[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
関西弁3
1
:
え
:2020/08/24(月) 23:19:45 ID:Qp1pNzuk
「ンな事分かっとるわ…! 分かっとるけど…ッ!」
「……分かる訳にはいかんのやーー。」
2
:
え
:2020/08/25(火) 20:20:01 ID:abLUlXuk
「ンな事とっくに分かっとるわッ! 分かっとるけど…っ!」
「……分かったら、アカンーー。」
3
:
え
:2020/08/25(火) 22:08:30 ID:abLUlXuk
人の群れに目を奪われ、やる事する事を全て放棄し半日の間、ただひたすら眺めていた。ーーふと、左手に視線を泳がせる。
ある筈の場所に“無い”違和感に思わず、脂汗が頬を伝う。
朔日の記憶が、濁流の様に脳裏を蝕む、震えが止まらず、歯の根が鳴る。
「……っ、……はぁ、……考えたら腹減ったわ……。」
考えれば考える程に、深みに嵌る思考を無理やり遮断する事でようやく、本来の目的を思い出した。
『朝ご飯を食べに外に出てきた事を』と言っても時刻は夕方に近いのであるがーー。
それは、兎も角、その飢えた獣の様な鋭い眼光を光らせ、人の群れを見渡す。
もし、彼女の瞳に偶然通り映れば、話し掛けに行くのかもしれない。
4
:
え
:2020/08/25(火) 22:11:53 ID:abLUlXuk
怯えた表情を覗かせる。ーーまるで、化け物を見るように。
5
:
え
:2020/08/25(火) 22:21:16 ID:abLUlXuk
押し黙り、そっぽ向く。
6
:
え
:2020/08/28(金) 09:13:40 ID:I.5yHZHY
白い無機質な部屋
白い
既視感。行った事無いのに訪れた事が有る
「私、……、魔法少女辞めるわ。」
『ーーお久しぶりです。』
「」、
7
:
え
:2020/09/01(火) 23:48:18 ID:A6bNNopM
「ひっ…!」
怯えた表情を覗かせる。ーーまるで、化け物を見るように。
震えが止まらず歯の根が鳴る。血が出る程に唇を強く噛み締め、何とか正気を保つーーが。
「…………っ! っ、えぇ゛え……っ」
胃液が逆流して口の中に酸味が押し出され、不快感と共に口から吐瀉物を吐き出す。苦しげに浅く喘げば、糸が切れた様にその場で塞ぎ込んでしまう。
吐き散らかされた胃の内容物をも気にせず、額を地面に擦りつける。
「ぁ、は……はぁ……は、っ……!」
目尻に涙を溜めながら、○を見上げる。
8
:
え
:2020/09/05(土) 07:22:51 ID:A6bNNopM
「 ひとつ、言い忘れとったわ。」
小綺麗な靴の音を奏で、“くるり”と優雅に回り、難なく攻撃を避けていく。
人差し指を口許に添えれば、悪巧みを企む子供のように笑う。
「…ウチの魔法な、視覚を奪うんじゃなくて“五感を与奪”する魔法やねん。後、もう一つだけオマケに悪い事、聞かせたるわ。
ーーこの魔法に発動に制限無いんや。」
奪うどころかその逆で
9
:
え
:2020/09/05(土) 18:07:36 ID:Rho/1pnM
「 ひとつ、言い忘れとったわ。」
小綺麗な靴の音を奏で、“くるり”と優雅に回り、難なく攻撃を避けていく。
