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白薔薇姫
1
:
え
:2020/02/22(土) 18:24:59 ID:81GzbAPY
「ーー貴方に、私の愛を。」
2
:
え
:2020/02/23(日) 05:03:52 ID:hJ7.fVEA
「やぁよ、私。 ーーだって汚いの触りたくも、嗅ぎたくも見たくも無いもの。」
鼻を摘み、嗅覚を遮断する。
3
:
え
:2020/02/23(日) 07:20:33 ID:hJ7.fVEA
「舞うが如し、咲き誇れーー“豪華絢爛、春爛漫。”」
4
:
え
:2020/02/23(日) 10:24:26 ID:hJ7.fVEA
「」
ーー嗚呼、何故どうして……
あの時、私だけが助かってしまったの……。
5
:
え
:2020/02/23(日) 13:44:16 ID:hJ7.fVEA
「それは、無理な相談よぉ……。ーーだってぇ、貴方の創る未来は 真っ暗で歩きにくいもの。光が届かないと、花も咲かないじゃなぁい?」
「ーーだからいやぁよ、私。」
6
:
え
:2020/02/23(日) 19:20:08 ID:hJ7.fVEA
「興味ないわぁ、御託も詭弁も何もかも。ーー死んでしまえば同じでしょ?」
7
:
え
:2020/02/25(火) 18:05:33 ID:gyHyYRYU
「やぁよ、私。 ーーだって“ばっちい”の見たくもなぁいもの。……嗚呼、穢らわしい。穢らわしい。」
態とらしく鼻を摘めば、嗅覚を遮断する。彼女は、穢れを嫌う。然れど、彼女の、心は淀み濁っている。
8
:
え
:2020/03/01(日) 09:20:01 ID:hJ7.fVEA
「……鉄扇」
「(……狙うのならば、人体の急所である『 顎』か或いは『鳩尾』……。)」
9
:
え
:2020/03/01(日) 11:04:28 ID:yJcinFNg
「お疲れ様、もう消えていいわよぉ……?」
鉄扇を横に薙ぎ払い、線を描く。
その動作に連動する様に、茨が死角から貫穿する。
10
:
え
:2020/03/01(日) 11:05:55 ID:yJcinFNg
>>6
「興味ないわぁ、御託も詭弁も何もかも。ーーもう、いいわ。何もかも。……死んで。」
11
:
え
:2020/03/01(日) 11:13:08 ID:yJcinFNg
『 ーーー“薔薇庭園の紅姫”��ガーデン・オブ・ティターニア�� 』
12
:
え
:2020/03/01(日) 11:56:03 ID:yJcinFNg
『 ーーー“薔薇庭園の紅姫”《ガーデン・オブ・ティターニア》』
13
:
え
:2020/03/01(日) 12:11:56 ID:yJcinFNg
「幽閉。」
『 ーーー“紅き薔薇舞う、茨の庭園”〈 ガーデン・オブ・ローゼン 〉』
14
:
え
:2020/03/01(日) 14:16:07 ID:hJ7.fVEA
「……貴方は“完璧”ね。ーーただ、完璧すぎる故に不完全を許容を出来ず、理解出来ず。」
「ーー貴方、醜すぎよぉ。」
15
:
え
:2020/03/01(日) 14:20:14 ID:hJ7.fVEA
>>5
「理想の先に、進歩や進化は存在せず。」
「未来の先に、希望や絶望は蔓延せず。」
「ただ、人は人として“在り”続ける。」
16
:
え
:2020/03/01(日) 20:25:02 ID:hJ7.fVEA
妙な違和感が胸を燻る。
「……あーあ、情ッけないですね。」
「“蓮(はす)”という花をご存知ぃ〜?
泥沼に咲く蓮ですら」
17
:
え
:2020/03/02(月) 18:15:18 ID:27wofCb6
「……貴方、正気ぃ……?」
18
:
え
:2020/03/06(金) 18:25:05 ID:gyHyYRYU
「なぁに、あれ。」
ーーだが、焦る事は無い。こんな時こそ一歩引いて、俯瞰して物事を視る事にしよう。
19
:
え
:2020/03/06(金) 20:19:05 ID:hJ7.fVEA
「“今の私”に油断や慢心を求めない方が賢明よ?
