっけ。
考えてみると、何も知らない俺たちも真似してみたほうがいいんじゃないか?
っと、言う訳で。

「お前ら、一旦別れて情報収集だ。」
KDM「情報収集?」
肉片「・・・。」
「そうだ。よく考えたら、俺たちはこの世界の事をよくわかってないじゃないか。
 眼鏡、大体ここに連れてきたお前が、この世界の事を知らないとはどういう事だ。
 つくづく使えない奴だ、お前は。」
KDM「(そんな長ったらしく説教しなくても分かってるっつーの・・・。)」
「文句があるのか?貴様。」
KDM「いえ、ありません。(キッパリ」
肉片「・・・。」
KDM「あ、そうだ。
   情報収集なら、この世界の住人の静岡に聞けば、いいんじゃないですか?(敬語?」
「ああ、そうか。
 おい、静岡。お前この世界の事について知ってる事教えろ。」
肉片「・・・。」
「『返事が無い。ただの屍のようだ。』」
KDM「・・・・・。」
「まぁそう言う事だ。行ってこい、お前ら。
 待ち合わせは、こっち松のぉ!クリスマツッ!」
KDM「ふぅ・・・。りょーかーい。」
肉片「・・・。」

情報収集のため、散っていたふちゃみ達だが、この先どうなるのであろうか・・・。  続く

25kuzu★:2009/02/01(日) 22:08:50 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十三話 「お前ら、どこの田舎もんだべさ?」

     =====ふちゃみ=====
さぁて、まずはどんなふうに聞いたらいいか・・・。

「あの〜、すみません。」
村人A「どうかしましたか?」
「この世界の名前はなんというのですか?」
村人A「・・・ぶっ!!!」

村人は、ふちゃみの言葉を聞いた瞬間、ゲラゲラ笑い始めた。

村人A「ぶわっはっはっはwww何言ってんだ?あんた。」
「・・・ですよね、アハ、アハハハ。」

ふちゃみは馬鹿である。馬鹿であるがために、この程度の言葉しか見つからなかったのだが・・・。
さすがのふちゃみも、わかっていながら少しムッと来るのであった。

(「俺の質問は、たしかに馬鹿だったかもしれないけど、そんなに笑う事無いだろ・・・。」)
「あの、その・・・。それで、ここの世界は本当になんていうのかわかります?」
村人A「ええ!あんた本当に知らないの!?こいつぁたまげた、ぶははははははwwwww」
「・・・・・。」

ふちゃみは、大爆笑する村人を尻目に後を去った。心にこう思いつつ・・・。
『次に笑った奴、女・子供問わずに殺してやる!!』
     =====KDM=====
KDMは、グチをこぼしながら一人で歩いていた。

KDM「あ〜、かったり〜・・・。情報収集なんて馬鹿げた事、ゲームの世界だけにしてくれっての。
   この世の中、そんな事してたら世間様の笑い者だぜ。」

KDMの方が、頭の方はいいのかもしれない。

KDM「まっ、少しぐらいならここのことも知ってるしな。適当に嘘付けばなんとかなるだろ。」
?「お前、それでも男かぁっ!
  熱くなれよぉ!!」
村人・男「ひぃ〜っ!!」
KDM「な・・なんだ、あいつは!」
     =====肉へ・・・静岡=====
静岡「畜生、前回はひどい目にあったな。
   結局台詞が少なかったし・・・。」

前回、たしか死んだと思われていたが・・・。
おそらく、不老不死以上と同等の力を持つ、「非現実」でも利用したのだろう。

静岡「そういや、ふちゃみの奴は情報収集しろと言っていたな。
   何でこの世界の住人の俺がそんなことするんだ??
   まぁいい、あそこに村人がいるようだから、話しかけて見るか。」

たしかに、この世界に住んでいるのだから、情報収集など必要ない。
それでも、グチをたたいて仕事をしない眼鏡よりは使えるようだ。やるなお前w
それにしても、肉片状態でも話を聞き逃す事も無く、仕事に励むお前・・・。最高だZE★
     =====再びふちゃみ=====
さっきの教訓を忘れずに、村人に話しかけるふちゃみ。
しかし、何故か村人達に避けられている。

何故だ・・・。何故皆は俺に距離を置くんだ!仲間だろっ!

この馬鹿さに気づき呆れているのか・・・。
否、おそらくふちゃみの怒りがあらわにされた顔が、読者には伝わらないが衝撃的なのだろう。

許さん、許さんぞぉ!次に生物を見かけたら、アメーバだろうが何だろうが、ちびるまで尋問してやる。

その顔は、まさに地獄の閻魔様もビビるほどだった。
と、目の前に女性が歩いている。

「お前に、きめたぁ!!」

その瞬間、ふちゃみはミサイルのごとく女に突っ込んだ。

女「え?ぎゃあぁぁぁ!!!」
「ポケモソ、GET DA ZE★」
女「闇サトシ!!?」

ふちゃみは、女の袖を強く握りながら話し始めた。

「女あぁ!!貴様に色々と聞きたい事があるぅ。」
女「な、なんです・・・ぶっ。」
「ギロッ」

女は、ふちゃみの顔を見て笑いかけた。が、すぐさま笑いを必死にこらえた。
ふちゃみは、ストレスが溜まっていたのか、殺気で満ちている。

(女『笑ったら、殺されるっ!!』)

女の脳裏に、その考えがよぎったのだ。

「女あぁぁ、質問の前に頼みがあるぅぅ!」
女「な、な、何ですかぁ・・・。」
「飯を喰わせてくれ・・・。」
女「へ・・・??」

泣きべそをかいていた女も、唖然としてしまった。
考えてみれば、ふちゃみ達はずっと飲まずくわずである。
(そんなシーン、めんどくせーからってことで省いてたのではありません。)
通常なら、もう飢え死にしている所だが、
「思い出せよっ!あの高い富士山と『非現実』を!!」

ふちゃみは、女の家へ向かった・・・  続く

26kuzu★:2009/02/02(月) 23:15:57 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十四話 「やっぱテニスって奥が深い」

     =====KDM=====

(KDM「あ・・あいつは一体・・・。」)

KDMが見た物は、やけに熱い男が、村人に必死に何か言っている所だった。

?「お前っ、そんなんで諦めていいのかよっ!」
村人B「な、何なんだよぉ〜!」
?「お米食べろよっ!!」
村人B「そっちですか!?」
KDM「・・・・・。」

KDMが、熱い男と村人のやり取りを見て呆れていると、熱い男がこっちに気づいた。

?「何だお前は。さっきから何見てやがる!」
KDM「うわ、こっちに気づいたよ。くんなよ、帰れよ。」
?「俺は『松岡修太郎』って名前だ。以後よろしく!」
KDM「よろしくじゃねーだろ!何!?何でいきなり名前教えてくんの??」
村人B「ひ、びやぁあぁぁああぁ!」
松「あ、待てよ、おいっ。」
KDM「逃げた・・・。」

KDMは、この熱い男の前から、一刻も早く立ち去りたかった。
ふちゃみとの出会いのせいで、人間不信になっていたせいもある。

KDM「・・で、あんた何やってたんだよ。」
松「テニヌのすばらしさをあいつに教えてやろうとしていたんだ。」
KDM「て、テニヌ?」
松「あいつ、男のくせにテニヌも知らず、興味まで持たねんだ。
  もっと熱くなれよっ!。」
KDM「・・・。(俺にいわれてもねぇ・・・。)
   そうか・・・。じゃあな。」
松「ちょっと待て、おいっ!」
KDM「―っ(来やがったよ・・・っ!!)」
松「お前、男だろっ。テニヌやれ。」

(KDM「強制ですか・・・。」)

KDM「やるうぇけねーだろ。お前と違って、俺は忙しいんだよ。テニヌって何だよ。」
松「何っ!!貴様、テニヌを馬鹿にするなよ!」
KDM「うるせーんだよ、お前は。さらにしつこい!
   ニコ動のネタにされそうな顔しやがって。誰かに似てるぞゴルァ。」
松「しつこい?味がしつこい物は嫌いだ。」
KDM「ウゼーなお前!!理解しろよっ!
   『食いしん坊万歳』か、お前は!!」
松「お前は何故テニヌをする前に諦めるんだ。本気、本気で来いよ!」
KDM「俺は今、旅の途中なんだよ。そんなもんやってる暇ねーんだよ。」
松「君達の目指している所、それは旅じゃない、世界なんだよ!それも世界の頂点だよ!!」
KDM「うるせーよ!!何なんだ、お前は!!!
   修造みたいなこと言いやがって、世界なんて次元がちげーんだよぉぉ!!!」

KDMがかちきれている。それほどまでにしつこい人間と話している事を、理解いただきたい。

松「なら、テニヌで白黒付けようじゃないか。いいな?」
KDM「いやいや意味分かんないですから。勝手に決めんなよ・・・。
   そもそもテニヌって何よ?『Aを狙え!』ってか?」
松「沢口靖子さんを馬鹿にするなっ!東宝の看板女優を二流のテニヌ選手に渡すわけにはいかん」
KDM「いや、知りませんけど。何、テニヌ選手って。テニヌってスポーツなんですか??」

(KDM「ったくよぉ、何なんだこいつは・・・。
    ゴジラがプリントされたピンクのトレーナーなんか着やがって、見てるこっちまで恥ずかしいわ。」)

このやり取りは、一時間にも及んだそうな・・・  続く

27アルテイル:2009/02/03(火) 17:54:28 HOST:softbank218139243063.bbtec.net
ふちゃみ 最強伝説 
第二十五話「シジミがトゥルル」

=====肉へ・・・静岡=====

し「とりあえず突っ立ってても意味がないのであそこにいるじじい・・・もとい、村人に話を聞くことにしよう。」
とりあえず静岡(肉片は回復した)は村人にターゲットを定めた。
し「おい、あんた・・・」
じじい「ヒイイイイイイイイイイ!!!!」
老人はものすごい勢いで静岡から逃げていった。
し「あれれー。僕嫌われちゃったーー?」
静岡は殺意の波動を、押さえつつも冷静に喋った。まあこれじゃただの独り言を言う危ない人のなだが。

     =====暫くして=====

し「村人、全員逃げてんじゃねーか!!どういう事だっつーの!!」
それもそのはず、静岡はまだ女装をしていたのである。常人なら逃げないはずが無い。
し「何がおかしいんだ・・・?やっぱりかけ声は「こんにチワワ」から「コーンフレーク」に変えた方がいいかな・・・?」
ただ、等の本人がそれに全く気づかない事が一番の問題なのだが!

し「あとでふちゃみ達に聞いてみるか」


     =====KDM=====

ま「頑張れ頑張れ出来る出来る!絶対出来る!頑張れ頑張れもっとやれるって!やれる!気持ちの問題だ!頑張れ頑張れそこだ!そこだ諦めるな!積極的にポジティブに頑張る頑張る!北京だって頑張ってんだから!!」

KDM「う・・・うるせーーーー!!!!」   続く

28kuzu★:2009/02/03(火) 19:50:56 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十六話 「豆まき?そんなの知らねぇな」

     =====ふちゃみ=====

無理な頼みから、飯を喰わせてもらう事になったふちゃみ。しかし、女はふちゃみに警戒している。
まぁ、当然の事ではある。おぞましい顔で、殺気ムンムンな男に隙など見せれば、いつ殺されるか分からない。

(女「早く、何とかしないと・・・。」)
「おい、飯はまだか。それとも、お前が俺の飯か。」
女「いいえ、ケフィアです。」

混乱のあまり、思考が空回りしているのだろうか。
と、ここで女の家に着いた。

「これが飯か。あまりうまそうじゃないな。」
女「魔神ぶ○じゃああるまいに・・・。家ですよ、食べられませんっ。」
「ギロッ  なら、早く飯を喰わせろ。」
女「は・・はいぃっ!」

中に入ると・・・、いや、あえて言わないでおこう。人にはプライバシーがある。
そんなことも気にせず、ふちゃみは32秒で食事を済ませた。世界新記録!

「ぷは――!!食った食った。味はともかく腹はふくれたぞ!」
女「・・・・・。」
「さーて、飯の後は新聞でも読むか・・・。」

完全に亭主気分である。
(女「だめだ、こいつ・・・。早くなんとかしないと・・・!!」)

女「あのぉ〜。」
「ん、押し売りならお断りだよ。」
女「意味分かりません。早く出て行ってもらえませんでしょうか・・・?」
「あ〜、うん。そうだな。」

しかし、ふちゃみは最悪な性格である。気に食わない事があれば、憂さ晴らしをするのだ。
そう、女の家を出る前に縄につないだダイナマイトを隠したのである。

「にひひひひ・・・。これだけのダイナマイトを使えば、いくら女でも木っ端微塵だぞ!
 なにしろ、戦車までふっとばしてしまえるほどの破壊力なのだ!
 この縄型リモコンスイッチを一押しすれば『ジ エ――ンド!!』世界を救ったのはこの私になる!」

はっきり言っておこう。ふちゃみは、極悪非道だ。そして・・・、
『何を言ってるんだ、この男は!!』

女「やっと帰ってくれたわ。まだ、生きた心地がしないわね・・・。」
「へへへ、笑ってられるのも今のうちだZE★俺様への侮辱、けして許しはせんぞ!」

カチッ  ふちゃみは、だいぶ離れた所から縄型リモコンスイッチを一押しした。

ジジジジ・・・  女「何?この音は・・・。」

ドガ――――――――ン!!!!!  導火線の火らしきものが、ダイナマイトに引火したようだ。

「イエイ!!!ジ エ―――――――――ンド!!」
村人C「何だ!何があったんだ!?」
村人D「人家で、爆発があったらしいぞ!」
「ええ!?マジで?物騒な世の中だなぁ〜。テロじゃねーの?」
村人D「あんた、何か知ってるかい?」
「いやぁ、全然。今来たばっかり。」
村人C「そうか・・・。それにしても、本当にテロだったら、怖いなぁ。」
「おいお前、この村の一番えらい奴知ってるか?」
村人C「え、村長の事か?村長なら、あの一本松の目の前に家がある。」
「そうか、助かったZE★こいつぁプレゼントだ。」

ふちゃみは、二人の村人に、雷のようにバチバチと音を発している刃の形をした物を投げた。
何かが切り裂かれ、爆発したような音が聞こえる。テロじゃね?

「さて、向かうは村長とか言う老いぼれの所だ。」

ふちゃみは、赤い水たまりをまたぎ、村長の家へ向かった。  続く

29kuzu★:2009/02/04(水) 16:52:19 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十七話 「これぞ死合」

     =====KDM=====

やけに熱い男、松岡周太郎と出会ったKDM。
結局、情報を聞き出すため、テニヌで試合をする事になった。

松「ルールは教えてやったからな。1セットマッチだ!」
KDM「うるせーな、わかっったよ。(あー、めんどくせ・・・。)」

 ・補足、テニヌとは・
『「テニ○プレイヤーが空を飛んだり、発光したり、まるで超人か超能力者のように描かれている」
と「テニ○の王子様」に全日本テニ○振興会が「テニ○」の呼称差し止め処分を東○地裁に申し立てた。
その際、代理人の弁護士が「今後、原作の漫画についても、
『テニヌ』『超テニ○』など呼称を改めるよう対応を求めていきたい」と話した。』
という冗談が由来。その由来のためか、テニ○の王子様を指したり、
その作品中の色々な意味でのクオリティの高さを指したりもする。

 ・『はてなキーワード』より、抜粋・

松「いくぞ!てぬんっ!!」
KDM「てぬん!?」

松(略が打った球は、KDMのコートにワンバウンドした。

KDM「何だ、普通の球じゃねーか・・・・・!!?」

KDMが、球を打とうとした瞬間、突如球が消えてしまった。

KDM「何・・だと・・・!」
松「ふはははっ!どうだ、これが『神隠し』だ!球はお前の左に転がっているぞ。」
KDM「漫画の技を取りやがって、プライドねーのかよ!」
松「これはテニヌだ。お前こそ、人の事言えんだろ。」
KDM「・・・・・。」

(KDM「野郎、なめやがって。だったらこっちもお見舞いしてやるぜ。」)

松「おるらぁ、もう一本行くぞ。シジミトゥルル!」
KDM「おらっ、打ち返してやる!」
松「頑張れ頑張れ本気だ本気!頑張れやれば出来る!本気で頑張れ!!」
KDM「うざいよお前。」

KDMの打った球は、一直線に松(略のコートに飛んでいった。

松「馬鹿ME!ちょこざいわぁ!」
サッ  ボンッッ!!  !?
松「うをぉぉ!!?」
KDM「ドナドナ〜♪」

松(略が、球を打とうとした瞬間、松(略の顔に向かって光の球がぶつかってきた。

松「アツゥイ!アツゥゥイ!!マツゥゥイ!」
KDM「プギャーwざまぁwww」
松「おい、お前っ、卑怯だぞっ!男なら正々堂々と(」
KDM「これはテニヌDA☆」
松「・・・・・・・。」

勝負はあっけなかった。光の球に怯えて、松(略はテニヌどころではなかったのであった。

松「そ、そんな・・・。俺がテニヌで負けるなんて・・・。」
KDM「『才気煥発の極み』の絶対予告は避けられんのだよ、残念賞。」
松「お前、そんなの使ってたか・・・?」
KDM「黙れ雑魚。敗者に口出しする権限などない。」

ちょっとだけ、ふちゃみの気分がわかったKDMだった。

KDM「さて、約束だったな、情報を教えてもらうぞ。」
松「そ、それなら村長に聞いた方がいい。俺はあまり詳しくはない・・・。」
KDM「ふん、本当に使えない奴だ。お前は、下半身露出で村の周りを百周してこい。」
松「ええ!そんな!!」
KDM「貴様は敗者だろ。それに、情報のひとつもない。
   これぐらいして、負けを償うのは当然の事だと思わんかね。」
松「そ、そんなこと・・・。」
KDM「いいんだよ?そんなに早死にしたいというのならね・・・。」
松「わかりました、やります、やりますから!」
KDM「なんだ、その返事は。殺されたいのか?」
松「す、すみません!ぜひ、ぜひやらせてくださいぃ!!」
KDM「そうだろう。以後気をつける事だ。
   俺は、遠くで見ていてやるからな。逃げられると思うなよ?」
松「・・・・・。」

この後、『ゴジラの写真がプリントされた、ピンクのトレーナーを着た露出狂』
が、噂になったのは言うまでもないだろう。

KDM「村長の家か、ちょうど待ち合わせ場所に近いようだな。行って見るか。」

この時、まだ村長は気づいていなかった。
『二つの恐ろしい影がせまっていることを。』  続く

30kuzu★:2009/02/05(木) 23:17:16 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十八話 「俺だよ、俺!」

ふちゃみは、情報収集を終らせるため、一刻も早く村長の家を目指していた。
数々の雑魚兵共を蹴散らしながら・・・。

ドガッ  雑魚A「ぐをっふ!」
「ふぅ、ウヨウヨ出てきやがるぜ、これじゃあ目的地に着く前に体力が保たねぇ。」
ズガァ  雑魚B「ぎゃっ!」

雑魚兵共=道を歩いている村人達。

村人E「止まれ。」
「ん?
 ほう、うすらでかいのが出てきたな。」
村人E「おかしな妖術を使うらしいな。おまけに銃も効かない・・・。
    そこで、この俺の登場になった訳だ。」
「無駄な事はやめて、わしの家来にならんか。靴ぐらい磨かせてやるぞ。」
村人E「ふざけやがって!おとなしく降参せんと後悔する事になるぞ!」
「降参?どうしてこのわしが降参せにゃいかんのだ。
 形勢が不利なのは貴様の方じゃないのか?」
村人E「この野郎!言わせておけば!!」
村人Eは、右手でおもいきりパンチをした。
パシッ  村人E「・・く・・・くくっ・・・・・!」
「ひょっとして、これがパンチだったのか?」
ふちゃみは、右手で村人Eのパンチを受け止め、左手の裏拳を放った。

バキッ  ダンッ  村人Eは、建物の壁に叩き付けられた。

村人E「お、おうっ・・・!」
「今、村長と名乗っている奴はどこか、教えてもらおう。」
村人E「だ・・誰が・・・教えるか・・・・・。」

ズボッ  ふちゃみの右手が、村人Eの左胸を貫通した。

「くくくっ。待っていろよ、村長とやら!」
KDM「あれ?ふちゃみじゃねーか。」
「おう、眼鏡か。情報収集は順調か?」
KDM「おう、今から村長のところへ向かう。」
「そうか、ちょうどいい。俺も村長の所へ行く途中だったのだ。」
KDM「ふーん、そうなのか・・・。
   で?何だ、お前が歩いてきた道中に転がっている死体の数は?」
「いやぁ何、ウジ虫共が殺してくれとせがむのでな、村長のとこへ向かうついでに殺してやってのだ。」
KDM「・・・・・。」

ふちゃみの殺し方はとても残酷な物で、左胸を貫通、首が無い、手足がもぎ取られている物など様々だ
体中の皮を剥ぎ取られて、激痛を味わいながら死んだような物まであった。

KDM「・・・。(こりゃあ、悪魔よりひどいな。まさに鬼畜・・・。)」
「何か言ったか?」
KDM「いいえ、何も。キッパリ」

幾多の人間を、無双のごとく殺しながら、村長の家へ着いた。

「そーんーちょー、あっそびーましょー。」
KDM「・・・・・。」

村長が、声に気付き外を見ると、血まみれの男とKもいDぶ眼鏡が立っていた。

(村長「な、何だあいつは!血まみれじゃないか・・・!!」)
「早く出てこい、かわいがってやるぞ。出てこないなら、こっちから行くけどいいか?」
KDM「今出てくれば、命だけは助けてやる。」
「勝手に決めるな、糞眼鏡。生かすも殺すも俺が決める。」
KDM「・・・・・。」
「まぁ、今出てくれば生かす事も考えてやらん事も無い。」

少し経って、家の中から、一人の死にかけの爺さんが出てきた。
ふちゃみが脅しただけで死んでしまいそうな・・・。これが・・・村・・長・・・。

「やっと出てきたか。さて、情報を聞き出すとしよう。」
KDM「何も、こんな死にかけた爺さんに聞かなくてもいいような・・・。」
村長「ここに来たのが、お前達の運のつきだ。」
「うんのつき?」
KDM「悪い、ノグソしたときケツを拭き忘れたZE☆」
村長「・・・・・。」
「きたねーな、寄るんじゃねぇ。」
村長「・・お前達は危険すぎる。世界を守るため、生かしてはおけん。」
「何言ってんだ、このジジイは。」
KDM「ボケたんだろ?」
静岡「アルツハイマーだ、許してやれ。」

・・・・・・・・・・。

ふちゃみ&KDM「いつの間に!!?」
村長「ほぉぉああぁぁぁ!!」
静岡「な、何だあれは!」
KDM「みるみる返信していく・・・。すごい早さだ、ありえん!」
静岡「メールじゃないぞ。」
「とてつもない戦闘力だ・・・。まさか、あれがフリーザ・・・!!」
村長「はぁ・・・!はぁ・・・!
   へ、へへ、気をつけろよ・・・。
   こうなってしまったら前ほど優しくはないぞ・・・。」
「お、お前、その姿は・・真坂!!」
村長「私はたった今、村長ではなく、一人の『老人』となった。
   くっくっく、ちなみに戦闘力にしたら100万以上は確実か・・・。」

まさか・・奴は確かに死んだはず・・・!!