人差し指をぴんと立てれば、悪巧みを企む子供のように笑う。
「…ウチの魔法な、視覚を奪うんやなくて“五感を与奪”する魔法やねん。
「次いでに、もう一つだけオマケに悪い事、聞かせたるわ。ーーこの魔法に発動に制限無いんや。」
奪うどころかその逆も
10
:
え
:2020/09/05(土) 18:44:17 ID:Rho/1pnM
「 ひとつ、言い忘れとったわ。」
小綺麗な靴の音を奏で、“くるり”と優雅に回り、難なく攻撃を避けていく。
人差し指をぴんと立てれば、悪巧みを企む子供のように笑う。
「…ウチの魔法な、視覚を奪うんやなくて“五感を与奪”する魔法やねん」
ふと。鼻血が垂れ、耳から血が垂れ落ちる。
其の様子を気にする迄もなく、 ーー強風が血液を攫う。
突如、○の身体に違和感を覚えるだろう。それは、先程、体験した事のある感覚であるのだから ーー異常に嗅覚が“鋭く”なり、其れは少しでも悪臭を感じ取ったら頭が痛くなる程で。
血の匂い。 土の匂い。 町の匂い。
幸い、周囲には異質な匂いは感じ取れないが、それでも異常な感覚に慣れるのは一苦労である。
「次いでに、もう一つだけオマケに悪い事、聞かせたるわ。ーーこの魔法に発動に制限無いんや。」
11
:
え
:2020/09/05(土) 18:49:30 ID:Rho/1pnM
「 ひとつ、言い忘れとったわ。」
小綺麗な靴の音を奏で、“くるり”と優雅に回り、難なく攻撃を避けていく。
人差し指をぴんと立てれば、悪巧みを企む子供のように笑う。
「…ウチの魔法な、視覚を奪うんやなくて“五感を与奪”する魔法やねん」
ふと。鼻血が垂れ、耳から血が垂れ落ちる。
其の様子を気にする迄もなく、 ーー強風が血液を攫う。
突如、○の身体に違和感を覚えるだろう。それは、先程、体験した事のある感覚であるのだから ーー異常に嗅覚が“鋭く”なり、其れは少しでも悪臭を感じ取ったら頭が痛くなる程で。
血の匂い。 土の匂い。 町の匂い。あらゆる匂いが
「次いでに、もう一つだけオマケに悪い事、聞かせたるわ。ーーこの魔法に発動に制限無いんや。」
12
:
え
:2020/09/06(日) 21:41:05 ID:A6bNNopM
「…お前みたいな奴見とると、苛つくねん。 へらへらと生きとって、人の邪魔ばっかしよる。ーーどうせ、大した叶えたい願いでもあらへん癖に…!」
「……はんっ、もうええわ。」
眼帯の紐を解き、空に放る。―――旋風が舞い、金色の髪が麦畑の様に揺れる。
閉ざされた右瞳を邂逅させれば、朱色の不気味な瞳が顕(あらわ)となる。 威圧感ある瞳で、〇を流し目で視線を移せば、手を宙に翳す。
全てを見透かす様な荘厳な黄金の右瞳が顕になる。
その瞳で一瞥すれば、並大抵の人間では竦む所か、臀部を地に着かせてしまう程恐ろしく冷え切った視線。
たった一動作の視線誘導ですら、獅子に凄まれる鼠の様な心地悪さである
「残念やけど、聴覚に頼った生活に慣れていれば慣れてる程ーー。」
「ーーーーっ、ーーーーだーーー? ーーーー。」
徐々にゆっくりと聴覚に異常な違和感を。ーー否。違和感を覚えられなり、周りの雑音が徐々に掻き消え。最終的には無音に包まれるだろう。
「ーー堪忍な。 “命を賭ける”ちゅうのは、こういう事や。 …… ま、聞こえてないんやけどな。」