……ほらほら、死がまた一歩手繰り寄せて来ましたぁよ。」
「ホント、お馬鹿さんね。自分の意見を一方的に話すなんて赤子と同じよぉ?」
20
:
え
:2020/03/07(土) 06:19:04 ID:hJ7.fVEA
「面白い子かと思ってたけどね。……なぁんだ、期待外れの肩透かし、ね。」
「ーーもう、消えていいわぁ」
21
:
え
:2020/03/07(土) 07:32:09 ID:hJ7.fVEA
「はぁ、はぁ、はぁ……。」
白い息を吐き、肩を揺らしながら路地裏を駆け抜ける少女。その後に続く、多数の足音の騒音に思わず顔を顰める。
走りながら入り組んだ道筋を辿り、付近のゴミ箱の中に身を少しの間だけ潜め隠す。
「(……何時まで続けるつもりなのかしらね、私は。 ……追っ手から、逃げて、隠れて。)」
「(もう、何年もやり過ごして。ーー何年もやり過ごして……ッ!」
注意深く 、足音の音が引いたのを確認すれば、ゆっくりとゴミ箱の蓋をズラし、顔の上半分を覗かせ再三と状況を確認する。
浅く動く心臓に胸に手を当てながら、ぼんやり、と。空を眺める。 すると、空から雫が頭に垂れる。
「……雨。」
その
22
:
え
:2020/03/07(土) 07:53:39 ID:hJ7.fVEA
「……なぁに、見世物じゃなーー」
その声に視線だけ億劫そうに向ければ、これ以上の長居は無用だと言わんばかりにゴミ箱に、足を掛けた瞬間ーーー盛大に転んだ。
頭にバナナを乗せて、不機嫌そうに○を見上げれば、
「……見世物じゃないわよぉ!」
23
:
え
:2020/03/07(土) 10:05:53 ID:hJ7.fVEA
「……なぁに、見世物じゃなーー」
その声に視線だけ億劫そうに向ければ、これ以上の長居は無用だと言わんばかりにゴミ箱に、足を掛けた瞬間ーーー盛大に転んだ。
頭にバナナの皮を乗せて、不機嫌そうに○を見上げれば、ゴホン、と。態とらしく咳払い一つ零し優雅に立ち上がる。
「……見世物じゃないって言ってるじゃないッ!」
八つ当たりする様に頭のバナナの皮を投げ捨て
24
:
え
:2020/03/07(土) 12:18:40 ID:hJ7.fVEA
「……ふぅん。ま、別にどうでもいいけどぉ。
でも、勘違いしないで頂戴ね。 一時的に利害の一致なんだから協力なんて冗談じゃ無いわよ?ーーそう。だから貴方が私に“合わせる”の。」
「ーーせめて、私を失望させないで頂戴ね?」
とん、と。軽く足を踏めば地が割れ茨の太い幹が三本。○と○の周りを取り囲む様に、塒(とぐろ)を巻けば、指を軽快に鳴らす。ーーその刹那、激しい『豪風』と共に三本の太い茨が、怒り狂った様に縦横無尽に彼の者を屠らんと、地を叩く。
まさに敵味方、一切考慮しないストロングな戦闘スタイルと呼んでいいだろう。 無論、それは彼女が仲間と呼べるものが居なかった故の。
「……さぁ、」
25
:
え
:2020/03/08(日) 12:14:44 ID:hJ7.fVEA
「……そうね。確かに私たちが傷付ける理由なんて無いのかもしれないわねぇ。ーーでも、だからって傷付けない理由も有る訳がないじゃあない?」
「『“声が苛つく”』『“存在が気に食わない” 』 『 “肌の色が違う”』……理由なんてなんだっていいのよぉ。」
「」
26
:
え
:2020/03/11(水) 21:17:34 ID:hJ7.fVEA
「! ……もう、謝っても許さないからぁ」
『咲き誇れ ーーー“紅き薔薇舞う、茨の庭園”〈 ガーデン・オブ・ローゼン 〉』
右腕を振り上げると同時に、地盤が揺れる。
27
:
え
:2020/03/11(水) 21:31:25 ID:hJ7.fVEA
───あの晩、『 神の声 』を聴いた。
幻聴や妄想では決して無い。 業火に焦がれもう死ぬ直前だった筈だった私に主は〝奇跡〟を施した。
私は直ぐに理解した。
これが、私
28
:
え
:2020/03/12(木) 14:06:53 ID:q.4rb7tw
地を踵で蹴ると同時に、手を翳す。
すると地表から棘の茨が
29
:
え
:2020/03/13(金) 06:08:44 ID:hJ7.fVEA
「……ふぅん。ま、別にどうでもいいけどぉ。
でも、勘違いしないで頂戴ね。 一時的に利害の一致なんだから協力なんて冗談じゃ無いわよ?ーーそう。だから貴方が私に“合わせる”の。」
「───左へ、跳びなさい。」
とん、と。軽く足を踏めば地が割れ茨の太い幹が三本。○の周りを取り囲む様に、塒(とぐろ)を巻けば、指を軽快に鳴らす。ーーその刹那、激しい『豪風』と共に三本の太い茨が、怒り狂った様に縦横無尽に彼の者を屠らんと、地を叩く。
まさに敵味方、一切考慮しないストロングな戦闘スタイルと呼んでいいだろう。 無論、それは彼女が仲間と呼べるものが居なかった故の。
「……ふぅん。
“無傷”とは」
30
:
え
:2020/03/14(土) 11:43:54 ID:hJ7.fVEA
「そう、ね。……無理矢理に引きを伸ばすのはもう飽きたわぁ。漫画でも映画でも悪戯に引き伸ばすのは大体は駄作ってのが相場ね。」
「浅薄ぅ、視野が狭いんじゃあない?」
「浅薄ぅ」
31
:
え
:2020/03/14(土) 16:36:39 ID:hJ7.fVEA
「さぁ……?