ふちゃみも見覚えのある『老人』とは・・・?  続く

31kuzu★:2009/02/06(金) 17:00:41 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第二十九話 「きえええぇぇぇ」

まさか、そんなはずは無い、奴は確かに死んだはず・・・。

「お前、死んだんじゃなかったのか!?」
老人「ん?何を言ってるんだ、貴様は。」
「ほら、第三話で >>4 あの町にいた・・・。」
老人「何!!何故お前がそいつを知っているんだ!」
静岡「ふちゃみめ、さりげなくあくどい事してきたな。」
KDM「さりげなくどころかオープンだけどな。」
老人「まさか貴様、俺の兄貴を知っているのか!?」
「兄貴だったのかよwwあんなに弱いのに・・・。」
老人「闘ったのか!?俺の兄貴は、俺と違って体が弱い普通の人間なのに・・・!」
KDM「そういえば、さっき死んだって言ってたな。」
老人「そうか、兄貴の反応がなくなったのはスカウターの故障ではなかったのか。
   おのれ・・・!!許さん、許さんぞぉぉ!!!」

老人の体から発生していたオーラが、ますます大きくなった。

「おいおい、こいつぁヤッヴぇぞぉ〜!」
KDM「どうすんだよっ、お前のせいだぞ!」
静岡「へへっ、わくわくすっぞ!」

老人が、目にも止まらぬ早さで突っ込んできた。

老人「シャア!」
「っ!!」

ズゴォォォン!!!  ふちゃみの体が、ボールのように吹っ飛ばされた。

KDM「馬鹿な!ふちゃみがあんなに簡単に!!」
老人「次は、貴様らの番だ。」
静岡「やばい、来るっ!!」

老人が、突っ込んでくると同時に、静岡は眼鏡を盾にした。
老人の右腕が飛び出したと同時に、眼鏡の首が吹っ飛んだ。

静岡「俺の盾が!!」
老人「はぁっ!」
ズッドォォン!!!  静岡は、ふちゃみとは真逆の方向に吹っ飛ばされた。

「ぐ・・・。」
老人「ほう、生きているとは驚いたな。
   わたしの攻撃を食らえば、普通の人間は即死するというのに。」
「なんて奴だ・・・。この俺が一撃でここまでダメージを喰うとは・・・。」
老人「だが、次で終らしてやる。安心しろ、痛いのは一瞬だ。」
「へへ・・・残念だが、まだ俺の死亡フラグはたってねーんだYO★」
老人「何?」
「俺の本気を見せてやる、うおぉぉぉぉぉ!!」

ふちゃみの尻から、黄色いオーラが出てきている。

KDM「こ・・この俺が低俗な猿野郎のそ・・村長に殺されるとはな・・・。
   あ・・頭にくるぜ・・・。」
静岡「うう、ん?何だ、KDM、お前生きてたのか。」
KDM「俺を盾にしやがって、許さねーぞゴルアァッ!!」
静岡「テメーに言われちゃおしまいだ。」
KDM「ふちゃみの奴、様子が変だぞ!?」
静岡「黄色オーラが見える・・・。まさか、あれは!!」
KDM「オーラじゃなくて屁じゃねーの?」

ふちゃみの尻から出たオーラは、ふちゃみの髪の毛にまとわりつき、髪の毛の色が変化した。

老人「その髪の色・・まさか・・・!!!」
静岡「伝説の、スーパー・・・!」
KDM「ヘコキマン!!」
「待たせたな、本気でやろうか。」

ふちゃみの強さは、どれほど変わったのか・・・  続く

32kuzu★:2009/02/06(金) 17:57:11 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十話 「これぞ伝説!?超ふちゃみ人」

老人「やはり、間違いない・・・。これぞまさしく・・・。」
静岡「伝説の、スーパー・・・。」
KDM「ヘコキマンだろ・・・。」
「さぁて、やるんだろ?かかってこいよ。」
老人「ふぉっふぉっふぉ、随分と余裕じゃないか。わたしはまだ本気じゃないじゃぞ?」
「何だと?ジジイ、戯言も程々にしとけよ。」
静岡「たわごとじゃなくて、アルツだろ?」
KDM「・・・・・。」

ふちゃみが、老人に向かって攻撃を仕掛けた。
しかし、老人は簡単に攻撃を避け、ふちゃみにやり返す。
そんな激しい攻防が、5分ほど続いた。

「はぁ、はぁ、やるじゃねーの、ジジイ。」
老人「息が切れ始めてるな。残念だが、体力で老人に勝てんようでは攻撃を当てても無駄じゃな。」
KDM「おい、あの爺さん、前回と話し方変わってるぞ?」
静岡「年寄りの考えている事は、ヤングの俺では理解できん。」
KDM「古いな・・ヤングと来ましたか・・・。」
「まさか、さすがにこれほどまでとは思ってなかったぜ。」
老人「諦めて死ぬがいい。お前達が殺してきた人々の苦しみを味わえ。」
「残念ながら、そうはいかねーな。
 何人殺そうが、物を壊そうが、目の前の障害を破壊して来たに過ぎない。」
老人「反省していないのか・・・。お前の心は、鬼畜そのものだな。」
KDM「ほら、な!やっぱり鬼畜じゃん!!俺の思ってた通り!!」
静岡「うーむ、やはり鬼畜だったんだな。前々から気付いてたが。」
「お前ら、あとでドゥッコロス!!!」
老人「さて、そろそろ死ぬか?」

やべーな、今回ばかりは本当にやばい・・・!なんとかしねーと・・・。

老人「おい、そこの眼鏡達。お前らは反省してるなら助けてやってもよいぞ。」
KDM&静岡「何?」
老人「見た所、お前達もこいつにひどい目に遭わされてたんだろ?
   元は、純粋な人間達だったと見える。わしに誓って、悪い事をせんのなら命は取らん。」
静岡「ほーう、いい条件ジャマイカ。」
「何・・・!!」
老人「なら、もう悪い事はy(」
KDM「だが、」
静岡「断る。」

!!!

老人「何だと・・・?」
KDM「たしかに、ふちゃみには色々とされた・・・。
   だが、それでも俺達は、お前の言う事は聞かん。」
静岡「俺達は、好きで付いて行っているのだ。反省も何も、ハナからねーよ。」

くうぅ・・・。お前ら、泣かせてくれるじゃねーか・・・!!

KDMと静岡の判断は、誰の目から見ても不利である。
だが、後にこの判断が正しいとは、今ここにいるふちゃみ、老人とも気付くはずが無かったのである。

老人「そうか、ならお前達全員消えてなくなれぃ!!!」
「そうはいかねーZE★行くぞ!眼鏡、静岡!!」
KDM&静岡「おう!」

最後(?)の戦いが、今始まろうとしていた・・・。

次いでに、まだまだ終りません。勘違いしないように。  続く

33kuzu★:2009/02/06(金) 18:25:42 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十一話 「セルって知ってる?」

ふちゃみ達の一斉攻撃を、いとも簡単に避ける老人。
こいつ、本当に死にかけの爺さんかよ!!

KDM「なんてこったい!全て避けちまうとは・・・。」
静岡「誰だよ、ジジイじゃないパンチが俺に飛んできたぞ。」
「おい!よく見て狙えよ糞共!!俺に当たりかけただろ。」
老人「チームワークがまるでなっとらん。大口をたたくわりには、たいした事はないな・・・。」
KDM「ジジイ・・調子のりやがって・・・。」
静岡「あいつ、さっきから攻撃してこないで、余裕ぶっこいてやがるぞ。」
「なら、油断している今がチャンスか・・・。おいお前ら、チョッチ来い。」
老人「ん?何だ、作戦会議か?」

     =====小声話=====
KDM「作戦でもあるのか?」
「ああ、あるとも。大ありだ。」
静岡「一体、どんなすごい内容だ?」
「いいか、奴は油断している。だから、チャンスは今しかない。
 つまりこうだ。俺が奴に一言話しかける、それで・・・。」
KDM「その隙に、俺達で後ろから攻撃を仕掛けるのか?」
「いいや?俺が懐からチャカを取り出して、奴を撃つんだよ。」
KDM&静岡「・・・・・。」
「なぁに、奴とて人間だ。拳銃には勝てまい。」
     =====小声話終了=====
老人「作戦会議は終了か?」
「ああ、これだけで十分だと思ったからな。」
老人「ほう、自信があるようだな。」
「まぁな。とりあえず、お前に死んでもらいたい訳よ。」

そう言うと、ふちゃみは懐からチャカ(拳銃)を取り出して、すばやく老人に銃口を向けた。

老人「!」
「とりあえず、死ねやw」

パンッ  火薬の爆発する音が響いた。

KDM「(勝った・・・!!)」
静岡「(計画通り。)」
「ジジイ、終了のお知らせで・・・す・・・・・!!?」
老人「今の銃が、作戦会議の結果か?」

老人に放たれた銃弾は、老人が左手の親指と人差し指で受け止めていた。

「んなばかなぁ!?」
KDM「有り得んっ!」
静岡「僕はキ○くない、信じてくれよ!!」
老人「さて、いい加減飽きてきた。決着をつけるか。」

まさに、絶体絶命か・・・。

フォンッ  ズドッ!  ふちゃみの腹に、老人の右膝がヒットした。

「ぐふっ!」
KDM「ふちゃみ!!」
老人「終わりだ!!」

老人が、ふちゃみに手を向けた瞬間、

?「待てい!」
老人「ぬ!?」
静岡「な・・・!」
「お前は、まさか・・・!!」

絶体絶命の危機に現れた、奴は一体!!?  つづーくー!

34kuzu★:2009/02/06(金) 19:10:00 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十二話 「異次元?二次元?知らねぇよ」

たしかに、俺は見たんだ。嘘じゃない、正真正銘、間違いなく本物だ。
あれは、棒人間と赤い帽子をかぶったおっさん・・・。

KDM「あ・・あれは・・・。」
静岡「まさか・・そんな馬鹿な・・・!!」
「だが、今確かに目に見えている!!」
ナップ「お前ら、こんな所でくたばりやがって、情けねぇ。」
赤い帽子にひげ面の?「全くだよマンマミーヤ、君達には期待はずれヒュアイゴォー!!」
老人「誰だ、貴様らは?」

ジジイ・・・、そこは知っとけよ・・・。

ナップ「この前の礼をしに来てみれば、こんな筋肉だけの見かけ倒しの爺さんに手こずりやがって。」
赤(略「おいおいナップ、これじゃあミーが出るまでもないじゃないかサルボジアーネ。」
KDM「そこの赤い帽子、まさかお前、本当にあいつなのか・・・!?」
赤(略「オーキドーキー?何の事か知らないが、私の名前は『アリオ』って言うんだ。」
一同「Σ( ̄Д ̄;)微妙に偽物だった―――!!!」
ナップ「こいつは、お前達を倒すための秘密兵器として雇ったのだが・・・。」
老人「邪魔者は消えるがよい。それとも、お前達も仲間か?」
ナップ「仲間だと!?ハッ、ボケるのもほどほどにしろよ爺さん。」
アリオ「丁度いい。ナップ、奴に俺達の力を見せてやろうヒュアイゴォー!!」
ナップ「そりゃあいい、奴らがビビるほど見せてやるぜ。」

あいつら、ジジイの強さがわかってねぇな・・・。

そう言った瞬間、ナップとアリオは老人に突っ込んで行った。

ナップ「喰らえ、『ナップジェノサイド』!!」
静岡「そんなかっこいい技、あったんだ!!」

棒人間の頭と思える部位から、ギザギザした光線が老人へ向かって、放たれた。
しかし、老人はいとも簡単に避けた。

ナップ「今だ!いけアリオ!」
アリオ「イエース!喰らえ、ミーのファイアボ(」
アリオが言いかけた瞬間、アリオの体が一瞬で消え去った。
ナップ「ア、アリオォォ――!!」
老人「ふんっ。雑魚め。」

やはり、奴は強すぎる・・・!!

ナップ「許さん、よくも・・よくもアリオをぉぉ――!!!」
KDM「馬鹿、早まるな!!」

ナップは、老人に突っ込んで行ったが、殴り、蹴飛ばされ地面に叩き付けられた。

ナップ「グハッ!」
静岡「棒人間!!」
老人「死ねい!!」

ガキィィ  鈍い音が鳴った。と、ナップが前を見ると、老人の攻撃を静岡が防いでいた。

ナップ「お前、何故!!」
静岡「勘違いするな、た、たすけた覚えはないんだからっ!」
「ツンデレですか・・・。」
KDM「どうやら、力を合わせないと勝てないようだ・・・。」

ふちゃみ、静岡も同時に頷いた。
今こそ、全員が力を合わせないといけないのだと、ナップは思った・・・。

何故ナップかは不明  続く

35kuzu★:2009/02/06(金) 22:55:47 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十三話 「時は幕末」

老人「さっきから、邪魔ばかり入ったせいで予定が狂ったが、今度こそ始末してやる。」
「ナップ、お前あれ使えないのかよ。」
KDM「あれ?」
静岡「なぁにそれ?」
ナップ「自分が喰らった技も忘れるとは・・・。あれだろ?」
「あれさえ使えれば、勝てるかもしれんぞ。」
ナップ「ふちゃみ、貴様新しいとっておきの技なんかないのか・・・?」
「へへ、すまねぇな・・・。はっきり言ってねぇよ・・・。」
ナップ「ちっ、手を抜きやがって・・・。俺は真面目に修行して新開発してたってのによ・・・。」
老人「ふはははっ、何をこそこそと言ってるんだ!?
   どう作戦を立てようが無駄だ!さっさとくたばってしまった方が楽だぞ!?」
「おめぇ、とっておきの技ができたってホントか・・・?」
ナップ「まぁな・・・。」
「わかった・・・。しかし、その技あいつに効くのか?」
ナップ「たぶんな・・・。これが効かなければ、もう奴を倒す手は無かろう。
    ちっ、貴様をぶっ殺すためのとっておきだったんだがな・・・。」
「逆に助ける事になっちまうのかな?」
ナップ「へっ、もし奴を倒す事ができたなら、次は貴様の番さ。」
老人「いい加減にしろ、貴様ら。さっきから話ばかりしおって。」

ドゥンッ  老人は、とてつもない早さで突っ込んで来た。

「ここは、俺らで持ちこたえる!お前は早く技を!!」
ナップ「あたぼうよ。」

ふちゃみ達は、老人と激しい殴り合いを続けている。
三対一とはいえ、形成はかなり不利だ。

KDM「ぐっ、まだか、ナップ!」
静岡「もう耐えきれんぞ・・・!」
ナップ「まだだ、もう少し・・・!!」

ナップの手に、黒い物と白い物が混ざり合い、大きくなっていく・・・。

「あ、あれが新しい技か。」
老人「な、何だアレはっ!!」
KDM「あれは一体・・・!」

黒と白が混ざった大きな球は、禍々しくもあり、神々しくもある光を放っている。

ナップ「はぁ、はぁ、できたぜ・・・。これが新しい技、『魔神破弾』!!!」
「おいおい、かっちょええな。」
KDM「棒人間のくせに、そんな技使っていいのかよっ!!」
静岡「リアルに見たら、そのギャップに驚くほどすごいぞ。」
老人「やばいな、いくらわしでもあんな物を喰らえばひとたまりもない!
   先に、お前を始末する!!」
「そうは・・・。」
KDM&静岡「いかん崎ぃぃ!!!」

ふちゃみ達の手から、大きな光が飛び出し、老人の手足にくっついた。

老人「しまった、焦りのあまり油断していた!」
「はじけて混ざれ!!」
グッ  ふちゃみが手を握った瞬間、老人の手足の光が爆発した。
老人「ぐぅおぉぉ!」
「今だ、ナップ!!」
「よし!!お前ら、離れろっ!」

ナップは、大きな球を動けなくなっている老人に放った。

「喰らえぇ!!アリオのかたきだぁぁ!!!」
老人「なっ・・ち、ちくしょぉぉぉぉ・・・・・!!!」

老人は、球に吸い込まれていった。球は爆発し、消えていった。

「・・・勝った。」
KDM「やったのか・・・?」
静岡「おっしゃぁ!!俺達、やったぜ、おい!!」
ナップ「ふぅ・・・。」
     =====数時間後=====
「行くのか、お前。」
ナップ「何言ってやがる、お前らの仲間になったつもりはないんだぜ?」
KDM「協力して闘ったんだ、もう仲間も同然だろ?」
ナップ「ふざけるなっ!!俺は、奴にお前達を殺させたくなかったのだ。
    お前らを殺すのは、この俺だ。」
静岡「まだそんなこと言ってやがんのか。」
ナップ「さらばだ、次こそお前達を殺してやるぞ。覚悟しろ!!」

ナップは、果てしない道を歩いていった。

「俺らも行くとするか。伝説になるため。」
KDM&静岡「(それにしても、俺らの選んだ道、間違ってなかったな・・・。)」
「なんか言ったか?」
KDM&静岡「いいえ、何も。キッパリ」

ふちゃみ達の旅は、まだまだ続く・・・  続く

36kuzu★:2009/02/07(土) 19:38:06 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十四話 「オウ、マンマミーヤ」

最強の老人、小さな村の村長を倒したふちゃみ達。
全員そろっているので、各自集めて来た情報を発表する事になった。

「さて、村長からは何も聞けなかったが、お前達が聞いて来た情報を発表してもらう。」
KDM「なら、まずは俺からにするか・・・。」
「おし、自信があるようだから、それほどの情報なんだろうな?」
KDM「おうよ!俺はな、松何とかってやつから情報収集した。」
「名前なんて、どうでもいいけどな。」
KDM「まず一つ、この世界には名前なんて無いってことが分かった。」