13
:
え
:2020/09/06(日) 22:57:10 ID:A6bNNopM
「はーーッ?? よぉーウチにそんな口叩けるなぁ……あんた、いのちぃ、惜しく無いんかーー。」
14
:
え
:2020/09/10(木) 22:48:31 ID:A6bNNopM
「…お前みたいな奴見とると、苛つくねん。 へらへらと生きとって、人の邪魔ばっかしよる。ーーどうせ、大した叶えたい願いでもあらへん癖に…!」
「…はんっ、 もう ええわ。」
眼帯の紐を解き、空に放る。―――そよ風が吹き、金色の髪が麦畑の様に揺れる。
閉ざされた右瞳を邂逅させれば、朱色の不気味な瞳が顕(あらわ)となる。 威圧感ある瞳で、〇を流し目で視線を移せば、手を宙(そら)に翳す。
瞬間、再びそよ風が訪れた。
だが、○は
「警告だけはしたるわ。
お前、魔法少女辞めろや。 」
「」
に頼った生活に慣れていれば慣れてる程ーー。」
「ーーーーっ、ーーーーだーーー? ーーーー。」
徐々にゆっくりと聴覚に異常な違和感を。ーー否。違和感を覚えられなり、周りの雑音が徐々に掻き消え。最終的には無音に包まれるだろう。
「ーー堪忍な。 “命を賭ける”ちゅうのは、こういう事や。 …… ま、聞こえてないんやけどな。」
15
:
え
:2020/09/10(木) 22:52:24 ID:A6bNNopM
「真夜中にそんな煩くされたら、ご近所めーわくやろが、阿呆。」
16
:
え
:2020/09/11(金) 22:58:34 ID:A6bNNopM
「ーー阿呆。 …もう、崩れる足場の上じゃ立ち止まれんやろが……!」
悲壮感に満ちた表情。
深く、深く、息を吐く。
後悔に苛まれた表情。
強く、強く、頬を叩く。
17
:
え
:2020/09/12(土) 09:13:21 ID:A6bNNopM
「 もう、何もかも手遅れやーー。」
顔を傾けながら、瞳を薄く閉ざして。
掠れた声、吐息混じりに漏れる声、合間合間に挟まるのは、過呼吸の人間みたいな、喉を鳴らすような呼吸音。
、
「…崩れる足場の上じゃ、立ち止まれないんだよ。」
――両の瞳から、透明な滴が垂れる。
それが合図だった。突如爆発する雪の結晶。
爆発した結晶からは冷気が飛び交い、それから感じ取れるのは、雪よりも寒い、吹雪のような冷気。
周囲の物を凍らせて、浸食するようにその氷は広がっていく。
……ただ、それは彼女の場所までは届かない、精々、猛烈な寒さを感じ、靴のつま先に破片が付着するくらい
18
:
え
:2020/09/13(日) 16:43:53 ID:A6bNNopM
心という器は一度ひび割れれば二度とは…
19
:
え
:2020/09/15(火) 21:30:50 ID:A6bNNopM
「“それ”を話す程、アンタとウチは親しい仲やないやろ?」
20
:
え
:2020/09/15(火) 21:33:14 ID:A6bNNopM
「視えないってのも案外悪いもんやな…。」
21
:
え
:2020/09/16(水) 17:20:44 ID:A0U8ywRg
「出来ない事は言うもんやない。その言葉は刃となって自分に振り掛かるで?」
22
:
え
:2020/09/16(水) 18:40:50 ID:A6bNNopM
「何や、まだ目ェ見えとるんか?