すぐ、解を求めるのではなくて、足りない脳味絞り出したらどぉ?」
「浅薄ぅ、視野が狭いんじゃなぁい?」
32
:
え
:2020/03/20(金) 09:09:16 ID:yxv4Gszw
「やっと理解したのぉ〜?
そう、これ私の力。何者を無に帰す:庭園」
33
:
え
:2020/03/20(金) 13:37:06 ID:hJ7.fVEA
「……なぁに、見世物じゃなーー」
その声に視線だけ億劫そうに向ければ、これ以上の長居は無用だと言わんばかりにゴミ箱に、足を掛けた瞬間ーーー盛大に転んだ。
頭にバナナの皮を乗せて、不機嫌そうに○を見上げれば、ゴホン、と。態とらしく咳払い一つ零し優雅に立ち上がる。
「み、見世物じゃないって言ってるじゃない…っ!!」
八つ当たりする様に頭のバナナの皮を投げ捨てると、急ぎ足で去っていく───が。何を思ってか、その足が不意に止まり踵を返して再び戻ってくる。
「あーあ、最ッ悪ぅ〜。貴方が大きな声が出すから見付かったじゃなぁい。
……じゃ、後は任せ──げ。」
「ーー貴方、よく疫病神って言われるでしょ?」
今度は逆方向に歩みを進めるが、
34
:
え
:2020/03/22(日) 09:10:27 ID:hJ7.fVEA
「甘く見過ぎじゃなぁいーー……この私を…っ!!」
「……忌々しい記憶、ね。
私の脳裏は“それ”を拒み続けている。ーーだから、」
「……身体の細胞達が悲鳴を上げる様に拒むのだけどぉーーいいわ。協力して」
35
:
え
:2020/03/22(日) 09:11:18 ID:hJ7.fVEA
「甘く見過ぎじゃなぁいーー……この私を…っ!!」
「……忌々しい記憶、ね。
私の脳裏は“それ”を拒み続けている。ーーだから、」
「……身体の細胞達が悲鳴を上げる様に拒むのだけどぉーーいいわ。協力して」
36
:
え
:2020/03/22(日) 09:12:29 ID:hJ7.fVEA
「言うじゃなぁい。……ただ“余った席”に縋ってる三流が、ッ!」
37
:
え
:2020/03/22(日) 19:43:04 ID:hJ7.fVEA
至近距離での白兵戦闘を得意とする者に態々と近付づかないのは、当然である。──が。ただし、別段、それは彼女が白兵戦が不得手という訳では無い。
是なる“茨”と“薔薇”の間合いは『全射程距離(オールレンジ)』故に、幾ら距離を詰めようが離れようが、意味は無い。
その証拠を示す様に、
38
:
え
:2020/04/29(水) 15:56:38 ID:hJ7.fVEA
「………っ、……1度しか言わないからよく聞きなさい!」
「あの日───私の運命の歯車を狂わせたあの日。
私の時間は止まってしまった。」
「けど、もう一度前へ進める様な気がする。ーーそれは、貴方に出会えたからかもしれないわ。」
39
:
え
:2020/04/29(水) 15:58:32 ID:hJ7.fVEA
「……ふん、貴方の普段の行動から類推すれば、当然の帰結だと思うのだけども?」
40
:
え
:2020/04/29(水) 16:11:41 ID:hJ7.fVEA
「……何。随分と憔悴した顔ね。」
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