おいおい・・まじかよ・・・・・。俺って赤っ恥かいただけか・・・。

ふちゃみは、少々恥ずかしくなり、何故か殺意がわいて来た。

KDM「もう一つは、『テニヌ』についてだ。テニヌとは、この世界だけのスポーツであって・・・。」
「それなら、俺も知ってるぞ。」
KDM「・・・え?」
「後は無いのか?」
KDM「すまん、それぐらいしか無い・・・。」
「全く、見た目も体型も使えない眼鏡だ。たった二つしか分からなかったのか。」
KDM「・・・・・。」
「次は、静岡だな・・・。」
静岡「・・・・・。」
「どうした?発表しろ。」
静岡「実は・・・、スマン!!情報が聞けなかったんだ・・・。」
「ほう・・・そうか。」
KDM「けへっ!うひょー、ざまぁwww死刑決定だな、おい!!」
「なら仕方ない、次の機会に頑張ってくれ。」
静岡「は、はいっ!!ありがとうございます、社長!(?」
KDM「何ぃぃぃぃ!!!!
   納得いかん!何故だ、お前そんなにやさしくn(」

バオォォォン!!!  眼鏡の顔が、地面とともにひび割れた。

「俺はいつだって優しい、そうだろう?」
静岡「これぞ、鬼すげぇ!」

とりあえず分かった事をまとめてみよう。
・村長が最強クラス、DQで言うとデュラン、ポケモソで言うとカイリューと言う事。
・アリオは、あの伝説的キャラクターのバッタもんという事。
・眼鏡は、ストレス解消の玩具と言う事。

ふちゃみ達が、新しい集落を探していると、どこからか声が聞こえて来た。

?「オ〜ソレミ〜オ〜・・・♪オ〜ソレミ〜オ〜・・・♪」
「何だ、この不気味な声は。」
KDM「これは、まさか奴では!?」
静岡「ああ、奴であろう・・・!」

眼鏡達が言う奴とは・・・。そう、この前出て来たあいつだ!誰もがそう思った。

?「オーソレミーオー♪」
「・・・・・。」
KDM「お前は、マリ○!!」
静岡「まさか、こんなにいい歌声だったとはな。」
「いや、どうみてもマリ○には見えんが・・・。」
マリ○「ほう、私を知っているとは。そう、私がマリ○・デル・モナコだ!」
「・・・・・。」

あの、伝説的キャラクターを馬鹿にしてる訳ではない。なんなら、Googleで調べて見るがいい。

「マリ○・出る・ウンコ?」
マリ○「ちがう!マリ○・デル・モナコだ!!お前達、私と殺るというのか?」
「うるさいピエロめ。女に浮気されるわ、自分の部下に騙され、妻を刺し殺すわ・・・。
 全く、本当に哀れなピエロだ。」
マリ○「うるさい!それを言うな!!」
静岡「俺が行こう。」
KDM「任せたぞ。」

結局、静岡がマリ○・デル・モナコと闘う事になったが、12秒で死に、KDMが倒した。
実際、なんのために出て来たのかは分かっていない。
ただ一つ、分かる事は・・・、
「小川先生にこの話を見られたら、殴られるのは確実である。」7
という事のみであった  続く

37kuzu★:2009/02/07(土) 21:46:48 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 「忘れてた?私も赤なのよ」

「本当に弱いな、お前ら。」
KDM「何でだよ、俺は勝ったじゃねーか!」
「ギリギリでな、思いっきり血流してんじゃねーか。」

ふちゃみは、マリ○(略の腹の上に座りながら話していた。もちろんっ!死んでます。

「で、何でこいつは俺らに戦いを仕掛けて来たんだ?」
静岡「うむ、謎は深まるばかりだ。」
KDM「お前、死ななかったっけ?」

ふちゃみが、自分の体を動かすと、マリ○の腹巻きから一枚の紙が落ちた。

「ん?紙だ。まさか・・これは『ミスタードーナッツ 全品百円券』では・・・!」
KDM&静岡「・・・・・。」

『馬鹿だろ。』
KDMと静岡はそう思った。

「なになに?
 『お前らに復讐したいヒュアイゴォー!ここまで来いマンマミーア。差出人ーアリオ』」
KDM「・・・・・・・・・・。」
静岡「あいつ、即死しなかったっけ?」
「なぁに、お前が生きてるんだから、何ら不思議じゃないだろう。」
KDM「・・・確かに。」

ふちゃみ達は、このふざけた作文を書いた、レッドゾーン丸出し野郎のところへ向かった。
が、しかし、肝心な事が書いてない。

「まさかの地図無しww場所すら書いてねぇwww」
KDM「幼稚だな。」
静岡「ふちゃみと同レヴェルk(」

グチャッ  なんか嫌な音がした。気のせいだ。

紙を、紙飛行機にして遊んでいると、前から城が飛んで来た。・・・城?

「城・・だよなぁ・・・?」
KDM「・・・城だな。」
肉片「・・・。」

ドッズゥゥゥン!!  城が、ふちゃみ達の目の前で止まった。

外スピーカー『マンマミーア!お前達が来るのが遅いから、来てやったぜグーテンダーク!』
「初めから来いよ・・・。」
KDM「可動式じゃ探しようがない気がするぞ・・・。」
肉片「・・・。」
外スピーカー「オーキドーキー!全く、来いと言っても来れんとは。まさに用事だなヒュアイゴォー!」

ブチッ ブチッ ブキュッ  何かが切れる音×3(一つは、何か違う気がする。)

「殺すか、あいつ。」
KDM「激しく同意。」
肉片(ミンチ「・・・。」

常識がなってない、レッドゾーン丸出し野郎に人間のマナーってやつを、叩き込んでやる!!

ふちゃみとKDMと肉片は、城の中へ入っていった・・・  続く

38kuzu★:2009/02/07(土) 21:50:28 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
あ ミスった・・・
上の>37は、「第三十五話」ね^^;
前代未聞の、付け忘れ・・・ ごめん・・・m(_ _)m

39kuzu★:2009/02/08(日) 15:34:23 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十六話 「桃が食いたりねぇ」

ふちゃみ達は、あえて敵陣へ正面突破をしに行った。
何故って?余裕だからSA★

あの髭オヤジめ、俺らを馬鹿にした事を後悔させてやる。

「で、ここが奴の中城か。」
KDM「まるでク○パ城だな・・・。」
静岡「早く先に進もうぜ。」

あえて言っておこう、静岡は生き返った。
まさに、DQも真っ青な蘇生術だ。

「・・・!」
KDM「どうした?ふちゃみ。いきなり立ち止まって。」
「前を見ろ。」

ふちゃみが、言った先には溶岩がたまっている。

「・・城だよな・・・。」
KDM「さっき、浮いてたな・・・。」
静岡「なんのことはない、トリックに決まっている!」

静岡は、あえて溶岩へ飛び込んだ。沈みながら、右手の親指を上に立てた。

「・・・・・。」
「・・・・・。」

ふちゃみとKDMは、仕方が無いので上についている、金網によじ上って渡った。
と、次に見えて来たのは出たり、引っ込んだりするアレ・・じゃなくて、岩だった。

「・・どんな構造なんだ、この城は・・・。」
KDM「何か秘密があるのかも・・・。」
静岡「そうか!わかったぞ!!」

『生きてたの!?』ではありません。『生き返ったの!?』が、正しい表現です。

KDM「分かったのか、お前?」
静岡「ふふふ、お前ら、見ていろよ?こうすればいいんだ!!」

と、静岡は飛び出している岩の上に乗り、その上の岩が飛び出してくると、その岩にのる。
そう繰り返し、上の方までいった。

「おお、すごいじゃないか!」
KDM「GBAのマリ○で見た気がする。」
静岡「と、まぁこんな感じだぞ。」
「お前、頭いいな、見直したぜ。」
静岡「いやぁ・・それほどでもっ・・・!!?」

静岡が、天狗になって後ろを向いているときに、動きが速い岩が、静岡の頭にぶつかった。
急所にあたった。こうかはばつぐんだ!!  本日、二度目の死。

「・・・・・。」
KDM「・・・・・。」

ふちゃみ達は、静岡の二の舞にならぬよう、慎重に上って行った。
しかし、上にいく度にいろんな仕掛けが設置されていた。

全く面倒くせーな・・・。ん、いや、待てよ・・・?

ふちゃみが、何かを思いついた。そして、眼鏡を呼び出した。

「おい、眼鏡。ちょっと・・・。」
KDM「何だ、いきなり・・・。」
「奴の所へ、早くいく方法を見つけた。協力してくれないか?」
KDM「何?いったいどんな方法・・・。」

KDMは、ふと言葉を言うのをやめた。嫌な予感がする。

「お前の力が必要なんだ。」
KDM「・・・・・やっぱむr(」
「おーけぇー!サンキュウ!」
KDM「やめろぉぉ!!」

ふちゃみは、眼鏡の両足を持ち、天井を何度も殴りつけた。
天井は、何枚もあったので、何百何千と殴り続けた。

バゴォォォン・・・  何枚も壊していると、今までとは少し違う風景が見えて来た。

今までとは少し違うな・・・。まさか、この上に奴が・・・?

まだ、天井には小さな穴しか空いていなかった。なので、再度手に持った物で殴り続けた。
手に持った物は、既に動かない。だが、所詮は物だ。いらなくなったら捨てればいい。

「やっと開いたか。苦労したぜ。」
物「・・・。」
物、その二「・・・。」
?「ハッハッハ、よく来たなマンマミーア!」

やはり、この話し方からして、間違いない。奴だ!!

とうとう、奴との戦いが始まる・・が・・・?  続く

40新十六茶:2009/02/09(月) 20:41:18 HOST:softbank218139243063.bbtec.net
ふちゃみ 最強伝説
第三十七話「俺が神になれたのではない。元々俺が(略)」


ふちゃみ達が進んでいったその先にはアリオでは無く、緑色の気持ち悪いおっさんが居た。
本当に気持ち悪いファッションセンスだ。

?「やあ!僕ミッ○ーだよ!!」
一同「嘘付けっ!!」
?「何故ばれた・・・」

「お前頭悪いだろ」
物「つ〜か変態だろ」
物2(お前もな)

何故物体が喋っているかはルーでよろしくね。

ロイージ「僕の名は「ロイージ」以後、お見知りおきを・・・」

KDM「お?こっち進めね?」
静岡「マジで?」
「隠しルート発見だZE★」

ロイージ「・・・」

KDM「このままアリオの所行っちゃう?」
静岡「いいね」
「そうだね!プロテインだね!」

ロイージ「・・・」

一同(そろそろ可哀想になってきたな・・・)

ロイージ「落ち込んでると見せかけ不意打ち!!」

「何!?」
瞬間、ロイージは体をひねりながら、二本指でふちゃみの顔面に突き刺そうとした。
正直キモイ

「ふんっ!」

ふちゃみはロイージの指をつかみ、指二本をへし折った。
正直すごい

「あああああ・・・・手が・・・!手があああああああああああ!!」

            ブチッ(何かが切れる音)

ふちゃみはロイージのあまり似てないむsか大佐の物真似に苛ついたのか、思いっきり顔パンを喰らわした。

KDM&静岡「弱っ!!」

いいえ、ふちゃみが強いのです。

ロイージ「しょうがない・・・奥の手を使おう・・・」

一同「もったいぶってねーではよ使えや!」

ロイージ「後悔するなよ。謝っても遅いぞ。これを喰らって生きている物は今までで一人もいない・・・。そろそろ降参したらどうだ?絶対にこの技はよけきれんぞ!あ〜あ〜使っちゃおうかなあ!!」

一同「はよ使え!!!!」

ロイージ「仕方があるまい・・・。メテオファイヤー!!!!」

瞬間、無数の火の玉がふちゃみ達を襲った。雑魚にしてはなかなかの技である。

「行くぞ!!」
静岡「オッケー!!」
KDM「っ!!危険を察知!!」

刹那、ものすごい勢いでKDMが走っていったが即、捕まった。

静岡「お一人様ご案内〜♪」
「しっかり守れよ!」
KDM「うるせえよ!また俺がた盾役かよ!!!!毎度毎度!」
「これも運命だ」
KDM「こうなることは予想できたのにーーーー!!!!」

               チュドーン

うるさい音と共に城内が爆発した。

「危なかったな」
静岡「死ぬとこだったな」
肉片「・・・」

ロイージ「何い!?僕のロイージ流星群を喰らっても生きているだと!?」
「何で技名かわってんだよ」
静岡「つ〜か一人死んでるし」
肉片「・・・」

「さて、お前は調子に乗りすぎたから俺の血の制裁を喰らわせてやろう」
「ひいいいいいいいい!兄さん助けて!!」

?「ったく、しょうがねな」
「お前は!?」
静岡「まさか!?」
肉片「・・・」
ふちゃみ達が見た人物とはとは!?   続〜く〜

41kuzu★:2009/02/10(火) 20:38:40 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十八話 「死なないで・・天さん・・・」

ロイージが、助けを求め上の階段を上って行こうとすると、上から図体がでかい奴が下りて来た。
あの黄と紫のコントラストの服。英語が書かれているイエローキャップ。
そして、カクカク尖ったあの髭。

ま、まさか・・・。こいつはもしかして・・・。

KDM「お、お前、まさか○リオのもう一人のライバル・・・!」
静岡「太った体にそのお髭!そして、その服装!!」
「まさか、お前は本物のワ(」
?「そう、この俺が『ウリオ』様だぁー!!」
一同「Σ( ̄Д ̄;)やっぱり、偽物だった――!!」
ロ(略「ウリオ兄さん、助けてよ!!」
ウリオ「俺に、弱い弟など存在せん。」
ロ(略「なっ・・・!」

そう言うと、ウリオは股間のぽっけとから、大きな餃子を取り出した。・・・股間から。
そして、それを一口で食べた。・・・あの餃子をt(略

ロ(略「ま、まさか・・それは・・・!」
静岡「見たか、磯野!?」
KDM「あ、いえ。KDMです。」
「股間から取り出したよな・・・。」
KDM「だから、ここまで臭うほど、臭いのか・・・?」
静岡「すげーよな。あのポケットに何でも入るのかな?何入ってんのかな?」
「うむ、見てみたいな。実に。」
KDM「子供には、刺激が強すぎる物が入ってる気がするんだけど!?」
ウリオ「うおおおおお!!」

餃子を食べたウリオが、いきなり吠え始めた。
腹でも壊したか?そりゃそうだよな。だってこk(略
吠えるのをやめると突然、ウリオの体に変化が訪れた。コレラ菌でもいたんじゃねーの?

ウリオ「消えろ、弱者め!」
ロ(略「ひ・・う、うわあぁぁぁ!!」

ウリオは、大きく変貌した右腕で、ロ(略をたたき潰してしまった。

ウリオ「ふふふ、次はお前らの番だ。」
KDM「へへへ、見ろよ。馬鹿が一人で何か言ってるぜぇ?」
静岡「哀れな奴だな。相手の強さが分からんとは・・・。」
「そうか、ならお前らいけ。」
KDM&静岡「え!!?」

大口をたたいているぐらいだ。あいつらだって勝気があって言ってるんだよな。
なら、あいつらに任せてやろうじゃないか。・・・俺って、マジでいい奴だZE★

ふちゃみは、珍しく二人を信用していた。が、その期待は裏切られる事になる。

     =====小声話=====
KDM「おいおい、どうするよ。まさか、ふちゃみがあんな事言うなんて・・・。」
静岡「ど、どうする?二人で一斉に仕掛ければ、奴を簡単に倒せるだろ・・・。」
KDM「俺、なんかおなか痛くなってきた・・・。」
静岡「大丈夫だって!それより、あいつが倒せないなんて事になったら・・・。
   分かってる通り、どんな眼に遭うか想像つくよな・・・?」
KDM「・・・・ゴクッ」
     =====小声話終了=====
ウリオ「大口をたたいていたぐらいだ。俺を余裕で倒すぐらい、何でもないんだろうな?」
KDM&静岡「ギクッ」
「いくらそいつらでも、相手の強さが分からん奴らではないだろう。お前など、クズに等しいという事だ。」
ウリオ「言うじゃねーか、猿山の大将よぉ!!」
「ふん、話は終わりだ。眼鏡、静岡、そんなDブ畳んじまえ!」
KDM「あ、あたぼーよぉ!!」
静岡「1分で終らしてやるぜぇー!!」

結果は、もちろん余裕だった。
勘違いしないでもらいたい、余裕の敗北だ。30秒でのKO。

「・・・・・。」
ウリオ「おら、見てないでかかってこい。ボス猿さんよ。」
「お前らぁ、あとでドゥコロスから。」
KDM&静岡「・・・・・。」
「あてと・・・。
 その減らず口、すぐにたたけなくしてやるZE★。」

そして今、ボスさ・・ふちゃみと、カレー大好きウリオの対決が始まる。

次いでに、KDMは肉片から再生したってことで。  続く

42シュウ:2009/02/10(火) 22:38:21 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十八話 「天に竹林 地に少林寺・・・」

ウ(略「さぁて、どう食ってやろうか・・・」
(まさに、こいつに食われそうになっている俺・・・・)
ふ「ちょ・・・・ま・・・やm」
ウ「まずは、味付けだな」
(くそ!こうなっちまったのもあいつのせいだ・・・)

 数分前

「かかってこい、このブタやろう」
ウ「うがー」

  まてぇい!!

そのとき、まぶしい光が目に・・・
謎「ふふふ、その勝負私に任せてもらおう」
「だ、だれだ?」
謎「私の名は・・・坂本!!」
謎2「同じく・・・・西郷!!」

 な、なんだってぇええええ!

「あの、伝説の二人が来るとは・・・・」
ウ「お前も食うwwはぅはぅ」

KDM(ん、むぅ こ、ここは・・・・ 
坂本「それでは始めようか!究極のファイトを!!!」
西郷「ガ○ダムファイトォォォォォォォ!!」

ウ「レディィィィィィィ!!!」
「GO!!!」

そう全てはここから始まった。

そして、

坂本「西郷どん!あれをやりますか!!」
西郷「うむ!!!」

何かをしてくる様子だ・・・ここはウをおとりに・・・

(ってなんで仲間になってんのーーーー

坂本「時は幕末、土佐藩の剣豪、坂本竜馬は今幕府を討たんとし、薩摩藩領主
   西郷隆盛ドンの下へと、ござり参った。」

ドドン! KDM(っく、からだがかってに・・・

次の瞬間 今までパワーをためていたウが攻撃を仕掛けた・・・・

だが!なんとKDMのディストーションフィールドによって、攻撃を跳ね返され
自滅していた・・・もちろんKDMはしんでいる。

な・・・・
おれはあまりのことに、何もいえなかった。

なぜ、語りだして敵を倒せるのだろうか・・・・

そしてまだなお語りは続く。

坂本「ここは西郷どんのいえか、・・・

ぎゃあああああああああああああああああああ

なんだ?静岡!!おまw

なんと静岡が空を飛んで、どこかへ消えた!!! 

これはもう笑うしかなかった・・・・

そしてやつらが 最終奥義をつかってきた・・・・

坂本・西郷「言語道断、不可能奇妙の得手不得手!」

ぎゃーーーーーー

そこで俺の記憶は途絶えている。


次回 解答編!

43シュウ:2009/02/10(火) 23:02:12 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第三十9話 「坊やだからさ・・・」

そして今俺は、 ウ にくわれそうになっている。

なぜだ?という疑問があるが、そこは 

「お察しのいいみなさんなら、もうおわかりのはず!」
「だから説明はしない」
という言葉があるように、おれもしない。
というわかにもいかないw
今まで(前回 は
夢だったのである・・・・・・・
そう、あまりの恐怖に心身ともに・・・・・

だが、ここで救世主が現れた!!!
お決まりのパターンだが、ここで助けてもらわないと俺は死んでしまうww
「たすけぇてぇ!」
あまりの、恐怖で声が裏返ってしまった!
だが、やつは振り向いてくれた

?「どうしました?」
「みてわかんねえのか!くわれそうなんだ!」
?「それで?」
「たすけろ!おれを!」
?「報酬は?」
「何でもいいから早く!」
?「いいでしょう」

そのとき、俺の後ろで用を足していたウが振り向いた。
ウ「なんだおま・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あまりの光景に体が異常反応を示していた・・・・
こいつは危険だと・・・

なんと、さっきのやつが ウの内臓を爆破し呪文をとなえ ウ を

地面の置く深くへ埋めてしまった・・・・・・

?「大丈夫ですか?」
「あぁ、なんとかな」

俺は、警戒をしながら立ち上がる・・・

「ところでお前・・・・何者だ?」
?「ふふふ・・・・・」
?「私はこのあたりでは・・・青い巨星と呼ばれている」
ま、まさか・・・・
?「そのまさかさ!私はランバ・ラルだ!」

あまりの衝撃で前歯が落ちてしまった・・・・・

ランバラルといえば、MSでグフを愛機としているやろうじゃないか・・・
ラ「さて、報酬をもらおうか」
「あまいな、俺がそんなモン持ってると思うか?」

すでに、ふちゃみのからだはほぼ素っ裸状態だった・・・
燃やされてたしなww

「敵からは、丸見えの素っ裸・・・素っ裸の丸出しちゃんだ〜」
ということばも、みな知っていると思う。
まさにそれだった・
ラが急に変なことを言ってきた。

ラ「この風・・・この肌触り・・・これが戦争よ」
 
へ?