怖いやろ?人間ってのは基本的に闇を恐れるもんやからなあ? 怖いやろ」
23
:
え
:2020/09/17(木) 21:15:27 ID:A6bNNopM
「 ち、違��─── 」
「 そんな、つもりじゃ… 」
24
:
え
:2020/09/19(土) 12:46:56 ID:A6bNNopM
不意に首筋に視線を感じたような気がした。
頭の中で警報がなる、早くこの場を離れろ、と。
さもなくば見てはいけないものを見てしまうぞ、と。だけど僕はその場から動けなかった
僕の背中に、凍り付いてしまったのかのような嫌な感覚が広がった。
25
:
え
:2020/09/19(土) 12:47:29 ID:A6bNNopM
今日返された限りなくゼロに近い数字がかかれた紙切れを僕は慌てて拾いあげる。
こんなものが姉さんに見られたら大目玉だ。
その答案用紙も含め、散らばった荷物をそのままかばんに詰め直し、僕は目的のバットとグローブに手を伸ばす。
その時
26
:
え
:2020/09/19(土) 12:52:55 ID:A6bNNopM
口の端を微かに歪めて笑う姉さんだけが楽しそうにみえる。
姉さんは虚ろな視線をフラフラと漂わせて、ある一点で止めた。
27
:
え
:2020/09/20(日) 11:42:39 ID:A6bNNopM
「安い挑発やな。ーー まあ、ええわ。乗ったるわ」
28
:
え
:2020/09/20(日) 13:27:10 ID:A6bNNopM
■枯木中学校 渡り廊下2F
「……っ、と。」
窓に木漏れ日が注ぎ、眠り眼が擦りながら廊下を怠そうに歩く。
今日返された限りなくゼロに近い数字がかかれた紙切れを慌てて拾いあげる。
こんなものが姉さんに見られたら大目玉だ。
その答案用紙も含め、散らばった荷物をそのままかばんに詰め直し、僕は目的のバットとグローブに手を伸ばす。
その時
29
:
え
:2020/09/20(日) 14:37:41 ID:A6bNNopM
■枯木中学校 渡り廊下2F
校内に鐘の音が鳴り、目的のバックに手を伸ばす。今日返された限りなくゼロに近い数字が書かれたテスト用紙を丸めて、教室を出る。
「……っ、痛っ……。」
窓に木漏れ日が注ぎ、眠り眼が擦りながら廊下を怠そうに歩くーー。
そんな時、不注意不足で誰かにぶつかった気がする。
相手は一言挨拶で残して、早々と去っていく。
「……はあ、」
丸めた答案用紙を広い
30
:
え
:2020/09/20(日) 15:04:45 ID:A6bNNopM
■枯木中学校 渡り廊下2F
校内に鐘の音が鳴り、早々とバックに手を伸ばす。今日返された限りなくゼロに近い数字が書かれたテスト用紙を丸めて、教室を出る。
「……っ、痛っ……。」
窓に木漏れ日が注ぎ、眠り眼が擦りながら廊下を怠そうに歩くーー。
そんな時、不注意不足で誰かにぶつかった気がする。
相手は一言挨拶で残して、早々と去っていく。
「……あ、すまんな。…って、もう居らんのかい。」
落とした丸めた答案用紙を億劫そうに拾おうとした手が止まる。
31
:
え
:2020/09/20(日) 15:09:41 ID:A6bNNopM
不意に首筋に視線を感じたような気がした。
頭の中で警報が鳴る。〝早くこの場を離れろ、〟と。
背中に、凍り付いてしまったのかのような嫌な感覚が広がった。ーーだけどその場から、足が凍った様に動けなかった。
「」
32
:
え
:2020/09/20(日) 15:25:04 ID:A6bNNopM
不意に首筋に視線を感じたような気がした。
頭の中で警報が鳴る。〝早くこの場を離れろ〟と。
背中に、凍り付いてしまったのかのような嫌な感覚が広がった。ーーだけどその場から、足が凍った様に動けなかった。
33
:
え
:2020/09/20(日) 15:28:22 ID:A6bNNopM
■枯木中学校 渡り廊下2F
校内に鐘の音が鳴り、早々とバックに手を伸ばす。今日返された限りなくゼロに近い数字が書かれたテスト用紙を丸めて、教室を出る。
「……っ、痛っ……。」
窓に木漏れ日が注ぎ、眠り眼が擦りながら廊下を怠そうに歩くーー。
そんな時、不注意不足で誰かにぶつかった気がする。
相手は一言挨拶で残して、早々と去っていく。
「……あ、すまんな。…って、もう居らんのかい。」
丸めた答案用紙を億劫そうに廊下に投棄てる。
34
:
え
:2020/09/22(火) 15:39:12 ID:OHYSVkrI
「お互い様子窺い合うのも、いい加減疲れたやろ? …そろそろ、頃合いだから、お互い手の内を隠すのも、辞めようや。」
距離を測る様に左目を閉じれば、右掌を垂直に前に構える。
九重遥の右目瞳孔から見据えた〇の頭蓋 肩関節 手先 爪先 視線。―――僅かな傾きで次の動作を予測し、眉一つさえ動かずに的確に、かつ迅速に身体を逸らし受け凌いでいく。
「ーーー読み違えたのかな?