フちゃみは気がつくと、KDMの背中にいた・・・・


なぜお前が?

KDM[なにいってんすか?さっきから起こしてもおきないし、
    大変だったんすよ。」

あれは夢・・・・か?

だがその手には、しっかりと ランバラルの目玉が 握られていた・・・・

さて、どうしたものか。

とりあえず次の町へ進もうか。
こんなことをしている場合じゃないしな、俺は伝説になって、え(略 の

・・・・・・・・・・

静岡は置いていこう。勝手に来るだろう。

その後、静岡は二度と現世に帰ることができなかった。・・・・・・

44シュウ:2009/02/10(火) 23:03:22 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
前回は38がつづいてしまった
つまり次は
41話

45シュウ:2009/02/10(火) 23:22:26 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十一話 「番外編!静岡の物まね劇場」

やぁ!僕は、静岡 フリーの まね真似やロウさ!
さてこれから物まねをしていくわっけだが・・・
僕は、ガゾダム成人だから、KDMのものまねもっ出来る

まずは一つ目かライクか

「この風・・・この肌触り・・・これが戦争よ」
「お前の力でかったのではない!そのMSの性能のおかげということを忘れるな!」
「坊やだからさ!」

↑は青い巨星と呼ばれたランバ・ラルさんですねぇ

「見える!私にも敵が見える!」
「あたらなければどうということはない」
「出来るようになった」
「勝利の栄光を君に!」
「あまいな!」

↑これは赤い彗星と呼ばれた、シャア・アズナブルです。
一般的にはシャアですが、こいつは本名が違うのです。
名前を4回も変えているので、ごちゃ混ぜになりますが、がんばれ!
※キャスバル・レム・ダイクンです (本名) ジオン・ズム・ダイクンの息子 
つまりジオンを作った息子、ちなみに、セイラ・マスは妹、
セイラも偽名です。アルテイシア!

まぁ 2人 のことについて 静岡がしっていることはこれまで(※あくまで静岡 これを書いた本人はもっと知っていますww
「次の授業に遅れるなよ!それじゃあ、起立 気をつけ!礼!」

46kuzu★:2009/02/12(木) 21:43:56 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
現在の四十一話は番外編になりました。
ので、次からが第四十一話です。

47kuzu★:2009/02/12(木) 22:47:38 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十一話 「天皇陛下 バンザーイ」

ふちゃみ達は、イエローキャップの餃子馬鹿を見事に倒し、次の町へ向かっていた。
ふちゃみが夢を見ていた理由は、餃子の強烈なニオイのせいだったらしい。
そりゃそうだよな。だってこk(略

「本当に、この世界にはましな奴が存在しないな。」
KDM「全く、本当にそうだな。」
「勘違いするな、お前も含めてだ。」
KDM「・・・。(お前だっt(」

バキッ グシャ ドガッ ドゴンッ ボカボカッ ギチャ グチャ

KDM「まだ・・何も言ってないのに・・・グフッ」
「顔がきもかったもんで、つい。」

二人だけで歩いていると、前に建物が見えて来た。
やけに白く、でかい。入り口の目の前に、六本の柱がある。

「ん、どこかで見た事がある気がするな。」
KDM「ドラマじゃねーの?」
「じゃあ作り物か?」
KDM「自然現象で、突然湧き出てくるなんてないだろう。」 
「・・・・・。」

近づいてみると、建物の前には大きな芝生があしらってある。
全く、無駄に豪勢だな。レジデンスじゃねーぞ、なめんなよ?(?

「お前、これを見て何か思いつかないか?」
KDM「ふむ、そうだな。米国にあるが、大日本帝国にも顕在してそうだ。」
「日本にあるかは知らんが、城にするには・・・持ってこいだよな?」
KDM「そうかあ!
   そういやふちゃみよ!どんな願いも叶うって言う何とかボールも探すんだったな!」
「・・・一人で探してろ。」

何とかボールだと?ふざけるな、俺の球までくれてたまるか。

・・・最近、下ネタが多くなって来た気がする・・・・・。

「さーて、じゃあさっさとあの城を俺らの物にするか。」
KDM「へっへっへ、こりゃあいいぜ!
   この地球って星は、やたら重力が少なくってスイスイ動けらぁ!!」
「お前、どこの星のサイ野人だ。オラは地球育ちのサイ野人だ。」

と、ふちゃみ達が芝生の上に立った瞬間、ビービーと警報が鳴り出した。

「ビービーうるさいひよこ達にあいさつしてやろうかな・・・。」
警報『侵入者発見、侵入者発見。ただちに入学手続きをせよ。』
KDM「?なんか来るぞ!?」
ガードマン「いたぞ!奴らだ!!」
「ほう、なかなかの戦闘力だ。だが、俺達には勝てん、絶対にな。」
ガ(略「いくらお前だってよ、一匹やそこらじゃ俺達にはハエみてえなもんだぜ。」
「うるさい蟻どもだ。
 ハエみてえなもんかどうか、ためしてみやがれ!」
KDM「俺の事、忘れてないか・・・?」

ふちゃみ(達)は、迫り来る蟻どもを倒し、ずかずかと侵入していった。
ここを、自分たちの城にする。その一心で闘った。

警報『新入生発見、新入生発見。ただちに入学てつづきをッ(』
「黙りやがれ、このタコスめが。」
KDM「次からと湧いてきやがる。どうしてジャップは命を落とすのが好きなんだ?
   降伏すれば、助かるのに。」
「さあな。ジャップが考える事は、俺にも分からん。」

ふちゃみ達は、ガ(略達を蹴散らし建物の内部へ入って行った。
中に、変な白人と変な黒人が言い争っている。一人、女もいるようだが・・・。

?1「だから、言ってるだろ!!レディーハーストだと!!」
?2「だから貴様は分かっていないのだ!!
   イエス、Wii、キャンキャンを忘れたのか!!」
ブス女「二人とも、私のために争うのはヤメテェ〜!」
「・・・・・。」
KDM「・・・・・。」

ふちゃみ達が、少し話を聞いていると、白人の男は『クリの塔』と言うらしい。
黒人の男は、『オバカ』だと言う。・・・どっかで聞いた名前だ。
それにしても、あのブス女・・・。どこかで・・・?

「・・・・・。」
KDM「・・・あのブス、どこかで見た気がするんだが・・・・・。」
「だめよ坊や、見ちゃいけませんよっ!!」
ブス女「やっぱりかけ声は「こんにチワワ」から「コーンフレーク」に変えた方がいいかな・・・?」

ふちゃみ達が去ろうとしていると、ブス女がこちらに気付いた。

ああ!!お、お前は!!!  続く

48kuzu★:2009/02/14(土) 13:28:44 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十二話 「しつこい奴は嫌われる」

ふちゃみ達が見た奴は、そう、かつて仲間となって闘ったあいつ・・・。
そう、奴こそまさに・・・!!

ナップ「ん?」
「・・・・・。」
KDM「・・・・・。」

すぅ〜・・・・・

ふちゃみ&KDM「Σ( ̄Д ̄;)お前だったのか――――!!!!」
ナップ「また貴様らか!相変わらずしつこいやつらだじぇ!」
「だじぇ!?」
KDM「それはこっちの台詞だ!お前、最近主演率が多いぞ!!」
ナップ「黙れっ!俺は、貴様らのような馬鹿と違って、俺は強く賢いからな。当然の事だ!!」
「馬鹿は、貴様の方だ。IQで俺に勝てると思ってるのか?
 毎週土曜日、夜の八時のフジテレブィでやっているIQサプリィを、欠かさず見ているこの俺に!!」
KDM「・・・・・。」
ナップ「ふははっ、それのどこが自慢だ!
    俺など、クウィズガリベソを毎週視聴ながら、さらに録画までしてるんだぜ!?」
「何ぃ!!?」
KDM「対した差じゃないな。」

ダオォォォン!!!  KDM「キベルァァッ!!!」

ク(略「オウ!一体何の騒ぎですカッ!?」
オ(略「ご近所迷惑でウィッシュ!」
「うるさい黙れ。この甘栗と朝鮮人め、先に殺されたいのか?」
KDM「どっちが朝鮮人!?」
甘栗「おもしろいですネッ!レディーハーストで瞬殺にしてあげまっしょい!」
朝鮮人「ハハッ、黒人の力、なめるんじゃないよ、黒飴みたいに!」
ナップ「馬鹿だ、こいつら・・・。」
「うむ、馬鹿だ・・・。」
KDM「・・・。(こいつらに言われてたら、もう終わりだな。)」
甘栗「お前達を許しはせんぞ・・・。マイハウスごと、消えてなくなれ!!」

甘栗と、朝鮮人の体からまばゆい光が現れ始めた。

朝鮮人「ふはははは、どうだ!
    すでにマイハウスどころか、太陽系全てが吹き飛ぶほどの気力が溜まっているぞ!!」
KDM「こ、これはマズいのでは・・・!?」
「た、たいしたことはない・・・!ト、トリックだ。」
ナップ「いけねぇなぁ、器物破損で逮捕しちゃうぞ?」
KDM「誰お前!?キモッ!!」
ガ(略「く・・くそ・・・。くそ――――!
    う、恨むぞ・・・。俺達の力の無さを・・・!」
甘栗&朝鮮人「SA☆RA★BA☆DA★」

ドォォ―――ン!!  甘栗と朝鮮人から、大きな光が飛び出した。

「亀・・・。」
ナップ「ハメ・・・。」
ふちゃみ&ナップ「HAッ★」
KDM「!!?」

ふちゃみとナップが声を揃えた瞬間に、大きな光は一瞬で消滅した。

甘栗&朝鮮人「おおおおお・・・!!ぐああ―――――っ!!!」
「死んだか・・・。」
KDM「気をつけろふちゃみ――っ!!そいつは多分復活する!!」
「何!?」

甘栗と朝鮮人は、下半身のみになった体で、体をそり上げて起き上がった。
起き上がると、体の上半身が見る見るうちに生えてきた。

「ほらぁ〜!お前が余計な事言うから―。」
KDM「す、すまねぇ・・・。」
ナップ「そういや、再生できるんだったな・・・。」
朝鮮人「そう言う事だ。静岡のようにな・・・。」
KDM「静岡知ってんの?」
甘栗「忠告しておくが、同じ手は二度と通用せんぞ。
   無駄な攻撃で体力を減らして、つまらん戦いだけにはするな。」
ナップ「けっへっへw見ろよ、馬鹿が一人で何か言ってらぁww」
「全く、そんな事言える状況ではないという事を、全く分かっていないようだな・・・。」
甘栗「ハッハ―ッ!隙ありぃ――!!」

と、クリの塔が攻撃を仕掛けようとした瞬間、クリの塔とオバカの頭上に、薄紫の光が現れた。

甘栗「ん?何これ?」
朝鮮人「我々には、理解しがたい光景だ。」
「な、何だあれは?」

薄紫の光は、クリの塔とオバカを包み込んだ。
それと同時に、光が強さを増しクリの塔とオバカは、蒸発していった。
次いでに、ナップも巻き込まれた。

甘栗「きええええっ!!」
朝鮮人「ぷぎゃ―――――!!」
ナップ「ひょっ!!?」
KDM「奴らが・・一瞬で・・・!」
?「はっはっは、俺がいないとからきしだめな奴らだ・・・!」
「なっ・・何故ここに・・・!!!」

そこに現れたのは、本物の静岡だった。  続く

49kuzu★:2009/02/14(土) 18:36:28 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十三話 「合い言葉は神、風だ!!」

KDM「すっかり死んだと思ってたぜ・・・。生きてたんだな、静岡!」
静岡「おお、心の友よぉ〜!」

KDMと静岡が、抱きつこうとした瞬間、

静岡「シャラップ!」
バギィッ  KDM「ぐふっ!!?」

静岡が、静かに右腕を上に上げ、そしてKDMの顔面に、めり込むぐらい深く喰らわした。

「一体、どういう事なのか説明してくれるか?」
静岡「ふふふ、それはな・・・。」

     =====静岡の回想シーン=====
静岡「うう・・・。」
男?「目が覚めたか?お前、三日間近く寝てたんだぞ。」
静岡「ああ、どうも・・ありがとう・・・。あんた、一体何者・・・。」

そう、俺はここで愕然となった。そう、奴の片目には目玉が無いのだ!!

静岡「あ・・あ・・・あ・・・・・!!」
男?「ん、どうかしたか?」
静岡「おわぁぁ!!!来るな化物!!」
男?「ば、化物!?」
静岡「き、貴様っ!!小岩さんの、男バージョンか!?」
男?「意味の分からないことを言うな!私は『ランバ・ラル』だ。」
静岡「うーん、知らねぇな。」
ラ(略「・・・・・。」
静岡「さてと、そろそろふちゃみ達を追いかけるとするか。」
ラ(略「ふちゃみ・・・?」
静岡「おうよ、俺の仲間だ。世話なったな、おっさん。」
ラ(略「ランバ・ラルだっ!!人の名前くらい、しっかり覚えろ!」
静岡「おうおう、分かったって。じゃあな、おっさん。」

そう、俺はその時は何も思わず、おっさんに礼を言ってお前達を追いかけたんだが・・・。
途中で忘れ物をしててな、おっさんの所に取りに戻ったんだ。まぁそれは、聞いちゃいけない物だ。

静岡「おーい、おっさん。悪いな、忘れ物しちまって・・・。
   って、あれ?おっさん・・・?」

その場所には、おっさんはいなかったんだ。
ただ一つ、おっさんの服を着ている、片目の血まみれの死体が岩に座ってたんだ。
その死体は、だいたい死んでから三日ぐらい経ってたな。

静岡「まさか・・おっさん・・・なのか・・・・・?」

俺は、思わず漏らしちまったよ。みっともない事、この上なかったね。
まぁ、おっさんの血で、パンツ洗ったんだけど。
んでもってよ、そのせいかしらねーけど、よくおっさんの声が聞こえる気がしてよ。

「力が・・あふれてくるようだ・・・。」
     =====静岡の回想終了=====

静岡「と、言う訳だ。」
「ふむ、私には分かるぞ・・・。貴様からは、以前とは別のオーラが出ておる。」
KDM「まさか、さっきの攻撃もお前が・・・!?」
静岡「そう言う事だ。」

(KDM「くっそぉ・・・!何だよ、皆ばっかり強くなって・・・!俺だって、俺だって・・・!」)

KDMは、自分が皆より強くない事を、恨んでいた・・・。
だが、実際の所、KDMの強さは53万と言う戦闘力で、はっきりいって最強クラスである。  続く

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51kuzu★:2009/02/16(月) 16:59:12 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十四話 「サイヤ人は戦闘民族」

(KDM「まさか、静岡のパワーアップを手伝ったのが、俺が殺した奴だったとは・・・。」)

KDMは、結果的に自分が静岡を強くさせてしまった事に、後悔しているようだった。

「お前強くなったな。見直したぜ。」
静岡「ふふふ、何言ってるんだ。これが俺の本来の力だZE★」
「殺してやろうか?」
KDM「くそ・・・いい気になりやがって・・・。」

ふちゃみ達は、白い建物をたたき壊し、歩き始めていた。
城にしようにも、静岡が天井を壊したので捨てたのだ。
と、目の前に謎の人間が現れた。

?「待つんだな・・・。」
「またか。多いな、このパターン。」
KDM「ネタが無いんだろ、勘弁してやれ。」
静岡「・・・・・。」

謎の人間は、頭に角が生えており、皮膚は茶色、鼻は真っ赤だ。
だが、体全体を見ると、これはもういいようがないくらい変態だ。

「ろ、露出狂か!?」
KDM「現れたな、怪人二十面相!」
静岡「ふくらはぎにしてやるぜ!!」
?「そこの二人、わけの分からんことを言うな!」

そこの二人=眼鏡、静岡。つまり、露出狂は否定しないって訳だ。

?「俺の名前は、『センター君』だ。見ろ、大事な部分は隠しているだろう!」
KDM「なるほど、言われてみれば隠してあるな。」
静岡「なんで一カ所だけ、もっこりしてんの?」

わざわざ見せてくるのが、より変態だと強調している。
野性味を表してるのか?それともただの変態か?
どちらにしても、お前が隠さないといけないのは、そこのもっこりと顔だ。

「この変態め。その格好で女性の前に出てみろ、かばんで殴られた後はブタバコ行きだぞ!」
セ(略「馬鹿め、俺は女性にモテモテだ。世の女性が逃げる訳無いだろう。」
KDM「逃げないだろうな。ケータイで写真撮られて、さらしもんだな。」
静岡「えー、何こいつチョーうけんですけどー!写メとっちゃおー!」
セ(略「あ・・・っ!フラッシュはやめて!」
「・・・・・。」

ふちゃみは、早く殺したくてウズウズしていた。

「・・お前、何のために出て来たの・・・?」
セ(略「ははっ!哀れな、仲間になるためにきまっt(」
「分かった、死ね。」

グシャッッ  変態が、しゃべり終わる前にふちゃみに頭を、たたき潰された。

KDM「んで、こいつ・・本当に何?」
静岡「気にするな、ただの変態だ。」
「その通り、ただの変態だ。」
KDM「そうか、ただの変態か。」
変態「ふ・・ふふふ・・・。馬鹿め・・俺がこの程度でs(」
「変態は、変態らしく変体しやがれ。」

ガッ ガッ ゴガッッ  ふちゃみは、変体の頭を地面にめり込むまで踏みつけた。

KDM「死んだか・・・?」
変態「b・・bkm・・・mdsndniz・・・。」
静岡「地面の中で、まだ何か言ってるぞ。」
「こいつは、どこまでドMのド変態なんだ?
 早く、とどめを刺してやる。」
KDM「待て、ここは俺にやらせてくれ!」
「?まぁいいが・・何故だ・・・?」
(KDM「ここで、俺が力を見せつけふちゃみを驚かせれば、俺への態度が変わるに違いない!!」)

『野心を持つ物は、良い人生を送れない』・・・by 匿名希望

KDM「さぁっ!立てよ、ド変態。」
ド変態「ば、馬鹿め。まだ死んでないぜ・・・。」
静岡「ん?『b・・bkm・・・mdsndniz・・・。』・・ああ・・・!!」
「そう言う事か。」

KDMが、本気の力を解放した。その戦闘力数、53万!!
だが、現実は非常だった。予想以上に、ド変態の戦闘力が高かったのだ。
それも、戦闘力数78万以上!!・・・by 静岡

バゴォォン!!  ふちゃみの隣には、誰かの首が転がっている。

KDM「な、73万以上・・・!?そりゃあ間違いだぜ!故障だ!!」
「愚か者め!!頭を冷やせ、眼鏡!!
 冷静に判断すれば、捉えられんような相手ではないだろう!落ち着くんだっ!!」
ド変態「おめえはオラの大事な物を、たくさん奪ってしまった・・・。」
KDM「変態には、プライドはないだろ?」
「お前のもっこりは、まだ付いてるじゃねーか。」
ド変態「絶対に許せねぇ・・・。」
静岡の首「それは、こっちの台詞だ。ド変態。」
「人前でそんな格好しやがって。許せねえよ、犯罪だよ。」
KDM「行くぜ!サブロ―――――!!!」
ド変態「かかって、来やがれぇぇぇ!!」

今、KもいDぶな眼鏡と、ド変態の戦いが始まった・・・  続く

52kuzu★:2009/02/18(水) 23:33:07 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十五話 「ちげーよ田中そこじゃねーよ」

KDM「ふん、ガキが・・・。軽くあしらってやるとするか。」
ド変態「甘い、甘すぎるわ!!」
KDM「?」
ド変態「前回の話を忘れたようだな・・・。貴様の戦闘力では、俺には勝てんぞ!」
「その事なら大丈夫だ、静岡の目は腐ってるからな。」
静岡「・・・・・。」
KDM「そう言う事だ、ド変態。戦闘力で、全てが決まると思ったら、大間違いだ!!」
ド変態「そうか、ならば見せてやる・・・。はっきりとした力の差を!!」

センター君の角が、怪しく光りはじめた。次いでにもっこりも、にじみはじめた。

セ(略「見せてやろう。必殺、『田中波動』を!」
「ストリート○ァイターかよ。」
静岡「俺の、バラック砲の方が3倍くらい強いな。」
KDM「こんな物、避けるまでもねぇ。・・・かぁっ!」

ドガ――ン  KDMに命中。『お母さ――ん!』

「・・・・・。」
静岡「・・・・・。」
セ(略「たわいもない奴だ・・・。」
「今度から、あいつ生き返らせる設定、なくそうか?」
静岡「そうだな、あいつはいらないだろう。」
KDM「待て!!生きてるぞ!!」

KDMが、服がぼろぼろの状態で出てきた。
そう言ったものの、さすがに大事な所は破れてない。

セ(略「センター同盟結成だな。」
静岡「何だよそれ。変態の集まりか何かか?」
「『これは彼のライフスタイルです。』」
KDM「・・・・・。」
セ(略「ほう、俺の技を喰らって、生きているとは驚いた。だが、次で終らせてやる!」
「おいおい、前にも聞かなかったか?この台詞。」
静岡「ネタがないんだろ、勘弁してやれ。」
KDM「それも前に聞いたな?」
静岡「黙れ、変体二号め。糞して寝ろ!このデブ!!」
変態2「・・・・・。」
セ(略「・・・気を、落とすんじゃないぞ・・・・・。」
変態2「同情してんじゃねーぞ!このド変態め!!」
「・・・・・。」

やっぱり、最近眼鏡の地位が下がってきてるよな・・・?
静岡にまでなめられるとは、奴もおちた物だ。

「あーもう面倒くせーからよ。眼鏡、早くやられてこいよ。代わりに、勝った方を仲間にするから。」
KDM「つまり、俺はいらないって言ってるもんじゃねーか。」
静岡「今回は、死んだら生き返れないらしいぞ?」
変態2「な・・・っ!!」
ド変態「へっへっへ。そう言う事だ、ウジ虫君よぉ!」
変態2「うるさい、ド変態。貴様など、この技で十分だ!」
静岡「KDMの奴、いつの間に新技を!?」
「なーに、ハッタリにすぎんよ・・・。」
静岡「・・・。(あんた、一応仲間だろ・・・。)」
KDM「喰らうがいい・・・俺の新技、『クンッッ』を!!」
「俺の技だった――!!!」
静岡「い、いや、若干違う!『ッ』が、一つ多いぞ!!」

KDMが、人差し指と中指を上に立て、そのまま腕を上に上げた。
その瞬間、セ(略の足下から大爆発が起こった。

セ(略「ごあっ!!」
KDM「ははーはは!!」
「卑劣な奴だ、最低だな。」
静岡「・・・・・・・。」

しかし、KDMが突然地面に倒れてしまった。

静岡「どうした、KDM!?」
KDM「私は、この技を使うとHPが0になるのだ。」
「おもいっきり、ポケモソの『自爆』か、『大爆発』じゃねーか。
 ド○ースみたいな事しやがって。くせーんだよ、てめーは。」
KDM「ふ、ふちゃみ・・・。た・・助けてくれ・・・!」
「・・・・・。  ガッ」
KDM「す、すまねぇな・・・、ふちゃみ・・・・・。」
「なぁに・・・。」

ふちゃみが、ニヤッと笑った。
そして、眼鏡の手をつかみ、上へ思い切り投げ飛ばした。

KDM「わああああ――っ!!
   なっ、何を・・・!
   ふちゃみ、ふちゃみ―――!!」
「動けないサイ野人など必要ない!死ね!!」
静岡「これはな、デジャブーって言うんだZE★」

カッ  ドズゥ・・・ン!!

「さて、さっさと次へ行ってみるか。」
静岡「・・・・・。」

今後、できるだけふちゃみを怒らせないようにしよう・・・。
そう心に誓う、静岡であった。

次回、KDMは生き返っております・・・  続く

53kuzu★:2009/02/24(火) 22:11:19 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十六話 「SFってなんだろう〜」

ふちゃみ達は、いつものごとく町を探していた。
最近思った事は、ふちゃみ達は毎度の事、町を破壊してる気がする事だ。

「あ〜、最近戦いが多い気がするな。」
静岡「これって、そういう話じゃなかったっけか?」
KDM「それにしても、本当に変な奴らが多い所だ。」
「お前もだろ。」
KDM「・・・・・。」

ふちゃみ達が歩いていると、前に見えてきたのはアパートだった。

「・・・いつ現実世界に戻ったっけ・・・・・?」
KDM「・・・・・。」
静岡「ほう、これが世界的に有名なマチュピチュか!」

ふちゃみ達が、見とれている間にアパートの中から、何かが出てきた。
赤い帽子に独特の髭・・・。服装ははっきりいって、センスが無い。

?「マンマミーヤ!またお前達か、生きてたの?」
「・・・お前、使い捨てキャラじゃなかったの?」
KDM「たった一話しか出てきてないのに、その日のうちに死にやがった雑魚キャラ。」
静岡「伝説的キャラクターを馬鹿にしてるのか?『アリオ』!!」
アリオ「オーキドーキー、それは心外だ。彼がミーの真似をしてるヒュアイゴォー!」
「ん?後ろにもう一人いるような・・・。」

まさか、また新キャラだとか言うなよ?これ以上、めんどくさい奴を増やされたら、身が持たんぞ?

「おぉ〜、おまえらぁ〜。そんな所で何やってんだぁ〜?」
「ま た お ま え か よ w w w w」
KDM「死ねばいいのに・・・。」
ドラエモN「おいお前!聞こえてるぞ!!」
静岡「またお前か・・シャギ!!」
「人違いじゃね?」

現れたのは、ドラエモNだった。
懐かしの二人が、ふちゃみ達の目の前に現れた。

「お前らに聞くが、このアパートは何だ?何で道の真ん中にあるんだ。」
アリオ「マンマミーヤ!いい所に気がついたね、ビッチ姫。さすが僕の未来のお嫁さん。」
「気持ち悪い事言うな!!なんで俺がビッチだ、何で俺がお前の嫁なんだ!!」
KDM「ふちゃみ、お前フィアンセがいたのか・・・。」
静岡「幸せになれよ!」

ふちゃみは、KDMと静岡の腹に手を突き刺した。

ド(略「貴様らぁ!ここで会ったが百年め、殺してやる!!」
「いい度胸だサニー。それをあの赤髭やろうにぶつけたら、もっといいぞ。」
アリオ「おい、ミーは赤髭じゃなくて赤帽子に独特な髭をもっt(」

アリオは、隙をつかれてド(略のダイナマイトパンツを喰らった。

アリオ「イ“エアァァァァ!!!」
ド(略「ふぁぁはぁはぁっはぁcっぁっはっぁっっぁgxはhぁはあ!!!」
アリオ「びゃあぁぁあぁあぁああぁぁ、臭ひいぃぃいいぃ!!き、貴様・・一体何を・・・!」
ド(略「奴らは俺が一人でやる。お前はそこで見ていろ。」
「奴らって言っても、俺だけだけどな。」
ド(略「さぁ、あの時の仮を返してヤルッゾ!」

そんなことより、何でアパートがあそこにあるのか、何故アパートからこいつらが出てきたのか。
それが知りたいふちゃみであった。

「んちゃ!七部殺しにして、聞き出すしかないか・・・。」
KDM「んちゃ!って何だよ・・・。」

眼鏡は、戦いが始まる前に殺されたとか・・・  続く

54kuzu★:2009/02/27(金) 23:17:15 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十七話 「いね〜しなっ!!!!」

さぁ〜!例にもなくまた同じ展開になり、闘い始めるふちゃみであった。
今の所、イデもびっくりな、圧倒的力を見せるふちゃみに対し、対するは12歳のドラエモN。
今回も、果たしてふちゃみが勝つのか!?はたまた、ドラエモNか・・・。
最終回じゃないけど、クライマックス的な感じでいってみようっ!   by静岡

「おら、かかってこいよ青二才。」
ド(略「ばかめぇ、貴様が俺に勝てる訳がっっっねぇ〜。」
KDM「何?今の間は。」
「はっはっは!何を言い出すかと思えば・・・。おもしろい冗談だ。」
ド(略「そうだろう?はっはっはっはっは!!」
「うるせぇカス、死ねこの糞が。」

(静岡「最近、ふちゃみの口がますます悪くなってきてるなぁ・・・・・。」)

「俺は漢なんだぜ。昔から言うだろ?ほら、酒、ケンカ、女にゃ目がない・・・。 
 あれ、酒、ケンカ、女・・・いや、女、酒ケンカにゃ・・・。」
KDM「どっちでもいいだろ・・・。」
ド(略「つくづく分かってない奴らだ・・・。俺にはなぁ、『称号』があるんだぜ?」
「ピクッ  何?」
ド(略「俺の称号、それは『惨殺・暴行・強奪』だ!!」
静岡「そ、その称号は・・まさか・・・!」
ド(略「ほう、知っていたか。そうさ、俺があの有名な『沖縄戦争マン』だ!!!」

・・・・・・・・。

一同『だっせ。』
ド(略「・・・・・。」

眼を覚ましたアリオが、ド(略の肩に手を置いて、ポツンとこう言いました。

アリオ「生き続ければ、そのうちいい事あるって・・・。」
ド(略「うるせぇ!!寝てろボケ!!!」

ド(略の右膝蹴りが、アリオのみぞにヒットした。
アリオ、激痛により2月27日・10時57分、気絶。

「いつまでもたもたやってんだよ、かかってこい。」
ド(略「その減らず口を叩けぬよう、一瞬で終らせてやる・・・!
    w(°Д°w)カモーン!!波動砲!」
「何!?」
KDM「波動砲だとぉ!!?」
静岡「そ、そうだ・・・!奴は、あれであの称号を手に入れたんだ!!」

ド(略が言葉を放つと、雲一つない上空から一機の戦艦が振ってきた。

「あれ、パチンコでなかったっけか?」
KDM「ああ、俺やったよ。333なら出た。」
静岡「お前何歳?」
ド(略「くらえ、波動砲!!」

話してる最中に、ド(略がぶっ放してきた。
本当、マナーのなってない変態だ。

「うお、あぶねっ。」
静岡「避けなければいかんな・・・。」
KDM「ん・・・?」

ふちゃみ達は、KDMを前に差し出した。
ふちゃみ達は、KDMのぜい肉を思い切り広げ、大きな盾を作り出した。
KDMは、消し飛んだ。

ド(略「ははーははっ!!」
静岡「哀れな奴よ、あの程度で図にのりおって。」
「なら見せてやる。真の『波動砲(イデオン・ガン)』を!!!」
ド(略「何だとぉ!?」

ふちゃみは、自分の腹のハッチをこじ開け、胃袋の機関部から砲台を出した。

静岡「ま、まてふちゃみ!それを使えば俺達まで・・・。」
「ばーか、俺は(大事な事なのでもう一度)俺は死なねーんだよ。」
静岡「・・・・・。」
ド(略「くっ、させるかぁぁ!!!」
「イデオン・ガン、ハッシャッッ!」

ふちゃみが放つと同時に、ド(略も波動砲を放った。
二人は、相打になった。

ド(略「ぐわあぁぁぁぁぁ・・・・・。」
「くっ・・・・・・・。」
静岡「びゃぁああぁうまひいぃぃいぃぃいい!!!」

爆風で、辺りは消し飛んだ・・・・・・。



「う・・ここは・・・。」

そうか、あの髭面青ひょうたんと相打に・・・。
・・・って、あれ・・・・?この真っ白な背景は何?

「・・・って、だれもいね〜しなっ!!」  続く

55kuzu★:2009/02/28(土) 23:49:18 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十八話 「科学の力ってすごいっ」

   ===簡単に前回のあらすじ===

道ばたの、至って普通なアパートから至って普通のアリオと、ドラエモNが出てきた。
作者が、面倒くさいと言う事で「イデの力でも借りるか」という、至って普通に危ない賭けに出た。
その結果、ふちゃみの至って普通な『波動ガン』を使い、至って普通にド(略と相打になった。
著作権的にも、そうとう危ない「イデ」の力によって、ふちゃみは真っ白な世界に飛ばされた。

   ================

俺はあの時、奴と相打になってここへ飛ばされたのか・・・。
まぁ、俺は主人公って言う事で死なないってことは分かってるが、どうもここは気になるな。

「眼鏡達や、青ひょうたん共はどこに消えたんだ?」

すると、ふちゃみはある事に気付いた。
足 が 地 面 に 着 い て い ま せ ん 。

「ほう、これが噂に聞く舞空術か。この私も、ついに手に入れたという事か・・・。」

・・・て、冗談言うとる場合やない!あの馬鹿共を探さねーと・・・・・。

ふちゃみがゆ〜らゆ〜らと飛んでいると、黒い穴のような物が見えた。
中心に向かって、渦を巻くようにすぼまっている。なんだ、イタスな穴か。

「ん?何故こんな所にイタスな穴が??」

耳を澄ますと、穴の方から声が聞こえる。どうやら、あれが出口とみたっ!

?「・・・待つのだ、勇ましき者よ・・・・・。」
「!!な、何者DA★!?」
?「私は、宇宙を司る者。名を『イーデオーン』!!と言う(」
「うるさい、ばか。ではさらばだ。」
E-DE「・・・・・。」

ふちゃみは、E-DEを無視してイタスな穴へと向かっていった。
が、ばかと言われたE-DEが、ふちゃみのいく手を阻んだ。

E-DE「KOKOWATO-SAN☆」
「何?この俺様にたてつこうってのか、てめぇ。」
E-DE「無知とはなんと悲しき事だ。お前は、私の髪の毛の先端ほどもないというのに・・・。」
「お前、髪の毛生えてねーだろ。」
E-DE「・・・・・・・・っ!!」

E-DEは、一言で言うと『「よくわからないけどよくできてる」メカ』 だ。
髪の毛が生えてたら、メリーさんも、髪の毛の伸びる呪いの人形も、リカちゃんもびっくりだ。

E-DE「わ・・私を二度も侮辱するとは・・・っ!!!」
「うるさいハゲ。ハゲに髪の毛が生えてないと言って、何が悪い、このハゲ。
 事実を述べたまでで、ハゲに恨まれる理由など、どこにもないぞこのハゲッ!
 分かったら、さっさとそこをどけ、ハゲッハゲッハゲッッ!!」
E-ハゲ「ふぬぅぅぅぅ!!許さん・・許さんぞぉぉ・・・!」

E-ハゲの体が、だんだん赤くなってきた。ま、まさかあれはパンプアップ!?
が、俺様はそんな事に動じないZE★

「あ、あそこに白いカラスがっ!」
E-ハゲ「えっ!?どこ、どこ!!?」
「(ちょろいちょろい!この隙に、俺は逃げさせてもらう!!)」

ふちゃみは、隙を見てE-ハゲの真後ろにある、イタスな穴へと飛び込んでいった。
どうやら、このハゲは頭ばかりでなく、脳みそまでハゲているノータリンの単細胞のようだ。

「ダイブッ!!」

と、ふちゃみは、一人で穴にダイブした。81マスに潜った訳じゃないぞ?
ふちゃみが飛び込んだ先には、さっきと同じ世界の背景が見えてきた。
周りがもやもやしている、じっと見てると吐き気がする、モザイクかけた方がいい世界。

「・・こ、ここは・・・。そうか、戻ってきたのか・・・。」
?「なっ!何でまた、貴様がここに!!」
「ん?げっ!またお前かよ!」

元の世界に戻ったふちゃみが見た奴とは・・・!?  続く

56kuzu★:2009/03/05(木) 00:35:06 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第四十九話 「とーしょーダーイモース」

「お前は、どこまで目立ちたがりやなんだよ。『ナップ』・・・。」
ナップ「フッ、哀れだ。実に哀れだ。哀れすぎて目から涙が落ちてきた。あーあ、哀れ哀れ。」

棒人間の頭は、ダイナマイトのごとくはじけとんだ。

ナップ「目がぁ〜、目がぁ〜!」
「お前に目なんてあるのかよ。大体、今は頭すらないだろうが。」

ナップの頭は、ピ○コロの腕のように再生した。ズッ っていいながら生えてきた。

ナップ「おい、そういえば忘れていたが、何でいきなりここに現れたんだ!」
「忘れるなよ・・・。ああ、そうだ。何か戦ってたら、変な所に飛ばされたんだ。」
ナップ「ぶはは!馬鹿じゃねーの?漫画の見過ぎだろwww」

漫画の世界から出てきたような奴に、漫画の見過ぎと言われるとは、思ってもなかったZE・・・。

「ああ、もういいよ。じゃあな、棒人間。」
ナップ「待て!ここで決着をつけてやるぞ!!父の敵ぃぃ!!」

と、いきなりゴゴゴゴゴッと言う音と共に、ふちゃみとナップの横から突然黒い穴が現れた。

ズンッッ  プチャッ  大きな何かが、ふちゃみの目の前の何かを潰した気がする。気のせいだ。

?「貴様・・ここにいたのか・・・。」
「あ、さっきの馬鹿ハゲじゃねーか。」
?「き、貴様っ!!宇宙を支配する私に向かって、またも馬鹿にしたな!!!」

現れたのは、イーデオーンだった。・・・この小説、公に出したらマズいんじゃないか?

E-DE「殺してやる、殺してやるぞふちゃみっ!!」
「ストレートに殺すなんて言いやがって、口の悪い奴だ。」
ナップ「・・う、うぐ・・・お前、人の事言えないだろ・・・・・。」
「おお、お前生きてたか。そーかそーか、なら死ね。」

ふちゃみは、E-DEの足からちょっとだけ出ているナップの顔を、踏みつぶした。

E-DE「・・・・・。」
「で、何のようだ、でか物。」
E-DE「無論、貴様を倒しにきたのだ。私への侮辱は許せんからな。」
「きっもちわりぃ〜!馬鹿にされただけで怒ってんのかよ。」
E-DE「貴様、人の事言えんだろうが!!」
「全く、ぎゃーぎゃ−わめくな、子供じゃあるまいし・・・。」
E-DE「ぬぐぐぐぐ・・・・・!貴様ぁぁ!!」

デカ禿が、怒って向かってきた。まぁ、向かうも何もない距離だけど・・・。
ふちゃみは、デカ禿の単純な左足蹴りをかわし、軸の右足にドロップキックをした。が・・・。

「ぐをっ!かてぇ!!」
E-DE「ハッハッハッ!甘いな、私の体は超合金でできている。並大抵の攻撃など、かゆくもないわ。」
「お前、かゆくなるの?見た目まんまロボットじゃん。」
E-DE「・・・・・。」

ふちゃみは、E-DEから少し距離をとった。そして、腰の左側に両手で団子を持つかのように構えた。
だが、E-DEはそれに動じず、ただお地蔵さんのように構えてる。

「それが構えだと?ふざけやがって・・・。武道をなめると痛い目に合うぞ。」
E-DE「はんっ、やれるもんなら・・・やってみろよっ!!」
「馬鹿ME★これでもくらえ!」

その瞬間、ふちゃみが構えていた手を前に突き出した。同時に、手から青白い光が放たれた。
ズドォォォンッ!!  見事、命中。『おかあさーん!』

「はぁ、はぁ、へ・・へへへ・・・!ど、どうだ。思い知った・・・か・・・・・?」
E-DE「下らん技だ。ただ埃を巻き上げるだけか?」
「何・・だと・・・!?」
E-DE「本当の攻撃という物の見本を見せてやろうじゃないか・・・。」

E-DEは、凄い早さでふちゃみの目の前に飛んできた。が、大振りで右腕を地面に叩き付けた。
もちろん、ふちゃみは簡単に避けた。

E-DE「何・・だと・・・!?」
「馬鹿だ、本当に馬鹿だ。正真正銘の馬鹿だ。
 脳みそがハゲている所か、既にカビが生え始めているくらいに馬鹿だ。」
E-DE「な、何故私の攻撃があたらんのだ・・あたりさえすれば・・・!!」
「どんだけ馬鹿なんだ・・・・・?」

重要なのは、E-DEがハゲという事ではない。
ただでさえ馬鹿なふちゃみに、馬鹿馬鹿言われてるという事がどういう事なのかである。

E-DE「ふん、まぁいい。私には、まだまだ攻撃技がたくさんあるからな。」
「どうせウル○ラマンみたいに、パンチ・キック・スペ○ウム光線程度だろ。」
E-DE「違う!あんな着ぐるみを着たおっさん共と、一緒にするな!」
「おい、馬鹿にするなよ。だ○ちに怒られるぞ!」
E-DE「・・ま、まぁいい、どうせなら、私のとっておきの技でお前を消し去ってやる。」
「お前、宇宙の支配者とか言ってたけど、思いっきり悪者の台詞だな・・・。」

イーデオーンの、とっておきの技とは、一体・・・  続く

57kuzu★:2009/06/22(月) 22:01:33 HOST:p84a73c.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ふちゃみ 最強伝説
第五十話 「ビッグブリッジ封鎖できませ〜ん!」

        〜これまでのあらすじ〜
でっかい禿が、でっかい夢とでっかい希望を持った、次いでにあそこもでっかいふちゃみに戦いを挑んだ。
戦いの最中、無事元の異次元世界にもどってくる事に成功した。
しかし、安心したのもつかの間。イーデオーンが、ふちゃみを追いかけてやってきたのだ。

再び、激戦が始まろうとしている・・・・・。


関係ないけど、第五十話突破おめでとう!!!
        〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「おい禿、とっておきと言うくらいなら、相当な技なんだろうな・・・?」
E-DE「いいだろう・・・!そこまで死にたいのならみせてやる!!」

そういうと、E-DEは両手を前に出し、力を込め始めた。

E-DE「はああああ・・・!!」
「な、何だあれは・・・?」
KDM「うーむ、理解不能だ。」
静岡「俺知ってるぜ。あそこからたくさんの蛍が出てくるんだ。」
「お前らいつの間に!?」
KDM「オラには、いわゆる『瞬間移動』ってやつが使えるんだ。」
静岡「なぁなぁ、ほら蛍g(」

静岡の頭の形が静岡県になった。

E-DE「はあ・・はあ・・・!
   狙うは・・・武舞台だ・・・・・!」

(E-DE「ここで全ての気を使い果たしてしまうとこっちが力つきてしまう・・・。
    あるていどの気はのこしておかねばな・・・。」)

E-DE「気功砲!!!!」
「へ?」
静岡「よけんかふちゃみっ!!!」
KDM「神さまっ!!」

カッ!!!! 静岡「ごあっ!!!」

凄まじい衝撃と爆風が、静岡とふちゃみ達の辺り一面を、消し飛ばした。

E-DE「はぁ・・はぁ・・・。上田っ!!」
「どちらさま?」
E-DE「さすがだ!あの一瞬でよくこんな上空までとびあがれたな!」
「静岡は死んだけどな。」
KDM「すっげえ技だ・・・!
   静岡のいったとおりよけなかったらほんとに死んでたかもしんねぇ・・・!!」
「静岡は死んだけどな。」
E-DE「オレは舞空術で自在に飛べる・・・。勝敗はあきらかだな。」
「だが、それはどうかな?」
E-DE「なぁ〜にぃ?」
KDM「やっちまったなぁ!!」
「おい、眼鏡。瞬間移動だ。」
KDM「YES WE CAN! YES YOU CAN!!」

眼鏡は、瞬間移動を使って地上にワープした。

E-DE「あ、ちょっ、お前らきたな・・・」

と、E-DEが言いかけたとき、ジェットの燃料が切れた。

E-DE「あ、あーーーー・・・・・・・・。」
「うわだっせ。『宇宙の支配者』とかいってたくせに、燃料切れたら飛べないでやんの。」
KDM「あれじゃあまるで『イン○レディ・ボーイ』だな。」

宇宙の支配者は、無様に穴に落ちていきましたとさ。めでたしめでたし・・・。

「ほっといても死にそうだがな・・・。とどめをさしてやる・・・!!」
KDM「ゴッドハンドクラァァァッシュ!!!!」
「やめなよ海馬くん。」

時既に遅し。

ドッガァァァァァァァァァン!!!!!!