それとも、気を急いだのかな……:。」
「……残念。検討違いだよ。」
無愛想に呟けば、赤い瞳が見据える先は相手の心臓部。その一打は的確に目掛け風を切る音と共に重く速い掌底が襲い掛かる。
35
:
え
:2020/09/26(土) 06:53:44 ID:A6bNNopM
「人に聞かれておもろい話やないやろ。」
「移動しながら話すで」
「飯が美味い街は平和」
36
:
え
:2020/09/26(土) 10:15:36 ID:x4VfVY76
「…ッ! 彼処に逃げ遅れた人」
「( もう、間に合わかも知れない……けどッ!)」
「……助け/殺さないと……ッ!」
「(あれ……? 今、一瞬何考えて…?)」
身体の奥で、もやもやの渦が闇がグルグルと渦巻いて…。
「おい、あんた! 死にたくなかったら、さっさと走れやッ!」
37
:
え
:2020/09/26(土) 20:58:34 ID:A6bNNopM
「阿呆ッ! この程度でくたばる様な柔な鍛え方しとらんわ!」
38
:
え
:2020/09/27(日) 19:54:04 ID:0ViGaQeU
「……相手が話しかけてきたら取り敢えず受け答えするんは癖なんか?」
39
:
え
:2020/09/27(日) 22:17:21 ID:A6bNNopM
「は? はあァーーーっ!?」
40
:
え
:2020/09/29(火) 23:51:01 ID:A6bNNopM
「沈黙もまた答えやで? こたえ」
41
:
え
:2020/09/30(水) 19:40:04 ID:A6bNNopM
「んあ? ……確かアイツ。」
「よォ、どうも久しゅう。ーー魔法少女ちゃん?」
「人に聞かれておもろい話やないやろ。」
「移動しながら話そうや。」
42
:
え
:2020/10/01(木) 20:57:50 ID:A6bNNopM
逆向きのままスマホを操作しながら
43
:
え
:2020/10/02(金) 20:21:45 ID:vf/WdGbs
負の感情も高揚もなくただ勝利だけを見ている目だ
44
:
え
:2020/10/02(金) 20:22:18 ID:vf/WdGbs
転んだら手を貸して貰うよりも 優しい言葉選んでもらうよりも
隣で 信じて欲しいんだ どこまでも一緒にい
45
:
え
:2020/10/03(土) 13:45:26 ID:A6bNNopM
君の目に映る景色にいたい
君と同じように息をしていたい
君の目に映る景色にいたい
僕が見た君を君に伝えたい
「んあ? ……」
髪の隙間から覗く碧眼が〇を捕える。
欠伸を噛み閉めながら、声を掛けたのは、〇にとっては思い出したくない相手なのかも知れない。桜色の傾いた着物で道を我がモノ顔で闊歩し、まるで親しい友人に話し掛ける。
「よォ、ど久しゅう。ーー魔法少女ちゃん?」
「人に聞かれておもろい話やないやろ。」
「移動しながら話そうや。」
46
:
え
:2020/10/04(日) 16:18:02 ID:A6bNNopM
「 ……んあ?
何や、丁度ええタイミング」
「おう、ちょっとツラ貸せや。」
髪の隙間から覗く碧眼が〇を捕える。
欠伸を噛み閉めながら、声を掛けたのは、〇にとっては思い出したくない相手なのかも知れない。
人前で着るには憚らる様なパンクファッションを道を我がモノ顔で闊歩し、まるで親しい友人に話し掛ける。
「人に聞かれておもろい話やないやろ。」
「移動しながら話そうや。」
47
:
え
:2020/10/05(月) 23:06:36 ID:A6bNNopM
「 おう、おう!