地面をたたきわる神の一撃は、穴の中のイーデオーンをたたき潰した。

「ながく険しい戦いだった・・・。」
KDM「ああ、本当にな・・・。」
「犠牲になった静岡のために、墓でも作ってやるか。」
静岡「え?俺死んじゃうの?」
「お前、次回から登場しなくていいから。」
KDM「短い付き合いだったな、縮れ毛。」
縮れ毛「勝手に名前を変えるな!おい、嘘だろふちゃみ!!」
「しつこい男は嫌われるZE★」
KDM「お前はもう脱毛したんだ。残りのかすかな人生をもっとエンジョイするんだ。」
縮れ「脱毛って何だよ。抜けてねーよ。縮れ毛じゃねーぞ。名前省略するなよ。」
「いい加減にしろよテメェェオラアァァァァ!!!!!しけんだよコンチクショォォォォ!!!!!」
縮「逆切れ!!?」
KDM「くたばっちまえ、アーーーーメンッ!」

ボンッ、キュッ、ボンッッ!!(キュ?

こうして、静岡・・もとい縮れ毛は、ふちゃみ達から脱毛しました・・・。
さらなる冒険がふちゃみ達を待ち受ける・・・のか?
ふちゃみ達の最強を目指す旅は、まだまだ続く・・・かもしれない・・・・・。

58kuzu★ ◆zuljNZoYT6:2010/02/23(火) 00:50:32 HOST:p6ea9e5.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
えー、今からノリで今さっき思いついた小説書きます
かなりノリなんで、途中で止まるかもかも
見なくてもいいと思いますww

59kuzu★ ◆zuljNZoYT6:2010/02/23(火) 01:28:29 HOST:p6ea9e5.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
えー、今からノリで今さっき思いついた小説書きます
かなりノリなんで、途中で止まるかもかも
見なくてもいいと思いますww

60kuzu★ ◆zuljNZoYT6:2010/02/23(火) 01:31:16 HOST:p6ea9e5.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
なんか書いてたら
「改行多すぎwww」
って言われて全部消された\(^O^)/

やる気なくなったからまた今度やるはorz

61kuzu★:2010/09/19(日) 18:43:58 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
暇すぎるから書き込んでみる


ここはあえてみんな知ってるポケモンでいってみるかwww




題名「トレーナー無しで全国統一を目指してみた」

かなり「勇者のかわりにry」をまねてるがwwwまぁスルーでww

62kuzu★:2010/09/19(日) 19:02:59 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
トレーナー無しで全国統一を目指してみた

第一話「この地は戦場」


昨日の闘いの疲れもあって、俺は草原の上で寝てしまったようだ。
気がつくと草むらの上にいた。

成長するごとに鎌の切れ味もするどくなり、光沢を見せるようになった。
血しぶきが美しい。

あたりを見回すと、少々離れたところに昨日殺したのであろうコンパンが横たわっている。
見事に頭から真っ二つだ。そもそも、頭だけみたいなものだが。


腹が減ったので朝飯を探す。
ストライクの俺は、基本的に何でも食べる。
うまくはないが、人間も食べる。
最近は虫タイプの佃煮ばかりなので、たまには肉が食いたい。
ニドランでも食うか。


歩き回っていると、獲物を見つけた。
しかし、何か様子が変だ?
近寄ってみる。



ニドランの前に一匹の人間が!!



そういえば、ふと思い出した。
歩き回っているうちにこの地にたどり着いたが、何でもここは
「サファリパーク」と呼ばれているらしい。
獲物も多く、住み心地もいいので居座っていたが・・・。


ふと、人間の方を向きなおすと、なにやら手に何か持っている。
あれが噂の「ゴールデンボール」か?
しかし、金色じゃないな?

人間がニドランに向かって、「それ」を投げつけた。
ニドランが吸収されてゆく!一体あれは・・・・・。


「ポケモン、ゲットだZE★!!」

恥ずかしいとは思わないのだろうか。



どうやら、この地では人間がわれわれ原生動物を捕獲しているようだ。
俺が捕獲されることは地球がひっくり返ってもありえないが、
獲物を奪われるのは心外だ。



「殺 る し か ね ぇ か ・ ・ ・ ・ ・ 。」


続く

63kuzu★:2010/09/19(日) 19:21:49 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
タイトルは長いので、省略の方向で

第二話「血に染まりし草原」


人間が玉を拾い上げようとしてる所に近づいてみた。
どうやら、やつもこちらに気づいたらしい。


「おお!こんなところにストライクが!!
 これはもうゲットしちゃうしかないな!!フヒヒww」

だめだこいつ・・・早くなんとかしないと・・・・・。


「まぁ待て。話し合おう。」
心にもないことを言ってみる。

しかし、こちらの言葉が通じてないのか、新たに玉を構えはじめた。
どうやら、言語能力に関してはわれわれの方が勝っているようだ。


「いっけぇ!モンスターボール!!」


ガッ!!  頭にヒットした。いってぇ。



ちょっとイラッと来たが、おとなしくしてみる。
やつには武器がない。いつでも殺れる。俺には余裕がたっぷりあるのだ。


「さすがにこれじゃあつかまらないか・・・。
 ならば、まずは『エサ』だ!」

と、やつが袋からこちらに何かを投げつけてきた。
一瞬警戒したが、においからして食物のようだ。  うむ、いける。
腹が減っていたのでちょうどいい、やつを殺してこれを奪うか。


「よーし、食らえ石ころ!」

と同時に、何か投げつけてきた。
俺がそれを確かめようと顔を振り上げた瞬間、「それ」はあたった。


顔面に・・・・・。



さすがの俺も切れた。こいつ、今すぐ殺そう。



「!? な、なんだ!!?
 ここのポケモンはみんな危害を加えないはずだぞ!!」

こいつはこの世の理を勘違いしているようだ。
二度も顔面にぶつけられ、怒らないやつがいると思っているのか?

そのうち一回は石だぞ。やってられるか!!



「う、うわ!!く、くるな!!うわあぁぁぁ!!!」

必死に玉を投げつけてくる。
残念ながら、俺はこの地の住人ではないのだ。


俺の鎌が鈍く光り、やつをめがけて振り下ろされた。
それと同時に血しぶきがほとばしる。

あたり一面に血の池が出来上がったわけだ。


その後もだえ苦しんでいる人間にとどめをさした。



やつの所持していた袋から、さきほどの食物を頂戴する。
すべて平らげる頃には、腹が満たされた。
人間よ。残念ながら、貴様は他のハイエナどもに食われるがいい。



俺はこの地を跡に、足を運ばせた。


続く

64kuzu★:2010/09/19(日) 21:21:24 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
第三話「エリア」


天気は晴天、腹も満たした、気分も爽快、
しかし、ここはどこだ・・・・・。

大分歩いたと思う。しかし、どこまでいっても草原が広がっている。
それに、所々に人間を見かける。
さっきの人間同様、玉を使い獲物を吸収しているようだ。


どこからともなく、大きな声が聞こえてくる・・・。


「このあたりのエリアで、凶暴なポケモンが出現した模様です。
 怪我人が出たと言う報告があります。
 サファリラリーを楽しんでいる方々は、十分お気をつけください。」


物騒な話だ。


「うわぁぁ!!助けて、助けてぇ!!」

獲物の叫び声が聞こえる。

「待ちやがれ、カラカラめ!!
 捕まえてその骨を売りさばいてやる!」

どうやら、金銭目的のためのようだ。
頭に頭蓋骨をかぶり、手に骨を所持した獲物が逃げ回っている。


「くっくっく、逃げられると思うか?
 出て来い、サイホーン!!」

人間が腰に所持した玉を掲げると、
なんと中から灰色の、角を生やした四足獣が現れた!



「「「こいつぁおもしれぇぇ!!」」」


俺は闘いが大好物で、常に血に飢えている。
早速闘いを挑みに人間の目の前へ躍り出た。

「!? 何だ・・・?ストライク!?」
「その弱者の代わりに、俺が相手になってやる!!」

やはり言葉が通じない。
人間は、無視して骨の獲物を追いかけていった。

だが、そうは問屋が許さない。

人間に向かって、かまいたちを放った。

「うおぉぉ!!??
 て、てめぇ!殺してやる!!」


さぁて、おもしろくなりそうだ。


続く

65kuzu★:2010/10/01(金) 00:11:47 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
ポケモンはやめだやめ

こんなもんくそだ
やるだけそんそん

新しいの考えまひょか

66kuzu★:2010/10/18(月) 22:52:04 HOST:p034eb0.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
【タイトル】 ジャーにゃーマン
その一 「ファットキャット」


「いやぁ、今日もいい天気だ。」
「全くだな。見ろあの雲、まるで綿菓子だ。」

曇りに曇った灰色の空を見上げ、二人の男が会話をしている。

男A「しかしあれだな、ほんとに。超ヤバイよな。」
男B「すまん、お前の言いたいことが理解できない。」
男A「いや、なんと言うかあれじゃん?まさに。」
男B「蹴り飛ばすよ?」


男A「えっ、何あれ?」


ふと、なんの変哲もない道から人が歩いてくる。
ん、人?気ぐるみきてるのか??


男B「・・・・・ねこ・・・・・・・?」
男A「・・・けど、メタボだぜ?」
男B「けど、ねこだよ。」
猫「オッス、おら又吉。ところでお前ら、金よこせ。」
男A「なにこれ?恐喝?新手の恐喝ですか?横暴すぎるんですけど。」
男B「何平然と名乗って恐喝してんの?何なの、殺すよ?まじで。」
又吉「実は、わたくしの母が不治の病で倒れ・・・。
  せめて死ぬ前に、うな重を食べさせてあげたくて・・・・・。」
男A「何この新しすぎる詐欺。ごんぎつねか?ごんぎつねか貴様。」
男B「お前のやってること
   電車の中で酔っ払ったおっさんがつり革でけんすいやるくらい恥ずかしいよ?」
男A「その程度なんだ・・・。」

「又吉」と名乗る猫は、顔を上げ二人の顔を見て口を開いた。

又吉「まあ落ち着け、ここで大人三人が立ち話もなんだ。
   とりあえずファミレスでもいこうか。お前らの金で。」
男A「なんでこんなになれなれしいの?腹立ってきたんだけど。
   丸焼きにして食ってやろうか?」
男B「しかたねぇな。おいA、お前の金もちだからな。」
男A「てめー地面に沈めてやろうか?
   って、何であってから5分も立たないやつに飯おごらないといけないの?
   俺何か悪いことしたっけ?マジ助けて神様。」
又吉「どうでもいいけど俺ケンタッキー食べたいから早く行こうぜ。」
男A「ファミレスにケンタッキーねーから。
   素直にケンタッキー行けよ。てめー一人でな。」
又吉「うそ、ないの?初耳なんすけど。」
男B「なぁA、俺寿司食いたいから早くファミマ行こうぜ。」
男A「お前マジでケツにプラスドライバー8本くらい詰めてやろうか?
   そんで痔になれ。そして死ね。」


男B「っつかまじめに、お前何者?」

Bが又吉に問いかけた。


又吉「それは、次回に教えてやる。」




首の骨が折れる音が、道端に響いた。


・・・続く(?)

67☆シュウ☆:2010/10/19(火) 01:49:15 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
そのニ 「現れた!腹の中に虫を飼っている男!」

まだ曇った空はいまだ晴れずただゆったりと上空を流れている今日のお昼過ぎ。
又吉と名乗る男が現れ俺たちに話しかけてきたのである。

して、この男見るからにアレである。
‘アレ’な、この又吉はいきなり意味不明なことを言ってきたのであった。

「オッス、おら又吉。ところでお前ら、金よこせ。」

なので丁重に骨を折ってやった。イェイ!

男A「おい、これはいくらなんでもやりすぎじゃないか?」
男B「いや、まだこのとんがりコーンには甘すぎるぜ。もっと砂糖かけたい」
男A「あー・・・まぁいいや、ところでおまえその腕どうした・・っておい!」
男B「え?え?」
男A「いいから逃げるぞ!」
男B「引かれて慌ててずががガーーーーん!」
男A「なにやってんだ!」
男B「すんません社長」

そうこうしている間に目の前には警官が二人やってきていた。

警官A「キミタチそこで何をしている」
警官B「男二人がくんずほぐれつ・・・あぁん」

まずい・・・俺たちは直感的に感じた。
とりあえずこの場をごまかさないと・・・!

男B「へい!そこの警官さん!ワタシトイイコトシマセンカ?」

男Bは警官Bとホテルへ向かって去っていった。

男A警官A「「はぁぁぁっぁぁぁぁ??????」」

・・・・・・・・・・

この空気どうしてくれようか。
とりあえず警官がこっちを見ていない隙におさらばしようか。

男A「忍忍♪」

どろん(ただのドライアイス。効果音的にぶしゅううううううが正しい


警官A「な!?」


警官が周りを見渡しても、そこにあるのはただの男Bの個人証明書だけだった・・・

68☆シュウ☆:2010/10/19(火) 21:48:09 HOST:KHP059141045012.ppp-bb.dion.ne.jp
その三 「生きてるってすばらしい」

はぁはぁ・・・なんとか逃げ切ったぜ・・・

すでに雲は流れすぎ、夜の帳が降りている今。
男Aは全く知らない場所にいた。

男A「ここどこだよ・・・」
男Aがため息とともにつぶやく。
男Aの周りには明かりもなく、天上の星達によって照らされている一本道があるだけである。
そこは音も風もなく、ただひたすらに伸びている道があるだけである。
男A「・・・だれかいねーのー?返事してくれよー!」
男Aの声は闇の中に吸い込まれていった。
ちっ。男Aが舌打ちをしていざその道を歩きかけた時。

そいつはあらわれた。
どこか・・・そう中学校の英語のプリントで見た顔である。
そいつは俺に語りかけてきた。

マックス「やぁ!僕はマックス!君は何故ここへ来たんだい?」
男A「いや、気がついたらここにいたんだが・・・」
マックス「ふーん、そうなの。じゃあこの世界についてはまったくご存知でない?」
男A「ああ、わからん」
マックス「なら、まずここについて話しておくかな。」
マックスと名乗る男は語りだした。
ここは、多くの人間が作りだした世界である。
この空間では物語が無限のようにあり、人々は夢を見るときこの空間に来て色々な夢を見ていくのだ。
この空間はいわば夢を作り出す世界。
夢をみることで人々はなりたい自分を演じることができる。
体験したことはないだろうか。
夢の中で魔王を倒す勇者になって、仲間とともに旅をする夢。
兵士となって次々と現れる敵を倒し、覇者となる夢。
色々な夢がある。人々は常に考えているものだ、自分はこうでありたいと。
ここはそんな望みをかなえることができる世界を作り出す世界。

マックス「ここはそんなところなんだ。」
マックスは微笑んだ。
男Aは正直焦りを感じていた。
男A(駄目だこいつ・・・早く何とかしないと・・・)
こんな危ない奴といると何をされるか分かったもんじゃない。
男Aはマックスの脇をすり抜けようとした。だが、

マックス「愚かなリ、ハーマイオニー。」
男Aが走り出した瞬間、マックスは男Aにむかって何かを投げつけてきた!
男A「あたるかよ!」
男Aはよけた。割と運動神経があるのでよけるのは造作もないことだった。そう、よけるのは。

マックス「さらばだ穢れた血を持つ男よ。」
男Aはおちた。まっさかさまにだ。
なんと闇のせいで見えなかったが、道のすぐしたは底なしの闇だったのだ。

男A「はぁあああああああああああ?」
あまりの落下速度に意識が遠のいていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はぐむ!男Aはホテルの前にたたきつけられた。

男A「うぅぅぅ・・・いってえ」
男B「おおおおお、マイダーリン!」
男A「なにいってんの?・・・」
男B「つれないぜマイハニー!おれをおいていってしまうなんて!」
男Bが近寄ってくる。
男B(なぁ、おい合わせてくれ頼む!)
男A(なにがどうなってるんだ。おれはいまそれどころじゃ「おうしー!じゃあ帰ろうか!俺たちのシャングリラに!」
男A「ちょ!おま!」

警官B「まぁまて」
男Bは男Aの手を引いて走り出した!
警官B「おい!」
とりあえずわけもわからず、近くの公園まで走る。

男A「なぁ・・・・どうしたんだ?急に。」
男Bはもう必死な顔をしていた。それはもう必死だった。
男B「ふぅ・・・とりあえずはじめから簡潔に話すわ。」
男B「襲われそうになった」
男A「いやおまえたしかホテルでいいことしようとか言ってなかったか?」
男B「違うんだよ、あれはお前を助けるためで、あとで逃げようと思ってたんだ」
男A「ほう。つまり敵を分断させようとしたのか」
男B「そうだ。だが、やつのしつこさは異常でな、なかなか逃げれなかったんだ」
男Bはホテルの前で頑張ってたらしい。
したら、そこに男Aが空から降ってきたとな。
男A「そうか・・・実は俺も変な世界に・・・ああいやこれはいい」
男B「?気になるな。」
男A「いやいい、そんなことよりかえろーぜ、俺もう疲れた。」
変な世界のことは忘れることにした。面倒くさいし、なによりもう行くこともないだろうから。

男B「んー、まあいいか、じゃあお前も気をつけてな。」
男Bは手を振り去っていった。
男A「んじゃま、俺も帰るとするか。」

男Aは自宅に向かって歩き出した。
だが、そのとき公園の茂みにかくれる二つの目がらんらんと輝いていたことには気がつかなかったのである。

69kuzu★:2013/03/18(月) 04:45:57 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
新しく小説(というかSS)更新するぞー

タイトルは
『ガマセがゆく』
ちなみに、適当につけた上に内容にも関係ない
ふと思いついてつけた 反省はしている

70kuzu★:2013/03/18(月) 04:48:54 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
タイトル:ガマセがゆく




やぁ、みんな!ガマセだよ!
今回のお話は今までとはちょーっと変わった志向だけど、
きっとみんな気に入ってくれるから、どうか楽しんでいってね!!

それじゃあ、また会おうね!シーユー!



主人公「誰だよお前」

71kuzu★:2013/03/18(月) 04:50:15 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp


この世に蔓延(はびこ)る悪の影。
時は戦乱、剣と誇りと魂がぶつかり合う。
正義のためか、誇りのためか?
自分の信じるもののため。
自分の愛するもののため。
戦士たちは行く、清き美しき魂を持って、
己の目指す桃源郷へ。








これはギャグ&コメディーです。

72kuzu★:2013/03/18(月) 04:52:15 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp



魔王「人間滅ぼす!!!!!!」

幹部の一人ガビョウ丸「冒頭から物騒だな」

魔王「あいつら勝手にどんどん繁殖しやがって
   猿知恵もいいとこだ」

ガビョウ「嫉妬とは醜いなハハ」

魔王「黙れ童貞。そんなんだから貴様は魔法が使えんのだ」

ガビョウ「お前は今いってはいけないことを言った。よろしい、ならば戦争だ」

魔王「ハハハ落ち着けよブラザー
   俺も童貞、お前も童貞。あんさん今宵の調子はどうてい(どうでい)?」

ガビョウ「・・・・・」

魔王「・・・・・」

ガビョウ「・・・・・・・」

魔王「わかったよだまんなよちくしょう」

ガビョウ「何がわかったんだよ」

73kuzu★:2013/03/18(月) 04:54:26 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

主人公マンセー「魔王ブッコロス!!!!!!」

相棒魔法使いシモー「どうしたんだ初っ端から」

マンセー「きっと魔王とか言うくらいだから、妾(めかけ)とか遊女とかたくさんいるんだ」

シモー「そうだろうな。遊女はわからんが」

マンセー「人外のくせしてハーレムとかマジ許すマジ。
     おい下、ちょっくらお礼参りいくぞ」

シモー「下じゃねぇシモーだ。下ネタみたいな呼び方すんな。
    あとお礼参りの使い方おかしいから、二つの意味ともあってないから」

マンセー「そんなことはどうでもいい。
     魔王ぶっ殺して女は全て俺のものだ」

シモー「作者の意思を反映しているな
    ちなみに、お前の言動こそまるで悪の化身のようだぞ」

74kuzu★:2013/03/18(月) 04:56:38 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ガビョウ「おいおい、マジでやる気か?」

魔王「当たり前だろ!!
   なんで猿に女がいて、崇高なる魔王様がカノジョ一人できんのだ!!!」

ガビョウ「自分で崇高とか言うな気持ち悪い
     そんなんだから女友達すらできないんだ」

魔王「うるさい!!!!!
   ・・・自分だっていないくせに」ボソッ

ガビョウ「おい貴様いm 魔王「さて、本格的に人間界侵攻するわけだが?」

魔王「具体的な内容を決めていかねばならんな。
   基本は大事だ。かつて偉い先人がそんなこと言ってた気がする」

ガビョウ「・・・」イライラ

魔王「だがしかし、
   私は地味なことはキライだ。もっと派手にぶぁーーん!といきたい
   何かいい案ないかガビョウ丸?」

ガビョウ「知るかよ、勝手にやってろ」

魔王「さすがガビョウ使えない。
   おい、水のアラサー。ちょっとこい」

四天王の一人水のサラサ「サラサです。アラサー過ぎてますが気分悪いんでやめてください」

魔王「まぁ気にスンナ、そっちのほうが親しみやすい
   何かいい案ない?」

サラサ「そういわれましても・・・
    っていうか何しようとしてるんです?」

魔王「人間界に凸しようかなと」

サラサ「マジッスカ」

75kuzu★:2013/03/18(月) 04:58:45 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「うーっし、いくか下」

シモー「シモーだ。キレるぞ貴様!」

マンセー「キレる十代まじ怖い
     これだからゆとり世代は・・・」

シモー「お前が言うな、同い年のくせに。
    それと十代じゃない」

マンセー「どうでもいいから準備できたのかよウスノロ」

シモー「(コイツ・・・!)」ピクピクッ

シモー「・・・って、え?何、俺もいくの?」

マンセー「当たり前だろ
     ・・・一人ぼっちはさみしいもんな」

シモー「勝手に行って勝手に死ね
    二度と戻ってくるな」

マンセー「冷たいな下
     そんな名前だから、お前は知能が小学生なんだよ」

シモー「下じゃねええシモーだ!!!!
    もう完全にキレたぞ!!!!
    もう二度と生き返られぬようそなたのはらわたを食らい尽くしてくれるわ!!!」

マンセー「ごめんって、怒るなよ
     一緒に来てほしいんだよー」

シモー「あーもう!!面倒くさいやつだな!
    人にものを頼むときには、頼み方ってものがあるだろうが・・・」

マンセー「我がハーレムの旅に同行させてやってもよいぞ?
     女はやらんがな   どやっ!」

シモー「ああうぜー・・・
    ってかいらねーよ、俺女だぞ」

マンセー「・・・・・え?ごめん、よく聞こえない」

シモー「・・・女だ、と言ったんだ」

マンセー「なん・・・だと・・・!?」

76kuzu★:2013/03/18(月) 05:01:19 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

サラサ「なるほど、そんな理由で侵攻ですか
    くだらないにもほどがありますね」

魔王「不健全女のお前には、男子の健全たる考えがわからんのだ
   ガビョウは理解している」

ガビョウ「まったく遺憾の意です」

サラサ「それより、私も女子なんですけど
    誘ってるわけではないですけどねー」

魔王「ババアに興味は無い」

サラサ「死ねこのクソ野郎」

魔王「ババアがそんなセリフを言ってはいけないよ
   仮にもメスだ」

サラサ「お ん な の こ で す ! ! ! ! !」

ガビョウ「仮にも30歳すぎてんのに女の子とか・・・プッ」











どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん
            魔王「ナンデオレマデェェェーーーーーー!!!










サラサ「まったく子供ですかあなた達は・・・」

魔物「ソッスネ」

サラサ「あんた誰よ!?」

77kuzu★:2013/03/18(月) 12:18:00 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「お前いつからトランスした!?」

シモー「してない。やめろそういう18禁的な考えは」

マンセー「けどお前胸無いしうそだろ絶対」

シモー「人の気にしてることを・・・
    女は胸だけが全てじゃねーんだよ」

マンセー「確かに女みたいな顔してるけどな
     あれか?実は男の娘でしたーみたいな?」

シモー「オマエマジデブッコロスゾ」

マンセー「悪いな、胸が無い女に興味ないんだ
     お前はその胸でダイコンでもすってな」

シモー「それはおろし板だ!!
    お前が言おうとしてんのはまな板だろ!」

マンセー「よくわかってるじゃないか
     さすがは我が相棒!」

シモー「誰がお前の相棒だよ」

マンセー「お前の初回登場時にちゃんと書いてあるぞ」

主人公暗殺を企む凄腕美少女魔法使いシモー「なんのことかな?」

マンセー「こいつ肩書き変えやがった!?」

美少女魔法使いシモーちゃん「というわけでお前を殺す」

マンセー「肩書きに不釣合いな言動すんな
     ぷにえかお前は」

シモー「ザキ・ザラキ・ザラキーマ・デス・メギド・グランツ・ほろびの歌・ささやいて、あのこt

マンセー「まてまてまてまて!!!!!
     最後の魔法違うから!!だめだからそれ!!!」

78kuzu★:2013/03/18(月) 13:02:51 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「おお、きたか我が従順なる部下よ」ボロッ

ガビョウ「俺たちは従順じゃないもんな」ボロッ

魔物「ただいま、将軍様方にも伝えてまいりました
   侵攻の準備はすぐに済むかと思われます」

魔王「さすが我が従順で優秀な部下!
   どっかの誰かさん達とは出来が違うなー?」チラッチラッ

ガビョウ・サラサ「エフンエフンッ」

ガビョウ「あー忙しいわー
     昨日も二時間しか寝てないわー」←幹部

サラサ「私達、魔王様直属の部下なんですけどね」←四天王

魔王「まぁとにかく・・・
   これにて、下準備は整ったわけだな
   私も着替えてくるとするか」

サラサ「!? 魔王様自ら出陣なさるのですか!?」

魔王「おいおい何言ってんだ、主役がいないと始まらんだろう?」

サラサ「しかし!!いくら魔王様といえど危険極まります!
    いったい何を考えておられるのですか!?」

ガビョウ「おいおい魔王、さすがに俺も言わせてもらうが
     いくらなんでも無茶だろう。サラサの言うとおりだ、危険すぎる」

魔王「心配するな、抜かりはない。
   だが、実物をみせないと良さがうまく伝わらないだろう?」

ガビョウ「ん?」

サラサ「ん?」

魔物「ん?」

魔王「確かに、ファンの女の子達に押しつぶされたりなんてことはあってはならんがな
   全世界の女の子をキャーキャー言わせるのが楽しみだ、クハハハ!!!」

ガビョウ「え?」

サラサ「え?」

魔物「え?」

魔王「ん?」

79kuzu★:2013/03/19(火) 01:25:41 HOST:p79037c07.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

村のじーさん「もういってしまうのか」

村のばーさん「寂しくなるのお」

マンセー「心配しないでおじいさん、おばあさん
     すぐに帰ってくるよ」

シモー「ここ村じゃなくて町な」

じじい「あばあさん、お昼ごはんはなにかえ?」

ばばあ「おじいさんったら、ターミネーターは26次元に帰りましたよ」

マンセー「ボケてるな」

シモー「っていうか誰だよこの人たち」

マンセー「町とかの名前を教えてくれる案内兼看板代わりの方々」

シモー「やめろや、一般人って言え」

じじい「おおそうだ、マンセーや」

マンセー「なんでしょうおじいさん」

じじい「この前貸した5万まだ返してもらってねーんだけど
    さっさと返せやクソガキ。おちょくってんのか?ん??」

シモー「・・・・・」

マンセー「やだなぁおじいさん、この前返しましたよ」

おばあさん「おじいさんったら、
      貸したのは5万じゃなくて6万ですよ」

マンセー「ハハハこれはヤバイ、逃げるぞシモー」

シモー「お前ってやつは・・・
    勝手に逃げろよ、俺はカンケーねぇ」

じじい「そういや、返せないとき自分のカノジョを売るとかほざいてたな
    金の代わりに女を引き渡すつもりか?」

シモー「は? おい、お前カノジョなんていねーだろ
    女友達もいないくせに」

マンセー「おじいさん心配は無用です
     金の代わりというのは、まさしくこの彼女でございます」

シモー「えっ」

じじい「ほう、胸は無いが上玉だな。おい、お前ら」パチンッ



黒服s ザザザザザザザザッ



シモー「このクサレ外道がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

黒服1「おい、女が逃げるぞ!!」

黒服2「逃がすなっ、追え!」

マンセー「それでは、私もこれにて・・・」

ばばあ「どこにいくんだい?
    私もお金を貸してたんだがねぇ
    ちなみに、私は新しい若い男がほしいねぇ」

マンセー「oh...」

80kuzu★:2013/03/20(水) 03:33:17 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ガビョウ「魔王、お前は何か勘違いをしている」

魔王「ガビョウ、奇遇だな私もお前に同じことをいいたい」

ガビョウ「お前に女の子をキャーキャー言わせる魅力は無い
     もう一度言ってやろう、お前には 魅 力 が 無 い !」

魔王「お前に言われても説得力が無いな」

ガビョウ「どうやら貴様と私は相容れぬ存在のようだ
     この城に魔王は一人でいい、貴様は死ね」

サラサ「あなたは魔王じゃないでしょうが・・・
    二人で盛り上がらないでください」

魔物「いかがなされますか?
   もう将軍様方は準備が済んだようですが」

魔王「もちろん、私がラクス・クラインばりの人気を集めるためには現地でライブでも開かないとな」

ガビョウ「想像してしまった。気持ち悪い」

サラサ「変態です」

魔王「さてと、こんなめんどーくさいやつらほうっておいて
   いくとするか、我が従順で優秀な強(したた)かなる部下よ!」

魔物「魔王様、お一つよろしいですか?」

魔王「おう、どうした?」

魔物「ライブではなく、戦争の用意ができた という意味なのですが・・・」

魔王「え?」

81kuzu★:2013/03/20(水) 04:13:25 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「シモーとはぐれてしまった」

マンセー「一人は寂しい。が、我が野望のため止まるわけにはいかない」

マンセー「さらば我が相棒シモーよ。君の勇姿は忘れない・・・!」

シモー「勝手に殺すな!!!」

マンセー「生きていたかおろし板」

シモー「まな板だ!!!  違う!どっちでもない!!!
    お前のせいでエラい目にあったわ!!」

マンセー「もうその件(くだり)はいいから、ほらいくぞ」

シモー「いかねーつってんだろ!! しつこい野郎だな!」

マンセー「ほう、いいのかな? そんなこと言っちゃって」

シモー「・・・? どういうことだよ」

マンセー「お前は俺に売られた。そして、お前の所有権はあのじーさんにあるんだぞ?」

シモー「な・・・っ! そ、そんなの認められるわけないだろ!」

マンセー「理由や過程など、やつらにはどうだってよいのさ。
     やつらがお前を『買った』という名目さえあればな」

マンセー「そして、お前を弁明する唯一の証人である俺は町を出て行く
     お前がつかまれば助けてくれる人はいなくなるぞ?あそこ治安悪いし」

シモー「そ、そんな・・・
    そんなのって・・・・・」




シモー「・・・ひっくっ」

マンセー「えっ?」

シモー「う・・うぅ・・・あんまりだよぉ・・・!」グスッグスッ

マンセー「えっ?えっ??」オロオロ






マンセー「(どうしよう・・・適当なこと言っただけなのに・・・
      現実的に考えてそんなことあるわけねーじゃん)」オロオロ

 ※おじいさんはイタズラ好きの大金持ちで、ただのその場のノリでつきあっていました
  おばあさんはガチです

82kuzu★:2013/03/20(水) 04:20:16 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp


ここまでの物語の侵攻(進行)具合



主人公マンセーサイド

・主人公マンセー
・相棒魔法使いシモー

スタート町(ちょう) → 町の外 New!

・マンセーがいい加減なことを言ってシモーを泣かせたところ
・マンセー許さない






魔王サイド

・魔王
・魔王直属幹部ガビョウ丸
・四天王の一人 水のサラサ
・魔物(優秀)

魔王城 New!

・魔王が人間界のスパースターになるために、人間界侵攻(進出)を目論む
・しかし、上司と部下でお互い理解のすれ違いによりトラブル発生
・実は、進行具合は魔王サイドの方がすすんでいたりする
・サラサは見た目は若いよ見た目は






以上、ガマセがお送り致しました。
引き続き、物語をお楽しみください。

83kuzu★:2013/03/20(水) 04:44:33 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

青の将軍「お前らぁぁ!!戦地へ向かう覚悟はできたかぁぁ!?」

青の軍勢  オオオオオオォ!!!!!

青将軍「うむうむ」


赤の将軍「我が勇ましき赤の軍勢よ!!!勝利を掴む用意はしたな!?」

赤の軍勢  オオオオオオォ!!!!!

赤将軍「うむうむ」


黄の将軍「カレー臭漂う黄の軍勢よ!!!カレーは好きかぁぁぁ!!?」

黄の軍勢  オオオオオオォ!!!!!!  サイコーッスヨォ!

黄将軍「うむうむ」


黄将軍「おい青の、赤の。わしの鼓舞を真似するんじゃない」

青将軍「誰がするかっ!!真似をしたのはお前たちだろう!」

赤将軍「ハッ! 我の真似をしたのはお前たちだろうが」

青・赤・黄「ぐぬぬぬぬ」


魔王「おお、やってるか信号将軍ズ」

赤将軍「これはこれは魔王様。その呼び方やめてください」

魔王「開口一番にそれか、冷たいやつだな」

青将軍「俺たちの軍勢は、他の二人の軍勢とはやる気が違いますぜ!!
    必ず素晴らしい戦果を挙げてみせますよ!!!」

赤将軍「ふっ。我が赤の軍勢は熱き魂だけではなく、冷静な状況判断も行えます
    青とは違って、良い意味で期待を裏切る活躍をして見せますよ」

青将軍「なにぃ!!!」

赤将軍「なんだよ」

青・赤「ぐぬぬぬぬ」




黄将軍「カレー食べます?」

魔王「いただくわ」

ガビョウ「食ってる場合か? 俺もいただく」

84kuzu★:2013/03/20(水) 04:54:32 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「なぁー、ごめんっていってるだろぉ?」

シモー「・・・・・」

マンセー「ほらほら、そんな事してる間にもう隣町だよ!
     隣町はお土産あるよお土産」

シモー「・・・・・」

マンセー「・・・チッ 絶壁が」ボソッ

シモー「おい貴様」

マンセー「聞こえたか、くそ」

シモー「いいだろう、お前に付き合ってやるよ
    今は町に帰りたくないしな」

マンセー「さすが相棒、話がわかる!」

シモー「(隣町には、確か裏ルートで臓器売買やってるはずだったな)」

マンセー「さぁ、まずは手始めにこの町の娘っこを・・・ぐふふ」

シモー「気持ち悪い」



マンセー「ババアばっかりじゃねーか」

シモー「ハハハざまぁないね!」

若い兄ちゃん「何騒いでんだあんたら」

シモー「出たよこの町の案内兼看板係」

マンセー「なんで女の子いないんですか?
     ロリっこすらいないじゃないですか読者なめてんですか?」

若人「ああ、それか
   実はな・・・」



シモー「えっ?魔物にさらわれた・・・!?」

マンセー「おいおいおい、唐突すぎんだろ
     これそういう物語か?」

若人「そんなわけで、今町にはババアと野郎しかいないわけだ・・・」

シモー「いやお前ら助けに行けよ」

若人『旅の方ようこそ!ここはネクストの町です』

マンセー「なんだ、ただのNPCか」

若人「そのとおり」

シモー「コイツ・・・」

85kuzu★:2013/03/21(木) 13:01:37 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

青将軍「魔王様!!進撃はいつなんですか!?」

赤将軍「せかすわけではありませんが、我々は準備できていますよ」

黄将軍「カレーの用意もばっちりだぜ!」

魔王「頼もしいな、わははは!!
   それでは今回の作戦を伝えよう!!」



魔王「君らには俺のジャーマネになってもらう」

青将軍「ん?」

赤将軍「ん?」

黄将軍「横浜海軍カレーもばっちりだぜ!」

魔王「そして、君らの軍勢には俺のボディガードをこなしてもらう
   大変だぞ? 何しろ全世界の女の子が相手だからな」

青将軍「は?」

赤将軍「は?」

黄将軍「本場インドカレーもばっちりだぜ!」

魔王「さぁ、スケジュールは詰まっている。すぐに出発だ!!」

青将軍「いやいや話が見えないんですが・・・」

魔物「実はかくかくしかじか・・・」

86kuzu★:2013/03/21(木) 13:23:04 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「おいおい、本当にいくつもりかよ?」

マンセー「当たり前だろう。みんな困ってるに違いない」

シモー「全然そうは見えなかったがな」

マンセー「なにより、これはチャンスじゃないか! 考えても見ろ!!」

シモー「何をだよ」

マンセー「やつらから女の子を奪い返し、独り占めにできる」

シモー「最低だなお前」

マンセー「ぐふふふ・・・! 助けてもらった女の子たちは俺にメロメロよぉ!!
     ぶわぁーっはっはっは!!! あーはっはっは!!!」






???「ほほう・・・
    威勢の良いのがいるじゃないか」




シモー「今誰かに見られてたよな?」

マンセー「お前にみせる胸はねーだろ」

シモー「とりあえず貴様から死ね」ゴッ

87kuzu★:2013/03/21(木) 14:03:47 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