何や、何や。一人だけ随分と寂しい奴が居るなぁ?」
「なあ、今暇やろ? ちょっと面ァ貸せや!」
髪の隙間から覗く碧眼が〇を捕える。
欠伸を噛み閉めながら、声を掛けたのは、〇にとっては思い出したくない相手なのかも知れない。
珍しく学校指定の制服に袖を通し、我がモノ顔で道を闊歩し、まるで親しい友人に話し掛ける様に強引に肩を組む。
「移動しながら話そうや。ーー人に聞かれておもろい話やないやろ。」
〇の耳に口を寄せて、こっそりと耳打ちして話す。
48
:
え
:2020/10/05(月) 23:08:07 ID:A6bNNopM
薄れゆく意識の中。
https://i.imgur.com/qPy8odc.jpg
49
:
え
:2020/10/06(火) 21:52:55 ID:A6bNNopM
「 なあ、お互い様子窺い合っていい加減疲れた。…… あんたも、そう思うやろ?
そろそろ、手の内を隠すのも、ええやろ。」
地を蹴ると同時に、短い間隔で跳躍と疾駆を繰り返す事で攻撃を回避していく。
〇の頭部 肩関節 手先 足先 視線。―――僅かな動きですら、未来の瞳から得られる情報で次の動作を予測し、的確に、かつ迅速に戦場を駆け受け凌いでいく。
全て攻撃を避けた事を確認すれば急に停止し、
「」
脚が同時に着くか着かないかの紙一重で“駆ける”と云うよりも“跳ぶ”と云う間隔で最短かつ最高速度で、音を断つ。
まさに飢えた獣の如く飛び掛り肉薄すると、“正確”かつ“激しく”上段、中段、下段。それらに向けた『突き』を、三度。ーーーその一瞬を以て繰り出して見せるだろう。
但し、その動きは比較的単純な物。接近は直線的なものであるし、突き自体も少しでも武術に心得が覚えが在るのなら避ける事は可能だ
九重遥の右目瞳孔から見据え
「ーーー読み違えたのかな?
それとも、気を急いだのかな……:。」
「……残念。検討違いだよ。」
無愛想に呟けば、赤い瞳が見据える先は相手の心臓部。その一打は的確に目掛け風を切る音と共に重く速い掌底が襲い掛かる。
50
:
え
:2020/10/22(木) 17:38:22 ID:pUhC5K0M
「 なあ、お互い様子窺い合っていい加減疲れへん?…… あんたも、そう思うやろ?
そろそろ、手の内を隠すのも、ええやッ! ろっ、とッ!」
地を蹴ると同時に、短い間隔で跳躍と疾駆を繰り返す事で的確に、かつ迅速に戦場を駆け攻撃を避け続ける。
全て攻撃を避けた事を確認すれば、踵が磨り減る程の勢いで急停止する。
「だから、早いモン勝ちや。」
「後」
謎めく言の葉に魔女たちは含み笑う
歪な夜の宴は繰り返す
ふゆは派手にハッキリと命の順位を派手に決めているのよ
まずふゆ
次にふゆ
そしてふゆよ
遅い遅い遅い遅い!
何してんのあんたら意味わかんないんだけど!!
まず基礎体力がなさ過ぎるわ!!
走るっていう単純な動作がこんなに遅かったら上弦に勝つなんて夢のまた夢よ!?
クソッ!人助けなんて割に合わねぇからやらねぇって決めてたのによ!
なら
51
:
え
:2020/11/01(日) 08:18:20 ID:sw45DBcU
いやいや、そんな難しこと言うてへんで?遅い遅い遅い遅い!
何してんのあんたら意味わかんないんだけど!!
まず基礎体力がなさ過ぎるわ!!
走るっていう単純な動作がこんなに遅かったら上弦に勝つなんて夢のまた夢よ!?ふゆは派手にハッキリと命の順位を派手に決めているのよ
まずふゆ
次にふゆ
そしてふゆよクソッ!人助けなんて割に合わねぇからやらねぇって決めてたのによ!彼に送る、
最初で最後の、花束何度も迷い失敗してきたこの道、今度こそ今度こそはとここが雨だということは
どこかが晴れだということだ!彼に送る、
最初で最後の、花束
こういうのは命の使い時、って訳…!
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板