青将軍「魔王様ぁ!! 話が違いますぜ!!」

赤将軍「戦争ではないなら、我々は何のために・・・っ!!」

魔王「だからジャーマネだよジャーマネ。
   あ、もしかしてお前ら業界用語知らないクチか」

青将軍「そーいうことではありません!!
    なぜ我々がそんなことをせねばならんのですか!」

魔王「それがガビョウもサラサもやりたがらなくてな
   しかしこういう重要な役目は階級が高い者にやらせるべきだし」

黄将軍「申し訳ありませんが、断固拒否します
    我々もユニット組んで活動させてもらってるんで」

赤将軍「おい初耳だぞ」

魔王「そうか・・・お前たちは魔界のスーパースターである私と張り合うつもりか」

青将軍「そんな気は毛どころか細胞レベルでありません」

魔王「だが、それもまた『アリ』だな!
   スターといえど、張り合いがなくては面白みがない!!」

赤将軍「おいおい、コイツ頭大丈夫か?」

魔王「ならば、次に会うときはスターの座を争う『好敵手(ライバル)』としてだな!
   ふはははは!! せいぜいこの私を楽しませてくれよ!!」

黄将軍「望むところですぜ! カレーつくって待ってるワ」



ガビョウ「なんか話の趣旨が変わってきてるが・・・?」

サラサ「もともとあんなお方ですし、ほっときましょう」

魔物「ソッスネ」

88kuzu★:2013/03/21(木) 14:17:43 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「ここが町の女性たちが囚われてる洞窟か」

マンセー「   」

シモー「おい、いつまで寝てる気だ。さっさと起きろ」ゴッ

マンセー「アンチョビッ!!  はっ!ここはどこだ!!」

シモー「ついたぞ」

マンセー「そうか。    むっ!! おなごのかおりがプンプンするぜぇ!!」

シモー「・・・・・」

マンセー「ああっ! そんな冷たい目で見られると興奮しちゃうっ!」ビグンビグンッ

シモー「気持ち悪い・・・。3メートル以上近づかないでくれます?」

マンセー「とうとう敬語になったか。これはこれでよし」



マンセー「ふぅむ、中は暗いな。夜目が利く魔物なのか?」

シモー「ちょっと待てって!来たはいいが、なんの準備も無しで大丈夫なのか?」

マンセー「案ずるな、私を誰だと思っている」

シモー「ただの変態だろ。職無し金無し名誉無し、オマケになんの資格も取り柄も無いダメ人間だ」

マンセー「まさにその通りでございます」

シモー「俺はいざとなったら魔法が使えるが・・・お前は使えないだろう
    マジメな話、何も出来ないまま殺されるかもしれないぞ?」

マンセー「はっはっは、だぁいじょうぶ! 主人公は死なないから!」

シモー「昔ドラゴンボールってマンガがあってだな・・・?」

マンセー「あれ生き返るから、しかも何度も」

89kuzu★:2013/03/21(木) 14:20:33 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「その頃、魔王一行は旅の支度を終え魔王城より少し離れた草原にいるのであった」

ガビョウ「なにナレーターやってんだよ」

魔王「だって暇じゃん! 何もやることねーのかよ!!」

サラサ「普段から仕事しないくせに何言ってるんですか」

魔王「人間界まで距離あるし、ゲームしようよゲーム」

サラサ「勝手にやっててください」

ガビョウ「え? お前やらないの?」

魔物「残念ですね」

サラサ「えっ、二人ともやるの?」

魔王「おーし、モンハンやろーぜモンハン」

ガビョウ「とりあえずクック先生の顔みて和もうぜ」

魔物「やったことないですが頑張ります」

サラサ「ちょ、ちょっと一人にしないでよ!」

魔物「ところで、どんなゲームなんです?」

魔王「モ ン ス タ ー を 狩 る ゲーム」

魔物「・・・・・」←モンスター

90kuzu★:2013/03/21(木) 16:23:33 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ヒノキの棒装備マンセー「おっし、いくか!」

魔道の杖装備シモー「お前正気か・・・?」

マンセー「まかせとけ、箱舟に乗ったつもりでいるがいい!!」

シモー「何から助かるつもりでいろと」



マンセー「・・・むぅ、もう少し明るくならないか?」

シモー「これ以上は危険だ。やつらに見つかるかもしれない」

マンセー「いよいよ本格的だな! オラワクワクすっぞ!!!」

シモー「うるさいっ、大声だすな!」

???「油断せずにいこう」

マンセー「なるほど、いいこと言うな」

シモー「しかし、どこまで続いてるんだこの洞窟?」

マンセー「町の女の子たちがみんな捕まってるくらいだから、相当大きいかもな」

???「・・・っ! この羽音、吸血コウモリか!?気をつけろ!!」

マンセー「くるぞ、シモー!!」

シモー「わかってる!!」



シモー「・・・で、誰だコイツ」

マンセー「さぁ・・・?」

???「ぐわぁぁ!!!イテテテ、チン○かむんじゃない!!!!」

吸血コウモリ1「キキキキ、オェ」

吸血コウモリ2「コイツクッセェェェェェ!!!!」

91kuzu★:2013/03/22(金) 03:55:22 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「おっしゃぁー、逆鱗ゲットォ〜!」

ガビョウ「何回倒せば骨髄手に入るんだっ!!いい加減にしろ!!!」

魔物「いい加減キークエやりましょうよ」

サラサ「いいもんぷよぷよやってるもん」グスッ

魔王「・・・お、あれ町か?」

ガビョウ「やっと着いたか」

魔物「とりあえず休みましょうか」

サラサ「普通に旅してますね」



魔城付近街  ガヤガヤ ワイワイ

サラサ「にぎわってますね〜」

魔物「まだ魔王城のすぐ近くですしね」

魔王「魔王が良いから平和だな」

ガビョウ「仕事してないけどな」

木人(もくじん)「あれ? 魔王様じゃね?」ゲラゲラ

魔王「でたよウザイの」

サラサ「お知り合いですか?」

魔王「あるボツ小説でウザキャラ演じてた不死身の木人」

サラサ「さすが不死身だけあって舞い戻りましたね」

木人「何やってんすか魔王サマ、ニートは引きこもってるのがイチバンすよ」ゲラゲラ

ガビョウ「なるほど、じゃあ帰るか」

魔王「ざけんなっ!!このでくの坊風情がいい気になりおって!!
   魔王の恐ろしさをみせてやるわ!!!」

サラサ「魔王様が怒った」

魔物「これは嵐を呼ぶ」

魔王「みよっ!! このレウス装備、フルコンプだぜ!!!」

木人「下位装備じゃないすかワロス
   レウスSもそろえられないヘタレは村クエでもやってたらどうすか」ゲラゲラゲラ

魔王「ふぬううぅぅあああああああああああぁぁぁぁ!!!!!!!」

ガビョウ「ニートがキレた」

92kuzu★:2013/03/22(金) 17:29:22 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

コウモリ1「それで、誰なんだよお前」

???「よくぞ聞いてくれた!!
    私の名はガイキング!!!!
    うそ! ゴウグっていいます!!」

コウモリ2「うそぶっこいてんじゃねーよカス
      てめぇマジ殺すぞ? あ?」

ゴウグ「ごめんなさいごめんなさい許してください」

コウモリ1「少しくらいは金あんだろ? よこせやコラ」

ゴウグ「ないんです僕持ってないんですごめんなさいごめんなさい」

コウモリ2「ならちょっと飛んでみろや」

ゴウグ  ピョン ピョン ブラブラ

ゴウグ「はっはっは、金(カネ)はないけどキン(玉)はあるってか」ブラブラ

シモー「そぉい!」ドゴ

ゴウグ「ぐわあぁぁ!!!マイジャスティスがあああ!!!!!」

マンセー「オゥ・・・なんか俺も痛くなってきた」

シモー「なぜ俺の周りは変態ばかりなのか」

コウモリ1「苦労してるんですね」

コウモリ2「心中お察しします」

変態「変態じゃない!!ゴウグだ!!! 裸でもない!!!」ブラブラ

マンセー「その擬音やめれ」

シモー「そぉい!」ドゴ

ゴウグ「ぐわあぁぁ!!!私のインフェルノデストロイヤーがあああ!!!!!」

93kuzu★:2013/03/22(金) 17:34:49 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「木人に逃げられた」

ガビョウ「さっきのお前は完全にキチガイだった」

魔物「早く宿をとりに行きましょう」

サラサ「それにしても、魔王様に気づく者が全然いませんね」

ガビョウ「こいつリアルニートだぜ? 顔を知ってるやつなんか少数だろ」

魔王「働いたら負けかなと思ってる」

ガビョウ「今のご時世、魔王なんかいらないしな。平和だし」

サラサ「じゃあ幹部とか四天王とかなんのためにあるんですか?」

魔物「前魔王様 は 立派な方でしたからね
   いつ戦争が起きても平気なように、そして統治者が何らかの事情で指示が下せないときに
   統率を乱すことの無いようにするためです」

魔王「お前遠まわしに俺を馬鹿にしてるだろ」

ガビョウ「言われてみると、魔王なんぞいなくとも統率とれてるな」

サラサ「私達も勝手に物事進めてますね」

魔物「すでに魔王はいらない時代に到来ですね」

魔王「テメーら本人目の前でそういうこと口にだすなや」

ガビョウ「もう魔王なんていらないんだし、やめちまえよ」

サラサ「しかし名前どうするんですか?」

魔物「とりあえず『王』をとってみましょうか」

魔「勝手にとるな!」

ガビョウ「まがまがしいな」

94kuzu★:2013/03/22(金) 21:25:50 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

シモー「それで、お前はなんなんだよ」

ゴウグ「ははは、よくぞ聞いてくれた!!
    何を隠そう、私は町の娘たちをさらった一味の一人だ!!!」

マンセー・コウモリs「「「な、なんだってー!?」」」

シモー「やっぱり複数犯だったな」

マンセー「奥に進むとするか」

ゴウグ「こらまて! その先に行きたければ私を倒していけ!!」

マンセー「かっこいいセリフ吐いても似合わないぞ」

シモー「仕方ないな、一瞬で終わらせるぞ
    くらえ、火炎魔法!」ゴウッ

ゴウグ「う、うおおおおおお!!!!」メラメラ



ゴウグ「さすがゴウグだ、なんともないぜ!」

シモー「・・・い、いやぁぁぁぁ!!!!」

マンセー「お前服が燃えて全裸だぞ」

ゴウグ「デュフフ、これは失敬
    だがしかし、なんともいえぬ爽快感でござるよ」ブラブラ

シモー「こ、この変態!!! さっさと服着なさいよ!!!!///」

ゴウグ「お前が燃やしたんだろうが!! しかし、本当にどうしようか」ブラブラ

コウモリ1「ただいまモザイク映像でお送り致しております」

マンセー「この奥にお前の仲間がいるんだろう?
     代わりの服でももらってこいよ」

ゴウグ「しかし、こんな暗いところで暴漢にでも襲われたら・・・///」

マンセー「お前が襲う立場だろが」

シモー「だ、誰かこの変態を早くおっぱらってよ!!///」

ゴウグ「ふざけんな!!もういい!!
    お前の服をいただく、覚悟しろ!!!」

マンセー「そいつ一応女だぞ」

ゴウグ「うそっ、胸ないじゃん」

シモー「死ねえぇぇぇぇぇぇぇ」ゴウッ

95kuzu★:2013/03/22(金) 21:44:50 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

サラサ「ふぅ・・・。やっと一息つけますね」

魔王「宿も取れたことだし、ここいらで一狩りいこうぜ!」

ガビョウ「もちろん魔物もやるだろ?」

魔物「さっさと上級いきましょう」

サラサ「あなた達は・・・」

宿泊客『ひ、人が死んでるぞぉ〜!!だれか、だれかきてくれぇ〜!!!』

魔王「殺陣!?」

サラサ「それは『たて』です、さつじんとは読みません」

ガビョウ「こんな平和な世の中に、物騒だな」

魔物「とにかくいってみましょう」



殺されたひと「   」

魔王「見事に死んでるな」

ガビョウ「頭の先から足の先まで見事にバラバラだな」

サラサ「言葉でしか表現できないからっていい加減なこといわないでください!
    しかし、右肩から腰あたりまでばっさりとは・・・」

客「この死に方・・・魔物の仕業か?」

全員「・・・・・」ジー

魔物「私じゃないですよ!?」

宿主「殺された方はホームズさんですね
   このあたりでは名探偵と名高い方でした」

ガビョウ「名探偵殺されちゃったよ!」

魔王「これは私が事件解決するしかないな!!」

サラサ「また余計なことにクビを突っ込む」

宿主「なお、第一発見者によりますと逃げていく男を見たとの事です」

第一発見者「私が発見した」

魔王「クソッタレェェェェェ!!!!追うんですよガビョウさん!!つかまえなさい!!!」

ガビョウ「うおおおおおおお!!!!」ドドドドドッ

サラサ「あの人どこにいくつもりですかねぇ・・・?」

魔物「ソッスネ」

客「そういうわけで、私はこれで」

魔物「まて貴様、この私を犯人扱いしやがって
   ただでは返さんぞ」

客「・・・・・」

96kuzu★:2013/03/23(土) 02:47:44 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

ゴウグ「レッツタフネス」

シモー「こいつしぶといな」

マンセー「とりあえず、荒縄で縛ってるから身動きはとれないだろ」

シモー「そういや、お前らも俺たちを襲いにきたんじゃないのか?」

コウモリ1「わいらでっか?」

コウモリ2「ここは俺らの住処なんすよ。住処を荒らしに来たのかと思いましてね」

コウモリ1「まぁ違うなら襲ったりしませんよ。姉さんなら大歓迎っす」

シモー「さいですか」

マンセー「・・・奥から声がするな」

コウモリ1「つい最近、魔物がこの洞窟に住みつきましてね
      俺たちも困ってるんです」

コウモリ2「なにか知らないが、たくさんの女子供を引き連れてましてね
      騒がしくて迷惑です」

シモー「魔物たちはどれくらいの数だ?」

コウモリ1「それが・・・あまりにも多くて数えることをやめました」

マンセー「おいゴウグ、お前仲間ならおおよそどれくらいかわかるだろ?」

ゴウグ「あいつら日に日に増えるからわかんねーよ
    魔物だろうが人間だろうが、気が合えばみなブラザーだからな」

シモー「そぉい!」ドゴ

ゴウグ「ブヒィィ!! ありがとうございます!!!!」

マンセー「おい・・・そんくらいにしてやれよ
     さすがに惨めに思えてきた」

シモー「変態が変態に同情するな」

コウモリ1「いうねぇ」

コウモリ2「そこにシビれる、あこがれるゥ!」

97kuzu★:2013/03/24(日) 01:08:39 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

客「あーはっはっは!! なーはっはっは!!」

魔物「貴様っ、まてぇ!!」

サラサ「あの身のこなし・・・何者?」

魔王「魔物もけして弱くは無い、むしろ強い分類にはいるはずだが」

ガビョウ「むむ・・・これは何か臭いな」

客「ぶぁっはっはっは!! ぶははっははは!!!っげほげほ、うっ!」ブゥ

ガビョウ「クッセェェェェ!!! 屁こいてんじゃねーよ!!」

魔物「はぁ、はぁ。お前何者なんだよ・・・」

客「ククク・・・ばれてしまっては仕方が無い」

サラサ「ばれてないですよー」

客「そうさ、ホームズを殺したのは紛れもなくこの私、
  ホームズの相棒 ワトソン君 だ!!!」

魔王「じ、自分から正体を明かすだと!?」

ガビョウ「なんて男らしいんだ!!」

サラサ「馬鹿なだけです」

ワトソン「あいつにはたくさん恨みがあったのさ!! こぼれた小便は拭かないし、
     トイレットペーパーなくなっても交換しないし、
     あげくの果てに、うんこで汚したパンツを個室に捨てやがるんだぞ!!!」

魔王「主にトイレ関係だな」

ワトソン「それら全てアイツは私に掃除させやがったんだ・・・
     それなのに、それなのに!!」

ガビョウ「それなのに?」

ワトソン「小さい頃、俺が腹痛を起こしトイレに駆けつけたとき、
     やつは私を『うんこマン』とかいいやがったんだ!!!」

魔王「あいたたた、それは子供心ながら傷つくわ」

ガビョウ「お前ら小さい頃から仲良いな」

サラサ「ホームズはとうとう殺されましたけどね」

98<名無しクヲリティー:タイプB>:2013/03/25(月) 16:21:37 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

マンセー「・・・む、明かりが見えてきたぞ!」

シモー「いよいよご対面ってわけか」

マンセー「ぐひひひ、どぉんなかわい子ちゃんがいるんだろぉねぇ!!!」

シモー「ごめんなさい、ちょっと死んでくださる?」

マンセー「おい冗談だやめ   ぐふっ ごふぉっっ」 ドガ バキッ

コウモリ2「え、えげつねぇ〜」

シモー「魔法の準備はできてる、いくぞ」

マンセー「ば、ぶぁ〜い・・・」

ゴウグ「血まみれですね。大丈夫?」

マンセー「お気遣いどうも・・・」



オーク1「!? 誰だブヒィ!」

シモー「うっわいっぱいいる・・・っていうかいすぎじゃない!?」

マンセー「ざっと数えても100なんてもんじゃないな」

オーク6「ここは我らのアジトだブヒィ! 何のようだブヒィ!」

マンセー「ブヒブヒうるせーな」

シモー「お前らがさらって行った女性たちを返してもらうぞ!」

オーク17「な、なにぃ〜!」

ゴウグ「おーい!みんなぁ〜! 助けてくれぇ〜!!」

オーク34「ぎ、ぎやぁぁぁ!!!変態がいるブヒィ〜!!」

オーク52「近づいてくるな変態!!」

ゴウグ「て、てめぇらそれが仲間に吐くセリフかぁ!! お前たちのために戦ってこうなったんだぞ!」

オーク79「黙れブヒィ! 変態なんか我らの仲間じゃないブヒィ!!」

オーク93「そうだそうだ、帰れブヒィ!!」

オークs『かーえーれ! かーえーれ!』

ゴウグ「ききき、きさまらなぁ〜!!!」

シモー「えーと、話が進まないんでそろそろいいですか?」

99<名無しクヲリティー:タイプB>:2013/03/25(月) 16:44:29 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

魔王「それで、お前も復讐果たしたわけだしお縄にかかってくれるな?」

ワトソン「ククク、残念ながらそうはいかない
     この怒りは私の中で、永遠のシミとなり消えはしないっ!!!」

ガビョウ「なるほど、だてにうんこマンじゃないな」

サラサ「パンツもシミがたくさんありそうですね」

魔王「お前もパンツのシミもしつこいぞ。刑務所で足を洗って来い
   ついでにパンツのシミも洗って来い」

ワトソン「私のパンツにシミはない!!シミてんのはホームズのほうだ!!
     貴様らまで侮辱しやがって、許さんぞ!」

魔物「なんか熱い展開になってきましたね」

サラサ「ムレルと臭いが充満するんでやめてほしいです」

ガビョウ「さっきこいつ屁こいてたからな、パンツにシミついてんぞきっと」

魔王「こんなところで油を売ってる暇はないんだがね・・・
   悪いが、さっさと終わらせてもらうよ!」

魔物「魔王様がカッコイイセリフを!!」

サラサ「これは何か起こりそうな予感!」



ガビョウ(?)「おーい魔王、追いかけたはいいがどこに逃げたんだっけ・・・?」

ガビョウ「・・・・・え?」

全員『   !!?   』

サラサ「ほら言わんこっちゃ無い!! 魔王様のせいですよ!?」

魔王「人のせいにしてんじゃねーよ!!俺関係ねーから!」

ガビョウ(?)「あなたは・・・生き別れのにいさん!?」

ガビョウ「いや俺兄弟いねーし」

100kuzu★:2013/03/25(月) 18:48:27 HOST:p4a0db2.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp

オーク108「人間共、お前たちは無事には帰してやらんブヒィ!」

マンセー「帰してはくれるんだな」

オーク112「食費が嵩(かさ)むからな」

オーク126「特に女! お前は逃がさないブヒィ!
      その気の強そうな性格、気に入ったブヒィ!!」

シモー「ほう、俺を逃がさないでどうしようと・・・?」

オーク135「ククク、決まっているブヒィ。」

オーク144「他の女ども同様、こうなるブヒィ!!」バァッ

シモー「・・・なっ!?」

マンセー「おっほぉぉぉ!!!こ、これはぁぁぁぁ!!!」



オーク189「ブヒィィ!! 女王様ぁ、もっとお願いしますブヒィ!!!」

女性1「オラオラァ! なによがってるんだい、気持ち悪いねぇ!!」ピシンッ バシンッ

女性2「ホラホラどうしたんだい!? 声が聞こえないよこの豚っ!」ピシンッ バシンッ

オーク190「ブヒィ!! ありがとうございます、ありがとうございますブヒィ!!!」

シモー・マンセー「・・・・・」

オーク158「ハァハァ、たまらんブヒィ! 俺たちも早く躾けてほしいブヒィ!!」

シモー「想像以上にカオスだった」

マンセー「お前をこれを望んでいたのか・・・?」

ゴウグ「ち、違うっ!!ちょっとうらやましいけど・・・断じて違うぞ!?」

シモー「気色悪い・・・」

ゴウグ「ああっ!そんな冷たい目で見つめられると興奮しちゃいますぅぅ!!」


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